浦河町議会 令和3年第8回定例会 2021年12月15日
浦河町優駿の里公園アエルの現状と今後について
2021年12月15日、浦河町議会の一般質問で、木下浩一議員が「浦河町優駿の里公園アエルの現状と今後について」質問し、町長 池田拓、商工観光課長 真下修が答弁しました。
- 質問者
- 木下浩一 議員
- 答弁者
- 町長 池田拓、商工観光課長 真下修
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 木下浩一
発言通告書に基づいて、1問の質問をいたします。まずは池田町長、4期目の当選、おめでとうございます。
答弁 町長 池田拓
ありがとうございます。
質問 7番 木下浩一
町長の希望であった町民の審判は受けられませんでしたが、多くの町民は、これからの4年間、池田町長に浦河町の行く末を託し、大いに期待していると感じています。私は、これからも池田町政と是々非々の姿勢で取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。では、質問に入ります。今回は浦河町優駿の里公園アエルの現状と今後についてであります。昨年2月、北海道で新型コロナウイルス感染症が確認されて以来1年10か月、全国全道はもとより、この浦河町でもコロナという強風にさらされています。中でも、緊急事態宣言に伴う外出制限、飲食店への休業要請、時短営業と、今までに経験したことのない暴風が吹き荒れました。現在は、感染者数は大きく減少し、落ち着きを見せてはいますが、オミクロン株の流行も懸念され、第6波への対策も進められています。これらの影響は、浦河町優駿の里公園アエルの経営にも大きなダメージを与えています。アエルは、コロナ禍の中で最も悪影響を受けた宿泊業と飲食業の事業を中心としているため、想像をはるかに超えるものとなっています。このため町は、今年3月議会において、年間3,500万円の指定管理料に加え、3,000万円を追加し経営を支えてきましたが、結果、令和2年度の決算では492万円の純損失を計上しています。令和3年度も、緊急事態宣言の発出等の影響で、当初の計画には達していません。このままでは令和3年度決算も、2年続けての赤字になる可能性が高いとの指摘もあります。昨日の議会で、1年間の指定管理の延長が決定いたしました。町民の憩いの場であり、健康・福祉の観点からも、アエルは町民にとって重要な施設であることは間違いなく、その動向に注目が集まっています。アエルを利用する町民、町外の方々に安心していただける施設となるように、町の現状認識と今後の運営の在り方について伺います。残念ながら、池田町長の4期目の公約の中に、アエルに関する内容はありませんでした。町長就任時には、アエルの在り方についての考えを持っていたように記憶しておりますが、その思いはどうされたのでしょうか。私は、アエルをこれからも残し、続けてほしいとの思いから、次の質問をいたします。①昨年からのコロナ禍の中で、アエルの経営は厳しさを増している。町は、今年2月と書いていますが、正式には3月議会ですので訂正をお願いいたします。3月議会に3,000万円の指定管理料を、増加でなくて追加でございます、追加し経営を支えてきた。今年度も計画どおりに進んでいない。こうした現状を町はどのように認識しているのか。②開設から25年ほど経過しているアエルだが、施設の傷みも目立つようになっている。町の長寿命化計画にアエルも入っているのか。③10月28日に答申された浦河町優駿の里公園運営検討委員会では、1、令和2年度末で1億1,911万円の債務超過があり、令和3年度決算では2,500万円前後の経常損失を出す懸念があり、令和4年の年明け頃に深刻な資金不足の可能性がある。2、コロナ禍の影響が大きい宿泊業と飲食業中心のアエルにおいて、経営努力では回復は難しい。経常損失分を補填するため、今年度も指定管理料の増額を求める。増額分は運営を維持できる適切な補填額及び補填期間を決定する。3、令和2年度の委員会で、指定管理期間を暫定的に1年延長したが、令和4年度以降のコロナ感染収束は見通せないため、指定管理者制度の運用と優駿の里振興の経営について答申することは困難である。4、現行の指定管理期間を暫定的に再度1年延長して令和4年度までとし、現指定管理者に委託することが適当であるが、これまでのアエル運営を抜本的に見直した上で、収益確保、危機管理体制の確保の方策を見いだし、令和5年度以降のアエル運営の課題を抽出する1年間とすることを答申する。5、平成30年度からの指定管理期間を令和3年度に続き令和4年度も暫定的に延長すると、5年間運用し続けることになり、運用上望ましいことではない。そこで指定管理期間は令和4年度限りで終了させ、令和4年度に委員会を開催し、令和5年度以降の運営方法と体制及び優駿の里振興の経営について検討し、答申したい。以上の答申を町はどのように受け止めているのか。④日高管内では、相次いで第三セクター解散の報道が伝えられている。アエルも対岸の火ではないと思うが、今後のアエル像を指定管理会社の筆頭株主でもある町は、どのように描いているのか。以上、お願いいたします。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
おはようございます。木下議員のただいまの質問に、ご答弁申し上げます。まず1点目ですけれども、先日、所管委員会に今年度上半期の経営状況を報告したところでございます。コロナの影響を受ける前の一昨年比で、上半期の売上げが59%、経常利益はマイナス348万円となり、年度末の経常利益は、マイナス2,882万円と試算しているところでございます。緊急事態宣言が5月16日から6月20日と、8月27日から9月30日にかけて、また、それ以外の期間では、まん延防止等重点措置や特別対策等が実施され、夏休み期間の札幌圏との往来自粛になどにより、集客できなかった状況であります。今年度においても、コロナ禍の影響によるもので、経営については不可抗力であるというふうなことで考えているところでございます。2点目の質問ですけれども、アエルの長寿命化につきましては、今年度、大規模改修基本計画を策定しているところでありまして、その中で改修費用や優先度を明らかにしていきたいと考えております。3点目でございます。浦河町優駿の里公園運営検討委員会では、指定管理制度の運用と優駿の里振興の経営について諮問をしているところでございます。今年度におきましても、コロナ感染の収束が見通せない中で答申された内容については、大変重いものと受け止めており、必要な対策については個別に講じてまいります。4点目でございます。昨今、近隣町での第三セクターの解散が続いたことは承知しております。アエルにつきましては、平成23年度から令和元年度までの9期連続で黒字決算となっており、この間、平成25年度から令和2年度までの7年間では、貸付金を1億7,000万円から1億3,800万円に、3,200万円減額するなど、堅実な経営を続けてきたところでございます。コロナ禍における2年間につきましては、第三セクター側の非はなく、ポストコロナにおいては、これまで以上の収益向上への転換を期待するものであります。以上であります。
再質問 7番 木下浩一
では、再質問をさせていただきます。①のことですけれども、確かにコロナ禍ということで、指定管理のほうに問題がないかというと、問題はないのでしょうけれども、経営のやり方として、もうちょっと、例えば、これは浦河に限ったことではなく、他の地域でも宿泊業、飲食業は、もう本当に厳しい体制で経営をされて、中には廃業されたところもあるふうに聞いておりますけれども、大部分のところは頑張って生き残っているわけですよね。どこの補填も、一応、国や道からの支援はあったにせよ、何とか自力で頑張っていたというところもあります。ただ、アエルについては、町から今年の3月に3,000万円の追加があった。これで何とか乗り切ってきたわけですけれども、令和3年度も恐らく赤字だということが答申されているわけですから、この辺の認識をもうちょっと、町としてしっかり持っていただかないと、本当に頑張っている姿がなかなか見えてこないというか、そういうふうに私も感じているものですから、先ほどの答弁ですと、ただ金額がこうで、2,880万円ぐらいの年度末の赤字が予想されている。となると、恐らくまた3月議会で、答申もありましたけれども、追加の指定管理料をということになると思いますけれども、それをもうちょっと、町として指定管理会社にきちんとした形での物をしゃべるというか、そういうふうな経営に関することについて、なかなか町として言いにくい部分はあろうかと思いますけれども、どのような指導というか、助言をされていたのか、伺いたいと思います。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
町としては、アエルの設置者として指定管理者と常日頃連絡を取りながら、事業を進めていただいているところでございますけれども、今年度につきましては、コロナ禍の中で、ポストコロナを見据えた運営ということを念頭に、いろいろな取組をやってもらったところでございます。一つとしましては、例年、毎月、定期的にバイキングをやっていたのですけれども、そこの部分につきましては、コロナになってから、なかなかできないという状況が続いておりましたけれども、緊急事態宣言以外の時期につきましては、4月、6月、7月とバイキングを実施しているところでありますし、またポストコロナを見据えた新しい宿泊プランとして、今、携帯のゲームでもありますウマ娘という中に、アエルの中にいるウイニングチケット号が、そのキャラクターとして使われていることから、その後、お客さんが増えているという状況です。ですので、その新しい宿泊プランとして、ウイニングチケットプランと言いまして、それを冠したプランを作って、新たな集客を図っているところであります。また、地元の食材を使って、夕食や朝食の新メニューの開発、こちらにつきましても、順次開発を進めていくところでありますし、キャンプの可能性を10月は試行したというところでございます。以上、このようなコロナの中であっても、次にポストコロナを見据えた新しい事業といいますか、そういった可能性を今のところ試行しているというような、こういったいろいろな取組をやっているというふうなところでございます。
再質問 7番 木下浩一
確かに、観光協会さんともタイアップというか、事業にも参加されて、キャンプのことも新聞報道されておりました。理解しておりますが、なかなか地元に本当に愛される施設にならなければならないと私は思っているのですよね。確かに観光客の方も大事、入浴されているのは、ほとんど町民の方。町民の方にやはりもっと目線を向けて、町民向けのプランだとか、先ほど言っていましたけれども、バイキングにしても、やっているということもチラシ等で見ておりましたが、なかなか浸透していない部分もあるというか、何とかその地元の、町民に本当に愛される施設になるための工夫というのは、もうちょっと必要ではないかというふうにも思いますけれども、この点について、町として町民向けのアピールをできることは、管理会社とお話はされているのですか。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
町民向けのPRにつきましては、例年、チラシを出していましたけれども、普通の、何といいますか、物の、もうちょっと見やすい形にするといった形で、今まで黒一色の紙に、普通の色紙に黒一色のチラシでやっていたのですけれども、もうちょっと見やすい、見てもらいやすいような広告を打つというような形のカラー刷りにしたり、色を使ったりというようなデザインを変えたりだとか、そういった工夫をしてもらいながら、そのPRのほうはしてもらうように変更しているところでございます。
再質問 7番 木下浩一
分かりました。ただ、やはり、町内を巡回バスで、乗っている方も、私の近所にもバスが通るのですけれども、かなり乗っておられる。恐らく高齢者の方が多いのだというふうに思いますが、そういう方が、例えばアエルへ行って、食事をするというようなこともあろうかと思いますけれども、なかなか、そのレストランだとか、いろいろな休憩所だとか、ああいうところで本当に地元に寄り添った形になっているのかどうか。やはり、せっかく乗って、来ていただいたお客さんに、入浴料だけ払って帰っていただくというのではなくて、少しでも地元の物を使ったものを食べてもらうだとか、財布のひもが少し緩んでもらえるような内容だとかということも、やはりもっともっと検討すべきかというふうに思っておりますので、コロナ禍で入浴者数も減っているというふうにも伺っておりますが、やはり、今、町内で、いわゆる公衆浴場というか、そういう入れるところは3か所しかないわけです。その中の1か所はアエルなわけですから、やはり地元にもっともっと愛される施設になるための工夫、それから内容。先ほどチラシのことも、課長、答弁されていましたけれども、やはり、もっともっと工夫できる、お金をあまりかけないで工夫できることは、まだまだあると思いますので、その辺は、ちょっとこう、町としても一消費者の立場として、運営会社とも協議をしていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。そして、2番の施設の関係ですけれども、大規模改修の基本計画を今年度策定するということでしたけれども、現在まだ、それは出ていないのですか。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
今年度、委託しているところで、今、順次作業をしているところで、まだ結果は出ておりません。
再質問 7番 木下浩一
年度末までにきちんとした形で出てくるのだろうというふうに思いますので、また出た時点で委員会等で議論いただければというふうに思っておりますが。コロナ禍の中で、大分アエルに、例えばカーテンだとか、床だったかな、壁ですね、への考慮がかなり、数千万円単位でされております。これは支援とは別の状況だということは理解しておりますけれども、大きな意味で言えば支援になるのかなと。そうすると、かなりの金額をアエルに投入しているということで、コロナが明ければ、その分も回復するのだろうというふうには思っておりますけれども、大規模改修で恐らく町のほうはどの程度のことが予想されているかというのは、恐らく予想がついているのではと思いますけれども、主立ったところで町が考えている大規模改修について、あるのでしたらちょっと教えていただきたいと思いますが。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
まず大規模改修の中で一番大きいものになるのは、設備関係です。給排水、冷暖房、これの今、天井の中にはっているそういった配管類を、どれくらい取り替えるのか、そのまま使えるところはあるのか、そういったところを今、具体的には出していますけれども、一番大きなものとしては、そういったところになるかと考えております。
再質問 7番 木下浩一
今、隣で荻野議員もおっしゃっておられましたけれども、そうだそうだということで。恐らく、これはもう前から分かっていたことだということで、補修はされてきたということで補正予算等になっていたことも理解をしておりますが、恐らくこれは、大規模改修をすればかなりの金額になり得るのではないかというふうに思っておりますが、例えばそれは1年とか2年とかという形では恐らくできないと思うのですが、やるとすれば、恐らく複数年の長い期間をかけなければ、恐らく一気にということにはならないと、多分。町の予算のこともありますので、とは思いますけれども、やらなければならないことは、やはりきちんとやるというふうな意識を、町としては持っておられるのですか。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
年数がたてば、当然老朽化が進むということは認識しておりますので、その中で、どのタイミングで優先度を、どういった優先度でやるというのは、今後、この計画を基に、順序立てて予算計上していきたいというふうには考えてございます。
答弁 町長 池田拓
町の施設、アエルに限らずですけれども、手をかけなければならない、やらなければならないことはしっかりやりたい。やるではなくて、やりたいという決意は持っています。そこのところで、例えば、ファミリーですとか、あるいは国のほうから直しなさいと言われている橋梁ですとか、あるいは今、この前も補正予算でもってお認めいただきましたけれども、公営住宅だとか、やらなければならないところが本当に山積しているのです。ですから、やりたいという意識は持っていても、やるとまではなかなか断言できないということもお含みおきをいただきたいというふうに思います。あまりにも手をかけなければならない施設、多過ぎるといえばあれなのですけれども、非常に、いわゆるバブルの頃から、その前から、昭和の代の私ども浦河町が持っている、いわゆる建物、橋梁、そういったものが一斉に劣化してきている。その中にアエルも含まれているということで、その中で、本来は客商売ですから直さなければいけないのだけれども、どうしても緊急度、優先度の高いものから少しずつ手をかけなければならないというのも、本当は全面的にリニューアルして、しっかりと直したいというのは、ご質問の趣旨と同じ気持ちは持っていますけれども、なかなかそれが許される状況でないということもご理解をいただきたいというふうに思います。
再質問 7番 木下浩一
池田町長から、しっかりやりたいというふうなお気持ちはあるということは理解いたしました。ただし、これは町単独で、単独というか町でやらなければならない、もちろん事業なのでしょうけれども、今、例えばクラウドファンディングだとか、このアエルを何とか維持したいという形でクラウドファンディングをお願いするだとか、今、そういうところも中にはあるというふうに聞いておりますし、だから、やり方はいろいろ、ふるさと納税で返礼品なしでアエルのためにご協力くださいみたいに、例えばそういうやり方も私は可能だというふうに思っておりますので、単独でいろいろなことをやるとすれば、やはりお金はもちろんかかるわけですから、優先順位を考えると、なかなか一挙に進むということもあり得ないなというふうに思っておりますが、そういった何らかの方法、いろいろな手を替え品を替えと言っているわけではないですけれども、いろいろなやり方を当てはめていけるものがあるのであれば、ぜひどんどん進めていただいて、やはり、きちんとお客さんを呼ぶ施設ですので、しっかりとした施設としてやっていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。それで、3番目の検討委員会での答申の内容についてでございますが、まず一つ、この検討委員会の委員の方々が、任期が令和2年6月から令和4年3月までということになっておりますが、この4名の方々は、もう大分長く検討委員会をされているメンバーなのか、それの任期というか、委員の何期目とかということが分かるのであれば、教えていただきたいと思います。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
この委員会につきましては、今までは3年に1回、指定管理の更新のときに集まっていただいております。この委員の皆さんは、任期につきましては1回1年ずつなのですけれども、この一番最初は26年からですね。26年、29年、で、今回の3回目です、この4氏については。
再質問 7番 木下浩一
これは、平成26年からこの四人のメンバーの方で検討委員会をやっていただいているということで理解をいたしました。恐らく、この四人の方々はプロの方々ばかりですので、アエルの在り方について、いろいろな気持ちというか考えをお持ちだと思いますけれども、恐らくこの方々は、何とかアエルをいいというか、本当に親しまれる施設にしてほしいという思いがあって、この方々、やっていただいているというふうに思っておりますが、恐らくもう1年、任期が延びるのだろうというふうに思いますけれども、この方々の選ばれた理由は分かりませんけれども、きちんとした方々だというふうに私も認識はしておりますけれども、なかなかこう、長くなってくると、なあなあみたいな形にならないのかなという心配もあるものですから、例えば次回はメンバーを変えるというようなことも、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。それと、内容ですけれども、今、アエルが1億9,111万円の債務超過があるということが、これは明らかになっております。で、令和2年度決算でも400万円以上の赤字が出ていた。恐らく令和3年度も、まだ、今の課長の答弁ですと2,880万円ぐらいの経営損失が出るだろうと。そうすると、恐らくまた3,000万円ぐらいを投入しなければならないと。これ、内容に特化、金額については答申とはされておりませんが、恐らくそのぐらい入れなければ、アイルは運営できないということになろうかと思いますが、そういう今年の3月のような形の補填という理解でいいのか、そういう考えを持って進めておられるのか伺いたいと思います。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
先日の所管委員会でも、この点については触れさせていただきましたけれども、検討委員会の答申の中にもございますように、必要な金額とその期限ですね。町のほうから、その支援をする期限がいつなのかという部分をちゃんと検討してくださいというふうな答申をいただいております。この支援をする金額につきましては、どこかの時点での年度末での損益を計算した中で、その金額について町のほうから追加支援をしたいというふうに考えてございます。また、これにつきましては、時期につきましても、会社の経営上、適切な時期に予算計上して、議会での提案をしていきたいというふうに考えているところでございます。
再質問 7番 木下浩一
不可抗力というか、コロナの状況の中で、計画どおりに進まない中で、町の施設でありますので、指定管理をお願いしているところが赤字になったのであれば、やはりそれは補填しなければならないというのは、これはやむを得ない事情だというふうには理解はしていますけれども、これが例えば、今までも黒字が出ていると先ほど課長が答弁されていましたけれども、指定管理料3,500万円がなければ、赤字になっているわけですよね。ですから、そういう指定管理料が入って、例えば何十万円、数百万円の利益が出たということにすぎないわけで、これではやはり、本当の健全経営というふうな内容とはほど遠い形になろうかというふうに思います。3,500万円を毎年、指定管理料として支払っているわけですから、これの在り方についても、やはり考え直すというか、見直すべき時期にも来ているのではないかなと。金額云々ではなくて、本当にアエルを存続させていくためには、何が本当に必要なのか。委員会の答申では、令和4年度にきちんと、その方向において検討し答申したいというふうなご意見もありますのでね。町も恐らく、そういうのをもって答申をお願いをするということになろうかと思いますが、期限があと1年しかないのですかね、令和4年。それで検討委員会は恐らく、今年7月と9月に委員会が開かれておりますので、その前には何らかの判断をしなければならないと。恐らく6月、遅くても6月には答申の内容について、答申の方向性について決めなければならないということもあろうかと思いますが、現時点で、引き続きこういった指定管理をお願いするという方向で考えてよろしいのでしょうか。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
指定管理につきましては、これまでも指定管理期間が終わる都度、公募をしながらやってきたところでございます。その中で、応募者が優駿の里振興だったということでございまして、今回につきましても、来年度、新たに公募をするときにつきましては、また、いつもどおりの一般公募をした中で、通常どおりの競争をしていただく、そういったことで考えています。
再質問 7番 木下浩一
そういうことだとは思いますけれども、やはり、こういうふうな事態を受けて、やはり公募の仕方も、例えばプロポーザルにするとか、一般公募ではなくて。そういうふうな、もっともっと開かれたというか、形で、私はぜひやっていただきたいと。本当にアエルを守って助けてくれるというか、そういうところが責任を持ってやっていただけるところがもしあるのであれば、私は、例えば優駿の里振興でなくてもいいと思いますし、そういうところ、ちゃんとやってくれるもし業者があるのであれば、やはり積極的に受け入れるべきだと思いますけれども、その辺についての考え方はありますか。
答弁 町長 池田拓
前に、2回目か3回目に、指定管理の公募をかけたときに、1社、応募が来たのですけれども、そのときの1社の方の指定管理料は8,000万円でしたと記憶しています。というくらい、やはり民間会社になりますと、やはり利潤というものがありますから、そこのところがなかなか難しいのだろうなというふうに思っています。それからもう一つ、この前も少しお話しさせてもらいましたけれども、こういう小さな町でもって、宿泊施設を二つ持っていると。それがいいのか悪いのかという議論を含めて、いよいよというときにはしっかり議論しなければいけないのだろうなというふうに思いますけれども、その一方で、アエルは成り立ちが、いわゆるよそからお客さんを呼び込むよという目的で、そもそも始まった施設。もう一方、柏陽館は、それもありますけれども、地元の人たちがという施設。両方とも、今は実態としては両方とも、高齢者の皆さんを中心に、ある意味福祉的な側面も持った施設としても利用されている。そういう中もありますので、赤字・黒字という観点ももちろん、極めて大事な観点でありますけれども、そういう福祉的な側面、そこのところもやはり考えて、しっかりと議論していかなければならないのかなというふうに思っています。それから、もう一つは、どこというのは差し障りはありますけれども、やはり、三セクが解散していろいろ来ているところの流れてくるお話というのが、やはり様々なお話があって、必ずしも町民の期待に合致しているかどうかということもあるので、ただ単に条件面だけでというのは、なかなか難しい面もありますけれども、質問の趣旨も十分踏まえて、1年後については、第三者委員会の意見も聞きながら、議会ともしっかりと相談してまいりたいと、このように考えております。
再質問 7番 木下浩一
前の前のときに1社あって、指定管理料8,000万円になってというふうな、今答弁もあったのですけれども、私は、金額云々ではなくて、本当にやってくれるのだったら5,000万円でも8,000万円でも、私はちゃんとやっていただければいいのではないかと、こういうふうに思います。そのために本当に町民の施設としても頑張ってもらう、収益も頑張ってもらう。その中で、例えばそれで8,000万円必要だと言われれば、この施設を、例えばもう使わないということには絶対ならない施設ですから、何とかの方法で、やれる方法が私はあるのではないかなというふうに思うので。ですから、そういう部分というか、金額云々もそうですけれども、やはり町民のため、それから観光客のため、ましてや合宿、一生懸命床誘致をして、交流人口を増やそうという町の方針もあるわけですから、柏陽館とすみ分けしてでも、きちんとアエルを守っていくような、私は施設だということで必要だというふうに思っておりますので、先方がどういうふうな、例えばプロポーザルをして、どんな企業が来て、どんなことを言われるか分かりませんけれども、それを最初からはねるのではなくて、こういう意見もある中でやれる施設なのかどうか、そういうふうな施設にしていくための町としての努力をしなければならないでしょうし、もしそれでやっていただけるのであれば、私は、検討の余地はもちろんあり得ますけれども、最初からはねるのではなくて、その中にも私はぜひ、町として加わっていただきたいというふうに思っております。これは、まだ今年1年、令和4年度も1年間、指定管理が続くわけですから、アエルの指定管理の状況をぜひ、つぶさに委員会等に報告いただきながら、本当に町民挙げてアエルをどうしていこうか、やはり考えていく時期に来ているのだというふうに私は思っておりますので、私は残したいという一心でいろいろなことをしゃべりましたけれども、そこだけはご理解いただきたいというふうに思います。最後、4番ですけれども、今、町長も第三セクターの話をされておられましたが、やはり隣町、それから管内もう1か所、第三セクターで運営していたところが、民間委託というか委託、いわゆる第三セクターの会社を解散して、指定管理を変えたというような実情があります。アエルにつきましても、町が指定管理会社の51%の株を所有している筆頭株主でありますので、町の発言一つで会社の存続が、存続というかどうしていくのかというのが決まるというふうに私は思っておりますが。なぜ第三セクターが駄目になっていくかというと、やはり町というのは利益を上げるところではないわけですから、そういう利益を上げなければならない会社の筆頭株主が地方自治体であるという必要は、私はないというふうに思っておりますし、それで、なかなか、例えばバブルの頃につくられた、道内でもいろいろなところで第三セクターが破綻して、その後、もうその施設も使われなくなった、また、民間に売却した、民間の委託になっているところもある。いろいろなところがありますけれども、やはりコロナ禍で厳しいという状況の中で、本当にこの指定管理の会社を、町が筆頭株主である会社をどうしていくのか、それについてもやはり、考えていかなければならない時期にも、私は来ているというふうに思っております。町で1億1,900万円以上の補償というか貸付けをしているわけですから、例えばそれに、これは、ここの会社は1億円のたしか資本金だと思いますので、51%で5,100万円の株を持っている。例えばここが解散すれば、全部ゼロになるわけですね。それがいいかどうかということはもちろん、これは議論しなければならないことだというふうに思いますが、このままずっと続けていくべき会社なのか、それを町としてやっていくということがどうなのか。やはり、本当のそういう意味でこのコロナ禍を一つの契機として、もう一度考え直さなければならない時期に、私は来ているのではないかという思いがありますが、今後ともこのアエルについて、先ほども答弁はいただきましたけれども、今までどおり第三セクターも維持していく方向なのか、例えばそれを1回、白紙というか、ゼロに議論し直すのか、そういうふうな考え方は町として持っておられますか。
答弁 町長 池田拓
木下議員からご質問を受けるまでもなく、このコロナがいつ収束するのか、このめどが今のところ立っていないわけですよね。これが未来永劫続いて、インフルエンザと同じように、コロナにかかった、インフルエンザにかかったと同じようなレベルになっていくかもしれませんし、さらに、次々と変異して、さらに大変なことになるかもしれない。そこの見通しがなかなかできない中で、今のご質問に、なかなか明確にすぱっと答えづらい面もあるということも、ご理解をいただきたいと思います。この間、9年間、コロナが発生するまでは、指定管理料のことを別にすれば、黒字経営を続けてきたわけです。それは厳然たる事実で、そこは他の三セクと一緒に考えていただきたくないなというふうに思っています。ただ、今このコロナという発生の中でもって、人の往来が極めて限られた、そういう中でもってこういう環境にある。これが、もしさらに何年も続くのであれば、所管委員会の中でも答弁させてもらいましたけれども、ある意味、様々な面からご議論をいただく場面もあるかもしれません。そこのところは、今の段階ではなかなか明確に答えにくいということも、ぜひともご理解をいただきたいと、このように考えております。
再質問 7番 木下浩一
確かに、このコロナがいつまで続くのか、当然私にも見通しはつきませんし、このままで収まっていくのが収まることなのか、また、再度、先ほど言いましたけれども、変異株がまた新たに出て、こういう状況がまだ続くのか分かりませんけれども、それはそれとしても、やはりアエルの指定管理会社の在り方については、何らかの考え方を進めていかなければならない、私は時期に来ていると。第三セクターとしての機能が私は終わってもいいのではないかということも考えておりましたので、あえて質問をさせていただきましたが、どうしても、これ、今後も第三セクターを残して、町と一体化でやっていくという方針であれば、それはそれで考えなければならない事態になろうかと思いますが、そういうことも、いろいろなしがらみというか、そういうものを1回やめてというか止めて、真っすぐな形でアエルをどうしていくのかを、これは町議会と町だけの問題でなくて、町民を巻き込んで、ぜひ進めていかなければならない重要な問題だと思っております。一番最初に申しました、私はアエルは絶対残してほしいという気持ちでありますので、それは多分、恐らく町のほうのお気持ちもそうだというふうに私は思っておりますけれども、取扱いについては、いろいろなことを1回取り払って、きちんともう一回議論をしていきたいというふうに思っておりますので、今後ともアエルに町としてやれることについては、ぜひやっていただきたいというふうに思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。以上で終わります。