浦河町議会 令和3年第4回定例会 2021年6月16日
町内小中学校で発生したコロナ感染者への偏見や差別のない学校づくりを
2021年6月16日、浦河町議会の一般質問で、中山康子議員が「町内小中学校で発生したコロナ感染者への偏見や差別のない学校づくりを」について質問し、教育長 浅野浩嗣が答弁しました。
- 質問者
- 中山康子 議員
- 答弁者
- 教育長 浅野浩嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 中山康子
今回は、16人のうち、一般質問で、ほぼほぼコロナの関係で、恐らく今回、町内で発生したことに関しての危機感の表れで、皆さんもそういうふうにアンテナを持って、こういうふうに質問するのはいいことだなと思います。でも、主に木下議員、久保田議員、米谷議員と、かなり重複する部分もあるのですけれども、若干違うところもあるので、私なりに質問したいと思います。町内小中学校で発生したコロナ感染者への偏見や差別のない学校づくりを。新聞報道や、5月25日の厚生文教常任委員会での報告を受け、児童・生徒の感染者が発生したことに大変驚きました。昨年の発生から1年以上も経過し、特に北海道、自分が住んでいる日高管内の感染者が最初はゼロであったが、徐々に増え、ゴールデンウイーク以降に地元の中学校や高校でクラスターになるとは思ってもみない事態になりました。臨時休校の措置を取り、その後、感染者が発生していないことでクラスターは7日に終息し、安堵と、いつまた起こり得るか不安もあります。この間、学校現場では、大変な苦労と心労が重なったのではと察しますが、感染した児童・生徒、家族に対し、偏見や差別があってはならないと強く思いますが、いじめにつながるのではと危惧いたします。今回の事例で誰もが感染する可能性を認識し、もし自分が感染したら、家族や周りの人たちはどのように対処するのか、どう思われるのかなど、実際に感染した本人や家族のことを思うとつらくなります。コロナ差別の新聞記事やテレビ報道を見て、他人ごとのように感じていたことを反省し、教訓に置き換えました。マスクをするのが当たり前になり、時々すれ違った友人でさえ、一瞬見たことがあるなとすぐに認識できないときもあります。学校現場でも、マスク着用で児童・生徒の表情の把握をするのも困難な状況ではないのかなと、教師の目配り、気配りもかなり負担になっているのではないか。学校運営に当たり、さらなる消毒や換気、学習面、部活指導、保護者の心配事の相談など、クラスターが出た学校では一層教師のメンタル面も配慮すべきと考えます。例年、学力テストの延期は新聞報道で周知しましたが、臨時休校は昨年より少ないため、学習単位にはあまり影響がないのではと思うが、現状はどのようなのかお聞きします。また、この時期は、修学旅行や体育祭、運動会のシーズンですが、このような状況なので、いつも案内が届く学校からはまだ通知がなく、仕方ないと承知しますが、学校行事に関しての予定はどのようになっているのか。新型コロナウイルスに関しては、国の行政機関が担い、町としての対応に理解を示すが、何らかの形で連携、共有し合い、児童・生徒、家族の命を守っていただきたいと思います。このような状況を踏まえ、教育委員会としてどのような対策や考えを持っているのか、今後の学習状況の取組はどのようになるのか、3点質問します。一つ、感染者や家族が偏見、差別、いじめに遭っていないか。二つ目、教職員のサポート体制は。三つ目、学習状況と行事の対応はですが、3番目に関しては、学習状況の件は久保田議員のほうから、行事に関しては米谷議員のほうから質問があったので、もし何かほかにあるのであれば少し答弁をもらってもいいのですけれども、重複するのであれば、こちらの質問の答弁はよろしいです。以上です。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
中山議員のご質問にお答え申し上げます。3点ございましたけれども、まず一つ目の差別、いじめというお話ですけれども、先ほど武中議員もおっしゃっていたところでありますけれども、新型コロナウイルス感染症、これは誰でも感染する可能性がある病気であります。決して感染した人が悪い、そんなことは全然ありません。ただ、この病気が怖いのは、病気ということでも怖いのですけれども、不安と恐れ、そして偏見、差別、そういったものまでも人々に与えてしまう、そこが怖いなということ。これは昨年度から言われているところであります。そんなことから、各学校では、これも昨年からですけれども、この新型コロナウイルスによります差別とか偏見、いじめ等、そういったものの発生を防ぐために、日々の学級会、また特別活動、道徳の時間、学校だより、あと啓発資料を配布するなどして、子供たちにはもちろんそうですけれども、保護者の皆さん方にも偏見とか差別のないようにというお願いをしているところであります。そういった啓発資料の中には、今日、中山議員はおつけでないのですけれども、中山議員から昨年いただきましたけれども、シトラスリボンプロジェクトということで、町内の団体の方が作ってくださって、各学校でも一緒になって作ったところもありますけれども、こういったものを全校に配布しながら、この意味も説きながら、偏見、そういった差別のないようにということで啓発もしているところです。今後におきましても、この新型コロナウイルスに対する正しい理解といいますか、それと不安と偏見、そういったものがないようにということで、各学校のほうで指導してまいります。次に、教職員のサポート体制ということなのですけれども、昨年は本当に何もなかったのですけれども、連休明けから、全ての学校ではありませんけれども、感染だ、濃厚接触、低リスク、PCR検査、いろいろなことで、生徒たちも、学校もそうですけれども、保護者の皆さん方も大変不安でありました。そういった対応で学校も大変混乱しておりました。実際、も初めてのことで、混乱というより、学校と協力しながら、保健所からも情報をもらいながら、そういった対応をしてきたところであります。今後につきましても、学校と一緒に、学校に寄り添いながらといいますか、日頃から教育行政を学校と共に行っておりますけれども、この新型コロナウイルスにつきましては、特に連携をより深めながら、逐次情報もあります。日々いろいろな情報があります。ここではなかなか言えませんけれども、今日は危なかった、大丈夫だったというようなこともありますけれども、そういった中で、学校から情報をもらったり、こちらから指示したり、そういったことを一緒になって対応しているところでもあります。3番目の学校の行事、あと、今後の学習ということでは、昨日お答えしたとおりでありますけれども、また今後発生した場合には、授業時間数を確保しながら、工夫しながら対応していく。行事につきましても、感染状況を見ながら、なるべくといいますか、教育的な効果も行事にもございますので、中止ということでなくて対応してまいりたいと思っております。以上です。
質問 2番 中山康子
1番からなのですけれども、教育長のお話を聞いて、よかったなと素直に思っています。昨年の経験を踏まえて、こういうふうに学級会だったり、いろいろな啓発をしてくれて、子供たちもいろいろ成長したのかなと思っています。この件に関しては、これからもいろいろ見守り続けて、アンテナを張っていきたいと思います。2番目の部分なのですけれども、ちょっとここは、教員にスポットを当てたということは、子供たちの感染とかは十分分かるのですけれども、今回職員も1人かかりましたよね。昨日の質問の中でも、各学校で教頭先生が窓口になっていろいろな対応をしているという話も聞いたし、私のほうにも保護者のほうから、どうなっているのとか、保健所の縦割りと町の行政が、保護者の中にもあまりよく分かっていない人たちもいたので、いろいろな部分で、あまりそこら辺は見えない部分もあるのですけれども、結構先生たちの中でもメンタルが厳しいという話が何となく流れてきたりしたものだから、子供たちの体調はもとより、それを支える先生たちの体調だったり、精神面だったり、そこも私たちは心配していたので、この辺どうなのかなと思って聞いたので。そこも私としては、これからいろいろ見守っていただいて。校長会も来週ありますよね。教頭会というのはあるのですか。それをでは少し。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
教頭会もございます。月に1回、定例の校長会、教頭会というのを設けています。あと、状況に応じて臨時のものを行ったりしながらというところです。
質問 2番 中山康子
分かりました。この間、まさか浦河でこうやってクラスターが出るとは思ってもみなかったですし、本当にトップに関わる校長だったり、教頭だったり、皆さんの心配とか一挙に来る部分で、本当にやられるのではないのかなというふうな心配もしました。これからもし、ほかの地域でもまた発生したという事例もあったし、いじめに関しても、なった家族がいられなくて他校に転校したとか、仕事を失ってしまったとか、いろいろな話もテレビなどで見て聞いているので、そこのアフターケアなどもやってほしいなと思います。全般的には教育委員会としてもしっかり対処してくれているなという感想だったので、これで終わります。あと、今回に関しては、町長、副町長はじめ教育長、それと担当課に関しては、まさかコロナが落ち着かないより、むしろだんだん悪くなっている方向に向かっていて、うちの町でもクラスターが出たことに関しては、職員も本当にきつかったかなと思うので、まだまだこれから64歳以下だったり、子供たちの部分での接種もありますし、大変だと思うけれども頑張っていただきたいなと思います。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
まさに初めてのことで、学校も、私どもも、役場全体もそうですけれども、いろいろな対応で連携はしてまいりました。そういった中で、先生方の負担がということでのご心配もありました。来週会議もありますので、学校の中の特定の先生、我々も教頭とのやり取りが一番多いのですけれども、教頭先生が一番苦労されているかなとは思うのですけれども、学校の中でもそういった場合の、校務支援委員会とか、教務委員会とかありますけれども、コロナがあったときの体制づくりといいますか、それについても改めて学校のほうで、いざというときの体制づくりをしっかりしてもらうようにということで伝えたいと思います。以上です。
質問 2番 中山康子
私たちもこれを教訓に、まだまだマスクを外せませんですし、きっと落ち着くと思うし、私は何が今寂しいかなといったら、子供たちが登校するときは見られないのですけれども、下校するときに、よく銀行の帰りとか買物に行った帰りに、私は浦河小学校の学区なのですけれども、子供たちがランドセルを投げ合ったりとか、棒を持って追っかけ回したりとか、そういう姿がすごく大好きで、でも、今見たら、黄色いランドセルを背負った1年生の子たちも、この子たちもマスクしているのだと思ったら、罪を憎んで人を憎まずではないですけれども、コロナを憎んで人は憎まないというふうに心がけて、これを教訓に浦河町も一丸として頑張っていただきたいと思います。体に気をつけて頑張ってください。終わります。