みんなの議会

浦河町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月18日

町営住宅における住環境の改善を進めてはどうか

2021年3月18日、浦河町議会の一般質問で、木下浩一議員が「町営住宅における住環境の改善を進めてはどうか」について質問し、建設課長 大宮寛、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
木下浩一 議員
答弁者
建設課長 大宮寛、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 木下浩一

おはようございます。本定例会の最期の質問者となりました。今回は、町営住宅における住環境の改善を進めてはどうかというテーマでお伺いをいたします。浦河町では、平成23年度に浦河町公営住宅等長寿命計画の策定が行われ、平成27年度の見直しで、堺町川沿団地や荻伏B団地の建て替え事業が進められました。これにより町営住宅の住環境は大きく改善され、多くの町民は新築の住宅で快適な生活を送れていると感じております。しかし、その一方で、昭和30年代から40年代に建てられた平家建てや2階建て住宅も残されているのも現状としてあります。令和2年6月末現在で町管理の住宅は164棟、1,016戸となっています。この中で耐用年限を経過している住宅は389戸を数え、また、耐用年限の2分の1以上を経過している住宅も212戸あり、約6割が老朽化が進んでいると言わざるを得ません。この老朽化した住宅を解消するために、町は順次、建て替え事業を進めていますが、財政的な課題もあり、思うように進んでいくとは考えられません。ここで発想を転換して考えてみれば、耐用年限の長い四、五階建ての町営住宅に目を向けてはどうかと考えています。町内には四、五階建ての住宅が、堺町地区、東町地区に合計420戸建設されています。中には耐用年限が2分の1を経過している住宅もありますが、これらの住宅は耐用年限が70年と長く、まだ35年の年限が残されています。この住宅を大いに活用できれば、建て替え事業だけに頼らず、町営住宅の量と質の確保の点からも重要となってくると考えています。では、現状はどうでしょうか。今年2月の町報には、町営住宅入居者募集の案内が出ておりました。掲載は紙面の関係で一部のものでしたが、その多くは東町や堺町の四、五階建ての住宅でした。空いている理由は分かりませんが、中でも比較的新しい住宅にも空き室があることに私は驚きました。町営住宅に住もうとする方の考え方が変わったのか、家族構成の変化による住み替えによるものなのか、いずれにしても非常にもったいないというふうに感じておりました。この募集には3月に、まだ完成していませんが、予定の荻伏B団地の新築物件もありました。入居は5月以降ということのようですが、実際に申込みがあったのか非常に気になります。私の住む向かいには、東町ちのみ4丁目団地があります。建てられた頃は2棟52戸はほぼ満室で、1、2階は高齢者のひとり暮らしや夫婦2人世帯、3、4階は子供のいる家族世帯が入居し、にぎやかな団地でしたが、築25年ほど経過した現在においては3分の1ほどが空き家となり、少し寂しさも感じています。このような現状は、四、五階建ての町営住宅のある、ほかの団地でも見受けられるのではないでしょうか。ぜひ原因を分析し、以前のように常に満室に近い団地にしてほしいと考えますが、町の見解を伺います。そして、もう一つ、町営住宅で疑問に思う点は、ほとんどの住宅にお風呂やボイラーが設置されていないという点であります。最近建設された住宅には、室内にユニットバスは設置されていますが、相変わらずボイラーは設置されておりません。入居者が新たに購入するか、またはリース契約などで設置しているようです。以前であれば町内各地に公衆浴場があり、不便を感じてはいなかった点もありましたが、現在は、アエル、柏陽館と堺町に公衆浴場があるだけになっています。時代は変化しているのに町営住宅の設備は変化していない、これはなぜでしょうか、その理由をお伺いいたします。また、昨年10月に行った町営住宅の入居者へのアンケートで、改善・改修の要望が多く寄せられた結果となっていましたが、町はこの結果をどのように受け止め、どのように進めていくのかも併せて伺います。以上のような思いから、町営住宅における住環境の改善を進めてはどうかについて、以下の質問をいたします。一つ、令和3年2月末現在の主な町営住宅の入居率はどのようになっているのか。2、町報2月号、2月19日申込み締切の町営住宅の入居者募集の結果はどのようなものだったのか。3、現在、町営住宅は新築を含め、ほとんどの住宅にボイラーが設置されていない、その理由は何か。4、堺町川沿団地や荻伏B団地など、最近の町営住宅は平家建てとなっているが、四、五階建ての住宅も多くある。これらというのは四、五階建てのことなのですが、これらの入居者から住環境の改善要望などは出ていないのか。5、老朽化した町営住宅の建て替え事業は住環境の改善を大きく進めるものだが、耐用年数の長い住宅の住環境整備をさらに進めるべきと考えるが、町の考えは。以上、お願いいたします。

答弁 建設課長 大宮寛

おはようございます。ただいまのご質問に答弁いたします。町内の町営住宅の入居状況は、令和2年度2月末現在で31団地、管理戸数1,010戸のうち入居戸数は797戸となっており、政策空き家の91戸を除いた入居率は86.72%となっております。この政策空き家というのは、長寿命化計画において、将来の建て替え、集約に備え、政策的に空き家としているものです。現在策定中の浦河町公営住宅等長寿命化計画における将来フレームへの検討では、令和12年に町営住宅おおむね830戸程度の確保と記されており、今後、管理戸数の縮減を視野に入れている状況です。1点目の2月現在の主な町営住宅の入居率について八つの団地を抜粋しておりまして、まず西幌別第1団地が、12戸のうち11戸入居で91.67%。東町ちのみ4丁目団地は、52戸のうち43戸入居で82.69%。潮見ヶ丘団地は、84戸のうち69戸入居で82.14%。堺町中央団地は、96戸のうち81戸入居で84.38%。堺町西1丁目団地は、52戸のうち46戸入居で88.46%。堺町川沿団地ですが、88戸のうち88戸で100%。荻伏B団地、現在完成部分についての13戸のうち13戸入居で100%。荻伏E団地につきましては、16戸のうち14戸入居で87.5%となっております。2点目、広報2月号、2月19日申込み締切の町営住宅入居者募集の結果はどのようなものだったのかということですが、議員もご指摘のとおり、広報には紙面の都合上、団地の紹介は一部のみの掲載となっておりまして、実際に紹介できる戸数は40戸を超えている状況です。ちなみに、2月号では紙面の関係上、主なものとして、7棟10戸の公営住宅を紹介しました。このうちの3棟6戸が3月3日に行われた入居者選考委員会において入居見込みとなっております。3点目、町営住宅にボイラーが設置されていない、その理由についてですが、当町の町営住宅におけるボイラーの設置は、ストーブや照明器具、その他備品と同様に入居者が設置するものとしています。常備品としていない理由としましては、住宅における装備品を増やすことにより住宅使用料が増額となること、また、持家、民間借家の居住者との均衡を図るという意味もあります。4点目、四、五階建ての住宅の入居者から住環境の改善要望などは出ていないのかと。住宅の四、五階においてという区分では、直接の要望はありませんが、令和2年度の町営住宅申込み受付において、建て替えを希望しますという56名の申込みのうち、階段の上り下りが困難になり、低層階に移りたいという理由の申込み者が6名おりました。このうち5名については低層階を紹介している状況です。5点目、老朽化した町営住宅の建て替え事業は住環境の改善を大きく進めるものだが、耐用年数の長い住宅の住宅環境整備をさらに進めるべきと考えるが、町の考えはということですが、現在策定中の浦河町公営住宅等長寿命化計画において、公営住宅入居者に向けてアンケート調査を実施したところ、老朽化した団地の入居者からは、建て替えではなく改修などを行ってもらい、今の団地に住み続けたいという希望が多数ありました。議員ご指摘のとおり、老朽化した団地の建て替え事業の推進は、住環境の改善において最も効果的ではありますが、入居者の意向や、ほかの公共施設に今後かかる経費など、町全体の財政バランスも考慮しなければなりません。このことから、浦河町公営住宅等長寿命化計画について所管委員会で示した基本方針としまして、住宅の長寿命化のため中長期的な維持管理計画を策定し、予防保全的な観点で定期点検や修繕、改善等の維持管理を推進することが重要であると記載しております。ちなみに、具体の例としまして、令和3年度予算においては、堺町中央団地の外壁改修工事と、東町A団地の階段室に手すりを設置する工事を予算計上しております。以上です。

再質問 7番 木下浩一

では、再質問をさせていただきます。一つ目の入居率の点でございますが、思ったより入っているなという印象でした。これは、例えば団地で空いた部分については、やはり、ある程度、改修をしてから新しい方を入れるということになると思いますが、例えば3月末に出て次の方を入れるまでにどのぐらいの時間みたいな、スパンを考えておられるのですか。

答弁 建設課長 大宮寛

まず、退去されたときに職員が一緒に行って、その退去の確認をします。そのスパンなのですけれども、状況によります。壁紙が剥がれているとか、畳を取り替えなければならないとか、押入れの建てつけが悪いだとか、それはケースによって違いますので、その点はご理解願いたいと思います。

再質問 7番 木下浩一

分かりますけれども、あまり、例えば退去してから長い間だと何か非常にもったいない。早くできるところは、もうどんどん早く新し方を入れて埋めていくという形のほうが、入居の委員会がたしかあるのですよね、町営住宅の入居のための選定委員会(「選考委員会」と呼ぶ者あり)選考委員会。それが年に4回だったか、3か月に1回ぐらい、たしかあるというふうに認識しているのですが、その間にやはり次の方を入れられるような体制づくりをしていかなければ、また、その後3か月待たなければならないです。随時入れているという状況もあると思いますが、原則としては選定委員会入居者を入れるということになっていると思いますが、その辺のサイクルをできるだけ早くして、次の方を入れていくということが、例えば家賃がきちんとと町に入ってくるわけですから、そういう点からも、その辺の改善の工夫みたいなのはされる考え方はどうですか。

答弁 建設課長 大宮寛

まず希望する団地になるのかどうか、そこと出ていったところのタイミングというものがありまして、希望する方がいて、たまたま空いたので、その場合は、今、言ったように期間を空けないで即時補修して、すぐ入替えをする、そういうような形で対応しています。

再質問 7番 木下浩一

ぜひ、そういうような形でどんどん進めて、町営住宅は本当にきれいなところもたくさんありますし、特に四、五階建てのところは、先ほど言いましたけれども耐用年数が長い団地ですので、ここはやはり有効に使ってほしいという思いがありますので、入居率向上のために、いろいろな工夫をぜひしていただきたいというふうに思います。続いて、②の募集の結果を伺いました。40戸最終的には募集をしたけれども、寝ているのは10戸ぐらいなのですが、このうち40戸の全ての募集の中での状況はどうだったのか、改めて伺いたいと思います。

答弁 建設課長 大宮寛

40戸というのは空いている部分の住宅なのですけれども、今回、3月の住宅選考委員会では33件の申込みがありました。そのうち住み替えという要望もありました。結果的には、選考委員会で20戸の入居を決めております。残りの方は1年間有効ですので、要は希望する団地とかの兼ね合いもありまして、その辺も見て、次回の選考委員会に改めてかけるということになります。

答弁 町長 池田拓

公営住宅、基本は住宅困窮者、住宅に困っているのだ、そういう人を対象に提供する、そういう福祉政策で設置しているのが、ご案内のように町営住宅。ところが最近は、古いから嫌です、高いから嫌です。例えば具体的に言いますと、川沿団地が空いているのなら入るけれども、ほかの団地を紹介されても嫌ですと。では、そういう人たちが果たして住宅に困っているのだろうか。そういう思いもありますけれども、そこの、最近は入居希望者の方のミスマッチというのが増えているのかなというふう考えています。それと、これは結構深刻な問題だというふうに思うのですけれども、町としては、やはり団地、特にそういう進めている担当部署はそうなのですけれども、どこかの団地を直すときに、そこの団地を全部新築してきれいに、一団地ですね、新築したいというのが、やはり町の担当部署のほうの考え方なのですけれども、そこに住み続けたいけれども、新しくすれば家賃に跳ね返るので、傾斜家賃制度を持っていても、5年たてば高い家賃になりますので、そこの地域に住みたい、そこに住みたいのだけれども、新しいところは我慢するわという方も増えている、生活実態として。特に高齢者の方は、ご自身の年金とかを考えれば、なかなかそういったようなことを選べない。そういう中でもって、これから町がその地域に、その方が長い間人生を歩んできたその地域に引き続き安心して住んでいただきたいというのが一つと、もう一つは、やはり古い、今、ご質問にあったような住宅を更新していかなければならない。そして、また、この1万2,000人の人口でもって1,000戸を超える公営住宅の数というのは明らかに多い、人口の世帯比率から言えば全道、それこそ1万戸か2万戸が範疇というぐらい高い公営住宅率なのです。そういうところの率を、古いほうからやはり圧縮していかなければならないだろうなというような様々な要素があります。それから、もう一つは、出ていったら速やかに入れたらいいのだと、まさしくそのとおり。大宮課長が答弁させてもらいましたけれども、そのとおりなのですけれども、例えば残置物を大量に残していく。そうすると財産ですから、町が行ってその人を説得して、早く物を移してください、引っ越してくださいといっても、なかなか応じてもらえない、そういう方も現実に年に何件かあります。空き家になっている、次の人を入れたい、町民の財産ですから効率的に私どもは運用していきたい。それは担当部署も私どもも同じです。ですけれども、なかなかそういう速やかな退去といいますか、本人はいなくて別なところに住んでいるのだけれども財産は置いたままにする、そういう方がいらっしゃるのも事実、様々な課題を抱えながらやっていますけれども、基本は困った方に住居を提供する、その大基本は踏まえつつ、そうは言いつつも、町民の財産をどうやって効率的に、例えば家賃をきちんと払ってもらうだとか、様々な分野がありますので、そこのところはその付託にきちんと応えられるように、これからもしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。

再質問 7番 木下浩一

町長のおっしゃるとおりだと思います。それから、事情はいろいろあって、でも、やはり町の財産をきちんと守りながらも進めていかざるを得ないという中には、こういう言い方はちょっとどうかは分かりませんけれども、やはりある程度、きちんと態度で退去していただく方には指導するとかなんとかということは、やはり少し多少強めでも、その権利はもちろんある、でも、出たからには、これはもう原則、これは町営住宅だからとか、民間だからとかということではなくて、当たり前のことです。だから、当たり前のことを当たり前にやはりやっていただきたい。やはり先ほどミスマッチの話も出ていますけれども、確かに今住んでいるところで長く住みたい。でも、もし新しいところができたらそちらにもという住む方の気持ち、非常に私も分かる。そういうために、そういう何かいい方法がないのかなというふうに思ってもいるのですが、これは条例だとか、法律の縛りもいろいろあるでしょうから、なかなかそういう点ではうまくいかない部分もあることは分かっております。ですけれども、やはり何とかミスマッチを少しでも減らしていけるような体制づくりも、ぜひ行っていただきたいというふうに思っております。それで、3番目のボイラーの件ですけれども、課長の答弁ではあくまでもボイラーも備品の一つという認識のようでした。賃料に跳ね返るということになりますが、現実的にユニットバスはあるけれども、ボイラーがなければお風呂に入れないわけです。例えば、恐らく新しいものなりなんなり購入すれば数十万円、ボイラーだけで。リース契約をそういうふうに、町のほうでもどうでしょうかという話もしているように伺ってはいるのですけれども、最終的には入居者の気持ちというか、意向に沿うという形でしょうけれども、先ほどもお話ししましたように、町内にもう公衆浴場というところが、アエル、柏陽館、民間を含めて3か所しかないわけです。例えばアエルはバスが週に2回ぐらい各地を回って、その地区には、地区ごとに2回ぐらいずつ回って。それで足りる方もいらっしゃるでしょうけれども、でも、やはり自分の思うときにお風呂に入りたいとなれば、例えばわざわざバスに乗って銭湯に行っている方もいらっしゃる。本当は自分の家にあれば、例えば高い料金だと、買うとなればやはりかなりの出費だと思うのです。ましてや引っ越しをするとなると、それなりのお金がかかったり、そういう備品も全部用意しなくてはならない。その中で、せめてボイラーだけでも、例えば最初に設置をしてリースをするというようなことも、やはりこういう社会情勢、時代変化になっている中で、まだ相変わらず、そのボイラーの設置が思うように町としてできないというのは、なかなか納得のいく答弁ではなかったのですけれども、この辺については改善する予定というか、考え方はどうでしょうか。

答弁 町長 池田拓

公営住宅の基準、原則は法律で縛られているのです。その縛られている、例えば分かりやすく言いますと、木下議員のお近くのあのD団地。D団地は、下のほうから上に行くに従って家が広くなっているのはご存じだと思います。あれは建てる年度によって、何年は例えば35平米までです、何年になると38平米までです、何年になると40平米まで広げていいよと、戦後の経済発展に合わせて国のほうの基準が変わってきているから、下から上に行くに従って面積が広がっているのです。同じように、北海道の場合、道のほうの政策もあったと思うのですけれども、かつての住宅には物置ではなくて石炭庫が設けられていたのです。堺町の中央団地も、A棟、B棟ぐらいまでだと思うのですけれども、玄関を入ってすぐ左のほうに3畳間弱の物置があるのですけれども、あれは物置ではなくて石炭庫だったのです。それが何年かたって石炭から石油になっても、しばらくの間は公営住宅を申請するときは石炭庫を設けなさいという縛りがあったのです。その名残なのです。今は住宅はそういう石炭庫の縛りがなくなったのでありませんけれども。そういうふうに公営住宅自体も、時代時代の流れでもって変わってきているということをまず押さえておいていただきたいと思います。そういう中で浴室のスペースも同様だったのです。浴室のスペースです。浴室のスペースも当時のD団地を建てたあたりは、風呂のスペースは設けてはいけないという縛りだったのです。それがその後の年次になってから、いや風呂のスペース、潮見を建てるあたりからだと思いますけれども、風呂のスペースは設けていいよ。そこに風呂を設置するのは入居者です、そういう国の縛りだったのです。町がやったとかやらないとかというよりも、そういう国の縛りがあったということをまずはご理解をいただきたいと思います。古い住宅で何が問題かというと、私はやはり設備だと思うのです。特にD団地辺りは、圧倒的にコンセントの数が足りない。火災のリスクが起きる、どうしても三角タップを使ったりとか、今は台所の電化製品は多いですから、そういうようなことになってくる。そこのところを、例えば流しのシンクとかを含めて、あるいはトイレ含めて、そういう設備を直してあげて、お金がかかるのでそう簡単には直せませんけれども、計画に直してあげて、そういう中でもって寿命を延ばしたいというふうには考えているのですけれども、そこにお金をかけて家賃に反映する方法が、これはまたすごく難しい。これも国の縛りなのです。今も幾らかは反映できるのですけれども、とても、いわゆる元を取るだけの家賃の反映のさせ方ができないのです。町民の税金を使って直すわけですから、入居者がそのサービスを受けるわけですから、当然、家賃という形で私どもに払っていただきたいのですけれども、そこも国の縛りなのです。そういう縛りがあるということもご理解をいただきたいというふうに思います。しからば、そういう中で、どういう方法があって、設備の充実があるかというと、今、木下議員がご質問されたような、例えば入居者がガスの販売店と契約して、リース方式でもってガスの販売店、あるいは、灯油でもいいのですけれども、販売店にリース料を払う、そういった方法がやはり一番いいのかな。例えば町が全部設置しました。1,000戸設置しました。はい、あそこ壊れました、ここ壊れました、そこを全部職員が行って直すのかというと、やはりそれは現実的ではないのだろうなというふうに思います。ですから、そういう設備の充実をどのように図って、お互いがウィン・ウィンになるような方法というのをこれからも私どものほうでは研究してまいりますけれども、なかなか細かい縛りがあって、ご質問の趣旨にお答えでき兼ねる部分もあるということもご理解をいただきたいと、このように思います。

再質問 7番 木下浩一

非常に分かります。先ほど町長は、東町D団地の、正式には潮見ヶ丘団地です、の話をされました。実は私も幼少の頃、潮見ヶ丘団地に住んでおりました。10年ほど住んでいたのですが、お風呂、当初はありませんでした。私の頃は石炭庫はもうなかったと思いますけれども、外に倉庫みたいなものを建てて、その中にいわゆるお風呂、浴室を建ててもいいですよという多分形があって、うちでは1回外に出て倉庫の中にあるお風呂に入ったという記憶もあります。その当時は、例えば東町にも公衆浴場がありましたし、そういう点では、そういう形で建てている方もかなりいらっしゃいました。縛りが緩くなったからです、多分ね。でも、今はそういう現状ではなく、もっとお風呂一つ入るにも例えばバスに乗っていかなければならない。週に2回の例えばそういうバスに乗らなければならない。そういう中で、非常に縛りがあることもよく分かっておりますけれども、そういう入居者に優しい政策をもっともっとしていかなければ、せっかく建てて、まだ長寿命の、長い住宅が空いてくるというのは非常に私も、先ほど言いましたけれどもったいないな。先ほど言いましたけれども、ちのみ4丁目団地も25年ほどたって、あそこも4階建て、耐用年限が70年というふうに伺っておりますけれども、まだ半分も来ていない。でも、募集しても全て埋まるわけではない。何がやはり問題なのかなと。お風呂は、たしかあそこはユニットはついているのですが、ボイラーはない。例えば、前に住んでいた方が残していったボイラーをそのまま使うとか、譲ってもらうとか、いろいろ方法はあるでしょうけれども、新築、例えばない場合には、やはりそういうことも含めて、例えばガス会社さんとリース契約をするのか、それは町があそこの業者とか、この業者とかということには、多分、ならないと思いますけれども、やはりそういうアドバイス、そういう情報を適時提供していただいて住環境を少しでもいい。例えば、やはり4階建ての広いところに住みたい。子供も小さいけれども、そういう方もまだまだ私はいらっしゃると思うし、子育てにやさしい町を目指しているわけですから、やはり家族が増えたら、そういう広いところに住みたい、そういうような要望もこれからどんどん出てくると思いますので、そういう方にも寄り添った、そしてまた高齢者にも優しい、そういうぜひ町営住宅にしていただきたいという思いがあります。ボイラーにつきましては、縛りがある中で、そういう希望を持つ方にとって優しい、ぜひ政策というか、立場で進めていただきたいと。家賃に反映することは難しいかもしれませんけれども、やはりそこを理解していただきながらボイラー設置については個人の中で対応していただくということも分かりましたので、そこにはやはり少し優しい手を差し伸べていただきたいというふうに思います。続いて、4番目の四、五階建ての団地の住環境の改善要望等なのですが、入居がそういう四、五階建ての住宅は大体8割強の入居があるということで、先ほど課長も説明されていましたけれども、今年度は堺町中央団地、ここは4階建てなのですが、ここの屋根と外壁を補修をする。また、東町D団地については、手すりを設置するというような施設の改善を進めていっているようです。これもやはりなかなか時間がかかる、先ほど言いましたけれども、420戸、四、五階建ての住宅があるわけですから、まだまだ長く使っていただきたいという思いもありますので、そういうところについては適時改修をお願いしたいというふうに思いますが、やはり、ここまで、先ほど四、五階建ての方々からの要望等は特別聞いていないということですが、これは各団地に管理人みたいな形で、たしか置いているというふうに聞いているのですけれども、その方々とのやり取りみたいなのは町としてはありますか。

答弁 建設課長 大宮寛

こちらから管理人に対して問いかけるのではなくて、何かあれば受け付けるというような状況です。また、例えば工事であったり、そういった必要事項においては、文書等で直接各戸に配布するような形を取っております。

再質問 7番 木下浩一

そういう状況は理解しているつもりなのですが、やはり団地に、うちのちのみ4丁目団地もそうなのですけれども、管理人さんがいらっしゃる。でも、その方には多分いろいろな情報が伝わっているというか、入っていると。なかなか町に言えていない部分もあるのではないかというふうに感じています。というのは、そこの団地とは限りませんけれども、例えば上の階でドンドン音がする、騒音があるというようなことでご近所トラブルになりかねないような事例もあるということも、少し耳にしたことがあります。なかなか、どこまで町として介入できるのかは分かりませんけれども、例えばこういう管理人さんに届いている声を、ぜひすくい上げていただいて、管理人さんが言わないから何かやらないのではなくて、最近どうですか、何かありませんかぐらいの心がけ、わざわざ管理人としてお願いしているわけですから。これはどこの団地でも多分全部置いておられると思いますけれども、そういうようなやはり要望、例えばここの団地でこういうような要望があったので、ほかの団地で何かそういうような事例はありませんかとか、そういう意見交換などを、ぜひ、ああ、そういうところがあるのか、うちの団地でも少しやってみましょうかとか、そういう形になっていけば、本当に快適に四、五階建ての団地でも住むことができるのではないかというふうに思っています。なかなか団地の中で交流みたいなのは少ない部分があるように私も感じています。1階に高齢の方が住んでおられて、上の階には若い方が住んでおられても、実際に会って挨拶する程度。例えば安否確認みたいなことも、もしかしたら、これから大事になってくるのかなと。例えば新聞がたまっている。いろいろな、例えば郵便局だとか、そういうところとも包括連携を取っていますけれども、一番分かりやすいのは、やはり同じ団地に住んでいる方同士のコミュニケーションだと思いますので、その辺をしっかりと行っていただきながら、この四、五階建ての住宅をぜひ有効活用をしていただきたいという思いがありますので、そういう中でも、やはり管理人さん等々の方々とぜひ親密にというか、連携を取っていただいて、住環境の整備改善に努めていただきたいというふうに思います。一つやはり気になっているのは、団地周辺の草刈りなのです。原則、団地に住んでいる方々で行うということにはなっているようです。でも、なかなか、そういうコミュニケーションが取れていないと、さあ誰やる、彼やる。業者に頼むのか、お金を集めるのか、そういう中でやはりなかなか難しいところもあるのではないかというふうに思いますが、そういう中で、住環境の整備等で本当に、例えば要望みたいなものはないのか、草刈りについてとか、そういう点では何か要望が上がっていることはないですか。

答弁 建設課長 大宮寛

先ほども申しましたが、長寿命化計画のアンケートの中には、草刈りに対する要望もありました。基本、団地内の草刈りは団地の方々で、あるいは、自治会でというような指導をしているのですけれども、現状、やはりやっていた方が高齢だったとか、あるいは、やる人がいなくなったとかということで、民間ですね、高齢者事業団であったり、また、向陽園ですか、そういったところの団体に依頼して草刈りをやっているような状況であります。

再質問 7番 木下浩一

分かりました。ぜひ、そういうところにも、町として援助ではないですね、指導というのではないのでしょうけれども、相談に乗っていただいて、快適な住環境の整備にさらに努めていただきたいというふうに思います。最後ですけれども、これはずっと言われており、先ほどから答弁もいただいておりました。やはり長くもつ団地は長く大事に使っていただきたいと。平家の木造建ては30年が年限というような形で住んでいます。ですから、建てたときは立派ですけれども、あっという間に老朽化してしまう懸念もあります。ですから、今、私は本当は荻伏B団地の新築物件を見たかったのですけれども、なかなか質問までに見せていただけるような状況にならないということでやむなく断念をしたのですが、やはり新しいところももちろん大事ですけれども、長く使っていただける団地を手をかけてやっていくことも、新築になれば先ほど今度は新年度、3年度からちのみ3丁目団地も実施設計に入ります。新しくなるところもきれいになって非常に喜んではいるのですけれども、片や、そういう団地もぜひ目をかけて、手をかけて、進めていただきたいという思いがありますので、よろしくお願いをいたします。以上で終わります。

出典:浦河町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月18日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる