みんなの議会

浦河町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月10日

(1)大雨による流木がもたらす漁業被害について/(2)緑町会館の現状について

2019年9月10日、浦河町議会の一般質問で、土井裕司議員が「大雨による流木がもたらす漁業被害について」「緑町会館の現状について」について質問し、産業課参事 住吉仁昭、保健福祉課長 駒澤勲、町長 池田拓、建設課技術長 大宮寛が答弁しました。

質問者
土井裕司 議員
答弁者
産業課参事 住吉仁昭、保健福祉課長 駒澤勲、町長 池田拓、建設課技術長 大宮寛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 9番 土井裕司

発言通告書に基づきまして、2点の質問をいたします。まず1点目が大雨による流木がもたらす漁業被害について、2点目が緑町会館の現状についての2点でございます。まず、1点目の大雨による流木がもたらす漁業被害についての質問でございます。全国的に自然がもたらす災害の発生状況を見ますと、地震や台風、そして爆弾低気圧もあり、その台風や爆弾低気圧がもたらす大雨が九州・四国地方を初め全国各地で被害が発生し、家屋は倒壊・流出、道路は分断、そしてさらには多くのとうとい命を失うなど、痛ましい状況がテレビ、新聞などでも大きく報道されております。近年の北海道でも、昨年発生した北海道胆振東部地震の発生では、自然の驚異をまざまざと強烈に見せられ、威力の大きさに驚きを感じ、犠牲になられた方々には心からご冥福を申し上げるところでございます。気候の変動から近年台風の襲来も多くなり、さらには雨量も一段と多くなっており、昔の気候とでは随分と様子が違って感じているのは私だけでしょうか。浦河町でも、ことしの5月、上杵臼で100ミリを超える大雨が降り、大水が出たと。さらには、昨年3月の雪解け水と大雨が重なり河川が増水し、大量の流木が海に出て漁業被害が発生いたしました。先日の台風10号の影響から中杵臼で147ミリの雨が降り、日高幌別川が増水して、多くの流木が流れ出て漁具に被害を及ぼす状況でありました。このように流木は大雨とともに大量に流れ出て、敷設している網にかかり、網を切断するなどの被害や、さらには船を巻き上げるときに使う斜路の滑りに衝突し、破壊をします。また、航行中の船舶のプロペラやかじ、魚探等の足に衝突し、破損するなどの事故も発生しております。特に推進機関に破損が生じた場合、操業ができなくなるだけではなく、最悪の場合は自走走行ができなくなり、漁船に曳航される場合もあるなど、一つ間違えると生命にかかわる危険がつきまとう状態になりかねません。このように大雨が降るたびに河川が増水し、流木が海に流れ出る構造は以前からも変わらない状況ですが、二級河川の管理者である北海道もさまざまな対策を講じているとは思いますが、一向に改善されていないのが現実だと思っております。大雨が降るたびに、特に定置漁業者は網に流木がかかり網が破損しないか昼夜を問わず監視を続け、本州方面や道内各港から集結するイカ釣り外来船等は、操業中や航海中に流木に衝突しないか細心の注意を払い、昆布関係者などは浜に流木が打ち上がり、作業の邪魔にならないかなど不安に思うとともに、それぞれが個々に対策を講じなければならない現状をどのように受けとめ、安心安全を講じなければならない町としてどのように考え対応しているのか、お聞きをしたいと思います。河川が増水するたびに町職員と漁協職員が巡回し、打ち上げらえれた流木を浜上げし、二次災害が発生しないように対策を講じているのは理解をしているところでございますが、根本的な解決には至ってないのではないかと、このように思っております。そこで、次のことを質問いたします。1、流木が与える漁業被害の把握はしているか。2、発生原因の究明と対応策はどのようにしているか。3、被害についての補償は考えていないか。4、流木問題は浦河町だけではなく大きな河川がある町村が同じ問題を抱えていると思われます。管内各町村で連携した対応策ができないか。以上をお聞きしたいと思います。2番目の緑町会館の現状についての質問をいたします。現在の緑町自治会は、昭和56年に向別の一部から地名変更となり、緑町自治会として現在に至っております。現在は新興住宅地として発展し、年々戸数の増加、世帯数では188世帯、人口も419名となっており、町内の自治会としては大きなほうだと考えております。また、自治会活動においても若い会員を中心に活発的に行われている自治会でもございます。現在の緑町会館は、昭和34年に建物が完成し、その後、昭和60年ころに改修工事を行い、1階部分が倉庫、2階部分を自治会の会館として供用を開始して現在に至っております。2階部分を自治会会館とした経緯は知る由もありませんが、あれから三十数年経過した現在では、緑町の人口も増加して419名になっており、そのうち104名が65歳以上の高齢者の方々でございます。どこの地区でも高齢化が進んでいる状況であり、町内の自治会会館と称する中で2階部分に会館があるところは、緑町の会館だけだと伺っております。高齢化が一段と進む中、あのような急な階段がある会館では高齢者が利用するのは非常に困難な状況となっております。自治会活動においての総会や各行事があっても、高齢者の方々が参加できない状況となっております。突発的に発生する自然災害時の避難場所として指定されているが、急な階段があることで高齢者や小さな子供のいる方々が避難できず、非常時対応も困難と考えております。また、建物も建設以来60年が経過し、さらには改修は行ったとはいえ、三十数年が経過している状況で老朽化が著しく、特にトイレが不衛生な状況となっております。自治会として地区懇談会等で会館についての要望事項を申し上げておりましたが、資金的な問題もあることから、よい返事が得られておりません。そこで、次のことを質問させていただきます。1、自治会の要望について、どのように受けとめ、どのように検討されたのか。2、現行の会館は会員数の増加に伴い2階部分が狭陰となり、自治会の備品等を置く場所もないことから、1階の倉庫部分の一部を分離し自治会倉庫として使える方法がないか。3、緑町会館を緑町生活館に昇格し、まきば通が完成時に避難場所や臨時防災施設と地域のコミュニティセンターを兼ねての新設はできないか。以上、質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

答弁 産業課参事 住吉仁昭(産業課参事は2021年3月まで)

私のほうからは、大雨による流木がもたらす漁業被害について答弁申し上げます。まず一点目の流木が与える漁業被害の把握についてですが、流木による漁業被害としましては、議員ご指摘のとおり、流木が昆布に絡み抜けるもの、流木により昆布に傷がつくもの、沖まで流れ出た流木が網などの漁具に絡みつくもの、流木が定置網に入り込み破損するものほか、流木が航行している漁船へ接触し、破損することなどがあります。また、被害と関連して、網などに絡みついた流木や海面を漂流している流木の撤去、改修、曳航、陸上げの作業が伴ってきます。被害金額につきましては、その年の生育状況もあることから、昆布に関して算出することは難しい状況であります。網などの漁具の破損につきましては、その都度被害金額の確認に努めておりますが、小額の被害であれば漁業者で対応し、漁協や町へ報告がないのが現状であります。2点目の発生原因の究明と対応策ということですが、発生原因につきましては、大雨災害の際、河川の増水により流域の樹木が海に流出しているものと推測しております。しかしながら海に流出し、沖に出てしまうと流木がどの河川からのものか把握することは困難な状況であります。対応策としまして、町における河川につきましては、樹木の伐採や倒木の除去等の維持管理を行っております。北海道が管理する河川につきましては、町管理の河川と同様に河川敷地内にある倒木の除去や樹木の伐採などを予防しているところでございます。北海道では、各町からの要望を受け、現地の状況から優先順位をつけ、樹木の伐採などを行うこととしておりますが、近年の維持予算の状況から要望には応えられていない状況であります。また、議員ご承知のとおり、海に流出し、海岸に到着した流木につきましては、再度海に流出し、二次被害が起きないよう町で応急的に撤去、集積を行ってきております。3点目の被害についての補償についてですが、流木の被害に対し町で補償を行うことは難しいと考えておりますが、仮に町内全域にわたり被害があった場合などにつきましては、漁協とも協議をしながら国、道を含めて災害対策としての支援を検討してまいりたいと考えております。現状では、漁業者個々で加入されている漁業共済や漁船保険などで対応していくこととなります。4点目の流木問題について、管内各町村で連携した対応策ということですが、議員ご承知のとおり、流木に関しましては海岸に面している自治体では共通の問題であると思われます。海岸漂着物に関しましては、日高管内で日高地域海岸漂着物対策推進協議会が設置されておりまして、海岸漂着物等の対策、それにかかわる情報共有、連絡調整を行うことを目的としております。当協議会におきましては、現在海岸漂着物対策関係の補助制度の説明が主になっており、今後、流木対策につきましても協議を進めていかなければならないと考えております。あわせて北海道が管理する河川の維持管理につきましても引き続き要望していくとともに、日高管内全体の要望としていくことも検討してまいりたいと考えておりますので、ご解のほどよろしくお願いいたします。

答弁 保健福祉課長 駒澤勲(保健福祉課長は2025年3月まで)

議員ご質問の2点目、緑町会館の現状についてで、3点にわたるご質問にお答えさせていただきます。まず1点目、自治会の要望についてどのように受けとめ、どのように検討されたのかについてでございますけれども、平成27年度、平成28年度に緑町会館の新築の要望、物置設置経費に対する助成についての自治会要望がございました。当時の回答といたしましては、町といたしましても、当会館は建物が老朽化していることや2階部分にあることは承知しています。当面は現状での利用をお願いしたいと考えておりますが、今後の検討課題とする旨などの回答をさせていただいております。施設の整備は大きな改修となりますと多額な費用が必要となります。生活館の場合は大規模改修などには国の補助が活用できるところでございますが、それ以外の集会施設となりますと町の単独事業となり、限られた予算の中での事業実施となり、厳しい財政事情での負担を考えますと、維持補修対応により可能な限り長期間使用することとしております現状をご理解願いたいと思います。次に、2点目の現行の会館は、会員数の増加に伴い2階部分が狭隘となり、自治会の備品等を置く場所もないことから、1階の倉庫部分の一部を分離し自治会倉庫として使える方法がないかというご質問についてでございますけれども、この建物は、ご承知のとおり旧浄水場の建物で、現在は2階の一部を集会施設とし、それ以外の部分を上下水道課の倉庫として利用しているところでございます。議員ご提案の1階倉庫部分の一部利用につきましては、上下水道課の資材や災害用の給水タンク、ポリタンクなどを保管しており、空きスペースがない状況であります。また、当該資材等を他の場所へ移動するにも、新たな場所がない状況でありますことをご理解願います。次に3点目、緑町会館を緑町生活館に昇格し、まきば通が完成時に避難場所や臨時防災施設と地域のコミュニティセンターを兼ねての新設はできないかについてでございますけれども、生活館の設置に関しまして、補助を活用するにいたしましても、人口減少の中、整理統合ではなく、生活館自体を増設するということになりますと、その根拠が明確ではないと補助採択はなかなか難しいであろうというふうに捉えているところでございます。生活館につきましては、現状数よりふやすことは非常に困難であることをご理解いただければというふうに思います。また、防災施設を兼ねてとなりますと防災面からの検討も必要となります。早急な判断ができるものではありませんので、さらに検討する必要があることをご理解いただければというふうに思います。以上でございます。

再質問 9番 土井裕司

再質問をさせていただきます。先ほど住吉参事のほうから説明がございましたが、この二級河川の管理者については道のほうで管理をしているということで、直接的な迅速な対応というのは、町のほうではなかなかできないのがこの難しいところではないかなというふうに私自身は思っております。しかし、この流木問題は今に始まった問題ではございません。毎年毎年この時期になると起きている問題でございます。先ほども申しましたが、近年雨量が多くなったということから、流出する流木も増加傾向にあり、そのことから被害発生率が高くなっているというふうに思っております。毎年毎年これが繰り返されているこの現状を、管理者である道を初め町もどのように今まで把握していたのか、その点をお聞きするとともに、先ほども申しましたが、漁業者の苦労している姿を見た場合、確かな被害の認識をされていたら、資金的な問題はあったにせよ、今以上の対策を講じられてきたのではないかと、このように思っております。その点、どのようにお考えでしょうか、お聞きをしたいと思います。

答弁 町長 池田拓

一昨年大雨が出て、大きな被害が出て、そのときには特に広尾方面ではご案内のように十勝川から流出した流木が海の中に沈んで、そしてししゃも漁のかけ回しとか、そういう漁が一切できなくて、広尾漁協が大変苦労したというような事例もありました。それでそのときに、やはりここ数年、道のほうでも河川の維持管理の予算が非常に蛇口が絞られていて、これではまずいということで、ことしあたりは維持管理の予算が大分緩くなって、河川の掘削だとか川床の掘削だとかを結構やってもらっているのです。そのほかに、この前、新聞でも報道されていましたけれども、道のほうでもお金がない中でどういうふうにして考えるかということで、河畔林を伐採してチップ化して、そしてそれでもっていわゆる金の出入りがどうかとか、いろいろな研究もして、川原の木をどうやって減らすかというような研究もしているようであります。この前に行って、これは新聞を見る限りでありまして、まだ道とは議論しておりませんけれども、では、伐採してチップ工場に持っていってチップにするには、なかなか工夫をするには難しいと。それであれば、今あるように、ある現地に持っていって、現地でもって伐採してすぐチップにするという機械もありますので、そういったようなことでもって来年またチャレンジするといったような報道もされていますので、そういったようなこともいろいろと複合的に含めて、そして海に流れる流木については、町はもちろんですけれども、道のほうでもさらに減らすように、それは一級河川も含めてですけれども、働きかけは強めていきたいなと、このように考えています。漁業者が大変苦労をしている。それから、前に河畔林を切って丸太にしたら、そこでもって雨が降って、井寒台のほうの昆布が傷んだとか、さまざま事例があることは十分承知していますので、さらにそういったような事例がなくなる方向で、道にもそして町も努力をいたしますけれども、ご質問の中にもありましたように、昨今のこの海のしけ方もそうですけれども、雨の降り方を含めてこの気象変動の激しさというのが、従来の経験則ではなかなか対応し切れない、そういう部分もありますので、そういう中で、そうは言ってもそこで手をこまねいているわけにはいきませんので、さらにどういったような手だてがあるか、それは道の維持管理の予算も含めてさらに働きかけを強めていきたいと、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

再質問 9番 土井裕司

すばらしい町長のお話をいただきましたけれども、これからさらに道のほうに強い要請をしていただきたいなというふうに思います。先ほど住吉参事のほうからも被害の状況について説明がございましたが、この流木の被害というのは、昆布に与える被害、また船舶に与える被害、そしてまた漁具に与える被害、これらがありまして、これは漁船保険組合の実際に平成28、29、30年度に出した金額でございます。これは流木だけではなく、一般の浮遊物も含めてということでご理解をいただきたいのですが、平成28年度ではこの胆振、日高、十勝では264件、約5,000万円のこういった被害が出ております。また、平成29年度には237件で約4,000万円、平成30年度では257件で、5,600万円ほど出ております。これに先ほど言っておりました敷設されている網の小額な部分の被害も合わせますと相当の金額になっているのではないかと、このように思います。定置漁業者を初めこの漁船漁業者は、この流れている流木、そしてまた網にかかっている流木をそのまま流してしまうとこれは二次災害が発生いたしますので、この二次災害の発生をしないためにみずから積極的にそれを回収して岸壁にそれを集めていると。それらが堆積してありますが、そこで質問をしたいと思いますが、この堆積している流木は年間どのぐらいあったのか。さらには、それをどのように処理しているのか、また、他の町村はどのようにそれらを対策しているのか、お聞きをしたいと思います。

答弁 産業課参事 住吉仁昭(産業課参事は2021年3月まで)

再質問にご答弁申し上げます。今ご質問にありました漁業者の方から集めていただいて、浦河でいけば浦河港のほうに集積しております。それにつきましては、厳密にどれぐらい堆積があるかというのは把握はしていないのですけれども、大体5メートル、5メートルで2~3メートルの高さになっているというような状況です。これにつきましては、一応、地元の漁業者の方に枝とか払っていただいて、小分けにしていただいて、薪とかに利用していただいているという状況で、こちらから一応賃金をお支払いして作業に当たってもらっているという状況です。ほかの町の状況につきましては特に把握はしておりませんが、海岸に打ち上げられたものは集積、撤去しているというふうには聞いております。以上でございます。

再質問 9番 土井裕司

わかりました。次に、発生原因の究明と対策でございますけれども、先ほどの説明で河畔部に生息している木々が流れて、増水によって流出することでそういった漁業被害になるということを言われ、さらには流木がどこから流れたものか判断ができないというのは、もちろん当たり前のことなのです。木に印をつけているわけではございませんが、そのとおりだと思います。ただし、この浦河町で考えますと、日高幌別川、そしてまた元浦川は大きな二級河川でございますので、大型はこの河川から流れ出ているものだということが想像できるわけでございます。そこで、主な原因とされている、この日高幌別川、元浦川の河畔林の面積というのはどのぐらいあるのかなと。そしてまた、その中で既に堆積されている流木はどのぐらいあるのか、また、次の増水時に流れ出る箇所はどのぐらいあるのかということをもしおわかりであればお答えをいただきたいなというふうに思っております。

答弁 産業課参事 住吉仁昭(産業課参事は2021年3月まで)

元浦川と日高幌別川、それぞれ厳密に河畔林がどのぐらいあるかというのは把握はなかなかし切れないというふうに理解しております。ただ、元浦川でいけば24万平方メートル流域面積があります。幌別川が約33万5,000平方メートルありますので、そちらでその中の流域で河畔林が存在しているというふうに思いますし、ただ、幌別川、元浦川両方なのですけれども、それぞれ自然景観で保護されている部分もありますので、なかなか手をつけられない部分もあるのかなというふうには把握しております。

再質問 9番 土井裕司

今の説明では、この範囲内において鳥獣保護区があるというお話でした。それらについては、今ここで質問してもその範囲だってまたわからないでしょうけれども、これはこれとして、そのオオワシだとかオジロワシ等々のそういった動物の保護のためには必要な部分でございますけれども、やはりそういった中でも倒木されているもの等々については積極的に処理をしていただきたいというのが思いでございます。また、この町管理のここに流れているものは、先ほども言いましたけれども町管理の河川ではなく、道管理の二級河川だと思います。この管理者である道は、予算の関係で町の要望には応えられない状況だと言っておりますが、道はこの対応として立ち木の伐採や堆積している流木の回収等を含め、河川の整理、清掃をする計画があるのか、また、もし協議をしているのであれば、その内容を教えていただきたいと思います。

答弁 建設課技術長 大宮寛(建設課技術長は2020年3月まで)

先ほど町長の話にありましたけれども、平成28年に大きな災害、台風4件、大雨ありましたけれども、それ以降、北海道のほうの予算維持、河川のほうの維持予算見直しがありまして、それ以降、例えば日高幌別川でしたら掘削です。堆積土砂の掘削工事510メートル、体積でいうと2万1,900立米。また、平成30年、昨年の12月には体積5,600立米、伐木除根4,400平米といった、これは同様に元浦川のほうもやっていただきまして、また平成29年には絵笛川でもやっていただいています。これは元浦川と日高幌別川に関しましては計画的にやっていきたいという回答ももらっております。絵笛川、向別川については、絵笛川のほうは今言ったところで平成29年度に終わっていますが、向別川も同様に今年度実施しておりまして、向別墓地付近まで伐木除根のほうをやっていただきました。こういう状況にあります。

再質問 9番 土井裕司

ありがとうございました。今後も粘り強く強い要請をしていただきたいなというふうに思っております。それで日高幌別河口から赤川河口のこの範囲というのは、日高幌別川のかなり流木が流れているところで、この範囲に上げられた流木については、機械を使って波が来ないところまで浜揚げして、二次災害が発生しないように対応しているというのは私もわかっておりますが、そのほかの例えば上がっているもの。白泉のほうで拾い昆布やるところだとか採り昆布やるところにも流木が流れて、上がっております。これらについては、また浜でも特に浜荻伏付近、浦河の一番向こう側の川なのですけれども、ここらあたりも浜側に多くの流木が流れて、堆積、散乱されているというのが見られております。私は車で通るときに見ておりますが、景観的にも余りよくないのではないかなというふうに思っております。この打ち上げられた流木は、いつ誰が処分するのかということをお聞きしたいと思います。また、他の町村では、浜に上げられた流木については、各実行組合に連絡し、協力していただいて、町が業者に委託して、それらを素早く処理するという町村もあるというふうに聞いております。今後、その組合と協議しながら、そのような対策はするのかどうか、それもお聞きしたいと思います。

答弁 産業課参事 住吉仁昭(産業課参事は2021年3月まで)

議員ご指摘のとおり、日高幌別川と元浦川の流域につきましては、町のほうで二次災害が起きないように押し上げという方法をとっております。ただ、それ以外の部分につきましては、なかなか重機が入っていけない部分もありますので、今、議員ご指摘のとおり漁協のほうと協議をしながら、小さい重機で対応できるものはそういう入っていく形にはして進めてまいりたいというふうには考えております。あと、海岸漂着物の処理推進法というものがありまして、そちらのほうで市町村の責任の部分で、海岸というのは道のほうで管理をしているのですけれども、そちらに市町村のほうも協力をするという条文がありまして、そちらに基づいて今押し上げ等をやっておりますので、道との協議になりますが、景観上見ばえが悪いというところはできるだけ進めていきたいというふうに考えております。

再質問 9番 土井裕司

ありがとうございました。なかなか浜に入るというと、今のJRの鉄道の問題もありますので、なかなか入っていけないというのが現状だというふうには、理解をするところもあります。次は、被害補償ということで質問をいたしましたが、先ほどこの流木についての補償はできないと。これは従来からの考え方だというふうに考えております。それと軽微な被害について報告がないのが現状ということでございましたが、実際には多くの軽微な被害はあるのも現実でございます。この被害についての補塡についても漁船保険対象の事故であれば、先ほど言っておりますとおり、復旧に係る費用補塡はしておりますが、それ以外の例えば先ほど言った滑りだとか何かというものについても補塡はございません。先ほど参事のほうから、可能な範囲での申し入れを今後検討するというようなお話もございましたので、今後も被害が発生した場合に速やかに組合、そして町のほうに報告するよう指導していただきたいと、このように考えてございます。それと、管内連携をしての対策ということで質問をいたしました。これは先ほど町長のほうからも言いましたとおり、十勝管内で事故が発生をいたしました。それで、管内では連携して漁業者が協議会を発足して対応しているという例がございました。日高管内においても、説明で日高地域海岸漂着物推進協議会というものがございますが、一部流木の話はしているというふうに伺っておりますけれども、主に一般的な浮遊物、そしてまた不審船等々の話が主だったのではないかというふうに思っております。私はこの協議会とは別に、この流木被害を減らすための協議会発足を、浦河町が中心になって関係者を集め、対応策を管理者に強く要請していただくようなことをしていただきたいと、このように思っておりますが、この件についてお答えをいただきたいと思います。

答弁 産業課参事 住吉仁昭(産業課参事は2021年3月まで)

町長の答弁にもありましたとおり、十勝のほうではかなり大規模の被害があったと。そのときに、今、日高地域でつくっている、同じく十勝地域で海岸漂着物対策推進協議会というものがあります。そちらのほうで流木対策検討部会というのをつくって対策を検討したという事例を聞いておりまして、そちらを日高版に置きかえてどのような体制ができるかということは検討してまいりたいというふうに考えますし、事務局は振興局ですので、そちらのほうには働きかけはしていきたいと考えております。

再質問 9番 土井裕司

そのような対策をとっていただいて、少しでもこの流木問題が解決するようにお願いをしたいと思います。川と海の関係ということは、私が言うまでもありませんが、川の栄養素が海に流れ、海の魚を育て、昆布を育ててまいります。また、サケは川を下り、大海で育ち、大きくなって育った川を目指し、戻り、子孫をふやしてまいります。我々はこの大自然の恵みを受け、なりわいとしての漁業を育み、生計を成しております。しかし、一方では自然がもたらす作用で被害が発生しているのも現実でございます。地元の漁業者、地方から来る外来船の方々が少しでも安心して操業できるように、河川の管理を本部とも強力に進めるようお願いを申し上げ、この件についての質問を終わりたいと思います。それでは、2点目の自治会要望についての再質問でございますが、先ほど課長のほうからどの線から行ってもなかなか難しいというお話をいただきました。平成27年度も28年度もそのように難しいというお話ばかりでございました。自治会としては、さまざまな問題を抱えていての要望でございまして、毎年同じ回答ではなく、ちょっとでも進んだ回答が欲しいなという思いでございます。そこで質問いたしますが、ここで言っている当面は現状での利用をお願いするという、この当面とはいつのことを指しているのか。将来的においてもう無理だということなのか、検討する余地があるのかと、これらについてはお話をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 池田拓

質問をいただいてから現地のほうに私は行って、現地を調べて、改めて久しぶりなのですけれども、行ってまいりました。あそこの会館、思い起こせば20年よりちょっと前ぐらいに、ごみの説明会で、あそこの会館に集まっていただいて、私が説明したことがあるのですけれども、それ以来だなと思って行って、当時は外階段だったのですけれども、外階段に壁ができたのだなということを見ながら、その一方で、2階とはいっても実質2.5階ぐらいの高さなのです。あそこは2階が高いものですから、昔の浄化槽の水槽とかがあったものですから、階段が高い。確かにあの角度でもって、高齢化が進んでいる皆さんがあそこを上っていくのは大変だなということを改めて感じてまいりました。その一方で、担当のほうを含めて、いわゆる補助の制度をいろいろと調べさせたのですけれども、残念ながら今の段階ではなかなかいいそういった制度を見つけられていないというのも、これもなかなか現実なのであります。きのう、もし、あくまでも仮定ですよ。もし、という段階でこの会館を建て直すとすれば、やはり避難場所ということを考えれば10メートル以上の高さでないと、なかなか建てるのは難しいのだろうなということで、例えば昔の営林署の住宅の後、今は営林署とは言わないですね、森林事務所のある向かい側とかも行って調べてきたりいろいろとしたのですけれども、なかなか適地が難しいのかなと。それともう一つは、では、まきば通ができたらまきば通のところにいい場所がないかということで話をしたのですけれども、あそこは、ご案内のように、こちら側が青粘土で向別川に向かっては結構崩れやすい。そういうところだからなかなかするのも難しいのかなという思いをしながら帰ってきました。あとはご質問の中にもありましたけれども、自治会の物置の関係、今の2階から何かイベントをやるたびにおろすというのは、これも確かに大変だなという思いで中を見たのですけれども、先ほど駒澤のほうからも答弁をさせてもらいましたけれども、今あそこにオイルフェンスだとか、それから災害発生時の1トンの水槽のタンクが4つだとか、あるいは各家庭に配るポリタンクだとか、そういったようなものを入れているのです。こちらの右側のシャッターのほうは、水道管の本管とかの破損時の緊急の資材を入れていまして、そこは大変重量物なものですから、棚をつくっておさめるというのはやはりちょっと難しいのだろうなと。そうであれば、そういう自治会の要望に応えるには、外に物置を置くような方法でしか解決がつかないのかなと。そういったようなことを含めて、今どういったようなことでもって、自治会要望の全てではないけれども、幾つかの可能性があるかどうかを検討させておりますので、それがいつまでかどうかは別にして、もう少し時間をいただきたいなというふうに思います。本体は、繰り返しになりますけれども、今の何か国のほうのそういう制度が行き当たれば検討は進めたいというふうに思いますけれども、今現在で単費でもって建てるというのはなかなか条件的には厳しいのかなというような判断はしておりますけれども、いずれにしてもご質問の中にもありましたように、あの建物自体がかなり古い建物でありますので、あそこがいつまでもつのよという話もありますので、そういったところを総合的に勘案しながら、もう少し時間をいただいて検討をさせてもらいたいなというふうに思います。先ほどの私の答弁の中で、一昨年の災害と言いましたけれども、一昨昨年の災害ですので、そこのところは訂正させていただきます。

再質問 9番 土井裕司

2番、3番の答弁も全て今、町長のほうから答えていただきましたので、それ以上のことを私のほうから求めても仕方ないのかなというふうに思っております。ただし、現状のあそこの階段については、やはりこれからのバリアフリー化等々のこともございますので、これは早急に解決できる範囲の中で解決していただきたい。それともう一つは、その倉庫のことについては、まだ話したいこともあったわけでございますけれども、ただ町長のほうからそういったいろいろな倉庫の使い方についての答弁もございましたので、それについては言いませんけれども、ただ、最後におっしゃっていただいたように、自治会としてもどうしてもあそこに物が置いてあり、邪魔になり狭いという状況がありますので。それと、あそこに物を建てるということ自体にいろいろと問題もありますよということでございますので、それでは最終的に自治会としてもどのぐらいの予算は自治会で持てるかどうか、これは別問題にしても、予算化できた場合に、プレハブをあそこに建てて、それを対応すると言ったときに、再度町のほうにお願いをしたいなというふうに思っておりますので、そういった点でお願いをして、私の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる