浦河町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月19日
(1)町内の人口減少対策と後継者対策について/(2)小学校での英語の教科の取り組みについて
2019年6月19日、浦河町議会の一般質問で、武中憲士議員が「町内の人口減少対策と後継者対策について」「小学校での英語の教科の取り組みについて」について質問し、町長 池田拓、企画課参事 芝田武生、商工観光課長 真下修、産業課長 長崎哲之、産業課参事 住吉仁昭、教育長 浅野浩嗣が答弁しました。
- 質問者
- 武中憲士 議員
- 答弁者
- 町長 池田拓、企画課参事 芝田武生、商工観光課長 真下修、産業課長 長崎哲之、産業課参事 住吉仁昭、教育長 浅野浩嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。
質問 10番 武中憲士
おはようございます。元号も平成から令和になり、新たなスタートの意気込みになりやすい環境であり、私も4月の選挙で新たに4年間の議員としての権利を町民から預かりましたので、初心を忘れることなく誠意を持って頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。発言通告に従って、2件について、質問いたします。1件目ですが、町内の人口減少対策と後継者対策について、お聞きいたします。同様の質問は以前、何回か行っていますが、地域の力の要素の一つ、一定の人口が必要だということを改めて感じているところです。人口減少は将来の浦河にとって大きな課題となっていることは、多くの町民の認識ではないでしょうか。この対応策の一部は総合計画や総合戦略に反映されていますが、できる限りのことは、休むことなくやり続けていかなければならないと強く思うところです。その一つに、働き場の確保に対する取り組みが重要と思います。そこで何点かについて、お聞きいたします。1点目ですが、以前、高校卒業見込みの意識調査で、かなりの人数から町内での就職希望がありました。でも実際は、職種が限られた求人に対して、希望がかなわない人が多くいるものと認識しています。また、一度は進学、就職などで町外に出られた方がUターンしてもよいと考えていても、仕事がないとお聞きします。そのような状況の中、町は働き場の確保対策として、創業支援事業、新規学卒者雇用促進事業、いちご栽培等への新規就農事業、漁業担い手支援事業等の施策を行って、その効果もあると認識しているところです。しかし、一方では高い求人状況の中、希望職種とのミスマッチがある中、特に若い方や高校卒業生の希望職種として、働き場の確保が必要と考えるが、この辺について町の考え方をお聞きします。2点目ですが、事業の後継者がなくて、廃業したり、今後、廃業を予定していると話している状況があります。漁業、農業、商業において、規模の大小はありますが、それぞれ努力しながら、事業活動を行っている者が、後継者がいないことで廃業しています。また、廃業していきます。一度やめた事業を再度立ち上げることは、とても大変なことだと想像できます。昔のように子供や孫、または親族等が当然のように継承していた事業が、そのようにならないことが現在の大きな課題だと思います。誰か継いでくれるならと話す事業者もいます。働き場の確保として、血縁やゆかりのない第三者が事業を継承できるような仕組みづくりも必要と考えます。そのような状況を町として、どのように考えているのか、また、どのようにかかわっていくのかをお聞きいたします。路面での小売店、商店などは、大変厳しい状況の中でも頑張っていますが、高齢等を理由にどんどん廃業が進んでいます。しかし、それぞれの地域にとって、なければ大変困るものです。新規出店は難しいことを想像します。小売店などの事業が継承されることは必要なことと感じます。何らかの政策が必要ではないでしょうか。その辺についても、あわせて考えをお聞きします。3点目ですが、新規就農支援や、あわせてリース事業の起業への支援、漁業の担い手に対しての財政支援などは、利用者の推移を見ても順調な取り組みと認識しています。しかし、農業においてはもっと若い方を中心に積極的な参画ができる環境をつくることや、漁業においても、乗組員としての養成も必要ですが、漁師として独立できる環境整備も行政ができる範囲でかかわる必要があると考えます。考え方をお聞きします。以上、3点について答弁をお願いいたします。2件目ですが、いよいよ本格的に小学校で英語の教科での取り組みが始まります。かなり以前より、正式な勉強としての扱いではなく、総合的な学習の時間等で英語になれ親しむ観点から、英語が小学校で扱われてきました。それが、3年、4年生では、なれ親しむ観点ですが、高学年の5年、6年については授業のこま数を時間割に組み込み、英語の教科として取り組まれるようになると認識しています。目前に迫った状況の中、管内の小学校での体制は順調に進んでいるのでしょうか。特に高学年の対応には、教科としての扱いとなることから、英語に対しての成績がつけられます。小学校の担任が全教科に責任を持って教えている現状から推測すると、英語も担任が教えるのかなと思います。高学年に英語に対しての専門性を持った教員を担任として配置できる体制ができ上がっているのでしょうか。年70時間の授業時間、週一、二回程度の確保は、どのようにされていくのでしょうか。また、他の教科、活動への時間的影響はないのかなど、心配されるところですが、現状、義務化直前の今、学校での進捗状況は、どのようになっているかをお聞きします。以上です。
答弁 町長 池田拓
武中議員の質問にお答えさせていただきます。今ご質問の中にもありましたけれども、農業、漁業、林業あるいは商工業を含めて、後継者あるいは事業承継というのは、浦河にとっては、もう非常に重要な課題だというふうに思っております。ことしも、年度当初の課長会議等で、このことが町の活力といいますか、人口減少対策だとか、産業振興だとかを含めて、非常に重要だということは、重ねて職員のほうにも言っておりまして、去年から商工業の関係には、速やかに後継者あるいは第三者を含めて事業継承できるように、金融機関あるいは関連の経済団体も入れて、そういった組織を立ち上げて支援しているところであります。なかなか具体的な成果は出ておりませんけれども、同様に農業、漁業においても、そこのところというのは、喫緊の課題だというふうに私自身は思っております。漁業に関していえば、事業を承継するには技術的な関係、ここが非常に難しいのだろうなという部分がございますし、農業に関していえば、農地あるいは厩舎や牛舎を含めて、第三者が事業承継する場合に、非常に大きな荷物を最初から背負って営農していかなければならないという課題もあるのだろうなというふうに思いますし、それは漁業も、船とか、そういったようなことをする場合には、そういったような最初からの負債を持たなければならない。それを乗り越えて、新たに農業、漁業、あるいは商売にしても、やるためには、どういったようなサポートが行政、あるいは関連する経済団体を含めて、支援ができるのかなというのは、本当に急いで取り組んでいって、なおかつスムーズにいけるような、そういった仕組みを経済団体の意向も十分に踏まえながら、もちろん最大のあれは、もうそろそろリタイアするから事業承継したいという、今、業務として営んでいる方々の意向も踏まえながら取り組んでいきたいなというふうに思います。毎年、年に1回荻伏から白泉まで浜をずっと歩くのですけれども、昆布の看板も、特に浜荻伏は目立つのですけれども、浜荻伏ですとか、地域的にいえば月寒とか、もう干場が雑種地になっているというところも、結構散見しておりますので、それだけ、今和食がブームで、昆布に関して言えばですよ。和食がブームで、世界的に昆布の需要が高まっている中でもって、なかなか生産者が、それに見合う収入を得にくいような今の仕組みというのも、これも乗り越えていって、やっぱり収入あってのそれぞれの農業、漁業だと思いますので。そういったような課題、山積していますけれども、そこのところに集中するような、先ほど質問にありましたけれども、地元に戻ってきたいのだけれども、希望する職種がない。例えば、自分はIT技術者になりたいのだ、あるいはデザイナーになりたいのだというのは、浦河では、とても対応できないとは思うのですけれども、まあITの場合は、対応できるかもしれませんけれども。できないと思うのですけれども、農業だとか、漁業だとか、昔ながらの職業というのは間違いなく人手が欲しい。あるいは跡を継いでほしいという人がたくさんいるわけですから、その人たちに、若い人に魅力ある産業とするためには、やはり金が全てとは言いませんけれども、お金の部分もあろうかと思いますので。それをどうやってサポートしていけるか。ここのところは、産業団体ともしっかり知恵を出し合っていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。あと、詳細については、それぞれの担当課長のほうから答弁をさせていただきます。
答弁 企画課参事 芝田武生(企画課参事は2020年3月まで)
私のほうからは、1点目と2点目についてご答弁させていただきます。まず1点目、浦河町に愛着があり、仕事をしたいと思う若者は多いと思います。しかしながら、求人募集はあるが就業につながらないミスマッチが発生しているのが現状でございます。昨年11月下旬に、浦河町で地域を担うプレーヤーの確保を目的とした新たなNPO法人が設立されております。このNPO法人が取り組む課題として、次の3点を挙げております。まず1点目、人材の誘致、マッチング、U・Iターン者など、地域を担う人材を誘致し、地元の事業者や活動とマッチングを行う窓口。2点目、Uターンするキャリアの構築、地元愛への醸成、出身者の進路追跡、情報発信など、Uターンを促すためのトータル的な仕組みづくり。3点目、地域づくりの担い手の支援としておるところでございます。我が町の抱える課題を地域の課題として捉え、NPO法人として取り組む形ができつつありますので、今後は、こちらのほうに協力していきたいと考えております。続きまして2点目でございます。先ほどのNPO法人で事業承継へのアプローチも検討をしているところでございます。後継者がいなくて廃業を考えている事業者の方のニーズがあるのであれば、マッチングを行う窓口として活躍していただけるのではないかと考えているところでございます。以上です。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
2点目の事業承継の関係につきまして、商工業関連について答弁いたします。昨年度、浦河商工会議所が会員事業所に対し実施したアンケート調査のうち、後継者についての質問についての回答でございます。回答数が275件ありました。後継者が決まっていると答えた方が62件で、22.5%。決まってないというふうに答えた方が213件、77.5%。後継者が決まっていない理由、213件の内訳でございますが、一番多かったのが清算・廃業、99件、46.5%。決めかねている59件、27.7%。3番目に多かったのが後継者を探している、24件、11.3%。4番目に多かったのが、後継者がまだ若い、22件の10.3%などとなっております。清算・廃業と答えた99件の方の理由、複数回答でございますが、一番多かったのが、後継者がいないが67件。2番目が、事業に将来性がない15件。同じく2番目、15件ですけれども、地域に需要がない。その次が、事業が悪化している6件というような結果でございました。商工業者の3分の1が自分の代での清算・廃業を考えている状況であります。一方で、後継者候補を探している方も24件あることから、後継者がいれば、事業の継続ができないかと考えられることから、事業承継の支援について、積極的に進めてまいりたいと考えております。一つの取り組みといたしまして、ことし3年目となります、ふるさとワーキングホリデーという事業がございますけれども、こちらは、都会の若者に浦河で生活をしながら、職業体験をすることにより、浦河への愛着やその先の定住、あるいは浦河応援団として、リピーターとなることを目的とした事業を活用する。また、地域おこし協力隊の制度を利用して、後継者を募集する企業や事業所などでの研修を経て、事業継承するなどの方法が考えられます。いずれにしましても、商業等担い手対策会議や浦河商工会議所、中小企業関係指導団体との連携をとりながら、事業者の意向に沿った形での政策形成に努めてまいりたいと考えております。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
私のほうからは、一つ目の質問の2点目と3点目の農業にかかわる点についてお答えし、水産業につきましては、この後、参事よりお答えさせていただきます。まず、質問の2点目の後継者がいなくて、廃業を考えている事業の継承対策ですが、農業においての後継者対策は、ご承知のとおり、新規就農支援対策事業などを実施しているところですが、農業の事業継承には、先ほど町長からもありましたとおり、農地等の問題等があり、これまでも農地中間管理機構、いわゆる農地バンクなどの制度により、農地の集積化や流動化を進める施策も進められているというところです。町としましても、こうした制度の活用に加え、廃業や事業の第三者継承を希望する農家の状況などを農協、また農業委員会などと情報の共有をしながら、廃業後の農地の利活用や円滑な事業継承などが促されるよう努めているところです。3点目、新規就農者への経済対策ですが、町としましては、これまでも、いちご等の振興作物を中心に新規就農者へのさまざまな支援を行っているところであり、今後につきましても、これまでの事業の効果等を検証しながら、農家や関係機関とも十分協議をしながら、国等への新たな動きも常に視野に入れ、その時々の社会情勢に沿った制度の見直しなども含め、必要な対応を検討してまいりたいと思います。以上です。
答弁 産業課参事 住吉仁昭(産業課参事は2021年3月まで)
私のほうからは、漁業関係につきまして、答弁申し上げます。まず、2点目の質問についてですが、漁業関係の後継者対策としまして、議員ご承知のとおり、浦河町漁業担い手等支援事業で漁業に従事する方を対象に支援を行っております。実績としましては、今年度までに47名を対象に支援を行っているところであります。廃業を考えている方への事業継承対策やかかわりにつきまして、現状では漁業を廃業される場合、漁組が間に入り、船舶や機械、施設などをそれぞれ個別に売り払いをされていたり、ほかの漁業者の方へ貸し付けている状況であります。一つの考え方として、後継者のいない漁業者の方が使用していた船舶や施設などを、新規に漁業を始める方にまとめて引き継ぎができれば、初期投資の軽減につながるとも考えます。このことから、現在進めている支援制度の今後のあり方を考えていく上で、円滑な事業継承を進めていくという視点からも検討を進めてまいりたいと考えております。続きまして、3点目の質問の今後の施策の検討についてですが、現在進めている浦河町漁業担い手等支援事業を引き続き活用していくとともに、先ほどの答弁にも関連しますが、漁業経営の継承という部分からも、漁業後継者をふやしていく仕組みづくりについて進めてまいりたいと考えております。また、漁業従事者の減少等の対策についても、あわせて進めていかなければならないと考えます。しかしながら、町長の答弁にもありましたが、これら施策につきましては、町だけで進めていけない部分もあることから、漁業者、漁協、関係機関との話し合いが重要になってくると思われます。今後につきまして、よりよい体制がつくれるよう協議・検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
私のほうからは、小学校での英語教育の学校の対応ということでお答え申し上げます。来年度から小学校のほうで、新学習指導要領、これが全面的に実施されます。そういった中で、新たに3年、4年、この学年で外国語活動、これが年間35時間。年間35時間ということは、週1時間ふえるということになるのですけれども。あと五、六年生、こちらのほうでは、これまでというか、今のところ、外国語活動ということでやっているのですけれども、来年度からは、議員お話ありましたように、外国語といいますか、英語科ということになります。こちらのほうは、年間70時間ということで、週2時間ということで授業が行われます。来年度から全面実施なのですけれども、昨年度から先行実施ということで、既に、これ国の通知もあったのですけれども、3年、4年で、年間15時間、そして五、六年につきましては、今35時間やっていましたけれども、15時間ふやして、50時間の授業を行ってきています。今年度、来年から始まる前の年になりますけれども、今年度については、浦小と堺小は3年、4年、これ10時間ふやして、25時間やっているところです。五、六年が60時間と。東部と荻小につきましては、昨年と同じで15時間と50時間。来年からは、当然ですけれども、完全実施ということで35時間と70時間行うことになります。ですから、来年度になりますと、3年から6年生については、それぞれの学年で年間35時間、週1時間ふえるということになります。これに対しまして、学校のほうでは、やりくりといいますか、朝の時間を早めたり、ある学校によっては、午前中で5時間して、昼から1時間というような対応をそれぞれ工夫しながら、この時間をつくっているところであります。先ほどお話ありましたように、小学校の場合は中学校と違いまして、中学校ですと、英語の先生という免許を持った先生がいるのですけれども、小学校の場合は、もちろん小学校ですから、まずは小学校の免許を持っていて、小学校の場合は学級担任ということで、全部教えることになります。そうかといって、この英語については、教員養成課程の中でも、今の現行の学習指導要領は。済みません、ちょっと喉の調子が悪くて、申しわけないですけれども、平成23年からやっているのですけれども、教員養成課程の中で、十分そちらのほうは、外国語活動のほうは、指導はしているのですけれども、なかなか、もっと専門的なことは十分でないという状況にあります。そんなことから、当町でも、現行の中でもいろいろ外国語活動はやってきたのですけれども、今年度から道の事業になるのですけれども、道教委の事業で、小学校外国語活動巡回指導教員研修事業というものを取り入れて、英語科の免許を持つ教員を小学校に配置、拠点となる学校に1名配置して、その教員を浦河の場合、四つありますけれども、1週間、堺小は2日間になりますけれども、ほかの学校は1日ずつ巡回しながら、外国語活動、また、五、六年の外国語を指導する担任の先生方に指導したり、一緒にTTと言いますけれども、一緒になって、指導したりということで、来年度に向けてのそういった研修といいますか、そういったことを今しているところです。あと、今もちろんALT、ネイティブのALTの方は1名なのですけれども、2学期以降からは、本年度になりますけれども、2人体制になります。そういったことで、次年度からは、今年度については、そういった専門の方が各学校を回りながら指導をしたり、あと2学期からは、ALTも1人ふえます。ですから、そういった技術的なことを、また人的なことで、次年度に向けては対応していければなということで考えているところです。いずれにしましても、現場の声を聞きながら、どういった形がいいのかなということで、次年度からの全面実施に向けて進めてまいりたいと思っています。以上です。
再質問 10番 武中憲士
再質問をさせていただきます。1件目の人口減対策と後継者対策につきましては、具体的な、政策的には一部は出てきているけれども、全体像がわからない中で、町全体としては、そこの重要性を捉まえて、ある程度、表に出ない中では、積極的に取り組んでいますよという説明を今いただきました。現実問題は、だんだん全国的な部分になるのですけれども、人口減という部分が発生する状況を踏まえたときに、もともと、ここらについては、特に一次産業が主体の中で、例えば、一つの家族の中で、子供さんが一人残れた状況の中で、その子供さんが、また結婚なさって、子供ができましたみたいなのをどんどん繰り返してきた中が、ある程度、そこが崩れてしまって、結局どんどんどんどん人口減に陥った部分と。個々の地域にすると、官公庁が、ある程度統合になったときに、そういった事業所が縮小と、日高支庁をちょっとイメージしていますけれども、縮小になった部分で、それに携わった事業所も、どんどん減ったという環境もありますよね。そうした中で、今後どうやって人口を維持するのだという部分に関しては、答弁の中にもありましたけれども、やっぱりご飯を食べていかなければならないという部分で、働く場の確保という部分を、ある程度、重点的に考えなければならないのかなという思いで、今回質問をしているわけです。そうした中で、農業も漁業も商業も、商店さんと話す機会もある中では、後継者がいないからやめるのだという声が結構多いのです、単純に。そうした中で、その部分というのは、何かというと、やっぱり昔ながらの、ある程度、子供さんなり、お孫さんなり、親戚なりに移行していった部分というのが全くなくなった状況の中で、せっかく築かれた事業自体を、あとはやっていけないからやめますみたいな、今度はなくすこと自体が本当は流れとして働くというか、生計、ご飯を食べられる機会をどんどん減らしているのかなという部分をすごく感じています。それで、その部分に、一定程度、行政的な施策なり、ある程度、そういう部分が第三者に本当に移る環境ができるのであれば、残れる事業所も、先ほど真下課長のほうからありましたけれども、商工業に関しましては、後継者さえいれば、二十数件は可能性があったり、59件については未定の状態で、実質可能性があるみたいな部分に関しては、せっかく、そういう事業所があるのであれば、極力残していって働く場なり、ご飯を食べる部分だったりという部分で、慎重に扱っていただきたいかなという思いです。それでは1点目の部分に関して、ある程度、高校生の卒業生をイメージしながら質問させていただいたのですけれども、先ほどミスマッチという部分で、意欲を燃やして就職するときに、私、これではないわという部分で出られる方がおられます。そうした中で、結局、やっぱり地元にせっかく残っていただける、本人の気持ちの中で地元に残っていただけるという部分があるのであれば、残っていただきたいなという、すごく思いがある中で、一時期、私も質問したことありますけれども、企業誘致みたいな部分で、ある程度、働く場の確保はできませんかという質問した経緯もございますけれども、最近、その部分に関しては、余り積極的な流れがあるのかないのかよくわからない中で。一定程度の事業所を浦河に持ってくるみたいな部分では、どういうような考え方で進んでいるのかお聞きします。
答弁 町長 池田拓
事業所というと、ともすれば大きい工場とか、そういったようなことを連想される方は多いと思うのですけれども、本州の事例とかで見ていますと、特に製造業の関係ですと、ある小さな町では、そこの工場が撤退したら、それでもって地域が崩壊するみたいな、そういったような事例も漏れ伝わってきていますので。いろいろなアプローチの方法としては、こういう浦河の町の規模に合ったような形の、いきなり何百人とかということではなくて、もっと小さい単位での事業所というのは、アプローチしていかなければならないなというふうに考えておりますし。なかなか成果が出ていませんので、議会でもって、ここに何件回りました、ここに挨拶に行ってきましたとかということは、まだまだ、差し控えさせていただきますけれども、そこのところは、それぞれIターン、Uターン含めて、あるいは地元に残りたいという子供たちを含めて、多様な働き場というのの確保というのは、私ども行政にとっても、あるいは、その関連する経済団体にとっても、大切なことだというふうに思いますので、これまで同様、しっかりと取り組んでまいりたいなというふうに考えてございます。ただ、これこういう、今、東京オリンピックが終わるまでというふうに、巷間、言われておりますけれども、例えば、役場自体が人材確保をするのが、なかなかかなわないといったような、かなり深刻な状況でありますので、役場は魅力がないから来たくないのだろうと言われれば、それまでなのですけれども。あるいは、別な町内のところでは、大卒を何人か確保したのだけれども、いざ、さあ就職というときには、全部に逃げられたみたいな話も聞こえてきますので、やっぱり、なかなか都市部と同じような業態でもって募集をしても、なかなか厳しいのかなというふうには思います。そういう中でもってどうやって、そこでもって諦めてはいけませんので、地元に今いる子供たちを含めて、この町の魅力の再認識という方法を、小さいころから再確認してもらうことも大事なのだと思いますし、その一方、ご質問あったような、よそから企業を呼び込んでくる、あるいは、その出先でもいいので呼び込んでくるといったようなことについても、これまで同様しっかり取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
再質問 10番 武中憲士
行われているというようなことで答弁をいただきました。その部分で、ある程度、人口減少なり、事業の廃止、廃業なりという部分に関して、要するに建物のあいているスペースがあったりみたいな部分も、このごろは発生したり、既存でもある状況にある中では、その辺も整理しながら、受け皿側として、そういう部分も整理した中で積極的な事業所誘致なり、ほかの部分でという部分でもいろいろあるのでしょうけれども、進めていただきたいなという思いは、本当にありますので。せっかく、地元に残ってもいいよという地元生まれの子がいる中では、一人でも二人でも多くの方が残っていただくという部分に関して、改めて捉まえて、進めてほしいなという思いがあります。それから、事業継承の部分についてという部分では、ここも先ほどの重複になりますけれども、働く場の消滅ということを防がないと、新たに興しながら働き場をつくっていくという部分では、大変ですよみたいな趣旨で話させていただきましたけれども。ある程度、農業、漁業をイメージする部分ですけれども、基本的には両方、単にあしたから始めるからできますという状況にないという立ち位置での説明も受けておりますけれども。そういった中で、例えば、漁業に関しては特に新規就業に関しては、生活面での保障をするという部分での金銭援助をしているという現状の中では、先ほどの質問の中にしましたけれども、一定程度、高齢化になった状態で、先やめるのだという流れがある中で、そこに、新規に生活支援を受けている方が無償というより、乗せる方にとっては無償で乗せて、そこの中で、いろいろ技術なり環境なり、どんな仕事だ、みたいなのが継承される期間を設けられるように、一定程度、申請がある中で生活支援を出すのではなしに、もう一歩で、こういう形態の後継者を探している事業体がありますよと。そこにはめ込めるというか、環境も一歩踏み込んでつくってほしいという趣旨で質問した経緯があるのです。事業ですから、それぞれいろいろな方々の考え方もあるし、やっている方の考え方もあるしという部分では、難しい部分があるけれども、全て網羅にするという話ではなしに、可能性としては、そういう状況もできるでしょうし、来年やめるという状況になったときに、若い方が一緒に同じところで働くのだというときに、その寿命が1年、2年延びる可能性もあるという部分で、状況が変わるのではないかという希望もありますので。それについては、先ほど、産業課参事のほうから、そういう考えを持ちながら進んでいますよという話がありましたので、改めて、そこは積極的に進めてほしいという意見だけ述べます。それから3点目については、特に農業のほうをイメージしながら進んでいたのですけれども、例えば高校を卒業されて、私、農業をやってもいいわみたいなときに、実際現状の中で農業に踏み込めるかという、娘にも農業しないかいと言った経緯があるのです。帰ってきて、いちごつくらないかいと。一人だったらできないよという。そこから始まっているわけですよ。それが、だからちょっと印象的に残ったものですから、個人が参入するという形でなしに、ある程度、仲間内で、数名の単位で一つの実行、経営をしていくみたいな形。例えば、今、いちごについても、誰かさんがするのではなしに、数名が経営体を一生懸命、頑張っているのだみたいなモデルを見せたら、ある程度続いてくれる人がいるのではないかなという、勝手な思い込みもありますけれども。そうした部分では、それにはこだわらないですけれども、そういった中で、ある程度、参入しやすいのだよということを見せるために、町として、モデル的事業を立ち上げながら、ある程度、今よりもっと参入しやすいみたいな環境づくりという部分は考えられないものでしょうか。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
ご指摘のとおり、農業、漁業、特に農業、漁業の一次産業のほうについては、小・中の方々に、いろいろな機会をもって触れ合える機会は設けているのですね、いろいろ漁業の体験、いろいろと触れ合ってもらう。ただ、議員ご指摘のとおり、高校生の部分に、実際、これから18歳卒業で成人を迎えて働くといったところに、そういう一次産業を体験するというか、実際にやってみるという機会が少ないのかなというのが、ご指摘のとおりなのかなというふうには、私も実感しております。具体的に、先行事例で申し上げれば、例えば、道外では、農業法人のところに若い方が入って、従業員として始めて、その後、そこで力をつけて着業というような例もあるのは確認しています。実際、浦河町でどこまできるかというようなことは、今後、関係機関も含めて、研究のほう、勉強のほうを、もちろんさせていただきたいと思いますし。一番いい環境は、今いらっしゃる就業を迎える高校生ぐらいの方々が一次産業の魅力みたいなのをしっかり、それでも食べていけるのだということを、十分理解してもらえる機会をつくるのが、まず先かなと思っていますので、そういった検討を進めさせていただきながら、事業については、どういった形がいいのかを含めて研究のほうをさせていただきたいと思います。
再質問 10番 武中憲士
最初に、また戻りますけれども、基本的には、ある程度、これ働き場の確保だったり、ある程度、今進めている制度がより一層入りやすい状況になったりという部分をアピールすることによって、まだまだ、そこの部分への可能性は大きいと思いますので、ざっくばらんな質問になってしまいましたけれども、思いはちょっと伝えられたかなという思いがありますので、積極的に進めていただきたいなということで1問目は終わります。2問目に移りますけれども、英語の部分では、総体的にある程度、お試し状態で先行して、25時間なり15時間なりという英語を既に小学校に組み入れていっていますよ。さらに今年度については、その時間数をふやしながらいっていますよみたいな部分で説明を受けて、ある程度、大丈夫な状況ですよという説明だったのかと思いますけれども。現状、一般論の部分になりますけれども、やはり教科として、英語を扱っていく中では、教えるほうの側の専門性なり、技能なりという部分が、かなり重要性を示すのではないかという話になってきています。今の答弁をお聞きすると、基本的には、研修等をする中で、そこは補えるのだみたいな部分が、ということで答弁をいただいたような気がするのですけれども。それぞれの学校について、やはり全ての先生方が研修というか、イメージは五、六年生が、これから担任を持つ状態では、その方は研修を終えられた方が担任になるという考え方でいいのですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
ただいまのご質問ですけれども、これから五、六年のほうは、英語科ということで、今度評価も行います。今回の、今、英語専門の教員を一人、細かく言いますと、浦小に入れています。フリーにしていて、あちこちを回るのですけれども。そういった中で各学校に行って、これは、学校によって全員の先生ということにはならないと思います。今後、将来といいますか、今、議員のほうからご指摘ありましたように、五、六年を持つとか、3年、4年ということもありますけれども。そちらのほうを今後持つ可能性があるとか、そうは言っても、小学校の先生方は、まずは全部のことを覚えなくてはいけないので。ですから、そこは全体にも、そういった研修をするし、特に、この先生ということでの学校のほうでの対応もしているということで認識しているところですけれども。いずれにしましても、今年度、今スタートしまして、巡回しておりますので、そういった中で、その教員、また道教委からの派遣事業でもありますので、道教委のほうとも、その辺、相談といいますか、しながら新年度に向けて、教える内容も高度になりますし、評価もどういうぐあいにしたらいいかということで、その辺についても身につけるような形でその巡回指導教員、生かしていければなと思っています。以上です。
再質問 10番 武中憲士
配置された一名の専門的な資格を持った方が巡回する部分に期待を大いにかけますよという答弁ですけれども。現状、これからずっと授業、行われるわけですね、五、六年に対して。そういった中で専門性を持った、小学校の教諭であろうと、ある程度、英語に対する専門性を持った教職員の方の確保という部分は、本来ならば、もっと時間があったわけだから、もっと先にそれが本当は進んでいるはずなのに、今そうではないですよということも含めての答弁だと思いますけれども、その辺の考え方というのはどうなのですか。せっかくというか、授業として扱われる。したいがしたくないが、嫌だと拒みたい状況もあるのかもしれないけれども、要するに、文科省のほうで義務的に英語をしなさいという状況になってしまったわけですから、その部分には対応できる学校の体制という部分で、教職員を中心に、ある程度、そういう部分に対応できる体制をつくるのは教育長の部分なのでしょう。学校の裁量という部分ではなしに。そうしたら、その人たちの確保という部分は、本当に、その指導員だけが回るだけで、十分に足りてくるということの認識でいいのですか。少なくとも、ちょこちょこと調べましたら、五、六年生で、大体700単語覚えるらしいのです。その700単語は、もうばっちりだよみたいな先生が教える形になるのですかという、最終的にはそうなってほしいという思いがあって、質問しているのですけれども。その体制までは整えられるのですかという部分で、改めてお聞きします。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
小学校、中学校、義務教育であります。全国津々浦々同じようなレベルということで、国のほうで制度の中で公教育として行っております。そういった中で、北海道であれば北海道がそういった採用試験を行いながら、北海道の教員として、ふさわしい力のある者、入ってからも力をつけていこうということで。要するに、教員のそういった専門性につきましては、道教委、そして、そこに来た、受け入れたといいますか、もらったというか、とったと、その辺微妙なところがあるのですけれども。そういった中での、道教委とあわせて町教委のほうでも、日々、また管内には教育研究所がございまして、そういった中でも研修を行っています。ですから、もちろん、うちの町もそうなのですけれども、道教委として、全体的なことでのそういった力をつけていることと思っていますし、うちの町としても、そういった、今、一つのきっかけとしては、巡回指導教員を使いながら、各学校での研修、また道教委等への研修派遣をしながら、力をつけて、必要な単語を覚える、また文法を覚えるということで対応していきたいと思っていますし、現に今進めているところであります。以上です。
再質問 10番 武中憲士
義務として、要するに学校教育の小学校の部分で高学年には、英語を組み込まなければならないということですけれども。話ちょっとごっちゃになってしまいますけれども、基本的な思いとしまして、この議会でも、かなり基礎学力なりの部分で、一般質問が出る状況がありました。そうした中で、改めてのスタートとして英語教育が始まるのであれば、管内、一番、そこの部分は秀でていますよぐらいの意気込みを持った体制づくりという部分では、期待する部分があるわけです。そうした中で、今の教育長の答弁だと、何となく、道教委なり、上の組織なりという部分で、ある程度、そこはカバーしていただかないとみたいな第三者的部分ではなしに、もっと主体的に、その部分は横一線のスタートになるわけですから。横一線のスタートではないのですけれども、気持ちとしては、横一線のスタートになるわけですから、改めて管内の小学校の英語の部分だけではないですけれども、積極的な関与をもって誇れるような体制という部分では、構築してほしいなという思いがあります。それと、基本的に子供の部分という部分では、私はとてもついていけないけれども。これ、たまに教育長とも話をしたことがあるけれども、ゲームとかのキャラクター、わけのわからない片仮名文字のキャラクターを全部覚えられるぐらいの弾力性があるわけですよね。そうした中で、それに近い英語の教科という部分に関して、本当にやり方によっては、そこに興味を持って、すごく伸ばせる可能性がある状況にある中で、教える側も、やっぱりそれなりの専門性なり質という部分を期待しますという部分。裏を返すと、間違ったことを教えると、間違ったまま覚える環境になるわけでしょう。だから、そういった部分で、本当に専門性の追求という部分では手を抜けない部分なのかなという思いがあります。ほかの教科とか、国語に近い部分があるけれども、間違って覚えると、それがずっと引きずられるわけですよね。要するに、コミュニケーションの一環としての英語ですから。そこは発音が違うなり、全く違う意味での単語を覚えたりという部分では、大変難しい教科でもあるという部分からすると、やっぱり教える側の教員の確保という部分では、積極的に進めていただきたいという部分で、どうなのですかと聞くと、頑張りますという答弁だと思いますので、そういう思いを込めて、昼ですし、私の分は終わりますけれども、改めて機会があったら、状況を見て、質問を、また、させていただきます。どうもありがとうございました。