みんなの議会

浦河町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月18日

(1)共同墓地の維持管理の現状は/(2)AEDの設置状況と24時間の対応の場所は

2019年6月18日、浦河町議会の一般質問で、櫛桁秀男議員が「共同墓地の維持管理の現状は」「AEDの設置状況と24時間の対応の場所は」について質問し、町民課長 佐々木俊也、保健福祉課参事 盛美穂子が答弁しました。

質問者
櫛桁秀男 議員
答弁者
町民課長 佐々木俊也、保健福祉課参事 盛美穂子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 6番 櫛桁秀男

3期目ということで、新たな気持ちで、先ほど久保田議員のすばらしい質問の後なものですから、ちょっと緊張ぎみであります。通告に沿って、2問質問させていただきます。まず1問目には、共同墓地の維持管理の現状はということで、全国的な人口減少問題などで、最近いろいろな問題が出されている中で、我が町でも、今後心配される墓などの継承、また墓地の管理問題が出てきております。ことし中には町内に合葬墓ができることなど、今後期待される反面、共同墓地、つまり墓の問題で、最近はどういった形態でやっているかということをいろいろ調べてみますと、墓地の草刈りだとか、維持管理を町でやっている直営の墓地というのは、二つあるということで、あとそのほかの墓地につきましては、墓地の管理は、自治会だとかほかの方法でやられているということであります。それについてもですが、町直営であれば、墓地の敷地を買うときに、それなりの値段を出して買ってはいるのですが、地方の墓に限っては、その分差額をつけて買っていただいているということで、その分が今までは、自治会とか管理するところにお金が振り込まれて、管理費の一端とされていたのですが、最近、新しく墓を建てる人が、大変少なくなってきて、逆に墓じまいをするとか、連絡がとれなくなって、その町から出ているお金で、できる範囲ならいいのですが、我が地元、上野深では、どうしても1回の草刈りでは、大変草が伸びてからの草刈りというと、汚いということで、2回とか、墓参りの後、二十日盆過ぎた後の墓掃除などをしております。そうしますと、どうしても経費がかさんで、現在墓を守っている人自体も高齢化になってきて、また自治会員自体、若い者が最近やめるといった傾向も出てきております。そういったことから、管理委託されている自治会の墓などについて、今後、町として、何とか改善を考えていただけないかということで、3項目について質問いたします。1番として、町内の墓地は何カ所あり、町管理とそのほかの墓地の管理委託状況は。2番として、自治会での管理墓地があるが、墓じまいなど、自治会の高齢化、若者の自治会離れなどで草刈りなどの維持管理が大変と伺うところがあるが、今後の考えは。3番として、墓地利用者の中には不満が出ているが、というのは、先ほど言いましたように、同じ墓を持った人でも、一度、墓地の敷地使用料を払った以外に、地方の墓ですと、毎年一つの墓地に1,000円とか2,000円の管理料をいただいてやっている地区もあるようです。そのことについて、どうして、あちらの墓地ではお金を取るのですかとか、もともとそこにいる人がそこに墓を持っていれば、そういう問題は起きないのですが、たまたま墓を建てるときに、もう何年も前に、こちらの敷地料が安いということで、ぽんと買う人がいるのですね。買って例えば20年、30年すると、1年に例えば2,000円とか1,000円のお金であっても、土地の差額以上に逆転現象みたいになってしまうのですね、土地を買ったときの金額より。それで、今現在払わないで、どうもそういう理解をされない人がいて、最近、あと連絡がつかないとか、電話に出ないとか、そういった問題も出てきているということで、不公平だと、未納者の対応に困っているという実態があります。次に2問目といたしまして、AEDの設置状況と24時間の対応の場所は。AEDとは、最近よく聞く言葉、皆さんは知っているとは思いますが、正しい知識と設置場所などをどの程度の人が理解しているでしょうか。AEDとは、自動体外式除細動器といいます。救命処置用の医療機器で、心細動を起こしている心臓に対して電気ショックを与え、正常なリズムを取り戻させます。また、心細動とは、突然の心停止の多くは不整脈の一種である心室細動が原因で、心室細動を起こすと、心臓の筋肉の一部が小刻みに震えて、全身に血液を送ることができない状態です。酸素が運ばれないという状態になるため、一刻も早く細動を取り除く処置、電気ショックによる除細動が求められると言われています。一刻も早く処置を行うことは不可欠である以上、現場近くにAEDが設置されていることが非常に重要と考えます。最近、看護師さんと話す機会があり、AEDを浦河町内で24時間使用できる場所は何カ所ありますかと聞かれましたが、即答することは正直言ってできなかったです。私、その後AEDの場所を、自分自身、AEDの設置場所、AED全国マップというのがありまして、ネットで検索しますと、結構浦河にあるのですね。実際調べましたら、大体町内で51カ所ぐらい、現在設置されていました。ただ、24時間対応するAEDは何カ所あるかといいましたら、ごく限られた、要するに、昼間はそこはあいているが、夜は鍵が施錠されたままの状態のところがほとんどです。こんなことから、何とかならないのかなという考えから、私もこの質問、一般市民が、AEDによる除細動や救命処置を行うことで救命の可能性が上がるという、また除細動による救命率は1分ごとに10%低下するとされ、傷病者の命を救うためには、1分1秒でも早くAEDを使うことが求められています。それで3点について質問させていただきます。AED設置場所はAED設置マップでわかるが、町内に何カ所あるか。2番として、24時間対応できるのは何カ所か。3番としまして、今後対応して、24時間営業のコンビニなどにお願いして設置させていただけないのか、検討してもらいたい。以上です。

答弁 町民課長 佐々木俊也(町民課長は2021年3月まで)

私のほうからは、1番目の共同墓地の維持管理の現状はという質問で、三つのご質問に対して、ご答弁申し上げます。まず一つ目のご質問です。町内墓地の箇所数と、町管理とその他の墓地の管理の委託状況についてでありますが、現在、町内の墓地につきましては15カ所あり、そのうち、町が管理している墓地は、常盤町共同墓地、向別霊園の2カ所、それを除く地域墓地13カ所の管理につきましては、昭和50年度に現行の条例を制定して以来、町から各地域に墓地の管理人の選定をお願いし、委託料をお支払いして、草刈りなどの維持管理を委託しているところでございます。そして二つ目のご質問です。自治会管理の墓地について、自治会員の高齢化、会員の減少などにより、草刈りなどの維持管理が大変な実情を踏まえ、町としての今後の考え方はというご質問でございます。議員ご指摘のとおり、少子高齢化や若い世代の町外流出などによる人口減少とともに、町内墓地の使用数についても減少しております。直近5年間の実態で申しますと、新規に墓地を建立した使用許可件数が5年間で延べ29件であったのに対しまして、墓じまいによる返却件数と無縁墓地として町が撤去いたしました件数を合わせると、5年間で延べ134件と、墓地の減少件数が大幅に上回っている実態にありまして、社会情勢からも、今後も、さらに減少していくものというふうに感じております。このことから、以前と比べて維持管理に苦労されている地域が出ていることは、町としても理解しているところでございます。しかしながら、墓地の草刈り業務につきましては、どの地域もお盆のお墓参りの時期に合わせて実施しているものと把握しております。もし仮に町が管理する2カ所の墓地とあわせて13カ所の地域墓地の草刈り業務を全て草刈り事業者に委託するとした場合、同時期に一斉に草刈りを実施することは、現実的に困難であるというふうに考えておりますことから、町といたしましては、できる限り現行どおり地域のご理解、ご協力をいただき、お願いをしたいというふうに考えておりますので、ご理解願います。続きまして、三つ目のご質問です。墓地利用者の中での不満として、管理する自治会によっては、管理料金を集めて維持していることに不公平を感じ、管理料金を支払わない未納者の対応に困っている実態があるということについてのご質問でございます。地域への管理委託が開始された当初におきましては、町からの委託料や地域内でのわずかな負担の中で賄うことができたものと思われますが、先ほどお話がありましたとおり、現状では、墓地使用者が減少している実態、それに加えて町外で生活されている家族にお墓が承継されているというケースも増加しております。使用者から負担金を徴収して管理している地域におきましては、個々の負担金が増加したり、徴収そのものが難しくなっている事案もあるということについては理解するところでございます。現行の町からの委託料につきましても、十数年以上見直しをしていない状況にはございますが、町としましては、今後、各地における墓地管理の運営状況につきまして、調査を行って実態把握に努めるとともに、実態に見合った委託料の見直しにつきまして、協議を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解願います。

答弁 保健福祉課参事 盛美穂子(保健福祉課参事は2025年6月まで)

議員ご質問の二つ目のAEDの設置状況と24時間対応の場所はについて、三つの質問について答弁申し上げます。一つ目の議員ご質問の、AED設置場所はAED全国設置マップでもわかるが、町内何カ所にあるのかというご質問ですが、議員のご説明どおり、AED(自動体外式除細動器)は、心停止を起こした心臓に機器が自動的に心電図の解析を行って、心室細動を検出した際は、除細動を行う医療機器で、動作が自動化されているため、施術者が非医療従事者でも使用できる、一般の方も使用できるものです。これは、平成16年7月に、医療従事者ではない一般の人によるAEDの使用が許可されて以来、駅や空港、学校、官公庁など、公共施設への設置が進み、救急救命に効果を上げた報告がされています。ご質問の町内のAED設置場所はですが、北海道からの調査で報告した時点で、現在町のホームページで公表しているのは44カ所です。委員のお調べした全国AED設置マップでは五十数件載っていたと思いますが、これは、個人で購入したり、企業が購入して、その都度ふやしていけるものですので、町のホームページの数とは、ちょっと違う数ですし、ここの全国AED設置マップは、常に更新されていく可能性があります。二つ目のご質問の24時間対応できるのは何カ所か。24時間営業または開庁している場所は、セブンイレブン堺町店と築地店、消防署荻伏分遣所、浦河警察署の4カ所です。また、医療機器の除細動器がある浦河消防署本部、浦河赤十字病院が、24時間救急対応と救急患者の受け入れをしています。ご質問の3点目ですが、今後の対応として、24時間営業のコンビニにお願いして設置してはどうかについてですが、町内で24時間営業しているコンビニエンスストアは、3店舗あります。セブンイレブン堺町店と築地店にAEDが設置されています。設置した際は、従業員への取り扱い方法や管理についての講習などが望まれます。店舗経営者の救急救命の考え方や雇用状況なども関係してくると思われます。町内に広くAEDの使い方や目的、効果などを周知し、認識していただくことが重要と考えます。また、従来からの心肺蘇生法、心臓マッサージや人工呼吸法など、またAEDなど、新しい情報を取り入れ、浦河町の救急救命について研究したいと考えます。以上です。

再質問 6番 櫛桁秀男

再質問させていただきます。さきに、共同墓地の維持管理の現状はとしまして、いろいろ話を聞きますと、草刈りの時期が一斉でもあるということで、町の業者委託は難しいということで、現在は、管理人を指定してやっているということですが、管理人というのは、その墓地のあるところの人を管理人として指定しているのか、それとも自治会を通して、管理人として指定しているのか、その辺はどうなのでしょう。

答弁 町民課長 佐々木俊也(町民課長は2021年3月まで)

ただいまのご質問にご答弁いたします。自治会を通した形でお願いをしておりますので、自治会長が墓地の管理人というふうになっているところもございます。以上です。

再質問 6番 櫛桁秀男

それと、134件ぐらいの墓が実際減ってきているということもありまして、そこで、過去10年間、金額は変わっていないのだと。料金、委託料は変わっていないということで、今現在1地区、大きさとか、墓の数は関係しないで1カ所に幾らという金額は一律なのかどうか、そして金額は幾らなのか、お聞きしたいと思います。

答弁 町民課長 佐々木俊也(町民課長は2021年3月まで)

委託料の関係でございますけれども、まず委託料については、一律で13カ所の地域墓地に対しまして2万2,500円、そのほかに、その当該年度に墓地の使用許可がありまして、その際にいただいた使用料をその地域にそのまま委託料として交付をしているという状況でございます。

再質問 6番 櫛桁秀男

今現在聞きましたら2万2,500円ということで、私も知っている金額なのですけれども、ほかと違うのかなと思って。余りにも、現在では2万2,500円で、一度刈るのにしても、ボランティアで全く自治会の人がやってくれればいいのですけれども、なかなか墓の仕事は、また墓石がある関係で、誰でもが来て、グラスカッターを使って草刈りをするということにもならなくて、ある程度やれる人ということで、燃料代を出したり、そういったこと。その中で水道料も払ったりとか、そういったことも行っていますので、見直しを考えていきたいということでありましたので、どうか、その辺は、それをやってもらうことによって、今後、個々から幾ら幾らと集めなくてもいいのではないか。そして、また、どこへ行ったかわからなくなった人を追っかけてまで、徴収をしなくてもいいのではないか、私はそう思うのです。なかなか何年も、20年とか15年とか、いなくなった人の住所を、何かで来た人に請求するのも、また、これすごく言いづらいことで、役割として、おまえ言えというような状態に実際なっているのですね、担当の部署の人というのは。言いますと、すごく嫌な顔をされるのですね、正直言って。1,000円にしても15年たまると、1万5,000円とかになりますから、墓参り1年に1回、そこに住んでいないわけですから、できれば、そこを自分たちで本当は守ってやれればいいのですけれども、何せ大変な状態になっているということをご理解していただいて、料金を例えば倍にしてもらうとかしてもらうと、何とかその辺、みんなにも油代と、日当ほどは出せなくても、ある程度、何とかできるのかなと思うので、どうかその辺、今後検討されますことをよろしくお願いいたします。これはこれでよろしいです。次にAEDの設置現状ということで、私ちょっと勘違いしていたのは、セブンイレブンに、その聞いた人の、看護師さんの話では、ないようなことを言われたものですから、私も、それだったら、セブンイレブンは24時間やっているしと思って、マップで見たのですけれども、マップも、見るところによっては、拡大をよほどしないと出てこないのですよね。全体的にぱっと出ると重なったり何なりして、セブンイレブンは、私にはちょっと気がつかなかったということは、確かであります。今2店舗やられているということで、何せ私も一度、なった人のところに持ってきてくれといって、柏陽館のを持って走ったことがあります。そのときは通電しなくていいですよというような結果が出ましたけれども、いかに早い対応が、効果があるかということが実証されているようなので、ただ、高価でもあるから、例えば、そういう施設をあけっ放しで、いつでも使えるようにもできないだろうし、何か簡単に、例えば壁を破って取っていって使うとか、奥まったところですと、もちろんそういうコンビニはないわけですから、せっかく柏陽館もあるわけですから、何かいい設置の仕方というのはないものでしょうか。どうでしょうか。

答弁 保健福祉課参事 盛美穂子(保健福祉課参事は2025年6月まで)

このAEDの設置ガイドラインというのが出ているのですが、そこには、これを買うと、昔は100万とかして、今は30万とか、リースとかで、月数千円というふうに安くはなってきているのですけれども、転売目的で、そこを壊されてとかいうのも困りますし、置くところは、人が集まるところとか、イベントでマラソンとか、そういう心停止が起きやすい会場に置くとか、決められてはいるのですよね。私も、議員の質問をいただいてから、マップを見たときに、議員の住宅が野深で、一番近いのが、荻伏の分遣所なのだなと思ったときに、そこまで取りにいくのか、救急車を待つのか。柏陽館は日中あいていても閉まってしまうとか、置いておいても、いざ使うときに使い勝手が悪かったり、置き場所に鍵がかかっているとかというところが、いろいろ課題にはなっていましたので。浦河町として、日中しかあいていないところに、結構置かされているという状況なのと、24時間あいているところは、先ほどお伝えしたように、4カ所プラス消防とか日赤までとなると、救急体制になってしまうので、そうではない状況を、私の口からは、こういうふうにしますというふうにはお答えしづらいものもあるのですが、そういう状況のところに、今現在あるということを知っていただく、いい機会かなと思いますので、今後、どのように活用しやすい体制にするかというのも、研究させていただきたいなと思います。以上です。

再質問 6番 櫛桁秀男

大変前向きといいますか、本当、何人の人がこれで実際助かるのかと言われても、何とも答えようがない。いろいろデータ的には出されているようですが、これをやったことによって、そういった心肺蘇生をやったことによって、その後の処置が実際軽い処置で終わるのだというような実例が出ているということです。ですから、今後もその辺検討していただいて、なるべくそういったことにならないというか、対応しやすい状況をつくっていただければなと思います。どうもありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる