みんなの議会

浦河町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月18日

(1)選挙の投票所等について/(2)役場庁舎のバリアフリー化/(3)浦河町賛歌「うららかなまち」の活用について/(4)再任用制度について

2019年6月18日、浦河町議会の一般質問で、久保田誠悦議員が「選挙の投票所等について」「役場庁舎のバリアフリー化」「浦河町賛歌「うららかなまち」の活用について」「再任用制度について」について質問し、総務課参事 土居覚、建設課参事 高田良一、教育長 浅野浩嗣、総務課長 小野多圓、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
久保田誠悦 議員
答弁者
総務課参事 土居覚、建設課参事 高田良一、教育長 浅野浩嗣、総務課長 小野多圓、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 11番 久保田誠悦

7年ぶりに、この場所に登壇させていただきました。この場所に、もう一度こうやって立つことについては、想像もしていませんでしたので、大変緊張しておりますけれども、緊張感を持って、質問させていただきます。この4月21日の町議会議員選挙におきまして、町民の皆様から寄せられた声を中心に、時機を逸することなくタイムリーに取り上げたいとの思いから、今回、4件の質問をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。それでは、質問通告書に基づいて質問をいたします。1件目でございます。選挙の投票所等についてであります。3点について伺います。今佐藤議員さんからもご質問がありましたけれども、今回の町議会議員選挙の投票率72.41%、前回、8年前に比較しますと6.44%の減少と、人数に換算しますと655人に相当する。計算上そうなります。さらにその4年前、今から12年前の選挙においては80.59%でありましたから、それと比較しますと8.18%の減、人数に換算しますと832名の減となっております。投票率が低下したことについては、さまざまな要因があると思いますけれども、ここでは、少しでも投票率がアップする環境整備、利便性の向上という観点から、次の3点についてお伺いをいたします。1点目であります。期日前投票所の場所ということであります。佐藤さんのほうからは、期日前投票所の増設というお話がありましたけれども、私のほうでは、今、期日前投票所の場所は、役場庁舎の2階に設けられておりますけれども、これらについて、1階ロビー、あるいは保健センターに移設できないかという点についてお伺いをいたします。選挙期間中におきましても、車椅子利用の高齢者のご家族の方から、期日前投票に、おばあちゃんと連れていきたいのだけれども、なかなか2階まで行くのは大変であるというお話を伺いました。よって、棄権をすると。大変貴重な投票を棄権するという声も実際伺っております。これらのことも踏まえまして、期日前投票所の場所の移設についてご検討いただけないかということについて、まず1点お尋ね申し上げます。2点目であります。投票所についてであります。現在、浦河町におきましては22の投票所があります。これを再編する時期ではないかという趣旨での質問でございます。時代の流れとともに、地域の事情が大きく変わっております。自宅から投票所が遠く、実態に合わないところが見受けられるというふうに考えております。具体的に申し上げますと、堺町地区、向が丘地区、緑町地区の投票率所をいま一度検討すべきではないかというふうに考えてございます。現在、向が丘地区は、投票所が向別生活館であります。緑町地区は勤労青少年ホームであります。これらの地区の場所によっては、浦河第一中学校のほうが便利と考えますけれども、見解をお願いいたします。もちろん、浦河第一中学校は、今現在投票所となっておりませんので、そうなると新設ということになろうかと思いますけれども、これらについてのお考えについて、お願いを申し上げます。3点目であります。投票時間についてであります。現在、午前7時から午後8時までの13時間、前後の時間を入れると、丸一日と大変な長時間の拘束時間となっておりますが、また立会人の方等々の負担等を考えますと、時間短縮が図れないかという点でございます。前段でもありましたけれども、期日前投票が着実に定着をしてきている。先ほど、土居局長のほうからもお話がありましたけれども、約2割の方、20%の方が期日前投票を利用されているという実態にあるということを踏まえますと、これらについての時間短縮についても、できるならば考慮してもいいのではないのかということであります。現在、浦河町におきましては、第12投票区上杵臼生活改善センターが午後7時までと1時間繰り上がっておりますのは承知をしておりますけれども、ほかの地区についても、どうなのかという点についてお伺いをいたします。1件目につきましては以上でございます。2件目に参ります。役場庁舎のバリアフリー化という点について、3点お伺いをいたします。現在の役場庁舎は、昭和60年に建設され、34年が経過いたしました。見た目には、まだまだ立派な庁舎であります。しかし、時代の流れとともに、さまざまなふぐあいもあると思いますので、次の3点について、お伺いをいたします。1点目であります。役場庁舎の長寿命化計画についてであります。恐らく耐用年数については50年と思っておりますけれども、これらについての今後の長寿命化計画がもしあれば、お聞かせを願いたいと思います。2点目であります。庁舎内の改修という点であります。前段で申し上げました1件目の期日前投票所の場所とも連動してまいりますが、具体的に申し上げますと、正面玄関入り口1階フロア内等々の床の凹凸、段差をフラットに改修してはということであります。車椅子の方、あるいはベビーカーを利用されている方、身体にふぐあいを持っている方に優しいフロアであることが望まれております。また、荷物の搬入等に使用されます台車も、ご案内のように、かなりの音がしております。勤務時間中においても、かなりの台車の音が響いておるという現状にあります。これらについての改修についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。3点目であります。各階のトイレのウォシュレット化と書いておりますけれども、ウォシュレットという言葉は製品名ということでありますので、温水洗浄便座と言いかえますけれども、現在、役場本庁舎のトイレにつきましては、既に改善策が図られておりまして、便座が洋式、そして暖房式に改良されておることは、既に承知をしております。また、1階フロアの多目的トイレ、東と西側に1カ所ずつ計2カ所ありますけれども、これについても既に温水洗浄便座になっているということについては承知をいたしております。今回お聞きしたいのは、このほかに各階、1階、2階、3階の一般トイレを男女別に各1カ所温水洗浄便座にしてはどうかということであります。今や下水道が普及促進されまして、温水洗浄便座がぜいたくだという時代ではないと考えております。ある統計によりますと、平成27年3月末には、一般家庭での温水洗浄便座の普及率は77.5%というデータもあります。体にふぐあいを持っている方に優しいトイレであり、衛生面からも管理しやすいトイレというふうに考えてございます。これらについての見解をお願いいたします。2件目につきましては以上でございます。3件目でございます。浦河町賛歌「うららかなまち」の活用についてということについて、3点お聞きをいたします。浦河町賛歌と「町」をつけておりましたけれども、大変申しわけありません、浦河賛歌ということであります。平成28年度町制施行100周年ということで、この記念曲として浦河賛歌「うららかなまち」、作詞は田中光敏さん、作曲桜村眞さん。成人式等では、作曲者の桜村さんご自身が歌っておられるということについては、承知をいたしておりますし、また役場のホームページでも視聴できるということについては承知をいたしております。しかし、なかなか一般的には町民の皆さんには浸透していないのではないかというふうに考えております。浦河賛歌「うららかなまち」は、今申し上げましたように、お二人とも地元浦河町の出身であり、郷土愛に満ちた詞、曲となっております。1番は空、浦河町の空、2番は海、浦河町の海、3番は浦河町の大地をテーマに、浦河町の情景を見事に表現しておられます。歌を聞くと浦河町の情景が浮かび上がるというすばらしい曲となっていると思っております。しかし、残念ながら、その存在さえ知らない町民の方も一方では多いのかなというふうに考えます。この浦河賛歌「うららかなまち」の活用を図るため、次の3点についてお伺いをいたします。1点目であります。この曲につきまして、小学校、中学校の音楽の時間に取り入れることはできないのかということであります。子供たち、児童・生徒が、自分が住んでいる町を見詰め直す、考える機会となるのではないかと考えます。また、将来、子供たちがふるさと浦河を離れたとき、この歌を聞く、歌うことにより、自分の住んでいたふるさと浦河を思い出すことができるというふうに考えます。これらについて、小学校、中学校の音楽の時間に取り入れることについての見解をお伺いいたします。2点目でございます。今申し上げたこの曲がもっともっと一般的に聞いていただけるように、町の各種イベントでかけて利用していただく。そしてまた、役場の昼休み時間、あるいは、「浦河の夜」という曲が浜町通りで流れておりますけれども、この曲についても流していただけないのかということについてお考えをお聞きいたします。3点目であります。この曲を浦河町の歌とすること、町歌ということについては、どうかなという考えでございます。年配の方にご意見を伺いましたら、「浦河音頭」のほうが歌いやすくてよいとの意見もありましたけれども、町歌となると、なかなかハードルが高いということはわかっておりますけれども、これらについて、可能性について、見解をお願い申し上げます。3件目につきましては以上でございます。4件目であります。再任用制度についてであります。3点についてお伺いいたします。浦河町の再任用制度の概要というパンフレットがあります。これによりますと、平成25年度以降、定年退職となる職員から退職共済年金の報酬比例部分の支給開始年齢が段階的に60歳から65歳に引き上げられることに伴い、無収入期間が発生しないように、雇用と年金の接続を図るため、定年退職職員が退職公的年金の支給開始年齢に達するまでの間、再任用を希望する職員について再任用するものですとあります。要するに、雇用と年金の接続という大きな目的があります。この制度は、現実的には、平成26年度より適用されているというふうに承知をしておりますが、5年が経過いたしております。次の点についてお伺いをいたします。1点目であります。導入後の課題と検証ということであります。どのような課題があるのか。もしそのような、現実的に5年経過いたしましたけれども、課題があるとするならば、その解決策についてはどうお考えになっておられるのか、お尋ねをいたします。2点目であります。対象職員の配置基準であります。現場の現職の職員の皆さん、再任用職員の皆さんがともに働きやすい環境整備が必要と考えますが、残念ながら、現職の職員の皆さんと再任用職員の皆さんとの息がうまくかみ合っていないようにも見受けられます。そこで、そういったことについて、配置基準について、お伺いをいたします。もう一つ、一つの配置場所として、学校現場での再任用職員の活躍の場はないのかという点についてもお聞きしておきたいと思います。教職員の皆さんの働き方改革ということが言われて、久しくなっておりますけれども、これらの再任用職員が活躍する場がないのかという点について、お願いをいたします。最後、3点目であります。給与体系ということであります。フルタイム勤務で、月額給与は2級、職務分掌は主事・主任等とされております。今申し上げましたように、年金までのつなぎという理由だけではなくて、これまでの経験や知識を後輩職員に伝承すること、そして、また後輩職員を育成するという一定の責務を担ってもらうという観点から、職務分類は、係長相当職、主査等々にしてはどうか。そのことによって、現在、給与月額2級の張りつけでありますけれども、3級に張りつけてはどうかと思います。日高管内では、浦河町、様似町が2級であります。月額にいたしますと21万5,200円、年俸で申し上げますと308万8,120円です。期末・勤勉手当を入れますと、そうなります。一方で、浦河、様似町以外の五つの町では3級に張りつけております。給与月額で申し上げますと25万5,200円、4万円の差があります。年俸にいたしますと366万2,120円でありますから、2級と3級の差は年額で57万4,000円となっております。なお、申し上げましたように、単純に給料を上げたほうがよいと言っているのではありません。きのうまで管理職だった職員が再任用となった翌日から主事、いわゆる一般の職員で、主事という、ちょっと言葉は悪いのですけれども、平職員となる。同じ日、4月1日で採用になった新人職員と同じような業務では、なかなか現場の職員の皆さん、現職の皆さん、そして再任用の職員の皆さんも働きづらいというふうに考えます。職員は、浦河町の大きな財産、宝であると思います。この宝である職員の皆さんが生き生きと働けない環境というのは、宝の持ち腐れということになろう、浦河町の損失になると考えます。現職も再任用の職員も生き生きと働いてもらうことが、浦河町の発展、振興につながると考えております。こういったことについて、再任用職員について3点申し上げました。これらについてのご答弁をよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

答弁 総務課参事 土居覚(総務課参事は2022年3月まで)

最初に、選挙の投票所の関係の3点にわたる質問についてお答えします。まず1点目の期日前投票の移設の件でございます。期日前投票の移設の件ですけれども、先ほど、佐藤議員のご質問の中でも答弁いたしましたが、制度の定着が進み、当町においても有権者の約2割の方が期日前投票を利用している状況となっているところでございます。当町の期日前投票所は、期日前投票事務を初めとする選挙事務に当たっております選挙管理委員会事務局に併設する形で2階の会議室に設置しております。これは、期日前投票での選挙人受付事務のほか、転入者などの不在者投票に関する事務処理、町民からの問い合わせ対応、その他選挙関係事務をあわせて、選挙管理委員会事務職員が行っていますことから、また選挙人の受付に使用しておりますオンラインシステムの設置が可能な場所であることから、現在の2階に期日前投票所を設置しているところでございます。議員のご提案がありました保健センターですとか、1階会議室、またロビーにつきましては、これらの面や設備の費用面なども総合的に判断した中で、現在の2階投票所を設置する形をとってございます。2点目の投票所の再編の件でございますが、向が丘地区、緑町地区につきましては、投票所までの距離が3キロ程度あります。ほかの市街地地区と比較しても投票所までの距離が遠い地区となっておりますことから、選挙管理委員会としましても、堺町地区を含めた投票区の見直しについて検討を行った地区となっております。しかしながら、投票事務に当たる職員数の関係から、現在の22カ所以上に投票所を新設することが困難であること、他の地域に統合できる投票所がないこと、投票区の変更により1投票所当たりの選挙人登録者数が2,000人を超える投票所ができ、投票所が混雑し、名簿照会等の投票事務にミスが生じるおそれが高くなること、従前と比較して、投票所までの距離が遠くなる地域が生じること等の問題がありますことから、町内の他の投票区と比較しても、投票所までの距離が大幅に遠く不便となっている状況ではないと判断し、現在の投票区としているところであります。3点目の投票時間の繰り上げの件でございます。投票時間は、公職選挙法で朝7時から夜8時までと規定されており、同法で、選挙人の投票の便宜のため、必要があると認められる特別の事情がある場合、または選挙人の投票に支障が来さないと認められる特別の事情がある場合に限り、投票所を閉じる時刻を4時間以内の範囲内において繰り上げることができると規定されております。投票時間の繰り上げについては、選挙委員会でも、選挙執行の都度、各投票所の時間別投票者状況の推移を確認し、検討を行っているところでありますが、午後7時から午後8時までの投票者数が全投票所で250人程度、投票率にして、約4%程度いる状況が続いておりますことから、投票時間の繰り上げを行っていないものでございます。今後におきましても、選挙人の投票の便宜のため、また投票に支障を来さないと認められる特別な事情がある場合を除き、投票時間の繰り上げは行わないことと考えております。

答弁 建設課参事 高田良一(建設課参事は2020年3月まで)

私のほうからは、質問2点目の役場庁舎バリアフリー化についての3点の質問についてご答弁させていただきたいと思います。まず、1番のご質問でございますが、役場長寿命化の計画はあるかについてのご質問でございます。現在、当町において、個別の長寿命化計画が策定されている施設は、浦河浄化センター、クリーンプラザ、それから町営住宅、それから橋梁であり、その計画に基づき、現在においても長寿命化工事を実施しているところでございます。ご質問の役場庁舎におきましては、今後数十年間において使用しなければならない建築物と考えておりますが、庁舎全体で捉えた長寿命化計画の策定までには至っておりません。役場庁舎は、昭和56年以降の新耐震基準建築物であるため、耐震性には問題がないと考えておりますが、役場庁舎の建物と設備関係の調査を行ったところ、電気及び機械設備関係等についての老朽化が進行している状況であり、特に空調設備関係の改修が必要とされております。今後において、施設に対するメンテナンスサイクルの構築と、機能的な向上を図るための改修等を踏まえた役場庁舎の維持修繕計画についての検討をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。2番目の正面玄関入り口1階、2階フロア内の床の凹凸をフラットに改修してはとのご質問でございます。役場庁舎1階の床の仕上げは、表面に波のある磁器質タイル仕上げとなっております。1階町民ホール及び待合いホール等、来庁者が往来するエリアの多くに使用されています。このタイルは、バリアフリー法で定める滑りづらい素材でつくられておりますが、車椅子で利用する方によっては、多少の振動が伴うことがあるかと思います。この振動により車椅子での移動が困難な場合等につきましては、これまで同様に玄関風除室前に敷いているカーペット等の延長等で対応させていただきたいと考えております。2階については、通常、来庁者が通行するエリアの床は長尺シートを張っており、車椅子利用の方でもスムーズな往来が可能となっております。1、2階職員事務スペースについては、役場のOA化に伴い、事務所内部に電気配線を保護するモール等があり、完全な段差のない状況とはなっておりません。車椅子の利用者の方が事務スペースに入る場合については、職員での移動のお手伝いをさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。それから3番目、各階のトイレのウォシュレット、先ほどの温水洗浄便座でございます。日本における温水洗浄便座の登場は52年前に商品化され、現在までの間、多くのご家庭に温水洗浄便座が設置されている状況であると考えています。町の所有する建築物で比較的新しい役場や総合文化会館においても、和式のトイレが大半を占めておりました。平成26年度に役場と総合文化会館の両施設で、25台のトイレの洋式化を行ってまいりました。それとともに、両施設に設置されている多目的トイレ、役場2台と総合文化会館の6カ所に温水洗浄便座を設置しております。そして、設置したことにより、小さなお子様や高齢者等においても利用しやすいトイレの改修を行ってまいりました。このように、多目的トイレに温水洗浄便座が設置されていますが、そのことが来庁者等にわかりやすいような表示を行い、高齢者等に使いやすい施設としてまいりたいと考えております。また、多くの方が利用されるトイレについては、温水洗浄便座や、ほか機器類の設置につきましても、各施設に対する町民の要望等の状況を踏まえながら、役場庁舎だけではなく、町有施設全般での検討を重ねてまいりたいと考えております。以上、よろしくお願いします。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

3点目の浦河賛歌「うららかなまち」の活用について、ご答弁申し上げます。先ほど、久保田議員のほうからお話もありましたけれども、浦河賛歌、平成27年、2015年になりますけれども、当町の町制施行100周年を記念し、浦河出身の映画監督、田中光敏さん、そしてミュージシャンの桜村眞さんに作詞と作曲を依頼し、制作したものであります。実際には、年をまたぎまして、でき上がりましたのが、平成28年の3月にできました。その後、町のホームページのトップページのほうにアップしたところであります。桜村さんの歌っています歌唱バージョン、そして演奏だけのバージョンと。そして、あわせまして、歌詞と楽譜のほうもダウンロードできるようにしてあるところであります。そのとき、そういうぐあいなことで、まずは対応させていただきました。実際つくって、この浦河賛歌、多くの皆さんの前で披露する機会をということで考えておったのですけれども、平成29年になりますけれども、1月、成人式のアトラクションで、作曲されました桜村さんのミニコンサートを行いまして、その中でご自身によります歌唱というか、浦河賛歌の発表もしていただいているところであります。こういった中で、桜村さん自身に歌っていただいたということもありますけれども、この歌を、この曲を、町民皆さんの演奏と合唱による発表ができないかなということで考えていたところであります。実際問題、そのためだけのイベントの開催というのは、なかなか難しいかなと。事前の準備もありますしということでも感じていたところであります。そこで、毎年、町内の吹奏楽団体、浦河町民吹奏楽団、浦河第一中学校の吹奏楽部、あと荻伏中学校の吹奏楽部、そして浦河高校の吹奏楽局、この団体によりまして、ウラカワシンフォニックバンドフェスティバルという行事を文化会館の文化ホールのほうで開催しておりました。そういった中で、町内に合唱団があります。具体的に言いますと、混声合唱団木曜会、また女性コーラスのコール・リュミエール、こちらのほうと、この吹奏楽の団体とで、この催し物の中でできないかなということで、私のほうで、10月ぐらいから、実際には2月が発表会ですけれども、団体の方、また実行委員会のほうにアプローチしまして、お願いしまして、平成28年になりますけれども、2月のウラカワシンフォニックバンドフェスティバルの中で、全体で80名の皆さんによります演奏と合唱、そして来客数は400名ありましたけれども、田中監督のビデオレター、あわせまして、桜村眞さんからのビデオレターも、そのとき披露しながら、多くの皆さんの前で発表できたかなと思っております。その際に録音しました演奏の様子も、今はホームページのほうに、先ほどの二つのバージョン以外に全体の合唱バージョンということで載せているところであります。こういったことで、これまで対応してきたところなのですけれども、委員ご提案のことにつきまして、まず1点目でありますけれども、学校での利活用ということで、できた当初、私のほうで楽譜は学校のほうには持っていって、使ってくださいというようなことでは言ってきたところでありますけれども、今後、授業またそのほかのイベントということで、若干経緯を言いますと、つくったときは、平成27年度につくって、28年度、これは総務課のほうで担当していました。実際、私が担当していたのですけれども。29年からは、役場庁内の分掌を、これを改革しまして、浦河賛歌については、社会教育のほうで啓発普及させていくということになっております。そういった中で、教育委員会の立場として、学校のほうにも、授業の中で使ったり、また行事の中で使えないかなということを改めまして、校長会等、集まる機会がありますので、そこは相談させていただければなと思っております。2番目の役場の各種イベント等ではどうかというお話でありますけれども、成人式のほうでは、特にことしの成人式につきましては、開会前のBGMで使いましたし、成人式の中で一番盛り上がります成人の誓いというのがあります。そこの部分でもBGMとして使わせてもらいました。そして桜村さんのほうにも来ていただいて、本人からの歌も披露していただいたところです。また、去年の秋なのですけれども、町民芸術祭というものがあります。ここの中でも、あいている時間にBGMということで、浦河賛歌を使っているところであります。そういった中で、少しずつなのですけれども、ただ、それだけの機会だけでは、町民の皆さん方の耳に触れるということにはなりませんので、今後いろいろな場面で、浜町通り会のほうにもというお話もありますけれども、町のほうで直接行いますいろいろな事業、そういった中でのBGMとか、またいろいろな形での普及啓発、また関係の皆さんといいますか、町民の皆さん方にもいろいろな場面で使ってもらえるようなことで、より一層、普及啓発に努めていきたいと思っているところであります。あと、浦河町歌とすることはどうかという、そういったお話でありますけれども、町制100周年を記念して、町がつくったものでありまして、ある意味、町歌みたいな感じもするわけでありますけれども、やはり、ここは実質的にといいますか、より多くの皆さん方に自然に口ずさまれるといいますか、「空、空」とか、自然に歌が出てくるような形でのそういった普及が大切でありまして、自然な形で、町民の皆さんに口ずさまれて、実質的に、これは町歌としてふさわしいなというときに、どういった形がいいかわかりませんけれども、これは浦河町歌だという、そういった位置づけになってくるかなと思っています。いずれにしましても、ふるさと浦河、お二人につくっていただきましたけれども、自分たちのふるさと浦河を歌い上げたすばらしい曲だと、私は思っております。今後さまざまな場面におきまして、町民の皆さん方に自然と口ずさまれるような、そういった中で普及啓発に努めてまいりたいと思っていますので、どうぞご理解ください。以上です。

答弁 総務課長 小野多圓(総務課長は2022年3月まで)

それでは、私から、最後のご質問でございます再任用制度について、三つの質問がございましたけれども、まとめて、私のほうからご答弁申し上げます。再任用制度でありますけれども、平成25年の法律の施行に伴いまして、翌年の9月に職員組合との合意を得て、平成26年10月、条例に基づく必要事項を定めた事務取扱要綱を運用し、平成27年度から令和元年度再任用職員まで、10名の任用を行ったところでございます。この制度は5年を経て、職員の間でも一定の理解が深まったものと認識してございますけれども、国の捉える課題の一つに、全国では、フルタイムよりも短時間の再任用職員が65%を超えている状況から、フルタイム再任用をふやす取り組みが必要であるということを示してございますけれども、当町の場合、再任用の10名は全てフルタイムの再任用でございます。10名中、男性7名、女性3名で、このうち、土木建築の技術系専門職と保健師や保育士などの保健福祉専門職が男女合わせまして5名ということでございます。ご指摘の制度と課題というよりも、全国の中での共通認識といたしましては、職場の環境が、本人よりも若い同僚ですとか、元の管理職であった方と一緒に働くということが、ともすれば気遣いですとか、遠慮が生じる状況があると思われますが、この件に関しては避けて通れないのかなというふうに考えております。したがいまして、現職員と再任用職員の関係ですとか、ご指摘のともに働きやすい環境整備というのは、まさに相互理解のもとにつくられる人間関係であるというふうに理解しております。若い職員は、再任用職員のキャリアですとか、スキルに敬意を払い、自分流に工夫とアレンジをし、再任用の職員は、後輩の育成とともに、今までの立場から一歩も二歩も下がった対応を意識して心がけることで、より近く身近で良好な信頼関係を築けるものと理解しております。個々の課の単位では、今述べたことに対する管理職の課の運営ですとか、マネジメントが必要なのかなというふうに認識しております。ご指摘のありました学校現場でありますけれども、現状では、教職員以外のうち、事務生や校務補が町の任用でございまして、非常勤職員となっております。常勤正職員を要しない業務であることから、再任用職員を学校現場へというのは、制度の趣旨や正職員の配置人数の観点からも難しいものと考えております。給与体系は、単に再任用職員を3級に任用すべきという考え方の前に組織体制のバランスを考慮する必要があると考えており、その中で各級の人材をどう編成するかを検討すべきところでございます。当町の場合、3級職員は、議会の対応ですとか、予算編成の中心的な役割を担ってございますけれども、ことしの1月現在で、3級職員は37名、全体の26%、約4分の1であります。これに対しまして、1級、2級の職員を合わせても、36名としているところでございます。3級の再任用職員が増加したと仮定したときに、若い職員の士気ですとか、モチベーションが維持できるかというところが懸念されます。また、再任用職員の議会対応に関しまして、当事者ご本人ですとか周囲の方がどう受けとめるのか、定型的に判断することが難しい側面もあるというふうに認識しております。再任用職員に関しましては、キャリアやスキルに裏づけられた若手の職員たちのよき助言者であって、同時に先輩であって、結果的に人材育成につながるものと期待するところでございます。また、2級職員は、高度な知識、経験等を必要とする業務を行う職務としており、再任用職員についても、まさに積み上げた経験ですとか、知識を伝える大切な役割を持っております。以上のことから、現段階では、現行再任用制度の運用を継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。

質問 11番 久保田誠悦

ご答弁ありがとうございます。まず1点目の期日前投票所の関係でありますけれども、日高管内ほかの6町について伺ってきております。その中で、浦河町はご案内のように2階でありますけれども、えりも町は3階ということであります。そのほかの五つの町は全て1階ロビーということで、その理由については、そういった車椅子の方等々に配慮したことが行われているというふうにお聞きをしてまいりました。先ほどのご答弁では、いろいろなことで無理というお話でありましたけれども、何とか、それらについても、町民の声として少なからずそういった声があるという実態を踏まえまして、検討いただきたいというふうに考えます。ほかの町でできて浦河町にできないことはないと思いますので、これは要望として、答弁は要りません。期日前投票所の二つ目でありますけれども、投票所の関係でありますけれども、見直しについて、現段階では行わないというふうに理解をいたしました。不便となっている地区はないという断定的な答弁があったかなというふうに思ってございます。なかなか町民の皆さんの思いと乖離があるのではないかなというふうに、正直感じました。職員の数からいっても、あるいは新設する等々についても無理であるということでありますけれども、これらについても、やはりできないことを前提とするのではなく、どうしたら町民の皆さんがより投票しやすい環境整備ができるのかという視点に立って、今後は考慮していただきたいというふうに思います。この点についても要望としておきたいと思います。答弁は要りません。そして、次に、バリアフリー化についてでありますけれども、耐震性については問題がないという答弁がありましたけれども、電気・機械設備、空調については、今後必要であるというふうにきていると思います。維持修繕計画を今後進める。いわゆる大規模改修等々であろうかと思いますけれども、この大規模改修等々について、その時期、いつのタイミングなのかについてお伺いをしたいと思います。

答弁 建設課参事 高田良一(建設課参事は2020年3月まで)

大規模改修の時期についてでございますか、通常であると2分の1の耐用年数、または3分の2ぐらいを過ぎたときに、いろいろな調査をして、必要があれば、修繕をかけて、そして、その修繕が高額になるようであれば、その建物の存続も含めて、例えばファミリースポーツセンターみたく新築にいくのか、それとも大規模改修を行って、今後数十年間使うのかという時期を判断しなければならないと思っております。議員も先ほどおっしゃったとおり、役場のほうについては、ほかの施設から見ると、まだまだ建物的には健全でございます。ただし、電気設備、機械設備の主に先ほども申しましたが、空調設備については、相当な老朽化が進んでおります。ですから、今の段階では、この建物を大規模改修について考えるのではなく、今の機能を維持するための維持修繕を考えていかなければならないと考えています。いつ大規模の予定をするのだということでありますが、端的に言って、まだ10年は、このままの維持補修でいき、その後、この建物をどうするのか、まだまだ存続させるのか、あるいは、いろいろな事情により建てかえをしなければならないのかの判断はそのぐらいの時期に考えております。以上でございます。

質問 11番 久保田誠悦

今後、またいろいろな一定の期間が、年数がかかるということについては、ご答弁いただきましたけれども、今一番町民の皆さんから言われているのは、1階フロアの凹凸、段差であると。先ほどの答弁では、多少の振動はあると。これは多少の振動ではなくて、かなり大きな振動というふうに理解をしております。職員の皆さんもご案内のように、台車を運ぶにしても、大きな音が発生をして、ちょっと振り返るというようなことがたびたびあろうかと思います。そういった意味で、町民の皆さんがより使いやすいということについては、今後、一時も早く手当てをすべきではないか、その部分については。段差ですね。1階フロア等を中心とした、あるいは入り口のところの段差についても。滑りどめという効果ということの理解はしますけれども、いろいろな新しいタイルも出てきていると思います。そういった意味でのより優しい滑りどめも備えたタイル等々があろうかと思いますけれども、それらについて、いわゆる今後の大規模改修等々ではなくて、いち早く改修を手当てする考えはないかどうかについてお伺いをいたします。

答弁 建設課参事 高田良一(建設課参事は2020年3月まで)

今の床の改修でございます。バリアフリー法については、正しくは高齢者、障害者等の移動の円滑化の促進に関する法律ということで、床に関する規定が法上、定められております。床の、バリアフリー法で定めているのは、まずは、なるべく段差をつけないことですよと。これは、当然、車椅子の移動について、円滑に行うようにということです。次には、スロープを設ける場合については、その勾配の規定、詳しく言うと12分の1というような、1メーター上がるのに12メーターの長さが要るわけですけれども、そういうような勾配で、それより緩くしなさいよという。もう一つは、床の仕上げは滑りにくいものを使用しなさいということになっております。それで、保健センターのほうは、入り口のほうから入りますと、どちらかというとタイル仕上げではございません。土足で上がってもいい長尺シートで仕上げられていて、それは、もちろんフラットなので、車椅子とかが通っても、振動がない状態で行きます。ただし、冬なんかは、私も感じますけれども、非常に滑りやすく、雨の日だとか、それから雪の日だとかは、本当に転ぶのではないかと思うぐらい足をとられることが多くありまして、メーンの玄関のところにも、今は、先ほども言ったように波のあるものが使われています。現段階で滑りづらいもので、しかも車椅子に振動がなくとなると、例えば塗り床的なもので、砂が入っている、普通の靴でも滑りどめがきくような感じのものはございますが、ただ、そういうものについては、非常にメンテナンス性だとか、清掃面で、非常に細かい凹凸がだとか、砂だとかがよく出る形になりますので、なかなか今の段階では、それに合った、議員おっしゃられる、滑りづらくて車椅子もスムーズにというものは、なかなか、今のタイルより格段にすぐれているというのはないものと考えています。それで、今後においては、今、床の状態については、どこかが壊れているとか、穴があいて陥没しているとか、そういうことではございませんので、先ほども申したとおり、ここの内部の改修だとか、そして床を改修するにしても、非常に広い面積であるため、庁舎の開庁に影響が出る場合、または床の下に床暖房が通っていますから、その辺の改修だとか、そういうことも含めて全体的な改修計画で考えていきたいと思います。以上でございます。

質問 11番 久保田誠悦

なかなか明快な答弁、回答とはならないと思いますけれども、高田技術長も大変苦しい答弁をされているなと思いますけれども、ぜひともそういった町民の皆さんの現実の声があると。そして、私自身も長い間役場に勤めさせていただきましたけれども、本当に実感として、この段差については、少なからず大きな影響があると感じておりますので、一刻も早いそういったことについての手当てをお願いしたいと思っております。そして、また温水洗浄便座でありますけれども、先ほど答弁の中で、来庁者によりわかりやすい表示を今後するということについては、ぜひそういったことでお願い申し上げたいと思いますし、できるならば、先ほど申し上げましたように、ぜひ、ふやしていただく方向で検討願いたい。そして、今の時代、ご案内のように、より安価な単価で設置できるということもあろうかと思いますので、それらについても、より検討していただいて、善処していただければなと思ってございます。続きまして、3件目の「うららかなまち」の曲の関係でございます。浅野教育長から丁寧なご答弁をいただきました。浅野教育長が総務課長時代にかかわったということで、思い入れも非常に強いものがあろうかと思いますけれども、今後、校長会と協議をするというお話でありました。私も、現場の先生方とお話をさせていただきました。その中で、この件については、教育長の意向が大きく左右するというふうに伺っておりますけれども、その辺についての教育長の決意のほどを伺いたいと思います。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

決意ということでありますけれども、私も、今久保田議員のほうからお話もありましたけれども、総務課にいるときから、ゼロから始めるときからかかわってきました。お二人に直接お願いしたりということで、あと先ほど話しましたイベントにも、庁内の皆さん方にかかわってもらいながらできたところであります。今こういった立場になりまして、学校現場でということでは、校長会は毎月定例で行っております。そういった中で、学校の授業はもちろんですけれども、そのほかのことで活用してほしいということでは、強く。ただ、学校のほうも、学習指導要領というものがありまして、そういった中でのいろいろな年間のカリキュラムがございます。あと、いろいろな編曲バージョンといいますか、楽器のバージョンの楽譜もつくっておりますけれども、そういったものが、実際、学年の音楽の授業の中でどう活用できるかということもあると思うのですけれども、いずれにしましても、私の思いを伝えながら、小学校、中学校になると思います。また、高校にも別な形でお話ししながら、学校の中で、ぜひとも、この浦河賛歌「うららかなまち」を子供たちが演奏し、歌ってもらえるようなことで取り組んでまいりたいと思っております。以上です。

質問 11番 久保田誠悦

最後でありますが、4件目の再任用制度についてでございます。小野総務課長からご答弁をいただきました。現職の職員と再任用職員との距離の関係でありますけれども、気遣い、遠慮は避けて通れないというようなことでありまして、相互理解を深めて、信頼関係を深めるということが第一であるということについては否定するものではありませんけれども、やはり制度として、取り入れたわけでありますから、それらのことを少しでも緩和するような方向で、制度として、もう一度整理されたほうがいいのではないかなというふうに思っております。給与の件についてお伺いいたしますけれども、ラスパイレス指数とありますけれども、再任用職員は正職員であると認識をしております。定数条例の中にカウントされている職員であるというふうに考えております。ですから、再任用職員も正職員である、定数条例にカウントされていると考えてございます。その中でいわゆるラスパイレス指数でありますけれども、釈迦に説法でありますけれども、ラスパイレス指数は、国家公務員の俸給給与月額を100とした場合に地方公務員一般行政職の給与水準ということでございます。浦河町におきましては、平成30年4月1日の指数でありますけれども、浦河町96.9%であります。国家公務員100に対して96.9と。この位置づけについては、日高管内で、ちょうど真ん中、4番目であります。道内179市町村の平均が97.2でありますから、マイナス0.3。144町村平均も同じく97.2でありますから、0.3の減となっている。そして、私が申し上げたいのは、池田町長が常々おっしゃっていると思うのですが、給与等々については、ほかの町に対して突出したことはできないけれども、いわゆる横並びといいますか、世間並みというようにおっしゃっているというふうに理解をしております。このラスパイレス指数に関して申し上げますと、そういったことでは、いわゆる他団体、ほかの町村とほぼ同じような状況で推移しているのかなと理解をしております。申し上げましたように、再任用職員も正職員であります。仮に3級を導入している日高管内五つの町を100とした場合に、浦河町、様似町におきましては、84.3%となるということであります。そういったことについて、どうお考えになるか、ご見解をお願いいたします。

答弁 町長 池田拓

職員の処遇、ラスパイレス指数というのは、確かに重要な尺度の一つであろうというふうには考えておりますけれども、それが全て給料の多寡をあらわしているものではないというふうに考えております。と申しますのは、例えば、こういう物価だとか家賃だとか、その他もろもろが比較的低い、こういう町村に住んでいる人と、家賃とかの高い札幌とか、東京に住んでいる職員では、その比較の基準も違うわけですので、要素としては、非常に重要な要素の一つだというふうに考えてはおりますけれども、それが全てだというふうには考えておりません。ご質問の2級か3級か、位置づけの関係でありますけれども、当時、この制度がスタートしたとき、管内でもそういったような話があって、私のほうも調べて、そういった中で、組合とも交渉を重ねて、お互いに合意をしてスタートした基準でありますから、もちろん、働いていただく人は、給料が1円でも高いほうがいいに越したことはありませんし、その一方、やはり対町民の現実の給与だとか、そういったようなこともありますので、そこのところを勘案しながら、これからも進めていきたいなというふうに思っております。高ければいいというものでもありませんし、何でもかんでも低ければいいというふうに考えてございませんが、今のところは、そういったようなことでもって、特に職員あるいは組合のほうからのお話もございませんので、今現在では、そういったようなことで持っていきたいかなというふうに考えております。ただ、これは私個人的に思っていることなのですけれども、再任用制度、今、国のほうで定年延長の話が出てきておりますけれども、やはり定年延長にしていただかないと、質問にありましたような、非常に、お互いになかなか難しいような部分がありますので、できるのであれば、早く国家公務員のほうも定年延長、そのほうに制度を変えていってほしいな、そういう思いで、そうすれば多くの部分は解決していくわけですので、そういったような部分については、非常に強く期待をしているところであります。

質問 11番 久保田誠悦

町長からご答弁いただきました。申しわけないのですけれども、想定内の答弁でありましたけれども、このことについても、日高管内全町を回って、調べさせていただきました。そして、例えば平取町においては、この制度が導入されたときから、既に全員3級に張りつけております。5町がですね。そして平取町におきましては、当初から5年、年金受給までの1年、2年、3年と区切りではなくて、全て平成26年当初から希望する職員は、5年間ということであります。そして、今現在、平取町には15人の再任用職員がいると伺いました。そのうち事務職、一般職が12名、専門職、医療職等が3名おられる。途中でリタイアは1人もいないというふうに伺っておりますし、配置についても、るる、いろいろな考慮をして、退職した同じ課には置かないとか、そういったことも、いろいろやっている。それについては、六つの町を聞いてまいりましたけれども、そういった考えで、いろいろ工夫をしております。これについては、今ここでどうこうするといっても、なかなか簡単には答えは出ないと思いますし、町長おっしゃったように、定年延長、近い将来かもしれませんけれども、その近い将来も確定したものでもありませんし、再任用制度はまだ続いている、制度としてあるという実態があるということについて、先ほど来、申し上げておりますように、現職の皆さん、再任用ともに正職員ではありますけれども、ともに働きやすい環境整備ということについてお願いを申し上げておきたいと思います。そして、また、参考までに最後、答弁は要りませんけれども申し上げますけれども、新ひだか町の例が一ついいのではないかなということで、ちょっとご紹介を申し上げますけれども、新ひだか町は、申し上げたように全員3級に張りつけておりますけれども、その3級に張りつける考えについてです。現職の給与表の、課長補佐級であれば5級、管理職であれば6級が相当だと思いますけれども、新ひだか町においては、退職時直前の給与格付から3を減ずる。6級の職員は3級、5級の職員は5引く3で2級であるというように格付をする。ただし、3級を上限とする、昇級は行わないということで、各町、いろいろな考えがあって、まちまちでありますけれども、繰り返し繰り返し申し上げますけれども、そういった意味で、浦河町も、3級にこだわっているように聞こえますけれども、そこは、要は職場環境、人間関係も深めてより改善するためには、制度として定着させるために、申し上げたように、2級職では主事の発令であるというふうに理解をしております。そこで、もう一つ、主査等々係長相当職ということで、責任を持ってもらう中で働いてもらうということが重要でないかと思いますので、この点について、また労使交渉で、組合交渉でも、ここで合意したというようなお話を伺いましたけれども、いま一度、そういったことで、組合を初め、職員の皆さんと議論を深めていただけることをお願い申し上げまして、一般質問を終了とさせていただきます。ありがとうございます。

出典:浦河町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる