みんなの議会

浦幌町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月12日

新型コロナ・ワクチン接種対応とオミクロン対策

2021年12月12日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「新型コロナ・ワクチン接種対応とオミクロン対策」について質問し、町長 水澤、保健福祉課長 廣富、教育次長 熊谷が答弁しました。

質問者
河内富喜 議員
答弁者
町長 水澤、保健福祉課長 廣富、教育次長 熊谷

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 河内富喜

通告書に基づき、一般質問をいたします。新型コロナワクチン接種対応とオミクロン対策。国は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の追加接種方針について2回目接種から原則8か月が経過した18歳以上の方を対象とし、接種期間は令和3年12月1日から令和4年9月30日までとして公表している。しかし、ここに来て新たな変異株のうちオミクロン株の世界的拡大が重大懸念とされている。報道では、WHOは世界的に拡散する可能性が高く、再感染リスクが高まっているおそれとともに、危険性は非常に高いと発表されている。また、これに伴い国は11月30日から全ての地域からの原則入国停止措置を実施した。しかし、既に国際線検疫で変異株オミクロンの国内での初めての感染が確認されている。現状はコロナウイルスの新規感染者数については縮小傾向にあり、落ち着いてきている状況であるが、言われるところの第6波については現実感がないのが現状である。しかし、オミクロン株については水際対策にも限界があり、早晩国内感染は避けられないと不安に思う町民が多いと推測されるため、我が町の今後の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の基本方針と接種計画、また前倒しについてはどのような考え方を持っているか。大変申し訳ありません。一部質問事項が抜けておりました。しかし、オミクロン株については水際対策にも限界があり、早晩国内感染は避けられないと不安に思う町民が多いと推測されるため、我が町の今後の新型コロナウイルス感染症対策とワクチン接種対応について伺います。1点目、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の基本方針と接種計画、また前倒しについてはどのような考えを持っているか。2点目、オミクロンという新種の出現を踏まえ、検査体制の充実、強化が必要と考えるが、町民が被検者となるPCR検査や抗原抗体検査など受検体制や手続の現状と今後の対応方策はどのようになっているか。3点目、寒い冬を迎える中で個人がなすべき予防対策、また職場や集団、集合の場における行動原則や予防対策の実効性についてどのようにルール化し、周知、対応していく考えか伺います。以上、3点お聞きしたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

河内議員のご質問にお答えします。新型コロナワクチン接種対応とオミクロン対策についてでありますが、北海道の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は多くの振興局圏域でゼロか前の週を下回っている状況が続いており、ここ十勝においても8週以上連続で新規感染者が確認されていない状況が続いています。しかし、南アフリカで確認されたオミクロン株については、世界各国において感染が拡大している報道があるものの、今のところ実験データがなく、疫学的な情報も十分ではないため、年代別の感染性への影響や症状の重篤度、ワクチンや治療薬の効果などについては国からの情報に十分注視していく必要があります。1点目の追加接種の基本方針と接種計画、また接種間隔の前倒しについての考えにつきましては、全国の市町村長へ11月16日付、厚生労働大臣から発出された予防接種の実施に関わる指示書において初回接種、1回目、2回目接種が完了した18歳以上の全ての町民を対象として初回接種を完了した日から原則8か月以上経過した方に1回接種することになります。接種のスケジュールにつきましては、本定例会初日の行政報告において医療従事者等及び社会福祉施設入所者等に実施した第1弾の方に対する実施時期を早くても2月上旬としていましたが、1月下旬から実施できる見込みとなりましたので、町立診療所において実施し、次に第1弾を除く65歳以上の第2弾の方は来年3月4日から、残る第3弾以降の方につきましては来年4月以降に順次接種することができるよう医療従事者等の確保など集団接種による実施体制の準備を進めているところです。なお、接種間隔の前倒しにつきましては、国では今後の感染拡大に備え8か月を待たずして接種できる例外的な基準の見直しを示唆しておりますことから、今後とも情報収集等に努めながら判断してまいります。次に、2点目の町民が被検者となるPCR検査や抗原抗体検査などの受検体制や手続の現状と今後の対応方策についてでありますが、全ての検査は町立診療所において実施しております。初めに、現状ですが、PCR検査は北海道知事との委託契約に基づき本人に発熱等の症状があり、新型コロナウイルス感染症が流行している地域に渡航しているなど同感染症の疑いがあると医師が判断して行う行政検査のほか、症状はないが、本人の希望で自己負担が伴う検査も自由診療として実施しております。また、抗原検査は保険適用診療として発熱外来時等において医師の判断で実施し、抗体検査は外来の自由診療として実施しております。なお、PCR検査及び抗体検査は検体の調査を外部検査機関に委託し、抗原検査は診療所内で検査しております。今後の対応方策としては、現時点で国からの情報に十分注意しつつ現状の対応を続けていく考えでおります。次に、3点目の個人や職場などにおける行動原則や予防対策の実効性をルール化し、周知等の対応についての考えにつきましては、これから年末年始を迎え、忘年会や新年会などの行事、またお正月休みを利用した帰省や旅行などによりふだん会わない方と会う機会も増え、屋内における活動も一層活発になります。こうした場面も念頭に置きながら町民の皆様一人一人がマスクの着用や手洗い、3密の回避など基本的な感染防止行動の実践、特に帰省、旅行の際はいつもと体調が違うときには外出や移動を控えることや飲食の際には認証店など感染防止を徹底している飲食店を選び、特に大人数やふだん合わない方との飲食の際はより一層注意していただくなど個人、職場を問わずにこれまで同様基本的な感染予防対策をしっかり実践することが大切なルールであり、町民の皆様に対する周知等につきましては町ホームページや広報紙などを活用し、情報発信を続けてまいります。以上、河内議員への答弁といたします。

質問 河内富喜

発言の際、間違えてしまい大変申し訳ございませんでした。それでは、確認をさせていただきたいと思います。答弁の中で接種間隔の前倒しについて国では今後の感染拡大に備え8か月を待たずして接種できる例外的な基準の見直しを示唆しておりますことからということで、今後情報収集等に努めながら判断してまいりますというお答えでありますが、私はこれが基本的な行政への通達か通告だったのかなと思いますけれども、報道では接種全般について8か月ではなくて6か月たった方については前倒しが可能ではないかなと私は捉えていたわけですが、私の認識が間違っているわけでしょうか。その辺についてちょっと説明お願いします。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

ただいまの原則8か月の前倒しを報道によると6か月にまで短くできるのでないかという報道がかなり最近頻繁に出ているところでございます。我々のほうにつきましては11月26日付の全国知事会から具体的に前倒しができる、この基準を示してほしいという要望の中から、11月26日に厚生労働省の事務連絡でありますけれども、こちらでクラスターが発生している医療施設、または高齢者福祉施設、またはクラスターが同じ保健所圏域、ですからこちらでいきますと帯広保健所圏域でクラスターが大変拡大しており、そして医療等従事者、入院患者、施設入所者等、こちらについてこのような状況にあった場合に接種対象者、時期、それからワクチンの種類等の接種計画書を作成し、これを北海道を通じて厚生労働省に確認をして、了解があった場合につきまして6か月の前倒しができるという、こういった事務連絡が届いているのみでありまして、様々なオミクロン株の関係で前倒しということで国は検討している、示唆しておりますけれども、それにつきましては情報等確認しながら判断しなければならないという町長の答弁のとおりでございます。以上です。

質問 河内富喜

私は担当副大臣、岸田総理大臣が所信表明で可能なところから前倒しをするという、大変抽象的な言葉ではございますが、このことについてはかなりニュアンスが変わってきているやに思っております。今課がそういう通知しか受けていないということでございますので、今後変更されることも十分にあるのかなと思いますので、その辺についてはよろしくお願いしたいなと考えるところでございます。また、あと考え方としてできるだけ早く3回目接種を受けたいという方、町民も多いと思うわけです。今報道機関でも諸外国のブレークスルーの感染に関する情報が非常にあるわけで、その辺についてはあくまでも町民に対してできるだけ速やかに前倒しをしていただくというようなことで考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

先ほどの前倒しの件も絡んでくるわけでありますけれども、全国の自治体に対しまして厚生労働大臣から予防接種法に基づくワクチンの実施に係る指示、これが先ほど答弁で、町長からお話ししたとおり、あったわけですが、この中ではあくまでも使用するワクチン、これは現在承認されているファイザー社のワクチン、それから前倒しにつきましても18歳以上の方で原則8か月という形のルールを守っていただいた中で接種をするという指示書でございます。でありますので、確かに希望される方、町民の方いらっしゃると思いますが、あくまでもワクチンの使用に係る部分に当たっての国からの指示でございますので、原則8か月を今のところは守りながら接種に係る集団接種等の体制の整備、これを進めているというところでございます。以上です。

質問 河内富喜

そういう原則を守っていくということでお答えいただいたわけですけれども、次にこれも報道から得た知識でございますが、ワクチンが不足しているためにモデルナ社も追加して、交差接種も考えているような報道があるわけですが、その辺についての考え方についてはいかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

現在、先ほど申し上げましたが、ファイザー社のワクチン、これが3回目接種の薬事承認ということで国が決定してございます。報道どおり武田モデルナ社のワクチンにつきましても承認待ちという状況になっております。現在国からの情報によりますと、現在のファイザー社のワクチン、これが全国民に追加接種、これは接種するだけの量がないという状況があるようです。また、武田モデルナワクチンがこれから薬事承認されることによりまして今後本町におきましても、これまで町が実施したワクチン接種事業はファイザー社なのですけれども、この後追加接種はモデルナ社が入ってくる可能性が十分に高いという考え方をしています。ただ、これにつきましてもまだ正式にいつ頃モデルナ社のワクチンに切り替わるのか、または自治体がファイザー社を求めて、ファイザー社のワクチンが来るのか、これが不透明でありまして、この辺につきましては今後動向等踏まえながら、ただ国としましてはこの混合接種、1回目、2回目の初回接種をファイザー社のワクチン、3回目接種はモデルナワクチンでも問題ないということで、こちらにつきましては説明がありましたので、供給されるワクチンによって接種せざるを得ないという考えでいるところでございます。以上です。

質問 河内富喜

その際には、不安に思う町民も多いと思いますので、ぜひ安全性については特に周知をお願いしたいなと考えるところでございます。次、検査体制についてお答えをいただいているわけですが、以前質問した際に、これは私聞かなかったかな。文部科学省のほうで第5波の流行時に抗原検査キットを学校関係についても配置したいというような報道があったわけですが、その辺について浦幌町ではどのようになっていますか。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまのご質問にお答えします。学校においての抗原検査キットでございますが、教員が検査を行う抗原検査キットを各学校に配付しております。以上です。

質問 河内富喜

今のお答えでは、児童について検査をするだけの数量は来ていないということですね。

答弁 教育次長 熊谷(教育次長は2022年3月まで)

ただいまのご質問でございますが、現在、配付しているのは教員のみということですので、生徒児童が検査する抗原検査キットについては今のところ配付はしておりません。以上です。

質問 河内富喜

検査体制については、お答えの中で自由診療と医師が判断して行政検査を行うものとは区別して考えなければならないのかなというお答えでございますけれども、私の認識ではオミクロンについてはかなり無症状な方がいるというようなことを考えた場合に医師の判断がなくても積極的に必要な場合には自由診療としてこういったものを使っていくべきときなのかなと思うわけですが、この辺について、例えば行政によっては助成している町村もあるのですけれども、その辺の考え方というのはありませんか。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

本町においては、先生がPCR検査が必要であれば行政検査として感染の疑いがあるかどうかの判断を医学的にしていただき、それで町立診療所で実施していただいています。議員おっしゃるとおり、他の町村ではこのPCR検査、これに対する2分の1だとか1人1回限りだとか、そういったPCR検査に係る自由診療の部分に一部助成をしているという町村はございます。これにつきましては、様々な形で本町としまして検討してまいりましたが、やはり一番はそういった方々、検査がしたいという方々によって町立診療所の本来検査をしなければならない行政検査のPCR検査体制をたくさんの方が来られたときにこの大事な検査がなかなかできなくなってしまうような影響が出てくる可能性であったり、また無症状であった場合につきましては、PCR検査をするかしないかといったところにつきましてはこの辺判断が非常に難しいですけれども、PCR検査をして、何のためにやるのかというところが一番大事になってくると思います。そういったところ踏まえた中で、仮にPCR検査をして陰性だったとしても翌日には発症する可能性もこれあるわけですから、こういったところ総合的に判断しまして、本町としましてはこれは感染予防リスクを下げる施策ではないという判断の中で、町としましてPCR検査に対する助成を見送ったところでございます。以上です。

質問 河内富喜

次に、3点目について確認をさせていただきます。国は空気感染について風疹、はしかとコロナを同一分類していないわけですが、しかし換気の必要性については政府広告で非常に強く訴えているところがあるわけですが、その辺についてなかなか町民には分かりにくいところがあるのですが、その辺についてちょっと説明していただけないでしょうか。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

国もそうですけれども、北海道の感染予防対策に係る専門部会等でこの感染予防対策としてやはり重要な施策として今おっしゃられた冬場の換気、特に冬場です。空気の入替えすることによって感染リスクを下げるといったところの根拠につきましては具体的なものはちょっと分からないのですが、空気感染があるかないかによって換気をするべきかしないべきかという判断ではないと思います。ですので、やはり密閉のこういった密集、そういった3密を避ける対策の一つとして窓を開けて換気をする、これ重要な感染予防対策というふうな話でございますので、十分なお答えになっていないかもしれませんが、これも一つの大切なルールだと考えているところです。以上です。

質問 河内富喜

最近は感染7日以内のカクテル療法が非常に行き届いているとか、経口薬も承認されているというような非常に感染に対する対応力が増しているということもあると思っております。あと、感染を防ぐには免疫力が非常に左右すると言われていますので、栄養、休養を十分に取ることで免疫力を高めると、防ぐことを高めるということもできるということだと思っております。オミクロン株についてはまだ解明されていない点が多いわけですが、現在のところ感染力は高いが、重症化は少ないと、そういった報告もあるわけでございますが、こういったことを含めて町民に今後予防策の周知の徹底を基本に広報活動、その他について実施をしていっていただきたいと思いますが、最後に町長からのこの辺の考え方についてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

新型コロナウイルスの感染防止対策については、それぞれ国をはじめ各自治体で一番今緊急課題として取り組んでいるところであります。幸いにして日本、そして北海道、十勝においては急激な感染者の減少という状況であるわけでありますけれども、オミクロン株の出現によってさらに感染力が増しているという状況、報道があるところでありまして、世界的な国への移動を政府は今シャットアウトしているところであります。ただ、これは専門家に言わせると完全に防ぐことはできない。ただ、このオミクロン株の状況、どういう性質のものかというものをしっかり把握するための時間稼ぎだと言われていまして、そういう面では必ずまた国内にも入ってくるのではないかというふうな報道もされているところであります。私どもとしては、このオミクロン株もそうですけれども、今までのいろんな新型コロナウイルスの対策としてはマスク、手洗い、そして3密の防止、そういうものを基本的なルール化をしながら町民の皆さんにぜひこの新型コロナウイルス感染症からの自己防衛をしていただきたいということをこれまでもいろんな手段を通じて訴えてまいりました。そのおかげで町民の皆さんの感染もずっとないという状況が続いているところであります。今後ともオミクロン株にかかわらずほかの株も、新型コロナウイルスも完全になくなったわけでありませんから、これから冬に向かってさらに冬期間の感染力が強まるということ言われておりますので、ぜひ今までのルールといいますか、今まで町民の皆さんにお願いしてきた手洗い、マスク、3密を避けるという行動規範も含めてこれからも訴えてまいりたいなと思っているところであります。

出典:浦幌町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月12日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる