浦幌町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月13日
町民のニーズにあった地域医療体制を
2015年3月13日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「町民のニーズにあった地域医療体制を」について質問し、町長 水澤、保健福祉課長 熊谷、診療所事務長 佐藤が答弁しました。
- 質問者
- 福原仁子 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、保健福祉課長 熊谷、診療所事務長 佐藤
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 福原仁子
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。町民のニーズに合った地域医療体制を伺います。地域医療に関しては、以前には2医院、2診療所であったが、4月1日より町立診療所1カ所になるようです。現在は、長い間念願であった当町出身の先生が落ちついてくださり、当町はもとより近隣から受診される患者の皆さんもほっとしていますが、47年もの間、地域医療に携わった医院が3月末で閉院になることで、通院していた患者の皆さんは不安に思っているのが現状です。そこで、4月1日より町立診療所の医療提供体制が変わると平成27年2月13日開会の第1回臨時会で行政報告がありましたが、次の3点についてお伺いいたします。1点目、高齢化している住民ニーズに合った地域医療を今後行政としてどのように考えるのか。2点目、3月末で閉院になる医院は土曜日に診療していたが、今後休日診療はどのようになるのか。3点目、院外薬局と町立診療所の協力体制はどのようにしていくのか。以上、3点についてお伺いいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
福原議員のご質問にお答えします。本年第1回町議会臨時会の行政報告で小野寺クリニック浦幌多田医院の閉院についてご報告させていただきましたが、本町の地域医療に多大なるご貢献をいただきましたことにつきまして、改めて感謝とお礼を申し上げる次第であります。1点目の高齢化している住民ニーズに合った地域医療を今後行政としてどのように考えるのかについてでありますが、このたびの多田医院の閉院により、多田医院に通院していた町民の皆様のご不安を可能な限り解消し、ニーズにお応えするため4月より月に1度、月曜日と火曜日の2日間、小野寺悠太先生に町立診療所で診療していただき、町民の皆様には継続した医療を提供することができるよう体制を整えたところでございます。今後も超高齢化社会に向け町民ニーズも時代とともに異なることが予測されますことから、町民のニーズを的確に把握し、対応することができるよう、また町民が住みなれた地域で必要な医療を安心して受けることができるよう努めてまいります。2点目の今後における休日診療についてでありますが、これまで毎週日曜日に多田医院と町立診療所の当番制で開設してきました日曜当番医につきましては、多田医院が本年3月末日で閉院となり、町立診療所が町内唯一の医療機関となることから、当番医制度自体はなくなるものと考えております。ただし、これまで町立診療所では急な発熱や腹痛、急を要する外傷など、急病、救急の患者さんに対しては、平日の時間外診療、土曜日、日曜日、祝日などの休診日におきましても診療を行ってきております。4月以降につきましても、これまで同様に診療を行ってまいります。さらに、これまで多田医院が土曜日に診療を行っていただいており、定期通院されている患者さんもおられることから、平成27年度より第2、第4日曜日の午前10時から午後4時まで日曜診療として開設してまいります。日曜診療は、平日及び毎週火曜日に開設しております夜間診療に通院困難な場合等における診療を行います。また、週末の当直医が診察に当たりますので、町民の皆様にはできる限り平日診療日及び毎週火曜日の夜間診療の診療時間に受診いただくようお願いをしてまいります。3点目の院外薬局と町立診療所の協力体制についてでありますが、これまでも毎週火曜日の夜間診療日における営業等ご協力をいただいておりますが、ただいま申し上げました日曜診療における営業については、現状では難しいと考えております。以上、福原議員への答弁といたします。
再質問 福原仁子
1点目の再質問をさせていただきます。本町の昨年の4月の人口5,337人に対しまして、高齢化率35.71%、そのうち75歳以上の後期高齢化率は20.52%に達しています。全国で24.7%、全道で26.76%の高齢化率と比較すると、35.71%の本町は既に超高齢化社会へと進んでいるのが現状です。それに伴い、医療機関にお世話になる高齢者も年々ふえ、住民のニーズも多様化し、きめ細かな行政指導や支援について求められると推測されます。教育、医療、福祉の充実が地方価値を上げて出生率も高まり、ひいては人口流出を阻止して豊かなまちづくりにつながっていくと思いますが、行政は町民のニーズを的確に把握し、対応する方法を再度お伺いしておきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 熊谷(保健福祉課長は2018年3月まで)
ただいま議員よりご質問のありました関係でございますけれども、確かに浦幌の高齢化率、現在26年度で35.71%と、今後高齢化率が緩やかに伸びていくことは予測されます。その中で、やはり浦幌町の町民が高齢化していくということになりますと、さまざまなニーズ等が考えられてきます。そのニーズ等を今後介護、そして福祉、そして保健、それらいろいろなニーズが考えられますので、常に町民の方に耳を傾けまして、例えば地域包括センター、高齢者のところに訪問に参りますけれども、そういうような中でニーズ等を聞きながら把握して、それに合ったような対応を今後とってまいりたいと考えております。
再質問 福原仁子
高齢化率がだんだん上がっていくということは、本当に我々住民も当然大変なことになっていくのでないかなというふうには思っております。包括センター、それから全ての介護、福祉、保健と、横の連携を十分にとりながら高齢化社会に目がけて対応を事前にと申しましても大変でしょうけれども、的確に現状に沿ったような医療を住民に提供していただきたいというように思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。それと、2点目に入らせていただきます。2点目は、3月末で閉院になる医院は土曜日に診療していましたということでお答えを町長のほうからいただきました。新体制の町民への周知の方法はどのようになさっていくのかなというふうに思っております。現在広報のところに日曜救急当番医院ということで掲載してまいりましたが、ここの場所をぜひとも残していただいて、毎月小野寺先生が来る第2、第4日曜日という抽象的な言い方ではなく、これ毎月発行されるものですから、4月は何日と何日、5月は何日と何日、小野寺先生も来ます。時間は、8時半からということで開院されていると思いますけれども、その辺のしっかりした時間を毎号お知らせのところに載せていっていただきたいというふうに思っております。そして、夜間診療もご存じのない町民の方もいらっしゃいますので、夜間診療も何曜日の何時まではやっておりますということも、はっきりここで載せていっていただきたいなということをお願いしたいと思います。日曜日も月に2回ですか、これから開院していただけるということですので、この日曜日も何日と何日は月に2回やっていきますので、ご利用される方はどうぞ来院くださいというふうに、これも毎月日にちをきちっと入れたものを広報で入れていっていただきたい。意外とわからない方が多くて、あちこちに聞いてみたのですが、ああ、そうだったのということで、読んでいないほうがあれなのでしょうけれども、そういうふうに毎月日にちが変わっていくということで町民の皆様にお知らせをしていただきたいということをお願いしていきたいと思います。その点についてお伺いしておきます。
答弁 診療所事務長 佐藤(診療所事務長は2015年3月まで)
それでは、私のほうからただいまのご質問についてご説明させていただきたいというふうに思います。まず、町長のほうからご答弁申し上げましたけれども、当番医制度についてもなくなると。それから、毎月第2、第4日曜日については日曜診療としてこれから開設をしていくというようなことで、休日における診療体制が変わりますので、まず初めに4月号の広報でチラシを入れてきちっと町民の皆さんに周知をしてまいりたいというふうに考えております。また、これまでも日曜当番医の関係につきましては、町のホームページ等でも町民の皆さんに周知はしておりますけれども、今後につきましても継続して日曜診療のご案内ですとか、それから小野寺医師が来られるときの診療体制についても、所長あるいは菅原先生の診療、月曜日から金曜日までの診療体制についてもホームページ等で周知をしておりますので、それにつきましても継続して町民の皆様に周知をしてまいりたいというふうに考えております。
再質問 福原仁子
ホームページも結構なのですけれども、こちらの広報のほうには掲載は毎月していただけるのでしょうか。それの確認をしておきたいと思います。
答弁 診療所事務長 佐藤(診療所事務長は2015年3月まで)
今まで日曜当番医の関係については、第1週、第3週については多田医院ですよ、第2週、第4週については町立診療所ですよというような周知はさせていただいておりますけれども、広報の中に記載はしておりましたけれども、それについては引き続き周知はしていきたいなというふうに思っています。
再質問 福原仁子
見ているようで見ていないのが広報なのです。私もこのたび確認させていただいたら、今までは本当にきちっとした当番医ということで載っていました。広報のこの場所をぜひともこれからも続けて、当番医ではなくて診療所の診療時間、それから延長する曜日なんかも皆さんわかっておりません。だから、その辺なんかもきちっと掲載していただきたいというふうに、していくということですので、安心していきたいと思いますが、病気については本当に昼間病気だったらいいのですけれども、夜中にとかということも生じますので、今町長の答弁の中でいつでも先生はいますということで、町民の皆さんも安心して生活できるというふうには感じておりますが、本当に人の命を預かるという大変な診療所ですので、現在の当町出身の先生には細く長く浦幌町で診療をやっていただきたいということを、私も先生にこの間お会いしたときに、勝手な私の言い分ですが、伝えておきました。今の先生にいろんな意味で学校のほう、それから各施設のほうと、仕事の量が全部今度かかっていくと思います。それで、ウエートが今現在の診療所の所長の先生にたくさんかかり過ぎると、先生も人間ですので、この間も行ったときマスクをしていましたので、その辺はやはり行政も見守っていって、細く長く診療をやっていただきたいということを行政のほうもお願いをしていただきたいというふうに思っています。以上で2点目の質問を終わります。3点目に入ります。3点目は、院外薬局と町立診療所の協力体制のことについてお伺いいたしました。町長のほうから答弁はいただきましたが、日曜日の診療における営業については現状では難しいと考えておりますというお答えをいただきましたが、現在新しい調剤薬局が建っております、町立診療所の近くに。そこに薬局を早く私は開設してほしいと思って、調剤薬局のほうに伺いました。引っ越しするのがなかなか大変で、そんな簡単にはいかないのですよということを言われました。でも、高齢者の方がお薬をもらいに診療所から調剤薬局の、今ちょっと離れています。この間も冬道見たら、つるっつるなのです。非常に危ないような状態ですので、その辺を町のほうで難しいというご答弁をいただきましたが、調剤薬局のほうへ依頼と確認をしたのかどうか伺っておきたいと思いますので、お願いします。
答弁 診療所事務長 佐藤(診療所事務長は2015年3月まで)
調剤薬局さんの日曜診療における営業につきましては、調剤薬局のほうとご協議をさせていただいた経緯がございます。ただ、調剤薬局さん、民間の事業所さんでございますので、あくまでも営業等の判断につきましては調剤薬局さんのほうでご判断されるものではないかなというふうに考えております。そんな経過から、現状では難しいのではないかなということでの町長からのご答弁を申し上げたとおりでございます。それから、ただいま福原議員のご質問の中に調剤薬局さんの場所の関係、ご質問があったかなというふうに思いますけれども、それにつきましても将来的には町立診療所のそばの建物のほうに移転というような計画もあるようでございますけれども、その時期等についてもあくまでも調剤薬局さんのほうでご判断いただけるのかなというふうに考えております。
再質問 福原仁子
個人の営業ということで、非常に行政も依頼がしづらいと思います。でも、私の高田先生と接触した段階では、何かきっかけがあれば、多分行政の指導というか協力があれば近いほうに移転してもいいようなニュアンスもとれたのです。ですから、ぜひとも行政もこれから高齢化になってくる、お年寄りを余り歩かせない、夏の場合はいいのですが、冬のつるつるの道で本当に大変な思いしてお薬をもらいに行くということのないようなことを図っていただくというか進言していただいて、協力をできるところはぜひ行政も協力してあげて、せっかくあそこに新しい調剤薬局できているのですが、ぜひともそこを早目に使っていただきたいということをお願い申し上げておきます。
答弁 診療所事務長 佐藤(診療所事務長は2015年3月まで)
調剤薬局さんの場所についてのご質問でございますけれども、今後町立診療所としましても近いところにあるのがベストだなというふうには考えておりますけれども、お話し合いの継続はしていけるのかなというふうに思いますけれども、再度のご説明になってしまいますけれども、あくまでも調剤薬局さんのほうでご判断いただけるものというふうに考えております。
再質問 福原仁子
なるべく住民のニーズに合った医療体制をということで、本当に何年も前から、調剤薬局の建物は2年か3年前から建っています。せっかく建てたのにもったいないなというふうに思うのですが、いろいろと薬局のほうも大変でしょうし、行政のほうもいつもというか、毎年のようにというか、声をかけていただきたいと思うのです。そして、行政が手助けすることによって調剤薬局が診療所に近いほうに来るのであれば、それにこしたことはないと思いますので、その辺なんかもぜひとも、今ここでいろんな答弁やら質問やらしましたけれども、断ち切ることなく進言をしていってほしいというふうに思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
福原議員の質問にあります高田薬局、調剤薬局のお話であります。先日高田先生とお話をさせていただきました。小野寺先生が閉院するということで、今後日曜日の診療等々についてどうだろうという話を町長室でお話をさせていただきました。その際、土曜日の多田先生のときもそれぞれ大変な思いであったということと、大変な苦労をしたという話はされました。日曜日の調剤薬局をあけるということについては、ちょっと難しいでしょうという話をされておりまして、まさに民間としての経営ということもありますので、人の配置等々でいえば大変難しいのかなというふうに思っておりました。ただ、日曜日の開設するということについての、薬の話でありますけれども、それは院内で、短日間の薬であれば、普通の薬であれば調剤に行かなくても処方できるということでありますから、それは二、三日の薬であれば、そこは出せるのだろうなというふうに先生ともお話をさせていただいています。そういう面では、本当に長時間の1カ月、2カ月という長いスパンの薬であれば、これは平日のときに調剤薬局に行って出してもらうということがベターだろうと思いますし、そうせざるを得ないだろうというふうに思っています。それから、調剤薬局の移転という話でありますけれども、今議員が言われましたきっかけがあればという話でありましたけれども、調剤薬局とも話をしましたけれども、そのときに移転のきっかけという話は出ておりませんでした。ただ、正直びっくりしたという話をしておりましたけれども、いずれにしましても町の医療体制について高田先生は、私にできる限りの協力はいたしましょうというお話をしてくれましたので、本当にそういう面では町が何かをするということではなく、調剤薬局が患者さんに利用しやすい、そういう調剤薬局になっていただきたいということについては、私のほうからもさらにこれからも先生にお話をしていきたいなというふうに思っています。
再質問 福原仁子
終わります。