浦幌町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月6日
まちづくり基本条例
2019年9月6日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「まちづくり基本条例」について質問し、町長 水澤、まちづくり政策課長 岡崎、副町長 山本が答弁しました。
- 質問者
- 福原仁子 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、まちづくり政策課長 岡崎、副町長 山本
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 福原仁子
通告に従いまして一般質問をさせていただきます。1項目め、まちづくり基本条例についてお伺いいたします。浦幌町行財政改革プラン2011、第4次の取り組みについて伺います。この取り組み実績及び目的達成度を記載したシートにおいて、平成23年度から平成27年度までの計画に51項目のアクションプランが取り組み内容として挙げられていました。その中の改革の柱、協働(パートナーシップ)の推進の取り組み項目に自治基本条例の検討があります。平成24年度から平成27年度までの年度別計画が修正を経ながら取り組まれていますが、この中の取り組み方針にはこれからの分権社会に対応する上で必要性の高い条例と捉えていること、それと他自治体の事例の調査研究を進める庁舎内検討組織の立ち上げが記載されています。そこで、次のことを伺います。1、自治体の基本理念や方針の最高規範である自治基本条例の検討は、その後どのようになっていますか。2、自治基本条例の策定に向けた今後の具体的な計画は。以上2点を伺います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
福原議員の1項目めのご質問にお答えします。1点目の自治基本条例の検討はその後どうなっているかについてですが、浦幌町行財政改革プラン2011の取り組み項目として自治基本条例の検討については、目標達成度が計画に遅延しているCとなったことから、Cとなった他の項目と同様にその取り扱いについて整理、検討を行いました。自治基本条例の検討に当たっては、行財政改革プラン2011の取り組み期間の中で平成24年度に制定した浦幌町町民参加条例を柱とした協働によるまちづくりへの町民理解を図るため、条例制定後まちづくり出張説明会を行い、町の課題解決やまちづくりへの参加意欲の醸成を図ってまいりました。その後、条例制定から5年が経過した平成29年度に町民アンケートを実施し、条例の認知度を調査した結果が非常に低い認知度だったことを踏まえ、自治基本条例の制定に向けては町民や行政区、各種団体、サークルなどの参加が不可欠であることから、当面は町民参加条例の認知度を上げる取り組みを行うこととし、平成30年度からまちづくり出張説明会で再度周知を行っているところであります。2点目の自治基本条例の策定に向けた今後の具体的な計画についてでありますが、現在具体的な計画はないものの、自治基本条例の検討に当たっては、1点目で申し上げたとおり、浦幌町町民参加条例の認知度を図ることを最優先に行い、協働によるまちづくりの醸成を図ってまいりたいと考えているところです。以上、福原議員の1項目めの答弁といたします。
質問 福原仁子
平成24年度に制定した浦幌町町民参加条例というものが知名度が低いということで、アンケート調査までしております。そのアンケート調査は、どのような形で結果が出ているかお伺いしておきたいと思います。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまのアンケート結果のご質問につきましてお答えさせていただきます。29年の町民アンケートの結果でございますけれども、町民参加条例について名称を聞いたことがあるというものは37%、全く知らないというのが34.9%ということでございました。以上でございます。
質問 福原仁子
参加条例を全く知らない方もいらっしゃるということです。私も調べてみました。知らないということと参加したくない理由も伺っていると思うのですが、その点についてはどのようなお答えがあったでしょうか。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
済みません、そのような細かな参加したくないという理由のものは今の段階で私の手元に資料がないので、よくわかりませんけれども、後で確認をしたいと思いますが、いずれにしてもそもそも知らないというものですとか、聞いたことがなくて内容がわからないということ自体が問題があるというふうに思っておりまして、内部で検討した結果、町長の答弁のとおり、やっぱり認知度を高めていくことが必要ではないかということで、平成30年からまちづくり出張説明会の中で改めて説明をさせていただいているというところでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
質問 福原仁子
参加することと知らないということ、知らなかったら参加もできないと思いますので、行政側は日々努力をしているのであろうと想像しております。私の調査によりますと、参加したくない理由としては、参加する時間がないとか、それから参加しても町政に反映されるとは思わないというような参加したくない理由、それと精神的、肉体的に負担がかかる、それと関心、興味がないというようなことが累々と調査の結果として出てきております。今一生懸命やっていらっしゃるのか、まちづくりの調査研究というか、そういったものをしながら進めていると思いますが、根本的にいろいろと条例化を図ってきたことで、今まで当町では第3期まちづくり計画はまちづくりの総合的な計画として最も上位に位置づけられるもので、総合的、計画的な行政運営を進めていく上での基本的な指針となるものですと第3期まちづくり計画の中でうたっています。私は、根本的な考え方、物の原型である理念と普遍で完全な存在である理念を明らかにした自治基本条例とローリングしていくまちづくり計画との認識の違いはどのようにお考えをしているかお伺いしておきたいと思います。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
今のご質問にお答えさせていただきます。町の最高計画であるまちづくり計画と、それから自治基本条例の関係をどう考えているかということでございますけれども、自治基本条例の理念に関しては私どももわかっておりますし、そこにたどり着くまでにということで第3期まちづくり計画の中で示された計画の中で町民参加条例というのをつくりまして、その中でそれぞれの責務ですとか、協働ですとか、基本理念もうたっておりますし、それからステップアップした段階で自治基本条例に結びつくということが第3期の目標だったと思います。しかしながら、先ほど議員もおっしゃったとおり、アンケート結果ですとか、参加したくない理由、そういうものがある中で、理念条例だけを先に先行してつくっても、それは果たして本当に意味のあるものなのかというところも疑問もあるものですから、その辺をまず解消しなければならないということで、住民の理解を求めるというところに進んでいるところでございます。また、第4期まちづくり計画について今準備を進めているところでございますけれども、町民のワークショップですとか、アンケート結果、それからこれから地区懇談会も予定しておりますけれども、その中でさまざまな意見を聞きながら、どのような計画としていくかというのはこれからつくり上げていきたいというふうに思いますけれども、その中ででも町民と、それから行政、それからかかわってくれる方々のかかわりというものはこれからのまちづくりに対しては重要なことだと思っていますので、その辺のいろいろなアンケート結果、それから検証を含めた中で第4期のまちづくり計画の中で反映させていきたいなというふうに考えているところでございます。
質問 福原仁子
町民参加条例というのが平成24年3月に条例として制定されております。よその条例と比較いたしますと、非常に欠落している部分があるかと思うのです。まず、よそでは男女共同参画や20歳未満の町民のまちづくりに参加する権利を有する条例など具体的にうたっている自治体もあります。その上で、全てを網羅して基礎、土台となる自治基本条例を制定する考えはないか、再度伺っておきたいと思います。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。おっしゃるとおり、自治基本条例に盛り込む内容というのはそれぞれの町で千差万別で、例えば住民投票条例のことが入っていたりですとか、それぞれそこの町に必要な項目、町民の方々とどういうふうに町をつくっていくか、その中でどのような理念を持って、どのような責務を持ってやっていくか決めるものでございますので、そういう部分においてはうちのただいまある町民参加条例の中で何が欠落しているのかという部分については、これから皆さんとお話をしていく、つくり上げていくまちづくり計画の中で定まってくると思いますし、当然まちづくり計画の中でも一緒にそういうような、おっしゃったように20歳未満の方々ですとか、男女がともにですとか、そういうところも当然加えていかなければならないという部分がありますので、それが直接自治基本条例に反映されなければならないという、直につながるものではないというふうに判断しています。以上です。
質問 福原仁子
行政側の言い分ではその町、その町のという言い方をされました。私は、これで6度ぐらいは、男女共同参画社会を目指して登用率や何かをずっと質問してきました。非常に低いのです、浦幌町は。よその高いまちは30とか40とかというふうに高い登用率を示しております。結局浦幌町は、町民参加条例にもそういったことがうたわれていないということで、20歳未満の参加の条例もうたわれていないのですが、それは条例にうたわれていなくても行政サイドで中学生のいろんなものを取り上げたりということでやってきて、やっていることがこういう条例と合わないようなところが多々あると思うのです。それで、参加条例の第12条に、見直しをするというふうに入っております。この見直しは、どのようなときにどのような状態で見直しを今までやってきたか、お聞きしておきたいと思います。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問にお答えします。見直しを行ってきたかという部分については、これまで見直しは行ってきておりません。答弁繰り返しになりますけれども、最初24年にできたときには50カ所の町内を回りまして、町民参加条例の中身ですとか、こういうふうに一緒に町をつくっていきましょうということで条例の周知に回ってまいりました。なかなかその効果が得られず、アンケート結果が先ほど申し上げたような結果ということがございますので、差し当たってはそういうような機運を高めていくことが重要ではないかということで、その結果としてどのような形で進んでいくことがいいのかというようなことを考えていければなというふうに思っております。それと、理念条例、大変大事なのですけれども、先ほどおっしゃった男女共同参画の部分もそうですけれども、理念としてうたった。でも、実際としては参画される方が少ないという部分でいうと、条例をただつくっただけなのかと、行政が一方的につくったものなのかという形でなかなか成果が見られないという部分もありますので、そのような理念条例につきましては町民の皆様ですとか、それから女性の皆様ですか、一緒にやっていこうという中でこういう条例があったらいいよねというような形ででき上がっていくものがベストだというふうに思っていますので、条例ありきということよりは、そういうところに重きを置いて日々活動していきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 福原仁子
行政側も住民を巻き込みながら町民参加条例等を執行していくということで、非常に参加が少ないということで、特に定める機関を除き、委員を公募するよう努めるというふうに規定されています。行政側が委嘱した委員と公募の委員と、その割合はどのようになってきているか、お伺いしておきたいと思います。
答弁 まちづくり政策課長 岡崎(まちづくり政策課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問にお答えいたします。おっしゃっているとおり、各種附属委員に関しましては公募という要件も定めておりますけれども、済みません、現在率については数字は持っておりませんけれども、例えば今回まちづくり計画に向けてのワークショップ、公募をしましたけれども、なかなか人が集まらないということで、こちらからお願いしたという部分がありまして、公募委員についても集まっていないという部分は非常に感じております。まさにそういうところに参加していただけるような地盤づくりをすることが一番大切だというふうに思っておりますので、今回のまちづくり計画もそうですけれども、そのような考え方を持って業務を進めていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 福原仁子
非常に苦慮しているということがわかります。アンケートの中で、特定の年代による意思が町政に反映され過ぎていると思っています。しっかりと次世代を産み育てる意識を中核年齢以上の方は日々の生活の中で実践し、結果を出してほしい。というふうに参画したくない理由として出ています。町のほうが委嘱する委員の年齢層とか、そういったものにも、今後委嘱する場合に考慮をしていく必要があるのではないかというふうに思っておりますが、その辺はどうでしょうか。
答弁 副町長 山本
ただいまの福原議員からのご質問ですが、それはアンケート調査の中のその他の意見の中で多分出された個人的なというか、いろんな意見の中の一つだというふうに思います。これまでも委嘱に当たりましては、先ほどから福原議員がおっしゃる女性の登用に関しても、昨年男女共同参画基本計画をつくりましたので、それにあわせまして現在の状況等も職員に周知しまして、管理職会議や課長会議の中でも更新のときには女性の参画に努めてくださいということでそれぞれの担当のほうにも声かけをしておりますし、また先ほど公募ということがありましたけれども、これにつきましても正確な数字はただいま持ち合わせておりませんけれども、まちづくり計画や先ほどまちづくり政策課長が答弁したように、町民ワークショップ、それから現在7月から行っております水道の審議会の中も公募の方ということで、一般の方から応募いただいて進めているところでございますので、そういったところも含めながら、トータル的に年齢層とか、それから町内広いものですから、地域単位とか、そういったものを考慮しながら委嘱をさせていただいているということをご理解いただきたいというふうに思います。
質問 福原仁子
非常に行政側も大変な思いをしていると思います。審議会とか委員会とかというのは、ほとんど夜に開催されていると思うのです。夜に都合の悪い方もいらっしゃると思うのです。昼間ですと参加できるのにというような話も聞いております。非常に関心を持たれている方も中にはいらっしゃいますので、今後説明をする場合においては昼間でもよしと。年齢を区切って、昼間は若いお母さん、お父さんにというふうに年齢区切って説明会を開くのもよろしいかと思うのです。だから、その辺は、きょうは若いお母さん方の意見を聞こうということで、画一的なやり方で参加が少ないということはやはり工夫が足りないのではないかなというふうに思いますので、その辺は今後考えていっていただきたいというふうに思っております。2点目の自治基本条例の策定に向けた今後の具体的な計画についてということで、現在具体的な計画はないものの、自治基本条例の検討に当たっては浦幌町町民参加条例の認知度を図ることを最優先に考え、協働によるまちづくりの醸成を図っていきたいというふうに答弁がありました。この・・・・・参加条例では私は非常に不安を覚えます。認知度を図る前に、20歳以下の子どもですとか、それから女性の参加、男女の参加条例というふうなものを直して、修正してから私は説明に歩いていただきたいというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
答弁 副町長 山本
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この条例につきましては、先ほど来まちづくり政策課長から説明しておりますけれども、多くの町民の方々がかかわっております。ですから、普通の条例と違うのは、第1条でも目的としますとか、言葉尻が違うのです。これは、町民の方々が何回もワークショップを重ねながらつくり上げてきた条例でございます。ですから、本来であれば目的とするとか、そういう言葉尻なのですけれども、かかわった中でそういった言葉はどうでしょうということのご提案をいただきながらこの条例をつくってまいりました。ただ、年数が経過しておりますので、確かに見直しは必要な部分があるかというふうに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・思うところでございます。
質問 福原仁子
少しきつい言い方をしました。よそのこういう町民参加条例をひもといてみました。参加するよう努めることとか、易しい言葉で、これなら参加して何かしてあげられるかな。浦幌町の町民が何回も集まって検討したというふうに今副町長のほうからおっしゃっていましたけれども、本当に言葉がかたいというか、参加するような気持ちにならない条例というか、箇所がたくさんあります。そういったことをよその町村と比べるわけではありませんが、この町はこういう態度で町民の参加を促しているのだなということがわかるというか、何とかできないながらも参加してやってみようかという、そういうような気持ちにさせるような条例に私は見直していただきたいというふうに思っております。その件についてはいかがでしょうか。
答弁 副町長 山本
先ほども申し上げさせていただいたのですけれども、ほかの町村と比べるとということで今福原議員のほうからお話がありました。ただ、私どもこの条例の制定に当たっては、全てではないのですけれども、ワークショップのほうにかかわらせていただいて、そのとき参加された方々が町でもともとある条例や規則の条文って非常にかたいよと、だから言葉尻もう少しやわらかくしましょうと言って、できたのがこの条例でございます。ですから、いろいろ説明の中でも、先ほどの繰り返しになりますけれども、このことはこういうことですよと、そういうふうに寄り添ったような形でつくったつもりでございます。ただ、時代の変遷とともに、ほかの町村ではさらにそこに配慮されたものがあるということでございますので、そういった部分については参考とさせていただきますけれども、この条例につきましてもそういった町民の方々からのいろんな思いをもってできた条例でございますので、あえてこの条例の言葉尻を変えるというのではなくて、このことを改めて町民の方にご理解いただきたいと。これまでもまちづくり出張説明会でも何度もお話しさせていただきました。そのときも町民の方々からは、そんな条例あったのということもお伺いしていますけれども、それは私たちの説明不足でもあったということは重々捉えているところでございますので、今後さらにそういう機会を利用して説明を加えさせていただきたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。
質問 福原仁子
行政の答弁もわかるかと思います。やってやるから参加すれというような姿勢だと誰も参加しないと思います。一緒に考えてやりましょうと、この当時のどなたがこの条例をつくったか私はわかりませんが、上から目線でなく、町民と一緒に歩むような浦幌町町民参加条例というのをつくっていただきたいと私は思っております。