みんなの議会

浦幌町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月14日

スポーツ振興と地域活性化

2014年3月14日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「スポーツ振興と地域活性化」について質問し、教育委員長 松田、教育次長 山本、教育長 久門が答弁しました。

質問者
福原仁子 議員
答弁者
教育委員長 松田、教育次長 山本、教育長 久門

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 福原仁子

私は、スポーツ振興と地域活性化について一般質問をさせていただきます。同僚がスポーツのことをいろいろとお聞きしておりましたので、なるべく重複がないように質問をさせていただきたいと思います。人口減、過疎化、高齢化の進行などにより、住民間の交流や共助意識が低下し、地域コミュニティの弱体化がますます進んでいると思われます。今スポーツ振興は、主として学校教育、生涯教育で政策化されていますが、近ごろはスポーツの持つさまざまな価値、効用に注目され、地域づくりに活用しているところもあります。我が町の取り組みなどについてお伺いいたします。1点目、年代層別のスポーツ人口と内容は。2点目、総合型地域スポーツクラブの組織化の具体的なものは。3点目、スポーツ振興を核とした地域活性化の取り組みは。以上、3点についてお伺いいたします。

答弁 教育委員長 松田

福原議員の質問にお答えします。1点目の年代層別のスポーツ人口と内容についてでありますが、現在スポーツ少年団には町内全児童の約7割が登録しており、中学校の体育系部活動には町内全生徒の約8割が所属しております。浦幌町体育協会の加盟団体は11団体612名で、主な年代層別では成人や青年となっておりますが、高齢者が主な団体もあるところであります。体育振興会連絡協議会は、上浦幌、南浦幌、吉野、厚内地区が加盟し、市街地区を除く約7割の世帯が加盟しており、各地区において体育レクリエーションを通して幅広い年代層で活動が展開されております。また、総合スポーツセンターの利用者の主な年代層は、軽スポーツを愛好する高齢者や競技スポーツを愛好する成人、青年等約140名の方々が定期的に利用されております。2点目の総合型地域スポーツクラブの組織化についてでありますが、本町におきましては平成24年度より総合型地域スポーツクラブ制度について調査研究に取り組み、町広報紙アシール・レーラによる情報提供、スポーツ推進委員による道内先進地視察、町民アンケート調査、さらには制度について考える研修会を通じてクラブの必要性について意見交換を実施してまいりました。昨年12月には、ノルディックウオーキング教室参加者及びスポーツ推進委員等に呼びかけ、総合型地域スポーツクラブ設立準備委員会を開催し、意見交換を行っております。平成26年度の取り組みとしましては、ノルディックウオーキング愛好者が中心となって実施しているラジオ体操やウオーキング会を継続開催し、組織化へ向けて準備を進める予定であります。3点目のスポーツを核とした地域活性化の取り組みについてでありますが、地域活性化については町民との協働によるスポーツ振興が重要と考えております。スポーツは、人と人との交流や地域と地域の交流を促進し、地域の一体感や活力を醸成するものであり、少子高齢化や人口減少が進む中、子どもから大人まで多くの町民の皆様の健康生活につながるものでもあります。今後につきましても、社会体育団体などとの連携を図りながら、スポーツ少年団の育成支援、学校教育施設開放を活用した地域全体でスポーツ団体活動への参加促進及びスポーツイベントの開催など、スポーツを通じて社会参加ができるよう環境整備を進めてまいりたいと考えております。以上、福原議員への答弁といたします。

質問 福原仁子

1点目についてお伺いいたします。年代層別スポーツ人口は、多世代、多種目、多趣向となっており、地域住民が主体的にスポーツに親しむ環境は施設面から見ても浦幌では十分に整っていると思われます。ただ、全くスポーツに参加していない人もいると思われますので、新年度より高齢者や障がい者の公共施設の使用料が無料化されます。今後住民のニーズを把握し、継続的で魅力のある新たなスポーツの振興とスポーツ人口の増加の取り組みなどが必要ではないかと思いますので、お伺いしておきたいと思います。体振連絡協議会に市街地区は除くということになっておりますが、これはどういう意味で除かれているのか、把握がされているのかいないのかお伺いしたいと思います。

答弁 教育次長 山本(教育次長は2015年3月まで)

体育振興会連絡協議会につきましては、基本的に浦幌市街のそれぞれの上浦幌地域とか、その地域、地域のそれぞれの振興会が集まったものが総体的な浦幌町体育振興会連絡協議会ということになっております。これまでも、上浦幌、そして南浦幌、そして吉野、厚内地区ということで、もともと市街地区を除く組織としてこういった体育振興を図ってきたということでございますので、そういったことでご理解のほどをお願いしたいと思います。以上でございます。

質問 福原仁子

そうすると、全く別な組織であるということで認識してよろしいですか。

答弁 教育次長 山本(教育次長は2015年3月まで)

はい、よろしいです。

質問 福原仁子

では、次に2点目についてお伺いいたします。3年前から教育行政執行方針の中で総合型地域スポーツクラブの組織化へ向けての研究調査視察、今年は準備とありました。このことについて、文部科学省は平成21年度より4年間にわたりまして予算化をしていました。21年には3億9,000万、22年には2億3,000万、23年には1億9,000万、24年度には1億3,000万というふうに予算化がされていたわけです。25年度には、どういうわけか予算化がゼロということで、私の調査の範囲内では把握できなかったものですから、この点についてどういう事情があったか、もしおわかりでしたらお伺いしたいと思います。というのは、地域総合型スポーツクラブの設立ということで、十勝管内では1市9町村でもう既にクラブの設立がされています。この設立は、この予算、21年から24年の間までの予算の中で設立されている市町村が多いということで、私の調べたところでは今のところわかりました。浦幌町は、この予算を使う状態ではなかったのか、どのような状態で設立がまだされないのかお伺いしておきたいと思います。

答弁 教育次長 山本(教育次長は2015年3月まで)

ただいま文科の国の予算の関係ですけれども、総合型地域スポーツクラブの創設ということで、国で一定期間の間、そういった補助事業とか支援策で取り組んできたことが今議員のおっしゃるようなことというふうに思います。ただ、今本町が平成24年度から調査をしてまいりまして、それから25年度、そして26年度も調査を進めてまいりますけれども、その中でも国と同じような形で創設に向けた支援事業ということで、スポーツ振興くじ助成事業というのがあります。こういったのを北海道の財団のほうからいろんな情報提供をいただいている中で、先ほど管内でももう既にスポーツクラブとして認定されている団体もあるのですけれども、そちらの団体とか、全道的にもそういった今言ったスポーツ振興くじ助成事業を活用しながら取り組んではどうかということでご提案をいただいているところでございますので、これからも調査を進める中ではそういった調査費についても充当される形になりますので、そういったものを活用しながら設立に向けて進めてまいりたいというように考えているところでございます。以上でございます。

質問 福原仁子

スポーツ振興くじ助成事業ということで、totoという宝くじの助成ということで、名前は違っても形は継続されていくということですね。確認いたしました。ぜひともこれも実行していただきたいということで。この総合型地域スポーツクラブは3年目に入るわけですが、平成23年6月に50年ぶりにスポーツ振興法が全面的に改正されまして、スポーツ基本法が公布、施行されています。このスポーツ基本計画の中にも24年度から10年間のスポーツ基本計画で、文部科学省は総合型地域スポーツクラブの育成支援ということで提示されております。浦幌町も今の答弁を聞きますと、これから実施していくということですので、具体的な構想とか計画があれば、この10年間のスポーツの内容というか、計画をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育次長 山本(教育次長は2015年3月まで)

ただいまのご質問ですけれども、議員がおっしゃるとおり国の政策ということで総合型地域スポーツクラブの創設ということで取り組まれている期間なわけなのですけれども、やはり種目を超えた中の多種目、そして多世代、そして多趣向ということの中身でございますので、少子高齢化が進む中で本町にとりましてはこういったものを活用しながらいろんな地域活性化につなげてまいりたいというふうに考えているところですけれども、昨年設立準備委員会を設立した中でいきますと、現在のところやはり幅広い世代の町民の方々にかかわっていただくということで、まず幼児、小さいお子さんですね、幼児クラブ、それから上の小学校とかの少年クラブ、そしてそれから一般の方々から高齢者までということで、それぞれ今考えている3つのクラブ的な組織の分担を決めまして、幼児クラブ、それから少年クラブ、一般クラブの中でどういった形のスポーツを取り組んだらいいのかなということで、その中で幼児クラブに合うもの、それから少年クラブに合うもの、一般クラブに合うものを推奨しながら、そして全体的な取り組みに進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

質問 福原仁子

いろいろな形の年齢層に合わせたものが必要ということは十分にわかります。大変な事業であると思いますが、本当に心一つにしてすばらしい事業を立ち上げていただきたいというふうに思っております。私がなぜこういうことを言うかと申しますと、基本計画の全体像の中にスポーツを通じて全ての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる社会としまして、青少年が健全に育ち、他者との協働や公正さ、規律を重んじる社会をつくる、それから地域の人々の主体的な協働により深いきずなで結ばれた一体感や活力がある社会をつくる、それと健康で活力に満ちた長寿社会をつくるという、このような目指す姿が掲載されております。これを全部網羅していくということは大変重要であり、大変なことだと思いますが、やはりこれからコミュニティを主としたスポーツの形というのは変わってきているのでないかというふうに私は思いますので、ぜひともこの点についても全ての年齢層を含んだいろんな取り組みを今後も続けていっていただきたいというふうに思っております。これから具体的なことはやるのでしょうか。その計画、もうちょっと詳しく。

答弁 教育次長 山本(教育次長は2015年3月まで)

ただいまのご質問ですけれども、平成24年度から調査を進めてまいりまして、答弁の中にもございますけれども、平成25年度は先進地視察ということでスポーツ推進委員の方々のご協力をいただきながら、先進地を見ながら浦幌町に合ったものかどうかということを検討しているところでございます。先ほどの答弁と重複するところがございますけれども、やはり少子高齢化という中でいきますと、町民の皆様がそれぞれ健康で安全で文化的な生活を営むということがこれからますます期待されるところでございますので、そういった中でいきますとスポーツを通じてというのがより多くの町民の方々に参加いただいて、ご理解いただけるものというふうに考えております。現時点で具体的なものということなのですけれども、先ほど申し上げました、例えば幼児クラブの関係でいきますと、やはり低年齢層ですので、レクリエーション的な遊びを中心とした中で子どもたちが体を動かしたりとかスポーツに取り組むということが一つ考えられます。また、少年クラブにつきましては、昨年町民アンケートを実施しまして、どんなスポーツをやりたいですかとか、今スポーツをしていますかとか、そういった問いかけを、抽出調査ですけれども、行わせていただいております。その中でいきますと、やはり子どもたちの中からはプールを活用しての運動とかスポーツということの希望が多かったものですから、私たちはスイミングプールもございますので、少年につきましてはそういった浦幌スイミングプールを活用した中のスポーツ活動を中心に考えていきたいというふうには現時点では考えております。また、一般の方々につきましては、シンプルバレーとか、それからパークゴルフとか、浦幌町には根づいているものがありますけれども、昨年からノルディックウオーキングということで、町の教育委員会のほうからも推進しながら定期的に開催していますし、そのことに基づきまして独自のサークルをつくりながらノルディックウオーキングの取り組みをされている方々もいらっしゃいますので、そういったノルディックウオーキングとか、皆さんが軽スポーツ的な形で取り組めるような事業を展開してまいりたいというように考えているところが現時点の状況でございます。以上でございます。

質問 福原仁子

新しい試みを模索しながらいろいろとこれからも進めていっていただきたいということです。私は、やはり浦幌町はこのスポーツが定着して、よそとの交流も図れるとかと、そういう例えば幕別にあります、それから大樹にもあります。そういうふうに何か町民全部挙げてのできるようなスポーツの振興というのは考えているかどうかお伺いしておきます。

答弁 教育次長 山本(教育次長は2015年3月まで)

議員がおっしゃるとおり、町村によっては町技ということでバレーボールを指定したりとか、いろんなスポーツを町のスポーツにするということで決めているところがございますけれども、本町独自のスポーツといいますとシンプルバレーが本町の中で生まれたスポーツだというふうには考えておりますけれども、現在これから地域型スポーツクラブを創設する中でそういった機運を高めながら、皆さんのご意見を賜りながらそういったことも今後については検討してまいりたいというふうに思います。以上でございます。

質問 福原仁子

3点目についてお伺いいたします。スポーツ振興を核とした地域活性化の取り組みということで、スポーツをまちづくりの一環として多面的に捉える考え方が豊かな地域コミュニティの新たな創造として広がってきております。健康で心豊かな暮らしづくりとして、するスポーツ、それから地域のきずなづくりでは総合型地域スポーツクラブを中心に扱っております。また、地域の魅力づくりでは、主に見るスポーツ、支えるスポーツなどが考えられます。スポーツの持つさまざまな価値、効用に注目して地域づくりの手法として今後新たなスポーツ人口の増加に向けた取り組みや、それから中期計画の中にもありますように、地域住民全体を対象とした交流、先ほども同僚議員の中に答弁がありましたけれども、イベントなどの考えがあるか。その地域のきずなを強めるためというような意味のほうを私は強く持ちたいと思いますが、もしお考えがあるのならお聞きしておきます。

答弁 教育次長 山本(教育次長は2015年3月まで)

地域のきずなを強めるような形ということですけれども、基本的には、まず先ほどの答弁にもありましたが、イベントの開催などということで、先ほど関井議員の答弁と重複しますけれども、まず継続的な鑑賞型の事業ということで、大きな事業はできないかもしれませんけれども、先ほどお話ししたように広域スポーツセンター指導者派遣事業ということで、いろんなオリンピックの参加者とか、これまでも招致してきておりますので、同じような形で直接いろんな大きな大会とか参加された方々をお招きする中でお話を聞いたり、それから実技の講習ということで取り組んでまいりたいというふうには考えております。また、イベント的な事業でいきますと、親子で参加できるような形のスポーツイベントが必要でないかなというふうに考えております。その中で申しますと、先ほどの答弁と重複するのですけれども、やはりスイミングプールフェスティバルとか、それからスイミングプールの遊具を使った形で子どもとか大人が一緒に取り組めるようなイベント的なものも仕掛けとして考えているところでございます。以上でございます。

質問 福原仁子

コミュニティのきずなをより深めるために、本当に私はスポーツは大事な一つのきっかけにこれからもなっていくのではないかというふうに思っております。この現代社会の多様性を教育委員会部局だけでは非常に対応が難しいかと思われます。今スポーツは、きずな、観光、福祉、食育と、全ての生活の中に密着したコミュニティの中心となりつつあります。これには、政策イノベーション、自治体の変革が必要な時代に入ってきていると思われます。今後町全体としての取り組みは可能かどうかお伺いしておきたいと思います。

答弁 教育長 久門(教育長は2020年3月まで)

私が答弁することではないかもしれませんが、教育委員会の立場から申し上げたいと思います。ちょっと狭くなるかもしれませんが、新年度、平成26年度、文部科学省のコミュニティ・スクール研究指定校を受けるということで申請を出しておりまして、ややこれが受理される段階に来ております。これは、小中一貫コミュニティ・スクールを進めていくのですが、先ほどから答弁しておりますように、教育の日の観点からいきますと読書活動と体力と。これを強力に進めていくわけですが、この指定の制度を活用しながら、今議員おっしゃっている体力づくり、これに取り組んでいきたいと思っております。26年度は、まずそれを取り組むための仕組みづくり。今いろんな仕組みがございます、組織がありますので。それを整理統合して進めていきたいと考えておりまして、それにはやはり総合型地域スポーツクラブのように地域独自の進め方もありますし、全町的な取り組みもあります。これについては、これから26年度の大事な検討課題、文部科学省から委託を受けた研究課題ということになっております。それから今度、先ほどの質問で全町的な種目、イベントのような取り組みですね。今ここで何を取り組みますということは申し上げられませんけれども、ご指摘のとおり、ただ教育委員会だけのサイドで進めていくものではなくて、町長部局含めて全町的な取り組み、町の活性化を図っていく、そして特色を打ち出していくと、きずなを深めていくという上で本当に全町的な取り組みにしていかなければならない、それの一端を教育委員会は担わせていただきながら、全町的に広げていきたいと、そのように考えているところであります。

質問 福原仁子

力強い教育長のご答弁をいただきました。せっかく浦幌スタイルの教育が確立されています。その中にぜひスポーツも入れて、浦幌らしい体力づくりも含めたすばらしいものをつくっていただきたいというふうに思っております。以上で私の質問を終わります。

出典:浦幌町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月14日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる