みんなの議会

浦幌町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月8日

財政運営の考え方

2013年12月8日、浦幌町議会の一般質問で、杉江博議員が「財政運営の考え方」について質問し、町長 水澤、総務課長 鈴木が答弁しました。

質問者
杉江博 議員
答弁者
町長 水澤、総務課長 鈴木

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 杉江博

私の質問を始めます。財政運営の考え方ということで通告をさせていただきました。我が町の財政状況は、10年前の平成15年、借金169億円、公債費比率はピーク時で実質公債費比率は23.4%でありますが、公債費も最大時、一般会計で13億9,000万円、基金残高運用時も含めてわずか4億5,000万円、当時でいう財政再建団体寸前の状況だった。今は、法律が平成21年にかわりまして、財政再生団体という言い方になっておりますが、そういう状況だったということであります。この10年間、各種団体の補助金削減、新たな事業の抑制、農村環境改善センター休館を初め、公民館や各種スポーツ施設の自主運営など、住民も行政とともに必死に財政健全化に向けた我慢と努力によって得た数字は、10年後の平成24年度決算時で借金は60億円減少し、109億円、正確には108億2,000万でありますが、実質公債費比率も12.1%、基金はおよそ30億増加し、34億5,000万円に回復をしましたが、中学校校舎、体育館の耐震強度不足による安全確保のための建てかえ、防災無線や避難場所、避難道路の設置、役場庁舎耐震補強など、にわかに防災、耐震対応の歳出がふえています。今後も防災無線のデジタル化、数億円単位の予算を必要としている事業が想定されます。これまでの行政改革で見えてきた財政健全化の数字も、今国の進める国土強靱化の政策にのって、インフラの整備、補修に財政投資を進め過ぎれば、ツケは住民が負担することを忘れてはなりません。平成25年度の借金返済は、一般会計で約8億円、特別会計の下水道会計2億4,000万、簡易水道会計で1億5,000万、ほか町有林野、個別排水合わせて2,500万、それぞれ合わせますと約12億1,600万円の償還額となっています。公債費比率が下がったといっても管内平均より高く、町債も今年は既に19億1,900万まで達しております。過疎債などで交付税措置されたとしても、3割負担で6億円以上となります。現状で既に公債費比率は数年後まで11%台から下がらない状況になってきています。住民の安全確保のためとして、慎重審議を重ねながら進めてきた防災関連事業でありますが、財政運営についていささかの懸念を持つものです。今後の財政運営については、基金が34億円になり、一部は公共事業に供する基金として積み立てていることから、交付税措置のある事業以外の補助金残は自主財源での運営に改めるなど借り入れに依存しない運営に改めなければ、将来負担は軽減されないと考えます。財政状況の改善が見られたことで各種の政策の見直しも求められてきているところですが、町長の考えを伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

杉江議員のご質問にお答えします。財政運営の考え方についてでありますが、ご質問の冒頭にありましたとおり、10年前において危機的状態であった財政状況がここまで回復することができましたのは、町民の皆様と一体となって行財政改革に取り組んできた成果であり、この間町民の皆様方には我慢と努力をしていただいたことに心から感謝しているところであります。財政運営といたしましては、公債費を減額し、基金積立金を増額することに努めてまいりましたが、施設の老朽化に加え東日本大震災の影響を受け、昨年度からは防災関連の建設事業が増加となっており、起債を充当し、事業を行っていることから、今後の起債に対する償還金の減額は見込めず、実質公債費比率においても横ばいに推移する見込みとなっております。しかし、町民の安全な暮らしを守るためには、防災関連事業は欠かすことのできない政策であり、過疎対策事業債では措置されなかった事業においても緊急防災・減災事業債によって有利な起債条件のもとに事業を実施できることから、今後の財政運営には大きな影響を与えない選択であったと考えております。また、単年度会計主義で運営されている町の予算において、世代間の公平性を考慮し、後年度の利用者にも一定の負担をしていただくことを趣旨としている起債事業について、起債償還額に対する交付税措置の有無にかかわらず、基金充当により単年度で事業を実施することは、起債事業の本来の趣旨から外れてしまうため、ある一定の起債の借り入れは住民の公平性を保つ上で必要であると考えております。しかしながら、財政状況が以前よりも改善されたことを事由として建設事業や起債の借り入れを増加させることは過重な将来負担を招きかねないことであり、本年度当初予算で見てのとおり、臨時財政対策債を除いた建設事業における起債事業については、家賃収入によって償還額を賄う公営住宅建設事業債のみが交付税措置されませんが、その他の建設事業においては交付税措置を十分に考慮した起債事業の内容となっております。本町の平成25年度一般会計当初予算額58億9,100万円における財源は、町税や使用料などの自主財源が9億8,743万6,000円、地方交付税、国庫補助金などの依存財源が49億356万4,000円と歳入における割合は78.6%を依存財源が占めており、財政状況が改善されてきている中にあっても、まだ財政健全化がなし得たという状況ではなく、2011行財政改革プランによる行財政運営を基本として進め、当然のことではありますが、10年前のような財政状況に陥ることは絶対にあってはならず、また財政状況を回復するため町民の皆様に財政負担を強いることが二度とないようにするためにも現在実施している第3期まちづくり計画に基づき適正に事業を進め、最少限の経費で最大限の効果が発揮できるよう堅実な行財政運営を進めてまいります。以上、杉江議員への答弁といたします。

質問 杉江博

ただいまの答弁、私も考え方としてはそう大差ないわけであります。そういう中で、数字を並べてここでお話しするのは本当に失礼な言い方かもしれませんが、釈迦に説法で本当は必要ないのでありますが、きょうは多くの町民の皆さんが傍聴ということで来ておられますので、多少財政状況について数字をお話ししながら次の質問に入りたいと思うのですが、この10年間で60億債務が減ったといっても、実際に10年間で返したのは171億です。そして、新たに起債したのが78億あるのです。そういうことの差し引きが、169億あった負債がようやく今109億に減った、そういうことです。当然毎年少ない年で5億、あるいは7億の起債、22年度には9億台、そういう数字になって起債をしているわけです。借金をしながら借金を返して事業をやっている。そういう状況で、どこまでが許される範囲なのかなということが非常に大事だと思うのです。それで私は、もう既に理事者の皆さんもこのことはご承知だと思いますが、標準財政力というのですか、標準財政規模というのですか、その町が持っている国が評価する数字ですね。これは、当然行政の皆さんご承知だと思います。その町の税収などとなっています。先ほどお話あった、ほぼ10億円の収入が町の自主財源です。そのほかに国が出す交付税足します。毎年30億から32億の範囲ですから。浦幌は、この指標が41億となっています。これが安全な国の見る財政力ですね、そういうふうになっているのです。それは、十分ご承知だと思います。ですから、そういう数字から見ますと、41億プラス基金何ぼあるか。今34億でしたら75億、これが言ってみれば安心な数字だよと、借金75億は安心な数字だと私は思います。もう一つの考え方です。1年間の事業費、本年度58億、特別会計は大体30億ぐらいですから。そうすると、88億、90億。少ない年でも85億ぐらいからです。そういう範囲に債務を下げておくことが安心な数字だと、こういう2つの考え方あると思うのです。これは、会社経営だってそうだと思うのです。1年の収入より借金をたくさんしてしまって、例えばこれから期待できない国の交付税、下がっていくことも予想されます。上がることは予想できない。交付税下がっても、借金すぐ下がるわけでありませんから。借りた借金は毎年決まったものを返さなければならない。そういう中では、今申し上げた2つの考え方の中でもそう数字はたがわないのです。ですから、せめてそういう数字まで借金の残高を近づける努力、それが必要だと思うのです。そのためには、新たな債務を起こさない。先ほどから私も通告で問いかけましたし、町長の答弁にもありました。防災関係のこのことについては仕方がない。町民の安心、安全を守るための施策ですから、大きなお金がかかっても、これは仕方ないです。しかし、これからの考え方としては、先ほど申し上げた安全圏という考え方では、極端な話、数字のことで答弁いただいて議論しようと思っていないのですが、例えば公営住宅1億300万、あるいは今年は1億500万。例えば残を借りないで自主財源でやったら、国が補助金45%出さないのか。そうなったら自主財源でやればいいではないですか、1億円。そう思うのです。特別会計でも個別排水、毎年1,300万、500万借り入れしています。それから、下水道関係でも修理が膨らみますから、結構起債することもあります。しかし、修理については1億かかっても自主財源でやる。私は、次のことはわからないのですが、自主財源でやったら浦幌はお金あるから補助金減らすよ、交付税減らすよと、こういうこともあるのかもしれません。しかし、借金は少ないほうがいいです。先ほど申し上げたように、10年間で171億返しました。これは、利息も入っているのです。何ぼ安くても、分母が大きかったら利息も膨らみます。そういうことで、今の考え方の裏づけとして基金をどこまで確保しようと町長はしているのか。一昨年でしたか、基金が20億になりますよという時期でありますが、私は町長に財政健全化に向けて一生懸命ためても、後ろ振り向いたら住民いなくなってしまっていたらどうするのですかという質問をしたことがあります。町長も覚えておられると思うのですが、そのとき町長はこういう答弁しました。そんなことはないだろうと。私も、それはそんなことないと思います。ただ、基金は十勝の平均だけは積みたい。そのとき十勝の平均は26億と町長は説明しました。今こういう財政状況の中で、私たち議会も広報に大きく基金34億と書きました。しかし、109億、まだ借金あるよと書かなかったのはちょっとまずかったなと思っています。そういう中で、34億になった基金の中で、さあ、いろんなところのたがを緩めて、あれもしてほしい、これもしてほしい。今回の定例会で町長も高齢者、障がい者に対する公共施設の利用料の無料化、条例改正もしまして発表されました。個別のことで、そういうことでいい悪いではなくて、全体的な財政運営の考え方として基金と、私さっき言った財政力プラス基金の問題ですから、どこまで積み上げて、どういうようにしようとしているのかなということで伺います。

答弁 総務課長 鈴木(総務課長は2015年3月まで)

ただいまのご質問にかかわりまして、大きく3点ほどになろうかと思われます。このことについて説明させていただきたいと思います。まず1点は、恐らくは基金にかかわる保有能力と申しますか、保有に係る考え方、または起債ですので、借り入れを起こすということの中にあっては当然償還が生まれますので、その支払い能力はどこに置くのだと。それが数値としてどのように考えているかといったようなご質問だったかと思います。まず、この2点について先にご説明させていただきたいと思います。確かに基金の保有ですとか支払い能力において一定の数値をもとに判断基準として持つのも一つの考えであろうと思います。ただ、状況と申しますか、情勢によってはいろいろ変わることがございます。といいますのは、交付税というのは、先ほどご質問ございました、いわゆる標準の財政規模についても、これは国の算定における、いわゆる類似団体における算定の内容によっては、歳入歳出における意味合いとして数字が変わってきているのも事実であります。これは、ある一定の額をもって算定するということになり得ませんので、言いかえますと判断とするにはなかなか厳しいものがあるのかなというふうに捉えているところでございます。もう一点は、経常収支の関係でございますけれども、いわゆる必要経費として義務的経費が発生する。公債費もそうですけれども、人件費等を含めて、その金額が必ず義務的に発生をして支出が伴っていくものだと。これは、ある一定の計算といいますか、年次的には歳出額を抑えることができるわけでありますけれども、こういった分もある意味では団体の、いわゆる財政力の一つの要素にあると言われている部分もあります。ちなみに、今年の1月の話で申しわけございませんけれども、報道でされました23年度の決算にかかわります、恐らく決算統計のかかわりがありますので、通常なかなかすぐには出ませんので、平成23年度の経常収支比率については、浦幌町においては管内の上から10番目というふうになっております。このことにつきましては、最も収支比率が低いところが72.9%ということで、浦幌町は81.7%となっております。実質公債費比率の関連ございますので、平成23年度においては12.4ということで、これは管内からいくと13番目ということで、どちらもほぼ中間の位置をなしているかなということでなっております。ただ、おわかりいただけるとおり経常収支比率が81.7ということで、管内を見ますと83.1ということで低い水準であります。ということは、やはり先ほどご指摘ございました行財政改革における、いわゆる経常収支的な、物件費は特にそうなのですけれども、そういったものの削減的な部分として進めてきたといった一つの効果なのかなと捉えております。そういったことも一つの目安となりますので、一概にはやはり基金の保有なり支払い能力について数値を求めるということはなかなか難しいかなと思ってございますし、国の交付税の算定等におきましても一定の数値にないわけでございますので、特に今般言われております交付税における別枠加算というのが非常に論議が国のほうでされております。総務省の見解と財務省の見解と総理大臣の見解がなかなか合っていないということで、一応2,000億円とも言われております別枠加算について非常に懸念がされているところでございます。こういったことから、交付税の算定もなかなか難しい状況にあった中では、一つの目安を立てるのは難しいかなということで考えているところでございます。いずれにいたしましても、時々の歳入に伴う状況、環境、それからそれに見合った歳出の環境を整えるということの中では、その都度の判断が必要なのかなというふうに捉えておりますので、この点についてはご理解をいただきたいと思います。また、先ほどのご質問の中にございました、今年の町債にかかわっても19億を超える額ということのご指摘ございましたけれども、このことにつきましては既に補正の中でもお話しさせていただきましたとおり、庁舎の耐震改修、防災改修にかかわる緊急防災・減災対策事業債、それから津波避難計画にかかわります避難道路の整備事業、また広域消防にかかわります救急無線のデジタル化の整備等々につきましては、緊急防災・減災対策事業における起債を見込んでいるわけでありますけれども、26年にわたる工期を見込んでおりますので、繰り越しということが発生をいたします。このことについては、19億の中にその分が補正としてはありますけれども、実質的な借り入れはこのことについては翌年度以降になりますので、今のところは10億程度かなというふうなことで捉えておりますので、そういったことも含めてご理解をいただきたいと思います。また、当初予算ベースになりますけれども、先ほどご指摘ございました交付税措置の関連でございますが、特に公営住宅につきましては、その公営住宅事業者におきましては、いわゆる家賃収入をもって起債償還に充てるということがございますので、これはいわゆる公営住宅に入っている方々が町民全体ではございませんので、特定された方が公営住宅に入居し、そして家賃を支払いするということで、公営住宅に限っての起債でございますので、公平原則につきましては家賃収入をもって充てますので、この起債についてはご理解を賜りたいと思います。また、起債の状況の中では、先ほどご指摘ございました借入額、また償還額、借り入れ残高といった中での推移でございますけれども、平成17年のいわゆる行政改革、第3次の行政改革でございますけれども、ここにおけるところから大きな対応としていろいろ取り組んできたという経過がございます。平成17年におきます償還額が18億700万ほどございました。その後ピークが18年でありまして、18億6,500万となっておりますけれども、平成25年の現在状況におきますと12億300万ほどになってきたということがございます。また、借り入れ残高にいたしましても、平成17年度におきましては150億9,000万といった額がそれぞれ下がってきた中では、平成18年は140億ほどでございましたけれども、平成25年度におきましては111億5,000万といった経過をたどってきてございますので、あわせて先ほどのございました起債にかかわります交付税措置の対応といたしましても、公営住宅事業者を除いてそのほかの起債につきましては、パーセンテージは違いましても交付税措置がほとんどされるといったようなことで、あくまでも一般単独的な扱いの起債償還しているというのは現在の平成25年度予算においてはございませんので、このことについてもご理解をいただければと思います。以上でございます。

質問 杉江博

丁寧な説明をいただきました。浦幌町は、これは道の町村議長会の資料を見ますと、税の収納率高いほうです。道内169の市町村の中でデータは町村だけです。144になりますか。その中で町税収納率が97%で30傑ないです。また、国保税の収納も同じく、ご承知のとおり97%収納率で40傑ぐらいです。ですから、そういう面では非常に財源の確保という面では努力されているというふうに私も評価をしております。いろいろ問題ある私債権については9月の決算でも議論しましたので、このことについては触れませんが、私債権、給食費の滞納あるいは負担金の滞納という部分の話でありますが、これはよろしいでしょう。そういう面で、先ほど町長に基金どれぐらい目標ですかということだったのですが、総務課長の全体的な答弁で数字的なものは出されなかったのかなと思いますが、そのことで自主財源をどういうふうに確保するかというのは大きく変わるのですが、いずれにしても借金は少ないほうがいいということです。そのことを念頭に置いて、基金もやっぱりある程度財政出動させなければ町の経済成り立ちません。先ほども前の質疑の内容を紹介しましたけれども、そういうことである程度町の仕事も確保しなければならない、どこまで積んでいくのだろうということが私の一つの質問内容でありましたけれども、いろいろと総務課長が状況を説明しながら、それの答弁だったのだろうなということで了解はします。それで、財政問題ですから、これはぜひ人件費問題に触れさせていただきたいと思います。職員の、まず人件費として計上されているのは毎年11億5,000万から11億9,000万ぐらいですね。その職員給与ですけれども、ご承知のようにラスパイレス、公務員の給料基準をあらわす言葉ですが、ラスパイレス指数が浦幌町は95と、当然100より低いのです。95、間違いありませんね。そういう面で、この人件費が財政の現状とあわせてどのように考えられるか。もう一つ言いますのは、人件費の問題で町長等の給与です。町長の給与、十勝管内で最低です。平均の十勝管内の給与より10万円安いのです。ちょうど10万円安いです。あえてここで金額は言いませんが、平均より10万円安いです。全道でも10番目、もちろん下から10番目です。そういう状況にあります。このことについて、町長に職員の給与、町長の給与現状について、今の財政状況から今後の対応としてどんなふうに思っておられるか。これも、職員の給与については行財政改革プラン2011ありますね。その中に人件費、職員給与の問題でこのように記されています。町民から指示される納得性のある給与水準が求められるということで、検討する、検討すると、毎年そういう項目になっていますが、全体的な考え方としてはこの文言が入っております。そのことも含めて、町長にこのことの判断をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

財政状況について、今総務課長からお話をさせていただきました。大体公債費の償還と、また借り入れについては、特に過疎債を使える町でありますので、過疎債を使いながら町行政を行っていくということでありまして、このたびの緊急防災につきましては特に1,000年に1度の津波被害が想定される中で、緊急防災で避難路、避難場所をつくるということで、そういう面では大きな費用がかかりました。ただ、これも5年据え置きの25年償還ということでありますから、町財政に特に影響が及ぼさないという中で、これは長期の財政運営を持ちながら、計画を持ちながら今進めていっておりますので、その点では町民の皆さんに心配かけることはないのかなというふうに思って今進めているところであります。その次に人件費の問題がありました。ラスパイレス指数は95.5%ということでありまして、今年度97%になるということであります。ただ、公務員給与の7.8%の問題で、国は国家公務員2年間7.8%、東日本大震災復興に向けるということで下げたので、地方公務員も下げなさいと。7.8%を考えれば、うちは95.5%ですから103.4%になる。3.4%、地方公務員の給与を下げなさいというのをずっと国は言ってまいりました。私どもとしましては、もともと国のラスパイレスが100を基準としていますから、100を割って95.5%の数字で人件費を抑制といいますか、職員の皆さんにその95.5%の数字で給与を支給させていただいているということで、国が2年間急に下げたから、それに追随するということは必要ないだろうということで、人件費については見直しをしませんでした。特に職員の人件費につきましては人事院勧告というのがありまして、浦幌町はこの人事院勧告を基本的に守っていくという中で、毎年の職員の給与についてはこれに基づいて、職員組合の皆さんとも話し合いを進めながら決めさせていただいているところであります。町民が納得する給与というのはいかほどなのかということでいえば、大変そこは町民の皆さんが納得できる数字というのは、これは大変難しいもので、どの数字を出せば納得していただけるのかというのは、これは私もわかりませんけれども、ただ今後とも人事院勧告は忠実に守ってまいりたいという感覚の中で職員の皆さんとはお話をさせていただきたいなというふうに思っているところであります。もう一つ、町長の給与がどうなのだという考え方については、大変私から今お答えすることは難しいのかなというふうに思っています。ただ、先ほど杉江議員のほうからもお話ありました。浦幌町は大変厳しい財政状況の中にありまして、そういう中でそれぞれ特別職の報酬も引き下げをさせていただきました。その中で今現状であるということでありまして、これは全道平均がいいのか、高ければいいのか安ければいいのかという問題もいろいろあると思いますけれども、私は今の段階で浦幌町の状況を考えるのであれば、この状況が今直ちに直すということについてはいかがなものかなというふうに思っておりまして、今この現状で正しいとか悪いとかは言いませんけれども、この状況で決して問題があるという考え方、今のところは持っておりません。以上であります。

質問 杉江博

本人に本人の給与の話を伺うのですから、大変失礼な話かと思うのですが、財政状況の話ですからお伺いをしました。先ほどから話ありました緊急防災・減災債、これは本当に助かったと思っています。将来の負担を少なくする中で、しかしこういう借り入れをしていくのだよということは町民の皆さんにもわかっていただきたいと思いまして、議論の対象としましたし、これからもできるだけ借金はしない。無理した投資はしないことの対応をお願いする次第であります。以上で終わります。

出典:浦幌町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月8日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる