浦幌町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月9日
災害時における避難所の対応について
2012年12月9日、浦幌町議会の一般質問で、中尾光昭議員が「災害時における避難所の対応について」質問し、町長 水澤、総務課長 鈴木が答弁しました。
- 質問者
- 中尾光昭 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、総務課長 鈴木
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 中尾光昭
それでは、通告に従いまして、質問をいたします。災害時における避難所の対応はについて質問をいたします。避難時における避難指定場所を町内28カ所指定しているが、町民の認識はどの程度浸透しているのか。今までも広報をしているが、さらなる周知が必要であり、またホームページで確認しようとしても大変わかりづらい状況にあります。実際に避難所を開設する場合に、災害対策本部が設置された後に指示が出ると思いますが、避難所責任者が町ではなく行政区長や学校長、施設の運営を指定管理者に委託している施設があります。また、このたび大規模停電に見舞われた室蘭市や登別市の報道を見て電源を確保することの重要性も改めて認識いたしましたが、停電時の避難所の電源についてはどのように考えているのか、対策本部が設置される役場庁舎の電源確保は最重要と思います。そこで、次の3点について伺います。1つ目、町内28カ所の避難指定場所を町民がしっかりと把握できる周知。そして、町ホームページのトップページに掲載すべきと思いますが、そのお考えはいかがでしょうか。2点目、避難所開設の際の迅速な対応について、避難所責任者及び施設を管理している指定管理者との協議はなされているのか伺います。3点目、大規模停電時の避難所と対策本部となる役場庁舎の電源確保対策について。以上、3点についてお伺いをいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
中尾議員のご質問にお答えをいたします。1点目の避難指定場所の周知についてでありますが、現在地域防災計画の見直しを進めており、避難指定場所については住民との意見交換会によりいただいた意見を取り入れた上で指定場所の見直しを含め、地域防災計画の中に盛り込んでいく予定であります。したがいまして、避難指定場所の決定後となる次年度以降に周知してまいりますが、地域防災計画の見直しに伴い、平成22年度に全戸配布による周知を行っています現行のハザードマップを新たにつくり直し、広報等により町民の皆様に配布し、避難指定場所等の周知を行う予定であります。また、町ホームページのトップページに掲載すべきというご指摘につきましては、防災、減災の観点から町民の皆様への周知をさらに図るべきこととして今後検討させていただきたいと思います。2点目の避難場所責任者及び指定管理者との協議についてでありますが、避難所については施設管理者の協力のもと進めることとしておりますが、実態としては町が直接的に開設をしている状況にあり、迅速な避難のためには自助、共助の観点から地域との連携が必要との認識をしておりますので、協議を進めてまいります。現在災害時に避難所として利用する施設で指定管理としている施設につきましては、浦幌町総合スポーツセンターと新たに避難所として整理している模範牧場とがあり、総合スポーツセンターにつきましては町と指定管理者との浦幌町総合スポーツセンター及び周辺施設の管理に関する基本協定書で災害時においては町教育委員会が避難所として利用することと規定しております。また、模範牧場においては、避難所開設の対応について指定管理者にお願いすることで協定を協議することとしております。3点目の大規模停電時の避難所と対策本部となる役場庁舎の電源確保対策についてでありますが、4.0KVAの発電機を1台保有し、対策本部室における照明器具及び情報収集器具のための接続コンセントにかかわる電源確保対策を行っております。さらに、停電の際に必要とされる避難所へ運ぶため、2.8KVAの発電機1台を役場で保管しております。津波に対する避難所となります厚内公民館、浜厚内生活館、模範牧場、厚内小学校については、各避難所における非常食及び暖房器具について、いずれも電源確保を必要としない備品を配備しているため、出力2.8KVAの発電機を各1台整備し、テレビへの接続と照明器具の電源確保を図るものであります。なお、本年度整備しました内水排水対策用ポンプ及びこれを稼働させるための60KVAの大型発電機5台について、ポンプ稼働がない場合に非常用電源として活用する考えであります。以上、中尾議員への答弁といたします。
再質問 中尾光昭
再質問いたします。それでは、まず1点目でございますが、1点目に質問いたしました町民の周知の部分でございます。ただいま防災計画の見直しを行っているということでございまして、そのことにつきましては私どもも認識をしているところでもございます。ただ、ご承知のとおり先般登別、室蘭でも大停電が起きました。この十勝においても陸別などでも停電が起きました。きのうも大雪が降りました。そういったことで地震もありました。災害は待ったなしでやってまいります。幸い大事には至っておりませんけれども、実際こういった部分がいつどうなるかわからないというのが、これが災害でありますから、見直しを進めているとはいえ、やはりこの部分では早急な見直しを進めるとともに、避難所についても今意見交換をしながら、聴取をしながら進めると言ってはいますが、今現在は指定されている場所があるわけですから、やはり今現在の見直しされるまでの現在地はここですよということの周知は改めてしっかりするべきだと思います。その上において私は、このことを町のホームページ等で確認しようとしましても全くわかりづらいのであります。どうやって確認したらいいのだろうか、そういう声を聞いて私も確認もいたしましたけれども、町の各課の仕事のところへ行くのです。そこから総務課へ行くのです。総務課の仕事の中に防災とあるのです。そこの防災クリックしてやっとここが出てくるのです。これでは一般の町民なかなかわかりません。私は、いろんな周知の方法があると思いますし、ハザードマップとかいろんなものをつくる上では、今見直しているわけですから、印刷物については確かに時間がかかるものもありますし、しっかりとした見直しの上で進めていくということでは理解できますけれども、ホームページはすぐできるではないですか。何も検討しなくても、私はすぐ対応できると思います。しっかりと今現在の避難の場所、また避難所の設置がされたときには皆様方はここへ避難してくださいよというような周知というものは、すぐできることは私はすぐするべきだろうと。そういった意味からも私はホームページのトップページに、町民が浦幌町のホームページにアクセスしたならば、誰もがすぐにわかるような環境をつくるということ、これはすぐにできることですから、私これ検討するではなくて、早急に対応していただきたいというふうに思いますので、この部分について改めて質問をいたします。2点目であります。2点目の部分につきましても、これは避難所を実際開設する、例えば本町においたらスポーツセンター、中央公民館、あと小学校、中学校、例えばこの浦幌の町でいっても4カ所あるのです。この4カ所に自分たちがどこに逃げればいいのかなという、避難所がどこに逃げればいいかということの認識をしてもらうことも大事ですし、実際に避難所が開設されているのかされていないのかだとか、やはりそういった部分がなかなか町民には理解しづらいと思うのです。そこで、例えばスポーツセンターに、停電が起きて家で暖房も何もとれない、避難したい、スポーツセンターに確認の電話をしたい、そのときに電話に出るのは指定管理者ではないですか。指定管理者が電話に出て、避難所がどうなっているのですかと言ったって、結局そのことを指定管理者としっかりと協議していなければ、それは私どもではわかりません、町に聞いてください、こんなことには私はならないと思うのです。避難場所に指定されている場所を管理しているのが指定管理者ならば、こういう問い合わせが来たらこうしてほしい、やっぱりそういったことの協議というものは私はしっかりと煮詰めておくべきだと思いますし、私の聞くところによりますと、そういった協議はなされていないようにお聞きをしております。また、学校についても学校長が責任者になっていますけれども、夜間だとかいろんな部分が想定されるわけですから、そういったときの確認をする場所だとか、そういった部分についてもやはりそういう指示をする部分についてはきちっと協議をしておく必要が私は早急にあると思います。上浦幌や郡部に行きますと、行政区長が責任者になっている施設もあります。行政区長も毎年かわります。そういう中でそういう部分のいざというときの引き継ぎがきちっとされているのでしょうか。やはり町として避難所として指定をするのであれば、迅速に避難所が開設できるような段取りと準備というものはしっかりとしていくべきだと思いますし、そのことについての対応は今すぐにでも私は協議をするべきだと思います。実際にそういう部分で問い合わせが来たときに困るのは指定管理者であり、責任者だと思います。実際に起きて行動する部分には、それはいいと思います、町がすればいいのですから。しかし、その前の事前の問い合わせ等もあるわけですから、やはり町が主体的にやるから指定管理者が関係ない、学校は関係ないのだという話にはなりませんので、私はこういう協議というものはしっかりと進めていく必要があるというふうに思います。また、答弁の中にもございましたが、模範牧場についても今後は指定管理者が開設するように協定を協議するという先ほど答弁がございました。ですから、このことも結局はまだ協議していないということなのです。そういうふうに協定をしてもらうように協議をこれからしていくということですから、結局今現在は何もそういう部分は、指定はしているけれども、何も協議がされていないということですから、私はこれでは指定している意味がないと思うのです。そういったことも含めて、これはそういった方々との、関連するところとの協議というものは早急にする必要があるというふうに思いますが、このことについても2点目お伺いをしておきます。3点目であります。電源の確保につきましては、災害対策本部となるこの庁舎については電源の発電機の用意を1台しているということですから、当然役場庁舎全部の電源ということにはなりませんけれども、最低限のコンピューター、また確認をするための電話等も含めて、そういった部分の電源確保はされているということだと思いますので、この部分についてはしっかりとされているということで私も認識をいたしました。また、その他の部分については、2.8KVAの発電機を1台保有して、その辺は状況に応じて臨機応変に対応する、また今年度設備した排水ポンプ場の発電機を5台、これを臨機応変に対応するということでありますから、この辺は当然臨機応変に対応しながら状況に応じた形でよろしいと思います。しかし、この辺の5台の発電機を応用するという部分についても、やはり台風だとか、そういった部分の水がついた上での災害につくとどうしてもそれはポンプが優先ですから、そうしたときにはどうしてもやはり不安はつきまとうということですね。災害対応というものは、これでいいということは、100%ということはありませんから、いつどういう災害が来るかわからないということですから、100%の対応というのは難しいことも認識はいたしますけれども、やはり今回のいろんな報道を見て電源、特に冬の電源、暖房関係も含めて冬の電源の確保というのは本当に重要だなということを私も痛切に感じました。そのことも含めてですけれども、ですからこの部分で今とりあえず対策本部はいいと、しかしあとほかの施設についても暖房、ポータブルストーブ等も含めて、本当にこの部分が十分に必要なのかどうなのかということの備品の関係も含めての検討がいま一度私は必要でないかなと、早急な検討が必要でないかなというふうに思いますが、以上3点について改めて質問をいたします。
答弁 総務課長 鈴木(総務課長は2015年3月まで)
ただいまのご質問、大きく3点についてご説明をさせていただきたいと思います。最初に、町民への周知ということで、確かにホームページ上のことに関しましては多くの画面をたどりながら最終的に防災のかかわりある避難所までたどり着くといった中では、非常に周知としては手薄いのかなというご質問だったかと思います。このことにつきましては、先ほどの町長の答弁にございましたとおり、今後検討してまいりたいということで、速やかな対応という部分についても図っていきたいというふうに思ってございますので、ご理解いただきたいと思います。ただ、トップページということでございますので、ご意見につきましては、いろいろ構成上のこともございますので、いずれにいたしましても見やすいホームページという部分の中での総体的なかかわりの中で進めていきたいというふうに思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。また、2点目の避難所の開設に当たってそれぞれ施設責任者、指定管理に当たっては指定管理を受託しておられます指定管理者、また行政会館等については行政区長と、文教施設、学校施設については学校長といったような中での確かに現在の町の防災計画の中でそれぞれの避難所にかかわる施設管理者ということの位置づけをさせていただいております。防災計画そのものが平成20年度が最終的な修正という中で、時代に応じた修正経過をたどっておりますけれども、20年度以降その修正がたどっていないということがございます。このことにつきましては、本年の7月の町臨時会におきまして委託にかかわります事業予算をご計上申し上げ、そしてご理解の中でご議決をいただいたということで、現在防災計画の見直しにかかわります委託事業を進めている最中でもございます。その中にありまして、改めて住民の皆さんとの意見の交換、または現在進めております町のまちづくり出張説明会という中で自主防災組織についてもあわせてお話をさせていただくということで一緒にお回りをしてございます。59行政区の中でおよそ40ほどの行政区をお回りした中でいろんなお話も伺っております。その中で避難所、現在の先ほど申し上げました町の防災計画にあります避難所についても時代の変遷とともにその見直しということもご意見として伺っておりますので、このことにつきましては先ほど申し上げました町の防災計画の委託事業の中でも大きく見直しをしていきたいなというふうに思ってございます。ただ、おっしゃるとおり現在の部分としては周知が優先するだろうということもございますので、近々の中で整理させていただきたいとは思ってございますけれども、避難所の見直しについても含みがあるということでご理解いただきたいと思います。その中で避難所の施設責任に関しましてどのような形で協議がなされているかというご質問だったと思いますけれども、指定管理に係りましては先ほど町長のほうからご答弁ありましたとおり、総合スポーツセンターにつきましては協定書の中で災害時につきましては教育委員会がその使用に当たるということで、これはある面では災害時には使用責任を果たすのは教育委員会ということでの協定の内容になっています。通常避難にかかわりましては、災害が発生する、特に暴風水害に係りましては予報に基づいた中で避難の勧告ですとか、避難の指示ですとか、地域の方々にそういった指示、連絡をしながら避難をしていただくというのが内容となっております。その際に避難所の開設ということになりますので、よほどのことがない限り突発な部分としてはないということで捉えております。ですから、避難の指示、勧告のあった中ではここの施設に避難をしていただきたいという旨の連絡体制をとりながら、そしてその開設に当たっては従前ですとそういった中ではおよそ会館につきましては町が直接行って開設を行ってきたというような経過がございます。ただ、やはりいち早く避難所の開設ということも求められますので、今般町の防災計画の中でもそのことについて改めてどのような形で進めていくかという分を詰めていきたいなというふうに思っております。また、行政区長さんの中では、それぞれの避難所にかかわって施設責任ということについては当初話をさせていただいている中はございますけれども、それが引き継ぎ等でなかなか伝わっていないといったこともあろうかと思います。これは、災害ですので、やはり毎年その部分の確認をしながら行っていくというのが大前提にあろうかと思います。その辺がなかなかとれていなかったということも踏まえまして、防災計画の見直しの中では整理していきたいなというふうに思ってございます。また、牧場に関しまして現在協議がされていないというようなご質問だったと思いますけれども、このことにつきましては協議についてはほぼ完了してございまして、あとは協定書の細部にわたっての詰めということで、その事務整理を行っているところでございます。模範牧場につきましては、指定管理の協定書の中にはその条項が盛り込まれておりませんでした。といいますのは、そういった津波に対しては当初は考えておりませんでしたので、昨年の3月の11日の避難にかかわって以降、牧場が避難所に適しているという判断のもと、牧場と協議を重ねながら合意に至っていると、あとは協定書にその条項を整理すると、別途協定書を交わすという形で進めているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。また、発電にかかわりまして臨機応変の対応でという部分がご質問にあったかと思います。浦幌町におきましては、現在北電さんの電気系統が4系統というふうに聞いてございます。浦幌市街、下浦幌地区、厚内地区、上浦幌地区といったような中でそれぞれ池田営業所、釧路支店、足寄営業所管轄の中で4系統の電気が送電されているというふうに聞いてございます。4系統全てが遮断ということにはなかなか考えられないわけでありますけれども、そういった中では一部地域に限っての部分として停電ということも今後考えられますので、従前の防災計画においては大規模停電ということは想定していませんでしたので、このことについても改めて追加項目として整理をさせていただきたいなというふうに思ってございます。先ほどのご質問にありましたとおり、冬期の停電ということで胆振管内西部、また十勝管内、またオホーツク管内等、それぞれ11月の27日から昨日までいろんな状況が発生したということを捉えておりますので、冬期間の電源確保ということについては改めて災害という中での位置づけを重くしていきたいなというふうに思ってございますので、ご理解をいただきたいと思います。以上でございます。
再質問 中尾光昭
終わります。