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浦幌町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月9日

今後のこの整備方針について

2012年3月9日、浦幌町議会の一般質問で、差間正樹議員が「今後のこの整備方針について」質問し、町長 水澤、総務課長 上村が答弁しました。

質問者
差間正樹 議員
答弁者
町長 水澤、総務課長 上村

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 差間正樹

質問に先立ちまして、さきに私が一般質問いたしましたが、TPP参加反対の町内啓発ということで、早速町内広報に1ページ丸々割いて広告を出していただきました。やはり浦幌町全体でTPP参加反対していくということは非常に大切なことだと思います。ありがとうございます。それでは、通告に従い、質問いたします。防災対策について。東日本大震災から1年がたとうとしております。町政執行方針でも触れられておりますが、東北を含めて大地震、津波被害の経験を踏まえ、地域の防災対策を確立することが急務であると思われます。町内の主要公共建物の耐震診断、耐震化を急ぐことはもちろんですが、避難路の確保、避難の際には高齢者、要援護者、子どもたちなど、だれが、どのように避難させるのか、医療に関して要治療の人は医療を受けられるのか、これらの情報を町民に明らかにしていくことが、自主防災組織の構築も含めて地域住民とどうかかわり、どう一緒に考え、行動していくかが大事なことだと思われますが、町長の考えをお伺いいたします。緊急防災・減災事業は、東日本大震災を教訓として、被災地に限らず全国の自治体が必要性の高い防災、減災事業を進めるもので、浦幌町も平成24年度の予算に取り入れておりますが、防災拠点施設、備蓄施設、非常用電源、津波避難タワー、避難路、防災行政無線のデジタル化、消防無線のデジタル化、公共施設の耐震化など対象は多岐にわたっておりますが、今後のこの整備方針についてお伺いいたします。地域の皆さんもこの問題には大変敏感になっております。町長の町政執行方針にも触れられており、早速6月にも厚内地区において防災避難訓練が計画されておりますが、どのように避難訓練を実施しようとしているのかお伺いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

差間議員の質問にお答えします。防災対策についてでありますが、昨年3月11日に発生しました東日本大震災から間もなく1年が経過します。東日本大震災後、本町におきましては特に津波に対する防災対策が急務であることから、避難所における備蓄品の整備、一時避難場所の指定及び整備、防災行政無線電波伝搬調査の実施、防災図上訓練の実施など防災対策に取り組んできたところでありますが、平成24年度におきましても安心して暮らせる防災対策の充実が緊急かつ重要と考えております。ご質問の要援護者の対策ということでありますが、ひとり暮らし高齢者、高齢者のみの世帯、要介護認定を受けている方及び身体障がい者等の個人別台帳で要援護者を把握しております。災害時に自力で避難できない要援護者に対し、ご本人の同意を得た上で、消防署、警察署等の関係機関、町より行政区単位の組織化についてお願いしております自主防災組織に対し要援護者の情報を提供し、地区民生委員にもご協力をいただき、速やかな避難誘導や安否確認がされるよう努めてまいります。また、子どもたちの安全確保につきましては、幼稚園及び学校と連携して進めてまいります。自主防災組織の組織化につきましては、現在まで行政区で新たに組織化されてはおりませんが、今後とも引き続き組織化について働きかけを行ってまいります。緊急防災・減災事業につきましては、平成23年度、国の第3次補正予算にかかわり東日本大震災を教訓として新たに設けられたものであり、全国的に緊急に実施する必要性が高く、即効性のある防災、減災等の事業を対象としています。具体的には、ご質問にありますように防災拠点施設、防災資機材等備蓄施設、非常用電源、津波避難タワー、避難路、公共施設の耐震化、防災行政無線のデジタル化、消防救急無線のデジタル化等の各施設等整備、改修等の事業に伴う地方債の借り入れに対する充当率及び地方債償還に対する交付税措置の拡大の内容となっております。本町におきましては、さきの平成24年度町政執行方針で述べさせていただきましたが、平成24年度につきましては一時避難場所の造成、避難路等整備及び豊北地区防災無線改修を計画しているところであります。また、平成25年度につきましては、平成24年度の継続事業として十勝太、厚内地区等の海岸線地域防災無線改修を計画してまいりたいと考えております。防災避難訓練につきましては、6月22日、厚内地区において実施していきたいと考えておりますが、平成24年度予算にもかかわりますが、昨年地域関係者の皆様とのご協議により指定し、今後造成等を予定しております一時避難場所に実際に避難をしていただく避難訓練、また津波警報等発令に伴う避難勧告の伝達訓練等を予定しておりますが、詳細につきましては現在検討中でございますので、概要等がお示しできる段階には厚内地区行政区長並びに関係機関と協議してまいります。以上、差間議員の答弁といたします。

再質問 差間正樹

それでは、再質問いたします。特に津波に関してですが、地域の皆さんとお話をしていて、避難階段が避難所に向かってあそこにあるのはわかるのだけれども、やはり目の前に欲しいという声が聞かれます。津波から逃げるには高台まで急いで行きたい、そういう思い、この心情はそのとおりだと思います。すべての声にこたえるわけには、これはなかなか難しいとは思いますが、特に川を挟んで向こう側に避難所がある場合は、これは地域住民の心情を察すると、やはり行政として考えなければいけない、そういうことがあると思います。地区の事情を細かに調べることは、もちろんこれは町として当然のことではありますが、加えて地域の要望にこたえることも含めて防災避難訓練をしてほしいと思います。やはり私たちが行った議会報告会においても一部そういう声が聞かれましたが、これはなかなか難しい問題もはらんでいて、特にこの場では答える必要はありませんが、そういう要望があるということを考えて、それで防災避難訓練をしてほしいと思います。これでこの件についての質問を終わります。

答弁 総務課長 上村(総務課長は2012年3月まで)

避難路等の整備というのは24年度に実施してまいりますが、一部厚内5区地区の浜の関係は浜厚内生活館のほうが避難場所になっています。そこに一刻も早く避難するためには、その裏山に当時北海道の治山事業で一部何カ所かやられております。階段ができています。それらについて現在上は町有地になっていまして、昨年何カ所か崩れてきたことがありまして、今治山事業の中でかさ上げのお願いをしております。その中で、そこにある階段についても直していただきたいという要望を出しております。その結果についてはまだ来ておりませんので、それらについてはご了解賜りたいと思います。また、その後24年度につきましては、厚内の一時避難所ということで、予算にもかかわりますけれども、階段等を含めて民有地のほうに避難できるような体制の整備を24年度中に行ってまいりたいというふうに思っています。また、6月22日には、それを含めた一時避難所に実際に行ってもらって、そういう訓練等、また備蓄品の確認等も含めた中で実施してまいりたいというふうに思っていますので、地域の皆さんとともにこの防災対策について進めてまいりたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。以上でございます。

再質問 差間正樹

ありません。

再質問 差間正樹

再生可能エネルギーと浦幌町の活性化について質問いたします。急激に進む地球温暖化を防止するための対策が世界じゅうで検討されている状況も踏まえ、この浦幌町においても第3期まちづくり計画でエネルギー自立型社会の形成の必要性を掲げ、新エネルギー普及事業の推進、地域の賦存するローカルエネルギーの開発、利用検討などが提起されました。しかし、昨年の3月11日に起きた東日本大震災による福島原発事故を契機に、日本のエネルギー政策の根本的な見直しを求める声が全国的に広まり、浦幌町においても昨年9月議会で原子力発電からの脱却と自然エネルギーの推進を求める意見書が全会一致で採択された背景などを踏まえると、町としても本格的にこの課題に取り組むべきではないでしょうか。国の電力対策がいまだに明確に示されない中で、財政的な裏づけという大きな課題が存在している現実は否定できません。しかし、そうした条件の中でも全国のさまざまな自治体が必ず自然エネルギーが主流になるという長期的な視点に立ち、その実現に向けて歩み出しています。例えばこの十勝でも、足寄町ではバイオマス構想の具体化が着実に進められています。道内を見ても寿都町の風力発電所、沼田町の雪氷熱エネルギーの活用など、見るべきものがあります。既に苫前町、壮瞥町などはエネルギー自給率100%を超えており、さらには岩手県葛巻町では風力、太陽光、地熱、小水力、ペレットなどさまざまな自然エネルギーを重層的に活用することによって自給率を160%にまで高めています。これらの先進例に学びながら、浦幌町もその推進速度を速める必要があると考えます。そのためには、必ず浦幌町の再生可能エネルギーのポテンシャルをしっかりと調査し、専門家や有識者をパネリストとしたシンポジウムを開催するなど、町民の再生可能エネルギーに対する認識を高める取り組みが重要です。さらに、昨年の通常国会で成立した再生可能エネルギー固定化買取法や平成23年度の3次補正で計上された地熱資源開発調査事業、小水力発電導入促進モデル事業など、国や行政の発信する諸施策に機敏に対応できる組織づくりも喫緊の課題と考えます。私は、議員としてこれまで多くの町民の方々からさまざまな意見や要望をお聞きしましたが、ほとんどの皆さんが求めるのは浦幌町の活性化です。私がこれまで提起してきた自然エネルギー施策の実現に一歩踏み出すことは、エネルギーを生み出すばかりでなく、新たな産業と雇用を長期にわたって生み出す力強いエネルギーとなり、浦幌町の活性化につながると確信するものです。そこで、このことに関して町長のご所見をお伺いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

差間議員のご質問にお答えします。再生可能エネルギーと浦幌町の活性化についてでありますが、第3期まちづくり計画の基本目標の中で、すぐれた自然をいつまでも誇れる町として環境施策の総合的な推進、エネルギー自立型社会の形成、公園、緑地、水辺の整備と大きく3本の柱としており、再生可能エネルギーとして森林バイオマスの積極的な活用やその他のクリーンエネルギーの創出など推進しているところであります。具体的な施策といたしましては、平成15年度に策定した新エネルギービジョンに基づき、本町における日照時間の長い地理的好条件を生かし、昨年度改築いたしました浦幌中学校校舎屋上に19.7キロワットの太陽光発電システムの導入を行い、今年度新築いたしました移住体験住宅の屋根には3.08キロワットの太陽光発電システムを導入したところです。また、町単独事業により太陽光発電システム導入事業補助金制度を設け、当初計画では5件分の予算措置をしておりましたが、本定例会で補正予算を可決していただき、5件分を追加し、全部で10件の申請を受理しているところであります。また、森林資源の活用として木質ペレットストーブ導入支援事業補助金の創設を行い、昨年度2台と本年度3台の合わせて5台の導入実績となっています。これら太陽光発電システム導入事業補助金と木質ペレットストーブ導入支援事業補助金については、今年度からより多くの町民に対して制度の活用を図っていただくため、事業所、店舗、農林漁業施設なども補助対象として拡大しているところであります。今後とも、これらの事業が再生可能エネルギーの利用促進とCO2削減につながることから、町民に対して町広報紙やホームページで普及啓蒙を積極的に行ってまいります。このほか、留真温泉においては、間伐材を有効活用する木質チップボイラーを導入し、経済産業省などが事業主体となって実施している国内クレジット制度によりCO2排出削減計画を作成し、昨年7月に認証を受け、本年度、排出削減量として昨年4月から11月末までで180トンを削減したという実績をもとにクレジットの支払いが行われる予定となっております。また、自然エネルギー施策を実現させることによって新たな産業と雇用を長期にわたって生み出すことにつながり、本町の活性化につながるというご指摘ですが、町が単独での施設を建設し、運営などを行うことは非常に難しいことであると認識しているところですが、企業などが設置する再生可能エネルギー活用関連施設などの整備を実施することが具体化していく段階で、町としても支援策を協議していきたいと考えています。また、道内外の企業等の誘致などの活動についても重要となってくると認識しておりますので、引き続き関係機関と連携を図る中で、本町の地理的、自然的条件等について積極的に情報発信を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上、差間議員への答弁といたします。

再質問 差間正樹

また先ほど言及しました議会報告会の内容ですが、いろいろな意見が寄せられましたが、皆様方の思いはやはりただ1つ、浦幌町の活性化、これに尽きる内容でございました。元気な町を目指して頑張ってほしい、この声が圧倒的でした。私たちも行政にかかわる人間として、住民の一人として頑張っていきます。町長を初め浦幌町行政の皆さんには、私も含めてですが、このことをお願いして、この質問を終わります。

再質問 差間正樹

はい。

出典:浦幌町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月9日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる