みんなの議会

浦幌町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月9日

津波による防災対策の状況について

2011年9月9日、浦幌町議会の一般質問で、関井雅明議員が「津波による防災対策の状況について」質問し、町長 水澤が答弁しました。

質問者
関井雅明 議員
答弁者
町長 水澤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 関井雅明

津波による防災対策の状況についてお聞きしたいと思います。東日本大震災から半年以上がたちました。また、6月の定例議会において行った浦幌町海岸地域の防災対策についての一般質問の際、地域防災計画等の見直しを行うに当たり改善すべき課題等の洗い出し作業を行っている状況であり、この課題等には早急に地域との対話を持ち、対応できるものから順次整備を行っていきたいとの答弁をいただきましたが、その後の防災対策の進捗状況についてお尋ねいたします。特に厚内の避難場所については、いまだに地域住民に何らの周知等もされていませんが、地権者との話し合いなどどこまで進んでいるのでしょうか。災害は、あすにでも発生する可能性があります。半年以上が経過した時点での行政としての防災対策の対応状況について答弁をお願いします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

関井議員のご質問にお答えします。津波による防災対策の状況についてでありますが、さきの平成23年第2回町議会定例会の一般質問に対し答弁させていただいておりますが、浦幌町地域防災計画につきましては平成24年度中の見直しに向けて作業を進めているところであり、見直しに当たりましてはさまざまな機会を通じて地域住民の皆様のご意見等をいただきながら進めてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。防災対策の進捗状況ですが、第2回町議会定例会で補正予算の議決をいただきました避難所の備蓄用コンテナ、発電機、避難所用マット等の備品並びに非常食等につきまして防災用品の需要の高まりから品不足で納入に期間を要しているものもございますが、納入でき次第各避難所等に配備をしていきたいと考えております。また、防災行政無線につきましては、今町議会定例会で防災行政無線電波伝搬調査委託料の補正予算の議決をいただきましたので、早急に発注を行い、海岸地域における防災行政無線更新計画策定に向け、作業を行っていく予定となっておりますが、ご質問にありますように早急に取り組まなければならない課題につきましては、地震、津波に対する避難場所の確保であろうと考えているところです。避難場所の関係でありますが、先般7月13日、厚内地区において開催いたしました防災図上訓練におきまして参加されました地域住民の皆様より、津波発生時に海岸に向かうことは考えられない、これまで厚内5区行政区以外についての避難先はJRの線路を横断して避難すると思っていた等の大変貴重なご意見をいただいたところであります。また、その一方地震であろうと津波であろうと避難場所は厚内公民館、または浜厚内生活館で、津波発生時の避難場所は近くの高台とは思っていなかったというような町の反省点も見えてきたところであります。厚内地区の津波警報等発令時の避難場所につきましては、現在2カ所について検討してきたところであります。1カ所につきましては、厚内小学校裏から厚内墓地方面に続く林道厚内線で、この林道につきましては町管理の林道で、上厚内方面に続く林道となっており、厚内地区が孤立した場合の迂回路としても活用できることから一時避難場所として考えており、今後関係機関とも協議をいただきながら、早急に厚内小学校並びに地域住民の皆様に周知をしてまいります。また、もう一カ所の候補地につきましては、JRの線路を横断して避難するという方法を検討しているところでありますが、JRとの協議も必要となることから、実現可能かどうかも含めて今後検討してまいりたいと考えております。以上、関井議員の答弁といたします。

質問 関井雅明

一言お話しして終わりたいと思いますが、ただいま答弁ありましたが、東北におけるあの大津波の状況では高い場所、遠い場所に逃げるしかありません。地域住民は、早く避難場所を決定してほしいと願っております。そのためにも今ごろ検討ではなく、早急に避難場所を決定し、地域住民に周知し、今後避難訓練などを含めた防災対策の確立を図ってほしい、そう願っています。終わります。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

平成23年3月11日の太平洋沖東北地方大地震によります東日本大震災、特に津波によります大きな被害がございます。その際教訓としてあったのは、やはり人工構造物では本当に大きな津波を防ぐことはできない。やはり避難することが第一だというのが大きな教訓だったのではないかというふうに私ども考えているところであります。浦幌町も今防災計画を見直しているところでありますし、特に海岸地区についてはこの避難をするということを大前提に考えていかなければならないというふうに考えておりまして、それぞれ避難場所、避難路の確定を急いでいるところであります。ただ、さきに答弁させていただきました2カ所だけということではなく、もう少し幅広い場所も何とか設定できないかということも含めて今検討させていただいております。このことにつきましては、地域の皆さんとの合意形成が必ず必要だということでありますので、早急に今議員ご指摘のとおりできるだけ早く地域の皆さんとその避難場所の確定について協議を進めてまいりたいというふうに考えているところであります。ただ、現在厚内地区で特に地震が発生して津波が来た最大波は、地震発生後5時間を経過した後ということがございまして、本当に最大の津波に対する避難所の確保も大切でありますけれども、特に冬季等を考えますとこの5時間を経過する場所が必ずそこに避難して済むものなのかどうかということも考えていかなければならないというふうに考えています。普通通常の津波であれば現在の避難先、近くの高台ということではなくて、厚内でいえば公民館の2階ということも津波の状況によっては考えていかなければならないのではないかというふうに考えておりまして、その点についても地域の皆さんといろいろ話し合いを進めてまいりたいというふうに考えておりますので、とにかく早期に地域の皆さんとの合意をいただくように進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 関井雅明

以上で終わります。ありがとうございました。

出典:浦幌町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月9日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる