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浦幌町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月17日

津波からの避難について

2011年6月17日、浦幌町議会の一般質問で、差間正樹議員が「津波からの避難について」質問し、町長 水澤、総務課長 上村が答弁しました。

質問者
差間正樹 議員
答弁者
町長 水澤、総務課長 上村

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 差間正樹

津波からの避難についてご質問いたします。もう本日すでに、同僚議員よりたくさんの質問をいただきまして、また、町理事者より説明も語りつくされた感がありますが、私の立場から一言質問いたします。根室沖、十勝沖を震源域とする 400 年から 500 年間隔の巨大地震、巨大津波が想定されております。この津波は直近の発生が 17 世紀、または 1705 年とも言われております。つまり、今はすでに 400 年を経過していることになります。津波の高さも 13 メートルとも言われ、これの対処には、一にも二にも逃げる、ただただ逃げる、避難をすることを考えるべきだと思われます。そのためにも、浦幌町がただいま見直している防災計画の、まずは第一に避難路の確保に乗り出すべきと考えます。すでに避難路を確保しているところもありますが、いち早くそのことを海岸地帯に住む住民の皆様に確実にお知らせし、高齢者、要援護者、子どもたちなど災害弱者の避難法を確認することが肝心と思います。早急にそのことを含めた避難訓練を繰り返しながら、予想される問題点を洗い出していくべきだと思いますが、どのようなお考えでありましょうか。もう一点、この3月 11 日の津波襲来の際、我がまちの豊北地区でサイレンが聞こえなかった、避難の指示が聞こえなかったと言われ、その早急な対処が必要と思われますが、いかがでしょうか。以上、2点について町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

差間議員のご質問にお答えします。津波からの避難についてでありますが、今回の東日本大震災につきましては、地震のみならず、特に大津波対策の重要性について改めて再認識をしたところであります。1点目の避難訓練を行いながら問題点の洗い出しを行うべきではないかとのご質問でありますが、差間議員の言われるとおりと考えます。町としましては、7月に厚内地区において、地域で大きな災害が発生した場合を想定し、問題点洗い出しのための災害図上訓練を予定しております。この訓練では、避難経路を確認するとともに、避難経路の問題点、避難場所の問題点などを出していただく場として、小規模な班を作成し、進行役がいくつかの質問を行いますので、それぞれの班で相談しながら、感じたこと、希望する意見などを図面に書き込みながら進めるものです。最後に全体で発表し、課題の提起を行うという訓練になっております。この訓練を通して出されたご意見等を、今後の防災計画の見直しに反映されていきたいと考えております。次に、豊北地区の避難指示に対する対処についてでありますが、現在、豊北地区に屋外放送設備がない状況にあります。避難指示等の住民への伝達手段として、防災サイレンは重要でありますので、設備の設置について今後検討してまいりたいと考えております。以上、差間議員の答弁といたします。

質問 差間正樹

まず、避難場所についてお伺いいたします。私たちの住んでいる厚内市街の西側に、道路工事の関連工事をやっていると思われる場所があって、そこから避難場所という掲示板が出ております。ところが、その場所についてはゲートが下りておりまして、中に入れないような状態であります。先ほど同僚議員からも意見が出ましたが、400 年 500 年に1度の津波においては、これはもうすでに 400 年は経過しているところであり、いつ起きるかわからない状態であります。そうすると、逃げていった場合、そこにゲートが下りているという状況は、これはちょっと地域住民にはなじめないのではないかと思います。それからもう1点、学校の裏を 400 メートルから 500 メートルと先ほど理事者の方から説明がありましたが、そちらのほうに向かっても、やはり林道にゲートが下りております。これもすぐには入れない状況です。そうすると、私たちが逃げて行こうと思っても、なかなかそちらのほうに走って行く気にはならないのではないかという気がいたします。それから私たちの住む東側に向かってのこともありますが、これは、山に向かってなかなか避難路が確保できないような状況で、防災計画を立てることは結構なのですが、やはり避難路については大至急、今すぐ本当に、簡便な工事でもいいと思うのですけれども、何とか工事だけでも先に行うわけにはいかないでしょうか。この点についてご質問いたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

地震の際の避難路についてでありますけれども、道路の関連工事をやっているというところは、地デジの関係で確保した道路でありまして、そこは避難路として今、設定をしているわけではありません。そのためにゲートが下りているということであります。ただ、今ご指摘にありましたように、まさに津波、これだけの大震災においての津波ということであれば、今我々が想定している避難ということについては当然想定外で、とにかく避難する、逃げるということが第1だろうというふうに私も考えています。そのための避難路をどうやって確保していくかということでありますけれども、近くにある山が、所有者の方との連絡がなかなか大変だということもありまして、即その山に避難するということができるかどうかについては、また考えていかなければならないのではないかなというふうに思います。先ほど答弁を申し上げましたけれども、やはりとにかく逃げる、逃げる道をつくるということでありますので、特に今現在の厚内の場合、車で浦幌方面に逃げるという方法が、今現在では一番簡便なのかなと。小学校の場合であれば、裏山、お墓のほうに逃げる参道がありますので、そこに逃げるということが、特に子どもたちが今現在9名という状況でありますので、先生方の車が2台あれば乗せて逃げることができるという状況でありますから、1番そこが早いのかなと。ただ、それに頼ってばかりはおられませんので、避難路については今後、山の所有者の方ともいろいろ相談させていただきながら、この避難経路をつくっていく必要があるのではないかというふうに思っているところであります。特に7月には、厚内地区の皆さんと図上訓練を含めて打ち合わせをさせていただくことになっておりますから、その際に、本当に避難経路として、どこが1番近くて安全なのかということも含めて、相談させていただく必要があるのではないかというふうに思っているところでありますので、よろしくお願いをしたいと思います。

質問 差間正樹

7月に厚内地区において、災害図上訓練をするということで、大変安心しております。やはり私たちは海岸に住むものとして、今起きるかもしれない、今起きるかもしれないという強迫観念の中で暮らしております。それから、ちょっとくどいのですが、豊北地区の防災サイレンについて、これは設備の設置について、今後、検討してまいりたいと考えておりますと答弁をいただきましたが、これは、具体案はあるのでしょうか。その点だけご質問いたします。

答弁 総務課長 上村(総務課長は2012年3月まで)

現在、この豊北地区の屋外放送設備はないという状況でございまして、この設置について今、検討をしている段階でございますが、具体的という再々質問でございますので、本年度中に何とか建てたいというふうに思っています。ただ、面積的なこともございますし、聞こえない状況等の確認、1基になるのか2基になるのか、それから、私どもがやっている防災無線がいいのか、消防にある防災サイレンがいいのか、その辺を含めて消防と協議しながら設置を早急にしてまいりたいと、今年度中にはしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。

質問 差間正樹

終わります。

出典:浦幌町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月17日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる