浦幌町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月17日
浦幌町海岸地域の防災対策について
2011年6月17日、浦幌町議会の一般質問で、関井雅明議員が「浦幌町海岸地域の防災対策について」質問し、町長 水澤、総務課長 上村が答弁しました。
- 質問者
- 関井雅明 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、総務課長 上村
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 関井雅明
浦幌町海岸地域の防災対策について質問いたします。3点ほど質問いたします。1点目、津波などの災害が発生した場合の厚内・十勝太・豊北各地区の避難場所の状況を具体的にお伺いします。2点目、大震災から3カ月経ちましたが、海岸地域に住む町民にとっては、新聞報道等で初めて防災対策について検討されていることがわかる状況であり、町として地域に対する説明は何もありません。いつ大地震が発生するかわからない状況の中、今すぐにできる対応もあるのではないか。施設や設備等に予算を要するものもあるが、まず、地震や津波に対する防災対策などについて、町は、いつ説明しようとしているのかお伺いします。3つ目、災害が発生した場合、現状の地域住民への周知方法と停電時における対応についてお伺いします。以上です。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
関井議員のご質問にお答えします。1点目の災害発生時における沿岸地域の避難場所等の状況についてでありますが、厚内地区については、津波を除く災害時には厚内公民館及び浜厚内生活館並びに厚内小学校を、十勝太地区については、十勝太コミュニティセンターを、豊北地区については、国道 336号線より北にあります豊北会館を避難所として指定しており、洪水等の浸水が発生した場合は、吉野公民館へと避難していただく予定としております。この避難所において配備されております備品につきましては、厚内小学校、豊北会館を除く3施設に災害用毛布を配備しております。また、浜厚内生活館については、先般の津波被害が発生する以前に購入いたしましたアルファー米とクラッカー、飲料水を配備しております。次に、各施設の収容人数でありますが、厚内公民館 180 名、浜厚内生活館 40 名、厚内小学校 700 名、十勝太コミュニティセンター170 名、豊北会館 130 名となっております。なお、津波が発生した際の避難についてでありますが、現在のところ厚内地区においては、近くの高台、十勝太地区については、近くの高台または町模範牧場としており、豊北地区については、洪水時の避難先である吉野公民館に避難していただくこととしております。この避難については、北海道が作成した平成 20 年のデータに基づき、地震の規模マグニチュード 8.6、津波の高さは最大 13 メートルを想定し、昨年6月に全戸配布させていただきましたハザードマップを作成しているところであります。しかしながら、先の髙橋議員の質問にお答えしましたとおり、今回の大震災を受け、北海道において浸水予想の見直し並びに防災計画等の見直しがされることを受け、町としても現状での想定外を含め、改めて検討に入っている状況であります。2点目の地震や津波に対する防災対策の説明についてでありますが、現在は現行の地域防災計画を基本として対策を行っており、東日本大震災の教訓から、計画の改善すべき課題等の洗い出し作業を行っている状況であります。この課題等については、早急に地域との対話を持ち、対応できるものから順次、整備を行っていきたいと考えております。3点目の災害発生時における地域住民への周知方法と、停電時における対応についてでありますが、町では防災無線による屋外放送、サイレンを活用し周知するとともに、地元消防団と協力し、避難の周知を図ることとしております。また、停電時については、現在、対策本部に2台の発電機を設置し電源確保を行っております。また、今回の補正予算により沿岸3施設に備蓄を行うことと予定している中に、各避難所における停電対策として、発電機の配備も行いたいと考えております。以上、関井議員の答弁といたします。
質問 関井雅明
ただいまお答えされましたが、1番の質問ですが、もしかしたら明日地震が起きて津波が来る状況の中で、特に厚内地区においては、津波の場合の避難場所が高台となっていますが、もう少し具体的な避難場所をお聞きしたいということ。特に小学校、浜厚内、厚内市街など、中央に厚内川が流れていまして分断される場合もあると思いますので、もうちょっと具体的な避難場所をお聞きしたいと思います。2番目に、3か月たって行政は何も言ってこないのですが、地域住民は非常に心配しております。ですから、これからの計画をしているのはわかるのですが、今までの経過や計画などを早い段階で知らせるべきではないかと思います。先の質問で述べたように、報道などで知られた方が大半だったので、本当に住民は、行政は何をやっているのかなと思っているのが今の気持ちだと思うので、そこを、これからそのようなことがないように、またお聞きしたいと思います。3番目ですが、防災無線、サイレンなどがあるのはわかりましたが、特に厚内地区は避難場所が何点かになると思うので、その場所に無線機などを置いて、もう少し住民との連絡を密にしていかなければならないと思いますがどうお考えでしょうか。この3つを、またお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 上村(総務課長は2012年3月まで)
1点目の避難経路の関係でございますが、防災マップの中では当然、高台に避難するというふうになっております。現在、高台という中で、いろいろとどこに避難誘導したらいいかということについては、浜厚内については浜厚内生活館から上にあがる厚内の山のほうを想定しています。ただ、現在、厚内小学校の関係につきましては、厚内の林道を想定しているのですが、今現在、林道まで行くのは大変遠いと、上厚内のほうに入っていく林道でございますが非常に避難場所が遠いと、400 メートルや 500 メートルいかないと山に上がれない状況だということです。そういったことで、今、避難誘導の場所については、うちのほうでどこがいいか選定をしておりますし、地区の人方の所有者と協議をしています。ある程度、ここが望ましいだろうという段階におきまして、早急に地域と協議をした中で避難の高台については、確保を図っていきたいというふうに思っていますので、もう少々お待ちを願いたというふうに思います。また、今回、地域住民に対して新聞報道が先になって、特に補正予算の関係の備蓄をこうやっていくのだという関係については、本当に今回補正予算をあげた段階で報道機関のほうが先になってしまったことに対しては、お詫びをしたいというふうに思っています。それと、今回、髙橋議員さんのご質問、それから今の関井さんの質問の中で、厚内地域の要望等、やはりそれを早く的確にとらえた中で、今何をしなければならないかということを的確にとらえていかなければならないというふうに思っています。そういった中で、現在、厚内地区の公民館で、おかげさまでパネル展をやっている中で、私どもアンケート用紙を置かせていただいています。今回3月 11 日の避難のときにあなたはどこにいましたか、避難されましたか、避難されたときにはどういうような対応でしたか、また、今回いろんな対応に対してご意見等を賜りたいという中身のアンケート用紙を置いております。それを、近く回収した中で、それを検討しながら地域とまた協議をしてまいりたいというふうに思っています。今回、浜厚内、それから厚内生活館に備蓄を置く関係につきましては、事前に館長並びにそれぞれ管理人さんと協議をした中で、コンテナの中に全部そこに備蓄品を置きたいというお話をして、場所についても、現在確保しておりますのでご承知のほどよろしくお願いをしたいというふうに思っています。それから、3番目の関係につきましては、避難地区にどういうふうに伝達したらいいのかとういうことでございます。当然、避難地区にはテレビしかございませんし、私ども職員が派遣したものの中から逐次いろんな情報を仕入れるしかないというふうに思っています。無線につきましては、あいにくそこには設置していません。現在、町の防災無線についても相当年数がたっておりますし、外に置いている防災サイレンにつきましては、サイレンは鳴るのですが、こちらがしゃべっていることが、地域の皆さんに何をしゃべっているかよく聞こえないという声も聞いております。そういうことも含めて、総体的な連絡体制については、もう少し検討させていただきたいというふうに思っています。そこにまた、2カ所にだけに無線機を置くっていうのは、今はちょっと考えておりませんが、それも一つの案ということでございますので、それらを含めてどういうふうに避難者に対して連絡ができるか、もう少し検討させていただきたいというふうに思っています。以上でございます。よろしくお願いします。
質問 関井雅明
1点だけお伺いします。厚内の避難場所ですが、市街地区においては津波が来た場合、公民館では対応できないということなのですが、市街地区はどのようにお考えでしょうか。
答弁 総務課長 上村(総務課長は2012年3月まで)
今、検討しているのが右側の、実は個人名を申し上げますが、旧斉藤さんの山のほう。テレビの中継施設があるのですが、あそこをなんとかお借りして、鍵を預かって上がって行けないかという方法。前回のときには、鍵がかかって、そっちには登れないような状況になっていたということも現地から聞いております。もう1点は、神社の裏のほうを通って、逆に裏の、言ってみれば古沢さんの裏のほうの山を上がって行けないかどうか、その辺も今検討に入っている次第でございます。いずれにしましても、近くの高台を何とか確保した中で、避難をできるような避難道路というのですか、経路、それを車であがったほうがいいのか、それか車であがらないとしたら、歩くとしたらどういうふうな避難誘導したらいいのか、その辺も検討させていただきたいというふうに思っています。
質問 関井雅明
ありがとうございました。終わります。