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浦幌町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月10日

消費者行政に対する町の方針について

2010年9月10日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「消費者行政に対する町の方針について」質問し、町長 水澤、町民課長 大山が答弁しました。

質問者
福原仁子 議員
答弁者
町長 水澤、町民課長 大山

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 福原仁子

次に、消費者行政に対する町の方針についてお伺いいたします。昨年の 9 月に消費庁が発足し、消費者に対して行政がかかわる姿勢を明確に示しており、全国自治体へも指導通知がされていることと思います。そこで町として、消費者行政について、ハード面・ソフト面でどのような取り組みをしていくのかお伺いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

福原議員のご質問にお答えします。消費者行政に対する町の方針についてでありますが、近年、食品表示偽装などの食に対する消費者の信頼を揺るがす事件が広範囲に次々と起こり、また高齢者を狙う悪徳商法事案など暮らしの土台そのものを揺るがす問題が生じているなど、これまでの比較的健全な消費生活を支えてきた基盤が変質してきております。こうした情勢の変化を受け、消費生活の問題を総合的・抜本的に解決していくための新たな枠組みの構築を求める声が高まり、平成 21 年 9 月に消費者安全法が施行され、消費者行政を一元的に推進するため消費者庁が設置されました。消費者安全法第 8 条では、都道府県及び市町村が行う業務が規定されております。本町の消費者対策としては、現在、国が交付する地方消費者行政活性化交付金を活用し、平成 21 年度は、消費生活相談スタートアップ事業といたしまして、消費生活相談に必要な情報収集用の機器購入等の整備を行い、平成 22 年度は、相談員レベルアップ事業といたしまして、消費生活相談員養成講座や研修等への参加の支援、消費者教育・啓発活性化事業といたしまして、啓発用のパンフレットを作成し、各家庭への配布を予定しております。また、今年度から相談業務の一部を消費者協会に委託し、毎週火曜日の午前 10 時から午後 3 時まで公民館の一室で相談所の開設を行っているところであります。今後の取り組みについてでございますが、委託団体とも協議し、ハード面では交付金事業を活用し、消費生活相談に必要な機器等の整備を図って参ります。また、相談業務を行うにあたり専門相談員の養成が不可欠であり、平成 23 年度においては、交付金事業により相談員の養成事業を計画しておりますが、それ以降につきましては、相談内容や相談件数等をみながら相談員の養成や現在の開設日数、開設時間等について検討して参りたいと考えております。いずれにいたしましても、消費者行政においては、まずは消費者被害の実態を適切に把握し、消費者被害の未然防止、あるいは発生した場合の被害の拡大の防止のための措置を講じ、道、警察をはじめ関係機関との緊密な連携の下に、消費者の消費生活における被害を防止し、その安全の確保を図って参りたいと考えております。以上、福原議員の答弁といたします。

質問 福原仁子

北海道では、平成 21 年度より 3 年間に限り 10 億 5,000 万円の消費者行政活性化基金として 100%の補助基金があることは、町長もご存じのことと思います。今現在、消費者相談室は、毎週火曜日中央公民館で委託事業として開催されていますが、その場所は他団体との共有、あるいは行事あるごとに使用される不確定な場所となっていて、ただいまの答弁の中で「消費生活相談に必要な機器等の整備を図る」とありましたが、担当部署と打ち合わせたところ、専用は無理との回答でこれ以上の機器の整備は困難であり、活動の妨げになっていると聞いております。業務内容からしても専用の場所が必要と思われますが、相談業務に対する町長の認識と相談業務開設場所に対して、どのように考えているかお伺いいたします。また、相談員の養成についてもどの町村でも職員定数割れのぎりぎりの線での業務執行体制と思いますが、他町村では、職員が資格取得講習に派遣されているようです。どうすれば我が町でも執行できるか。また、資格取得に職員派遣をしている部署もあるように聞いていますが、専門性のあるこの相談業務という内容からしても国から補助のあるうちに派遣をしていただきたい。任命権限のある町長の考えをぜひお聞かせください。町民の不利益にならないように 100%補助の期限内に、目的をはっきりとさせきめの細かい施策が必要であると思いますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。

答弁 町民課長 大山(町民課長は2012年3月まで)

私の方から今福原議員からご質問があった点について説明をさせていただきたいと思います。まず 1 点目の関係でございますが、今お話がありましたように、今現在の相談体制につきましては、平成 22 年度より消費者協会さんの方に週 1 回、今年度からは毎週ということでございますが、委託をして行ってございます。それ以外につきましては、当然町の方で相談業務の受け付けをしているということでございます。と申しますのも、消費者安全法の中で町の行う事務というのが示されてございます。その中で、相談業務の受付、当然相談業務のあっせん等は、町が行いなさいということで規定されてございます。それを受けまして、当然町としても消費者協会さんに委託している以外についても相談を受け付けているということでございます。当然今回の消費者安全法ができる以前から、先ほど言いました平成 17 年頃から消費者協会さんとタイアップしながら、相談業務については受付を行ってきておりました。今回、今質問にありましたように、専用の部屋がというお話がございました。基本的に町の方といたしましては、相談業務の一部を消費者協会さんにお願いをしているということの中で、毎週火曜日ということでございます。その中で、町といたしましては、今現在の相談内容、相談件数等把握した段階におきましてはですね、今現在では専用の部屋の必要性についてはないのではないかというふうに考えております。ただ、今後ですね、当然増えてくれば考えなければならない問題だというふうに思っております。また消費者協会さんの方から相談があった時に、そういう部屋がないかということでいろいろ部屋を探したりもしましたけれども、なかなか現在のところ役場中心にある公共施設の中では難しいのかなというふうにも考えてございます。それと 2 点目でございますが、昨年の 21 年第 3 回定例会においても質問がありまして、今回の事業を活用して職員のですね、専門職を養成できないのかというお話もあったと思います。その中でも答弁をさせていただいていると思いますけれども、また同じ答弁というふうになるかと思いますけれども、今の現状の中では非常に人員体制含めて難しいというふうに考えてございます。先ほど、今回の交付金をうまく活用しないのは町民に対して不利益になるのではないかというお話もありましたけれども、基本的に町の方といたしましては、相談業務なりを行わない、法律に沿ってやっていないのであれば当然消費者の方に不利益は与えるということも考えてございますが、あくまで町といたしましては、相談業務なりを実施していくということの中で、その中の一つの選択肢としてこういう事業があるというふうに考えてございますので、その辺をご理解願いたいというふうに思います。以上です。

質問 福原仁子

実績評価というお話も含まれているかと思います。一般的に鶏が先か卵が先かということで、なかなか週 1 の開設日に、その日に相談業務が発生するとは限らないのです。先日も火曜日終わった次の日に事件が起きまして、ちょっと飛んで歩いたら担当もいないし、警察もいないしということで、非常に不安な思いをしました。でも何とか対処することができて、事件が起きたり、相談があったりするということは、火曜日に限らないのです。いつどんな時にでも年寄りを含めて病院が今日先生いないのだけれども、どうなのだろうとか、いつ時間構わずに起きるのが消費者の相談なのです。それで今実績がないっておっしゃられて、ないとは言わないのでしょうけど、実績が少ないのでという相談員の養成も含めての答弁だと思うのですが、そうではなくて、やはりきちっとした体制の中でやっていかないと、状況の把握ができないのも現状なのです。はっきり言って。だからそこら辺をやはり考えていただきたいというふうに、実績がなければ平和な町でよろしいのですけど、やはりきちっとした場所をいただきたいという要請がありますので、その辺は再度確認しておきたいと思います。ほかの委託事業でもそうですが、職員では賄えきれないから何千万円も町で持ち出しして委託をしているのだと思います。本当にようやく二桁の基金になったと報告がありますが、100%補助の予算があるにもかかわらず、また全町民対象のこの事業に向けて、今後どのような決意と努力をされていくのか、再度確認をしておきたいというふうに思っておりますので、ぜひ心ある答弁をお願いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

消費者生活相談窓口については、町民の皆さんにとっては安全な暮らしに欠かせない業務だというふうに認識をしているところであります。今課長の方からお話をさせていただきました。スタートアップ事業から消費者協会の方に週 1 回火曜日に委託をいたしまして開催をしています。今、議員からご指摘がありました火曜日だけで起きるものではないということでありますけれども、消費者協会に委託している火曜日以外は町の窓口として受け付けているわけでありまして、決してそれをないがしろにしている、放置しているわけでは決してないというふうに、これも認識しているところであります。また、確かに実績からしますと、平成 22 年度 9 件ということでありますから、件数としては少ないと、少ないのは町民の安全な町としていいのかどうか、中身はもっとあるのだと言われればそのとおりなのかもしれませんけれども、実績の中では 9 件ということでありますから、週 1 回の中で相談が支障を来しているという認識には立たないのではないかなというふうに思っています。当然支障を来しているという部分があれば、委託しています消費者協会とも相談をしなければならないというふうに思いますけれども、今のところ相談場所についても支障を来しているというふうには考えていないところであります。確かに平成 21 年から 23 年、3 年間 10 億 5,000 万という基金の増勢がありました。この基金の活用ということでありますけれども、この基金についてはやはり北海道全体の消費者の皆さんが必要な分について活用するということでありまして、浦幌町が必要であれば当然それは活用していきますけれども、今の段階ではスタートアップ事業、そして相談員の養成事業も含めて、これ以上の必要性は今のところはないのではないかというふうに思っています。しかしながら、今 22 年ですから、22 年の状況を見ながら、23 年度に必要になってくれば当然その資金を活用しながら新たな展開も出てくるのかもしれませんけれども、現在までのところは実績とかそういうものを見極めていきたいというふうに考えているところでありますので、ぜひご理解をいただきたいと思いますし、今後とも消費者協会の皆さんにはご協力を願いたいというふうに感じているところであります。

出典:浦幌町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月10日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる