浦幌町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月11日
高齢者の社会参加について
2008年9月11日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「高齢者の社会参加について」質問し、町長 水澤、教育委員長 岡崎、保健福祉課長 上村、教育次長 亀山、教育長 大谷、副町長 門馬が答弁しました。
- 質問者
- 福原仁子 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、教育委員長 岡崎、保健福祉課長 上村、教育次長 亀山、教育長 大谷、副町長 門馬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 福原仁子
通告に従いまして、2 項目にわたり項目別に一般質問をさせていただきます。1 点目は、高齢者の社会参加についてお伺いいたします。近年、高齢者の 4 寿大学などの社会教育活動、あるいは生きがいづくり活動参加が、高齢化率に対して減少傾向にあります。その実態と要因、社会的影響をどのように把握、分析しているか。あわせて、今後の対策を伺いたい。また、本町における高齢者数と高齢化率の推移、また、老人クラブの会員数と加入率の推移を平成 12 年度、15 年度、20 年度の実態についてお伺いいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
福原議員のご質問にお答えいたします。高齢者の社会参加についてのご質問でありますが、寿大学に関する事項につきましては教育委員長の方から答弁をさせていただきますが、はじめに私から高齢化率や老人クラブの加入率等の現状について答弁させていただきます。本町におきましては、生きがいづくり活動の一環として、老人クラブの活動の推進を図るため、町老人クラブ連合会及び各単位老人クラブに対し運営費及び花壇整備などの活動費の助成を行っております。近年の高齢化の進展により、身体的な介護が必要になったり、閉じこもりや認知症の方が増加している状況にあり、65歳以上の高齢者に占める要支援・要介護認定者の割合は8月末現在において19.31%であります。本町では、これら要支援・要介護状態になる恐れのある方につきまして、生き生き元気教室など介護予防事業を実施して、その予防を図っており、また、いきがい活動支援通所事業、外出支援事業などの高齢者在宅支援事業の推進により、閉じこもりの予防、外出機会の確保の事業を行っているところです。なお、ご質問にありました高齢者の人口及び高齢化率につきましては、各年4月1日現在で平成12年は1,729人で24.16%、平成15年は1,829人で27.13%、平成20年は1,891人で31.55%と全人口に占める65歳以上の高齢者の割合は増加傾向にあります。また、老人クラブの会員数でありますが、平成12年は867人、平成15年は836人、平成20年は738人と減少傾向にあります。以上、福原議員の答弁といたします。
答弁 教育委員長 岡崎(教育委員長は2011年9月まで)
引き続き教育委員会として福原議員のご質問にお答えします。高齢者4寿大学の実態と減少要因、今後の対応策でありますが、現在、本町には、中央、上浦幌、吉野、厚内の各公民館を学習拠点として、仲間づくりを通して心身ともに豊かな、生きがいのある人生を送ることを目的に、4つの寿大学を開設し、教養講座・体験活動・社会見学等の学習会、カラオケ・ダンス・パークゴルフ等のクラブ活動に意欲的に取り組んでおります。寿大学は60歳以上の方を対象としておりますが、本年度の寿大学生は、中央寿大学72名、上浦幌寿大学51名、下浦幌寿大学26名、厚内寿大学35名の合計184名の大学生が在籍し、中央寿大学においては年20回、他の3寿大学につきましては、それぞれ年12回開講されております。ご指摘にありますように、近年、高齢者が増加しているにもかかわらず、入学者が増加傾向には至っていないのが現状であります。以前までの学生の年齢階層別構成は、70歳から79歳の方々が5割以上を占めておりましたが、ここ数年は、75歳から84歳の方々が5割以上を占めるといった状況になっており、高年齢化という社会的影響が考えられます。一つの要因として、加齢とともに身体的な変化が現れて通学することが困難な状況の学生が近年多くなってきたことが考えられます。一方、社会の変化に伴い多様化、個別化が一層進展しておりますことから、個人個人が自分の志向に合わせた生涯学習活動を行いたいとの考え方が増える傾向が見受けられ、新規に申し込みをされる学生が減少し、入学者の増加には至っていないものと推察しております。今後の対応策でありますが、遠方の方がより多く参加できるように、寿大学の開講日には町民バスを運行して交通の便の確保に努めてまいるとともに、寿大学生の身近な生活課題や学習ニーズに適切に対応し、生涯にわたる多様な学習機会の提供を図ってまいります。また、寿大学生と小学校児童との世代間交流事業の開催、学校の総合的学習への支援、放課後居場所づくり事業、さらには楽しく通うと表記しますが通楽(つうがく)合宿事業への支援など、高齢者の方々がこれまでの人生で築かれた豊富な知識や技能を地域に生かす場や機会の提供を図りながら、積極的な社会参加を促すことにより、生きがい感を持っていただけるような高齢者教育の推進に努めてまいりたいと考えております。さらに、平成23年度からの第7期浦幌町社会教育中期計画の策定に合わせて、特に60歳から70歳までの比較的お若い年代の方々が、生涯学習に対してどのようなニーズをお持ちなのかを把握し、新たな入学生の確保に向けた施策の展開を図ってまいりたいと考えております。以上、福原議員の答弁といたします。
質問 福原仁子
多岐にわたる活動内容、たいへん感服いたしました。高齢化の進展によりまして、身体的な介護が必要になって、閉じこもりや認知症の方が増加しているということが答弁の中にありました。65 歳以上の高齢者に占める要支援・要介護認定者の割合は、19.31%ということですが、人数にして何人くらい、およそで結構ですので、わかる範囲でお答えをお願いしたいと思います。また、生き生き元気教室、介護予防事業等の参加率、人数がもしわかるのでしたら、それも聞いておきたいと思います。次に、社会教育の関係でありましたが、報告がありましたとおり、総人口に対して高齢化率は急速に進んでおります。現在、第 6 期浦幌町社会教育中期計画の、今年で 3 年目の折り返し点に差しかかりました。その中の重点目標に、「積極的な社会参加を促す高齢者教育の推進」とあります。この目標に沿った教育がなされてきたと思いますが、私の調査によりますと、大学加入者は、12 年度では、867 名、50%、20 年度では、老人大学の加入者は 39%と高くいずれも大学加入者よりも高い入学率になっております。にもかかわらず、高齢化が進んでいるということで、大学加入率も年々低下してきております。せっかくの素晴らしい内容の大学を多くの方に学んでいただきたい、今後において新規加入促進や募集方法の工夫・周知を、どのように考えていくのか、お伺いいたします。また、種々な要因があると思いますが、行事の開催にあたり、公共施設のある場所まで出向く足の確保に、バスの運行を考えているようでございますが、どちらの方面に運行を予定されていますか。また、バスに乗車する際に、段差をなくする方法で滑りどめなどを施したステップなどの取りつけも、これから必要になってくるのではないかと思われますが、この件についてもお伺いいたします。
答弁 保健福祉課長 上村(保健福祉課長は2009年3月まで)
65 以上の高齢者に占める要支援・要介護認定者の割合は、8 月現在で 19.31%、人数について手持ちを持っておりませんので、後ほどお答えさせていただきます。よろしくお願いします。
答弁 教育次長 亀山(教育次長は2011年3月まで)
ご質問にありました、新規の入学生の募集方法等についてでございますが、現在、募集方法につきましては、在学生につきましては、3 月中にチラシをお配りして募集をしております。また、新規の募集をする場合には、行政区回覧という形で募集をしております。その中で、募集の内容等をみますと、やはり寿大学に入って、どんなことを勉強するのか、そしてどんなことが体験できるのか、どんな楽しいことがあるのかといったような内容が盛られていないというふうな状況も見受けられますので、その点につきましては、来年度からの募集につきまして、その辺について写真だとか絵を用いた中で、わかりやすく楽しさの伝わる内容の募集をしてまいりたいと思います。また、最後の方でバスの運行ということでございますが、現在、バスを運行しているのは、それぞれ各公民館行きのバスを運行しておりますが、やはり上浦幌であれば、川上、川流布、そして活平から美園にかけてのルートという形の中で運行しております。また、厚内につきましては、浜厚内地区、直別地区という形の中で運行させていただいております。また、吉野地区につきましては、養老、豊北方面含めて下浦幌、また十勝太も含めてですね、ぐるっと回って集めてくるような形をとっております。また、中央寿大学につきましては、幾千世、万年、稲穂地区について運行しております。ただ、これもですね、加齢とともに足腰が弱くなって、また元気な方でも今までは自動車を運転して来られていた方についてもですね、特に市街地区なんかでは多いわけですが、自動車の運転免許を返上したということになると、やはりなかなか来づらいという部分もあるかと思います。そういう部分につきましては、市街地区にもそういうバスの運行について、来年度以降、関係課のご協力をいただきながら検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。
答弁 教育長 大谷(教育長は2009年3月まで)
福原議員のご質問に対しまして、次長の答弁に加えまして、私の方から一言答弁をさせていただきます。先ほど、議員の方からもありましたですが、本町の社会教育につきましては、平成 18年度から第 6 期中期計画に基づいて行っておりまして、ほぼ中間点の時期に差しかかったところであります。教育委員会といたしましてもですね、これまで誠意をもって、あるいはまた忠実に推進してきたつもりでおりますけれども、福原議員のご指摘のとおり、成果とともに推進上のいろいろな課題も多々見えてきたところであります。今後の社会教育の一層の充実を図るために、この時期に見直しも含めた再点検を行いがら、軌道修正をできるものは軌道修正をして、町民の皆様方が喜んで参加いただけるような、そんな魅力ある事業の推進、あるいはまた、高齢者の方々が生きがいを求めて、社会参加に積極的に参加できるような体制づくりをしたいなと、というところに一層努力してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
質問の中で、バスの乗降にかかわりまして、ステップ、滑りどめ等の関係ご質問ございましたので、こちらの方からお答えさせていただきます。お年寄りの方ですので、上り降り、いろいろあろうかなと思いますので、現状を把握しながら、どういう方法がいいのか、検討していきたいなというふうに思っています。
質問 福原仁子
高齢化率は、もう非常に毎日のように上がっていくのではないかと思います。検討というお言葉をいただきましたが、本当に早急に、外国ではほとんどがステップ付いて、電車、バス、列車、本当に安全な装置でやっているということで、日本にはまだまだ普及されておりません。ぜひとも、予算もいることでしょうが、浦幌町何か率先して、こんなこと始めたのだという高齢者に優しいまちづくりにしていただきたいというふうに思っております。また、全町的にバスの運行のことなのですが、本当に広範囲な細長い町ということで、非常に運行に関しては経費もかかるということで、できればスクールバスと対応したような形の中で、走れる路線もなきにしもあらずかなというふうに考えております。なんでも人任せというか、行政任せで、自主的な参加をお年寄りの方も必要なのですが、スクールバスに一緒に、患者輸送バスと一緒に何かそういうものを利用しながら、なんでもバスを走らせるということではなく、できないかなと答弁を聞いていてそんなふうに感じた次第であります。市街地区にも運行可能ということがありましたが、もしでき得れば、来年の 3 月に回覧、チラシ等の中に決定をしていただきましたら、そのこともあわせてPRをしていただきたいと思いますので、その点について。
答弁 教育次長 亀山(教育次長は2011年3月まで)
バスの運行の関係で、スクールバスとの混乗と言いますか、登校時間帯にというご提案でありますが、これはやはりどちらの大学もですね、10 時から大学が始まるというふうな中で、時間的に学校のスクールバスは 8 時くらいには学校に着いております。この 2 時間くらいのギャップがございますので、その点については、やはり非常に無理があるのかなと、スクールバス、また患者輸送バスにつきましてもですね、その辺のところについてはですね、本来の目的からちょっと逸脱しますので、その辺についてはやはり難しいのかなというふうに考えております。また、来年の 3 月のチラシの中でPRをということでございますが、この点につきましてはですね、関係課との時間帯の調整だとか、そういうことも終了したのちにですね、募集チラシの中で、はっきり明示した中で進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
答弁 保健福祉課長 上村(保健福祉課長は2009年3月まで)
65 歳以上の要支援・要介護認定者の 8 月末現在について、19.31 で人員ということでございますが、ただいま担当が出ておりまして、私の手元には 3 月 31日現在ということで、若干数字が違いますがお知らせします。65 歳以上が 1,891 人で、3 月 31 日現在、385 人、20.36 でございます。8 月末現在は、若干人員が下がっております。申しわけありません。よろしくお願いいたします。