浦幌町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月16日
すでに骨格が示されました町村合併の枠組みについて
2006年6月16日、浦幌町議会の一般質問で、岡田愛啓議員が「すでに骨格が示されました町村合併の枠組みについて」質問し、町長 八木が答弁しました。
- 質問者
- 岡田愛啓 議員
- 答弁者
- 町長 八木
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 岡田愛啓
私は、本定例会で、すでに骨格が示されました町村合併の枠組みについて、市町村合併の基本的な考えは、ということで質問したいと思います。旧法制下での市町村合併は、池田町・豊頃町との 3 町の合併任意協議会、また、昨年 2月豊頃町と 2 町の法定協議会で議論を尽くしても破綻と、ことごとく失敗に終わりました。本年、道が示した、「平成の大合併」で 180 市町村となった道内市町村をさらに 3 分の 1の 60 前後に再編する「市町村合併推進構想」の骨格が示されました。道の考えは議会・住民議論のたたき台を示し・関係市町村に合併を促すのが狙いで最終的には市町村の自主性に任すとされています。すでに道市町村合併審議会の具体的な枠組みは、池田・豊頃・浦幌の 3 町の合併を想定しています。基本的には最小人口が 3 万人規模で、車での役場間の移動時間が 80 分を超える場合は除外として認める判断を示しております。合併破綻後、本町は地方交付税・町税等の歳入不足や多大な公債費の支出など町の財政を圧迫し、町民へ各手数料や使用料の負担、各団体への助成金の削減など町民の皆さんのご協力をお願いして現在は自主・自立の道を歩んでいます。先般の報道で、町長は合併推進の積極姿勢で「合併破たんから日が浅く、しばらく時間を置く必要がある」としつつも「この 3 町の枠組みでも合併を実現しなければならないと思う」を強調したとお聞きしましたが、現在、各事務事業及び各種十勝圏複合事務組合の組織化などの広域連携が進む中、時間をかけて十分に町民と協議をして方向性を示しても良いのではないかと考えますが、町長の基本的な考え方も含め答弁願います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
岡田議員のご質問にお答えいたします。市町村合併の基本的な考えについてですが、このほど道が発表した「市町村合併推進構想」は、行政報告させていただきましたが、道が示した浦幌町に関する組み合せは、池田・豊頃との 3 町で 17,993 人。基礎自治体として道が示している 30,000 人とは程遠い人口構成となっています。私といたしましては、旧法で取り組んだ組み合せで、任意協議会・法定協議会で論議を尽くしても成就できなかった経過を考えるとき、同じ 3 町の組み合せで協議を進めていけるか大きな疑問を感じているところであります。町民の皆様の理解を得るのは大変難しいことと思っております。また協議に取り掛かるとしても、しばらく時間を置く必要があると考えております。現在、財政健全化計画を進めており、特に 17 年から 19 年は重点対策とする計画を進めています。当面は、自立の為の行財政運営を進めてまいりたいと考えております。しかし、新交付税の導入も含めて国の地方財政政策は圧縮の傾向にあり、合併率の低い道内市町村は減額の影響をもろに受けると予想されております。このような財政動向を踏まえるとき、合併協議は重要な要素とも考えており、道が示した案と、道が示した案以外の枠組みも視野に入れながら、新合併法の 2009 年までの期間にとらわれず、協議に取り掛かる心構えは常に持っていたいと思っております。3 町以外に組み合せが無ければ、3町でも協議が必要と考えていますが、この場合、旧法で論議をつくしており、取り組むためには、冷却期間が必要と考えておりますので、ご理解をお願いいたします。以上、岡田議員の答弁といたします。
質問 岡田愛啓
町長は、答弁の中で 3 町以外の枠組み含めて、今後協議していかないというお話がありました。住民の多くは、町長の先般の発言に対し、驚きとも言える声が聞こえ、非常に不安を抱いているという状況もお聞きしております。十勝管内の首長の聞き取り調査の中で、新法下での合併、9 名の方が合併は「ありえない」という答弁が出ています。それから 10 名の方は、現時点では意向はないが、今後の財政状況では考えていかなければならないという答弁をされているようですけれども、道が示した十勝管内を 6 市町村に再編する内容、これは幕別を含めないわけですけれども、実質 5 パターンが先ほど町長の答弁の中にありました、3 町以外の枠組みがなければ、3 町で協議をしていかなければならないという発言もなされたわけですけれども、十勝 1 市も含め今後市町村合併に向けての方向性を示さない限り、町民は不安な状況かなという感じがしているわけですけれども、その辺も含めて現時点での自主自立はわかるわけですけれども、地方交付税が来年度以降どういうふうになるか、まだまだ先は見えないわけですけれども、その面も含めて町長の明確なお考えをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
3 町以外の組み合わせについては、もっと枠の広い案を示してほしいということは、私だけではありません。管内の市町村長の中にもそのように発言した方もいらっしゃいます。もちろん私も 3 町では論議を尽くしているのに、なぜまた 3 町なのか、管内の中でも同じ組み合わせを示された市町村長の多くがそのような発言をしております。それを考えると、私は、もっと大きな枠組みがあってもいいのではないかなと、そういうふうに感じながらいるところであります。そういう大きな枠組みであれば、合併するということよりも合併の協議というものも進めて取り組んでいけるのではないかなと、このように感じているところであります。その中で重複になりますけれども、そういうことを模索しながら、また十勝一市構想の進展ぐあい、現実には全く動いておりません。その進展ぐあいも合わせみながら、将来に向かって浦幌町はどうあるべきか、ということを考えていかなければならないのだろうなと思っております。もちろん広域連携については、税滞納対策について来年の 4 月から進めるということが決まっております。そういうものも含めながら、広い視野を持った中で、今後の浦幌町はどうあるべきか、ということを考えていきたいな、このように考えているところでございます。そういう中で、もしこの広い組み合わせもなく、十勝一市構想も進まない、そういうことであればやはり 3 町でも協議に取り掛かるという心構えは必要なのだろうなと、そういうことを申し上げているところでございます。その場合であってもというのが必ずついています。そういう場合であっても、やはり旧法で取り組んだ組み合わせでございますから、冷却期間を置かなければ、時間を置いて町民と十分協議しなければ、これには取り掛かっていけないだろうなと、こういうふうに考えているところでございます。先ほど、岡田議員の発言にもありましたけれども、19 年からの骨太の方針が 7 月中に発表されるというふうに聞いております。またそのことも、この合併協議に大きな影響を受けるのだろうというふうに考えているところでございます。今の段階で合併するか、しないかとか、協議にいつかかるかということは、明確に答えられないわけでありますけれども、そういうもろもろのことを考えながら考えていきたいと考えておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。
質問 岡田愛啓
先ほども町長言われたように、道の方では 7 月中に指針が示されるという状況であるわけですけれども、十勝管内一市構想は、非常にハードルが高いというのは、皆さん言われていることかなという感じしているわけですけれども、やはり町民の中でも将来的に今のままの財政で合併をしなければならないのか、それとも自立ということは相当難しい、それも一つのハードルとしてかなり難しさもあるのではないかなという感じもしているわけですけれども、本当に先が見えないなか、やはりある程度の形というものを町民に示すべきではないかなということを私は考えるわけですけれども、なかなか町民と相談をするとお話をされているわけですけれども、昨年の 2 月以来、その方向性というのは一つも示されていないし、また町民との話し合いもされていないわけですけれども、その中でいろいろな報道される部分もありまして、非常に不安を抱いているという部分に対しては、これは我々も含めてどうなっていくのだろうなという、非常に先行き不透明と言いますか、そういう部分ではないかなという感じがしています。その辺で町長が町の将来も含めて、合併はどうあるべきか、うやむやではなくて、もう少し具体的な方向性を示すことはできないのか、その辺含めてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
昨年からの 2 月の関係ですけれども、新構想が出るということが発表になっておりましたから、それをみてからという思い、これは当然のことであるなと思っております。道の合併構想が出てから、どうするのかということだろうと思います。今の段階で明確に合併しますとか、しませんとか、自立できますということは非常に難しいことだろうと思っております。町民も不安に思っていると思いますけれども、私自身もこの 19 年からの骨太の方針がどのような形で出るのかということを非常に不安に思いながら、その経過を見守っているところでございます。そういうものをみながら、また議会の皆様、町民とも話をしながら将来の浦幌町のあるべき姿というものをしっかりと話していきたいなと、方向性を見極めていきたいなと、このように考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。以上でございます。