みんなの議会

中頓別町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月19日

グループホーム建設と町村合併について

2008年6月19日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「グループホーム建設と町村合併について」質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 奥村文男が答弁しました。

質問者
東海林繁幸 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 奥村文男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 東海林繁幸

今回は、グループホーム建設と町村合併について質問をさせていただきます。まず初めに、グループホーム建設でございますが、質問事項を出しておりました当時でありますが、グループホーム建設計画について現時点の見通しを伺いますという状況でしたが、先般町長の行政報告の中で日本財団の補助が決定したという報告がございましたので、そういったことについては承知いたしました。2点目については、来年4月に9名の入居予定者がされております。就業見込みがどうなのか、または本開設後の職員体制、そういった配置についての計画をお知らせいただければと思います。それと、3番目ですが、グループホーム、ケアホーム一体型ということでありますが、要するに天北厚生園の利用者をこちらへ回すわけです。そうしますと、90名の定員で今93名でしたか、入っておりますが、グループホーム、ケアホームは23年4月で30名の入居を予定しているということでありました。この辺で考えましたときに、そこから30名が出てしまうと、厚生園施設の定員はどう動くのか、その辺を伺いたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

東海林議員さんのグループホームの建設について、2番、3番について、奥村保健福祉課長に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)

まず、2点目ですけれども、現在一般就労で通年雇用者については6事業所10人の利用者が就労しておりますが、さらに安定的な就労の場を確保するために事業所等に対し、協力を要請しているとのことでございます。なお、町といたしましても雇用対策会議を開催し、関係団体に対し、施設利用者に対する雇用の場の協力を要請してきたところでございます。職員の配置計画につきましては、定員9名の場合でサービス管理責任者として、これにつきましては施設の職員が兼務することが可能ということで1名、世話人として1.5人、夜間支援従事者として1人及び障害程度区分3以上の者が利用する場合には生活支援員の配置が必要という内容になっております。3点目ですけれども、グループホームに移行した人数につきましては、施設の定員から減員することになります。したがいまして、天北厚生園では程度区分の仮調査の結果を踏まえて、地域生活へ移行する施設利用者を30名とし、施設整備を進めております。移行後の施設定員は、60名の定員になるというふうに押さえております。以上です。

答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)

1番目ですが、グループホーム、ケアホーム一体型施設整備につきましては、北海道と教員住宅の貸与等に関し、協議が調ったのを受けて、厚生園において4月の11日に日本財団に対し、補助金申請をし、5月の27日に助成金の内定があったものです。今後7月に改修工事に着手し、9月末までに完成させ、10月から3月までの期間で入居者に対し、自活のための訓練を行う計画でございます。以上でございます。

質問 3番 東海林繁幸

それでは、今の答弁にちょっともう少しつけ加えていただきたいことがありますので、伺いますけれども、10月から自活訓練ということなのですけれども、この内容だとか、現実にもうでき上がった施設ですから、入居させてしまってやるのか、それは通常、日常の生活だけを体験して、また施設へ戻るというような形になるのか、それらに要する経費は通常の今の支援費の中でやれるのだろうと思いますけれども、その辺をちょっと教えていただければなと思います。それから、雇用者のあれで、今働いている人が10人いるということで、これは大変努力された結果だなと思います。まだまだ開拓すると言っておりますけれども、問題は所得なのです、利用者の。これは前回の一般質問でも伺ったりしたことなのですけれども、相当な利用者の負担がグループホームの場合はあるわけでして、それに対する障害者年金の金額、いいほうで8万8,000円というようなことで、それらを補えるような就労経費になっているのか。その辺ちょっと詳しいというか、だれが何ぼ、だれが何ぼということではないのですが、大ざっぱに幾らから幾らぐらいの間というところで教えていただければなと思います。これが2点目です。それから、職員の配置計画で1人が施設職員を兼務する。そうすると、あとの世話人1.5と夜間支援従事者1は新たな職員として、職場としてでき上がるのかなと思っているわけです。そうなのですかということ。それと、もう一つ、障害程度区分3以上ということは4、5のことをいっているのだろうと思うのだけれども、この4、5までグループホーム、ケアホームに入れる予定をしているのかどうか。そのことによって生活支援員の配置を考えなければならないというのだけれども、少なくとも今問題になっているのは、3以下であっても大変だぞと言っているときに、5まではないと思うのですが、4ぐらいの人までも入れる予定、これは多分ケアホームのほうだと思うのですけれども、予定をしているのですか、その辺伺いたいと思います。さて最後に、定員の問題なのですけれども、93人ほど、4人と言いましたか、今現実に入っている。障害程度区分認定審査の仮に審査をしたところ、前回の委員会で21名が3以下だというふうに言っていました。そうしますと、90引く21は70になるのです。それで、30の施設が必要なのかどうかというものの検討をさらにしなければならないかなと思うことと、施設側の考え方ですけれども、経営上でいうと60定員というのは非常に厳しいというふうに以前に聞いたことがあります。これは幌延だったでしょうか、60にしたとかということを聞いております。今になって与党のプロジェクトの中で必ずしも出さなくてもいいと言われて、今びっくりしてしまっているというところなのです。そのことはまた後で伺いますけれども、厚生園としてはどうなのかというところは、これは難しい問題があるのです。ご承知だと思うけれども、言うなれば支援費の算定基準というのは障害程度区分認定の級によって違うわけです。ですから、軽い者を施設に置くと、非常に支援費が低くなっていく。だから、なるべく級の重たい人たちを施設に残す必要があると。ですから、60定員にして、なるべく重たいのを60だけにしておいて、あとは全部出すという手もあるでしょうし、70定員にしておいて、若干3程度の者であっても置いたほうがいいという判断と、3なら置いたら損をすると、言うなれば経済的に言うと大変だという、そういう考え方が今すれすれの状態であることも現実なのです。これは施設の職員でないとなかなかわかり得ないところで、課長に答弁いただくのも大変だと思うのだけれども、そして結局は在籍する利用者の障害程度区分のトータルで支援費が決定されるというシステムがありますので、どの程度の障害者程度区分認定のを残すか、そのところで定員を60にすべきなのか、70にすべきかという問題もあろうかと思うのです。ただ、私は事の発端はグループホームにどうしても入れなければならないという前提で、当初は20と言っていたのですけれども、30ぐらいあったほうがいいのかなと思いました。でも、今になってみますと、与党障害者自立支援に関するプロジェクトチームが出しております19年の12月7日の抜本的見直しという報告書の中で、既にここで障害程度区分認定の見直しという項目で、現に施設に入居している者については希望すれば継続して利用できるように対応したいというふうに言っているのです。これは与党のプロジェクトですから、相当実現性の高いものだと思うのです。こういった情報も私どもも早くいただいておりましたので、前回委員会では課長は一切そういう情報はないというふうに言われていたのですけれども、与党の情報としてももう既にこう言っているわけなので、こういったものを見きわめながら今までの再質問についてお答えいただければと思います。

答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)

まず、自活訓練の内容でございますが、これにつきましては費用負担につきましては現在の施設の措置費に加算をされて運営をしていくような形になります。したがいまして、現在の施設の職員が自活訓練の期間については対応していくという形になりまして、自活訓練につきましてはグループホームに入居予定の施設利用者を対象に、そこで日常生活をするための訓練を6カ月間をかけて実施をしていくと、実際に夜間泊まって行っていくという形になろうかと思います。それと、2点目の雇用者の所得の関係ですが、現在雇用者については10名の就労をしておりますが、その10名の方々につきましては通年雇用でありますが、雇用先によりましては週2回だとか、週1回だとかという方もいらっしゃいますので、所得、どのぐらいの年間収入を得ているかというのは確認をしておりませんが、そういう方々については収入額については少額なものというふうに考えております。したがいまして、今現在厚生園でも就労の開拓を実施しているということですので、今後一人でも多くの就労先が見つかるように町としても協力しているところでございます。それと、職員の配置計画の中で世話人の関係ですが、厚生園の現在の考え方といたしましては、世話人1名、それから夜間支援従事者1名については夫婦の方を予定をしているというふうに聞いております。残りの0.5人工については、非常勤の職員を予定をしたいということで聞いております。それと、グループホームあるいは施設定員の関係ですが、これにつきましては天北厚生園で当初30名という定員を定めるに当たりまして、基本的な部分としては障害者が住みなれた地域で安心して暮らしていただくと、そういうことは障害者だれもが望んでいることであり、一人でも多くの施設利用者が地域で生活できるような環境を整えるということを前提のもとに、障害者の程度区分の仮調査の状況、あるいはグループホームの運営、さらに施設本体の移行後の運営等を総合的に検討した結果で30名という数字を定めたものでございます。特に議員先ほど言われましたとおり施設本体の移行後の運営の部分につきましては、先ほど言われておりますとおり新法に移行した場合の措置費の算定が大きく影響してくるように聞いております。特に算定に当たりましては、先ほど議員も言われておりましたが、平均障害区分が適用されるということで、残っている障害者の障害程度区分の平均でもって措置費の段階が決定されるというのが1点ございます。それと、もう一点はそれぞれ費用の算定するに当たりまして、定員数が40人以下、さらに60人以下、それから80人以下等の区分によって費用の単価が定められております。したがって、60人以下の場合と80人以下の場合の単価では、人数が多くなることによって単価が引き下げられているという状況も実はございます。さらに、定数を例えば60にする場合と余裕を見て70にする場合とでは、例えば70にしたときに職員の配置基準が当然それに見合った配置基準をしていかなければならない。当然多くなっていくと、多く配置していかなければならないというようなもろもろの要件をもとに今厚生園のほうで検討を重ねた結果、現在の自立支援法の制度の中では30名という定員、施設定員については60名という定員が妥当だということで、現在厚生園でそれに沿って事業を進めており、町といたしましてもそれに沿って支援をしていくという考えでございます。

再々質問 3番 東海林繁幸

では、再々質問いたします。まず、利用者の、グループホームに入居する社会生活移行者というのですけれども、その人の基本は何かといったら、働いてお金をいただくことにあるのです、基本的には。だから、有料でいろんなことをしてあげるという、そういうことで週一、二回で、1週行っても3,000円か4,000円にしかならないのでしょう。そういう利用者ばかりではどうしようもないので、少なくとも3万やそこらはもらえるように働かなければならないと思うのです、基本的には。というのは、生活費を稼ぐわけですから、そういう職場を開拓しないと、十ありますといったって、1人に月1万程度のものでは話にならないわけです。そこで、もう一つ考えなければならぬのがそういう人たちが利用できる授産施設です。これは、どこでもそういうことでやっているわけです。それが1つは機能訓練であったり、生活訓練であったりするのだけれども、だから何回も言っているように他の事業者に求めれるものは求めて結構。だけれども、自分たちの施設というか、グループホームが通える授産所、いわゆる工場をつくると、こういったことも同時に考えてやらなければならない。それは、私も前から何回も言っております。よく施設見て歩いてください。あちこちでパンつくったりなんなりで、いろんなことやっているでしょう。幌延あたりだって随分やっていますよね。そういうようなことをせっかく今グループホームを高等学校の職員住宅を利用してやろうとし、高等学校のいろんな関連施設が余っている状況があるわけですから、あれらを何とか道教委と折り合いをつけるようにして、鶏でも何でもいいです。換金できるような、子供たちに少しは支払えるような、そういうシステムを同時に考慮していただけないものかなと思うのが1点目。それと、定員の問題なのですけれども、どうしてもわからぬのは、前回の委員会で仮認定調査したとき21名だった。21名ということは、30名の施設は要らない。しかし、30名場合によっては必要になるときも来るかもしれぬから、30名つくるのはいい、補助金もらってつくるのはいいけれども、しかしだからといって3以上の、4の人たちまでそこへ入れるのかという話になるでしょう、これ21名プラス9名。課長の話では、利用者が社会生活に移行することは望ましいという言い方しています。それは入れるものが、受け皿となるものがきちっとあって、指導体制がきちっとできて、経済的にきちっとできるような状況であれば望ましいと言える。ただ、多分望まない、行きたくないという人もいるはずです。そういう人たちをどうするのかというところ、本当に意思確認を施設の中できちっとできるのかどうか、そういうシステムがあるのか、これから選択するときにそういったことが1つ心配なので、その辺を伺いたいことと、町としても定員については大事な問題ですから、施設にお任せはいいけれども、それは考えることはおまえたちでやれと、建てるのはうちでやるという、そんな簡単なものではなくて、これからも福祉の町と標榜する本町としては施設定員だとか、施設のあり方、施設に働く人の数、こういったものが非常に大事な町なのですから……定員が少なくなるということは、職員が少なくなるということなのです。その辺も含めて施設の考え方を妥当とするだけでなくて、町の考え方、意思もきちっと伝えて、それぐらいの主導性を町が持つべきではないでしょうか。ここら辺は、町長に答えていただきたいと思います。

答弁 保健福祉課長 奥村文男(保健福祉課長は2009年3月まで)

雇用の関係につきましては、先ほども述べさせていただきましたけれども、今現在少しでも雇用の場の確保をしようということで、厚生園において開拓の努力をしているところでございます。2点目の関係ですけれども……(「それはこっちで」と呼ぶ者あり)

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

定員の関係でありますけれども、先ほども東海林議員からもお話ありましたとおり今見直しの方向で、現在入居している利用者についてはそのまま入居するということができると、こういうような制度見直しも考えているようであります。私どももそういう情報を仕入れていまして、そういう中で区分についてははっきり私ども今のところ情報を得ていませんけれども、うちのまちづくり推進課長のほうから安積施設長のほうに来年度一遍にあと残りのグループホーム、ケアホームを整備をする必要性があるのかどうなのかと。十分検討したらいいのでないかと。少なくとも今3DKに4カ所ことし整備をするわけでありますけれども、できるのであれば定員の関係も含めて、来年度は残りの3DKの4戸のほうを整備するだけでいいのでないか、その辺も検討したらいいのでないかと指示はしております。そういうことで定員については、まだはっきりした定員の見込みを持っていない、こういうようなことをご承知おきいただければと思います。

出典:中頓別町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月19日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる