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浦幌町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月11日

自動体外式除細動器の設置について

2005年12月11日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「自動体外式除細動器の設置について」質問し、町長 八木、保健福祉課長 上村が答弁しました。

質問者
福原仁子 議員
答弁者
町長 八木、保健福祉課長 上村

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 福原仁子

通告に従いまして、自動体外式除細動器の設置について伺います。私たちは、病気やけがをした時、病院に行き、治療してもらいます。でも突然、心臓が止まった人は自分で病院に行き、治療を受けることはできません。全国では、年間 5 万人以上の人が心臓発作で亡くなっています。そのような人を救命するには、傷病者の発見から 119 番通報、心肺蘇生、救急隊による応急処置、病院治療に至るまでの無駄のない早い流れが必要ですが、一番身近にいる人が最大限の努力をして、救命処置をすることがその人の命を救うことになります。平成 16 年 7 月 1 日に、厚生労働省医政局長より、非医療従事者による自動体外除細動器AEDの使用についての通達があり、一般の人の使用が解禁されました。この通達から一年以上が経ち、道内でも公共施設などで設置が進んでいます。この機器は、病気ばかりでなく激しい運動をした後など、心臓が小刻みに震えて、全身に血液を送り出すことができなくなる心室細動を生じた時に、速やかに心臓に電流を流すことにより、小刻みな震えを取り除き、正常な状態に戻すための医療機器で、この行為を除細動と呼んでいます。現在、浦幌町には、医者や救急救命士が使用する機器はありますが、一般の人が使用できる自動体外式除細動器は、設置されていないのが現状です。この機器は、スイッチを入れると、音声で必要な指示が流れ、速やかで適切な救命処置がとることができ一般の人も使用可能です。この除細動は、一分一秒でも早く行うほど救命の効果があり、今後、多くの人が知識を深めて救命に関することで尊い命が救われます。我が町でも、人の集まる総合体育館や福祉センター、学校などの公共の施設に自動体外式除細動器の設置の必要があると思いますが、どのようにお考えでしょうか。お伺いいたします。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

福原議員のご質問にお答えいたします。自動体外式除細動器、通称AEDの設置についてでありますが、平成 16 年 7 月 1 日付け厚生労働省医政局長通知により、反復継続する意思をもって使用する場合は基本的に、医師法第 17 条違反となりますが、救命の現場に居合わせた一般の方がAEDを用いることは、一般的に反復継続性が認められず、同条違反にならないとされておりますことから、一般の方が使用できることとなりました。AEDの設置には届出の必要がないため正確な設置状況は不明でありますが、国内において、推定約 2 万 2000 台、道内において約 700 台が設置されているとも言われており、過日閉幕した愛・地球博会場では、期間中に 4 名の方がAEDにより命を取りとめております。管内の公共団体の設置状況でありますが、池田町のワイン城に 1 台設置されており、幕別町においては、平成 18 年度に公共施設への設置を検討されている状況であります。また、浦幌消防署では 11 月までに計 7 回のAED使用に関する講習会を実施しており、救命救急講習会など折にふれ、啓発に努めております。ご質問にありますとおり、心停止者に対しての早急な措置が救命効果を高めることにつながることから、十分に調査・検討の上、将来的に公共施設、特に心肺機能に負担のかかる運動施設や、救急車の到着に時間を要する施設などへの設置を検討してまいりたいと考えております。なお、AED本体の使用説明書及びAED本体からの音声ガイダンスにより、どなたでも使用することは可能であると言われておりますが、今後とも消防署職員により一般町民の方へのAED使用講習などを実施するとともに、救命に関する知識の普及に努めてまいりたいと考えております。以上、福原議員の答弁といたします。

質問 福原仁子

ただいま将来的に公共施設、心肺機能に負担のかかる運動施設や救急車の到着するまで時間を要する施設などへの設置を検討してまいりたいと答弁ありましたが、具体的にどの場所に設置を予定していますでしょうか。また消防署員による講習会などAEDの使用による救命知識の普及に努力されていることは、特筆することであり、今後も継続をして一般町民の方への知識の普及を機器を購入した上で進めていただきたいと考えております。また購入価格は、いくら位で、補助事業等でできないのかどうかお伺いいたします。

答弁 保健福祉課長 上村(保健福祉課長は2009年3月まで)

私の方から説明させていただきますが、運動施設というふうに考えているのは、現在、スポーツセンター・パークゴルフ場等の運動施設におけばいいのではないかと考えております。また救急車の到着の時間が要する施設ということで、中央公民館以外の各公民館に設置を検討していくべきだというふうに考えております。また価格については、現在の価格では本体価格が 28 万 5,000 円、それから収納ケースが 5 万 8,000円、合計 34 万 3,000 円と聞いております。なお、補助事業については、ないというふうにとらえております。以上でございます。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

今、課長が説明したとおりでございます。将来的にということでございますので、今からどの場所にどれだけということはなかなか難しいことではないかなと、このように考えております。私も 9 月 10 日に開催した女性消防団の講習会に私も見させていただきました。音声に沿ってやっていくということで、非常に初めての方でも使えるものだなと思って見ておりました。その時に聞いた値段、ちょっと私も勘違いしておりまして、これなら近い将来でもという思いもあったのですけれども、後ほど調べてみると補助などがないということでございますから、今の財政状況いろいろ考えあわせた中で、将来的な見地に立って検討してまいりたいと、このように考えております。

質問 福原仁子

我が町は、高齢化率も 29.07%と聞いております。そして子どもたちも大変スポーツ等盛んにやっております。アイスアリーナでも大変激しい運動をしております。そのような状況から是非とも早い、近い将来に購入をしていただきたいという住民の要望もございますので、よろしくお取り計らいの上お願いをいたしたいと思います。財政も厳しいでしょうけど、一人の命の重さを考えてですね、近い将来の購入をお願いしたいというふうに、明確な答弁はできないのでしょうが、要望として再度確認をしておきたいと思います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

もちろんそういう見地に立ってということは、十分私どもも判断しております。どのように今まで、どのくらいの人口でどのくらいの発生率とかどのくらいの状況とかということも十分見極めていかなければならないのだろうなと、このように考えております。そういう考えの中では、将来的な見地に立って検討してまいりたいと、このように考えております。

出典:浦幌町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月11日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる