浦幌町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月17日
2項目めについて
2005年6月17日、浦幌町議会の一般質問で、差間勝男議員が「2項目めについて」質問し、町長 八木、施設課長 松田が答弁しました。
- 質問者
- 差間勝男 議員
- 答弁者
- 町長 八木、施設課長 松田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 差間勝男
それでは 2 項目めについて質問をしたいと思います。公共施設等の委託業務についてお尋ねをしたいと思います。一つとして、現在町内の公共施設管理等の業務については、町内業者に委託して行われていますが、この委託業務の契約について次の点をお聞きします。①として、業者の指名選定について、②、委託期間の設定について、③、業務によって入札、ずい契等契約の方法が違うがなぜか、④、業者の選定・委託期間等今後、現在の委託業務の契約方法を見直す考えはあるのか。また指定管理者制度を活用する考えはあるのか。二つ目、これは関連しておりますので、一括質問をしたいと思います。スクールバス、患者輸送バス等の最低落札価格の決定はどのように行われたのでしょうか。またその際、陸運が出しているバス会社の料金の基準はどのように反映されているのでしょうか。また前年度行われた落札価格との差についてもお聞きしたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
差間議員の 2 項目めのご質問にお答えいたします。公共施設等の管理及び業務委託につきましては、平成 17 年度において、24 業務を第三セクターを含む 4 事業者に委託しているところであります。第 1 点目の委託業務契約についてでありますが、業者の選定につきましては、平成 15 年度の指名競争入札の結果及び実績等を踏まえ、既に管理及び業務委託を行っている町内の 4事業者を選定したところです。委託期間の設定につきましては、単年度ごとに契約を締結しておりますが、民間事業者における雇用の創出と、そこに従事する方の就業機会の確保を図る観点から、平成 15 年度の入札の際に 5 年間という期間を設定し、以後、平成 16 年度からは、随意契約により行っているところであります。契約方法の違いについてでありますが、本年度は全ての業務について随意契約を行なっております。このことにつきましては、平成 15 年度に清掃、管理及び季節雇用の業務を指名競争入札で執行し、その結果 233事業者については、以後、毎年、随意契約を締結しているところであります。また、第 3セクター及び 1 事業者の管理業務委託については、従前、個人委託していた業務を第 3 セクター及び事業者に移譲することにより個人の身分保障を考慮したものであり、毎年随意契約としております。今後の契約方法等についてでありますが、地方自治法の一部改正に伴い、公の施設の管理運営については、指定管理者制度が導入されることになったことから、それらを含め充分に協議検討をして参りたいと考えております。第 2 点目のスクールバス、患者輸送バス等の最低落札価格の決定についてでありますが、執行に当たっては、本社又は営業所が本町に所在している 2 社を指名し、入札を行っているところであります。昨今、バス業界での過当競争が激しく、利潤を度外視した低価格設定により、本来の安全運転が履行されず、人件費の削減などの悪影響を及ぼし、安全なバス運転業務に支障を来たすことが懸念されたため、他の競争入札と比べ慎重を期さなければならないと判断し、地方自治法及び浦幌町財務規則の規定に基づき、昨年度及び今年度の入札に際し、最低制限価格を設けたところであります。価格の決定についてでありますが、キロ当たりの運行料金はバス会社が帯広陸運支局に申請し、承認されたものが料金表として設定されており、本来の申請価格を維持するのが基本でありますが、競争原理によりそれを大幅に下回ることを防ぐため、帯広陸運支局から許可された料金の許容範囲で最低制限価格を設定したところであります。従いまして、帯広陸運支局が出しているバス会社の料金の基準も反映しているものと認識しております。また、本町の指名競争入札は、透明性を図る上から予定価格の事前公表を実施しておりますが、最低制限価格は公表の対象にはしておりません。最低制限価格と落札金額の差につきましては、今後の入札執行に支障を来たしますので差し控えさせていただきますが、最低制限価格の設定により契約内容に適合した履行の確保が図られ、利用する児童・生徒及び住民の皆さんが安心して安全なバスを利用していただけるものと考えております。今後、最低制限価格の設定が入札にどのように影響するか総合的に検証をしてまいりたいと思いますが、いずれにしましても、指名競争入札により決定して参りたいと考えております。以上、差間議員の答弁といたします。
質問 差間勝男
町長の答弁、この中で 2 点ばかり確認をしておきたいと思います。昨今、バス業界での過当競争が激しく、利潤を度外視した低価格設定により、本来の安全運転が大事だ、利潤を度外視した低価格設定によりですよ、逆に言っていけば過当競争があると、これ町長、実はですね、昨年のスクールバス、患者輸送の予算書を見せてもらったんですけれども、ちょっと金額が違うわけなんです。私に言わせると、後から付けた文章のような気がして他ならない。何故かと言うと、いわゆる陸運が出しているバス料金、そして地元の二社あるバス会社、昨年どおりの価格であればこれに対して何も言いませんけれどもね、そこでこれは背景には財源不足があるのかもしれませんけれども、私は完全に 80 万も34100 万も減らした入札をしているんでないかなと私は思って、これはやはり地元のはっきり言いまして、一つの地元の業者、それから事業所があるもう一つの業者、この二社が入札した場合ですね、やはり他の委託業務の中では随契の形を取っていると、それはやはりいろんな権利関係、免許関係、いろんなものを含んだ中で、当然そう簡単に人がいないために委託業務の中に継続してやるために、そういうような制度があって当然だと思うんです。随契が悪いという意味ではないんですけれども、このたった二つのいわゆるバス業者が今回の入札で一個も取れなかったと、これはやはり前年度の最低価格そのものを見ると、かなり金額の開きがあったのではないかと思うんです。そうしたらその業者は、昨年バスを 3台用意してはりきってやっていたんですけれども、最終的にこのバスを売却しなければならなかったと、これは当然ですよ。これは企業努力が足りないからか分かりませんけれども、やはり行政というのはそこで一つ気の通った、あまりこういう言葉使いたくないんですけれども、そこで何とか継続していけるような態勢をとってやれなかったのかなと、ましてバス 3 台売り払ってまたせっかく昨年町外から頼んだ運転手についても解雇したと、これはまもなくせっかく新規企業を町長は協力してあげたいという考えがあっても、一つこの入札をやることによってその業者も参ってしまうと。私、決してこの業者に対して何ら関係はございませんけれども、やはりそこでせっかくやる気になっている業者がね、行政の協力なしでこういうようなスタイルになってしまったと、そうしたらやはりそこで二つのバス会社ですからね、相談すれということは言いませんけれども、せめていきなりポーンと入札によって地元の業者が吹っ飛んでしまって、この会社がおそらく長く続くか、続かないかはこれはもう企業努力ということで分かりませんけれども、何とかそこで行政の温情身があっても良かったのではないかなと、その点どうでしょうか。
答弁 施設課長 松田(施設課長は2006年3月まで)
スクールバスの関係については、施設課の方で対応しておりますので、私の方から若干答弁させていただきますけれども、只今、差間議員が言われた中身につきまして、それなりに気持ちは分かるんですけれども、実際問題、一社ならばそれなりの随契等は可能かと思います。こういう二社とある中身でどちらか一社に決めなければならないとなると、やはり入札しかないというようなことでございます。継続的に一社を引き続きやるということになると、逆に相手の他の一社がいろんな不平、不満、申し立てということも考えられますし、こういうバス業界が先程町長の答弁のとおり、非常に過当競争激しい中身で最低制限価格を設けなければ大幅なダンピングをして、相手の会社を潰すような形で取り掛かってくる雰囲気の中身で一社だけ随契で引き続きやるということは、町としては非常に今の二社のバス業界がある中身においては、不可能であるということで、従業員の関係、バスの維持管理等を考えると非常にいろいろその辺の問題もありますけれども、現行の中身では今の方法しかないということで、ご理解を願いたいと思います。
質問 差間勝男
課長ね、これ以上私言えということは、談合すれということになりますからこれはこれで言いませんけれども、やはりそこでせっかく同じ町民ですから片方の運送業者というのは、我々の仲間ですよ、同じ町民ですから。そういう方と言うのはね、やはり一つの企業を起こして頑張っている若い方がただ入札 1 本で片方は何十台ある会社、片方は 2~3 台ですよ。それすらもね、行政は確かに今言ったようにこれ以上言えば談合すれという意味に取られ兼ねませんから言いませんけれども、やはりそこで何とかね、行政が話し合いをすれというのはこれは最低価格で出る訳ですからね、そんなことにもならないのではないかなと思うんですよ。要するに、仕事が無くなったということなんですよ。そうして事業所が浦幌ですから、本社は帯広ですよ。どこに税金入るのですか。それは私ね、あまり強く言いたくはないんですけれども、やはりよそから引越して運転手の方に、家族も引越しして、そして一町民になった者をですよ、1 年間限りでそうせざるを得ないと、これは課長に言っても仕方がないことですから、課長はね、法的なものがあるんですからその通りやって当然ですけれども、私はそういうものばっかりをね、追及するのであればいろんな問題がこれから出てきますよ。例えば、いろんな 40 もあるいろんな施設のね、これを管理委託どうのこうのとなってきた場合、全然足りない訳ですからね、今の三つや四つの業者であれば、これは数いくらやるか分かりませんけれども、そういう問題も絡んでくると思うんですよ。ですから将来的にやはりよそからの管理業者も入ってくる機会もあるでしょうし、これは大いに受け入れなければね、そういう仕事の関係上そういうことになるかと思いますけれども、しかし今後ですね、そういうことが中心の考えであればせっかく来た業者も良い業者も入札負けたらいかなければならないと、そうしたら一時的なもので仕事こないですよ、そういう業者はね。そういうことをちょっと心配しているわけでございます。いらないことをちょっと言ってますけれどもね、やはり行政のバックアップが無ければこういう業者というのはね、一般の方はバス頼むなんて 1 年に 1 回ですから、それ以外は行政のスクールバスとか路線バスとかね、そういうものがかなり大事なものになってくると思いますし、大きい業者というのは地元の業者潰しますよ。バスの台数から言ったって。どんどん値下げして、仕事を取ってしまえばいいんですから、潰れちゃったら自分達がやれるわけですから、そういうことをね、私は心配しているので最後に町長、これの答弁をお願いしたいと思います。
答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)
なかなか答弁が難しい質問ということになるのかなと思っております。私どもといたしましては、やはり予算の執行にあたっては、適切な予算の執行、入札の執行にあたっても適切な入札の執行というものを公平な入札というものを心掛けていかなければならないと、このように考えております。そういう中で、予定価格と最低価格を設けていると、予定価格は公表しますけれども、最低価格は公表しておりませんということであります。差間議員もよくご存知のことと思いますけれども、ある入札では浦幌町ではありま36せん。最低価格が何社も並んでくじ引きで決めたということが報道されていたのもご存知だと思います。浦幌町は、予算の執行については、その最低価格ぎりぎりという入札価格ではありませんでした。それを考えていくと、まだまだその私たちの設定の仕方というものもあるかと思いますけれども、やはり自由な競争というものを認めていかなければならない状況にもあると、そういうふうに私どもは捉えているところであります。そういうことで最低価格についてもやはり過当競争にならないようにということを考えながら、設定をしているということでございます。どうか一ついろいろとそれぞれ地元ということでの意味も込めながらの質問ではありますけれども、行政の立場として今のような形でまた予算執行していかなければならないということでございますので、ご理解をいただきたいと、このように考えております。一つよろしくお願いします。