みんなの議会

津別町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月18日

小・中学生の不登校について

2024年12月18日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「小・中学生の不登校について」質問し、教育長 近野幸彦、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
篠原眞稚子 議員
答弁者
教育長 近野幸彦、町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告した件についてお尋ねします。まず教育長のほうになんですが、年々、全国的に増加傾向にある、小・中学生の不登校について、去る 11 月 22 日ですけども増加する傾向にある中で、文部科学大臣のあべ俊子大臣が不登校の児童生徒、保護者に対して大臣メッセージを発出したというようなことがありました。そういう中で、今、津別町の状況がどうなっているかということをお尋ねしたいと思います。もう一つは、不登校になった子のサポート体制についてお尋ねしたいと思います。― 18 ―以上、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 近野幸彦

ではお答えいたします。はじめに、不登校に関しての津別町の状況についてですが、小・中学校から毎月7日以上欠席した児童生徒の数と状況等の報告を受けており、小学校においては、不登校傾向にある児童が6名から7名程度で推移しており、中学校においては、不登校もしくは不登校傾向の生徒が6名前後で推移しております。次に、不登校になった児童生徒に対する学習支援サポートについては、児童生徒個々によって対応はさまざまですが、主な対応としては、学習プリント等の配付、課題データ等の送信、AIドリルを使っての学習、また不登校に限らずオンライン授業も実施可能となっておりますが、本人が希望していないため実施しておりません。また、小学校では、教育相談室を設置し、常時授業に参加することが難しい児童の学習サポートを行っておりますし、中学校においても、学習室または保健室等での別室対応を行っております。よろしくお願いいたします。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 今、教育長のほうから不登校の児童生徒の数ということで、実態についてお話があったところですけれども、ここでは7日以上ということで、俗に言う不登校という定義みたいのがあるようなんですけれども、そこまで深刻にはなっていないのかなというふうな気もするのですけども、問題なのは、今は大丈夫でもというか、いつ我が子が不登校になるかわからないような社会情勢であるというようなことも言われておりますので、現状、不登校の子も登校してもらって、別な所で通常の学級ではなく授業をしているというようなお話も今あったわけですけども、原因みたいなものを調査しているのかどうか、お尋ねしたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

先ほどの7日というのは、月に7日以上休まれる児童生徒― 19 ―については、少し不登校傾向にある可能性があるので報告を受けているという日にちでして、一般的、道教委に報告するものについては、年間継続的または断続的に年間30 日以上休む児童生徒については不登校という形になっていますので、現状、今報告しているのは、現在、毎月学校から報告されている数によって今答弁させていただいたところです。その中で、個人名を書いたものに、この子の今の状況等が全て書かれておりまして、それぞれ、さまざまというか原因はいろいろなんですけれども、その中に全て書いてあるもので我々も把握しておりまして、それがはっきり何かというのを全てわかるわけでもない感じで、それがどういうことなのかということを教育相談員とか教員も含めて現状を把握、協議しながら、何とか完全不登校にならないように進めているところでして、基本的に一番多いのは精神的な不安から体調面で学校に出て来られなくなるというのが一番多いかなという状況です。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 不登校傾向にあるということなので、全国の数字だったかと思いますが、あまりまだ深刻な、俗に社会一般的に言われているような不登校の子はいないのか、いるのかちょっとはっきりわからないんですけど、全国の統計資料によると、今、私の手元でというか調べて、不登校になる要因というんですか、そういうのはちょっと答弁の中にもあったような気もするんですけども、やる気が全く出ない、なんとなくダラダラしちゃって登校時間に起きられないとか、そんなようなことだとか、うつ状態になっているとか、あと発達障がいというようなのが一般的であるというふうに言われているようです。これは要因の大きいものが言われているところなんですが、その不登校が家庭に対して影響も及ぼしているというようなことも出ておりました。子どもが不登校になったために、親が仕事をやめると、大変な状況ではそのようなところも出てきているように思っているんですけれども、全てが学校一つでできる問題でもないし、なんて言うんですか、サポートする教育相談員等、津別町では結構、小学校に関しては人の配置、子どもたちに十分というとちょっと語弊があるかもしれないんですけども、それぞれの分野でかなりの人を、先生方やサポートする先生を配置しているかなというふうに思っていて、これに対してさら― 20 ―にということではないんですけれども、いつ、どんな形で不登校というか、一般的に言われる不登校になる子どもが出てくる可能性があるというようなことが言われていて、毎年、毎年調査をすると、少しずつ少しずつ増加傾向にあるというのが文科省なんかでも懸念しているところであります。何て言うんですか、もう一つなかなか調べるということも難しいかもしれないんですけども、不登校になっている親御さんというか、お母さん、保護者に対してのサポートみたいのがあるのか、もしあるのであれば、どんなような手当てをされているのか教えていただきたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

先ほどの、あまり深刻な者はいないのかどうかという話もあったんですけど、今現在、小学校においては完全不登校に近い児童はいないというか、半分ぐらい出てきたり、1日のうち2、3時間出てきたりとか、そういうもので、中学校になってくるとだんだん難しくなってくるので、小学校のうちになるべく完全不登校に近い形にしないということで、今、一生懸命やっているところで、中学校については、ちょっと今、半分ぐらい、先ほどお話した人数の半分ぐらいは完全不登校に近いような形になっていて、やはり全国的に見ても小学校より中学校のほうが人数は半分ですけど、6年と3年なので半分なんですけど、人数的には全国的に見ても小学生の倍、中学生のほうが倍多いということで、それだけ中学生になってからが難しいということだと思うんですけども、津別町としても、そういう傾向になってきています。家庭的なちょっと問題とか、不安がある家庭については、いろいろ保健福祉課含めて我々と学校と、そのケースごとに会議をもつこともありますけども、普段では学校、担任と保護者、いつもお話ししておりますし、場合によっては、今、教育相談員と中学生の親ともお話ししたりしながら、家庭的なところで何かあるのか、ないのか、今進めているところで、家庭訪問も常々できる家についてはやっているので、保護者とのつながりが切れているということはないという状況です。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 小学校については、あまり深刻であるとか、ないとかというのを決めつけてしまうことは難しいと思いますけども、以前にも不登― 21 ―校と文科省の方針みたいなのは無理をさせない、休みたければゆっくり家庭で休んでもいいみたいなような話も聞いたことがあったんですけども、それが中学校に行くと、そういう感じで何ていうのか、子どもの好きなようにというのはおかしいのですけども、そういうことでずっとしていくと、中学生になると結構大変な数になるのかなと。同じぐらいの小学校でも中学校でも、現在、数字で言えば同じぐらいなんですけど、深刻の度合いというか、そういうのはやっぱり高学年に、あるいは中学校に行くにつれて高くなっているというのは、もうちょっと踏み込んだ何か手当てがあるのかどうか研究をしていただいて、子どもが学ぶ期間はそんなに長くない、学校という中で学ぶ期間というのは年齢的にも限られています。今は大人になってからでも中学校に通えたりとか、フリースクールがあったり、いろんな選択肢がたくさんあるんですけれども、なかなかそういう選択肢といっても管内的には北見に夜間中学というのがあって、こういうのがありますというようなポスターを頼まれて貼るということもあるんですけども、そこに通っている人たちと、現在の不登校というのがちょっと違うんじゃないかなという気もするんですけれども、そんなようなところを注視して、できるだけ健康体で学校に通えるような環境をつくっていただければなと思います。親の力もかなりあると思いますので、全体的にいつでも不登校になり得るというような恐ろしい話も出たり、読んだりするんですけども、それはやっぱり毎日の生活や何かで、朝が起きられなくダラダラと行ってしまって、原因の一つにはスマホだとかゲームだとか、ここにはいろいろあるようなんですけれども、やはり規律正しいというか、そういうようなことを、今、不登校の子の親だけに言うんじゃなくて、全体的に何かさらっとこんなような傾向にあり、もっと学校に通いやすいような環境をつくるというか、そういうことも家庭では大切ですよというのは、私が言うまでもなくもうされていることだろうと思いますけども、決して言い過ぎるということはないんじゃないかなというふうな気持ち、ただ人を、そこの点だけに向かって言うといろんな問題が生じるかなというふうに思いますので、小学生って今こんなような感じでいて、こんなところが問題になっているようだみたいなことなんかもお知らせするというか、そんなことも大事かなというふうに思いますので、その辺のところも学校と話をされて、そんなにたくさんいる子どもの数ではないので、津別町で学ぶ子どもたちという― 22 ―のは、こういう問題にならないような形で進んでいければなというふうに思います。次の、不登校になっている子どもたちへのサポート体制というようなことでお聞きしました。いろんな準備をしても、本人が例えばさっきあったんですけど、ドリルだとかこういう方法もあるとか言ったりしても、本人がやらなければ、なかなかそうだというふうにはならないと思うんですけども、子どもたちに1人1台タブレットで学習できるような状況になっていて、その辺のところは積極的に、ちょっとこれだけではわからないんですけども、ただ、そういうリモートだとかそういう学習でなく対面がいいよというような話もしながら、遅れをとらないようにしていかなきゃいけないかなというふうに思いますので、もうちょっと詳しく、休んでいる子どもたちの学習支援のあり方としていくつか出ていましたけど、今、全員に持たせているものなんかの活用というようなことで、より具体的なもので把握しているものがあれば教えていただきたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

先ほどもお話ししたんですけど、1人1台iPadを持っていますので、実際にコロナの時とか、その後も各家庭と教室をつないで授業のオンライン化をしている時もありましたけども、今、休んでいる子たちは、やっぱりそこまでは求めるのは難しいというか、家で結構1人でタブレットを見ながらまた勉強するというのは、結構それはそれで意欲がないとやれないということで、今やれている状態ではないんですけど、先ほども言ったとおり、いつでもやれる体制にはなっておりますし、例えば学校に出てきてくれれば別室にいて、その教室とその別室をオンラインでつないでできる勉強もできますので、そういったこともやりながら、特に小学校は、本当になんとか家から出てきてくれるということが一番大切で、2時間でも3時間でも、給食の時間からでもとか、そういうことをしながらちょっとでも外に出てくれるということでやっていますし、中学校においても、例えば部活だけでも出てきてもらいたいとか、そういう本当に家から出てきてもらうことが一番重要で、最近では、ちょっと若干北見の夜間中学に通い始めている子もいますけれども、そういったことで完全不登校ということになって家から出て来なくなると一番長引くというか、できれば中学校でしたら卒業を迎える前にはやっぱり学校に出てきてもらいたいなと― 23 ―いうことですけれども、強制的にということにもなりませんし、その後の進路としても今は通信制の高校とかも結構行っているお子さんも多いので、そういった道もあるんですけども、なるべく家から出てきて学校に来てもらいたいなという気持ちはありながらも、そういった本人たちの選択の道も我々も一緒に検討していきたいなと考えています。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 増えていく状況にある不登校について、今お聞きしたんですけれども、津別町に関しては、道教委でもいろんないつでも相談できるような体制をとっているというふうなことが言われているようなんですが、今、教育長から、個々にこんなような対応をしているというようなことで、やっぱり一番は子どもたちの行けないというか学校に登校できないような気持ちの原因を、何となく見つけ出しというか、そしてその子にあった形で登校ができるようにしていくということなんだろうというふうに思います。今お尋ねしたところでは、かなりな部分でされているのかなというふうに聞こえてきました。ただやっぱり大きいということじゃないけど、不登校の子が行っているいろんな学校の様子やなにかがテレビ等で報道されたりするような場面もあって、そこだと本当にのびのびというかはわからないんですけども、いろんな形で普通の学校には行けなかったけども、ここなら行けるというふうに、別な部分に行っている子もいるように思います。そういう選択肢が近くにないので、どんなふうにして補うかというふうなことになったときに、先ほどおっしゃったような個別にいろんな、俗に言う手を変え品を変えしてなんとかというふうなことをされているようなことをうかがいましたので、その線に向かってというか進めていってもらいたいと思いました。行かない子に、私はもっとタブレットとかそういうようなものが、もっともっと活用されているのかなというふうに思ったんですけども、実態としてはそうではない、まさかそういう環境に家庭がないということではないのかなというふうに思ったんですけども、十分家庭でも使えるような状況に登校している子どもたちの家庭はそうであるというふうに思われています。ちょっと調べていくと、なかなか経済的にそこまでできないというようなところに― 24 ―は、就学援助というんですか、その項目の中にWi-Fi環境を整えるような、全額ではないと思いますけど、そういうことをしているところもあるようなことを見かけたので、もしそういう環境にない、学校ではできるんだけど、家庭では使えなかったというのがそういう原因でないというふうに、もしあるんだったら別な方法を考えてもらいたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

今、経済的に難しいところのタブレットの話がありましたけども、前に調査したところによると、家庭にWi-Fiがないという家はほとんどないということで、経済的にそんなに苦しくても皆スマホとか持っているということなので、実際、家にWi-Fiがないと、かえって経済的に苦しくなるということもあると思うんですけども、無いということで聞いております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 ちょっと懸念していたようなところの質問の答弁としては、ほぼ満足がいけるような形かなと。対応の仕方についてそんなふうに感じましたので、引き続き、一人一人の子どもたちを大切にする教育というか、学校であってほしいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。何か特別されたことがあればお聞きして、無ければ次に移りたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

多分、昔であれば、本当に学校に行かないとなれば親が無理やり怒りつけてでも行かせていたと思うんですけど、今はそういう時代でもなく、やっぱり無理やり行かせたりということではないので、どうしていくことが一番その児童生徒、保護者にとっていいのかということを今後も考えていくということで、今、特に小学校の教育相談員の先生が親身になってお話をしてくれていて、結構、保護者の相談も少し増えてきていますので、そういったところを中心に、担任、教育相談員、それから児童生徒、親と、そういう中でなるべく良い方向に向かうように進めていきたいと考えております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 二つ目の質問を町長にしたいと思います。高齢化社会のデジタル化に伴いインターネット等の情報通信技術ICTを利用できる人と、利用できない人との間にもたらされる格差、あまり言葉は好きじゃないんですけども格差が問題視されています。問題解決に向け、高齢者がいつでも相談できる窓口環境を整えることが大事じゃないかなというふうに考えております。窓口を設ける考えはあるのかないのかというのをまず1点聞きたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、高齢者のデジタルデバイド問題についてお答え申し上げます。行政の手続き等に関して申し上げますと、さまざまな事業や手続きの情報提供や周知に関しましては、ホームページ等の電子媒体を活用するようになった現在も、広報や回覧板、直接的な郵送による手段を実施しておりまして、加えてデジタルサイネージを活用した動画での広報活動等も進めているところです。また、申請や申し込みにつきましても、来庁しての手続きに加え、郵送や代理での手続きなど、弾力的に対応しており、高齢化の著しく進行した本町に即した対応を進めてきているところであります。デジタル機器がない、使えないことによる行政上の情報格差等はないよう努めており、手続き上のご相談にも対応してきているものと考えております。他方、一般的な社会情勢としては、デジタル機器の有用性・優位性は、加速度的に上昇してきていることは明らかな状況かと思っております。現在、若者から壮年世代までは、ほとんどの方々がデジタル機器の取り扱いに精通し、高齢者の方々において― 26 ―も、毎年、取り扱える方々が増えている状況かと推察しています。しかしながら、デジタル機器を使いたい、もっと使いこなしたいという要望があることに応えるべく、町では、令和4年度から毎年度、実施形態は異なりますが、スマホ教室を3回5日間実施し、来る 12 月 20 日、21 日にも実施する予定としており、高齢者等の方々が何でも相談しやすい教室を提供してきていると考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上です。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 町でいろんな話のたびにホームページを見てくださいというようなのが結構多くなって、その言葉にホームページまでたどり着くのが大変というような声もあったりとか、確かに毎年、長期間じゃないんですけどもスマホ教室を実施しているのも承知はしています。今回のチラシ、これも広報か何かに入っていたのかと思いますけども、こういうのもやって、この便利さを皆さんにというような動きであるということは違いないんだと思うんです。ただ、なんというか残り少ないんだと思うんです。多分、そういう恩恵にというか、あたっていない人というか、現実にまだスマホでない方もいらっしゃいます。その方の話、同世代みたいなものなんですけども、聞くと便利さというのがわかっていないみたいなんです。こういう教室とかになると、一定のレベルにあわせて進んでいくみたいなことになるからそうなのかどうかわからないんですけども、私は、こういう講座を何月何日何時から行いますというよりも、もっと違ったやり方があるんじゃないかと。高齢者の集まるようなサロンだとか、例えば寿大学だとか、老人クラブと、そこでやりたくないというふうに言われればそれまでなんですけども、津別町ではサイネージだとか広報だとか、病院だとかにもあるし、さんさん館にもあるし、今、銀行にも置いてあるようなので、ちょっと時間がある人は、そこから情報を仕入れるということもあるかと思いますけども、何ていうかもう既にそれは私は無理みたいな感じになっている人もいるので、そんなにたくさんの高齢化率が高いとはいいながらも、頭数にするとそんなに多い数じゃないし、この持たない人とかこういう人は、必要ないというふうに言い切っている、それは国かなにかで調べたら 90%ぐらいは必要ないからいいんだよと言― 27 ―っている、持たない高齢者の中ではそんなふうな話もあるのは事実ですけども、にもましてデジタル化、デジタル化と一方では言われて、もう各家庭にもWi-Fiがね 99点何パーセントぐらいまでを国はデジタル庁か総務省かどこかで言っているみたいなんです。そうすると、ここで生活していく上で必要なことであれば、やっぱりもうちょっと細かく、本当に便利なものに触れる機会をもっと、あまりハードルを高くしないで知ってもらう機会というのがあったらいいかなというふうに私は思って、今回ちょっと情報格差というふうに言ったんですけど、でも持っている人と持たない人と、サイネージを見る人と、見ない人とか、あるいはネット環境があって何でも自分でサッと調べられる人、そうでない人というのは、わずかな差があるのかなと。あと災害やなにかの時でも、すばやく個人で情報を入れられるというのは、ものすごくちゃんと使っていけば便利なものに違いない、そういうようなことを噛み砕いてというか、できる場があればいいかなというふうに思っています。今、休憩のところでもちらっとここの辺の話を聞いたんですけども、うちの誰々は、もうカタカナで一つ、二つ言われると拒絶反応を示しちゃって、もうそれより先に行かないというようなのが高齢者全部じゃありませんけども、一部かもしれない、カタカナ言葉に慣れていないのが矢継ぎ早にどんどんどんどん言われてしまうととてもできない、そういう人を行政がサポートするのかというと、それはそうでないかもしれないというふうに実は思う部分もあるんですけれども、でも、こういう時代になったということなので、大げさに言えばSDGSなんかでは、誰ひとり取り残さないとか言っているので、それがその言葉がそっくり当てはまるかどうかはわかりませんけども、あとわずか、まだできる人がその利便性というかそういうことを知らないで、こういう講座があっても、もう無理というふうに決めている、そういうところになんかそうでなくて、例えば今、人がそんなに人的にいつでもどうぞというふうにウェルカムみたいな感じにはなっていないにしても、相談に応じる窓口が定期的にというか、短い時間であるというふうなことになれば、もうちょっと違ってくるんじゃないかなというふうに思います。具体的にはというか、ウッドリームだとか、それから今できたサツドラの横の公共スペースみたいのがありますよね。そこに毎日じゃなくても、ちょっと対応できる人がいれば、あまり堅苦しく今日は何とか講座に行くというようなことでなく、触れていって、そ― 28 ―ういう情報やなんかを自分でキャッチできるようになるのではないかなというふうに思うんですが、どんなふうにお考えでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

今、デジタルということですけども、一般の方たち、私も含めてそうですけども、やはりスマートフォンを持っているか持っていないかは随分世の中を生きていく上で利便性が違ってくるという状況であります。ただ、お持ちでない方も、それでは何もしていないかというとそうではなくて、やはり今までの紙ベースを通じて、お知らせ等必要なものはさせていただいているという認識をしています。議員もご承知のとおり、平成 23 年から2年に一度、住民満足度調査をやっております。令和元年から、いわゆるデジタル機器の所有状況について調査をしているところですけれども、確実にお持ちの方が増えてきているんです。例えばスマートフォンでいけば、最初に調査を行った令和元年では、持っているという方が 54.3%でしたけれども、その後、令和3年の調査、そして直近の令和5年でいけば 76.7%に増えていると、逆にガラケーが令和元年に 27.3%あったのが 10 ポイントほど落ちて、今 17.6%というふうな形になっています。何も持っていないという方が、令和元年には 11.3%あったのが、令和5年では 6.4%ということで、来年はまた満足度調査の実施時期になりますけれども、多分これはまたスマートフォンの所有状況は8割を超えていくんじゃないのかなというふうな予測も立てているところです。本来的にスマートフォンを持っていると、使い方というのは売った先といいますか、機種やさまざま会社がありますので、そこで受付をして、そこで無料の教室を開催しているところでありますけれども、こういう小さな町になると、そういう店もありませんので、国の補助金も活用して、これまで地元でもそれができるように、スマートフォン教室を進めてきているところでありまして、これは今後についても行っていきたいというふうに思っているところです。そうした中で、議員から提案のありました老人クラブだとか、あるいはサロンだとか、そういったところでもできないかということでありますので、これはできるかできないか、ちょっと即答はできませんけれども担当のほうで可能かどうかも含めて今― 29 ―後検討していくようにしていきたいなと思っています。また図書館がこれも聞いている話ですけども、図書館ができて学生たちがよく勉強をしています。特に中間テストだとか、期末テストになると、かなりの賑わいで図書館や下のロビーが使われているようでありますけれども、そういったときに学生がお年寄りのスマートフォンの使い方を教えてあげている、聞いているんだと思うんですけど、そういう光景を目にしますという話も聞いていますので、きっとそういうこともスマートフォンを通じての世代間交流というんですか、教えてもらった人は、きっとその子に今度何かお菓子でも買っていってあげたいなとか、きっとそういうようなことも思うのではないかなというふうに思いますので、そういうところも広がっていけばなというふうに考えているところです。以上です。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 今、答弁の最後のところで微笑ましい話も図書館での一コマを聞いたんですけども、確かに満足度調査をすればスマートフォンというか所有者というか、どんどんどんどん増えてきているのは事実だと思います。せっかくたくさんの機能があるのにカメラと電話だけとかそういうふうになっているので、段階というか、要は宝の持ちぐされみたいな、私もそんなに全部ができるわけじゃないんですけども、いろいろ教えてもらっていると、こんなこともできる、あんなこともできるというようなことで、便利さというのもありましたけど、タイミングよく教えてもらっても1年に1回か2回しか使わないとまた忘れるということがあるんですけれども、やっぱり本来、使い勝手の良いものであるというような、いろんな段階があって、利用のレベルもあるというようなことをちょっと調べると書いてありました。一段階目は通話、ただ話ができればいい、あとカメラで写すとか、2段階目になるとLINEができるとか、そしてコミュニケーションができるようになっていくのが2段階目で、3段階目、さっきそこで話しているのをちょっと耳にしたんですけど、アプリを入れられる。4段階目で決済ができるという、こう段階を経ているようです。どこかでやっているというのを読んだんじゃないんですけども、どういうことなのかなと、自分でもいろんな機能がたくさんあるけど、どの辺までいけるかな― 30 ―というふうに思ったときに、やっぱり、せっかくスマホを使おうというふうに思ったときに、聞く場というか相談の場がないというのは非常に、買ったところでと言ってもなかなか難しいかもしれないので、図書館でもこんなような利用をしていたというようなことを、何気なく図書館の利用について、この間、高校生とか中学生が、おじいちゃんやおばあちゃんにこんなふうなことで教えていましたよなんていうのも、ここで津別じゃなきゃできないかもしれない、都会に行って話しかけるのもどうかというようなところで、そうはいかないので、それは小さな町の顔の見える、人口全部の顔がわかるわけじゃないんですけども、そういうほのぼのとした、あったかいようなものもお知らせしてもらうと、今度行ったときに誰かいたら教えてもらおうかなというような人も出てくると、そこでまた世代間の交流だとか、そしてスマホのレベルを一つ上げるというようなこともできるかなというふうに思うので、やり方はいっぱいあると思います。せっかく持っている人たちが複数の機能を使えるような手立てを、いろんな角度でされたらいいかなというふうに思いますので、聞ける人がいるということで非常に助かっている部分があります。なかなかすぐ聞ける人がそばにいる、いないというようなこともあるので、やっぱりこういう時代になってきているということを踏まえて、やっぱりいつでもどこでもじゃないんですけども、そういう感覚で町民全体のスマートフォンに対するレベルが上がるようなことをやっていただきたいなというふうに思っています。さらに何かありましたら、お答えをいただいて、なければテーマがそんなにたくさんじゃないので、実態とお願いというようなことであるので、終わりにしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今、参考までに図書館でのお話をしましたけれども、これまた何かの媒体を使って伝えていくと、ちょっと本来的には勉強に来ている子どもたちですから、そこに今度行くこと、教えてもらうことが目的にした人たちがたくさん現れると、今度、子どもたちもちょっと困惑してくるような状況になるかと思います。ですから、こういったものは口コミが一番いいのではないかなと。そして、やっぱり勉強の邪魔にならないように、ちょっと聞いたら教えてくれるかもしれないよという― 31 ―ことでやっていただければなというふうに思うところです。スマートフォンも持っていると便利なんですけれども、同時にお金も結構かかります。まず機種を買わなくちゃいけませんし、通信料も結構なものです。それを考えるとやっぱり持てないという人も当然中にはいるかと思いますので、それを無理にまたデジタルの世界に引っ張り込んでくるというのもどうかなというふうにも思いますので、やはり自然ともう十年も多分すれば、また違う世代のものが売り出されているのではないかなと思いますけれども、先に進んでいくのに全部追いついていくのは大変ですけれども、できる限り機器をお持ちの方は、それで少しでも多く対応できるように行政としてもできる範囲の中で拡大できるものは拡大していきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 聞く人、聞きたい人、その場所等いろいろあると思いますので、今一番やれることを選んでいただいて、進めていっていただければなと思います。確かにスマホ自体はもうびっくりするような値段になっているようなので、簡単にはいかないかもしれませんけれども、国の方針みたいなのがそういうようなことで、いかにも持たないと、そういうパソコンだとか、タブレットだとか、そういうところから情報を瞬時に得られるような生活でないと困るような話も、数字も出ていたりするので、そこだけポッと見ちゃうと、取り残されてしまうかなというふうな不安も出てくるんじゃないかと思います。不安があったり、それから購入時にはかなりの費用がかかると。いろんなことで、その中で個人が判断することだろうとは思います。判断して持った人に対しては、せっかくあるのに使わないのはもったいないということで、それをいろんなハードルを上げない中で、少しずつ町民の人の使うためのレベルみたいなのも上がり、災害時なんかはすごく便利な情報の手段であるというふうに言われているので、その辺のところも、それと今までどおり紙媒体だとか、広報だとか、サイネージだとか、いっぱい確かに得ようと思えば同じぐらいの、個人でしなくてもいいぐらいの情報が町からは出されているのも承知していますので、その時にあったというか、一番タイムリーな情報の発信の仕方というのをこれからも研究をしていた― 32 ―だきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。終わります。ありがとうございました。

出典:津別町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月18日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる