津別町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月14日
中高生への支援の拡充について
2024年3月14日、津別町議会の一般質問で、小林教行議員が「中高生への支援の拡充について」質問し、教育長 近野幸彦、建設課長 石川勝己、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 小林教行 議員
- 答弁者
- 教育長 近野幸彦、建設課長 石川勝己、町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 ただいま、議長の発言のお許しをいただきましたので、先に通告した件についてお尋ねいたします。中高生への支援の拡充についてであります。津別町議会は町民の声を町政に届けるべく、2月 10 日に女性団体と、2月 17 日に― 55 ―青年団体と意見交換会を行いました。さまざまな意見、要望があげられましたが、その中でも特に若い世代が重視しているところ、早急な対応が必要と感じましたのが、中高生への支援を拡充してほしいとの声でありました。これからも若い世代に津別町に住んで子育てを続けていただくためにも、今後の対策が必要であると考えます。そこで、次の点について伺います。一つ目に、中学生の部活動について、保護者より平日の他校への送迎が負担であると聞いているが、他校への送迎について今後どのような対応を考えているのか伺います。二つ目に、現在、中学生は夏期及び冬期などの休み期間中には公設民営塾を利用することはできますが、高校生と同様に通年で利用することはできないか伺います。三つ目に、町外に通学している高校生に対して、交通費を助成することはできないか伺います。以上、3点よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 近野幸彦
それでは、中高生への支援の拡充についてお答え申し上げます。まず一つ目の質問については、先ほどの渡邊議員の答弁とも重複しますが、送迎について保護者の負担になっていることは十分理解しておりますが、バスなどでの送迎については、人員体制、各部活動の練習日、時間帯等への対応も含めて非常に困難であり、現状としては保護者等の皆さまにご負担していただくしかない状況です。という答弁ですけども、先ほど渡邊議員に回答したとおりで、また今後、4月始まってから検討したいということであります。次に、二つ目の質問については、中学生対象の塾を開設してほしいという声があることは理解しておりますが、まず前提として、津別町における公設民営塾は、ご承知のとおり、あくまでも津別高校の振興対策のために開設しております。そして、夏休― 56 ―み、冬休み、春休み中学生無料体験会については、津別高校進学の魅力の一つとして塾を認知してもらうことを目的として開催しております。そういう中で、中学生の塾の通年開設は、これらの趣旨とは異なるものでありますので、義務教育を担う町がどこまで公設で担っていくかは非常に難しいところです。以前にも説明しておりますが、全道的に見ても中学生の塾を公設民営化、公設公営で開設している市町村は、おそらく1割に満たないと思いますが、そのうち高校が存続している中での開設はごく少数でありまして、その他に津別町と同じように高校の振興対策としての開設が 10 市町程度あり、高校の振興対策を進めながら塾を開設するというのは、各市町ともなかなか一歩が踏み出せないというのが現実だと思います。中学生対象の塾を開設してほしいという要望は理解できますが、多くの人が津別高校を残したいという思いで振興対策を頑張っている中では、少しでもマイナスになることは避けたいというのが基本的な考えでありますので、ご理解いただきたいと思います。次に、三つ目の質問ですが、この件につきましては、過去にも何回か山内議員の一般質問に対しまして町長から答弁しているところですが、基本的にはその答弁からかわりありません。町外への通学生に対する助成につきましては、20 年来の要望でもありますので心情的には理解するところでありますけれども、ご承知のとおり、津別高校は当時よりもさらに厳しい状況に置かれており、存続に向けてさまざまな努力が続けられている中では、非常に難しい状況です。オホーツク管内でも、訓子府町と置戸町がふるさと銀河線からバス転換した影響により助成しておりますが、それ以外は、町外に通学する生徒に対しての助成は行っていないと聞いております。現状としては、津別高校の存続に大きな影響を与える可能性のある町外への通学生に対する助成は困難であると考えているところです。以上、答弁とさせていただきます。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 先ほど渡邊議員に答弁いただきましたのを聞いて― 57 ―おりますと、教育長もこの中学校の部活動というのは非常に重要であり、重要な学校教育活動の一環であるという認識であると、保護者の送迎というのは解決すべき課題であるという認識をお持ちということは理解いたしました。その中で、早急な対応を4月から検討していくとのお答えでもありましたけれども、やはり渡邊議員もおっしゃっておりましたように早急な対応が必要かと思われます。その中で、4月、これから始まる前にやるべきことはあるのではないかということで、少しご提案をさせていただきたいと思います。まず、既存バスの利用はできないかということであります。北見バス、今、津別から美幌に通っておりますけれども、時間帯があわないということも伺っております。ですけれども、北見バスには津別から負担金も払っておりますし、時間帯の変更というのができるのかできないのか、その辺りを討論されたのか、また、できる、できない、障害というのはどのようなものがあるのか、これを建設課長に伺いたいと思います。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
地域公共交通を担当しているということと、それから北見バスとの関わりということで、私に対してというふうに思いますので、地域公共交通の担当ということで今のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。北見バスさんの運行時刻の変更ということに対する要望に関しては、具体的には検討はしておりません。会社に対して要望するという部分については、要望できる、できないという部分でいけば、できないことはないので、逆に言うとできます。ただ、要望するにあたっては、私、個人的に推測する幾つかの課題があるというふうに思います。全てではないのですが、思いつくがままお話をさせていただきますと、美幌、津別間を走っているバスが、間違っていなければ美幌営業所さんを中心に北見営業所の運転手さんも含めて運行されています。運転手さんや車両に関しては、津別、美幌間だけではなくて、ほかの路線も含めてシフトが組まれているということで聞いていますので、単に津別、美幌の一つのバス運行の時刻をかえるにあたっても全てに影響してくるんですということは、別の話で以前に会社の方からお伺いしたことがありますので、簡単にはいかないかなというふうに思います。― 58 ―あわせて、今いろいろニュース何かでいわれています運転手さん不足の問題もありますので、簡単な話ではないかなというふうにも思います。もう一つ要望するにあたって、津別町の中で、我々としても調整をしなきゃいけないかなというふうに考えますのは、今、現在の時刻表のとおり利用されている方、特に夕方の時間になると思いますが、美幌から津別高校に通っている高校生、逆に津別から美幌高校に通っている高校生の通学で利用されている方が主な利用者の時刻であります。また通勤の方も若干利用されている時間帯のバスでございますので、そこの今、利用されている方の合意だとか、調整だとか、そういうものをしなければ町として会社のほうに要望しても、ちょっとまた違う意味で手戻りになってしまうかなと思いますので、調整項目は幾つかあるというふうに考えます。以上です。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 今あるバスを利用できればとも考えたんですけれども、なかなか調節が難しいとの答えでありました。しかしながら、やはり保護者といたしましては何か動いてほしいというのが実情であると思います。この今、建設課長がおっしゃられましたような調節というのも、ぜひ保護者のほうからぜひ調節してみてほしいという声が上がりましたら、調節いただきたいと思います。また、あわせてほかにも既存のバスは津別町内で走っております。火曜日と金曜日に走っております花バスですとか、また学校教育の一環ということでしたらスクールバスも使えるのではないかと思いますけれども、この今、走っている二つのバスが使えるかどうか伺いたいと思います。
答弁 建設課長 石川勝己(建設課長は2024年3月まで)
これも車両の関係で運行を担当していますので、私のほうからお答えさせていただきます。花バスの車両については、使えるかどうか確認しなきゃいけません。時間帯的には空いていますが、補助金をもらって車両を購入しているため、あそこのコミュニティバスとして購入している車両のため、そのほかのことで使えるかどうかは確認しなければわかりません。― 59 ―スクールバスですけども、時間帯、普通の今、通学で使っている時間帯とかぶる部分が出てくると思いますので、そこの調整が必要かと思いますし、運転手さんの、いわゆる 2024 年問題、運転手さんの問題として運転ができない時間になってしまうというようなことにもちょっとなりますので、ちょっと検討しなければならない課題は多いと思います。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 検討しなければいけない課題というのは理解しました。ですけれども、やはり先ほどから申しておりますように、何か対策のときに、ぜひ、これだけ聞いてみたけれどもうまくいかなかったんだというところと、全然やらないで無理だったというのではまた違ってくるのかなと思います。また、バスにつきましては、ランプの宿のバスも使えるかもしれませんし、ほかにもバスの調節はできそうだというお答えも渡邊議員のときに聞いております。それ以外でどうしてもやはり運転手さんの確保がネックになっているということも伺っております。その中でライドシェアですとかそういったところ、地域、地域で協力できることはないか、また既存の会社とかぶらないように地域おこし協力隊に要請することはできないか、そういったそのほかにも、やはり夜の時間帯の送迎が非常に遅い時間はやってくれないというような、そんなようなお話も聞いております。そういったところでのビジネスチャンスにもつながるということも聞いております。地域おこし協力隊を養成する考えはあるかどうか伺いたいと思います。
答弁 教育長 近野幸彦
今、お話されたとおり、やっぱり運転手の確保というのは難しい問題でありまして、ただちょっとライドシェアというのは保護者のいろいろな心配とか安全なのかということからすると、かなり社会的にもう少しライドシェアの部分が認められた状態にならないとちょっと難しいのかなと思っています。地域おこし協力隊というのは、スポーツクラブの指導者という立場でも、地域おこし協力隊という話もだんだん出てきています。今後、走行にはちょっと難しいかもしれませんけど、一つの可能性としてはないこともないのかなという程度の今の認識であります。― 60 ―
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 保護者の不安、負担というのを減少させる一つの解決策として、もう一つ、送迎というのがやはり人員が足りなくて難しいということでございました。やはり保護者、この放課後の時間3時ぐらいですと共働きの世帯が多く、仕事をされていることから負担が大きいというようなお話も聞いております。ここも、やはり送りだけでも何とか既存のタクシー会社にお願いしてやっていただくとか、もしくは先ほど火曜日と金曜日、花バスとありましたけども、曜日ごとにやっていただくですとか、100%の回答ではなしにしろ、送迎の送だけを町が負担して、お迎えになると、やはり仕事も終わられているご家庭も多いでしょうから、そこの部分については保護者の負担をお願いする、やはり、そのように 100%ではなくても 50%でも回答を出していくというのを模索するのが大事になるかと思いますけども、お考えを伺いたいと思います。
答弁 教育長 近野幸彦
そういったこともいい案だと思いますけども、ただ、多分、行くときだけ送っても、帰りもということで同じようなことになってくるのではないかなということが予想されますので、先ほど渡邊議員のときにも説明したとおり、あと、今、石川課長からあった花バスとか、現状の人数としては、それほどバスケとサッカーでは人数が多くないので、バスまでではなくても何か使える車両があれば、ちょっと検討する部分があるのかなというふうに考えております。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 できるところから少しずつでも進めていっていただければと思います。部活といいますのは、それぞれの部活によって体力の向上ですとか、団体競技ではチームプレイによる協力する心の力の醸成など、先ほど教育長もおっしゃっておりましたけれども、心身ともに健全な成長に深く関わってくると考えられます。各部活により、さまざまな事情がありますけれども、送迎ができないからと子どもたちがやりたいことを諦めなければならないことがないように、今後も対応いただきたいと思います。次に、塾の通年化についてに移りたいと思います。― 61 ―現在、北見や美幌に通っているのが現状で、保護者からやはり負担になっている、以前でしたら津別にも塾があったので、また復活してほしい。今、高校生の塾があるので、そちらに通わせてもらうことはできないのかというような趣旨のことでございました。学生の本分は学業でありますので、学力の向上というのは非常に大事なことでございます。しかし教育長のおっしゃるように、義務教育を町がどこまで、義務教育を負担しておりますので、その後どこまで町が負担するのかというところもお話はわかります。しかし、中学生またその保護者が求めているのは定期的な勉強の定着、習慣化でございます。やはり勉強というのは運動と同じで、続けていくとどこまでも上がっていくと考えられるところでございます。今、町内中学生が学べる塾がありませんけれども、教育長先ほどのお答えの中で、何が一番ネックになっているか、もう一度伺いたいと思います。
答弁 教育長 近野幸彦
先ほどからも言っているとおり、中学生の塾はあったほうがいいとは思うんですけども、公設でそこまで塾をもつ必要性というか、多額な金額もかかってきますし、そこまでは考えていないということでありまして、例えば北見地方に通うと3万何がしという月謝がかかりますけども、今、ICTの時代に中学校でもタブレットを使っておりますけども、オンライン通信の塾みたいなものでもタブレットを使うことでオンラインで先生とつながったりとか、そういう時代でもあります。そういう中で、そうなると北見、美幌に通う塾の何分の一かの月謝で済むわけですけども、そういった今の時代のことも含めて、本当にそこまで中学生に対して塾が必要なのかということは、今のところ、そこまでできないという回答であります。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 タブレット、オンライン通信を使った塾もあるとのお答えでした。そういったことも保護者に伝えてはいるんですけれども、やはりみんないる中で机を並べて、静かな中で先生の話を聞くというのが一番集中できるという子もおりますし、もちろんICT、今の子でしたらタブレットの使い方は慣れていますから、慣れている子どもも多いかもしれませんけれども、やはりそこに通って、― 62 ―しっかりと塾の先生の前でお話を聞くというのがあっているというか、それが成績につながると考えている保護者、生徒というのが多いと伺っております。また学力というのは、その津別町の年代によっても分母が小さいですからばらつきがあります。その中でも、あまり比較対象はほかのところとの比較などしてもあまり意味はないのですけれども、この塾を通年化することによって、必ず平均点というのは上がると思います。津別の子どもたちの学力を向上させて、そして今後、津別に戻ってきてくれたときに、その力を発揮するためにも塾の通年化というのが必要ではないかと思いますけども、教育長の考えを伺いたいと思います。
答弁 教育長 近野幸彦
十分理解できます。塾を開設すれば成績は上がっていくものと思います。先ほども最後に説明した津別高校の部分の関係もありますし、今後ずっと塾を開かないのかということは検討する余地はあると思うんですけど、今の時点では開設できないということでありまして、例えば、まず冬休みの塾は9名しか応募がなかったんです、例えば最初にそういう塾を開設して、どの程度需要があるのかを調べてみるとか、そういうことから始めてみるということもあるかなと思っていますけど、今後、今の時点ではということであります。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 今の時点と、教育長のお答えでしたけれども、国が異次元の少子化対策として、小さい子どもたちの支援の充実を非常に図っているところでございます。その中を見ましても、やはり中高生への支援というのはまだまだ足りていないと感じております。私たち津別町の支援を行っている子どもたちの支援、ほかの町村でやっていて津別でやっていないところを探すほうが難しいぐらい、ほとんどやっているんですけれども、国でそれをやることによって、ほかの町村でもどんどん平均化していきます。やはり選んでもらえる、来てもらえる、津別に住んでもらえる、住み続けてもらうというためには、他町村より抜きん出なければならないと考えております。そういった意味でも塾の通年化、早目の検討をお願いしたいと思います。今のことについて答えをいただいてから次の質問に移りたいと思います。― 63 ―
答弁 教育長 近野幸彦
今の時点というふうに申し上げましたけど、今後のいろいろな要望とか、そういうものを考えながら検討しないわけではありませんので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 では3点目の他市町村に通う高校生への交通費の助成についてであります。平成 21 年、平成 27 年と山内議員より町外の高校に通う高校生へのバス代の支援はできないかということに対しまして、町長は津別高校振興対策とやっていることが反対になるからできないという旨の答弁をされておりました。しかし、町づくりに興味ある若い世代と意見交換をしましたときに、やはり強い要望がありましたのが、津別高校振興対策はわかるけれども、町外から来る津別高校への生徒にバスの助成をしていて、町内から町外高校に行くときに支援が何もないというようにいわれました。奨学金の制度ですとか、他にも保険料の無料ですとか、高校生に対しての助成は他の町村よりも厚いと感じておりますけれども、やはり、そこがネックになっておりまして、高校生への支援が非常に薄いと、津別町の政策に対する不満、不信感があると伺っております。小中学生までは津別に通い、高校は子どもにあわせて北見に転居するという話も伺っております。津別高校振興対策は十分理解しております。津別高校振興対策と町外に通う高校生への支援、別のものとして考えていただけないか伺いたいと思います。
答弁 教育長 近野幸彦
何度も同じ答弁になってしまうのですけど、今のところの政策として、津別高校優先という政策になっておりまして、そういう中で、十分この20 年ぐらいずっと補助を求める声がある中で、非常に心苦しいところですけども、津別高校振興対策も正念場ということもありまして、ほかの町も含めていろいろ厳しい町の中でも、津別高校を最後まで残していくという中では、今のところ難しいなというふうに考えています。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 町長に伺いたいと思います。もう一度、津別高校を存続させる意義について伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
一言で言えば、地元にある高校だからです。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 地元にある高校ということで、地元愛を育てる、地元が好きだから、いろいろなことが浮かんでくるかと思います。ですけれども、この津別高校を残すことが目的になっているように感じます。私は津別高校を残すことによって、そこに津別への愛情ですとか、愛着ですとか、学びが深くなる、選んでもらえる高校であるというのを目指すべきだと感じております。ただ単に残すだけではなしに、津別高校は津別高校で津別の子どもたちを、また他町村から来た子どもたちを津別に愛着のある大人に育っていただくべき高校であっていただきたいと思っております。ですので、津別高校振興対策、ほかの町村から来るバス支援するということに何の異論もありません。さらなる津別高校振興対策を行い、予算に限りがありますけれども、予算に限りがないのであれば町立高校にして総合学科ですとか、いろんな学校をつくり呼び込む、また寮をつくって町外から、道外から来る人たちも取り込むなどいろいろありますけれども、予算に限りがありますので、それはできないというのは重々承知しております。この限りある中で、津別高校の振興対策はぜひやっていただきたいんですけれども、これとやはり町外に通う高校生、その保護者からすると、やはり不信感があるというのは否めないところであります。伺いましたところ、津別高校の制服も無償貸与していたり、教科書も無償配布しておりますけれども、そこのことについては保護者から何ら言われることはありません。ですけれども、やはり町外から通ってくるというのに対してのバスの助成はあるけれども、町外に行くバスの助成がないというところの不信感、これをずっと言われているのは、今、高校に通っている保護者だけでなく、高校をほかの美幌、北見に通わせてもう卒業したけれども、やはりここが一番納得いかなかったと、自分たちの子どもたちのために、津別に住んで津別に税金を払っているけれども、高校に通うときに何の支援もしてもらえなかったというのが、ここがやはり一番で、何の支援一番は― 65 ―何ですかと伺いますと、やはりバス代ぐらい、交通費ぐらいは出していただきたかった、予算が幾らでもあればという話もしました。小中学生につきましては、今後、給食費の無償化ですとか津別町独自の取り組みでまだまだ子どもたちに対して協力されていくかと思います。金額にしましても給食費無償化をみますと、おそらく予算書を見ますと今 200 円のところ無償にするとしましたら 1,500 万円ぐらいかかるのかなと思いますけれども、非常に平等かなとも思います。それと同じぐらい、やはり町外に通う生徒へのバスの助成、交通費の助成というのは、やはり平等性につながるのではないかと思います。お答えがあれば伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
経過を説明させていただきたいのですが、通学者に対する補助というのは、昭和 51 年の1月1日から始まっています。これは開成線の町営バス通学運賃補助要綱というのをこの時つくっていまして、北見市へ通う生徒に定期券の半額を助成しています。これは町営バスを走らせていましたので、北見バスが走っていたのが撤退したので、町営バスを走らせるようになったんです。それに対する利用促進という意味合いももっていたわけです。そして昭和 60 年の4月1日からは、昭和 60年の3月に、ご承知のとおり国鉄相生船が廃止になりました。今度は鉄道ではなくてバス通学になりますので、その路線バスの通学生に対する通学費補助要綱というのができまして、国鉄運賃との差額の半額を支援するという内容になっています。これは平成4年4月から、その後、補助率を引き下げまして、平成5年度で終了するということで決まったわけなんです。その後、平成5年で終了いたしまして、令和5年の4月1日からは北見市に通うお母さんたちといいますか、保護者から請願がありまして、町営バス通学者に対する補助要綱というのがこの時できまして、平成 16 年の3月 31日まで延長しましょうということになって、平成 16 年3月 31 日まで支援をしていたという内容です。その5年以降なんですけれども、令和7年の4月1日からなんですけれども、これはちょうど高校の中学区、ここで平成8年から平成 10 年の間に3間口減という道教委からの提案が出てまいりまして、その時、津別高校はまだ2学級、2間口あったんです、これを何とか確保しようということで、町議の皆さんも当時すごい運動をしていました。そこで町営バスの通学者に対する補助要綱が、この時一部改― 66 ―正されまして、町外からの通学生に対し初めて支給が開始されたのが平成7年の4月1日なんです。そして翌年の4月に津別町振興対策協議会が設立されました。ですから、この時期は町外から来る人に対する補助と、それからこっちから北見市に向かう子どもたちの部分も並行して行われていたわけなんですけれども、外に行く子については平成 16 年の3月 31 日までということで決まっておりましたので、この時点で終了ということになったわけです。その後、今度高校のほうは、だんだん二間口が一間口になり、一間口も危なくなってくるというような状況で、いろんな取り組みがさらに津別高校を存続していくためのさまざまな助成制度ができて、今日に内容をさらに公設民営塾ができたりとか、いろいろ豊富化しながら今日に至っているわけです。平成 21 年に山内議員さんから同種の質問がございまして、それは振興対策、町で全て、こういう経過がありますので、町の意思で全てを決めるということはちょっと問題がありますので、振興対策協議会にお諮りして、ご意見をいただいてお答えしたいということで、その後、開催したところ、平成 16 年の3月 31 日で終了するというのは、これは決着済みのことであるということで、そこで、それ以上のものは出せないと。そして津別高校の間口をしっかり確保していこうということに傾いて、今日まで来ているという状況です。それをまた覆していくということになると、またそれなりの理由というのが振興対策協議会とも十分議論しないとなりませんので、今ここで町外への通学費を支給するということは、なかなかお答えしづらい状況にあるということです。また、仮にそうなったとしたら、札幌に行かれている方、それから江別に行かれている方だとか、あるいは、むかわに行ったりとか、もっと遠くに行っている方たちもいるわけです。それは下宿しながら、あるいは学校の寮に入りながら生活していると思いますけれども、これは通学費ということじゃなくて、そこには何もなくてもいいのという議論も当然出てくるかと思うのです。ですから、ことが北見に向かう子たちの問題だけでは収まらない話になってくるかなというふうに思います。今、今年に入ってから、2月に毎回、高校のあり方検討会議というのが中学区北見地区で首長が集まって話をする場があるんですけれども、今回2月の会議、4回目なんですけれども、令和9年には、今、令和6年が始まるところですけれども、高校の― 67 ―入試も終わりまして中学区では、北見市内では今 21 間口なんです、令和6年で、これが令和9年になると 19 間口ということになります。ですから二間口が令和9年には北見市内のどこかの高校で二間口が減るという状況になっています。その後、また令和12 年には子どもの数からいけば、さらに二間口が減っていくということになりまして、津別もほかの周りの町村においても減少傾向にずっとなってまいります。そこで令和19 年、この辺りが存続がどうかの山になってくるのかなという状況に今なっているということです。そういうことで、何とか存続をさせたいということで、それはほかの町村の首長も皆同じ思いでいまして、地元に高校をやはり残したいという思いで、連携を組んで道教委と話し合いをしているという状況になっています。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕今、伺いました経緯についてはわかりました。山内議員の答弁からもやはりかわらないお答えでありましたけれども、やはり今の状況は少しかわってきているのかなと私は思うところでございます。やはり津別高校を残すための政策が、ほかの町外へ通う子たちの不利益になるというふうに受け止められている現状がございます。これが町政への不信感、また不便さにつながって、小中学生までは、もしくは小学生、小さいうちは津別で過ごして、北見に引っ越すというのにつながっているというのは、これは事実でございます。何人もそのような話も伺っております。また、今後とも津別高校振興対策はぜひ活動して、また3月 18 日にも振興対策協議会がありますけれども、その中でしっかりとこれから津別高校はどうすれば選ばれる高校になるのかという議論をしていただき、津別高校に来ない生徒にはバス賃は払わないというような、それはやはり今の時代にそぐわないと感じております。これは、おそらく今の私の世代、子育て世代、30 代、40 代、もしくは 50 代の方にも言われました。そのことを踏まえまして振興対策協議会に臨んでいただきたいと思います。何かあればお願いします。
答弁 町長 佐藤多一
物事は言い方によると思うんですけれども、北見に通う子にバス賃は払わないということではなくて、津別高校を存続するために、来てくれる方― 68 ―には払いますというそういう意味合いで進めているということであります。選ばれる高校ということで、さまざまな取り組みをしているのは議員もご承知のとおりだと思いますし、今年入った北見から来た子も、何て言いますか、不登校であったりした子だったようですけれども、ここでしっかり学び直しをして大学に入ったということでありますので、そういうしっかりした教育を先生はもちろんですけれども、塾のほうもサポートして、そういう子どもたちもきちんと次の段階へ進めさせていっているということでありますので、ぜひ気持ちは北見に行っちゃだめということは一切そんなことは言うつもりもありませんけれども、ここにもいい学校はありますよということで、お話をさせていただければなと思います。
質問 3番 小林教行
〔登壇〕 津別高校があるから不利益をきたすというようにならないように、これからも高校生の支援というのをしっかりと行なっていただきたいと思います。これは先ほどの塾の通年化でも同じことがいえます。町内に中学生が学べる塾を整備していただき、また町外に通って優秀な人材になっていただく、優秀な津別の人材を育てて、そのまま各方面での活躍も大いに期待したいところであります。それプラス、各方面で優秀な人材に育っていただいて、津別に帰ってきた時にその力を存分発揮できれば嬉しいなというスタンスで取り組むべきことが重要であり、それが津別町民に対する納税に対する還元につながっていくのかと思います。最後に町長の考えがあれば伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
北見に通う子も、美幌に通う子も、津別高校に通う子も津別のことを忘れないで、そして、また外に一回出ていろんなものを吸収して、ぜひ帰ってきていただければなというふうに思います。数は人口減少とともにどんどん少なくなってまいりますけれども、ただ、しっかり中身を詰め込んで、ぜひ帰ってきていただきたいなというふうに思っています。