津別町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月17日
人口減少対策について
2024年12月17日、津別町議会の一般質問で、高橋剛議員が「人口減少対策について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 高橋剛 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告をしております件につきまして質問のほうをはじめさせていただければと思います。質問の項目は、人口減少対策についてということでございます。現在、津別町の人口は 4,000 人を切り、減少が続いております。人口の減少は、津別町の財政や地域コミュニティなど、影響は多岐にわたります。しかしながらこの問題は、津別町のみならず、多くの自治体が抱える共通の課題でもあります。そこで、次の点についてお伺いしたいと思います。一つ目、令和2年 12 月の私の一般質問において、町からは「将来の人口目標として、2060 年の総人口を 1,803 人に維持したい」旨のご答弁がございました。しかしながら、厚生労働省の社会保障・人口問題研究所が、津別町の人口は 2050 年に 1,852 人になると予想しております。現状を踏まえて、町は今現在も 2060 年の総人口を 1,803 人に維持をするという目標は変わっていないのかどうか、お答えをいただければと思います。2点目です。同じく令和2年 12 月の私の一般質問におきまして、「移住・定住者向けに思い切った施策を打ってはどうか」との問いに、「移住者にだけ特化をしていくのは、慎重に考えなければならない」という旨のご答弁がございました。この考えは変わっていないのかどうか、お伺いをしたいと思います。3点目、関係人口について、現在どのような取り組みを行っているのか。また、移住・定住につながったケースはあるのかお答えをいただければと思います。
答弁 町長 佐藤多一
それでは、人口減少対策についてお答えをいたします。はじめに、2060 年の総人口の目標値であります 1,803 人の維持についてですが、現― 54 ―在、津別町人口ビジョンの見直し作業を行っているところであります。まだ具体的な数値を割り出すまでには至っていませんが、平成 27 年に策定した町独自の人口推計値である 1,803 人をさらに割り込むことが予想されます。次に、令和2年 12 月の高橋議員の一般質問に対する、私の答弁についてですが、当時の議員のご質問では、山形県遊佐町で実施している空き家バンクの物件を、町がリフォームして移住者に提供する取り組みなどを例示され、思い切った施策の推進を提案されるものでした。これに対し、今現在、津別町に住まわれている方も同様の裨益が受けられる仕組みが必要との観点から、人口減対策を移住者だけに特化する施策は、慎重に考える必要があると申し上げたものであり、議員の提案を否定したものではありません。移住者に特化してさまざまな助成制度を行うことは、一方において津別町に長く住んでおられる方から「我々のことは?」というご意見が出されます。このバランスをしっかり頭に入れながら、財源の確保も含めての答弁であり、その考えは今も変わっておりません。次に、関係人口の拡大に対する取り組みについてですが、令和2年度より移住・起業・空家利活用相談窓口を、まちづくり会社に委託して設置したところです。また、平成 30 年度から始まった北海道移住ドラフト会議へは、第1回から参加するとともに、北海道移住フェアにも令和2年度より出展しています。このほか、移住に関連した専用のホームページを開設するなど、町とまちづくり会社が協同して取り組んでいるところです。これまでの取り組みにおいて、移住につながったケースについては、相談窓口を設置して以降、毎年 500 件を超える問い合わせがあり、令和5年度において 804 件の相談があり、窓口を通じた移住者は 27 名となっております。移住ドラフトや移住フェアで、実際に移住に結びついたのは4件、5名ですが、イベント参加者のうち毎年3名から 10 名程度の方が津別町を訪問し滞在しておられます。関係人口の拡大や人口減少対策には特効薬はなく、かつ、多くの時間を費やす取り組みであり、他の自治体と横並びの施策では、現状を大きく変えることは難しいと認識しております。本町では、地方創生関連事業、まちなか再生事業、地域おこし協力― 55 ―隊の導入など、早くから取り組んできたところですが、今後におきましても町の活性化に向けた取り組みを引き続き展開してまいる考えでありますので、よろしくお願いいたします。
質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 今回の質問は、人口減少対策についてということなんですが、実は4年前に質問をさせていただいたのは、人口増加策についてということで質問させていただいて、この4年間で非常に、何といいましょうか津別町も北海道もでしょうか、いろんな状況が変わってきたのかなということで、人口が増えることに関して、津別町内で不利益をこうむられる方というのは、まずいないんじゃないかなと。それは我が町に限らずどこでもそうだと思うのですが、ですから行政の長の方はじめ、行政は、やはりその辺のことをどこの町でも考えていらっしゃるんだろうなというのを実感しているところでございます。まずは、この津別の現在の人口の状況がどうなっているのかというのを見ますと、先日、伝書鳩にちょっと記事が出ておりまして、引用させていただければなと思うんですけれども、津別町の人口、住民基本台帳が 11 月末時点で 3,975 人になり 4,000 人を割ったと、町に残っている記録によると、人口が 3,000 人台になるのは、3,294 人だった 1914 年、大正3年3月末以来、110 年ぶりのこととなる。町の人口は、開拓時の入植、戦後の産業の発展で増え、1961 年、昭和 36 年3月末に1万 6,842 人とピークを迎え、その後、人口流出が始まり減少に転じたという記事が出ておりました。なんかタイトルで 110 年ぶりに 4,000 人を割り込むと出ると、非常にショックを受けるところもあるわけですが、いずれは来るというのはわかってはいたのですが、実際にこうなってみると寂しい感じだなというのが率直な感想です。一番初めにお伺いしたのが、前回の質問でもさせていただいたんですけれど、町の第2次の総合戦略の中で触れられておりました 2060 年の人口で 1,803 人ということで、ただ、かなり社人研のほうが厳しい数字を出してきたなというのが印象だったものですから、その辺はどうなんでしょうかということで町の認識をお伺いしたところです。ただ実は、社人研が 2013 年の3月に、これは 2050 年の予想なんですけど、2,176 人と津別のやつを出しまして、その5年後の 2018 年の3月には、1,775 人まで減るとい― 56 ―うことで、さらに減るということで5年後にこのような予測が出ました。ところが 2023年、1,852 人ということで、2018 年の予測に比べれば、津別の人口、これ多いか少ないかは議論あるところだと思うんですけど、77 人ほど前の予測よりも緩やかになったというか、減る数字が減ったというような予測で今のところは出ています。確かに人口自体は減るのは確かですし、厳しい数字であるのは間違いないのですが、ただ、この5年間で客観的に数字を予測した場合でも、津別の人口は、少し持ち直す気配もあるのかなというところが若干見えるような気もいたします。この数字、町は当然、把握はされていると思いますけれども、町にお伺いしたいのは、こういう数字が出てきたというのは、今、さまざまな町長をはじめとして各課でいろんな人口対策、打たれている施策がうまくいっているぞというようなところもあるとお考えなのか、別な要素でこういう予測になっているのか、その辺の町のお考えといいますか、分析があれば教えていただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今、いろいろお話が出てまいりました。正直言って 2060 年というと今から 36 年後ですね、どうなっているのかよくわかりません。いろんな変化がまた出てくるというふうに思います。国勢調査は5年に一度するようになっていますけれども、そもそも今立てたのは、平成 27 年ですので、この時に少し人口が減っていくのに少し上目のところにセットしながら、目標値としてここに向かっていこうということで、まちなか再生事業だとか、さまざまなことを今取り組んでいますので、今、まだこの先、新たな人口ビジョンで数字をかえると当然下がっていくんですけれども、かえないで今までのままでもいいのかなというふうにも思ったりもしているところなんですけれども、それはこれから内部でも検討させていただきたいと思いますし、議員のご意見もいただければというふうに思います。
質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 先ほども言いました第2次の総合戦略は、今年度で終わりだと思いますので、来年度以降もまた出てくるのかなということで、いろんな施策をその中でも打たれていかれるのではないかなと思いますので、よろしくお願いをしたいなと思います。― 57 ―次に、二つ目のことに関しまして、2番目に関してちょっとお話させていただければなと思うんですけれども、私個人的には、移住とか定住の専用の施策があってもいいのかなというふうには考えてはいるんです。前回、4年前に、先ほどご答弁でも指摘ありましたけれども、このようなお話を私させていただきましたが、このたび、先日、議会で議会報告会をさせていただいて、今までとやり方をかえて小さいグループをつくっていろんな方から話を聞くというようなことをやっておりまして、その中で町民の方から、こういう施策をやっている自治体がほかにあるというのをテレビでやってたと、津別でもぜひこういうやつをやって移住者を増やしたらどうなんだという話を町民の方からいただきました。それで先ほども言いましたが、ここ4年ぐらいで移住定住は、政策をやるときに、どうしても住宅問題とか住む所が当然重要になってきますので、これは避けて通れない問題ということで、それを取り巻く環境が少し変わってきたのかなという感じもいたします。それと以前、私がリフォームしてやったらどうだというようなお話をさせていただいたんですが、ついて検討されているという具体的な動きというのは、ちょっとお伺いすることができなかったものですから、再度、現状を聞いていただいて、研究してみてもいいのではないかなというお話をさせていただければなと思います。その前に一つお伺いをさせていただきたいなと思っているのですが、今、津別で体験住宅はあるんでしょうか。というのは、以前、体験住宅をやっていた時に、短期でホテル代わりに使ってらっしゃるような、ちょっと趣旨と外れたような使い方をされる方もいらっしゃったということで、その難しさというのを議会でお伺いしたかと思います。ですけれども、ほかの町も、いろんな所も実際がそうですが、町がどういう町なんだろうとか、行政サービスはどうなんだろう、周りの人はどうなんだろう、買い物環境はどうなんだろう、やはり、やるときにある程度の期間を津別で試しに暮らしていただいてという施設はいるのかなと思うんですけれども、お試し住宅の現状はどうなっているのか教えていただければと思います。
答弁 町長 佐藤多一
お試し住宅の関係ですけれども、平成 30 年度までは旧町長公宅を使いまして事業を実施していたところでございます。これ、ちょうど今ここの役― 58 ―場庁舎建設に関連いたしまして施設を解体した後は事業を今停止しているところです。実施した期間の利用実績については、年間5件から7件ほどということでして、うち2、3件は、これは当時スポーツ合宿で利用をしていたということであります。これは当然、本来の目的とは言い難いものでありますけれども、また移住に結びついた実績も、このお試し住宅を通してありませんでした。現在は町中にゲストハウスが開設されておりまして、中長期の滞在が可能でありますことから、今、特に整備を急ぐ施設とは考えておりません。また、事業を実施する上では、民間が主体となって運営することが望ましく、民間宿泊施設の入り込み状況だとか、中長期滞在のニーズを見ながら検討してみたいというふうに思っているところです。
質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 わかりました。町でも今のところは、しばらくは整備する予定はないという感じかなとも思うんですが、以前、4年前に先ほども言いましたけれども、リフォームしてそれを貸すのはどうだと、提供してはどうだというお話をさせていただいたかと思うんですが、これをもう一度町で研究をしていただくという気はないのかどうかお伺いをしたいと思います。と言いますのは、この4年間で、例えば以前は東北のほうのお話をさせていただきましたけれども、この近くでも雄武町は町有の土地を、そこに家を建てていただいて 10 年間住んでいただければ土地を差し上げますという施策を今実行しております。それと国全体が人口減ですので、どうしても管理運営できない土地というのが余っているので、土地の寄附制度というのを国もはじめております。ただ、国の規定を見ると、非常に中が厳しくて、例えば建物が建っていたらだめだとか、境界が明らかになっているとだめだとか、これはもともと本当のさら地でないと、国にはなかなか引き取っていただけないという規定になっています。それと、そういうふうに決まったとしても、別にただというわけではないので、私は非常に使い勝手は悪い制度なのかなと思っております。それともう一つ、津別の不動産に関して、これはちょっと後でまたお話しさせていただきますけれども、それで津別町の中に、先ほどは体験住宅のお話もさせていただ― 59 ―いたんですけれども、現在、津別町はまちづくり会社が窓口となって空き家バンクを運営しており、ただ潜在の空き家に比べて登録数が少ないのではないかなと私は感じております。それで先ほども言いましたけども、一度町で研究してみてはどうかなと。改めて提案させていただきたいなと思うのが、町内にある土地、建物を所有者の方から寄附をしていただいて、それを町がリフォームをして、町外からやって来る方にこれを貸し出して、リフォーム代とか、あとは固定資産税で出てくる金額があると思うんですけれども、これを例えば年数等で割り返して 10 年とか 15 年とかわからないですけれども、そういったようなことで払い続けていただいたら、最後、土地と建物を譲渡して住んでいただくと、この制度をやはりもう一度考えてみてもいいのではないかなと私は思います。現在の津別の土地に関してですけれども、公示価格ですが 24 年連続で下がり続けています。津別町が下がらなかったのが 1999 年です。それ以降は 2000 年に1%地価が下がってから、2024 年までずっと毎年下がり続けています。ちなみに津別町の土地の価格というのが、平均ですけれども1平方メートル当たり 4,950 円で、前年と比べてマイナス 2.46%になっています。これをもとにして固定資産税とか、あと相続税が計算されるわけですが、私、これ今回のやつでいろいろ調べていて、実勢価格はどこにも載っていないのかなと思ったら、実勢価格の表というのもありまして、ちょっとびっくりしたんですが、ここにあるんですけど緑が評価額で、赤いのが実勢価格で、平均するとどのぐらい差があるかというと、実勢価格だとマイナス 66%以上安いそうです。どういうことかというと、売買しようとしたらものすごく安いのに、評価額の評価自体がものすごい高い状態になっていて、それをもとにして税金も計算されているということです。そうなると、全く津別に今住んでいなくて、相続で受けられた方とか、私の周りにもありますし、みなさんの周りにもあるんじゃないかなと思うんですけれども、そういったようなことで、そういう土地とか建物を寄附していただいて、リフォームをかけて、来ていただける方、もしくは今よく話題になりますけど、津別の工場等で働かれていて、津別には住む所が無いとおっしゃっているような方とかにも住んでいただくようにすれば、町の人口は増える一つの一助になるのではないかなという考えです。これは所有者、町、私は両方にメリットがあるんじゃないかなと思― 60 ―っています。所有者に関しては先ほども言いましたけども、税金の支払い義務がなくなります。あと不動産の管理の責任、これも免れます。空き家、所有者が確定している場合は人がいようといまいと、その建物が損害を与えた場合は、全部、所有者が被らなければなりませんので、そういう管理をしなきゃいけないんですが、この責任からも逃れることになります。あとは、先ほど例えば国とかだと全部フラットにしなきゃいけないんですが、そういう取り壊す費用とかも所有者はかからなくなります。今、100 万円から 300 万円ぐらいと聞いていますので、そういう費用も無いと。町にとってのメリットは何と言うと、先ほどから言っていますように住人を増やすチャンスになる。それとあとは期間のわからない方、例えば、これ 10 年でもらえますと言っても、10 年いるかどうかわからない方ってたくさんいらっしゃるし、もっと短い期間で住みたいぞという方もいらっしゃると思うんですけど、そういう方が住んでいただく限りは、お試し住宅にもなるかなと思います。入居者さんさえ決まっていれば、町の金銭的な負担も、私はその分を住んでいる人に払ってもらおうという考え方なので、町の金銭的な負担も少なくて済むのではないかなと思います。もちろんいろんなデメリットはありますし、決めなきゃいけないことが実はたくさんこれもあるんですけれども、一つ研究してみてどんなもんだろうなと。町でいろいろ考えてみるのも私はいいのではないかなと思います。長くなって申し訳ないのですが、これ研究に一つ加えていただければなと思うのですけれども、町の考えをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今、るる説明がありましたけれども、1回目の答弁でも申し上げましたとおり、既に住んでいる人とのバランスをどう捉えていくかというのは大きな問題だと思います。ですから今の事例でいきますと、自宅を町に寄附をされたと、町が改修をして、そして移住者に提供していく。その改修費用というのは、今例えば、この後、何人かから住宅問題の話がありますけれども、公営住宅は退去されて、それを改修、しっかり風呂から何からみんな改修すると 700 万円から 800 万円かかるんです。そういうふうにかけて寄附されたものを改修して移住者に住んでもらう。片方は住んでいる町民の方が、Aさんから寄附を受けて、それを自分のものにして、そして中を改修するときは 50 万円でしたか、それはどうしてそうなるのということのバラン― 61 ―スといいますか、その気持ちの整理というんですか、そこら辺が結構ないと、後でやっぱり非難ごうごうというような状況になってくるので、そこもやっぱり考えなくちゃいけないかなというふうに思っているということです。
質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 先ほど町長のほうからお答えいただきまして、町長の言われているようなご懸念というのは当然出てくると思いますし、私自身も例えば、じゃあ引き取るといっても、寄附を受けるといっても、どの程度のやつで寄附を受けるんだとか、基準をつくろうと思ったらこれもなかなか大変だなというのはあるんですが、それらのことを含めても、私は検討してみる価値があると思ったので、ぜひ一度町で研究していただければなというのをご提案させていただいたというところでございます。あと今、まちづくり会社のほうで空き家バンクをやられていまして、ただ、空き家バンクは、あくまでも不動産の自分の資産を売却する手伝いをするというところで、不動産屋さんとは違いますけれども、自分の持っているものを寄附すればゼロですけれども、値段はいろいろあったと思うんですけど、10 万円でも 100 万円でもそれで売れるのであれば、お金になるというのを考えればそちらのほうがお得なんじゃないのかと考える方も当然いらっしゃると思いますので、その辺もあわせて、津別の不動産所有者の一つの選択肢になればいいなと思います。先ほど土地の価格が 2000 年以降、毎年下がっているというお話はさせていただきましたけれども、当然ですが取引事例が増えれば増えるほど高額で売買される土地が多くなればなるほど実質の土地の価値というのは当然上がっていくわけですし、実勢価格が上がれば、当然、評価額も上がる。払う税金も多くはなるんですけれども、その― 62 ―分、所有者にとっては売りやすくもなるので、私はそっちのほうが健全だと思っていますし、町にとっても資産価値が高まれば固定資産税が上がるので、そちらのほうが私は健全だと思っているということで、その意見だけを述べさせていただければと思います。次に、3番目の関係についてお話しさせていただきます。関係人口について、現在どのような取り組みをというようなことで、先ほどいろいろお答えのほうをしていただきました。令和2年 12 月、前回の人口増加策についてということでお話をさせていただいた時に、その中の町長のご答弁で、「首都圏からの移住者にPRをしていますが、今のところ実績はありません」という旨のご答弁があったかと思います。ただ先ほど、今回のご答弁を見させていただくと、少しずつそういう移住者が増えてきたなということで、これはありがたいことだなと単純に私は思います。このような取り組みの強化をこれからますますやっていただきたいなと思っております。それで、同じく令和2年 12 月、前回の時に町長のご答弁でワーケーションですとか、テレワークの受け入れの可能性について検討を行っているということで、そのような趣旨のご答弁があったかと思うのですが、津別でワーケーションですとか、テレワークの受け入れというのが、実際、私、動きとしてはちょっとわからない、知らないものですから、実際にこれ検討をされた結果というのはどうだったのかというのと、これからの見通しがもしわかればお答えをいただければと思います。
答弁 町長 佐藤多一
ワーケーションの関係ですけれども、テレワークだとかもそうですけれども、これはコロナが始まって、出勤して行くというのがなかなか困難になってきて、家でも、あるいは違う場所からやり取りができるような仕組みづくりがどんどん進んでいったんですけれども、一定コロナが落ち着いて、ちょっとまた様子がかわってきたのかなという感じを受けているところです。当時も含めて、当時というのはコロナの時からですけれども、ワーケーションで取り組んでいる自治体も、その後、課題がいろいろ浮き彫りになってきているというふうに聞いています。特に、テレワーク施設の交付金を使って施設を立てたけれども、思ったように稼働率が上が― 63 ―らないということが起きてきているということです。これは施設をつくったけれども、受け入れ施設が十分でないことが要因と思われます。そこそこの町では、先進地の事例や、テレワークのニーズを津別町も含めていろいろ研究されているかというふうに思いますけれども、テレワーカーにとっても滞在先の買い物環境だとか、あるいはオフの日の過ごし方のコンテンツだとか、そういったものもやはり重要であるということがわかってきています。また家族を連れてのワーケーションでは、日中の子どもの預け先が欲しいという声もあるようでして、これらの解決に向けて先進地で取り組まれている、いろんなこども園留学だとかというのもありますけれども、そういったことも今研究を少しずつですけれどもしているところでして、やれるかやれないかも含めて検討しているところであります。
質問 8番 高橋剛
〔登壇〕 子どもですとか買い物環境ですとか、いろんな問題というのが出てくるんだなと思いますが、今、町長がおっしゃられたように、これもぜひ研究をしていただければと思います。確かにコロナが落ち着いて、全部自宅でということは減ったのかなと思いますが、それでも首都圏の例えば夏場の殺人的な暑さというのは、十分に東京とか首都圏を離れる一つの理由にもなりますし、それで北海道だということであれば、湿度は全く、津別もこのごろはかなり暑いですが、以前もお話ししたとおり、今、学校等でも冷房がなきゃやってられないぐらい暑いのは確かなんですけれども、湿度等はやっぱり全然首都圏とは違いますので、ぜひとも先ほどおっしゃっていた移住フェアですとか、そういったようなところでも、ぜひPRをしていただければと。津別町をぜひとも、こういうことでも使えますよということでPRをしていただければなと私は思います。それと繰り返しになるんですけれども、その場合でも会社全部というか、一つの部署だけでも、例えば営業の人が全部テレワークでできるかというとなかなか難しくて、だけど総務の人とかだとテレワークにしても問題無い場合というのは結構あると思いますので、それは津別でも首都圏の会社が稼働できるということは十分あると思います。そういったようなことで、それをやる場合に、やはり場所というのが必要になると思いますので、私はこの質問を考えた時に、先ほどのリノベーションをした施設と― 64 ―いうのは、これにも使えるんじゃないかなと私は考えております。ですから、移住者とかを増やすというのは一筋縄ではなかなかいかないですし、なかなか難しい面というと、一つの課題に向き合ってやろうと思ったら、それをやったときに、そこでまた問題が出てきてなかなか難しくなったりということはたくさん出てくると思いますので、それら問題が起こった時に適切な対処をしていただいて、ぜひとも人口が増えるような対策を前に進めていただければありがたいなと思っております。あと家に関して言えば、今回、私はリノベーションでこういうのをやったらどうだろうということでお話はさせていただきましたけれども、町の町営住宅ですとか、その他の問題というのもありますが、この後、巴議員と村田議員のほうから一般質問でお話があるかと思いますので、私は割愛させていただきますけれども、そういったようなことも含めて、やはり住むところは非常に重要だと思いますので、ぜひとも考えていただきたいなと思います。それと、今回これ3番目に名前をつけたのは関係人口についてということでお話をさせていただきました。関係人口の前というのは、これもご存じだと思いますが交流人口というのがあって、交流人口がさらに一歩進んだような形が関係人口かなと。その関係人口の方からさらに津別を気に入っていただければ移住定住につながっていくのかなというのもありますので、ぜひとも、ここの数を増やすというのは、先ほどご答弁にもありましたけれども時間もかかるし、すぐに結果が出るようなものでも無いと言うことでお話はいただいていますけれども、これは不断の政策と努力、町のほうでもしていただければなと思いますので、よろしくお願いしたいなと思います。今日は、これについて、この時間話させていただきましたけれども、最後に町長から何かあれば一言いただいて、終わらせていただければと思います。
答弁 町長 佐藤多一
ワーケーションというか、そういう場所の候補施設というんですかね、それは空き家だとかいろいろあると思いますけれども、パッとすぐ浮かぶのは、やっぱり学習展示館なんですよね。21 世紀の森の中で、そこは今、何も使っていないので、ちょっと熊が出るので心配は心配なんですけれども、きちんと解消すれ― 65 ―ば非常に宿泊だとか、あるいはパソコンを使っての執務スペースもしっかりとれて面白いんじゃないかなというふうにも感じているところですけれども、需要そのものがあるかどうかというのも、投資する上ではちょっと調査研究が必要かなというふうに思っているところです。あと、空き家バンクの登録も、まちづくり会社の担当の方に聞きますと、やっぱりだんだんいい住宅が少なくなってきているということで、いいものはどんどん売れちゃうと、ぜひ欲しいと思っている住宅というのは、空いた瞬間に、もうすぐ取り引きが終わっていきますので、空き家バンクに登録される物件というのは少し傷んだものだとか、いろいろ話がかからなかったものだとか、そういったものがちょっと集中されてきているのかなと。そうすると実際に見に行くと、かなりの改修費用が必要だなということで、ちょっと尻込みをしてしまうだとか、そういうケースも随分あるように聞いておりますけれども、そこのところ、じゃあ、だったら改修費用を少しあげたらどうかというお話も当然出てくるかと思いますけれども、これだけ物価がどんどん上がっていく中で、財源がやっぱり必要ですので、それをどこで見出していくかというのも検討した上で、よし、ここをもう少し補填していこうというようなことになっていくのかなと考えているところです。関係人口の部分についても、端的な例でいけば、ずっと丸玉木材の工場長をされておられた方が定年になって、春になったら津別に来てタマネギをつくって、秋になったら、それを持って埼玉のほうの近隣の人たちに配りに行ったりとか、そういう楽しみを毎年、毎年されている元工場長がおりましたけれども、残念ながら、ずっと来ていましたけれども、体の調子がやっぱり年齢とともに思わしくなくなって、ストップになってしまいましたけれども、そういう津別の小さなお付き合いだとか、そういうつながりというのを大事にして、健康である限り、何らかの形で一緒につながっていきませんかというようなことで進めてまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。