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ニセコ町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月13日

猟友会の報酬等と鳥獣対策について

2024年12月13日、ニセコ町議会の一般質問で、小松弘幸議員が「猟友会の報酬等と鳥獣対策について」質問し、町長 片山健也、農政課長 中川博視が答弁しました。

質問者
小松弘幸 議員
答弁者
町長 片山健也、農政課長 中川博視

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 小松弘幸

それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。今回は、猟友会の報酬等と鳥獣対策について質問いたします。有害鳥獣駆除による報酬については、市町村が地元猟友会などと協議して個別に決めており、報酬の金額や条件などは地域によって様々です。北海道猟友会倶知安支部ニセコ部会がニセコ町鳥獣対策実施隊として18名が任命され、被害防止計画に基づく捕獲や防護柵の設置といった実践的活動を行っております。町ではこの実施隊に農業被害を減らすべく有害鳥獣駆除を委託しています。実施隊の皆さんは、エゾシカやアライグマ、カラス等による農作物被害を減らそうと、一生懸命駆除活動を行っておりますが、容易に被害は減っていないのが現状です。駆除することで委託料から報酬が支払われますが、駆除数が多く、予算が追いついていないのが実情です。倶知安支部は7町村で構成されておりますが、当町をはじめ他町村の報奨金等についてはどのようになっているのか、有害鳥獣の種類によっても違いがあるかと考えますが、これについて伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

本定例会もどうぞよろしくお願いいたします。それでは、猟友会の関係につきまして、小松議員のご質問にお答えいたします。まず、有害鳥獣駆除につきましては、常日頃から猟友会ニセコ部会の皆様には農業被害削減のため、大変なご苦労をおかけし、ご協力をいただいていることに対して、この場を借りて厚く感謝、お礼を申し上げたいと思います。ニセコ町では駆除対策は委託事業として行っておりますが、お話しいただいたとおり、各市町村により、委託費であったり報償費であったりと、地域、状況によってその方法はまちまちでございます。後志管内における捕獲などに対する経費ですが、1頭当たり鹿は7,000円から2万円、アライグマ、タ4ヌキについては1,000円から7,500円、パトロールについては、1日であれば3,000円から1万円、年間であれば6万円から10万円の間でそれぞれ設定されているようでございます。また、駆除対象動物についても、その地域ごとに被害特性が違うことから、町村ごとで特に個体調整に注力する対象が変化しているというふうに聞いてございます。ニセコ町におきましては、農業被害に対する対応として、鹿、アライグマ、カラス、タヌキにつきましては、猟友会に駆除を委託事業としてお願いをしているところでございます。熊については、別途報償費として予算を確保しているところでございます。また、特にカラス被害の多い別太地区においては、大型の箱わなで捕獲業務を事業者の方に委託し、個体減少を目指し進めているところでございます。なお、キツネに関しては、ボランティアの皆様の大変なご尽力により、ベイトを散布いただいて、エキノコックス対策を実施していることから、駆除での個体調整は行っていない状況となっておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。

議員の質問 6番 小松弘幸

猟友会は職業猟師ではなく、ふだんは別の仕事をしている方々が中心で、趣味のハンティングというより業務としての鳥獣捕獲に携わっているメンバーです。駆除用のハーフライフル銃はサボットスラッグ弾という単弾の一発玉を使用しますが、価格が値上がりしている状況です。今まで500円だったのが昨年で800円、現在はさらに値上がりしています。また、捕獲方法として、わな猟の割合が高く、毎日見回りしなければならないのが実情です。近隣の町では予算が確保され、見回りすることで報酬があると聞いています。有害鳥獣対策を円滑に進めていくためにも、パトロールを含めて、駆除報酬を見直し、増額すべきと考えますが、これについてお聞きします。

答弁 農政課長 中川博視(農政課長は2025年3月まで)

小松議員のご質問にお答えいたします。単価報酬の部分、先ほども町長のほうからお答えしましたが、委託費でやられていて、猟友会の中で皆さんに振り分けして渡しているという形なので、その部分に関しては、うちのほうでも単価いくらだということは正直把握していないという状態です。ただ、確かに近年弾頭をはじめとして捕獲機器等も含めて値段が上がっていると。あと、後志地区に関しては、ニセコもそうですけれども、鹿、アライグマなどの捕獲依頼、頭数が増えてきているという部分で捕獲依頼の増加に伴って見回りの回数などが増えているという部分は猟友会の皆さんから聞き及んでいるところです。現在、予算編成の部分を進めているところなので、その部分に関しても猟友会の方からいろいろお話を聞かせてもらっているところです。今後も、猟友会と町が良好な関係を継続して、農業被害が少しでも減らせるように努めていきたいと考えています。以上です。

議員の質問 6番 小松弘幸

電気柵は長さによっても、またバッテリー容量によっても値段が違ってきますが、例えば長さが750メートルで2段、いわゆる2本線が一式で25万4,800円プラス税で、追加資材の5ビビット1000型のセンサーで9万7,000円プラス税となり、購入すると30万円を超えます。場所が離れていて、2か所に設置しようとすると倍の購入費がかかります。ニセコ町は電気柵の補助については年に1回、補助の上限が10万円ですので、個人負担が大き過ぎると訴えています。農業者の負担を少しでも緩和するためにも、補助額あるいは補助率を上げることができないか、伺います。

答弁 農政課長 中川博視(農政課長は2025年3月まで)

小松議員の再質問のほうにお答えしたいと思います。町で実施している鳥獣害防止対策支援事業に関しては、当初、アライグマからの農業被害を予防するという主眼として進めさせていただいた事業になります。現在でもアライグマの捕獲頭数は増加の一方で、まだまだ対策が必要な状況ですが、ご承知のとおり、近年においては鹿の農業被害も増加しているというところでございます。これにより、この補助事業の部分で鹿対策の資材申請が増加しております。ただ、アライグマと鹿では、機材の部分と防御する高さの部分が変わってきていますので、金額についても大分、値段が倍以上になっているというところは多くの生産者から相談されているところです。うちとしては、次年度に向けて、限度額の上昇の対応を含め、資材高騰の実勢に合わせることをできるだけ対応していきたいというふうに考えてございます。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ニセコ町におきましては本当に猟友会の皆さんの献身的な御尽力で、大変出動回数も多くやっていただいているところであります。委託費につきましては、猟友会の皆さんとすり合わせをして、今後、決定していきますし、電気柵についても今、増額するという方向で予算査定に臨みたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月13日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる