みんなの議会

津別町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月18日

近年の受け入れ状況について

2024年6月18日、津別町議会の一般質問で、渡邊直樹議員が「近年の受け入れ状況について」質問し、町長 佐藤多一、住民企画課長補佐 菅原文人、産業振興課長補佐 渡辺新が答弁しました。

質問者
渡邊直樹 議員
答弁者
町長 佐藤多一、住民企画課長補佐 菅原文人、産業振興課長補佐 渡辺新

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 議長の発言の許しをいただきましたので、先に通告しています質問をさせていただきます。質問事項です。有害鳥獣(鹿・クマ)駆除後の減容化(分解処理)施設の現状と今後についてであります。津別町の駆除された有害鳥獣については、平成 22 年に焼却炉の運用が停止されるまで、最上のクリーンセンターで焼却処分されていました。その後、直接の埋め立て処分や廃棄物処理業者の引き取りを行い処理していましたが、平成 24 年からクリーンセンター内で、微生物(エスパス菌)の有機物分解作用で減容化し、その残滓等を津別町一般廃棄物最終処分場に埋め立てし環境負荷を低減していました。減容化処理の開始から 10 年ほど経過した令和3年、最終処分場内に新たな埋立地が完成し、運用と同時にこの処理作業はクリーンセンターから旧埋立地に隣接するD型車庫へと移設されました。現在、移設から4年目を迎えていますが、津別町の有害鳥獣の駆除頭数は増加傾向にあり、先日、減容化施設を視認してきましたが、施設規模、作業環境は十分とは言い難い現状に感じられました。そこで、最終処分場内減容化施設の現状と、今後についてお伺いいたします。一つ目です。近年の受け入れ状況についてお聞きいたします。二つ目、駆除個体数の今後の見通し、見込みについてお聞きいたします。三つ目に、減容化施設の現状について、どのように感じられているのかお聞きいたします。4点目です。減容化施設の今後に向けてであります。最終処分場敷地内に新設はできないのか。津別町堆肥製造施設敷地周辺に新設はできないか。数年前まで使用していたクリーンセンターの再稼働はできないかであります。以上、よろしくお願いいたします。― 10 ―

答弁 町長 佐藤多一

それでは、有害鳥獣駆除後の減容化施設の現状と今後についてお答え申し上げます。はじめに、近年の受け入れ状況についてですが、現在の最終処分場内のD型ハウスで処分を開始した、令和3年度からの減容処理実績は、令和3年度、493 頭中エゾ鹿461 頭。令和4年度、514 頭中エゾ鹿 472 頭。令和5年度、505 頭中エゾ鹿 467 頭とほぼ横ばいであり、エゾ鹿が 93%程度を占めております。次に、駆除個体数の今後の見通し・見込みについてですが、道内のエゾ鹿個体数は、北海道環境生活部自然環境局の調査によりますと、令和4年において 72 万頭で、うちオホーツク、十勝、釧路、根室を区域とする東部地域では 32 万頭が生息していると推定されています。また、第6期北海道エゾシカ管理計画における個体数推計手法において、個体数指数という数値が示されており、これは各種調査から得られた結果をもとに、平成 23 年度を 100 として基準化し、その生息動向を相対値で表したものです。東部地域における数値は、平成 28 年まで下降傾向にありましたが、平成 29 年から増加傾向に転じ、令和4年には 137 となり、「過去最高に達した可能性がある」とされています。今後さらに個体数の増加が予想され、それに伴い農作物への被害が増加することが懸念されています。こうした中、本町では猟友会の会員を対象に有害鳥獣捕獲員に任命し駆除を行っていますが、昨年度はエゾ鹿 1,012 頭で、ついに 1,000 頭を超えるに至っています。今後も個体数の増加が予測されることから、捕獲員の確保と捕獲技術の継承と向上が課題となっているところです。次に、減容化施設の現状についてですが、令和3年度に委託会社と協議し、現在の場所で処理を開始しましたが、この間、施設に水施設がなく水道を引くことが困難であったため貯水タンクを設置し、施設内に換気のための換気口を設置するなどして環境を整えてきたところです。また、施設の構造上、重機の取り回しがしにくく、処理する死骸を壁際まで置くのが困難という点はありますが、現場で工夫しながら対応し― 11 ―ているところです。また、処理能力につきましては、現在のところ減容実績におおむね対応できていますが、一時的に搬入が集中する場合には、処理能力を超えることがあるため、こうした場合は、湧別町にあるオホーツク地域化製場での処理を行い、令和4年度は9頭、令和5年度は 15 頭の処理を行っております。現在使用している施設は、重機の車庫としていたものを有効利用しているため万全とは言えませんが、処分場委託会社の協力のもと減容化処理を行っているところです。次に、減容化施設の今後についてですが、先に答弁いたしましたとおり、一時的に処理能力を超過した際には、外部に委託して処理を行っており、また鹿肉加工会社の受け入れ頭数も令和3年度 284 頭、令和4年度 351 頭、令和5年度 531 頭と年々増加しており、減容実績も横ばいであることから、現時点では新設するまでには至らないものと考えております。また、隣接する堆肥製造施設敷地周辺への設置につきましては、施設が2カ所に分散してしまうため、施設管理や人員配置が非効率となり、また堆肥製造施設に支障を及ぼさないよう明確に区分する必要があります。また、最上クリーンセンターの再稼働につきましては、施設の管理人と人員配置の効率化、安全な作業環境の確保、さらには処理する重量をトラックスケールで計量することなどから新たな投資が必要であり、クリーンセンターの再稼働は難しいものと考えております。今後につきましては、減容頭数の推移を見つつ、都度、委託会社と協議を行い適切に処理してまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 ご答弁をいただきました。それでは、再質問をさせていただきます。近年の受け入れ状況についてからであります。今、答弁があったとおり、移設されてきたわけですが、10 年ほど最上のクリーンセンターで行っていた減容化作業を共和の最終処分場内に移設したわけですが、その経緯についてお聞きしたいと思います。― 12 ―

答弁 町長 佐藤多一

ご承知のとおり最上のクリーンセンターは焼却施設として稼働していたわけですけれども、ダイオキシンの発生が非常に多くなってきたということで、同種の施設を管内でも幾つかの町村で設置した経過がありますけれども、それぞれ今全て、その施設については閉鎖という状況になっております。そういうまだ稼働していた時に、その施設の一部をちょうどそんなに大きくなく、自転車小屋の少し大きくなったようなものでしたけれども、そこを活用して、当時、私の前の工藤町長の時からエスパス菌を使って一部実験をしてきた経過があります。ただ費用がかなりかかるということもあって、そういう状況が続いてきたわけですけれども、焼却施設がこれ以上使えないということで、新たに埋め立ての施設をつくったわけですけれども、両方分かれてやると人も2カ所配置しなくちゃならない状況になりますので、現在の所に有効活用できる所はないかということで、今D型ハウスを使って減容化を進めているという状況であります。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 移設当時の最上のクリーンセンターから今の最終処分場の中に移設当時の見込みでは、鹿の駆除数が減ることを想定していたのではないかなというふうに思うんです。減容化処理数が減少していく想定ではなかったのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

少なくなっていくというか、電気牧柵から今かなり町内を全部にわたる鹿柵を張り巡らせて、かなり減ってくるのではないかという予測は、もうそうしないと農作物に大きな影響が出てきますので、鹿の処理というよりも農作物を守るということで鹿柵をずっと張り巡らせてきたわけですけれども、当然減ってもらわなくては困るわけなんですけれども、しかし国有林の中で、だんだんその後また頭数が増えてきているという状況になってきているのが現実であります。ですから当時、そこから最上のクリーンセンターから今の所に移す上では、頭数の確保というよりも、そこのそもそもが焼却施設でしたから、それが主とした施設でしたので、そこの一部を有効に使って鹿の処理を行っていたところであります。ですから新設した所に、や― 13 ―はり効率的に人の配置も含めてもっていこうということで、今、その施設は一切使わずに、現在の新たな所で今作業を行っているところであります。なお、今の焼却施設については、解体するとちょっと驚くほどの金額がかかりますので、国に対して、その焼却施設の解体費用、これらについての補助制度をお願いしているところであります。以上です。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 町長の答弁にもありました最上のクリーンセンターの規模については、この後、触れることといたしますが、現状、移設にあたっては駆除数が減容化の処理数が減少していく見込みであったというふうに私はお聞きしています。その上で、以前のクリーンセンターの状況と比べて、現在3年ほど、今は4年目ですが運用されていますが、減容化する個体数については、そのクリーンセンターでの個体数とどのように推移しているのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 菅原文人

クリーンセンターで処理していた時からの推移になりますが、平成 24 年はテスト的に減容化し始めまして、平成 25 年から平成 26 年、平成 27 年度ぐらいまでは現在よりも多い頭数を減容化していました。平成 25 年度で500 頭、平成 26 年度は 900 頭、平成 27 年度は 650 頭ほどになっております。その後、処理の個数としては平成 28 年度からは減少して大体 250 頭から 450 頭ぐらいの間で推移してきております。令和3年度からは先ほどの答弁のとおりのような状況となっております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 多い時期は最上のクリーンセンターでも受け入れが十分可能であったということと、またその後、減ってきた状況から、現在また駆除の個体数が、減容化の個体数が増えてきているという現状をここで確認させていただきました。その上で、2番の駆除個体数の今後の見通しについて移りたいと思います。駆除に関しては、例年5月期、6月期が繁忙期というふうに資料で伺っていますが、― 14 ―有害駆除の駆除数の5月、6月の繁忙期というのは、その要因についてはどのようなことが考えられるのか担当課からお聞きしたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

5月、6月の繁忙期ということですが、鹿自体は年間を通して生息はしているわけですが、5月、6月になって春になって山から下りてくるような形で、畑の物を食べるということで被害というものが発生するかと思います。個体数自体は5月、6月で出産期を迎えますが、ある程度の個体数というのは変わらないというふうな判断になるかと思います。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私が猟友会の方からお聞きした経過では、5月、6月の春の時期というのは、今、担当課からお聞きしたように出てくる経過はあるのですが、前年度生まれた若い個体が割と人間を警戒しないで出てくるということもありますし、また日の出、日の入りの時間が長くなることによって、狩猟の時間が長くなるということが、この5月、6月、7月にかけてですが駆除数の多さにつながっているというふうにお聞きしています。その上で、エゾ鹿を今後の推移の中から、いろいろシェアしなきゃいけないので、また担当課にお聞きすると思いますが、エゾ鹿を検索しますと、雄の個体が 130 キロら 150 キロ、雌の個体は 80 キロぐらいと、そういうふうに検索では出てくるのですが、個体数については平均的にどのような個体になるのかお聞きしたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

個体の大きさということでよろしかったですか。ただいまのご質問いただいた内容と大きな差はないかと思います。ある程度、雄であれば 100 キロを超えるものもいるでしょうし、雌個体であれば 70 キロ、80 キロというものが目安になるんじゃないかなと思っています。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは現状を確認できましたので、減容化施設の現状についてに移りたいと思います。担当課にお聞きいたしますが、最終処分場についてはどの程度その現場に足を運び、― 15 ―さらに言えば、その減容化施設についてはどのように把握しているのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

担当の者も時々行っているのはご承知かというふうに思いますけれども、私のほうも時々見させていただいて、議員がおっしゃっていた内容については十分承知しておりまして、例えば水施設を設置する場合も、これは水道はなかなか難しいねということで、じゃあタンクを設置できないかだとか、現場で話し合いながら、これまでやれることは対応してきております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 担当課から町長に向けて質問をしようと思っていましたが、町長のほうが先にお答えになったということで、現状は視認されているということで確認いたしました。その上で、現状は、現時点ではというような答弁がありますが、現施設で、今、減容化運用している施設で、具体的に今賄えているという話なのですが、具体的に先ほど鹿の個体の状態もお聞きしましたが、分解処理については例えば月単位であればどの程度の処理数が見込まれるのか、減容化施設で適正なのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 菅原文人

現在の減容処理の適正な個数ですが、瞬間的というか一時的なものもあるかと思います。平均的に入ってくれば現状全然問題ない数、大体月 100 頭以上は可能かと思いますが、瞬間的にどうしても重なって一時的に増えてしまう場合もありますので、そういう場合は、現状は外部委託して処理しているというような状況にあります。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 まず現状の視認についてご確認させていただきました。その上で、今、担当課からも私、資料をもらっているので、そういう意味で言うと3年間の減容化の実績については把握しています。何頭、何頭と月単位でそういう基準をもとに、やはりこの施設の許容範囲というか受け入れについて図っていかなけれ― 16 ―ばならないのかなと、試算していかなければいけないのかなと、そういう行程が必要かなというふうに私は思います。まず減容の把握についてでありますが、その部分を少し深める必要があるかなというふうに思います。資料を私、添付させていただきましたが、ざっとご説明しますが、1番では減容化施設の現状です。旧D型車庫、この現状が載っております。横が 10.9 メートル、奥行きが 7.4 メートル、 80 平米であります。2は内部の野積山、いわゆる積み込んだ山、菌床とも言われていますが、この2の山は現状では一つの山というふうに見えがちですが、実際は二つの山という構成になっておりまして、本来はその山が一つずつ独立したものであるのが理想であるというふうに私は推測しています。3の写真ですが、これも内部、三つ目の新しい山と、その後ろの低いコンクリートの壁でございます。ブルーシートで覆ってはいますが、先ほど町長の答弁にもありましたとおり攪拌する作業が必要でありまして、その折に外にあふれ出ます。また4番の水利についてですが、先ほどの答弁にもありました必要でということですが、分解処理作業のみに使用を制限する容量と推測されます。現場でも、私、猟友会の方からお聞きしましたが、さまざまな用途には使えず、特に駆除された個体を運んで来た場合の車両などの汚れについても、この水では洗浄できないと、要は量が少ないので、そういうような話を伺いました。そこで、やはり一番の課題として、この施設が狭いという点があろうかと思います。それは答弁の中にも十分ではないというふうに載っていました。現状、これまでやれてきたとか、処理数はかわっていないという判別ではなく、広く公表されている見解から対比していきたいというふうに私は思います。微生物エスパス菌での分解処理ですが、私が調査したところ、一つ目に 150 キロから 200 キログラムの分解処理に対して 10 立方の菌床が必要で、3週間の攪拌作業が必要だというふうにありました。先ほど雄の個体 130 キロから 150 キロ、メスの個体 80キロということがありましたので、いかにこの 10 立方というのがこの重さに必要かというのがわかると思います。私はざっと個体数を少なめに見積もって、例えば1体 30 キロの個体だと仮定しても、― 17 ―10 立方で処理できる数は月5頭から7頭という計算になります。また公式で興部町で出されている記事では、鹿 12 頭を菌床8立方に1カ月で分解処理と、こちらは 12 頭を8立方、1カ月で分解処理とあります。そこで今、10 立方、8立方という話をしましたが、二つ目にこの8立方から 10 立方というのがどの程度の大きさなのか、学生さんもここにおられますが具体的に話をしていきたいと思います。例えば円錐形の形であれば、底が4メートルの高さ2メートル、これで8立方の円錐となります。しかし、実際はこの山を見てもらうとわかるとおり円錐の形ではなく楕円形の形をしております。そういう場合、例えば下が3メートルで、高さが2メートルというこういう形で約 10 立方というふうになります。同じように底が4メートルであれば 15 立方、また底が5メートルであれば 26 立方というふうになりまして、興部町のデータと照らしあわせた結果は、例えば3メートルの菌床であれば月 10 頭、4メートルの菌床であれば月 21 頭、例えば大きい5メートルの山をつくったとすれば、大体月に 39 頭という分解処理が可能となる数字が出ています。ここで、実際の津別の減容化施設に戻りますが、建物の内部は 10 メートル、奥行き7メートルです。この中に5メートルの山を二つつくることは攪拌作業の車両の切り返し等も困難となるから現実的ではありません。先ほど写真2で山が二つ重なっている現状があると話しましたが、まさにそれが現状で山を形成できない状態になっています。現状は、この施設規模であれば、例えば3メートル規模の山を三つ程度つくるということが妥当な範囲かなというふうには想定でき、その場合は、三つですから 30 立方というふうになりまして、処理数は 45 頭程度と、この興部町のデータでは試算できます。仮に、例えば4メートルなどを組み入れたとしても、大体処理個数は 53 頭ほどかなというふうに考えられます。公表されている指数から試算される現場の処理数は、大体どう見ても 50 頭から 60 頭ぐらいと推測できます。これはあくまでも私の試算ですが、実際の情報と、先ほど担当課からその受け入れの状況にはよりますが 100 頭程度見込めるというふうにありますが、その数はちょっと乖離しているのではないかなというふうに思うわけですが、その部分についてご意見があればお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 菅原文人

今、議員のほうから、これぐらいの頭数ではないかということをご指摘いただきましたが、現状、処理を行っているところでは、その山を多くつくるということが難しいということは、なかなか思ったとおりにつくれないというのは聞いてはいるところではあります。ですが個数として先ほど言った五十何頭とかというお話でしたが、減容化をしている量、頭数ではなくて重さというのも計っております。令和5年度ですと当初 505 頭ですが、減容した処理の重さとしては 17.76 トン、そうすると1頭当たり 36 キログラムぐらいの量となっております。ですので、入ってくる頭数、先ほど1頭当たり 100 キロほどというようなお話もありましたが、入ってくる頭数よりも処理している量としては割と少ない量を処理しているということになっております。ですので、頭数としては月に 100 頭近く処理しておりますが、実際の量としては、それの3分の1ぐらい、実際の鹿の大きさと比べるとその3分の1程度を処理しているかと思いますので、現状のところではまだ処理ができているということになっているかと思います。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 なので先ほど重さの見地からの話と、頭数の見地からの話を例に挙げて二つさせていただきました。産業振興課の話によると、先ほどあったように 100 キロとか 80 キロとかという個体の重さになるんですが、私が少なめに考慮して1体 30 キログラムぐらいだと考慮しても、3メートルの一つの山では5頭から7頭ぐらいが私が調べた範囲の中でいうエスパス菌の公式に載っている分解処理に係るデータであります。これは現場では、おそらくこれまでできますとか、これぐらいやれますということはあるかとは思うのですが、あくまでも私は公式的な記事に則った見地から検索しています。その上で、やはり実際施設が手狭であるという認識かどうかを再度お聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

いろいろお調べになっているようでありますけれども、実際に現状では対応できているわけですよね、ですから、そこで委託をしているところと、もう少しやっぱり広げてほしいだとかさまざまなことが出てきた場合には、それは検討しなくてはならないというふうに考えているところです。この後のご質問もあるか― 19 ―というふうに思いますけれども、鹿そのものの受け入れが横ばい、令和5年度、昨年度は若干減ってきたわけなんですけれども、逆に大きくは受け入れが減容だけではなくて、食肉会社の受け入れがどんどん広がっていっているというか増えてきているという現状もありますので、相対的に見ていく必要があるというふうに思いますのと、また鹿が国有林内、あるいは道有林内に生息しているという状況ですので、そしてそこから出てきて畑の作物を食い荒らすという状況になっていますので、市町村側のほうとしては、国有林、林野庁に対して国有林内にいる鹿は国、いわゆる林野庁が責任を持って処理していただきたいというのは市町村の考えでして、それをもとに毎年要請を行っているという状況です。ですから基本的には、まずは鹿の頭数を減らしていかなければ、なかなか問題は解決していかないのかなというふうに思っているところです。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 そういう中で、必ず町と委託会社というところと、私からの見地ということが板挟みになるという部分があろうかと思います。私は現状やれていますというデータをもとにするのではなく、実際の指標をもとにこの規模で適正に運用されていけるのか、今後も含めて、そういうことをぜひ加えていただきたいと。その上で答弁の中にもありましたが、施設内で攪拌作業や車両の切り返しが必要となります。写真の2を見ると施設の大部分がこのような山になっていまして、先ほど町長は協議しながら拡げるという話もありましたが、実際この施設を利用する上では、この建物の大きさというのは広げることは物理上不可能ですので、そういう見地から、やはり処分していく、そういう数を適正に見積もっていかなきゃいけないのではないかなというふうに思います。この切り返しスペースがなければ安全に作業はできませんので、床面積や処理実績からではなく、やはり現場作業を十分に視認していただいて、私も専門家ではありませんけども、今回、視察というか視認させていただきましたところ、やはりそういう場がないと、これは明白というか明らかな状況ですので、やはりその部分は改善が必要かなというふうに思います。必ず契約には甲と乙みたいな話があって、協議はするということはあるのですが、― 20 ―なかなかその現状の把握というものは難しいので、やはりそういうことをこと細かく見ていきたい、見ていただきたいと思います。また現状のままでは、例えば、この野積みするまでの菌を入れる前の予備のチップの体積の場所もありませんし、とても分解処理にこの程度はという話がありますが余力があるようには思えないのであります。例えば処理能力にこのまま余裕がなければ従事する方の労働環境ですとか衛生面にも悪影響が考えられると思いますが、その点についてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

ご指摘の点については、委託会社ともいろいろ協議をして不足している部分、もう少しこうしてほしいというようなことを話し合いながら改善してまいりたいと思います。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 何度も繰り返しになりますが、現状の施設で十分ということではなく、やはり改善していく方向で協議を進めていただきたいと思います。その上で4番目の今後に向けてに移りたいと思います。答弁の中には、困難とかいろんな言葉がありますが、現時点では新設するまでに至らないという答えであったかなというふうに思います。現在の減容化施設の耐用年数というものをどのように考えているのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 菅原文人

耐用年数ですが、あの建物がいつ建ったかというのは、ちょっと私のほうも資料は持っておりませんが、実際であれば大体本来であれば 30 年程度かと思いますので、あと 14 年、15 年程度はあるのかとは思っております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 その時期に向けても、今回のこの議論というか、この質問を生かしていただければと、14 年と言わずに、その前倒しでもという私の希― 21 ―望はあります。ただ、この現状を今聞いたとおり、活用していく上での改善点も当然必要になってくるのではないかなと。先ほど話しましたが、私も猟友会の方にお話を伺った結果、私もちょっと目からうろこというか、こういうプロではないので、そういう部分での改善点を一つお聞きして、なるほどというふうに思ったのでここでお伝えしますが、車庫従前からのシャッターがこの写真の1でもありますように、シャッターが残っております。中央の支柱も外せない状態で、ここが作業の上では、やはり車両の切り返しにとって、かなり不具合になるというふうなことを聞いております。シャッターを例えば外すなどし、建物の幅全体まで間口を広げるというような改善点も、ぜひ委託会社からの提案だけではなくて、町のほうの考慮としてもそういうことを検討いただきたいと。現状より当然間口が広がりますので、作業効率と内部作業の重機等の出入り等の作業の必要性が緩和されると思います。最上のクリーンセンターの写真を見ていただければわかりますが間口が広くなっています。そういうことがこの減容化施設にとって必要であるというふうに思いますので、その点について担当からお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 菅原文人

施設のシャッターの件になりますが、実は令和3年度から始めた時に、シャッターを上げっぱなしのままにして、中央の柱はあったのですが、その両隣の支柱は外してありました。ですが委託業者のほうから、特に夏場、動物がどうしても来るので、常駐していない間はシャッターを閉めたいというような要望がありましたので、この支柱を二つ新たに最後戻してつけて、シャッターが下りるような状況にしたところであります。そうすると、どうしてもシャッターを閉めると中の喚起ができないということで上のほうに換気口を開けたというような状況となっております。この真ん中の支柱を外すとなると、やはり建物の強度が極端に落ちるということがあるので、ここは外すのはなかなか難しいということであります。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私も現場なり猟友会の方から聞いたお話ですので、建物の構造上のそういう不具合等は大変考慮していかなきゃいけない部分であろうか― 22 ―なというふうに思います。ただ、もう一度改めてお話させていただきますが、クリーンセンターなどの写真を私も現場で撮影させていただきましたが、こういう形で間口が広くても動物等の侵入を回避できる方法もあろうかと思いますので、ぜひこの点については今後も十分委託業者も含めて現場担当と話していただきたいというふうに思います。次の堆肥製造施設周辺に新設はできないかということですが、昨年、我々産業福祉常任委員会の視察で浦臼町のジビエ処理加工センターを見てまいりました。処理センターのそばに減容化施設、D型ハウス2棟、ちょっと写真ですがD型倉庫2棟、214 平米ですが処理能力は年間 1,000 頭ということですが、お聞きしたところ、実際の処理頭数は 800 頭ほどだということで、工事費は 2,656 万円で国庫補助の鳥獣害防止総合交付金これが 838 万円ほど入っているということでございました。新設に向けてぜひこういうものも活用していただきたいというふうに思うわけですが、例えば津別との対比においても、こちらは1棟、107 平米ですから約 400 頭ということで、津別よりも広く、処理数は津別より低いということでございます。津別の施設に余裕がなく改善が必要、今後は検討されるべきというふうに私は思います。その上で、この新設について今考えはないという話だったんですが、この堆肥製造施設周辺に利用できる土地自体はあるのか、ないのかお聞きしたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

現状としまして、堆肥製造施設周辺に有効な土地というのは把握しておりません。基本的には、今、堆肥を製造している敷地で全て使っているというふうな認識でおります。以上、よろしくお願いします。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 いろんなルールがあるので難しい廃棄物の問題と、堆肥製造という部分の問題はあろうかと思いますが、聞くところによると全く土地がないという話でもないということは聞いてはいたので、今後に向けてあらゆる検討をしていただきたいと。先ほど耐用年数という話がありましたが、10 年、14 年といってもその時期は巡ってくるわけですので、そこに向けていろんなことを考えていただき― 23 ―たいと思います。その上で最後の点です。数年前まで使用していたクリーンセンターの再稼働はできないかという点についてお聞きしたいと思います。先ほど町長は、小さな施設であったというふうにお聞きしますが、私が用意した資料5のクリーンセンターの減容化施設は、左側、右側に二つありまして、左側が横幅8メートル、奥行き5メートル、40 平米ですね。右側が同じぐらいかと思われたんですが、実測しますと横幅 9.7 メートルの奥行き5メートルということで 48.5 平米ということで合わせて 88.5 平米でございます。コンクリートの壁面も 2.8 メートルほどありまして、現状使っている減容化施設のコンクリートとは、ヤードとは違う状態になっています。6番はその施設の右側のスペースになっておりまして、ちょうど三つの利用されていたころの野積み山の跡が残ってございます。補足しますと、焼却炉稼働時はこの右部分だけであったということですが、減容化を始めるにあたって左側の施設が増設されて、今これ右左一体型のようになっていますが、右側の部分は増設されて現状運用されていたころは、ここは6個の山が形成できたと。先ほど私が試算した数字をはめ込むと 90 頭から 100 頭、この部分で十分減容化できるというふうに見受けられます。減容化施設は面積以上にやはり広い間口と、例えばコンクリートのような固い壁面が重要に思われます。1番では先ほどありましたようにシャッターの幅が7メートルほどの間口ということで、5番目のクリーンセンターのほうは間口が 18 メートルほどあるということで、その部分の利用のされ方が違うというふうに思います。改善には、先ほどありましたようにトラックスケール等もないですとか、管理人を置かなきゃいけないですとか、いろんな部分は必要になってくるかなと思うんですが、改善という部分には、もちろん投資という部分がついて回ります。改めてクリーンセンターが減容化施設として優位性があるのではないかなと。減容化施設という点について優位性があるのではないかなと思うんですが、その点の受け止めについてお聞きしたいというふうに思います。

答弁 町長 佐藤多一

最上のクリーンセンターを増設した経過もあります。私も当― 24 ―時、現場を見たりして承知しているところですけれども、近くの農家の方に管理してもらっていたんですよね。ですから今、実際に共和の所で処分をしていますけれども、最上と豊永という極めて離れた所に施設をそれぞれ分散して持つということは、この時期やはり人の確保というのが極めて難しい状態の中で、かなり困難性があるというふうに考えています。であれば、やはり今の共和地区の中で、今ある所、そこの所にもう少し拡幅できないかだとか、そういったところは、むしろこれから先の新たなものをつくるとか増設するというところでいけば現実的な取り組みになっているのではないかなというふうに思います。そして最上のクリーンセンター全体は、いわゆる公共施設になっておりますので、使用されていない、もう使い道がないものですから、焼却施設これを処分しなくちゃならないということが大きな課題となっているところです。しかし、今それに手をつけるよりも先にやらなければならない事業というのはたくさんありますので、もう少し補助制度が拡充してこなければ、なかなか今すぐ進めるということは困難かなという認識を持っているところです。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私からは最後になると思いますが、町内から離れた最終処分場の敷地のさらに奥に、有害鳥獣の減容化施設があります。そこに私は光を差し込むことが今回の質問の主旨であります。今、最上については町長からいろんな話がありましたが、私も現実的ではないかなというふうに思いますが、この施設だけを見ると、やはりこういうようなものが今後必要ではないかなと。例えば、本当にそこから移設して、このままのものを例えばどこかに持っていけば本来は一番理想かなというふうに思います。現状できているとか、現状やれているということを優先するのではなく、やはりいろんな指標に基づいて、当然そこで働いている方もいますし、委託会社もあります、いろんな方々が関わっている中で、やはりやれているから、できているからいいじゃなくて、やはりきちっとした指標に基づいて、これからは検討をしていただきたいと思います。有害鳥獣の受け入れ状況の推移、それを現状見守っている体制だけではいけないのかなというふうに私は少し警告というか、警戒を促して、改めて減容化施設の繁忙期― 25 ―の、町長も見られたとおっしゃっていましたが、私も5月の末ごろ減容化を見させていただきました。やはり、この5月、6月の繁忙期の過剰な状態をぜひ見ていただきまして、改善や現状に近い場所での処理能力に余裕のある規模で、ぜひ今後の新設を耐用年数も含めてあるという話でしたが検討いただきたいというふうに思います。その上で、最上のクリーンセンターがどうしても私の中では減容化施設としての価値としてはあるのですが、やはり全ての可能性を排除せず、公表された正確な情報をもとに施設規模を考えて進めていただきたいというふうに思いますので、今後もご検討よろしくお願いします。最後に町長から一言いただいて終わりにしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今、議員がおっしゃったところは、こちらのほうとしても検討させていただきたいと思います。今、お話でずっと質問があったのは、いわゆる鹿を溶かして縮小して、そしてその部分を埋め立てしていくというそういう形態をとっているんですけれども、鹿の処分としては、それだけではないということもまたご承知だというふうに思います。ご承知のとおり高台のほうで食肉の処理工場、処理施設が北見市のほうから来られて完成しております。そこでもどんどん受け入れが広まってきておりますので、減容化をする部分と、鹿には3通りありますよね、食肉として提供、ジビエとして出す部分と、それからペットフードや角や皮を利用する部分と、それから廃棄して処分をしていくという、その3通りがありますけれども、残念ながら食肉の部分はお話も議員もご承知のとおりありましたけれども、残念ながら津別では出店無理ということになりましたけれども、もう一つのペットフード、そういうところでは今まさに津別に処理工場をつくっていただいておりますので、そこへの搬入が結構これからも増えていくのだろうというふうに思います。一方で何度も申し上げますけれども、鹿の駆除、これ今、猟友会の方たちも一番多い方で、今 34 人か 35 人いると思いますけれども、1人で 200 頭ぐらい駆除しているハンターの方もおりますけれども、高齢化が進んでいきますので、そのハンターの拡大というか要請というのも大きなテーマになっていますし、それに伴う補助金、これ― 26 ―も国のほうで徐々に徐々に上げてきてはいるんですけれども、先週ですけれども東京で北海道町村会の要請活動がありまして、そこでも町村会の会長、白糠の町長ですけれども、津別は今 1,000 頭を超えましたけれども、白糠では毎年 3,000 頭なんですよね、それを駆除していますけれども、それに対する国のお金が昔は 2,000 円とか 3,000円でしたけれども、今 8,000 円になっていますけれども、これはもう非常に地元が困っているので、もし国が補助金等々の対応をしてくれないのであれば、駆除した鹿を着払いで官邸に送りますということで、それでもうどんどん送り込むからということで、それはやめてほしいということで徐々に手当も上がってきたという状況になっています。ですから、津別だけではなくて、この鹿の問題というのは本当に北海道そのもので大変な問題になっていますので、駆除、それからハンターの育成、それから有効利用、それと減容化処分、これらは一つセットにして考えながら、必要なところに手を打っていくということにしていきたいと思いますし、その中の一つの処分先である減容化施設というのがありますので、ここの部分も今、議員がおっしゃった部分を頭に入れながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月18日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる