みんなの議会

津別町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月13日

今後のクマ対策について

2023年12月13日、津別町議会の一般質問で、高橋剛議員が「今後のクマ対策について」質問し、町長 佐藤多一、産業振興課長 迫田久、産業振興課長補佐 渡辺新が答弁しました。

質問者
高橋剛 議員
答弁者
町長 佐藤多一、産業振興課長 迫田久、産業振興課長補佐 渡辺新

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告をさせていただきました項目につき質問をはじめさせていただければと思います。― 21 ―質問事項といたしましては、今後のクマ対策についてということでございます。今年は、全国的にクマの目撃情報が大変多く、北海道においても例外ではございません。北海道警察本部の集計によりますと、9月の時点で目撃情報は 3,000 件を超えており、過去最高のペースになっております。人的被害は9名となっております。津別町では、10 月 12 日に市街地で目撃情報が寄せられ、決して他人ごとではないと感じているところでございます。そこで、次の点についてお伺いをさせていただければと思います。一つ目、津別町における過去5年間の目撃情報の数及び被害額はどのようになっていますでしょうか。二つ目、津別猟友会の人数はどのように推移をしているのでしょうか。3点目、町では令和3年4月より、「津別町狩猟免許等取得支援」を行っておりますけれども、現在までの利用人数は何人でしょうか。4点目、市街地にクマが出没した場合、町としてのマニュアルはあるのかどうかお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、今後のクマ対策についてお答え申し上げたいと思います。はじめに、過去5年間のクマの目撃情報と被害額についてですが、目撃情報は、平成 30 年が 32 件、令和元年 31 件、令和2年 43 件、令和3年 61 件、令和4年 37 件であり、5カ年の平均は 40.8 件となっております。なお、本年は 12 月1日現在で 45 件となっております。被害額については、農作物被害が平成 30 年が 249 万円、令和元年 637 万 6,000 円、令和2年 1,029 万 6,000 円、それから令和3年 873 万 1,000 円、令和4年 580 万 3,000円となっております。なお、令和3年には町内でクマによる人身事故が発生しています。次に、津別猟友会の加入数の推移についてですが、現在の会員数は 37 名で、平成 30― 22 ―年が 39 名でしたので、この年と比較しますと2名減少しています。ただし、令和3年は 33 名まで減少していましたので、その時点から4名の増となっております。参考までに、平均年齢は 59.6 歳であり、会員数及び平均年齢はオホーツク管内の市町村の平均とほぼ一致しています。次に、狩猟免許等取得支援の利用状況についてですが、令和3年1名、令和4年2名の実績があり、本年も2名が予定されています。次に、市街地にクマが出没した場合のマニュアルの有無についてでありますが、本町独自のクマ出没対応マニュアルはありませんが、オホーツク総合振興局が作成しているオホーツク地域ヒグマ対策実施計画に基づき対応しています。この内容は、ヒグマが市街地またはその周辺に出没した際の対応、人身事故発生時の対応、人身被害・農業被害防止対策についてそれぞれ計画されておりますので、今後ともこれに沿った対応を行ってまいる考えでありますので、よろしくお願いいたします。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 今回は今後のクマ対策についてということでございまして、前段でも申し上げましたとおり、今年は全国的に非常に熊の出没が大変多くて、北海道でも 12 月に入ってもなお報道が続いているような状態になっておりまして、原因はさまざまに分析されてはおりますが、えさが山で足りないんじゃないかとか、山と人が住む所の地域が曖昧になっているせいではないかとか、いろいろお話はございますけれども、いずれにいたしましても、そこに人が住んでいるということになれば、やはり対応策を講じていかなければならないのではないかなと思います。普通、クマはやはり冬は冬眠するんですけれども、なぜこの 12 月にお話をさせていただこうかなと思ったかといいますと、有名な三毛別のクマ事件を出すまでもなく、冬でも、いわゆる「穴持たず」と呼ばれるクマがいたりとか、今年は非常にそういう懸念もありますことと、あと予算の関係でお金のかかることだったら、やはり 12 月がギリギリのタイミングなのかなというのもありましたので、今回お話しさせていただこうかなと思いまして取り上げさせていただきました。今、1番目の質問で被害状況のほうをお伺いいたしまして、全道のトレンドからす― 23 ―ると、津別町はどちらかといえば落ち着いているのかなという気はいたします。しかしながら被害のほうは継続して出ておりまして、やはりこうなりますとクマが出てきた場合には、麻酔銃というのは使えないわけでありますから、北海道の猟友会のホームページを見ますと、なぜクマに麻酔銃が使えないのかというような解説等も載っておりまして、そういったところを考えますと、やはりいざとなればハンター、猟友会の方にお願いするしかないのかなというようなところは感じているわけでございます。このさまざまな状況を踏まえまして、やはり頼ることになろうかと思いますけれども、津別のハンターは先ほども言いましたけれども、少し持ち直しているのかなという印象もありますので、少しありがたいなと思うところではございますが、現在の猟友会の人数 37 名と今お伺いしましたけれども、わかっていれば教えていただきたいのですが、その中で実際に捕獲をできるハンターというのは津別には何名ぐらいいらっしゃるのか、わかっていれば教えていただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

37 名の会員がおられますけれども、駆除するには散弾銃ではなくてライフル銃を所持していなければなりません。これは所持するまでに 10 年かかりますので、その部分でいけば、今、ライフル銃を所持している方は 17 名ということであります。この方全部が即対応できるかというと、やはり経験が必要ですので、そういった経験者から未経験の方に伝授をしていくというか、そういう取り組みも行われているところであります。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 全道のハンターの数を見ますと、大体ピーク時には約2万名いらっしゃいまして、現在、全道で大体 5,000 名といわれておりますので、大体ピーク時の4分の1ということで、ハンターの数というのは確実に減っているなというのはございます。それと、あとオホーツクの振興局内ですけれども、この辺の管内で猟友会の数というのはホームページにも出ておりますけれども、オホーツク総合振興局内では会員数だけでいうと多分津別は上から4番目なのかなと、一番多いのが網走、2番目が斜里、3番目が興部なのかなと思うんですが、その次ぐらいに津別町というのはハンターが― 24 ―充実しているのかなと。ライフルを所持されている方が 17 名ということで、これは一概に森林の面積ですとか生息数等にもよりますので、これが多い、少ないというのは一概には言えないところがあるとは思うのですけれども、今、町長もおっしゃっていましたが、これ技術の継承をしていかなければいけないと、クマの猟というのはすぐできるようなものではないですし、私もちょっと勘違いしておりましたが、免許を取ればライフルを持つことができれば、すぐ行けるのかなというとそうでもないということで、いろんなお話を聞いているとかなりの経験、それとテクニックが非常に必要だということでございます。ほかの自治体の一つの例なんですけれども、技術の継承のために取り組んでいる自治体というところもございます。一つの例ですが、三笠市なんですが、こちらのほうは地域おこし協力隊の方が現在ハンターとして活動をされております。この方は名古屋で生まれ育ってという方ですけれども、ただ大学のほうが江別市の酪農学園大学を出られて、そこでハンターになろうと、地域の住民の力になろうということで決意をされて、今は技術習得に心血を注いでいるという方が実際におられます。この技術継承のために自治体がコミットをしていくという例もこのように出てきているわけなんですが、そこでお伺いしたいと思うのですけれども、津別町は、このような取り組み、ハンターの育成ですとか技術の継承等で自治体がコミットをしていくというようなお考えはないのかお伺いさせていただければと思います。

答弁 町長 佐藤多一

具体的には結論から言うとございません。ただこの中で、今先進地の話も出たところでありますけれども、各道内の町村、特に今回は秋田県がクマの被害が最も多い県だというふうに思いますけれども、北海道の中でも各町村で頻度はそれぞれ差がありますけれども大変困っております。そこで毎年 10 月に北海道町村会で 144 の町村がありますけれども集まって政策懇談会が開催されるわけですけれども、その中で私が所属しているのは農林水産関係なんですけれども、そこで事前に各町村からのクマに対してのアンケートを取ったらどうかということになりまして、実施いたしました。その結果も懇談会の中で話が出ているんですけれども、それを見ますと町村がそのアンケートに回答した内容でいきますと、課題として何をあげているのかというと、たくさんあるのですけれども、一つは、やはり今おっしゃられまし― 25 ―た担い手不足です。これが深刻化しているので、ハンターの育成確保です。そのためにはハンターの養成施設を道の段階で設立することはできないのかというようなことです。それから、そこで学ぶのは即戦力となる有害鳥獣捕獲者、これの育成と残渣処理がきちんとできるようにというような、そういう養成の施設を設立していただきたいというようなこと、あるいはライフルの取得に 10 年かかるものですから、この期間の短縮ができないかというようなこと、あるいは鉛弾が殺傷能力が高いんですけれども、令和7年度から鉛弾の使用が規制されます。これを非常に懸念しているということなんですけれども、ただテレビの特集なんかを見てもおわかりのとおり、オジロワシが鉛の害にあって亡くなっていくという状況もありますので、複雑な要素がちょっと絡んでおりますけれども、そういったことも懸念されています。それと捕獲をする上で、やはりそれぞれ見方がいろいろありますので、そこまでする必要があるのかと、あるいは何というんですかね、動物愛護の関係からいくとどうなんだろうかというような見方というのも当然持たれる方もたくさんいらっしゃると思います。そういったところに対する理解の醸成というんですか、そういったこともやはり町村もそうですけれども、道も先頭になって、対策室が今回出来上がりましたけれども、対応していただければというようなこと、特徴的なことを幾つか申し上げさせていただきましたけれども、つまるところ北海道の道庁に対して、こういうようなものに取り組んでもらえないかということの要望が町村長の中から出ているということでご報告をさせていただきたいと思います。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 それでは3番目の狩猟免許等の取得の支援についても追加で質問をさせていただければと思うんですが、先ほど町長のご答弁のほうで― 26 ―ハンターの育成ですとか鉛の弾の懸念ですとかそういったようなことはやはりあるので、道のほうにも要請を出したらいいんじゃないかというような話になっているというようなお話もございましたけれども、道のほうでも少し予算という意味では動きがありまして、先月の 28 日の道の定例会のほうで、一般会計の補正予算 107 億円余りを審議されておりまして、その中で、この中には被害が相次いでいるクマの駆除を推進しようと道が初めてハンターへの支援策を盛り込みました。具体的には、来年2月以降、冬眠中のクマなどを駆除する春期管理捕獲を進めるため、ハンターの出動経費ですとか報奨金のほか、弾薬など必要な資材、それにハンターを育成するための研修など、市町村が行う支援策を補助する費用に 1,500 万円を計上しました。道がハンターの支援に舵を切った背景には、クマによる被害が過去最悪のペースで増え続けていることがあります。昨年度ヒグマによる道内の農作物への被害額は2億 7,100 万円と前年より 900 万円増加しているというニュースが出ておりました。このことと津別町が行っている取得支援の関係というのは、少し私にはわからないところもあるのですが、津別町が取得支援を行っている経費の内容を見ますと、狩猟免許予備講習の費用ですとか、そういう講習の費用と、あとは申請の手数料ですとか、あと一番下のほうに医師の診断書等ということで出ていますけれども、内容としてはそういったことが主になっている補助なのかなというふうに思います。そこで町の考えをお聞かせいただければと思うんですけれども、この支援についての拡充の考えはないのでしょうか。例えば、道は先ほどお話ししたとおり弾薬ですとかその他、これは個人というよりも支援をしている市町村をさらに道がバックアップするという形だとは思うんですけれども、町のこの支援策の拡充という考えは、今、町にあるのかどうかお伺いをしたいと思います。

答弁 産業振興課長 迫田久(産業振興課長は2024年3月まで)

それでは私のほうから答弁させていただきます。まず、今議員がご指摘のご質問にあるような狩猟免許等取得支援につきましては、この取得に対しては支援の拡充については現在考えておりません。今、議員がご指摘の、要は狩猟に関わる経費等々につきましては、本町におきまして津別町有害鳥獣駆除奨励というふうなものがございまして、それについて現在支援をしているところで― 27 ―ございます。それで先ほどありました後継者の育成のところでございますが、先ほど議員が道のほうの支援の中でおっしゃっておりました、春クマの対策等々に道が舵を切ったというところでございますが、これらにつきましても北海道のヒグマ捕獲のあり方検討部会のほうで検討された内容なのかなと思いますが、本町におきまして、もしくは近隣の町村につきましても、これらの取り組みについては検討したりとかはしておりますが、実際動いていないというふうなものはありますが、北見市で若干取り組まれた事例はございますけれども、そのほかについては近隣ではないというふうな状況でありますので、本町についても、それらを今のところは実施するというふうな計画ではございません。支援については、先ほど言ったように狩猟の免許取得は免許取得として支援をしておりますし、その経費につきましては駆除奨励金というような形で支援しておりますので、拡充するというふうなところはございません。以上です。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 駆除等の奨励金は私も見させていただきまして、津別はクマ1頭5万円だったかなと思うんですけれども、ペアで2頭を一度に駆除すると2頭目は3万円だったかなという感じです。ただ、この金額等に関しては、ほかの自治体と比べたときに、ほかの自治体も何件か見させていただきましたけれども、津別の基準というのは決して低くはなく、金額自体は概ねそうなんだろうなというような感想はもったところです。ただ来年以降、今年非常に、もう何度も言っておりますとおり目撃情報等が多くて、北海道も非常に多いものですから、来年以降でまた状況がかわってきたら、そこはそこでまたその時に検討をしていただければなと思いますので、よろしくお願いしたいなと思っております。続きまして、4番目の市街地の害獣というかクマが出没した場合、マニュアルはあるのですかということでお伺いをしたのですけれども、お答えとしては独自のマニュアルというものはないと、ただオホーツク地域ヒグマ対策実施計画というのはあるので、これに基づいて動いていますよというようなご答弁でございました。前段申し上げましたとおり、10 月 12 日にヒグマが出たということで騒ぎになりまし― 28 ―たけれども、私これを最初に聞いたのがうちに尋ねてきたお客さんから、今、高校の所ですごい人が集まってやっているよと、何かどうやらクマが出たみたいとお伺いをしまして、高校の前だとうちの自治会になりまして、共和第3自治会なんですけれども、全然道路を挟んで逆側というのもあるのかもしれないですが全然知らなくて、会長のところは知っているのかなと思って、すぐ自治会長の所に私行きましてお話させていただいて、クマがなんか高校の所で出たみたいなんだけど、会長は聞いているかいということでいったら、いや知らないということで、だったらということで二人で連れ立って現場に行ってこようということになりまして現場のほうに行かせていただいたら、警察の方ですとか役場の職員の方ですとかがいらっしゃって、緊張感のある現場だなと思いながら、パトカーのほうで広報されていたかなと思うんですけれども、ただ先ほども言いましたけれども、国道を挟んで同じ自治会なんですが、うちは逆側ですけれども、私の記憶によると広報車で回って来られたのが大体昼過ぎだったかなというような印象があります。クマが出た時間って午前中だったと思うんですけれども、正直言って広報車で回るのであれば少し広範囲でやってもよかったのかなと、そういうようなところを思うわけです。そうすると、これっていうのはマニュアルがあるないというところで、やはりないというところが少し影響しているのかなと勝手に思ったんですけれども、ちょうどこれはケーススタディですので 10 月 12 日に役場はどこから情報とかが来て、どのように動かれたのか、具体的にどのような役割を果たされたのか教えていただければと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

お答えいたします。10 月 12 日に発生しました共和地区におけるクマの発生の状況についてということで判断しておりますが、まず発生日時が 10 月 12 日、このクマの発生が午前9時 24 分となっております。こちらにつきましては、美幌警察署に一報が入り、その後、役場に受電が9時 44 分にあったというような状況となっております。これにつきまして現場にすぐ担当課のほうで現地確認に赴きまして、そういった情報収集の上、判断し、9時 51 分には猟友会津別支部のほうに連絡をしております。あわせて 10 時 22 分に振興局自然環境係に連絡し、広報につきましては午後という― 29 ―ご認識だったかと思うんですけれども 10 時半に広報車3台を出して注意喚起を行っているところです。こちらにつきましては、その3台を 18 時 30 分まで町内の市街地全域において広報を実施したところです。11 時 11 分に「ささえねっと」を配信し、町のホームページでもお知らせしているところです。その後 11 時 41 分に臨時管理職会議を行いまして、継続した警戒態勢をとるというようなことを決定しております。その後、クマ個体がそこにいるのかどうかを、車両を使いながら捜索をしているんですけれども、そういったところでクマの個体が見つからなかったということになっております。翌日5時に改めてパトロール車を使って町内の警戒をしておりましたが、そこでもクマの行動というものを発見することができませんでした。7時に再度車両を増やして町内警戒巡回を行なっており、猟友会につきましては6時半まで巡回を実施しております。すみません、猟友会につきましては、発生当日も5時まで警戒出動をお願いしているところです。やはりクマが発生して、どうしても現地の状況等を確認するのにある程度の一定の時間がかかってしまうと思います。今回、美幌警察署を介してということになりますので、第一報から実際に注意喚起するというところには1時間程度どうしてもかかってしまうということになりますが、やはりそういったものをできるだけ早く対応できるように今後したいと考えておりますので、よろしくお願いします。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 まず広報は 10 時半から回られたということで、すみません、私が聞こえなかっただけかもしれないので、そこは認識が間違っていたかなということで申し訳ございません。今もおっしゃっていましたけど、少しどうしてもやはり広報を回すのに1時間ぐらいかかるということで、今回は個体が結局見つからずということで、よかったなと単純に思っておりますけれども、やはりこのように郊外とやはり町の中というのは非常に違うんだなと、今お話をお伺いしていても役場といいますか行政が果たす役割というのはやはり大きいものがあるんだなというのを実感したところでございます。― 30 ―そこで質問させていただければと思いますけれども、独自のマニュアルは津別町はないということですけれども、このマニュアルの必要性というのはあるのかないのか教えていただければと思います。もし必要性があるとするならば、今オホーツク地域ヒグマ対策実施計画に則って、それとほかの計画にも則ってやっているということなんですけれども、マニュアル設定の必要性があるのかどうかのご認識と、必要性があるというご認識でしたら、いつの時期ぐらいに設定をされる予定があるのかどうかお答えをいただければと思います。

答弁 産業振興課長補佐 渡辺新(産業振興課長補佐は2026年3月まで)

マニュアルについてですが、回答の中にありましたとおり現状としてはオホーツク地域ヒグマ対策実施計画、これアクションプランと呼んでおりますが、これに則って対応するということになっております。説明のとおり、それぞれのシチュエーションというか、場面によってどのような行動をすればよいかというのを振興局から各市町村にどういう行動を取りますかというアンケートのような形で聞かれておりまして、それをアクションプランというような形としております。現状としては、このアクションプランに則って行うというようなことが現状として望ましいのかなというふうに思っております。やはりヒグマ等、野生動物の出没につきましては、さまざまな状況によって対応がいろいろかわってくるかと思います。出てくる場所とか、あるいはヒグマなのかエゾシカなのか、そういったものによってさまざまにシチュエーションがかわりますので、そういったところに臨機応変にこのアクションプランに則って行動していきたいというふうに考えております。以上、よろしくお願いします。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 質問は以上になります。先ほども申し上げましたけれども、相手は動物ですので、また来年以降いろんな自然環境等の変化によって出没の数ですとか、人的被害の有無ですとかいろんなことがかわってくるんだろうと思います。今ご担当者のほうからお話ございましたけれども、一番恐ろしいのは多分クマで、一番あり得そうなのはシカが多いのかなと、交通事故も非常に多いですし、津別の場合はほんの一部ですけれども毒蛇等の関係もあったり― 31 ―とか、やはりいろんな動物によって対応の仕方はかわってくるんだろうと思います。その中でやはり一番恐ろしいクマに対応できるというのは、やはりハンター、猟友会ということになると思いますので、やはりいろんな今日は支援の話ですとか、育成のお話ですとかもさせていただきましたけれども、やはり町としてもハンター等のそういったようなことに今後もお心配りいただいて、一番重要なのは、やはり町民の安心安全が担保されるということが一番当然重要なわけですから、その辺に関してぜひとも町としてもコミットしていただければなと思います。よろしくお願いしたいなと思います。町長、何か最後にあれば一言お願いいたしまして、終わらせていただければと思います。町長。

答弁 町長 佐藤多一

先ほど補佐のほうからも申し上げましたとおり、また最初の答弁で申し上げましたとおり、町独自のマニュアルというのは現在のところ考えておりませんけれども、オホーツク地域ヒグマ対策実施計画、アクションプランということでつくられたものがあります。これに基づいて今対応を進めているところであります。ご質問のやはり人に対する被害というのですか、そこのところがやはり一番気になるところでありまして、これは緊急時の市街地等での銃確保等の対応についてということで、これもいろいろ法律がありまして、それに抵触するとまずいことになりますので、振興局と打ち合わせをすることになっております。そしてまた警察とも打ち合わせをして実際に発砲するのは猟友会の方ということになると思いますけれども、そういう調整を計りながら対応していくということが書かれておりますけれども、その中でも市街地等においてヒグマが出没し、直ちに重大な被害またはその恐れや社会的影響があると判断される場合は、そのクマを緊急対応型問題個体と判断するということで、出没が繰り返されて地域住民の生命財産あるいは平穏な日常に支障が生じた、若しくは生じる恐れがあると判断した時点で対象個体の確実な排除を行うというふうに記載されて、あるいは可能な程度で追い払うという表現になっております。これに基づいて進めていくようになると思いますけれども、実際には振興局とも密に連携を― 32 ―とりながら、そういう場面に出くわした場合は対応を進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月13日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる