津別町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月16日
関係人口について
2021年12月16日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「関係人口について」質問し、町長 佐藤多一、生涯学習課長 千葉誠、保健福祉課長 森井研児が答弁しました。
- 質問者
- 篠原眞稚子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、生涯学習課長 千葉誠、保健福祉課長 森井研児
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告した件についてお尋ねいたします。関係人口についてです。人口減少や高齢化により、さまざまな課題が顕在化しています。こうした課題に対し、総務省では、移住してきた定住人口や観光に来た交流人口ではなく、地域と多様に関わる「関係人口」の人々に着目をしています。地域外からの交流の入り口を増やすための取り組みについてお尋ねしたいと思います。まず一つとしては、関係人口に対する取り組みについての状況について。二つ目は、今後、関係人口に対する取り組みを強化すべきと思うが、どのようなことを考えておられるか。三つ目には、関係人口から定住への取り組みについて、空き家の状況と課題、さらに移住体験には、移住の前の関係の段階でお試しというようなことも大切じゃないかと思います。以前にはお試し住宅というのがあって、いろんな評価があったかと思いますが、今後に向けてそのような場を設けようとしているのかどうかもお尋ねしたいと思います。以上です、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
それでは、関係人口についてご質問にお答え申し上げます。はじめに、関係人口に対する取り組み状況についてですが、関係人口とは、移住した定住人口でもなく、観光に来た交流人口でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉で、地方創生のキーワードとして、第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中でも使われている言葉です。津別町はこの地方創生の取り組みにおいて、船橋市や筑波大学との人的交流、また北海道大学課外活動団体HALCCとの高大連携事業や、本州の建築関係者との道東エリアリノベーション事業など、これまでのネットワークを活用しながら高校生や町民とともに、まちづくりを進めてきているところであります。次に、関係人口に対する取り組みの強化についてですが、国土交通省によれば、関係人口は、その地域を訪問する「訪問系」と、ふるさと納税などを通じて間接的に関わりをもつ「非訪問系」に分かれるとされております。さらに「訪問系」を分類しますと、地域の活性化に直接参加する「直接寄与型」、テレワーク等による「就労型」、地域の交流プログラムに参加する「参加・交流型」、飲食や趣味の活動を行う「趣味・消費型」があるといわれています。こうした点を踏まえながら、津別町と関係する方たちを洗い出し、幅を広げて、より多くの方たちとさらなるネットワークが構築できるよう進めていく考えであります。また、例えば町内の企業を退職された後、毎年8カ月にも及び本町に滞在され、趣味を生かした農作物づくりを行なっている方もおりますので、こうした方たちにも町民と同じような恩恵が受けられる仕組みづくりが必要と考えているところです。次に、関係人口から定住への取り組みについてですが、関係人口の概念は、「移住する」か「移住しない」か、という二者択一の考えで都市住民を見ていたことへの反省のもとに考えられた言葉でもあります。したがいまして、まず考えるべきことは、津別町に関心がなかった人にふるさと納税などで関わりをもっていただき、観光などで訪問し、交流し、2地域居住などを通して定住につながっていくような過程が必要と考えておりますが、実際にはもっとダイレクトな展開もあるかと思います。また、定住にあたっては、コロナ禍においてテレワークが徐々に進んできています― 14 ―が、単身者ならともかく、世帯の移動には、教育、医療、買い物環境など仕事以外のさまざまな要素が影響することから、これらへの対応も必要であると考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 1番目の関係人口に対する取り組みの状況については、以前より移住だとか定住に関わらなくても、かなり津別町にいろんな方が、いわゆる関係人口というような形で来られているのかなと思いますので、さらにということは非常に難しいのですが、1番目のとこでは取り組み内容についていろいろお話を聞きました。現状はわかりましたので、二つ目に強化すべきというようなところの話をしていきたいと思いますが、交流人口で、例えば二つ目のところで取り組みというようなことなんですが、訪問型の人も、さっき町長のほうからいろんな形でお話がありましたけども、住んでみようかなと思って来る方と、それから単なる観光、どんな所なんだろうというようなことで、自然というかそういうのを目標に来られる方と、分類は大雑把ですけれども、そういうふうにして違うのかなと思っています。昨日のほかの方の答弁の中にもありましたけども、やはり「おもてなし」というような言葉もあったのですが、自然もものすごく大事ですけども、そこにどんな人が、どんな暮らしをしているかというようなことも、ここと関わる大きな要因ではないかというふうに思っています。昨日のと重複してきますが、強化すべき一つとして、情報の発信を今、専門的にまちづくり会社を通していろんな発信をされているかなと思いますけれども、そこでつくれるというか、町のホームページ何かでももっとできるのではないかということも思いますし、それから個人名を言ってはどうかというふうに思いますけれども、自然体験なんかでは、本当にどっぷり田舎が体験できるというかそういうようなことでは森のこだまですか、畑体験なんかは、私たちはちょっとそこにお金を出してまで体験する人がいるのかなというようなことで、やはり都会と地方の違いというようなものを感じたところであります。ですから、1点何か本当にここの暮らしを見てもらうための何か具体的な施策みたいなのを今考えておられれば、お聞きしたいと思います。― 15 ―
答弁 町長 佐藤多一
今、来られている方、それぞれ活動されておりまして、そこを何か町のほうとして支援できることがあれば支援するという形になっているというふうに思います。まちづくり会社ができまして、そこでこれまで町がやっていた業務を会社のほうでやることによって、ホームページも非常に見やすく、インパクトのあるものになっていますし、応対も非常にいい状況になっております。実際に、やっぱり延べで 500 件以上の方たちが電話をして、いろいろコンタクトをとってくるということでありますので、全てが移住に結びつくわけではありませんけれども、しっかり町の意向を酌んでいただいて、やってもらっているなというふうに思います。そういう移住デスクの方たちが声にしても、顔にしても、1番最初に会う方だというふうに思います。その町の印象というのは、1番最初に会った人で大体イメージがついてしまいます。ですから、ある業者からも言われたことは、前にお話をしたこともあるかと思いますけれども、札幌の業者の方が津別の工事を担当しているときに、津別の町民の方って意外に冷たいですよねという言われ方をされたこともありますけれども、それは最初に会った方、ちょっとそういう方と出会ってしまったんだなということもありますけれども、やはり一般的にはあいさつも歩いていても声をかけてくれたりとか、そういう人が多くて驚いているということも時々聞かされますので、そういう町民がたくさん増えることによって移住される方もやっぱり来てよかったなというか、そういう形になっていくんだろうというふうに思います。また、それと関係人口というのは、言葉が突然出てきたイメージがあるんですけれども、内容的なことは、この言葉が出る前からずっと続けていることでありまして、特段、この言葉が出てきたからということで、それにどんどん対応していこうということではなくて、これまでどおりの形で、そしてスタッフも充実してきましたので、進めてまいりたいと考えております。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ちょっと具体的になんですが、やはり増やしていくというようなことでは、津別のふるさと納税を通してというような話もさっき― 16 ―あったかと思いますので、そういうところで特産品のブランド化というか、そういうようなことも大切ではないかというふうに思います。既に何かに向けてブランド化していこうという動きもあるのかなと思いますので、そういうところを一つずつ積み上げていって、ふるさと納税も今年はいろんな事情から非常に金額が少ないというようなお話もありましたので、津別といったらこういうのっていう、きちっとしたブランドを確立して、あわせて交流とか関係人口につながるようなことが大切じゃないかというふうに思っています。さっき言いました、町民がどんなふうに考えているかと、田舎というのは、なかなかよそから入ってくるのが、一般的にですよ、津別の先ほどの町長の話にもありましたけども、第一印象で全てが決まるという場合もありますので、何かこういう方向に向かっているというようなところを何かお話しできる場があったらいいかなというふうに思っています。最近は、やっぱり2拠点というのですか、津別と都会と両方でテレワークとかそういうのが発達してきている中で、拠点が二つで週末に帰るとか、そういうふうなことで過ごされている方もいるかなというふうに思います。最近、津別にも具体的にはわかりませんけれども、沼沢に大きな会社の保養所みたいのができたというような話もありますので、やっぱり管内とか、それとか自立圏とかで同じような施策がどこでもされているかなというふうに思いますので、それは同じではやっぱりなかなか関係人口等を増やしていくということは難しいので、今後もふるさと納税に関してはブランド化できて、ずっと続けていけるようなものを支援していく、みんなで応援をしていくというようなことが大切なんじゃないかなというふうに思いますので、ちょっとだらだらと述べてしまいましたけれども、二つ目の、こんなことを強化していけばいいかなというようなことを述べましたので、何かございましたらお答えをいただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
ふるさと納税のブランド化というようなこともお話がありましたけれども、このブランド化って何だろうって考えたら、結局ジャガイモにしても農産物にしても、隣町も、その隣町も、そのまた隣町もみんな同じようなものをつく― 17 ―っていて、味にそう大きな大差があるというふうには思わないわけですけども、そこにブランド化という、いわゆる町が勝手につくる差別化だというふうに思います。それに反応してくれるかどうかということだと思いますけれども、その差別化をして、あっちの町でなく、こっちの町で買っていただけないかという、その時にポイントとなるのが、昨日、小林議員さんもおっしゃられていましたネーミングだとか、そういうことも大きく響いてくるのかなというふうに思っています。そんなようなことで、答えになるかどうかちょっとわかりませんけれども、答弁とさせていただきます。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 高大連携や子どもがいいとかっていうのは昨日もお話が出ていましたけれども、やっぱり同じジャガイモでもどこの何とか、何かちょっとしたことで違ってくるのもあるのかなというふうに思いますので、それは一緒にやられている担当の方等と、あるいは生産者も含めての話になるかなというふうに思いますので、そういうところも進めていっていただければというふうに思っています。もう一つの、今まで移住というかをして来る人たちもすごくタイミングよく二つ目の商売というんですか、空き家を利用してリフォームをして、そしてやっているところが何軒かあります。初めから起業しようと思って津別の空き店舗なんかを借りてやるというようなことがポツポツと増えてきています。仕事をしようというのではなく、過ごそうという人については、受け入れる場所というか、短期間そう高くなく滞在できるような所というのは、今後も以前は1日 500 円でお試し住宅というのがあったかと思いますけど、使用方法等について、いろいろお話も聞きましたけれども、今後に向けても長期滞在するような、そういう場を町が用意するのか民間のどこかというふうにするのか、いろいろあるかと思いますけれども、その点について、まずお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
移住しようかなということで、属に、昔、お試し暮らしと言っていましたけれども、そういうところの場所ということで旧町長住宅を活用して結― 18 ―構な方たちが毎年やってきましたけれども、以前にもお話ししたとおり、どうも観光目的の安い寝泊まりをする場所という、そういう使われ方というのを実際にはされているんじゃないかということも実態としていろいろ出てきていましたので、どうなんだろうかというふうに思っていましたけど、それを通じて西町のほうで1軒自宅を建てられて、そして生活をされている方もいますので、全くそれが観光目的ばかりに使われていたということではないというふうに思いますけれども、今回、まちなか再生を含めて、そこも関連する用地となりますので、取り壊しを行いましたけれども、今はnanmо‐nanmоを活用して、そこで長期にはならないかというふうに思いますけれどもそれなりの滞在をして、しかも運営されている方が移住者ですから、実際の話を本当によく聞ける状態になっています。そういうところをぜひ活用していただければなというふうに思います。また、農協のほうからもアルバイターといわれる人たちが、この間、沖縄方面からも来るようになってきています。農作業を通じて3カ月とか4カ月とか比較的長期に津別町に滞在するということで、今はでてこいランドさんが使われているところですけれども、そういうところも町として検討できないかというお話もきています。それは、実は、もう皆さんも所管の委員会のほうでご覧になったかというふうに思いますけれども、西町のほうに寡婦住宅を改修して4戸をきれいな状態に去年直しています。そういう所も使おうと思えば使える町有住宅にしましたので、いろんな制約もありませんので、そういう所も十分使っていけますよというのもお伝えしておりますし、それから、今、活汲のほうでも警察官の方が2名、改修した公営住宅をやめて町有住宅に変えて町が改修をして、お二方住まわれておりますけれども、隣にまた二棟ありますので、そういうところも場合によっては、そういう需要が多くなってくれば改修をして、そこをお試し暮らしにしていくだとか、そういうことは将来、様子を見ながら考えていくことができるかなというふうに考えております。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 将来的には町有住宅で対応できるのではないかというような話だったかと思います。それとあわせて、短期間でなくて長期にお試しというか、例えば、ちょっとこんな話を聞いたんですけども、東京とか本州のほう― 19 ―の夏休み期間が非常に長い、コロナがあったせいかなというふうに思いますけれども、北海道のほうに避難といえるかどうかはわかりませんが、親は仕事をしているのでなかなかそこを離れるわけにはいかないんだけども、おばあちゃんが子どもを連れて長く滞在をしていた人の話をチラッと聞きました。その方は、夏休みだから、夏休みの課題を子どもが持ってきているから、それはそれでいいのかもしれないんだけども、放課後はその町の児童館を活用させていただいて非常にありがたかったというのとあわせて、もし長期にそこに住みたい、ただ住むだけかもしれないのですけど、そういうときに学校での対応というのがあれば、学校にも通えればすごくありがたいみたいな話だったんです。ちょっと話が飛躍するかもしれませんけども、今、例えば2拠点ということになると、大きな単位で、先に話をしている人は例えば北海道にウィークデーだけいて週末は東京に戻るというふうなことで、病院に入るというようなのを新聞の記事で読んだんですけど、そうでなくて親子で、ちょっと長期間その町に住んでみたいというか、自然の中で生活をしたいというふうに言った場合に、住む所は何とかなるのかなというように今の答弁では感じたんですけども、学童の子であれば、ずっと家にいるというわけにもいかないので、どの程度そういう子があった場合の対応について、もし考えていることがあればお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
ご質問になかったものですから、そこまで考えておりませんけれども、教育委員会のほうで何かお答えがあればお願いします。
答弁 生涯学習課長 千葉誠(生涯学習課長は2022年3月まで)
学校の部分につきましては、例えば長期休みの場合に、長期休業とか夏休みだとか、それにかかったときには、確かに向こうの時期とこちらの時期がずれる部分があると思います。そういうこともありまして、例えば北海道に来てまだ冬であればまだ冬休みの部分が長くて、こちらに来たけれども最終的に2週間とか、そういう部分しか学校に通うことができないだとか、そういうことも想定されると思いました。あと教科書が一致するのかなというのもあるかと思いますので、それはそれぞれの地域だとか、いつごろ来るのかというところでの、逆に教育委員会ですとか道のほう― 20 ―にも県をまたぎますと協議をしなければいけない部分もあるかと思いますけれども、ケースバイケースで違ってくるかと思いますけれども、そういう問題も出てくるのかなと、こちらに来て教科書が違って、また戻ったら別の教科書というようなことも学校に通うとなれば出てくるのかなというふうに思っています。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 交流というのも幅広くというか、交流というか関係というふうになるので、ただ短期間だけ来て簡単にポンと学校に入るということはなかなか難しいかなと思いますけど、管内でも使っている教科書等が違うので、それは難しいかなと思いますけれども、じゃあ放課後等については何というか現状では、私は学校というのは教科書で学ぶわけではなくて、違ったところの子どもたちと接するというか、そんなこともすごく大事かなというふうに思いますけれども、そこそこの専門の分野で、ここがこうというふうに決められていることがあれば、ちょっと難しいかなというふうなことも思うんですけども、そういうのがあれば、やっぱり自然環境のいい、空気の美味しい所に1カ月でも2カ月でも一緒に来て暮らしたいなという思いの人も数のうちにはいるようなことをお聞きしたので、今後に向けて、そんなことが対応できるのかどうか。例えば、こども園なんかですと、ちょっとした大変な手続きかはちょっとわかりませんけども、手続きをすると管内でなくてもこども園に行けるというような話も聞いて、でも結局は、手続きが大変だから子育て支援みたいなところとか、そういうような時間で預かってもらうというふうなこともあったんですが、今後はいろんな形で人が動いていく、そこに子どもも一緒にということもあるかもしれませんので、あるかないかはわかりませんけども、そういうようなときの対応についても考えていっていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 生涯学習課長 千葉誠(生涯学習課長は2022年3月まで)
教育局とかもそういう事例だとか何か相談があるのか等も含めて学校のほうに私たちのほうで確認をして調査したいというふうには思っております。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 関係人口のほうは移住・定住の質問が昨日なされていた方もいらっしゃって重複しているところがたくさんあったかなというふうに思いますけども、やはり人口がだんだん減っていく中で、やっぱり外から入ってくる人、外という言葉はいけないかもしれませんけれども、移住して来る方等との関わりをもっていって、津別町を維持していかなきゃならないというようなところもあるのかなというふうに思いますので、やはり例えば町民向けには、町長のいろんな話の中でもあいさつをしあうというか、なかなか知らない人にいきなりするのは難しいかなというふうなこともありますけれども、子どもにはすごく徹底されていて、後ろからでも声をかけられたりするようなことがあって、ちょっと驚くんですけれども、そういう町民ができる分野、それから行政がやる分野、私たちの人口というか生活を維持していくためには、いろんな人のいろんな力が必要なんだということを感じていますので、いろんな機会に、もう今、すごく目にも焼きつけるようないろんな形でのPRもされてきています。ですけども行政も一緒にともにやっていますよみたいなことがあれば、来る人も来やすいというか、そんなことになるかなというふうに思いますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。なければ次に移りたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
町のほうもそういうセクションがありますので、そこと常に移住・定住のサポートデスクとも協議をしているところですので、そこは現場がやはりいろんな事例等を承知しているというふうに思います。そこを拡大しながら対応してまいりたいと思います。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 次に、新型コロナウイルス感染症対策についてお聞きしたいと思います。報道によりますと、感染症の専門家は「重症者の激減はワクチン接種による重症化の予防の効果が大きく、2回目接種後に感染するブレイクスルー感染も軽症に済んでいる」と言われております。しかし、海外の研究では、時間の経過とともに感染予防などの効果が低下すると報告されています。そこで、政府は2回目完了した全ての希望者に3回目の追加接種を決定し、本町においても来年1月より開始されると思います。しかしながら、第6波の懸念もあり、マスクの着用や手指の消毒など最低限の感染対策は必須であり、新型コロナウイルス感染症が蔓延前のように安全で安心な暮らしが実現できるまでには、まだしばらく時間がかかるかと思います。約2年にも及ぶコロナ禍での生活は、マスクの着用をはじめ大きく住民の生活に変化を与えてきました。今後、ウィズコロナの中でどのような生活環境や生活習慣を考えておられるのか、次の点についてお伺いします。3回目の接種の進め方について、これは8カ月とか前倒しをするとかいろいろありますけれども、なお、12 月1日にも臨時会でお聞きしていたところですが、何か変わったところがあるのか、その当時のまま進めていくのかというようなことを踏まえてお聞きしたいと思います。二つ目のワクチンパスポートのようなというふうに書いたんですけども、接種証明書等の考え方について、管内でも何か接種済み証、私たちがもらっている1、2ではなくて、それをあえて何かわかるようなものにしているようなところもあったので、どうなのかということで二つ目の質問にしました。三つ目は、ウィズコロナの社会において、必要な施策をどんなふうに考えておられるのかということでお尋ねしますので、よろしくお願いします。
答弁 町長 佐藤多一
それでは、新型コロナウイルス感染症対策についてお答え申し上げたいと思います。― 23 ―はじめに、ワクチン接種についてですが、12 月1日開催の臨時議会での補正予算の審議時に、担当より説明した内容のとおりでありますけれども、国の指針に基づき3回目の接種は 18 歳以上の2回目接種から原則8カ月を経過した方を対象に、1月末ごろから医療従事者、施設入所者等から開始いたしまして、その後、順次、一般高齢者の方々、64 歳以下の方々へと進めていく予定であります。接種体制は、津別病院による町民会館での集中接種を基本に、一部、病院外来や施設にて実施します。接種の受け付けは、インターネット等を通じたシステム予約とコールセンターによる電話予約を併用して行う予定でありまして、先の臨時議会説明資料にも記載のとおり、コールセンターがパンクするなど状況によっては、役場窓口での支援を検討することも視野に入れているところです。接種券については、8カ月経過する方から、順次、分散して発行・発送し、申し込みの混乱を極力避けたいと考えております。ワクチンについては、既に供給や確保の申し込みが始まっていますが、全量の確保が済んでいる状況にはなく、ワクチンの確保が大きな鍵を握っていると思います。庁内的にも、ワクチン接種対策室を暫定的に設置し、業務にあたるようにしているところであります。次に、ワクチン接種証明の活用についてですが、これも先の臨時議会での質問に担当からお答えしたとおりであり、津別町独自の証明書を発行する考えはありません。現状において、一般的な生活では、ワクチン接種者が保管している接種済証の携行・提示で十分であると考えておりまして、海外渡航者のみパスポートや航空券などを提示する上で、特別な「ワクチンパスポート」を作成することになっております。今後につきましても、国から、一般的な生活では3回目の接種を終えても、これまでと同様に新たな3回目接種済証の携行・提示で十分であるとの通知を受けております。しかしながら、海外旅行、札幌圏や東京圏への出張、各種大規模会議・イベントへの参加などで、特に接種証明の提示を求められる場合は、国が制度化して進める、間もなく使用開始されるアプリとマイナンバーカードの連携による窓口申請不要のQRコードが表示されるデジタル証明か、もしくは窓口申請が必要な、紙により作成さ― 24 ―れるQRコードが表示されるもののいずれかの証明により対応することとなります。次に、ウィズコロナの社会における必要な施策についてですが、現在、緊急事態宣言も解消され、感染者の発生状況も落ち着いた状況下にあり、福祉における施策、事業も、ほぼ通常どおりに戻ってきています。感染症対策の十分に取れない状況下での飲食・会食を伴うものについてのみ、現在も見合わせている状況です。このようなことから、ウィズコロナの社会において特別な福祉的な政策は考えておりません。社会的には、新たな変異株の感染拡大の状況、3回目接種の進捗状況や効果の検証、飲み薬としての治療薬の確立などを総合的に見極め、国内、海外でも感染拡大が安定的に沈静化し、重症化・死亡リスクも低減した落ち着いた状況になれば、もとのような社会が戻ってくるものと期待しているところでありますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今、それぞれ回答をいただきました。最初の進め方、12 月1日の資料にも目を通したところですけれども、町のホームページというか、お知らせのコロナ対策とかというページを見ると、接種済みとか、そういうような人の割合等が書かれていて、私たちは3回目の接種の進め方については十分理解をしているつもりですけれども、もうちょっとお知らせは丁寧なほうがいいのかなというような、一方では、非常にやっぱり全国的に大きな問題であるので、毎日3回目のワクチンの状況についても報道されています。そういうのを見る中、やっぱりここに住んでいる人に対してのお知らせというか、国では8カ月ではなくて、前倒しをして6カ月からと言ったりとか、ワクチンは十分に余裕ができているから心配ないとか、いろんな話があるんですけども、いろいろな情報を見るとどうなんだろうというふうな疑問がわいてくるので、何かお知らせの中でも、順次こんなふうに今やっておりますというのは、対策本部等からお知らせできないものなのかどうか検討をいただきたいと思います。ちょっと二つ目も、以前、お答え聞いているので、これも同じような感じなんですけど、管内では2回の接種済み証の持ち運びが不便だから、接種済みですよみたいなものをつくっているというような案内板のニュース等も見ますので、そういう生活し― 25 ―ている人には細かな情報というのが必要じゃないかなということで、1、2を伺うことにしましたので、その辺、何かございましたらお答えをいただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 森井研児(保健福祉課長は2024年3月まで)
今、ご質問いただいた内容についてでありますけれども、我々も、今まだ国からの情報がガチッと固まらないと言いますか、皆さんと同じように報道で知る情報というのがかなり多い状況になっています。ある程度まとまりましたら、もちろん広報に折り込んだりとか、ホームページをしっかり書き直すとか、そういった対応をさせていただきたいというふうに、今、準備を進めてはいますけども、まだ、そのもとになる国からの情報がガチッと固まらない状況にありますので、そういったところをご理解いただいて、これから順次進めていきたいというふうに考えているところです。その中でも、今、大きなお話がありましたけれども、まず8カ月を原則に前倒しもいいですよということが政府関係の方の言葉からも出てきますけれども、国からの正式な通知文は前回までと変わっておりません。原則8カ月、それを前倒しする場合には特別な理由がないと進めないでくださいということがあります。それのおそらくもとになるところだと思いますけれども、議員からもワクチンは十分確保できているというお話もありましたけれども、恐らく契約上は確保できていると思うんですけれども、実際に入ってくるかどうかというのが、まだ不透明だというのが一般的な話になっています。津別におきましても、まだ千数百人分は確保できていますけれども、それ以外のワクチンがまだ確保できていないという状況にありますので、その方々に対するお知らせみたいなものをどこまでしていいんだろうかと、あまりにも日程をバチッと固めすぎると、ワクチンが入ってこなくて、そこをずらさなきゃいけないというような不安定なところもありますので、そこら辺も今ちょっと見極めさせていただいているところでありますので、ある程度見えてきたら、少なくとも次の広報1月号には必ず何らかの形で載せさせていただきたいというふうに考えているところです。それと二つ目のワクチンパスポートの部分ですけれども、例えば近隣でいうと大空町さんが名刺サイズのようなものを発行しているというようなところも承知している― 26 ―ところでありますけれども、実際に、例えばああいったものを持っていると何か特典がありますとか、そういうものがないと出入りを禁止していますというものがあるのであれば、ああいったものを町独自でもつくる必要があると思いますけれども、現在、そういった状況が少なくとも町内だけではなくて管内的にもない状況かなと考えています。その中で、接種済み証自体も、私の社会生活の中でも持ち歩いている状況にありませんし、それがないと生活ができないということであれば考えなければいけないかなと思っていますけども、今現在そういう状況でもありませんので接種済み証を持っていただいて、必要があるときだけそれを持ち歩き、提示していただくことだけで社会生活で足りるというふうに考えていますので、今現在、進めている国が、今後進めている、町長のほうで答弁させていただいたデジタル証明証であるとか、紙の証明証、これについても必ず皆さん持っていなきゃいけないということではありませんので、申請がたび重なると、また窓口がパンクするというようなことにもつながりますので、その辺のお知らせも3回目接種とあわせてしていきたいなというふうに考えていますので、よろしくお願いします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 期間があったり、国からのそういうのがないと、事が動いていかないということは確かで、毎日のようにいろんな報道をされると、どうなっているんだろうというふうに思い、ここにいて詳しく説明を聞くのでそういうことなのかなということは理解できますし、津別町については、特にコロナに罹患した方も1、2あったかと思いますけども、濃厚接触者の問題もあったかと思いますけども、全体的には接種率もすごく高く問題ないのかなというふうに思っています。ここで、それぞれが 90%以上で、本当に受けられなかった方は非常に少なく、その方たちの受けないことに対する何か罪悪感みたいのを持っている方もいらっしゃるみたいで、その点でそういうことになって書くと、またそのような印象をつけるようなことになるかなというふうに思いますけれども、強制でもなく、義務でもなく、努力義務みたいな形で、これが今回3回目で終わればいいですけれども、ずっと続くようなことになれば、また対応の仕方も変わってくるかなというふうなことなんですが、― 27 ―インフルエンザと同じような感覚で打ったり打たなかったりできればいいのですけども、コロナはちょっと違うというようなこともありますし、今、新しいオミクロン株みたいなものも出ていて、症状は重症化しないとは言いながらも徐々に増えてきているという状況なので、まだまだコロナに対して目を離せない状況かと思います。担当課長さんから言われたような、惑わされないようなというか、もういろんなテレビニュースだとか新聞とかを見ると、我が町はどうなっているんだろうというふうに非常に感じるところがありますので、次回に出されるようなところで、こういう状況だから遅れるとか、何か含みを持った安心できるような情報の提供をお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今、課長のほうから話したとおり、国のほうの、それに基づいて町のほうも動くような形になっておりますけれども、確かにバラエティー番組なんかもそうですけれども、毎日のようにいろんな方がお話されておりますけれども、自治体としては、ここに住まれる町民の方には間違いのない正確な情報を伝えることに徹したいというふうに思います。こうかもしれないみたいな情報はすべきでないと思っていますし、はっきり決まったことについて、きちんとお伝えをして、そしてできる限りしっかりそれを読んでいただいて、接種等々に対応していただければ大変ありがたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 3番目のところに移りたいと思いますけども、特に福祉的なものでは、新たに考えていないということだったかと思いますけども、現状の話はされているんだろうというふうに思いますけども、この2年続く中で、非常に心配なのは、コロナ禍が2年続く中で、当然、基本的に仕事をされている方は承知されているかなというふうに思いますけども、フレイルというか、高齢者の外に出る機会が非常に、今はだんだん改善されてきてるかなというふうに思いますけども、ひきこもりということではないのかもしれませんけれども、なかなか外に出られなかったことによる健康状態があまり以前とは変わってきたとか、例えばデイサービスなんかに行けなくなって、全く外に出る機会がなくなっちゃって、もう家族とだけしか― 28 ―顔をあわせなくなってしまって、だんだん体が衰えてきたというような話も聞いています。そのようなところは徐々に改善がされてきて、もとの状態にはまだまだ難しいかと思いますけれども、そういう問題、ひきこもっている人も津別町にはかなりの人数がいらっしゃるかと思います。高齢者だけに限らずいるかと思いますが、そういうところに対する対応というか、どんなことがされて、今後どういうふうに進めていきたいと思っておられるのか、1点だけお聞きしたいと思います。
答弁 保健福祉課長 森井研児(保健福祉課長は2024年3月まで)
ただいまのご質問ですけども、今、ご指摘いただいた、コロナ禍で高齢者の方を含めてなかなか外に出ない、運動機会が減った、こういったものは前から言われていたところであります。担当としましても、そういったところ非常に、昨年度は特にガチガチに緊急事態宣言で動けない時期がありましたので、そこを非常に憂いていたところでありますけれども、だんだんコロナ禍にも皆さん慣れてきたところもありまして、そんな中でも生活が少しずつ動いてきたとか、今のコロナ禍がまだ残っている状況でも、こういった質問というか相談というものが途切れることなく入ってきております。ですから、今、止めていて改めて再開するということではなくて、今も現在進行形でこういったものが動いているんだというふうにまず認識をしていただければなというふうに思います。新たなひきこもり者への施策というところですけども、今すぐパッとは出てこないところでありますけれども、限られたマンパワーの中で進めているところもありますので、何ができて何ができないというところはありますけども、情報感度を高く、あと町内の中での情報の連携をしっかりして、そういった方を取り残すことがないような、そういった体制だけは常に整えていきたいなというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今のお話で理解できました。今、平均寿命というのも上がってきたからなのかどうか、以前には 8050 問題というふうになってきて、コロナ禍のいろんなのを読んでいくと、今度は 9060 問題という 10 歳ずつ上がるとい― 29 ―うことで大変な社会になっていくんだなというふうに感じています。ここに限ったことでなく、ひきこもりというのは、この期間何かを手当てをすればそれで終わりということではなくて、ずっと生涯にわたって続いていくものだろうというふうに思いますので、今、言われたようなことを常に念頭におきながら、対応していっていただきたいなというふうに切に思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 保健福祉課長 森井研児(保健福祉課長は2024年3月まで)
ご指摘、ご指導いただいたことはしっかり受け止めて進めていきたいなというふうに思います。コロナがあったから、なかったからに関わらず、その問題は前から課題になっていた部分かと思います。一朝一夕で変われることでもないですし、取り組むのに非常に時間がかかる、1個1個の問題が非常に重たい内容かと思いますので、じっくりと腰を据えながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 具体的には項目では出していなかったんですけれども、今後、福祉政策ということでは、今、児童、18 歳以下に 10 万円を支給する方法で何通りかの選択肢があって、昨日、最後に内閣府から各役場等にも通知があって、選択ができるというようなことで、これ書いた時点では町のを見ると、12 月 14 日に町のお知らせを見ると書いてあったかと思って、クリスマスに5万円を支給するんだなというふうに思っていたのですが、いろいろ状況が変わってきているかなと思います。差し支えなければどういう方針でこれを進めようとされているのかお尋ねしたいと思います。以上です。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ということで大体話はわかったかと思います。わかったというのは、正確なニュースが出ていたかと思いますので、昨日、夜になっ― 30 ―て出ていたんですが、福祉はいろんな人に寄り添っていかなきゃいけないということですし、昨日もSDGSの話もありました。誰ひとり取り残さないというか、そういう大きな夢に向けて、これからも進んでいっていただきたいというふうに思います。以上で終わります。