みんなの議会

津別町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月15日

まちづくり会社について

2021年12月15日、津別町議会の一般質問で、小林教行議員が「まちづくり会社について」質問し、町長 佐藤多一、住民企画課長 小泉政敏、住民企画課長補佐 加藤端陽、教育長 宮管玲、生涯学習課長補佐 石川波江が答弁しました。

質問者
小林教行 議員
答弁者
町長 佐藤多一、住民企画課長 小泉政敏、住民企画課長補佐 加藤端陽、教育長 宮管玲、生涯学習課長補佐 石川波江

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 ただいま議長の発言のお許しをいただきましたので、先に通告した件についてお尋ねいたします。一つ目の質問、まちづくり会社についてであります。北海道つべつまちづくり株式会社は、町と町民からの出資金を資本として、2019 年3月に設立されました。町の未来を町民とともにつくっていく会社であると期待されておりましたが、統括マネージャーの退任から人事が定まらず、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた― 65 ―事業もありまして、まちづくり会社本来の役割を果たせていないと感じます。そこで、まちづくり会社の現状、課題、今後の展望について伺います。一つ目は、ふるさと納税事業についてです。本年度の予算は1億円でありましたが、予算に対しての現在での実績、年度末までの予測について伺います。二つ目は、移住促進事業について、現状について伺いたいと思います。三つ目に飲食事業について、現在休業中のレストハウス、チーズ工房、今後の展望について伺いたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、まちづくり会社についてお答え申し上げます。はじめに、ふるさと納税の現時点の実績と年度末までの予測についてでありますけれども、令和3年 11 月末現在、3,473 万 1,000 円でありまして、前年同期比 11.1%減となっています。減少の要因は、天候不順によるアスパラ・玉ネギなどの不作や生産農家の都合などにより、出荷数に制限を受けたことがあげられます。この状況を好転させるため、行政もまちづくり会社と連携し、返礼品事業者への訪問、新規返礼品の開発、高大連携事業により提案のあった町外への転出手続きの際でのPR、ふるさと納税の仲介サイトを増やすなど、増額に向けた取り組みを行ってきたところです。本年度の町の予算は、前年度実績の 8,600 万円を目安に、ふるさと納税の仲介サイトを2サイト増やすなど、1億円を目標にしたところですが、返礼品の中核である農産物に天候等の影響を受けたことから、目標達成はかなり厳しい状況になっています。しかしながら、本年度の残る約1カ月の期間において、まちづくり会社とともに目標に向けた取り組みを進めてまいる考えであります。次に、移住促進事業の現状についてですが、まちづくり会社では移住促進事業として、空き家の状況と利活用を情報発信する「空き家バンク」、求人情報を発信する「ワークINツベツ」、津別町の生活情報や各種支援制度などを発信する「チャレンジツベツ」により移住に関するPRを行っています。― 66 ―また、ワンストップ相談窓口として「移住・定住サポートデスク」を設置し、移住を考えている人に情報の収集から相談までをワンストップで行う体制がつくられています。サポートデスクでの対応件数は、令和2年度が延べ 570 件(実数 137 件)、令和3年度が 11 月末現在で延べ 527 件(実数で 136 件)で、町外からの移住・起業の問い合わせは 40 件となっております。また、佐藤議員のご質問にもお答えしましたとおり、来町して津別町を知りたいという方には、希望内容に応じたオリジナルの移住体験ツアーを随時行っており、令和3年度は 10 名が参加しております。次に、チーズ工房の今後の展開についてですが、工房の再開に向けて地域おこし協力隊員を募集し、内定を出したところですが家庭の事情により辞退されましたので、現在、再募集を行っているところです。レストラン部門は、料理人が見つからないのが実情であり、行政としましても料理人の確保と営業形態などについて、まちづくり会社と協議を行っていますが、具体化には至っておりません。まちづくり会社は、レストハウスの整備にあたり、地産地消の推進や特産品の販売、周辺施設との連携などを目指すため、多くの費用を投じてきたことを十分承知しており、営業再開に向けての努力を続けているところであります。ご承知のとおり、まちづくり会社は、包括マネージャーの相次ぐ退任に加え、ベテラン職員の退職もあったことから体制づくりを進めているところです。現在、地域おこし協力隊を含めた新たな社員による運営が、ゆっくりではありますが進んでいますので、状況を見守りつつも行政との情報交換、意見交換を行いながら、多くの方が訪れていただけるよう進めていく考えでありますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 今、ふるさと納税の部分についてお答えいただきました。今年度の実績が 3,400 万円程度、前年度に比べまして約1割減となっているところでございます。昨年の実績が約 8,500 万円ですので、このまま同じぐらい伸びてくれたとしても、やはり目標の1億円には少し足りないというお答えでございました。ま― 67 ―た、その原因も農産物の生産不良ということでありましたので、これはないものは仕方ないのかなというところでございます。また、ふるさと納税ですと、どうしても北海道は海産物というのが非常に有名なところになるかもしれませんけれども、我が町では海がありませんので海産物もやはりふるさと納税には似つかわしくないのかなと思うところでございます。その中で、やはりふるさと納税の中で、人気を博しているものが肉牛というところにあるのではないかと思います。肉牛の需要は高いと思われますけども、供給のほうはどのようになっているのか、肉牛を今後さらにふるさと納税で押していく考えがあるかどうか伺いたいと思います。

答弁 住民企画課長 小泉政敏(住民企画課長は2024年3月まで)

ただいまご質問のありました肉牛です。肉牛についてはJAつべつさんのほうにお願いしまして、そちらのほうから供給というか、手配していただくことになってございますけれども、やはり肥育期間等がございますので、あまり量というのは町のほうで把握はしていないのですけれども、可能な限りJAさんのほうで対応いただいているというのが現状でございます。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 やはり急にはできないものでありますから、それもいたし方ないのかと思いますけれども、私が少し聞いた話では、出荷から加工までの間に非常にタイムラグがあり、その辺りで少し調整のほうに難が出ているというのも聞いておりました。その辺りについて、町から加工業者といいますか、そういったところに働きかけをかけるという考えがあるかどうか伺いたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 加藤端陽(住民企画課長補佐は2022年3月まで)

加工段階の部分でいろいろあるということですが、実際、町から直接その加工業者にお声がけをしたということはないのですけど、まちづくり会社からその辺スムーズにいくようにまちづくり会社に行って、まちづくり会社からその加工業者にという相談をしているケースはございます。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 やはりないものは仕方ありませんので、あるもの― 68 ―の中で戦っていくしかないのかなというところでございます。また今後に向けてなんですけども、やはりふるさと納税は非常にいろんな各自治体が競っているところでございます。その中で、やはり目立たなければいけないというところ、その中で一つ提案なんですけれども、いろいろな目立つような名称というのが今後必要になってくるのではないかと思います。一つの例で言いますと、ふるさと納税ではないのですけれども、いもといいますのは、私は新ジャガが1番おいしいというイメージがございました。その中で「よくねたいも」という商品名が出たときに、何だそれというふうにまず思いました。そこで、いろいろなことを聞いていますと、ねかせたいもというのはでんぷん質が糖質に変わって、非常に甘くなり、美味しくなるというようなことも聞きまして、非常に驚いたのと、すごくネーミングセンスがよく、また購買意欲というのもそそるなというふうに思いました。私もいろいろな津別町の特産品でネーミングを考えてみようと思ったんですけども、ネーミングセンスがないものですから、そんなにすぐにできるものではございませんでした。ここで高大連携ですとかそういったことを示されておりますので、ぜひ町内の学生ですとか小学生とかに働きかけて、何か津別町の特産品でこんな名前があれば本州の人たちにも気に入ってもらえるのではないかというようなことも考えていっていただけないかということを伺いたいと思います。学生と、また一般の方々に公募で商品名を呼びかけられないかどうかを伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

面白いアイディアだなというふうに思います。これ生産者の方とも名前を変えていいですかっていうこともお伺いしながら進めなくちゃならないかなというふうにも思っています。ネーミングはやっぱりパッと見たときに、ふっと引きつけられるものがありますので、これは以外に大事なものだなというふうに思っています。例えばなんですが、僕もふっと気を引いたのが、北海道の市町村共済組合で運営している、札幌に道庁の前にポールスターというホテルがありますけれども、そこの玄関の所で各町村の市を開いているんです。津別町は実はまだ1回も出していないんですけれども、そのときに、せたな町さんの市ということで書いていたのが「またせたな市」なんです。「せたな」を使って「またせたな」とひらが― 69 ―なで書いてあって、これもとんちのきく職員がいるんだなというふうに思ったりしたところです。これはやっぱり頭が柔らかくないとなかなか出てきませんので、今言われました、それをもうちょっと早く聞いていれば高大連携のこの間の発表会もありましたけれども、要請してもよかったなというふうにも思いますので、機会を見てそういうこともぜひ考えてもらえないかということで伝えてみたいと思います。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 非常に商品名というのは、また津別にも「あっぱれ米」というのもございますけれども、やはりふるさと納税、今携わっている方、もともとはベテランの職員でございました。非常に事業者の方から私の耳に入ってくるところでは好評でございます。この職員に頼まれたから続けているんだというのも聞いたこともございます。これは非常にまちづくり会社にとって必要な要素だと思います。今、頑張っておられる職員の方々にも、新規開発といったところもございました。そういったところも、ぜひ足しげくいろいろな事業者に通って、顔をつないでいただいて、商品の供給に努めていただきたいと思います。次に、移住促進事業についてですけれども、先ほどの佐藤議員がさまざまな素晴らしい提案をしていただきましたので、またこの後でも篠原議員も質問されることもありますので、私のほうでは少し見方を変えたところで提案させていただきたいと思います。今、移住サポートデスクについております小塚さん、冒頭の町長のあいさつにもありましたように非常に稀有な才能、新美南吉童話賞最優秀賞というのを受賞されたということを伺いました。これも何日か前の道新で私、記事を見まして、すごい方が津別にいるもんだなというふうに思いました。この方は童話賞ということですので、ぜひ津別のお母さんたちの前で講話ですとか、またお母さんたちの会に顔を出して、顔をつなげていただきたいと思います。やはり外から来ていただいた方というのも、もちろん来ていただくための施策というのも非常に重要であります。しかし町内には、やはり夫婦の中で子どもたちがどんどん大きくなってくるときに、新しい住居というのが手狭になってきたときに新しい住居というのを探すというのも必要かと思われます。そのときに顔を売っておけば非― 70 ―常にスムーズに回っていくと思います。不動産といいますけれども、やはり住宅というのは、どんどん回すことによって価値が上がるとまでは言い切れませんけれども、価値を下げずに維持することができるというのは、やはり住んでいただいていたからこそかと思われます。先ほどからありますように、ホームページのほうも、昔は2軒だけだったやつが、今では 80 軒以上の空き家バンクに登録がございます。この登録をぜひ口コミのほうで生かせるように、津別町の中で顔を売っていただくように、ぜひサポートをしていっていただきたいと思いますので、この件について何かあれば伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

最初にありました、移住者の方もこれまでもたくさん来ておりますけれども、地域おこし協力隊ということでもたくさん来ておりますけど、やはりなかなか思ったとおりにいかなくて、転出されていく方もそれなりにたくさんいるわけですけれども、今回の小塚さんの場合は、本当に地域おこし協力隊の名にふさわしい、地域に何かをおこしてくれそうな、そういう才能を持っている方がいるということは大変いいことだなというふうに思っています。また、相生にずっとご主人とともに住み続けるようでありますので、いろんな形で協力をしていただければなというふうに思うところです。そういう中で、住宅が今、余っているのか余っていないのかっていうのもあるんですけれども、これは印象なんですけど、何か微妙な状況かなという、例えば公営住宅、3階建ての公営住宅等々もありますけれども、決済で募集をかけ、そして募集をかけます。そして、こういう人たちが来ました、入りました。あるいは、誰も応募がありませんでしたということで、今回も応募なしということであったんですけれども、そこそこまだあるのかなと、そして民間でも三つつくっていただいたことも結果としてはよかったかなというふうに思っています。今、空き家バンクの中でも、かつての部分と比較すると、もう雲泥の差というか、そういう動き方をしておりますので、そこを1番もう馴染んできていますので、そこがやっぱり中心になって動いてもらって、そして足りない部分は行政として後押しをしていくという形で進めてまいりたいと考えております。― 71 ―

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 先ほどの佐藤議員の提案にもございましたように、移住定住相談会への参加もコロナ禍でこの2年間できておりませんでしたけれども、来年はぜひ参加していただいて、津別町をPRしていっていただければと思います。次の3番目のまちづくり会社、飲食事業についてでございます。やはり、このまちづくり会社が手がけるこの飲食事業というのが非常にネックになっているところでございます。ずっと多額のお金を使いながら休業をしているというのは、町民にとっても非常にマイナスで非常に気になるところでございます。しかし、まちづくり会社も何もしていないわけではなく、町も何もしていないわけではなく地域おこし協力隊を募集したり、レストラン部分でも料理人を探したりとかはされているとは思いますけれども、なかなかそれが町民に見えないところがございます。一般の方、株主でしたら株主総会で報告を受けている方もおられますけれども、やはり一般の方ですと、今はただ単に休業をしているというふうに受け止めざるを得ない現状がございます。そこで、まずこの今こういうことをしているといった、現段階での広報を町としてもやっていただきたいというのと、また今後どうしていきたいかということを、こんな挑戦をしてみたいんだというようなことが町づくり会社から提案があるかないかについて伺いたいと思います。

答弁 住民企画課長 小泉政敏(住民企画課長は2024年3月まで)

まちづくり会社の現状の取り組みです。なかなか成果がない中、なかなか広報がしづらいというのは一つにあるかなと思います。改めてまちづくり会社とも相談して、こういったことをどういうふうに町民に対してもPRしていくというか、お知らせするべきじゃないかというのはまちづくり会社とも相談しながら進めてまいりたいなというふうに思います。あと会社からの今現在どんな取り組みというような中ですけども、まずは、やはり人を確保しなければならないというのが第一なのかなと思います。それと同時に人を確保したところで、その後の営業というか運営、そこら辺の面も考えていかなくてはいけないということで、まちづくり会社でもいろんな方面というか、そういった方面― 72 ―でちょっと考えているところはあるんですけれども、まだちょっとここでは内部というか、まちづくり会社の内部での話なので、そういう動きは確かにしていることは確かなので、うまくいけば皆さんにご報告はできるかなと思いますけども、そういったことで何もしていないというわけではないということでご理解いただきたいなと思います。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 私も何もしていないとは思っていないんですけども、やはり町民の方からすると見えないというところに不満が感じるところかなと思い、この質問をさせていただいております。どこまでまちづくり会社に提案していいものかどうかというのもあるんですけれども、例えば、今、完全に閉まっているところを期間限定で貸し出すといったところも試みの一つとしてはあるのではないかという提案をさせていただきたいと思います。その時に発生するような賃貸の費用ですとか、光熱費というところは助成といったところの議論の余地があるのではないかと思います。やはり、幾らでも支援ということにはならないと思いますけれども、あの建物自体をずっと使わないというのは、やはりマイナスにしかなりませんので、何かしらの形で、ぜひ早く再開していただければと思います。また、今、人を集めているところというふうにお話をいただきました。これも最近のお話なんですけれども、12 月に入ってからなんですけれども、岩富にお菓子屋さんがオープンしました。ご存知のことと思いますけれども、もともとパティシエの方で、お菓子づくりが非常に上手でございました。また、知り合いの方々にいろいろお菓子を配って、その腕前というのはかなりの方が知っておりました。私ももちろんいただいたことはありますけれども、子どもたちが非常に喜ぶ、家庭でつくったお菓子ではなく「プロの腕だね」というふうに言ったら、もとパティシエですと言われたのを覚えております。そのように、やはり地域の人たちに顔と腕を売って、それでオープンさせましたところ、すぐに売り切れになってしまい、なかなか買えない状態が続いているというのを耳にしております。このように、ぜひ人を育てるというのが非常に重要なところでございます。まちづくり会社も今コロナ禍でなかなかいろんな取り組み― 73 ―というのはできないと思いますけれども、人を育てる町民とのふれあいを大事にして、オープンしたときには、たくさんの町民が来られるように人づくりに協力していただきたいと思います。何かあればお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

私もできるだけ早くオープンしてほしいなと、結構、開いていたときは楽しませていただきましたので、できれば1日でも早くというふうに思っているところでありますけれども、できた当時から見ていると、何か不運がつきまとっているというのがちょっとあるかなと、せっかく津別高校を卒業して料理人で一生懸命働いて、そしてここで津別の人のために料理をつくろうということで、将来、中心になってもらおうという方が、残念ながら交通事故で亡くなったりとか、ようやく地域おこし協力隊もこの間見つかったところですけれども、九州からということでありましたけれども、家庭の事情で面倒を見なくちゃいけない方が出てきたようですので、残念ながらという状況になっています。ですから、ああ、ここまで来たなと思ったところで、またっていうことがちょっと繰り返されております。それになるかどうかは別にして、クマヤキでもいろいろ協力をしていただいた船橋のお菓子屋さんもちょっと興味を示しているということも聞いています。どんな形になるかわかりませんけれども、あるいは今、議員がおっしゃられました岩富の、確か北見のティンカーベルかどこかでパティシエとして働いていたと聞いておりますので、そういう方が何らかの形で関われることができるのかどうなのかというのは、これはやはり少し行政も応援しますけれども、まちづくり会社そのものが精力的に動いていただいて、そして1歩前へ進んでいただきたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 今、コロナ禍で人との触れ合いが制限されておりますけれども、今しっかりと準備を進めて、コロナが落ち着き、人の動きが出てきたときにはチャンスになろうかと思います。最後になりますけども、まちづくり会社の今後につきましては、ふるさと納税事業、移住促進事業、飲食事業、どれも共通するのは、やはり社員が町民に顔を売ることか― 74 ―と思います。顔と名前が一致して、それぞれの事業に取り組んでいただき、新たに来られる方には津別に魅力を感じて、町民とともに楽しみながらまちづくりに携わっていただきたいと、そのサポートを町と我々町民も一緒になって進めていくのが、まちづくり会社のあるべき姿と思われます。以上でこの件に関しては終わらせていただきますけれども、最後に何かあればお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

議員も含めまして、町民の方にもやはりご心配をかけているところがたくさんあると思いますので、これから中心的にはまちづくり会社になりますけれども、この分野だけでいけば、ちょっとなかなか前へ進んでいない状況ですけれども、そのほかの部分については非常によく頑張っていただいて、有益な状況になっているというふうに思います。落ち込んでいる部分について、そこはやはり少しでも改善できるように、町としても意見交換をしながら、できることは支援してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 小林教行

次に、児童・生徒の視力についてであります。現在GIGAスクール構想により、1人1台の端末環境下での学びが始まり、子どもたちの学習意欲を高めるため、さまざまな取り組みがされております。しかし、同時に目を酷使することにより、児童・生徒の視力の低下が懸念されます。そこで、次のことについて伺います。一つ目に、現在の児童・生徒の裸眼視力について、どのように把握されているか伺います。二つ目に、児童・生徒の視力低下による弊害について、どのように考えているか伺います。三つ目に、視力低下を抑えるために家庭における協力が不可欠であると考えるが、どのような対策がとれるか伺いたいと思います。以上、よろしくお願いします。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

〔登壇〕 それでは、児童生徒の視力についてお答えいたします。はじめに、裸眼視力の把握についてですが、学校では毎学年定期に児童・生徒の健康診断を実施しており、その検査項目の一つに視力検査があります。本年度の裸眼視力が 1.0 未満の児童・生徒の割合は、小学生が 49.7%、中学生が 73.9%となっており、年齢が高くなるにつれて視力の低下が見られます。文部科学省がまとめている学校保健統計調査によりますと、令和2年度の全国の小学生の裸眼視力 1.0 未満の児童の割合は 37.5%、中学生の割合は 58.3%ですので、単純比較ではありますが、本町では視力の低い児童・生徒が多い傾向にあります。なお、結果につきましては、学校から保護者へお知らせするとともに、視力 0.6 以下の児童・生徒には眼科への受診を進めております。次に、視力低下の弊害についてですが、自分の経験上からも、視覚からの情報収集に不便をきたすことや、めがね、それからコンタクトレンズでの矯正に生涯にわたってコストがかかることがあげられます。また幼少期にめがねを使用することは、日常生活に制限が生じますし、運動をするときには、めがねをしていることによるけがといった危険性が増加します。学校生活では、授業中に教科書や黒板、ホワイトボードの文字が見にくくなることによって理解力や姿勢が悪くなる等の影響が生じます。視力低下により日常生活に不便を感じることが増え、安全上の問題も生じやすくなりますので、できる限り視力の低下を防ぐことが必要であるとの認識でおります。視力低下対策の考えについてですが、全国の児童・生徒の裸眼視力 1.0 未満の者の割合は、学校保健統計調査が開始された昭和 23 年以降、一貫して上昇し続けており、学校のICT化により一層悪くなることがないように対応することが重要との認識でおります。本年4月に文部科学省が眼科医等の専門家や学校関係者による懇談会を開催し、最新の医学的知見に基づいた「ICTの活用に当たっての児童生徒の目の健康などに関する配慮事項」にまとめたものが通知されております。学校ではそれをもとに、利用時の目と画面の距離・定期的な休憩・明るさの調整等に留意しながらICTの活用を― 76 ―行っておりますが、今後も日常観察や学校検診などをとおして、児童・生徒の状況を確認するよう努めてまいります。最後に、視力低下を抑えるために家庭における協力が不可欠とのご提言ですが、視力をはじめとした健康や体力といった家庭教育の根幹に関わることについて、ご家庭には協力ではなく協働をお願いしたいと強く思っております。視力低下のメカニズム等の詳細は科学的に解明されていないことが多いものの、多くの専門家は遺伝と生活環境を指摘しています。生活環境については特に、近くで物を見る、暗い場所で物を見る、睡眠や運動時間・外遊びの減少などの習慣との関連性が影響しているそうです。学校での取り組みと同様に、家庭でもテレビゲームやパソコン、スマホ等の使用について、長時間使用しない、45 分使用すると休憩するといったルールを決め、屋外で遠くを見ることも有効なので、お子さんと一緒に外で遊ぶなど親子で視力低下の弊害や原因を話題とし、親子一緒に我が家の家庭生活環境について改めて考え、見直しをしていただきたいと思います。なお、学校からは養護教諭が今後も引き続き視力検査や 10 月 10 日の目の愛護デー、長期休業前などに発行する保健だよりを工夫・充実させ、目の健康や視力について、家庭での過ごし方について児童・生徒や保護者にお知らせしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 今、お答えいただきました、津別町の小学生と中学生の視力 1.0 未満の児童の割合についてですけれども、令和元年度の小学生の平均は 34.6%、中学生 57.9%と少しずつ 19 年、20 年で徐々に上がっているところでございました。そして、これからICTの活用で非常に子どもたちは画面を見るのが好きなもので、非常に集中して見るとどんどんこれから悪くなるというのが心配される中、津別町の割合が非常に高く驚いているところでございます。非常に由々しき事態であり早急な対策が必要だと感じているところでございます。2点目の児童・生徒の視力低下による弊害について、教育長のお答えにもありまし― 77 ―たけれども、やはり視力が低下することにより、目の疲れによる頭痛というのもございます。実際に私の娘もめがねをかける前に頭痛に悩まされている時期がございました。やはり黒板等々が見づらいということで、目に余計な力が入り、それが頭痛の要因になっているという眼科での指摘を受けました。遺伝的要因、環境的要因とございますけれども、私自身も小学生のころは視力は低かったです。これも私の妻も低くて、小学生の間はずっとめがねをかけていたということで遺伝的要因も多少はあるのかなと思うところでございますけれども、やはり目の疲れを抑える、遠くを見るといったところ、成長とともに私の視力は回復してまいりました。しかしながら、やはり小学生のうちに視力が弱くなりますと、目を通して脳に届く刺激が弱くなり、反応も鈍くなり、学習意欲の低下、ひいては学習能力、運動能力の低下につながる可能性が高くなると危惧しております。現在、学校での視力検査を年に2回実施されていると伺っております。これもやはり長期、子どもたちの視力というのは急激に低下することもよくあると伺っております。各種、長中期の休みの間に個人的に眼科に通って視力検査をしていただき、子どもたちの視力低下に対する予防線を張っていただくように告知をしていただきたいと思います。またさらに、これもICTの活用のときにもお話しさせていただいておりますけれども、屋外で日光を浴びるということも非常に大切であります。一説では週に 11 時間以上、1,000 ルクスの光を浴びることで視力低下の予防ができるといわれております。やはり夏でも昔より外遊びが少なくなっております。これから冬はさらに少なくなると懸念されておりますので、このあたりの保護者への考えについて伺いたいと思います。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

ICTの活用が増えることでの視力低下のご心配と、それから外で活動する時間の必要性という部分のご質問だというふうに思いますので、お答えをしたいと思います。議員にさらに心配をおかけするようなデータですけれども、実は平成元年8月に文― 78 ―部科学省で携帯電話の所有についての調査も行っております。その結果、全国ですけれども、小学校の 55.5%が所有、それから中学生の 66.7%が所有という結果が出ています。これは所有であって、自分専用かどうかというのはわかりませんけれども、それだけ携帯電話が普及してきているという状況にあります。すなわち、児童・生徒の日常生活において、携帯電話、スマホですとか、こういったICT機器がどんどんと広がっていくという、普及していくということが想定されますし、今回の議員のご質問のきっかけのように、学校の授業にパソコンですとかタブレット端末が配置されて、ICTについて、ごく当然のごとく活用する現代の生活ですから、こういった人工の光のもと、子どもたちも近くて細かいものを凝視する時間がどんどん増えていくということが想定されます。また、家庭での子どもの過ごし方については、おそらく父親である議員も感じていらっしゃると思いますけれども、自分の子どものころから比べると、液晶画面を見ている時間というのが数十倍あるんじゃないかというふうに想像されます。この結果、子どもの視力低下の一層の加速ですとか低年齢化が心配される状況を認識しております。先ほども述べました健康や体力といった教育の根幹に関わることにつきまして、特にICT機器の健康面に配慮した使い方については、学校だけではなく、家庭との協働となるよう情報の共有に努めたいというふうに思いますし、それぞれ責任を持って指導にあたることが必要であるというふうに考えております。屋外での遊びと視力低下の関連性を指摘する説を言うお医者さんがたくさんいらっしゃるということも承知しております。目の健康に関してだけでなく、これまでも子どもの体力づくりの部分からも外遊びですとか、屋外での運動が必要であるということはさまざま議論されておりますし、当然、必要であるというふうに認識しております。ただ、学校の休み時間の様子等を教育長室からのぞいてみますと、休み時間ごとに外に出て遊具で遊んでいる子どもたちの姿をたくさん見かけます。また、車で通りかかりますと、こども園ではたくさんの子どもたちが屋外の築山で遊んでいたりするところを見かけるところです。そういった屋外での活動というのは日頃の積み重ねが大事だろうなというふうに思いますし、保護者のご理解も得ていかなければならない― 79 ―というふうに思っています。また町では、アソビバ!といった体験活動を進めております。その中では、保護者も一緒に体験できる、参加できる活動もたくさん含んでおります。お陰さまで参加してくださる家族が増えてきておりますので、そういったことから屋外での活動時間を十分に保障することにつなげていければなというふうに思います。学校の校長とはよく話をするのですけれども、徒歩通学がやはり大事なんだろうなというふうに今議員の話を聞いていて感じました。外で遊ぶ運動するだけではなく、光を浴びることが大事だという説だと思うんですけれども、となれば、昔の子どもはみんな徒歩で学校に通いましたし、徒歩で帰りましたよね、それは明るい時間に太陽の光を浴びて行動していたわけなんですが、今、その時間が子どもたちは非常に失われているんじゃないかなというふうに思います。改めてそういった徒歩通学、できることで子どもたちの健康を増進していこうということが考えていかなければならないことだなというふうに再認識いたしました。以上です。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 学びの充実というところでICTの活用というのは、これからの学校で必要不可欠であるところですので、これはやはり減らすことができずに、いかに上手に使用していくかということになろうかと思います。実は、私、先月久しぶりに視力検査をいたしました。免許証の更新のために視力検査を行いました。5年前に測りましたときに実はあまりよく見えませんで、試験官の方に次のときには本気でめがねをかけることを考えておいてくださいねと言われ、確かにぼやっと見え、上かなとか言いながら答えていたんですけれども、それから5年たちまして、先月受けに行ったときは、戦々恐々しながらこれでめがねをかけてくださいと言われたら大変だなと思いながら受けたのですけれども非常によく見えまして、指された所より小さい所までよく見えました。何でだろうなと、ここに来て視力がなぜ回復したんだろうなと思いましたけども、私、この5年間で確かにデスクワークも増えたんですけれども、それ以上に朝走ったりとか、また野球少年団のコーチもしておりますので、真っ黒になるまで外にいました。そういったところが多少なりとも影― 80 ―響をしているのか、40 歳になっても視力が回復したというところは非常にありがたいところでございます。子どもたち、大人の方もそうなんですけど、今マスクをします。その上でめがねをかけると非常に曇ったりしてわずらわしいというのも非常にかわいそうなところでございます。やはり子どもたちの視力というのは、大人たちが守ってあげなければいけないところだと思います。先ほども冬はさらに外遊びの時間が短くなる、また日の出ている時間自体が短くなるのでいたし方ないんですけれども、やはりそこは町もぜひ指導していただいて、スキー、スケート、スノーボードといったところを積極的に町からのイベントとして呼びかけていただきたいと思います。今年の1月にスケート教室を予定しておりましたけれども、残念ながらスケートリンクが暖かく、雪が少なくてできなかったためスケート教室自体がなくなってしまいました。本年度も1月 12 日、13 日、14 日にスケート教室が予定されておりますけれども、できるかどうか非常に先行きが今年の暖冬ですと不安なところがございます。ですけれども、できれば、もしスケートリンクができるのであれば中止ではなく延期にして、子どもたちを少しでも外に引っ張り出すようにご協力いただきたいと思います。何か担当で考えがあれば伺いたいと思います。

答弁 生涯学習課長補佐 石川波江(生涯学習課長補佐は2022年3月まで)

スケート教室を中止することなく変更ですけども、昨年も、例えば児童館を利用している子どもたちが放課後にできるシステムもいろいろ検討したりしましたし、やはり限られた冬休みの期間ですから、冬休みが終わると週末ですとか放課後ですけど、なかなか少年団活動で習いごとが忙しいというような経過から、なかなかその季節を超えると現状いろんな検討をした結果厳しかったというのがあります。今年度、令和3年度の来年の1月のスケート教室についても、リンクができなかったらどうしようという話は、今、もう既に担当としていますので、いろんな子どもたちが外でできる活動は、スキー、スケート、そういうことも想定しながら中止するこ― 81 ―となく、できることはやっていきたいというふうに担当では考えていますので、雪が降るのを待つばかりということでご理解いただきたいと思います。

質問 3番 小林教行

〔登壇〕 非常に子どもたちは楽しみにしているところでありますので、ぜひ開催できるようにお願いいたしたいと思います。最後に、視力低下を抑えるために家庭における協力についてでありますけれども、やはり家庭での対策が1番重要かと思います。帰ってきてからの時間が長いわけでありますし、そこで幾ら学校で気をつけても、帰ってきてからずっとテレビ、ゲーム、タブレットなどをずっとしていては何の効果もございません。やはり家庭で今言った三つ、テレビ、ゲーム、タブレットなどの使用時間と休憩時間のルールづくり、先ほど教育長から 45 分というのもございましたけれども、ぜひそこは保護者と一緒に、ある程度の指標は出していただければと思うんですけれども、保護者と子どもたちが話し合ってルールをつくり、1日の上限時間ですとか、何時以降は使用しないと各家庭で話し合い、ルールを設け、子どもたちの目の健康に留意されるように伝えていただきたいと思います。最後になります。あわせて目の健康が子どもたちの健やかな成長、学習能力、身体能力にもつながっていると、ぜひ各ご家庭に啓蒙していただきたいと思います。最後に何かあればお願いいたします。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

GIGAスクール構想というネーミングが非常にインパクトが強くて、保護者をはじめ地域社会の皆さん、それから学校の教員の中でもそうですけれども、教員のICT活用、指導力の向上ですとか、個別学習で使うだとか、共同学習で使うだとか、そういった事業での活用にどうしても関心がいきがちだなというふうに感じています。確かにICT機器の活用ですとか情報モラル教育といったことは重要なことなんですけれども、今回、議員から質問いただいた児童・生徒の視力を含めた健康ということは非常に大事な課題だというふうに認識しています。児童・生徒の視力低下というのは、先ほども申しましたように昭和 23 年の調査からずっと課題となっている大きな問題であります。生活環境ですとか生活習慣の改善に関する情― 82 ―報提供を行ってまいりますし、それから学校、家庭でのICTの活用の際には十分な配慮を行っていきたいというふうに考えております。子どもたちの視力が、学校のICT化をきっかけに一層悪くならないような取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。それと、保護者の学びの場としてPTA活動に私は期待したいというふうに考えております。コロナ禍でPTA活動も自粛ですとか、縮小せざるを得ない状況であることは把握しております。ただ、PTA活動は、子どもの健やかな成長を図ることを目的にして、保護者と先生方が対等な立場で学びあう、そういった意義があります。そのPTA活動の中で視力を含めた子どもたちの健康や体力といった家庭教育に関する部分について、仲間内といったら変ですが、世代の近い若い世代の皆さんが話題にして、それぞれ少しずつ改善していく、そんな研修を進めていただければなというふうに考えております。今後とも学校と教育委員会とPTAと、知恵を出しあって、子どもたちの健康を守っていきたいなというふうに考えております。

出典:津別町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(65ページ) 間違いを知らせる