津別町議会 平成31年第3回定例会 2019年3月13日
現在の中央公民館図書室の現状と図書館施設の整備計画について
2019年3月13日、津別町議会の一般質問で、渡邊直樹議員が「現在の中央公民館図書室の現状と図書館施設の整備計画について」質問し、教育長 宮管玲、生涯学習課主幹 石川波江、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 渡邊直樹 議員
- 答弁者
- 教育長 宮管玲、生涯学習課主幹 石川波江、町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告の質問をさせていただきます。図書館施設整備事業についてであります。持続可能なまちづくりを目指し策定された、津別町複合庁舎建設等まちなか再生基本計画で、コミュニティゾーンの拠点施設に図書館が計画されています。そこで、現在の中央公民館図書室の現状と図書館施設の整備計画についてお伺いいたします。1点目です。図書室の利用状況についてお伺いしたいと思います。本町は、近年も人口減ではありますが、図書室の利用者数、本の貸し出し状況はどのようであるのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは、一つ目の質問についてお答えいたします。中央公民館図書室の来館者数につきましては、平成 27 年度は 7,260 人、平成 28 年度は 8,645人、平成 29 年度は 7,191 人、平成 30 年2月末で 7,364 人となっております。本年度、読書の記録帳及び記録機を導入しましたので、新たな図書カード登録者が 73 名増となりました。貸出状況は、平成 29 年度 35,381 冊、平成 30 年度2月末の集計で 34,441冊とほぼ前年並みとなっております。以上です。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 今お答えありましたように、図書カードの登録者が 73 名増えたとのことでしたが、その総数については何人になるのでしょうか。お聞きしたいと思います。
答弁 生涯学習課主幹 石川波江
今の登録者数の人数ということの質問だったと思いますけれども、平成 29 年度が 3,863 人に対しまして、2月末現在ですけども 3,936人の登録となっております。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 次にお聞きしたいと思います。図書室を多く利用している年齢層並びに、その方の町内居住地域についてはどのようになっているのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
図書室を多く利用している年齢層は、一番多いのは 30 代、二番目に 70 代以上の方、三番目が 20 代の方という順になっております。地域別で見ますと、豊永や共和、旭町といった住民数の多い市街地の方の利用はもちろん、相生、活汲、本岐、達美など、町内各地の地域の皆さんに利用していただいております。以上です。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 意外とというか、ちょっと聞いてみてよかったなと思いました。今利用者 30 代が多く、70 代以上、次いで 20 代ということでありました。図書館ですので子どもさんの利用というものも大きく考える上では必要なのではないかなと思います。図書推進事業というものを行っておりまして、移動図書や読書チャレンジ並びに読書ノートなどというものを社会教育で行っているようです。昨年、9月より先ほどありました読書通帳を導入させたということも拍車になりまして、登録者が増えたということですが、今行われています読書推進事業について今の利用者の現状を踏まえてどのように分析しているのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
議員のお話しの中に出てまいりましたように、本年度読書の記録帳、それからシステムを導入しました。その結果、新たに図書カードを、図書カードをつくらないと通帳が発行できませんので、そういった意味で七十数名の方が新たに登録してくださったということで、そういったニーズが掘り起こせたのかなと思います。また、この読書の記録帳の効果でありますけれども、やはり利用する方々は自分の読書履歴が残りますので、遊び心もありますから、たくさん借りてみようという気になったという話をたくさん聞かせていただいております。また、小学生対象に移動図書、巡回図書を配付していますけれども、こちらのほうも給食の待ち時間ですとか、休み時間ですとか、時間を見つけて子どもたちが読書に親しんでくれているというふうに学校のほうからも聞いているところであります。今後もこれまでと同様に読書に親しむ取り組みについて、子どもから大人まで楽しめる読書推進を進めてまいりたいと考えております。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 それでは、二つ目の項目に質問を変えます。図書館を新設しようとする目的と根拠についてであります。新設する理由には、図書室、今現在の図書室の蔵書の増による手狭感や、まちなか再生計画でのまちなかの活性化などというものが大きく上げられるのではないかなというふうに思うわけなんですが、今現状の使われている図書室の優位性については、どのように考えているのかお聞きしたいと思います。― 7 ―
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
まず用意しました答弁書を読ませていただきます。二つ目の質問についてお答えいたします。図書館建設の協議経過としましては、社会教育委員会議において平成2年から5年ごとに社会教育中期計画の策定がはじまり、現在平成 27 年から平成 31 年までの第6次社会教育中期計画まで、すべての計画に図書館の整備、建設の計画が盛り込まれてきました。しかしながら、図書館よりも優先する事業があり、独立した図書館建設にしても複合的な施設にしても多額な費用がかかり計画どおりには進むことができず、町民の図書館建設を望む声に応えることはできていませんでした。図書館建設は、多くの町民の 30 年間にわたる要望であると認識しております。なお、中央公民館図書室の改善により少しでも利用者が望む図書室となるよう、平成 28 年8月に社会教育委員の会議から図書室の具体的検討課題の提言を受け、今後のあり方について気軽に利用できる空間の確保、貸し出しサービスの充実、情報提供の充実、多面的機能の拡大の四つの方向性が示され、提言の内容に沿って整備してまいりました。以上です。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 先に利用状況をお聞きしました。30 代、70 代、20代ということで。現在、公民館の中に図書室がありまして、学校、とりわけ、教育エリアに近いという、そういう現状の優位性、そこにあるという部分の優位性については、あまり感じていないということでよろしいのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
学校の近くにあることの優位性、これは子どもたちが放課後に利用できる、利用しやすいという優位性もありますし、移動図書を運ぶにしても距離が近いことによってスムーズにできるという部分の優位性については十分認識しているつもりであります。以上です。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 皆さんご存知のとおり中央公民館は、昭和 57 年、私は小学生でしたが、当時学年が3クラスありまして同級生は 100 人を超えていました。携帯電話やパソコンもなく、多くの子どもたちが今現在の図書室を利用していました。それが今の図書室なわけですが、その時代と今のこれから図書室というか図書館というか、そういう部分で、現状で足りないという不十分な部分というものは、どういうことなのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
小学生、それから中学生の利用ですが、人数が少なくなっていることもありますけれども、なかなか歩いてといいますか学校が近いにもかかわらず、小学生、中学学生で混雑している状況というのは現状見られないところが課題だと思っています。確かに学校の図書室にはたくさんの本をそろえて、子どもたちが学校に登校している間、本に触れる機会はたくさんあるんですけれども、放課後に図書室を利用する子どもたちがたくさんいるかというと、そうはなっていない。そこに一つ課題はあるなというふうに感じているところです。お答えが不十分であればまたお尋ねください。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 難しいという部分は私も承知しているのですが、やはりそういう部分を一つ一つ積み上げて計画にいってほしいという趣旨でございます。三番目に移りたいと思います。新設に向けての合意形成についてでございます。賛成、反対いろいろありますし、ほしい、いらないという部分もあると思いますが、町民には、まちなか再生計画に一定の理解をしつつも、公共施設の建設は慎重にとの声を多く聞きます。図書館建設検討委員が協議し、つくり上げたものから、実行への手順はどのようであるのか。また、建設へ向けての合意形成という部分についてはどのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは三つ目の質問についてお答えいたします。先ほどお答えしたこれまでの経過をもとに、平成 30 年7月に完成した複合庁舎建設― 9 ―等まちなか再生基本計画において、生涯学習施設や情報発信の場としてだれもが気軽に利用できる開かれたコミュニティ拠点としての図書館を新たに整備することが盛り込まれているものと認識しております。今後、社会教育委員や学校関係者、利用者の代表の委員による津別町図書館建設検討委員会を設置し、先進地の視察や町民アンケート調査も行いながら本を借りるだけの図書館にとどまらず、人が集まり、だれでも気軽に過ごすことができる開かれたコミュニティ拠点として、町民が望み、求める図書館にはどのような機能を盛り込むべきか等を委員の皆さまに検討していただき、図書館建設に関する意見書を作成してまいりたいと考えております。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 30 年にわたる要望もということがございました。そう考えますと中央公民館の図書室の開設間もなくから図書館というものの要望があったようにも、この話の中からはお聞きすることができます。ともあれ、まちなか再生計画全体としての理解とは別に、一つ一つの整備計画は慎重に慎重を重ねていただきたいと思います。検討から実行へのステップは、単なる検討から実行という一つの移行ではなくて、何段も高く思って考えていただきたいというふうに思いますが、教育長のご意見をお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
現段階、図書館が単独ではなく、交通拠点との複合、もしくはまた違う形ということで確定していないのが現状ですから、そういったことがはっきりした段階で、また検討を重ねていくことが大事だというふうに考えております。まず、今回の図書館の検討委員会の中では、町民の皆さんがどのような図書館の機能を求めているのか、そこら辺を洗い出して準備をしていきたいというふうに考えております。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 それでは四つ目の質問に移りたいと思います。定住自立圏構想に向けた取り組みから、津別町の図書館、その部分の新設についてのお考えをお聞きしたいと思います。― 10 ―定住自立圏構想の意義では、中心市と近隣市町村が相互に役割を分担し、連携協力することで圏域全体として必要な生活機能等を確保するとあります。北見市には蔵書34 万冊、これは私が確認した数を載せたのですが、新聞報道では 48 万冊と載っている市立図書館があります。津別町の図書館整備計画への影響については、その部分でどのようにお考えするのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
四つ目の質問についてお答えいたします。現在、既に津別町の図書カードを北見地域1市7町、北見市、置戸町、訓子府町、美幌町、大空町、遠軽町、佐呂間町、津別町の図書館窓口で登録手続きをすれば、そのまま利用することができます。この地区の蔵書をすべて合わせると約 170 万冊になり、相互貸借も実施していますので、津別町中央公民館図書室にない本につきましては、数日後には手に取ることが可能です。このように北見市や置戸町の蔵書数の多い図書館を書庫のように利用できることは、連携・協力といった定住自立圏構想的な取り組みではないかと思っております。なお、津別町は、オホーツク管内、公共図書館協議会に加入していますので、近隣図書館と情報共有し、津別町にふさわしい図書館を実現するために、さまざまな取り組みを検討していきたいと考えております。以上です。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 定住自立圏構想の意義、よさは、まさに相互連携であろうと。現在も行われている部分も大いにございます。私が懸念する部分は、影響であります。今答弁の中にもありました、出ておりました部分もありますが、オホーツク管内では、置戸町の町立図書館が有名でございまして、壁には町産のカラマツ材をふんだんに使い、まきストーブがぱちぱちと音を立て燃え、木の香りに包まれた図書館で 3,000 人規模の自治体としては異例の蔵書 12 万冊でございます。移動図書や専門職員を配置するなどして、住民1人当たりの貸し出し冊数全国1位を5年連続達成していましたが、ここ2年間で利用数が減少しています。北見市立図書館へ利用が流れているという分析でございまして、今後は乳幼児向けの部分を充実させ、ファミリー層を呼び込みたいという部分を緊急の課題としてございます。この現状をお聞き― 11 ―して教育長はどう思われるかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
置戸町の図書館、大変すばらしい施設になっております。私も利用させていただいた経験があります。利用者数が減少している。数の部分では減少しているというのは、これは北見市の図書館が大きく新しいのができましたので、それまで北見市内の方が置戸町の図書館を利用していた方、これが北見市の図書館ができたことによって自分の町の図書館を利用するようになったということも一つ考えられるというふうに私は考えております。しかしながら、貸出数を数的データとして図書館の評価とするのも一つですけれども、今の図書館は本の貸し借りだけではなく、置戸の図書館であればコーヒーとかも置いてあるものですから、そういったところで居心地のいい雰囲気の所でお話しをするだとか、人が集うこと、そういうコミュニティの場とすることも図書館の一つの役割となっておりますので、そういった面も含めて、一つだけの評価の観点で考えるのはどうかなと考えております。置戸の図書館もいろいろな策を今後考えて地元の方々にさらに利用していただくことが増えるのではないかというふうに予想しております。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 図書館の検討がこれから始まりまして、教育長がおっしゃるように、確かに図書館ですけども、本の貸し借り、利用の数字だけではなくて、その施設の持つ異議というものもあろうかなというふうに思います。ですが、とりわけやはり新しいものができれば、その影響が近隣に及ぶということで、当然そういう部分も意識せざるを得ないのではないかなと思います。そういった意味で、今資料として私が一つ載せているものがございます。参考程度に見ていただきたいのですが、立川まんがぱーくという所でございまして、添付させていただきました。建物は市庁舎の移転により老朽化の旧市庁舎を改修し、いわゆる再利用でございます。立地場所は、振興地、新しいものがどんどんできた場所ではなく、活気が失われていくエリアということで、まんがという部分のサブカルチャーの文化を大いに表し、環境としましては、床のほとんどが畳敷きで、小さな机や押し入― 12 ―れなどの空間もあり、寝転んだり、くつろいだりすることを意識しているとのことです。まんがという部分の特殊性は別にしましても、例えば、先ほど来、昨日も出ておりましたが、本町でいえば長寿命化などで耐震補強も行われました小学校校舎なども検討という部分では値するのかなと。学校図書も必須なことでもありますし、司書もあわせてそういうメリットもあるのではないかという部分もあります。新設という部分の魅力も確かに大いに感じますが、それ以外の部分でもご検討いただけるのではないかなと思いますが、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
今回、教育行政方針の中にも図書館の建設について生涯学習の拠点の一つとして、本との出会いと学びがあり、町民の居心地のよい場所となるような文化施設、図書館を整備しますというふうに盛り込ませていただきました。議員が紹介していただきました立川のまんがぱーくでありますけども、興味深く拝見させていただきました。まさに、子どもたちが座り込んでまんがを読んだり、大人たちも窓辺に座って本を読んでいる、こういった姿がこれから求められる図書館の閲覧の形ではないかなというふうに思います。昔の学校の図書室のように堅い椅子に座って本をかしこまって読むというのではなく、こういったリラックスもできる雰囲気というものもひとつ大事な観点になろうかなというふうに思います。このような、いろいろな町民の方々のこんな図書館がほしいという思いを、春から立ち上げる予定の検討委員会の中でもんでいきたいと思いますし、この議員の情報提供も社会教育委員の会で紹介させていただきたいなと思います。また、学校図書室の有効的な活用というのも一つ課題だなというふうに思っています。学校には、たくさんの蔵書があります。そういったものをこれからどう活用していくか、今年度は中央公民館図書室と蔵書のネットワークを組んで、相互に貸し借りができることも考えていますので、学校図書室をどう有効に活用していくか、これもこれからの大事な課題になってくると理解しております。以上です。
質問 6番 渡邊直樹
まちなか再生の部分で言えば、いろんな機能をあわせて、町― 13 ―民の方がにぎわいを生むような形のエリアとなることではございますけども、やはり新しいものということだけにとらわれずに、今ある既存のものも有効活用していくというものも、やっぱりこれから教育の中では子どもたちに見せていく部分ではないかなというふうに思います。それでは、最後の5点目の質問に移りたいと思います。公共施設整備の優先順位についてであります。公共施設は、目的、役割それぞれが違いまして、財政状況や社会情勢により、選択を変える場合もあると思います。その判断としてはということです。教育委員会が所管する中央公民館図書室と、先の一般質問で教育長がスピード感を持ってとおっしゃった学校給食センター、どちらの整備事業に優先順位があると教育長はお考えになるのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは五つ目の質問についてお答えいたします。12 月 19日開催の第6回定例会一般質問で、渡邊議員より学校給食センターの今後の改修並びに更新スケジュールについて、築 40 年が経過し老朽化が懸念される中、地下タンクの更新時期が 10 年延びたことを含めて、建設の今後を考えてスピード感を持って対応していただきたいとの質問に対し、渡邊議員のおっしゃるようにスピード感を持って調査、検討を進めてまいりたいと回答したところであります。公共施設設備の優先順位の関係につきましては、先の9月 13 日開催の第4回定例会一般質問において、渡邊議員から図書館と複合商業施設の優先順位の考え方についてご質問があったかと存じますが、公共施設整備の中の教育施設としての図書館及び学校給食センター施設整備につきましては、ともに重要な施設と位置付けており、施設整備においてどちらが先かという優先順位的な判断はしておりません。ただし、現在、津別町複合庁舎建設等まちなか再生基本計画に基づいて、建設検討委員会の立ち上げを予定している図書館建設と比べ、施設機能を含めて計画未定の学校給食センター建設は、現時点において一歩遅れている感はありますが、先般の答弁同様にスピード感を持って調査、研究を進めていきたいと思っております。以上です。
質問 6番 渡邊直樹
〔登壇〕 新しい図書館の機能をこれから委員の方が検討することになると思いますが、その周りも含めて検討すればするほど建設という部分については前向きになるというふうに思います。先ほど教育長の答弁にもありました図書館よりも優先する事業があったという部分を決して忘れないでいただきたいと思います。今までも、以前にこの部分、図書室、図書館という部分を検討した人たちも図書館はほしかったはずでございます。優先順位という部分を決めていかなければ、ほしいものと必要なものの境界線が見えなくなってくるのではないかというふうに私は思います。この部分のご回答をいただいて最後にしたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
ほしいもの、それから求めるものの違いという部分で、必要なものというふうに考えております。図書館は、先ほども申しましたが生涯学習の拠点の一つとしての文化施設であります。町民の皆さんが文化的な活動、文化に親しんでいただくための必要不可欠なものであるというふうに私は考えております。ですから建設を進めたいというふうに考えるところでもあります。一般的に求められている図書館の姿ですけれども、先ほども申しましたけれども、本の貸し借りだけではなく、本との出会いというものを基本にして、今多様化する価値観の世の中にあります。その中で日々の町民の皆さんが暮らしに役立つ情報を提供したり、会話をしたり、そういったコミュニケーションをとる場の提供も含めて町民の皆さんが心豊かに過ごせる、そういった環境づくりを進めることが責務だというふうに思っております。加えて図書館は地域の資料の収集ですとか、そういった整備等も仕事になっていきます。貴重な文化財産というものについて、きちんと提供、保存するということも役割ですので、あわせてその部分も整えてまいりたいと考えております。以上です。
答弁 町長 佐藤多一
私のほうからも、教育長が答えづらい部分もあるかというふうに思いますので、ちょっと補足させていただきたいと思います。― 15 ―まず、今ご承知のとおりまちなか再生、複合庁舎含めて始まるところであります。ご承知のように、この新庁舎の中には教育委員会のスペースはありません。これは、想定されているのが、今の図書室に教育委員会が行くだろうという想定のもとに、そしてそこを出てもらって新たに図書館をつくっていくというような形になっていますので、教育委員会が新庁舎に残るとなれば、また全部設計の見直しをするような形になってまいります。ですから、そういう連続性があるというふうにまずとらえていただきたいのと、それから教育分野ばかりでなくて、図書館の機能として実は自分もこんなふうになっていけばなというふうに思っていますのが、今例えば福祉関係でいろんな所、三カ所にサロンができたりして、すごく活発に地域の方々が高齢者が集まって長生きしていこうということでやっているわけですけれども、人によってはやはりそういうにぎやかな所がどうも得手でないという人もやっぱりいるはずなんです。そういう方が図書館という所に1人でコーヒーを持って行ったりとか、本を持って行って時間を過ごしていくと。そこにいる担当の職員と一言、二言会話をして、また返って翌日やってくるというような、そういう場所、バアッといろんな人が集まってのコミュニティの場所というのもあると思いますけれども、個人がそこに行って、そして引きこもっている人たちも、そこにやっぱり何人かでも行って、周りを見て、なんとなく社会と触れているような、そういう場所でもあってほしいなというふうに思っているところです。それと、計画の優先順位でいけば、やはり計画を持っているものが先に取り進めるということに、これは大原則だと思います。給食センターの部分は、これからどんなものがいいのかだとか、調査、研究をするという段階ですので、それが研究はしていきますけれども、今進めるのはやはり今計画を持って建てようとしているところからまず始まっていくというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。