みんなの議会

津別町議会 平成30年第6回定例会 2018年12月19日

町長の政治姿勢について

2018年12月19日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「町長の政治姿勢について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、先の通告に従って一般質問をさせていただきます。まず最初に、佐藤町長におかれましては4期目のご当選おめでとうございます。これまでの 12 年間にも増して、さらに精進され、この4年間を津別町の住民の公共の福祉のために頑張っていただくことを切に期待いたします。それでは、町長の政治姿勢について伺いたいと思います。町長の政策決定のプロセスについてお伺いします。町長は現在、政策決定を行う際、「政策調整会議」や「庁議」を経て、議会の議決が必要な案件は議会に上程し、執行権の範疇で議決の不要なものは、そのまま各課に実行させていると思いますが、町長自身の考えた施策はどのようにこの会議の中でリリースされているのかお聞かせいただきたい。

答弁 町長 佐藤多一

それでは政策決定のプロセスの関連についてお話をさせていただきます。まず、政策調整会議と庁議の位置づけでありますけれども、事務執行規程の「第4章意思決定等の手続き等」において、庁議は最高意思決定の協議機関としておりまして、政策調整会議は庁議前の総合調整を行う機関とし、どちらも私が主宰する会議であります。また、いずれも月1回の開催を基本といたしまして、実際の運用は町政の基本方針や重要施策、さらに各課にわたる全体協議が必要な内容を政策調整会議において協議調整し、その結果を庁議に伝えまして最終決定をしているところです。全体に係る私が発案する施策につきましては、政策調整会議を経て庁議にかけることが多くなりますが、発案内容は事前に構成員に通知し、必要な資料等の作成を要請して行っております。また、庁議は規程にもありますように、事務事業の調整や情報交換の場ともなっているところであります。以上、答弁とさせていただきます。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 この二つの会議が行政執行上、大変重要な機関であるということは私も承知しておりますが、ここでの議論が活発になることが、やは― 14 ―りさらに町政を推進していくことになると考えております。この会議の中で、町長や担当課以外の発言に対しては、ほかの管理職が口出しをしないというような風潮はないのでしょうか。端的にお聞きいたします。

答弁 町長 佐藤多一

先ほど申し上げましたように、私のほうで提案する事項の部分について資料が必要な場合は資料を求めて、そこで議論しているところです。それから担当課のほうで、ぜひこの会議にかけてほしいという部分については、またその会議に提案されてきています。それはその課で資料をつけて協議がされます。そこでみなさん集まっているのは課長職ですので、そこで議論して一定の見解を出して、庁議に向かっていくという内容であります。例を申し上げますと、例えば、去年から今年にかけて最近の関係ですけれども、どんなことが政策調整会議で話されているのかということ、たくさんありますけれども、一部紹介させていただきますと、例えば去年の4月では、これから来年の4月に向けて町内でさまざまな企業で採用がありますけれども、そういった町にある会社に採用される方たちが一堂に集まった合同新入社員の〇〇会みたいなものができないだろうかというようなことだとか、あるいは相富さんの火事がありましたので、ここについてどういう支援をしていくかというようなことだとか、あるいは先ほどのグループ制について、係長職の配置というものをどう考えていくかというようなことだとか、あるいは去年の 12 月、生活保護基準の見直しが国のほうから出てまいりましたので、こういったことに対して町への影響というのはどんなふうになっていくのかというようなことだとか、あるいは空き家対策はいろいろ今進めておりますけれども、なかなか最高で 50 万円のお金を補助しておりますけれども、それに反応しない方ももちろんいるわけです。そういった方たちに、例えば自治会だとか、隣の人たちがボランティアとして解体作業というのはどこまでできるのかというようなことをちょっと協議してみようだとか、あるいは各委員会や審議会がたくさんありますけれども、そういったところの定数見直しというのも考えていったらどうだろうかというようなこと、それから最近では住宅の建築助成をしておりますけれども、そのお金というのは、例えば固定資産税として何年ぐらいで戻ってくるんだろうかというようなことだとか、そう― 15 ―いうさまざまなことを話題提供いたしまして、そこで皆さんと議論をしているという状況です。以上です。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 今多分、政策会議を中心にこういったことが行われているというお話であったと思います。ここまで 12 年間、町長一人の力で津別町の町政が進んできたとは思っておりません。やはり優秀な管理職がそれを支えて初めて津別町の行政というのが前に進んできたのではないかと思います。やはり、そうした何と申しますか、チーム佐藤多一、私はこれが一つのスローガンだと思っております。やはり佐藤多一をリーダーとしたチーム佐藤多一でこれからの津別町の町政を考えて前に進めていくことが大事なのではないかなと思います。今いろいろとお聞きしまして、いろんな案件を練っているということはわかりましたけれども、やはりこの会議の中で、管理職の人材育成ということも考えていかなければいけないのではないかなと思います。特に、新しく管理職になった新人主幹にとって、庁議等で発言することは大変ハードルが高いのではないかなというふうに考えます。ハードルを下げてやり、発言できるシチュエーションをつくってあげることもベテラン町長ならではの、新人町長にはちょっとできないことかもしれませんけれども、あえてやっぱり高いレベルを要求するのであれば、4期目の佐藤町長にはぜひそういったことをやってほしいと思いますが、いかがお考えでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

新しい管理職といいますか、そこに対しての配慮といいますか、そういったことも町長として対応してほしいということであります。そういう思いでいるわけでありますけれども、今一度原点に立ち返って対応してまいりたいと思います。そういった中で、管理職全般に対しての考え方として、町長としての考え方なのですけれども、職員数がどんどん減ってきているという現実があります。そういった中で、やむを得ない部分というのはあるのですけども、課長職というのは、本来、その課をまとめ上げていくというか、そういう任務があるわけです。しかし、人員不足等々― 16 ―もあってプレイングマネージャーにならざるを得ないという、そういう実情もあります。しかし、これは管理職として非常に二つ、実践の仕事もしつつ、そして人の管理もしていくと。大きな課になればなるほど、それは大変な状況になっていくわけですけれども、そういう実情が現実にあるというふうに認識しています。ですから可能な限り、このプレイングマネージャー、プロ野球もそうですけれども、やはり監督なりコーチなりといったものは、その現場をやはり管理、そして何が起きていてどうすればいいのだろうかというのを、それをするのがいわゆる言葉通り管理職であるというふうに思っております。ですから、プレイングする部分も上手に部下に教えていくということが必要であり、そして本来の仕事、管理をするという、そして仕事を通じて職員が成長していくということに力をやっぱり入れていくのが本筋だろうと思っておりますので、そういう環境をできるだけつくっていきたいなというふうに思っています。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 これからいろいろな政策が進んでいくと思いますけれども、私は、やっぱり多くの人間の議論があって、そして多くの人間がそれにかかわっていくことによって役場全体としての政策に対する共通認識が生まれるのではないかなと思います。釈迦に説法だと思いますけど、部下に町長の施策だと思わせないで、俺たちの施策だという共通認識を持たせることが大切なのではないかと思います。ぜひ先ほど申し上げたチーム佐藤多一で政策を進めていっていただきたいということを強く要望いたします。続きまして、人事配置と管理の考え方についてお聞きします。まず最初に人事配置についてですが、長期の病休や管理職の降格など、少なからず町政の執行に影響があるような事態が起きていますが、町長はどのような方針で人事の配置を行っているのかお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

人事配置の関係でありますけれども、人事配置の基本的な考えについてお答えをしたいと思います。人事配置につきましては、定年退職者に対する後任者の配置と新規採用者の配置部署を考慮いたしまして、一般職につきましては― 17 ―大体3年程度を目安に異動を行うこととしておりますが、種々の計画策定や大きな新規事業などを行う部署については、業務の内容と経験を加味しながら配置を行っているところです。また、平成 22 年度より、主査職以下の職員を対象といたしまして、自己申告書の提出を求めており、これらも参考にして人事配置を行っております。また、平成 29 年度からは、人事評価に係る管理職による主査職以下の職員に対する面談や、副町長による管理職に対する面談を行いまして、仕事に対する姿勢や熟練度、さらに健康状態の報告も受けるなどし、それらを加味して人事配置を行っているところであります。以上、答弁とさせていただきます。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 関連がありますので②も一緒に聞いて、それから議論したいと思います。町長は、平成 20 年4月にグループ制の施行、平成 24 年に大課制の施行といった機構改革を行ってきましたが、本年4月に一部ですが係長制を復活させました。ここに至った議論経過をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

係長制復活の議論経過についてでありますが、今議員もおっしゃいましたとおり平成 20 年度に第1次グループ制を導入いたしまして、平成 24 年度には大課制を導入したところですが、第1次から見ますと既に 10 年が経過し今日に至っております。この間、自己都合による退職者などの人数も勘案して職員の採用を行ってきましたが、事務経験 10 年以下の職員の割合が 37%となり、行政運営を進めるにあたって熟度の課題が生じているところです。このような現状を踏まえ、昨年7月に機構改革検討委員会を設置し、町民からの担当をわかりやすくという要望への対応と、さらにはグループ内に主査職が複数いることによる責任の所在のあいまいさを改善することを主な目的といたしまして、係制の移行と係長の配置復活が、グループ制検証検討委員会に引き継ぐ重要課題として答申され、その後、本年1月にグループ制検証検討委員会を設置いたしまして、係制への移行と係長の配置復活が課題であると答申されたところであります。― 18 ―両検討委員会から主査職の現状での問題点として、担当業務が主担当と副担当の調整・連携という狭い範囲にとどまっているとされ、またストレスチェックでは、同僚間の連携や支援が得られづらいと感じている職員が多いという結果が報告されたところです。このため本年4月より、試行としてグループもしくは担当内に複数の主査職が配置されている場合に限り、主査職の中から係長を任命して指揮監督を行わせ、他の主査職は係長を補佐することにしたところであります。こういった議論経過になっております。以上、答弁とさせていただきます。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 私は、この機構改革について、グループ制の検証を含めて平成 25 年の9月、それから平成 26 年 12 月と2回ほど一般質問を行ってまいりました。その中で、平成 24 年の4月の大課制移行以降、検証を行っていくべきではないかという質問に対しまして、町長のほうからプロジェクトは組んでいないけれども、その都度、不都合な部分を検証して改善していっているというようなお答えでした。しかし、私は、再度グループ制の検証をやっていくべきだという意見交換をしたかと思います。ここへきて遅ればせながらも機構改革の検討委員会、そしてグループ制の検証委員会ができたことはよかったなと思います。また今回、職場を見つめ直して、機構の中でやはり今そごが生じている部分を改善すべく、係長制度を復活させたことも私は賛成であります。ただし、この係長制度が現在試行の段階ですから、完全に機能しているかというと、ちょっとクエスチョンマークがつくようなところがあるなというふうに考えております。今度の4月からは、さらにこの係長制度を進めていく考えなのかどうかちょっとお聞きしたいなと思いますので、お願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

私自身も役場生活が 33 年間ありましたので、その中でやっぱり一番頼りにしていたのは、自分のすぐ隣に座っている係長というのが一番頼りにできる人でした。課長というのは、なかなか話ができる存在ではありませんでしたけれども、そういったところで例えば法律のことだとか、あるいは町民とのやり取りのこ― 19 ―と等々、それはこうしたほうがいいんじゃないかというようなことも含めて、そして今はITがどんどん進んできて、目の前にあるパソコンでさまざまな情報が入っているものですから、そこを見るような形になりますけれども、かつては例規類集だとかそういったものに赤線を引いたり、マーカーを引いたりというようなことで、そこが注目点なんだなと、それは譲り受けてきていましたので、そういうことで職員というのは多分成長していき、承知していくのだろうなというふうに自分としてはそういうふうに考えているところです。それらをもとにして考えますと、やはり身近なところに相談相手、長としての相談相手がいるほうが、これは絶対いいのではないのかなという考えを持っていまして、今試行ですけれども、それをどういう形でさらに発展させていったらいいのかというのは、4月に向けて担当のほうとも協議をして決定していきたいなと思っています。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 私も仕事柄役場の中を三十何年いろいろ歩いていまして、役場の中でやっぱり一番華やかというか、エースに見えたのは、かつては係長でありました。係長という人が非常に課長からしても使い勝手がいいし、部下からしては相談しやすいという立場。町民の人も、何か困ったことがあると係名が書いてあるものですから、そこの係長のところにいって相談するということが結構あったような気がします。この係長性は4月からやっているわけですけど、その中で、私はその前からちょっと感じていたのが、職員数が減少する中で、行政事務を進めるために行ってきた機構改革ですが、ここにきて少しそごが生じているような気がいたしました。それは主査という役職から主幹に昇格するときのギャップです。津別町グループ制に関する運営規程、平成 24 年4月1日訓令を拝見すると、主幹職の仕事は実に多岐にわたります。まず、グループ内の管理及び職員の指揮、課長との連携、1年間の業務分担表の作成、業務管理表の作成、町長や課長からの指示を受ける、また報告をする、それ以外にも部下の相談相手になったり各種会議の出席、議会への対応と、主幹になった途端にそれまで主査職で自分の仕事を中心にせいぜい両隣ぐらいに気を配ればよかったのが、一気に仕事の幅が増えてしまいます。やはりそれは自分の執務環境の大きな変化であり、受け止めきれないものではないかなというふうに感じておりま― 20 ―した。この係長職を置くことによって、まず係長という立場ですから部下の相談相手、指導はしていかなければいけない。課長の指示も受けなければいけないということで、幾つかそれまでの主査という自分の仕事中心にやっていた部分と違った部分が出てくると思います。当然、課長の補佐のようなこともしなければならない。何よりも、次は自分が管理職にならなければいけないという覚悟ができると思います。そういった意味で、ぜひ係長職を上手に使っていただいて、これからの行政を進めていただきたいと思います。私は肝心なことは、今まで機構改革で行われていますけれども、形を幾ら変えても結局僕はうまくいかないと思うんです。じゃあ何が大事なのかと言ったら、その形を変えたシステムの中でのそれぞれの職の意識づけだと思うんです。今までグループ制を引いてこういうふうにしてやるんだと、お互いスキルを共有できるようにするんだと、隣のグループの仕事も代わりにできるような形をつくっていくんだと、みんなで町民に対応できるような形をつくっていくんだという意識づけが本当になされてきたでしょうか。そういうことがなされなかったばかりに結局係長制を復活させなければいけない。でも係長制を復活させても、いまだに私は係長、これは私が勉強不足なのかもしれませんけど係長の名前を全員覚えていません。当然そこに行けばこの人が係長だったかなというふうになると思います。やはりまだ係長制度が復活しても浸透していないんです。やっぱり、それぞれが係長になったという意識をもって次の管理職としてやっていくんだというそういう意識づけをしていかなければ、私は何べん機構改革をやっても失敗すると考えております。こうした意識づけを強く念頭に置いて、今後の機構改革を進めていただきたいと思いますが、町長いかがでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

今主査職から主幹職へ移ったときに非常に業務がぐっと増えて大変な状態になるというのを見かけるというお話しもありました。これは、その通りかなと思います。課長職はまたプラスそれに出てまいります。課長職というのは、その課の中に幾つかグループがありまして、そこに何人かの主幹も配置されているわけですけれども、その主幹が担当するそこのグループ、それも統括しつつ課長職、プラス別のグループも兼務するという非常に厳しい、そういう中で人的なこともあって― 21 ―先ほど申し上げましたとおりプレイングにならざるを得ないような状態にもなってきているかと思います。かといって職員をどんどん採用するという状況にもいきませんので、それは補完的に係長という職を少し増やしたり、配置することによって、課長職にとってもメリットが出てくるのではないかなというふうに思っています。そこから今度次の段階へ係長から管理職へと進む段階において、管理職になってからの管理職の研修というのはあるのですけれども、管理職になる前の管理職のための研修というんですか、心構えというのですか、そういうのは町村会の研修の中でもちょっと聞いたりしているのですけれども、そういうのはつくることはできないのだろうかと事務局とも話したことはあるのですけれども、なかなかそういう状況には至らないというお話でありました。じゃあ今ある管理職の初めての研修会の中に、予定者をそこに入れるというようなことはどうなんだろうかと。それをすると、やはりいろいろあごで使われているような状況にもなってくるのではないだろうかというようなこともお聞きしたりしているところでありまして、そうであれば、例えば自治大学校だとか比較的長い期間のところに、多分3カ月ぐらいにはなると思いますけれども、そういったところにある研修制度を積極的に活用して、あなたはそれに向かってきちっとほかの自治体の方たちとも刺激を受けながら勉強してきてほしいという、そういう研修に送り込んでいくということも大事なことかなと思っていまして、これは実は、当選が決まりまして1回目の庁議の中でもそういう方向で予算編成の中で意見交換をさせてもらいますということで、管理職にもお話ししたところでありますので、これは平成31 年度の予算編成の中でまた検討してまいりたいと思っております。いずれにいたしましても、まず先ほども言いましたように職員というのは仕事を通じて成長していくものだというふうに考えています。今よくOJTという言葉が言われておりますけれども、ON The Job Training ということで、仕事を通してしてトレーニングされていって成長していくということですので、そこのところを意識しながら進めてまいりたいと思います。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 今ОJTのお話がありましたけど、私は Off-JTもむしろ大事ではないかなと。職場を離れた場、部分、もしくは職域以外での研修、― 22 ―そうしたものが人間としての強さにつながるのではないかなというふうに思っております。全く知らないところに行って研修を受ければ、当然コミュニケーション能力も開発されなければ、そこで物事が進まないわけですから、そうしたものを受けて、また、それを仲間にフィードバックする、全員が受けに行けるわけではないですから、やはり研修を受けてきた者は、それを自分の同級レベルの仲間にフィードバックする、そういったことによってまた自己啓発できるのではないかなというふうに考えますので、そうしたことも考えていただきたいと思います。それから先ほどのお話の中で、係長一斉研修でもいいじゃないですか。うちの管理職が行って、俺も課長になる前は、主幹になる前はこうだったけれども、なったらこうだったと、だからこういったことを心がけて係長を務めてくれと、そういったような研修でもやっぱり心構えというのは僕は変わるんじゃないかなと思っています。町長は今4年間任期があるわけですけれども、その後また佐藤町長になるのか、ほかの町長になるのかはわからないのですけども、この4年間が終わるころには津別町の 12年間で2人ぐらい採用、今中途採用で少し層が増えていますけれども、非常に管理職への登用人材が薄い時代がやってまいります。そうしたときに、やはり少ない人数の中で、さらに人材育成をしていなければ、管理職の登用に困るといった事態も出てくるかと思います。行政は継続ですから、町長は自分がいなくなった後、あとは野となれ山となれといったわけにはいかないわけですから、ぜひ町長の責任において次の人材をきちっと育てていただきたいと思います。その辺のことは多分認識されていると思いますが、確認したいと思いますのでお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

ご承知のとおり7年間採用を行っていなかったという、今なかなか過去に戻ることはできないわけでして、私の前、そういう採用できない理由がそれなりにあったわけです。財政状況がだんだんきつくなってきた等々ありまして、6年間採用がない時代があって、そして私が当選した時というのは、12 月 23 日ですので、既に次年度の採用が終了していましたので、それもやらないということでしたので、採用の時期が過ぎておりましたので、プラス私の部分のなった時点も含めると7年間ということで、採用が全くないという状態になっておりました。そこで、そのひ― 23 ―ずみを解決する一つの方法として社会人枠というのをとって社会で経験された方、年齢層、これぐらいの年齢層にぜひ入って来てほしいなというのをこの間、入れてきたり、それから新規で試験に来られる方も必ずしも公務員の試験というか、オホーツク町村会の試験を受けた方が新卒者ばかりではないわけです。民間でいったん働いて、そして公務員の試験を受けて受けに来るという方たちも中にはいるわけでして、そういう方たちも含めて年齢構成は常に意識しながら、それと合わせて家族をもっているということも人口を増やすということもありますので、そういったことをさまざま総合的に見て、これまで採用を進めてきたところで、これからもしていく予定でありますけれども、それにしても、やはりなかなか今埋めきれないという年代層というのもあります。例えば仮に 50 代の人を社会人枠として採用しても、なかなかその人もそこになじむまで大変だろうなというふうに思います。そういう無理なことをあえてするつもりはありませんけれども、やはり今いる方たちの研修を含めて能力を高めていって、そしてきっとこれからは管理職になるのが早くなる時代に突入していくんだろうというふうに思いますけれども、そのためにも能力といいますか、そういったものを上げていくような対応を図っていきたいと思っております。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 行政事務のシステムについてですけれども、現在1課 15 人という枠で人事配置されております。空き家対策運営委員会の開催遅延、地域防災計画の見直しの遅れ、消防庁舎建設等審議会立ち上げの遅れ、第2庁舎取り壊しの足場分の補正など、内部の人員配置や報告・連絡等が機能していれば防げたかもしれない案件ではないかなと考えます。原則を守ることも大切ですが、現況を見て即応的な配置をしていくことも必要だと考えます。先日、私が決算審査特別委員会で示唆した報告制度の導入なども考慮すべきではないでしょうか。いかがでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

実際に、今動きを見ていただければおわかりと思いますけれども、そういった即応的な対応というのも今進めています。だれだれというふうには申しませんけれども、ただ、その人間を遅れているところに配置するということによ― 24 ―って、出て行かれる側のところの考え方というのも考えてあげなくちゃいけませんので、そこが遅れているから、そこに配置して、それでよしということではなくて、そこから抜かれてしまったところのこともやっぱり一緒に考えていかなくちゃならない。その中で今いる人員の中で、なかなか難しいですけれどもベターな状況にもっていきたいと考えているところです。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 やはり人員配置の問題では、やっぱり弱いところに投入すると。ただし、それをやってしまって本来普通にやっていたところが弱くなってしまったのでは本末転倒だという考え方はわかります。しかし、やはりそこを上手にやっていただくのが町長の手腕だというふうに思うわけです。きついことを申し上げるようですが、やっぱりそれがうまくやれて僕は町長の給料があるのではないかなと思いますので、副町長ともども一緒に人的な部分を課長たちから情報収集して相談して、ぜひ人をうまく回していただきたいと。今やはりいろんな部分で補正案件が上がってきたりしても、私もうまくいっていないなと感じてしまうことがあるものですから、あえてここで申し上げたいと思います。また、動かしていく中で人材育成ということにもなるかと思います。グループ制の検討委員会の報告書の中にも単に課を大きなくくりにすることなく、意思の疎通や人事管理が行き届く編成とすることという基本的な考え方があります。やはり、この考え方が大大原則だと思います。ですから、管理が行き届くような配置をぜひ知恵を絞って考えていただきたいと思います。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 本年度のまちづくり懇談会の際、何カ所かで町長は「津別病院建設基金」という言葉を口にされました。新たな政策として実行に移す考えなのか、真意をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

津別病院の建設に対する基金ということのお話であります。これは所信表明でも述べましたが、第6次津別町総合計画の策定に向けたアンケート調査におきまして、今後 10 年間で特に力を入れるべきものとして、病院などの医療機関の整備がトップになりました。こうしたことから、今年のまちづくり懇談会において、まちなか再生基本計画の進捗状況報告に合わせまして、「健康・医療ゾーン」の説明に関連させながら、津別病院の実情を報告いたしまして、利用促進と支援の考えがあることを述べてきたところであります。町から地域医療の要が失われると大変な事態になります。病院を新しくという意見は今でも町民から時々聞かされておりまして。建設支援は、病院に対する一つの支援方法と考えており、今後、協議をさせていただきたいと考えております。なお、この件に関しまして丸玉木材株式会社の工場長に対しましては、こうした考えもありますということでお伝えしているところであります。以上、答弁とさせていただきます。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 町長は政治家ですから、どこで何をしゃべってもよいわけなのですけども、やはりその発言は重く、言葉には責任を持たなければならないと思います。まちづくり懇談会でこういうことが出ると、なぜか今までの懇談会でもそうですが、町長が言ったことが、よくも悪くも一人歩きをする傾向にあります。何というか覚えやすい「津別病院建設基金」という言葉というのは非常に何というか覚えやすいというか、印象に残る言葉だったんだと思いますけれども、何人かに私もどうなっているんだと聞かれました。これは具体的な施策として今回やるのではなくて、そういったことも頭に置いて津― 26 ―別病院の支援を進めていくということで間違えないのか、まず確認したいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

懇談会の中でもお話ししましたとおり、6期続けて今赤字の状態であります。毎年、今1億 4,000 万ほどの支援をしているところでありますけれども、それがさらに人口減少とともに多くなっていくだろうと思います。そうすると、90 床あった建物が今現在は 60 床に落としていますけれども、そういったことがさらに減っていくこともあり得ると思います。確かに病院側としては耐震調査を行って、耐震調査をして結構何年か経ちますけれども、方針としては、この 20 年後の津別町の人口を考慮していくと、今新規にどれぐらいの規模で建てたらいいのかというのはなかなか踏み切れないというお話も伺っております。しかし一方で、そういうことで今現在の建物を使っているわけでありますけれども、私も 56 日ごとに病院の検査、薬をもらいに行っているものですから、病院のロビーにしばらくいます。そうすると、いろんな方からお話も聞きます。やっぱり新しくなるといいよねというお話は時々聞かされているところですし、そういった病院以外のところでもお話を承っているところであります。そうしたことから、この1億 4,000 万がさらに増えていく可能性もありますし、それと、この先さらに老朽化が進んでまいりますので、そうしたときにやはりアンケートの中にもありますとおり、一番町民が求めているものは、これなんだなというのがやっぱり数字上出てきています。そこに何の対応もしていかないというのは無責任なことでありますので、そうしたことを含めていくと、ここ何年かの中で建てるというそういう財源はなかなか確保できないと思いますけども、そういったことも含めて対応を考えていきたいということを懇談会の中でも話させていただいていますので、そういう方向で進めていきたいなというふうに思っています。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 建設基金については、こういった言葉が一人歩きしたのだと思いますけれども、ただ津別病院の建設については、やはり頭の中に入れておかなければならないというような答弁内容だったかと思いますが、町長は、このまちなか再生の整備を始めるにあたって、庁舎の建設、津別病院の耐震診断が良好で― 27 ―あり、当面建てかえの必要がないことも庁舎建設に踏み切った大きな理由だというふうに議会の中でも発言されました。今、まさに庁舎建設を始めようというところで、なぜ今また病院の建設の話がここで出てきたのか、並行してやるという話ではないと思いますけども、10 年は多分当面建てかえる必要がないという話だったと思います。じゃあ 15 年先のことを考えて、今いろんな支援の策をこれから練っていこうという考えなのか、そこをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

以前も申し上げましたとおり、役場が新しくなるよりも病院が新しくなるほうが町民にとっては好ましいことというか、喜んでいただけることではないのかなということを述べてきたわけです。そういった中で、病院側も将来展望を含めて耐震調査により、そしてもう少し様子を見ていきたいということでありましたので、そのとき私が皆さんにお伝えしたのは、それでは先に庁舎のほうをやらせていただきますという言い方をしております。ですから、その次には当然出てくるだろうなと思っています。この4年間の中で、私の任期中に建設するというのは、これはほとんど無理な状態ではないかなと思います。今やろうとしていることがありますので、しかし、それに対する準備はやっぱりしっかり考えて、そういう蓄えもとっていくべきではないかなと思っているところです。

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 先ほど丸玉の工場長とはお話をされているということをお聞きしました。この懇談会の後でも前でもいいのですけども、それこそ政策調整会議や担当課とのコンセンサスというか、そういったものを町長はおとりになっているのでしょうか。お聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

とっています。それは、政策調整会議の中でも皆さんとお話をして、やはり必要ですよねと。ただ、いつ建てるとかいうようなことはわかりませんけれども、言及はしていませんけれども、この必要性は内部では認識しているところです。― 28 ―

質問 9番 佐藤久哉

〔登壇〕 わかりました。最後になりますが、町長とは若いころからいろんなことを一緒にやってきたつもりであります。ともにまちづくりのために津別のために頑張ってきた仲間の一人として申し上げたいと思いますが、これからの4年間、チーム佐藤多一と人材育成を念頭に置いて今後の町政を進めていただきたいという私の思いを受け止めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。答弁があればお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

私も今期4期目ということでありますけれども、4期、5期、6期とか知っている町村長の中には7期、8期やっている人もいますけれども、皆さん期数が高まってくるにつれ共通して言われるのは、人づくりだということは言われています。これをやらないことにはその町、その組織、そこが続いていかないという、そういう認識をよく示されておりまして、これは全く私も同感ですので、そういうものを肝に銘じて進めていきたいと思います。

出典:津別町議会 平成30年第6回定例会 2018年12月19日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる