津別町議会 平成30年第3回定例会 2018年6月21日
ハラスメントの認識と対策について
2018年6月21日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「ハラスメントの認識と対策について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 篠原眞稚子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 二つ目の質問に移りたいと思います。セクハラやパワハラによる問題が報道され、ハラスメントに関する関心が高まっていると考えます。中でもモラハラと言われる言葉や態度などの見えない暴力で相手をコントロールし、精神的に追い詰めるなどで新型うつ病の発症というようなこともあります。ハラスメントは、人権を侵害する大きな問題と考えております。ハラスメントに対する認識、どのようなふうにお持ちか、まずお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
ご質問のハラスメントの認識と対策についてのお尋ねであり― 65 ―ますけれども、ハラスメントにつきましては、人を困らせること、嫌がらせることという意味でありまして、これにセクシャルとかパワー、あるいはモラルなど、状況や種類を示す名称をつなげて通常略称で使われています。職場での代表的なハラスメントにつきましては、セクハラ、パワハラ、モラハラが挙げられます。セクハラは、職員の意に反する性的な言動により、上司や同僚から人格や尊厳を傷つけられることを言います。パワハラは職務上の権限や地位などを背景に業務内容や指導などが適正なレベルを超えて、人格や尊厳を傷つけられることを言います。モラハラにつきましては、仲間外れ、無視、陰口、必要な情報を与えないなど、上司や同僚から人格や尊厳を傷つけられることを言います。これらのハラスメントに対する対策につきましては、まずハラスメントとは、個人の尊厳を不当に傷つけ、労働意欲を低下させ、職場環境を害するものであると認識し、上司も部下も日ごろからコミュニケーションを図り、職場内での人権を尊重し、能力が十分発揮できるよう職場環境を整えていくことが大切であると考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ただいま町長のほうからハラスメントの3種類という表現はおかしいですけれども、それぞれ代表的なことについての認識ということで答弁がありました。今回、そういう認識をされる中で、当町におけるハラスメントに関する要綱等がつくられているのかどうか。あわせてセクハラなんかは、男女共同とか、そういう中で言われてきているので、平成 14 年ぐらいから各自治体等でつくられていて、要綱であったり、いろんな形でつくられています。ちょっと調べたところ、パワハラは要綱ができているところもあるのかないのかわからないんですが、これは以前はいろんなことが言えなかった。ある人に聞くと、ものが言えるようになってきて、いろんなことが言えるようになってきて、そういう事象というのでしょうかハラスメントが表面に出てくるようになったのではないかということで、なかなか表面には出づらい。それから、する側と受けたほうとでは、ほかのニュース等に出てきたのを見ても全然そういう言動している人は何ら関係がないみたいに、そんなこと普通じゃないかみたいな― 66 ―ことなので、非常に難しい問題であるのかなというふうなことも考えておりますが、当町におけるハラスメントの要綱についてお尋ねします。
答弁 町長 佐藤多一
当町でのハラスメントを防止する要綱についてのお尋ねでありますけれども、「セクシャル・ハラスメントの防止に関する規程」につきまして、平成 14 年3月に制定しております。近隣町では、近年、パワハラとモラハラを含めた規程を整備いたしまして、職員に対する指針、職員の責務、所属長の責務、相談窓口の設置、相談処理委員会の設置などを既定しておりまして、すべての職員が信頼し合い、個性や能力を生かし、男女共同参画社会を築いていくためハラスメントを防止し、ハラスメントに起因する問題が生じた場合は、迅速かつ適切に対応する措置が講じられているところであります。本町におきましても近隣町村に倣いまして、職場でのハラスメント防止に向けた規程の整備を近く進めてまいる考えをしておりますので、以上、答弁とさせていただきます。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 津別町のセクハラに関する規程というのを読ませてもらって、それから、その以前にできているんですけれども、安全衛生管理規則だかを見てもいろんなことが網羅されていて、できているのかなと思いますけれども、現状のどこからどこまでというは非常に難しいかなというふうにありますが、先ほどの答弁の中にありましたパワハラとモラハラに関しては、できるだけ実態、予想されることすべてが網羅されるようなものをつくって、先進地もあるということなので、多分そういうところも参考にされるのかなというふうに思いますが、それらを参考にして整備するということなので、整備をできるだけ早くお願いしたいと思います。あわせて、あればいいということでは、要綱等ができれば終わりということではなく、こういうのも順次1年に1回がいいか、半期に1回か、それはよくわかりませんけれども、常にやっぱり職場環境がどうなのかというようなことは、こういうものに限らず十分目で状況を見てもらうというようなことも必要かなというふうに思いますので、だんだん職員数も減り忙しくなってきたり、そしてこういう問題というのは、― 67 ―やっぱり心のゆとりがなくなってついついというのも原因の中にあるということも言われています。ですから、どこのセクションの人がどうすればいいということではないんですけれども、少なくてもグル―プ内の長の人とか、半ば自分たちのところから、ちょっと忙しくてぎすぎすしているなというのは、非常に危ない状況になるということなので、目配りとか気配りとか、そういうのをして、できるだけこういうことが起因するような新型うつ病というのは、詳しく勉強していないのでわからないのですけれども、最近は私たちが生きてきた時代という言い方は全く変なんですが、非常に言葉やなんかも相手に言うときには、注意をしなくちゃならないぐらいデリケートな若い人が多いように感じていますので、それらも含めて定期的にせっかくできている規則があるのであれば、ちょっと集まっていただいてメンバーの方、委員の方に、そして状況はどうなのか、心配な点はないのかというような、全く問いかけが子どもじみていますけれども、そういうようなことでやっぱり健全な中で職務を遂行していただきたいと思いますので、そこのところよろしくお願いしたいと思います。今のところで何かありましたらお答え願いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
町のほうで今ありますのは、セクハラに関する規程だけというふうになっておりまして、これにパワハラやモラハラを加えて近く整備をしていきたいなというふうに思っているところです。今議員がおっしゃいましたように、同世代ですので、私たちが生きてきた時代というので、今も生きておりますけれども、やっぱり私も入った時によく怒られました。それこそ、今はそういうことはできないと思うのですけれども、石炭ストーブの場所もありまして、そこには当然かき回すデレッキがありますけれども、それでこつんとやられたりとか、字が違っているぞとか、この文章はおかしいぞとか言われて、頭をたたかれたこともよくありますけれども、そういう今で言えば当然これはもうパワハラの範囲に入ってくるのかなというふうに思いますけれども、しかし、また考えてみれば、愛情を持ってたたいていたのかなというか、そんな気も何かしないでもないような、そうやって怒られて成長していくというのですか、間違えを正していくというか、そういうきっかけに、そういうときにはげんこつとまではいかないですけれども、― 68 ―そんな時代が当たり前だというふうに思って生きてきた自分でもありますので、そこが今時代は少し様変わりをしてきて、そういうことは今できるような状態ではありません。ただ、そういう中で間違いをそれじゃあ何となくうやむやにしていくということも、また、これはその人の成長にもつながっていきませんので、そこのところの伝え方だとか、そういうことのしゃべり方だとか、そこに苦労しているんだと思います。人によって、その言葉がパワハラだというふうに受けとめる人もいるでしょうし、同じ言葉を投げかけられても俺のことを思ってくれているんだなと思う人もいるでしょうし、さまざまだというふうに思いますけれども、そういう相手の心理というのも考えながらしゃべらなくちゃならないというか、指導していかなくちゃならないというようなことを、非常に難しい時代になったなという印象は受けておりますけれども、いずれにいたしましても、この近くでは大空町さんが既にそういうものを設けていますので、何をどうしていくか、そして段階を踏んで、どんなふうに対応していくかというのもあるかというふうに思います。また、人事院でも、既に手引きを出しておりますので、そういったところも含めて町のほうとしても、津別町役場の分として整備をして、取り進めていきたいなと思っているところです。以上です。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 同世代といえば同世代で、同級生なのでそういうようなことは、何ら不思議ではなかったのですけれども、やっぱりそれから何十年も経って、いろいろ言葉での暴力というのがすごく以前とは違ってきているというようなことで、でも、そもそもこつんとやるのが愛情だと言っていた時には、そこと信頼関係があったんだと思うのです。今は何か忙しさに紛れてというか、いろいろ読むとハラスメントの根本は、相手のことを思いやる気持ちがだんだんなくなってきて、そういうことになっているんじゃないかというふうにも学者の人が言っているみたいなんですが、日々いろんなことに追われると、やっぱり後でもっと優しい言葉で言えばよかったのにと後悔するようなことも多々あるのではないかというふうに思って、人の行動ですからなかなか難しいのですけれども、お互いに勉強するような中で、そしてそういうふうにならないというか、いろんな接客マナーを勉強するというような― 69 ―職員研修もありますので、電話の受け答えも大事ですけども、同僚との接し方とか、そういうことなんかも職場内の研修なんかに入れていただいて、いい環境をつくっていただきたいと思います。窓口のことも当然セクハラのほうに書いてありました。総務課というふうに書いてあったのですけれども、そのようなことで今後もそこが窓口になっていくのだろうと思います。そのことと合わせて、昨日の道新にも高校の先生が亡くなったのは、パワハラじゃないかといふうなことがありました。やっぱり人の前で叱責されるとか、それから仕事量がパワハラになるような印象を受けるような、とっても自分のキャパを超えた仕事があって、それがとってもつらかったというようなことを家族におっしゃっていて、これは認定されるかどうかわかりませんけれども、ですからどこにそういう原因があるかわからないぐらい難しい問題でもあるかと思っています。それで、今回この質問をしたのは、さっきと重複しますけども、全国的にもスポーツ指導者によるパワハラ、それから官僚によるセクハラ等で大きな問題になりました。これらのことで、町民もすごく関心、このことに対する関心は、もうこのニュースから数日経っていますので薄れてきているのかもしれませんけれども、実態がどうなのかというふうな関心は高いかと思います。それで、今後もこういうことに対する職場内からこんな問題が起きないような啓発だとか学習の機会というようなことを適時検討していっていただきたいと思います。何かありましたら答弁をいただき、なければデリケートな人がいっぱいいるというようなことで、伸び伸びというか、それにはもう少しお互いが信頼というとまた違う言葉かもしれませんけれども、職場内からそういうことが出ないようにお互いのコミュニケーションを高めながら、いい環境で仕事を続けていっていただければというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
先ほど議員がおっしゃいましたとおり、何となくやはり原因がゆとりというところにもあるのかなというような感じがしています。追い立てられるというか、仕事がどんどんたまっていくだとか、余裕がなくなってくるというところで、声が大きくなったりだとか、いろいろ出てくるのかなと。ゆとりがなくなって― 70 ―くれば、家庭内でもゆとりがなくなってくるとやっぱり夫婦げんかの始まりになっていったりとか、よくあるかというふうに思いますけれども、そのゆとりが職場全体の中で人が足りないからそういう状態が起きてくるのか、あるいは経験者がどんどん少なくなってくる中で、きちっと教えることがなかなか難しくなってきているのか、いろんな見方があるかというふうに思いますけれども、今いずれにいたしましても、労働安全衛生委員会というのは労使の中でもつくられていて、さまざまなハラスメントのことだけではなくて、健康診断の受診の関係だとか、あるいは喫煙の関係だとか、さまざまなことがお互いに話し合って決められて、それをしっかり守っていくというシステムができておりますので、そういう中でも話が進んでいけばなというふうに思います。やり方等々については、先ほど言いましたとおり、このハラスメントの部分についての新たな規程なり、要綱なりをつくっていく方向でありますので、その中で手続の話だとかいろいろ載ってくるかというふうに思いますけれども、どちらにしてもやはり基本はグループ内でしっかり意思疎通ができているというか、そして何か同僚として見ていて、何か最近変だなとか、あるいは管理職というか上司から見ていて何か変だなというのがあれば、やっぱりあまり間を置かずに、「どうした、何かあったか」というようなことで話をしていくということが、一番接点になっているところというか、小さい単位でのところで、しっかり目配せをして対応していくというか、相談を受けていくなり、あるいはこちらから声をかけていくというのが一番基本になってくるのかなというふうに、幾らたくさん研修を受けても、内容はよく理解されると思うのですけれども、問題は実践の行動だというふうに思いますので、それができるようになるようにこちらも努力をしていきたいと思っております。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 なかなか意識改革は難しいので、行動の一歩を何かを変えることで意識も変わるということもありましたので、ぜひ職場の小さい単位の中からちょっとゆとりのあるような一言のかけ方でももしかすると変わっていくかもしれないので、そういうようなことから、そこから始めて、そしてさらに専門的な勉強もしていく必要があるし、こんな中では同じところから出さない、そういう問題な状況が出ないような工夫を。今ゆとりの中で人の問題等もあって、人員管理と― 71 ―かいろんなこともあって、そこは私たちが何人いれば十分なのかということはとてもそのような事務量と人というのはよくわかりませんけれども、とにかく周りからちょっとというときに声のかけられるようなゆとりをまずグループ長の人は仕事も忙しいとは思いますけれども、自分のグループ内の人たちがどんな感じで仕事をしているのか、ぜひ見ていっていただきたいとお願いして終わりたいと思います。