津別町議会 平成29年第6回定例会 2017年9月24日
町の活性化、地域の活性化について
2017年9月24日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「町の活性化、地域の活性化について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 篠原眞稚子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 次の質問に移る前に、今小学校の図書室の貸出の状況等ということで、やはり何か一点でも読もうというようなことで呼びかけると、小さい子は先生というか、そういうふうに言われると真に受け止めてすぐ行動ができる、そういうような表れかなというふうに思いますので、その意欲を失うことのないようにいろんな企画をしながらさらに充実していくことを願っていますので、よ― 46 ―ろしくお願いいたします。次の質問に移りたいと思います。次の商店街のほうに産業ということになると非常に大きくなるので、ここの商店に対する支援みたいなのがあるかどうかというようなところを視点に質問をしていきたいと思います。町の活性化、地域の活性化については、商店街の存在は非常に大きいものだと考えております。現在、商店街の実状は極めて厳しい状況で、商店数の減少、高齢化、後継者の不足など、さまざまな課題があります。その中で、ざっくりなのですけれども、町がどんな形かでそういう個々のところの支援が私は必要じゃないかと考えているのですけれども、その点のところをどんなふうにお手伝いをしていこうと思っておられるのか、まず一点目にお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
それでは、商店街の関係についてお答えしたいと思います。毎年、商工会から補助金等の要望がございます。要望書には「商工会の役割・機能が十分発揮できる環境をさらに整えていくために助成願いたい」という趣旨でありまして、こうした趣旨を踏まえて、主に人件費の補助を中心に毎年助成をしているところであります。商工会では、経営指導員による巡回訪問や窓口相談によりまして、経営実態を把握し指導を行っていますので、商店街の実態については十分商工会において把握されているものと考えます。ただ、商工会からの町に対する施策要望の中には、平成 26 年に施行された小規模企業振興基本法に基づく、小規模企業の振興に関する町条例の制定がありまして、この件につきましては北海道においても平成 28 年に道条例が整備されたところであります。そうしたことから、本町においても検討を行いたいと考えているところであります。以上です。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 毎年商工会に人件費を中心とした町からの助成、運営費補助というのが大きな数字になっているのは、私も商工会の会員の1人としてそれは目に留めております。ちょっと前後しますけれども、9月 14 日の道新に公― 47 ―設民営化されるという滝上のスーパーの話もあって、何というか制度に乗らないというか、個々のお店というのはなかなか制度を利用していくというのは難しいのじゃないかなというようなこともありまして、せっかくいろんなまちなか再生でいろんなことをやっています。旧店舗を利用して新しいお店ができたなと思うと隣がまたやめてしまうというような、そういう状況にもあるので個々の小さなというか商店というのは大げさに言えばもしかするとライフラインかもしれないのです。ですから、もちろん商工会がすることと、行政というか役場がすることは全然というか目標は同じかもしれないのですが、個々には違うがなかなか目に見えないというか、そんなようなふうにも思っており、この先も非常に厳しい状況にあるので、そこら辺のライフラインみたいな考え方で個々の支援というのが独自でできるものなのかどうか、それから二つ目のちょっと二つ目にもいくのですけれども、経済産業省何かで出している地域商店街活性化の事業として、施策の中にはほとんどが網羅されるような文言もあります。ものづくりだとか、研究開発だとか人材確保、創業、省エネ、税制などについても支援しますというようなことがありますが、なかなか個々ではそういうのがあるのだなと思っても実際に商工会で個々に言っているのかもしれないのですけれども、なかなか簡単に使えるものというものでもないような気もしますし、一昨年だったか東北の震災の所に行って商店街が活性化されるときにもいっぱい制度もあるのだけれども、実はうちのお店には全く使えないとか、それからあっても書類が難しくて提出するまでにはいかないというような商工会の人と一緒に視察に行ったときに、そんな話も聞きました。そういうことが全然なければいいのですけれども、やっぱりさびれてきている、それから高齢化してきている、あるいは後継者がいないようなところをもうちょっとみんなでというか聞き取ったり、何か対策ができるようなものがあるのであれば、もうちょっと何か積極的にそちらにも目も向けられればさらに空き店舗になるようなところを何とか抑えることができるのではないかなというふうなことも考えてますので、含めてありましたらお答え願いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今のご質問の内容については、②の部分にも入っているなという認識のもとでお答えさせていただきたいと思います。― 48 ―先の部分については、実は商工会が大変苦労しているのはよく承知しています。年間通しても商工会館といいますか地域振興センターにいろんな形で出席をしていまして、商工会の総会はもとよりですけれども、ライオンズクラブのクリスマスパーティーがあったりとか、あるいは青年部のほうで主催しています新春書初め大会の表彰式だとか、あるいは代議士の新年会だとかいろんな形であの会館を利用させていただいているところでありますけれども、何度か行っているうちに、そこに貼られているポスターが目に留まりまして、実は大分前に自分でも今も貼ってありますけれどもメモしてきたことがあります。それは三種類のポスターでして、一つは商工会館の中にあるポスターです、商売繁盛は商工会が約束しますと一つあります。それから、二つ目には、地域の元気は商工会の願いですということで。それから三つ目は、地域の発展は商工会の喜びですと。そして、商工会は行きます、聞きます、提案しますと書いた三種類のポスターが非常になるほどというか、ちょっとこういいなというふうに見たわけです。しかし、なかなか現実には、そういう頑張ろうとやっておりますけれども、やっぱりこの情勢の中で非常に厳しい状況に置かれているというのも承知しているところです。この間、商工会長と町村長との勉強会もあって、その中でお話が出ていたのですけれども、小規模の事業者の方というのは、中小企業という大枠で言うと非常に大きな丸玉さんのような大きな会社から個人で経営されている店舗の方からさまざま大くくりの中小企業といわれていますけれども、いわゆる圧倒的に多い9割を占める小規模の本当に2人でやったりとか5人でやったりとか、個人でやったりとか、そういう小規模の経営者の方たちが津別にもたくさん、そこが中心になっているというふうに思います。そういう中で、その方たちが消防団になったりとか、それからPTAの役員を引き受けたりとか、あるいは交通指導員を引き受けたりとか、それから祭りの担い手となってイベントのお金集めから焼きそば焼いたりとか、いろんなことをやっているわけです。その方たちが事業を継承しないで、そこが廃業していくということになれば極めて町にとっても厳しい状況になってくるというのは十分認識しているところです。そういう中で、今回、平成 26 年に小規模企業振興基本法というのができ上がったわけですけれども、これに基づいて何とか活性化できる方法を考えていきたいなというふうに思っているところです。― 49 ―実際に町としましては、さまざまな助成制度も設けています。これは、このあと高橋議員さんのご質問が中心になってくるかと思いますけれども、いろいろな町独自の制度に対する内容の充実だとか、あるいは期限の延長だとか、そういうことを商工会のほうからも出されておりますし、高橋議員さんのほうからもこの後あるのかというふうに思いますけれども、そういういろいろな支援制度も持っているところですので、そこのところもぜひお汲み取りいただければありがたいなというふうに思います。それから、二つ目の経済産業省だとか、そういうところの中小企業の施策を積極的にPRしたらどうだろうかということでありますけれども、今ちょっとお話ししましたとおり、実は9月の 11 日に2年に一遍開かれるのですけれども、オホーツク管内市町村長・商工会長会議というのが開かれます。今回2年経ちまして9月の 11 日に開かれたわけなのですけれども、今回のテーマは先ほど申しました小規模企業振興基本法について話し合われたところであります。この中で、商工会長さんの発言を聞いていますと、経済産業省あるいは中小企業庁のいろんなさまざまな施策に対する認識というのですか、これは極めて高いなという印象を受けたところです。当然、商工会の経営指導員の方もこれらについて、この施策について十分把握されているというふうに思います。そこがやはり一番PRする主体になってくるのかなというふうに思いますけれども、先ほど言いました町も独自でいろいろな支援策を設けておりますので、その部分の新設、新しいものをつくるだとか、それから変更がある場合は、従前同様説明会を開催いたしまして周知に努めていきたいと考えているところでありますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 商工会から出されているのを一番新しく会員向けに送ってきたものを読むと、やっぱりどこでも人手不足が深刻な課題になっていてと、それは事例みたいなのも出ていたのですけれども、短期間でふるさとワーキングホリデーとかというのもあると書かれていたのですが、ばあーっと読んで、そういうのが今津別町では短期間だけ何か仕事をしたいというような人が来れるような、そういう体制になっているのかどうかというようなことも思いました。それで、商工会の人が見る活性化というか、それとまた違った意味での関わり方とか活性化の考え方― 50 ―というのはもしかするとあるのかもしれないので、今いろいろ町長からご答弁いただきました。それで、中身は次の方の質問の中にも入るということですので、十分このままではだめだという認識のもとお互いが協力し合い、津別町にとって何が必要なのか、どんな手当てが一番効果的なのかというようなのを商工会や今商工会の会長と市町村長等が集まって話し合う場も広域的にできているということであれば、個々でやっぱり危機感を持っておられる首長さんたちいらっしゃるのかなというふうにも思いましたので、そういうことを踏まえながらこれ以上、現状だと、もう減っていくばっかりみたいな、何となくさっきポスターでは立派な表現がたくさんあったのですけれども、以前は暗い暗い商工会みたいな印象をみんな持っているので、そこのところをちょっと何か元気づけるようなアイデアがあればまたちょっと頑張っていけるのかなというふうなのを私は印象として持っているので、引き続きいろんなことがあれば適時声掛けや何かしていっていただければありがたいというふうに思います。最後のところで、同じ活性化なのですが、今移住のPRもいろいろされているかと思います。これも、先ほどのワーキングホリデーじゃないのですけれども、移住の印象というか田舎に移住して来る人、全然違うのですけれども、IT関係で田舎で仕事をするぞという思いで移住される方と、津別町はもう一つ、この自然の中で余生じゃないかもしれないけれども、自然の中で伸び伸びと暮らしたいというふうな、そっちの移住のほうにウエイトが置かれているのかなというような印象もありますので、既存の商店だとかあるいは企業だとか、そういうところで引き続きやれるような、そういうようなPRの方法がもしあれば積極的に打っていっていただきたいというふうに思いますので、その点、そういうところと協力体制を持ちながら移住の窓口というのでしょうか、そういうメニューを現状とそれからそういうようなところも積極的に入れていくというお考えがあるかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
先ほど言いました小規模の小規模企業振興基本法の関係で、会議がもたれたというお話をさせていただきましたけれども、これに基づいて町の条例をぜひつくってほしいという要望が中心だったわけですけれども、もしそれがなくてもさまざまな形で別の条例だとか、別の要綱だとかに小規模のところを支援する町― 51 ―の施策をぜひ取り組んでほしいというのが要望の内容だったわけです。今回今あちこちで町議会が開催されておりますけれども、管内でも幾つか一般質問の中でこれの町の条例、これの制定について町長の考え方を聞くというところが幾つか出ているのを聞いております。そういう状況にもありまして、かなりあちこちでそういう動きが出てきているのだろうなという認識をしております。その中で、講師の方が一方的に言っていたのは、一方的に行政側にすべて頼るということではなくて、自分たちの足元も見つめていきましょうということを商工会長に今度は行政側じゃなくてお話しされていた中に、若手後継者の方の全国の統計によりますと、自分の店の決算書を見ていないという若手後継者の方が8割いるというお話でした。ですから、そういう状況の中で、自分の店がどんなふうになっているのか、そして棚卸がきちんとされているのかどうかも含めて、そういう店の実態をしっかり押さえておかないと行政から例えば見積書を出してくださいと言っても出せないのではないかと。それから、自分の店そのものを夢を持って語るということもなかなか難しいというふうなお話もされていました。ですから、小規模事業者は事業者として経営を継承するということは借金を引き継ぐということでもありますので、そこのところをしっかり認識をした上で、そして助けてもらうところは助けてもらうというような方向でお互いにやはり考えをすり合わせていくべきではないでしょうかというお話がされたところで、皆さんうなづいていたわけなのですけれども、そういう状況の中で、そのまま店を閉めるという方ももちろん出てくるというふうに思います。そこで、今ご質問のありました移住PRに後継者人材を求める案内というようなことも検討してはということでありますけれども、これは先ほども言いましたように商工会から今の商店主の中に将来ほかの人の経営移譲する考えを持っている方がいれば、そういう情報を得た上で、その本人と、それから商工会と、町の三者が集まって、どういうふうにしていこかという協議を行って、その得た結論をもとに移住のPRにこれは入れた方がいいなということであれば、こういう物件があってというようなことでやっていったほうがいいのかなというふうに思っているところです。この商店街の部分について後継者部分も含めて、この間ワークショップもさんさん館で開かれたりしておりますけれども、空き家を活用したリノベーションで新しい店― 52 ―舗をつくる会、ゲストハウスをつくったりだとか、そういうものも開かれています。それは地方創生のお金を使いながら今やっているところですので、さまざまに本当になかなか一口でいい切れないぐらいたくさんの事業を今担当のほうで抱えてやっておりますので、一つ一つ実になるような形で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
〔登壇〕 わかりました。例えばなのですけれども、福祉産業でも津別のところは非常に人手不足で困難な営業というのでしょうか、運営をされています。そこで、本岐には地域おこし協力隊の方が入って、そこはまた町の中の福祉事業体とはちょっと違って地域起こし等も含める中でというふうなことで募集をされていたかと思いますが、移住等に関してももっと広くこれを機に考えていただくことと、やはりどっちか一方の力が欠けてもだめなので、商工会とかあるいは役場、それから商店というか本当の小さな企業体の人たちがお互いにうまくいくような接点を見い出せるような、始まりの一歩みたいに考えていただければ非常にありがたいかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。
答弁 町長 佐藤多一
移住者にもいい情報があれば的確に伝えながら進めてまいりたいというふうに思います。それから、先ほど一つちょっと漏らしたかと思いますけれども、滝上町さんでの公設のスーパー、これ今あちこちでいよいよ困った所で出始めてきている現実があります。当町も今ちょうどご承知のとおりまちなか再生事業の基本計画をつくるところでありますけれども、その中にマルシェという構想も入っております。それはどういう形態がいいのかというのは、まさに今議論中でありますから、それを公設にするのか、あるいは自分たちでつくれるように別の形の支援をするのか、それらはいろんな方法があると思いますけれども、いずれにしても今ある津別のスーパーではなかなか機材も古くなってきて大変な状況になりつつ、あと何年この例えば冷凍庫もつかなとか、いろいろ聞かされておりますので、そういう実情も踏まえながら今まさに始まったところでありますので、明日また委員会が開催されますの― 53 ―で、そういった中でまた今現段階でコンサルと一緒に考えて、いろいろ内容についてお示しをしながら意見交換をしていきたいというふうに思いますし、その中に当然店の、あるいはスーパーの問題も入ってきます。そして、それらを経て、今度 10 月、来月の末には町民の皆さんとシンポジウムを開いて話し合いをしていくという方向を持っていますので、津別町に合った形で検討を進めてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 篠原眞稚子
終わります。