津別町議会 平成27年第7回定例会 2015年9月16日
町道・林道の整備について
2015年9月16日、津別町議会の一般質問で、村田政義議員が「町道・林道の整備について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 村田政義 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 それでは、議長のお許しをいただきましたので、先に通告いたしましたとおり質問をさせていただきたいと思います。― 63 ―町道・林道の整備の関係であります。このことについては 12 月議会において乃村議員のほうから町道全般についての質問がされております。とりわけ私の質問については、畑に通じている、要するに舗装化されていない町道・林道の整備が必要であることから質問をさせていただきたいと思います。とりわけ農業機械の大型化に伴って現行の町道・林道の幅員では車両が安全に運行できない状況が生じております。そのことから道路幅の拡張が必要と思いますが、その考えについてまずお聞かせを願いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
それでは、町道・林道の整備につきまして、農業機械の大型化に対する町道林道の幅の拡張の関係であります。今議員もおっしゃいましたとおり同様の質問につきましては昨年 12 月の議会に乃村議員さんからもお受けしたところでございます。まず町道の整備についてでありますけれども、生活路線のほとんどが改良舗装を終えまして、残る市街地の未舗装路線につきましては、平成 22 年度策定の「市街地町道整備計画」に基づきまして現在整備を進めているところでございます。郊外の路線につきましては、費用対効果から建設省所管の補助事業の採択にならない路線が多く、これまで農業サイドの補助事業を活用して整備を進めてきたところでございます。この未舗装路線につきましては、利用状況や道路状況から現在のままとなっておりまして、今年度から実施区域となった国営農地再編整備事業におきましても、町道の改良を行う計画路線はありません。このため、改良を行うには、道営事業もしくは団体営事業による農道整備事業に頼らざるを得ませんが、実施にあたりましては受益面積と延長の基準がありまして、また、地元の費用負担を考えますと即実行には至らないのが実情でございます。今後の財政状況と補助制度の変更などをかんがみまして課題とさせていただきたいと考えているところであります。次に、林道についてでありますけれども、林道は、森林整備の促進や林業・林産業の振興を目的に整備した道路でありまして、その道路幅は自動車道1級1車線林道で― 64 ―4メートル、2級林道で3メートルと規程されておりまして、本町の林道も同様の規程に基づいて整備をしてきたところであります。現在、町が管理している林道は 26 路線で、延長6万 7,390 メートルとなっております。毎年、草刈りなどの環境整備や、雨や融雪などで補修が必要になった箇所の修繕などを行いまして通行に支障がないよう維持管理に努めているところであります。林道は、大型農業機械の通行を想定して整備されていないことから、通行が困難な箇所につきましては情報収集を行い、できる範囲で環境整備に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 今質問に対しての答弁がされたところであります。私も認識している部分では、確かに町道・林道、非常に近年の豪雨に伴って傷みやすい状況になっているという、さらにはそういった傷んだ箇所については、それぞれ要請をすればすぐ担当の方が現地を見て対応をしていると、こういった状況も私なりに認識をしているところであります。こういった対応に対して私自身個人としても非常に評価をしているところであります。そうは言っても、林道、恐らく今津別町の農業畑に通じている町道・林道、恐らくすべては4メートルではないかというふうに私は認識しております。しかし、小麦の収穫機、コンバインあるいは牧草の収穫機、ハーベスターと言われていますが、これらの幅が大体車両幅が3メートル 50 から3メートル 60 と言われています。そうすると、林道の車両道でなくてのり面にまでまたがって利用しなければ運行できない状況があるというふうに言われております。とりわけカーブになっている箇所、こういった所も非常にのり面から外れる恐れがあるものですから、同乗者が降りて、そして安全を確認しながらゆっくりと運行しているという、そういった状況があるものですから、本当に今の4メートルの幅だけで十分なその農機具の農業作業器具の安全が確保されるのかと言えば、それは非常に私自身も危惧をしておりますから、そういった部分で今の答弁の中にもそろそろ対応していきたいということもありますが、やはり農業用で使われる林道あるいは町道については、やはり早急な整備が必要というふうに考えておりますが、その辺についてもう一度お聞かせ願いたいと思います。― 65 ―
答弁 町長 佐藤多一
林道につきましては林業のためにつくった道路でありまして、農業のためにつくった道路ではないわけです。それで4メートルということで今林道のほうは4メートルと3メートルありますけれども、そういう中で 3.5、3.6 幅が農機具の場合あるよということで、ぎりぎりというようなところでありますけれども、これにつきましては、それをまた拡幅していくとなりますと、山ですのでまた斜面がいろいろありまして相当費用がかかってくるというふうに思います。その拡幅等についての補助制度はありませんので、相当なお金を必要とすることになります。これは環境を少し枝払い等々含めて整備をしていくということで、できることしかなかなかできないのが実情かなというふうに考えているところです。それから、町道の部分についても、これも道路構造令によって建設しているものでありまして、いわゆる交通量によって幅が変わってまいります。津別の場合は3種4級ということで、これは設計基準交通量が 500 台から 1,500 台、これであれば道路幅が 5.5 メートルというふうなことになっておりまして、3種5級のところでいけば 500台未満ですね、これは道路幅が4メートルというふうなことで、そして、これは逆に広げるのではなくて4メートルであっても、やむを得ない場合は3メートルにしてもいいよというふうに下げる規定もございます。そういうこの3種4級と5級が津別町の交通実態の中での道路幅ということになっております。これをなかなかなければ、これ全部単費でやるというような形になってまいります。ちなみに議員がおっしゃいました舗装化という言葉が一番最初に出ておりました。舗装をやるとなると当然車道だけじゃなくて、横に側溝も必要になってまいります。それらを含めますと改良舗装をいたしますと大体 100 メートル 1,500 万というふうに言われております。これをやるということは、これも農業関係の予算に組み入れて何とかというふうにもっていけないことはないかと思いますけれども、ただその場合はまた農業サイドのほうの受益面積、例えば農道整備、道営の農道整備でいけば受益面積は 30 ヘクタール以上だとか、あるいは延長が 800 メートル以上だとか、さまざまな要件が出てまいります。こういったところからなかなか現実的には拡幅していくということは困難な状況にありますし、また今市街地の舗装されていない所を計画に基づいて今進めているとこ― 66 ―ろで、これも年間大体2本程度ずつと、財政状況を見ながら進めている状況にございますので、維持管理といいますか危険箇所については拡幅はなかなか困難ですけれども、できる範囲の中で対応させていただきたいというふうに考えているところです。
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 私も決して舗装化にすれということを言っているわけではありません。いずれにしても舗装化されていない林道、幅員が4メートルということでありますから、それに伴って大型機械の車両幅が3メートル 50 から3メートル 60 あるなと、そういったことから、やはりもう少し道をもうちょっと広くしていただければより安全に運行できるのではないかという、こういう立場でお話をさせていただいているところであります。確かにお金の面も言われていました。正直言ってどれだけお金がかかるのか私は承知いたしませんが、ただやっぱり一番心配するのは、やっぱり先ほども言っているように機械が大型化されています。恐らく今後もさらに大型化される可能性もあるというふうに聞かされています。そうなれば本当にこの今の林道あるいは町道、舗装化されていない所が4メートルの幅だけで十分なのかというところがやっぱり私は正直言って危惧をしているわけですから、ぜひ安全に運行できるような状況というものも、これも町の責務として僕は必要でないかということでお願いをしているところでありますので、ぜひその辺をご理解いただきたいと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
なかなか答えづらい部分があるのですけれども、これは多分半端でないお金がかかるというふうに思います。実は、毎年自治会に要望事項を取ってございますけれども、今回は対応、そういう関連の対応につきましては3件ほど出ています。そこで活汲地区でもそこの関係で一つ出ておりましたけれども、そこも積算しますと大体1億円かかるというような状況もございまして、できる中で危険箇所を少しずつ通れるような維持管理というのですか、そのことをしながら制度改正と言いますか、そういうのもにらみながら対応していかざるを得ないのかなというふうに考えておりますので、全く手をこまねいている状態ではなくて、自分たちの持ってい― 67 ―る機動力等々ございますので、そういうところを活用しながら事故の起こらないように目配せをしていきたいと考えております。
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 いずれにしましても今後この関係については支障のある所については、それぞれ収集を行いながら進めて行くという町長のお考えであります。また機動も使っての修正をしながら努めて行きたいということでありますので、ぜひそういったところで今後進めて行っていただきたいと思います。それでは次に、進めさせていただきます。町道・林道周辺の枝の撤去について質問させていただきたいと思います。これは町道・林道に覆いかぶさっている枝の撤去については必要に応じて行っておりますが、私は、その枝の除去だけではなくて、あわせて沿線の立木の伐採も必要ではないのかなというふうに思うところでありますが、そのことについてまずお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
町道それから林道沿線の立木の伐採であろうというふうに思います。通行の支障となります町道沿線の侵入木の処理、あるいは枝払いにつきましては建設課の機動によりまして道路用地内や道路用地以外については所有者の承諾を得た上で、その都度必要な範囲で対応しているところですが、大型機械の通行幅を確保するために立木自体を伐採することは行っておりません。立木を町道沿線の2~3メートルの幅で伐採しようとした場合には、道路地以外の立木も伐採することになりまして、所有者の特定、あるいは承諾が必要となりますとともに、建設課機動による維持管理では困難でありまして、相当の委託費がかかることになります。このため、町道での車両通行の支障となる危険箇所につきましては、立木の伐採が可能かどうかを勘案しまして、必要な範囲で整理を行い、安全確保に努めてまいりたいと考えているところであります。次に、林道沿線につきましては、林道開設後、相当年経過していますので、隣接する森林や侵入木が成長いたしまして年々作業量が増加しております。道路用地内や森― 68 ―林所有者の承諾が得られた箇所において職員による対応や人材活用センターに依頼しまして、できる範囲で実施しているところであります。林道沿線で覆いかぶさる枝の枝打ちだけではなくて、立木自体を伐採することには、林道の維持管理の上でも効果があると認識しておりますけども、林道沿線の2~3メートルの幅で伐採しようとしました場合、町道と同じく伐採対象木によっては補償の発生や、あるいはグラップル等の重機が必要となりまして、高額の事業費がかかることが想定されるところです。こうしたことから林道の通行に支障がある箇所について情報収集を行いまして、立木の伐採処理を含めまして、できる範囲で整理を行い、林道の環境整備に努めてまいりたいと考えているところでありますので、ご理解よろしくお願いいたします。
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 今お話がございましたけども、とりわけ沿線にかぶさっている枝等については、要請に応えて即時撤去しているというのも、これも私も認識をしているところであります。ただ、先ほどとも関連性はありますが、農業の機械が大型化によって例えばこれは先ほど言いましたコンバイン、このコンバインの高さも4メートル 80 以上あるんですね、約5メートル近く。そうすると枝払いだけでは、なかなか運行が不可能な状況にもなってくる可能性も十分あるわけです。さらにコンバインの刈り機ですか、これも約5メートルあるんですね、幅が。だから林道の幅が4メートルですから、林道の幅を完全にもうはみ出ての運行状況をせざるを得ないのが今の農業機械なのです。だからそういったことからすれば、やっぱり枝の除去だけで本当に十分なのかと言えば、やっぱり少なくても林道沿線の周囲の立木伐採、これがやっぱり急務ではないのかなという感じを持っております。そういったところから、もう一度この関係についてお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
お答えとしましては、やはりできる範囲でという形になります。これ例えば立木を状況に合わせてどんどん切っていくということになりますと、もう一方では地域森林計画というのがありまして、この中で立木を切っていく場合、― 69 ―面積がずっと長く切っていきますので、面積をずっと足していくと1ヘクタールを超えると林地開発の許可も必要になってまいります。そういったこともありますので、それにかからない範囲で、できる限りのことをしていくというのが現段階でとれる方法なのかなというふうに考えております。これは、たまたま今ご質問は林道、それから町道の関係でありますけれども、これは実は道内の年に1度町村長が集まって政策懇談会があるのですけれども、その中の部会の中では、やはり同じように機械がどんどん、農業機械が大型化していくものですから、その対応に同じように要請をされているのですけれども困難な状況にあるというのは言われております。町道や林道のみではなくて、実は橋の問題もありまして、そこを今度幅が通れない橋も多くございます。これもまた架け替えをするとなると、また大変な費用がかかってくるという中で、農業機械、例えば何か対策を打つとしても、どうしてもその町道あるいは林道を通らなければそこに達することができないとか、そういうようなことも優先度だとか、それから実情等も含めて十分検討がされた後の話、どういう手段、財政も含めてやっていくかということになっていこうかというふうに考えておりますので、総合的にいろいろ対応して考えてまいりたいと思いますけれども、現段階では持っている機動力、それから人材活用センターあるいは職員だとか、そういうところ活用しながら対応していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 村田政義
〔登壇〕 今なかなか難しいんですよという総合的な部分でお話がされました。ただやっぱり私も心配しているのは、やっぱり農機具の大型化に伴って、やっぱりその人たちが安全・安心に利用できるような状況等をつくってやらなければならないのかなと、こういう観点でお話をさせていただいていますことをまずご理解をいただきたいと思います。とりわけ今の林道、あるいは町道の状況からすれば、やはり枝の除去だけでは何というのか道の支障にもやっぱり一つには大きな影響があるのかなというふうに感じています。要するに、覆いかぶさっているがために日が当たらないのですよね、常に路面がジメジメしている。そこに大雨や春先に雪解けがあることによって、のり面が崩― 70 ―れやすい状況になっている。ですから、やっぱりそういった所をそういった部分もなくしていくことも必要なのかなという、こういう感じであります。いずれにしても今の機械、あるいはのり面を走る、軟弱によって危険性もあるということを、確かに言われていることはわかりますけども、やはり何らかの形で今後整備をしていただきたいというふうに感じているところであります。伐採の関係についてもかなり厳しい話をされました。私もすべての林道なり町道を把握しているわけではございませんが、今ここ何年間のうちに伐採することに確かに町長は重機とかいろんなことも言われました。でも重機や何か必要なく本当に手で処理できるような太さの箇所も随分あります。だから金もどれぐらいかかるかわかりませんけども、町長が描いているような費用でなくて、それよりも抑えた中での処理ができるような、そういう箇所も随分あります。私も一応見させていただきました。だからそういったところも含めて一番いいのは3メートルぐらい伐採するのが一番いいと思います。私も国有林におりましたから、林道の状況等も過去にはいろいろ勉強させていただきましたけども、とりわけ国有林あたりは2メートルから3メートル、沿線伐採ずっとやっています。だから常に林道が乾いています。多少の雨でも傷まない状況になっています。ですからやっぱりそういったところを考えると、やっぱりこの後のことを考えると、そういった伐採というものも金をかけないでできる伐採の方法もあると思いますので、ぜひそういったところも今後は考えていただいて、そこを利用する方々が安全に運行できる状況をまず確保されることを再度お願いをして、この関係については質問を終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
一度目の質問のお答えをしましたとおり、情報収集をしまして、その中でできることを進めていきたいというふうにお話ししたというふうに思います。そのような方向で進めてまいりたいというふうに思いますし、また今国営農地の再編整備事業が今年から実施地区となって、これから約 10 年間ぐらいにわたって事業が進められていくわけでありますけれども、そのときに国営事業の進め方の中で大型の農業機械が必要な作物については、今何といいますか農地の再編整備ですので、― 71 ―収穫がしやすい畑にしていくという形でありますので、できるだけ大型機械が必要な作物は平場で作付ができるように、そういう方向で農家や農協と協議をしていく必要がありますねというお話も出ていますので、そういったことも含めて道路の幅の問題だけではなくて、ほかにもできることがあるというふうに考えますので、それらも含めて対応してまいりたいというふうに思っております。
質問 3番 村田政義
ありがとうございました。終わります。