津別町議会 平成26年第5回定例会 2014年9月18日
若年層の定住促進について
2014年9月18日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「若年層の定住促進について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤久哉 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、先の通告に従いまして一般質問をさせていただきます。6月定例会でも質問させていただきましたが、若年層の定住促進についてもう少し質問させていただきます。人口減少対策問題は、第2次安倍内閣において重点課題となっており、人口減少に歯止めをかけ世代間バランスを改善し、活気のあるまちづくりを推進していくことが津別町にとっても必要と考えております。安全で安心して暮らせるまちづくりのためにインフラや防災の整備、高齢者の医療、介護の確保とさまざまな施策を試みていかなければなりません。なかでも重要な施策は若年層の定住促進だと考えます。津別町に住み、結婚し子どもを産み育ててもらえるための施策は現― 28 ―在も進められていますが、幾つか新しい施策を提案したいと思います。一つ目は、婚活事業の推進です。お手元のグラフの資料は私が作成したものですが、20 歳から 39 歳までの男女の人数が表してあります。20 歳から 39 歳まで男女の差は男性が 110 人多くなっておりますが、これを適齢期と私が勝手に思っているわけですが、20 歳から 34 歳の男女の人数差で申しますと 524 人中 98 人男性が多くなっております。未婚者の割合がどれぐらいかは把握していませんが、独身男性が数多くいることは間違いないと思います。町外から女性を呼び、出会いの場を設定するような施策を考えてはいかがでしょうか。考えをお聞きしたい。
答弁 町長 佐藤多一
若年層の定住促進ということでお答え申し上げます。本町で行政がかかわっている婚活事業は、農業委員会を中心に網走郡下農村結婚相談員連絡協議会が行います「オホーツク3町出会いふれあいツアー」がございます。この事業は、平成 13 年度から広域で始めたものですが、それまでは農業委員会委員が単独で仲人役を担っておりました。ツアーは今回で 14 回目になりますが、都市からこの事業に参加する女性の数によって各町の農村青年の参加人数が割り当てられまして、津別町は例年2名程度であります。残念ながらこれまでこの事業を通してのカップルは誕生しておりません。農村青年に限らず、津別町には議員もご指摘のように適齢期を迎えた男女が多くいますが、なかなか結婚に結びついていないのが現実だと思います。そこで婚活とはっきり銘打つのではなくて、町内の青年たちが自主的な活動で出会いの場を創設できるよう昨年度から予算措置を行ったところ「and」が立ち上がったところであります。彼らは自ら楽しむ取り組みやボランティア、そしてコミュニケーション能力を高める研修事業などを進めているところです。こうした自主的な活動の中でお互いを知り合い、結婚へと結びついていくなら、これは最高であるというふうに考えているところです。今後、彼らから行政に何か支援が求められることがあれば、積極的に応援していこうというふうに考えているところです。以上です。― 29 ―
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 今お答えいただきました中でandの活動状況についても、またその目的についてもお話があったわけですが、私もandの誕生は大変喜んでおります。6月定例のときにも少しお話ししましたけれども、and自体は、やっぱり津別町の中で若者たちがいろんなことを情報交流したり、それから人脈づくりをしたり、そして一緒に何かを成し遂げたり、そうしたことが目的で昔の青年団の復活といった意味合いがあると思います。もちろんその中で結婚に結びついてくれることはいいと思いますけれども、積極的な結婚支援事業というふうには私は考えておりません。というか結婚支援事業というよりも、これは若者の活動支援事業だというふうに考えております。かつて昭和 20 年代初頭、津別町にも 1,000 人を超す青年団がありました。青年団長が皆さんご存知の小南甲三氏で、副団長が西原光子、私の母であります。母に聞いたことがあるのですが、当時の青年団活動というのは、やはり今よりも男女のことに関しては厳しかったので、青年団活動というのは、サークル活動であるとかレクリエーション、そして助け合い、連絡網的な意味合いが強かったというふうに聞いております。もちろん時代が違うので、今であればこうしたものも結婚に結びつくことは昔よりはるかに多いのではないかなというふうに思いますが、これだけではちょっと足りないではないかなと思います。特に、自治体関係の結婚支援事業というものにつきましては、私が調べたところなのですが、2003 年から 2004 年の子ども未来財団の調査の結果なのですけれども、全国の自治体で市町村が結婚事業を行っている所が約 50%、そして人口1万人未満の自治体に限れば 66%が実施しているという本当に結婚支援事業というのは自治体にとっても真剣に考えなければならない事業なのではないかと思います。これは月間地域づくりという雑誌からの抜粋なのですがご紹介したいと思います。「行政が結婚という個人の選択に踏み込んだ事業への疑問視は常に伴ってきた。しかし、人口減が続く過疎の農山村にはその声を寄せ付けない危機感があり、結婚支援事業は強い住民ニーズとして実施されてきた。現在、それは深刻な少子化問題と入れ替わったものの、地域社会の不安としては何ら変わらず、さらに支援事業の必要性は広がっている」とあります。私も、行政が民間の力を借りながら本格的に結婚の支援事― 30 ―業に取り組んでいくべきではないかなと考えているところであります。具体的な提案といたしまして、例えばよその町でやってますけれども、結婚のすばらしさを考えるフォーラムですとか、結婚にかかわる関係者と町民によるフォーラムですとか、そうしたフォーラムを開催したりして、先ほどのandの場合は町内組織ですけれども、やはり現実を考えると津別町内には女性が足りないところがあるので、女性向けの町外から津別に来ていただけるようなものを企画して、例えばツアーですとかフォーラムですとかイベントですとか、そうしたものを企画して結婚につながるような出会いの場を創出できればいいと思いますが、町長どうお考えでしょうか。
答弁 町長 佐藤多一
andのお話も出たところですけれども、市町村がいわゆる結婚に対する事業ということで半分以上がそういう取り組みをしていますよと、市町村で。そういうお話もあったわけですけれども、多分詳しく見ると、それは市や町が独自で行っているものなのか、予算措置をして、そういう協議会とかそういったところに支援をしてやっているのかどうか、そこまでちょっと承知しておりませんけれども、そういう広範なものであるのであれば、この市町村の中に津別町も先ほど言いましたように支援をしておりますので、農業委員会というところを通じて、これまでずっとお金も出して、そういうツアーを広域で組んでやっているという一つの取り組みです。それがなかなかうまくいっていないというか、参加人数も少なくなっているというふうにも聞いておりますので、そこのところのもう一歩脱皮するのに課題があるというふうに認識しているところです。これは年に一度農業委員の皆さんとも懇談会を設けておりますけれども、その中でも婚活事業がなかなかうまく農業委員の中でも進まないので、行政としても協力してほしいということもたびたび言われていました。その一つの方法として、私としてはこのandを、andというのが組織できる前の話ですけれども、婚活を意識した組織づくりをしたいなというふうな思いもありまして、予算づけをしたわけですけれども、しかし内部協議等々含めまして、あまりそのことを先ほど議員のお話の中にもありましたけれども、強調するのはどうなのだろうかという話もやっぱり内部的にもありまして、それはやはりお金はもちろん出すけれども、企画も含めたそれらはその組織の中で練って、そしてやってもらうということ― 31 ―がいいのじゃないだろうかということで、私自身としてはそれが婚活に結びついていけばというふうな思いは持っての支出の考えはあるのですけれども、あまり強要はしないというようなことも含めて、ここの組織が今2年目を迎えて、またいろんな計画づくりをやっているようですし、これは地域に限らず美幌の青年団との交流も始まっているというふうに今年度計画をしている、これは終わったんですかね、7月にやっているようですけれども。そういうものが、どんどん広がっていけばなというふうに考えているところです。以上です。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 今のお話はわかりましたが、私もちょっと 50%という数字が気になって2、3カ所、県のホームページ開いて調べてみました。例えばこれは岡山県なのですけれども、27 の自治体があって 17 が取り組んでいるということで、その中でも今町長お話があったように、例えば商工会議所とか、それから社会福祉協議会、そういったところにお金を出してやっているところももちろんあります。しかし市自体が主体となって、もちろんそこには、津別で言うとJAさんですとか、商工会さんですとか、そういったところの青年団体に一緒に手伝ってもらってやっているようなところもあります。ただ、私が先ほどからお話ししたいと思っているのは、やっぱり町も本腰で考えていただきたいということと、それと今現在の形でなかなか町外の人を呼ぶことは金銭的な面からも難しいだろうと。であれば、町も一緒になって若い人たちとそういう案を練って、町外の人たちにも津別の若者たちを知ってもらう機会をつくっていくべきじゃないかと思います。よく農村花嫁の募集のテレビとかあるのですけれども、農村青年が実際にその企画をして、自分が主になってやっているということはありません。必ず周りのお節介というか自治体とか経済団体の人たちがそういう企画を持って、その青年たちは参加する、参加する中でその代表とかになったりしますけれども、andにもそういう役割を果たしていただければなと思います。もちろん企画の段階からかかわっていただくのもいいのですけれども、ぜひ行政としてもお金のかかることですので検討していただいて、こうした事業を進めていただければなというふうに思います。― 32 ―
答弁 町長 佐藤多一
佐藤議員さんから事前にこういう一般質問の通告がございましたので、私自身もちょっと調べさせていただきました。それは、この 10 年間ぐらいで津別町で結婚した方たちの形態というのですか、町、津別に住んでいる人同志の結婚と、それからご主人もしくは奥さんの方、どちらかが町外から来られる方、その割合はどうなのだろうかというふうに調べたところ、この 10 年間、平成 16 年からですけれども、一部平成 26 年、今 26 年ですので8月末現在というふうに見ていただければ、実際には 10 年とちょっとになりますけれども 174 組が結婚されています。平均しますと単純に割り返せば年に 16 組が結婚しているということになります。このうち 174組のうち、町内に住んでられる方同志の結婚というのは 72 組です。それ以外は町外から来られた方ということで、差し引きすると 102 組が外から来られているという状況です。ですから、外から来られる方と町内同志の結婚というのは6対4の割合というような形で少し町外から来られる方が多いと。その中でも、やはり奥さんとなられる方が 102 組のうち 88 人おりまして、逆に夫になられる方、この方は 14 人津別に来られているという状況です。こうしたところから見ても、これは恐らく農村青年も含めて、相当結婚が多いですので、よそから津別町に連れて来ていただいているといいますか、そういう傾向が見られるなというふうに思っているところです。そこで私の感覚では、農家の方のほうが農村青年のほうが結婚する機会が非常に多いというふうに認識しておりまして、そうではなくて、そこ以外の分野で働く人たちをどういうふうにそういう状況に持っていったらいいのだろうかということで、まずはやっぱり顔をなんていうのですか会うというか、知り合うというか、そこを意識した組織づくりということで結果的に名前がandというものができ上がっていったというふうに認識しておりますので、そこと実は年内にもまたまちづくりを含めた話し合いを役員の方たちとすることにしておりますので、そういう方たちに対して、この問題についてもお話ししていこうと思いますし、そこまでお節介はしなくてもいいというふうに言われるのか、積極的に協力をしてもらえればというのであれば、どんな協力が一番スムーズに受け入れられるだろうかということも含めて、せっかくでき上がった組織ですので大事に話し合いを進めていきたいなというふうに思っております。― 33 ―
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 大変おもしろいというか貴重な数字を教えていただきましてありがとうございます。ちょっと考えがすり寄ってきたのかなと思いますけれども、やはり 72 組が町内で 102 組が町外ということは、うち 88 人女性が嫁いできているということであれば、やはり現在でも足りないのじゃないかと。女の人が足りないからやっぱり町外から来るのじゃないかなというような僕の考えなのですけれども、であればやっぱり町外の人に津別を訪れてもらって、出会ってもらえるような仕掛けをしていくことは、やっぱり大事なのじゃないかと思いますので、よろしくお願いしたいなというふうに思います。一つ目の質問の中で結婚について支援していくべきだという質問なのですが、やはり結婚していただいたあとは、そこで子どもを産み、育てていただかなければならないので、関連した質問に移らせていただきます。子育ての優遇制度について少し考えてみたいなというふうに思っております。晩婚化が進行していますが、早く結婚をし子どもを育てると金銭的な負担も大変になります。津別町では独自で中学生までの医療費を負担していますが、子育ての金銭的負担を軽減するために将来的に給食費や保育料の無償化、出産祝い金制度などを考えてみてはいかがでしょうか。町長の考えをお聞かせください。
答弁 町長 佐藤多一
先ほど篠原議員さんにもお話しした一部とも関連してまいりますけれども、やはり子育て環境をしっかり整えていこうということで、それをこの間進めてきて、いよいよ来年の4月にこども園のオープンを迎えるわけですけれども、それらの環境を整えるためには、やっぱり利用者負担というのは大きな問題にもなってまいります。そういうこともありますし、そこで出すこれからの給食費の問題もありますし、それから今小中学校で出している、一部高校にも出すようになりましたけれども、そういったものをトータルでどう考えていくのかということを今後少し検討させていただきたいなというふうに思っているところです。これは、地方消費税交付金がございます。これは本来的にそういう福祉だとか教育だとか、そういうことに使うということになっておりますので、その財源も増えますので、それらを財源としな― 34 ―がらどこに定住や少子化対策、あるいは高齢化にそのお金をどんな形で使っていくとより効果が上がるのかということをしっかり研究させていただきたいなというふうに思っております。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 今のお答えでなんとなく前向きに考えていただけるというふうに私はとらえたのですけれども、やはり結婚する女性側の意見なのですけれども、こういうことが言われております。周辺の男性の収入がわかるだけに、経済的自立がなければ結婚は見えてこないと。その中で、やはり結婚して二人で頑張れば暮らせるとか、共働きできる環境が整っていれば結婚できる。そういった考え方をやっぱり地方の女性は持っているのだということが言われております。津別町でも例えば今晩婚化していて、この前もお話ししましたけれども、平均年齢が 30 近くまできていると、結婚の。しかし、それを繰り上げてというか早目に結婚すれば、当然収入が伴ってこなくて、なかなか結婚して子どもを育てるというところまでいかないと。であれば、そうした手助けをしてあげなければ、やはり子どもを産み、育てるということは難しいのかなというふうに思います。こうした事業をやって少しでも若い人たちの結婚、子育てに希望をともすことができればいいのかなというふうに思います。国のほうも私も今日の新聞で教育再生会議の記事は読みましたけれども、国のほうも考えていることですから、例えば時限立法で津別町なら頑張って国の方針が追いつくまで独自でやってみるとか、そうすることによってベッドタウンとしてよその町と差別化して津別町の名を上げるというのは、実はよく考えてみると北見市の周りの衛星となる町の綱引きでしかないので、あまり建設的ではないと思うのですけれども、今やはり一人でも二人でも人口が欲しいときには、そうしたアイディアもありなのかなというふうに思っておりますので、よろしくご検討願いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今おっしゃられましたように共働きというのが前提になるようになれば、かなり生活も安定してくるのではないかというふうに思っているところです。津別町の中には実はさまざま求人広告をしている企業がたくさんございますけれども、実態としてなかなか応募がないというのも聞いております。そこのところ、― 35 ―ただ今回みたいに実は社会人枠として今回役場のほうで、町職員として募集をいたしました。この間、ちょっと7年ほど不採用の時期がございましたので、そこのところの人材を少しでも補充したいなという思いもあって募集したところ、36 名の方が全国から応募がございました。そういう一方で、募集してもなかなか来ないという実情もまた一方であります。こういうところが、それで多分やっぱり安定しているからということで応募があるのだろうというふうに思いますけれども、そういう安定するような町のそういう企業も含めて、どうすれば少しでもそういうことになっていくのかということも課題になっているかなというふうに思います。そうすることによって潜在する労働力というのは、それなりに津別町にもあるのでしょうけれども、そこに応募がないということがありますので、それらも分析をしながら、どんな方法が効果的に考えられるのかということも今後の課題にさせていただければなというふうに思います。また、国のほうも先ほどの5歳児から学校に入るまでの段階的な援助の考えているということが今日の新聞でも載っておりましたけれども、一方で乳幼児の医療費、津別町は中学校卒業まで無料ということにしていますけれども、その分また国の基準を超える部分については、また補助金のカットがあります。それはすべきでないということで、それは本来国がやるべきことじゃないかというようなことを町村会でも、これは北海道だけではなくて全国の町村会の意思として、子どもの少子化対策も含めてやっている内容ですので、ですけれども、そういう補助制度を町が単独でやることによってコンビニ受診が増えるから補助金を減らしますというようなやり方はいかがなものかということで、それはやめるべきだという、今国保の新しく都道府県に移そうという段階の委員会の中でも町村の代表が厳しく発言をしているという内容もございますので、そんなことも含めて国は国に対して、やはり少子高齢化もそうですし、そういうものにしっかり支援していただけるようなことをまた私どもの立場としても要請活動をしていきたいというふうに思っております。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 今最後のお話はやはりまた別にやらなければ、とっても時間が足りないお話ですので、町長の答弁承りました。― 36 ―次の質問に移らせていただきます。次に、現在、第5次総合計画の後期見直しが進んでいますが、計画の中で新たな「まちの顔」となるショッピングセンター機能を持つ拠点づくりと特産品販売についてどのような構想を持っているのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
総合計画の中でのショッピングセンター機能を持つ拠点づくり、この関係についてお話ししたいと思います。第5次の総合計画で賑わいと交流のまちを創設するために、現在のJAビル交差点周辺を新たな「まちの顔」づくりエリアとして、JAつべつの協力を得てショッピングセンターの機能を併せ持つ賑わい拠点形成を促すという表現をしているところです。この計画の担い手としましては、JA、商工会、役場、それから仮称ですけれどもコンパクトシティ構想委員会という、この4者が担い手として考えられているところです。ただ、商店経営者の高齢化と後継者問題、それから建物老朽化と設備投資の問題、そして用地問題などエリアを総合的に再編するためには、さまざまな課題があり現在のところ具体的な進展はございません。こうした状況を打開するために、ラグビー合宿を通して長く交流のある筑波大学と連携いたしまして、地域総合整備財団、通称ふるさと財団と言っておりますけれども、ここの「平成 27 年度まちなか再生支援事業」に応募する計画を現在進めているところでございます。また、JAでは役場の新築を想定した合同庁舎的な建物建設に期待を持ちながら現在入居している店舗との話し合いも行われているというふうに聞いているところです。さらに認定こども園の開設に伴いまして、津別保育所一帯の再整備が今後課題となりますが、その際には商工会と十分協議しながら店舗付き住宅建設を含めた検討を行っていきたいといふうに考えております。以上でございます。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 先日、総合計画の検証作業の中の個票を見せていただきまして、中でもこのショッピングセンター機能を持つ拠点づくりというところ― 37 ―が事業として進んでいなかったので、今後どのような構想をお持ちなのかこの場でお聞きしているわけであります。津別町には今中心街の整備ということで、第1弾としてさんさん館ができて、この後の質問でも関連するのですができてきているわけですけれども、今のJA付近の所の再開発、それから前に私が一般質問で後期総合計画の中で取り組まれるとお聞きした健康福祉センター、その辺の配置図が見えてこないと私は5年後、10 年後の津別の形が、中心街の形が想像できないのです。ぜひこうした機会に町長の考えをお聞かせいただきたいなというふうに思いました。特に、今さんさん館のほうで特産品等の展示を行っておりますけれども、ショッピングセンターができれば、そうした役割もまた持たせるのかなと。そうするとさんさん館の所はどうなるのかなといった部分とか、それからショッピングセンター機能を持たせたときに、その複合の相手となる多分単独の施設にはならないと思いますので、商業経済センターのような形になれば、一緒にそこに備わる何なのか、そうしたことにもし考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
まちなか中心にさまざまな建物がきれいに建ち並ぶようになれば、非常に見栄えも、また皆さんにとってもあそこ変わってきたなという感じを受けられるというふうに思いますけれども、この建物をつくるにはご承知のように相当お金を要します。そこで、とはいえ今度は農協のビルもそうですし、役場庁舎もそうですし、さまざまな所、個々の店舗もそうです、老朽化が進んでおりまして、これをどうしていくかというときに建て替えには当然費用が重なってまいります。そこで実は、まちづくり懇談会、今月下旬から開始する予定になっておりますけれども、テーマの一つに老朽化した施設の改築といいますか、再建築といいますか、そういったものに対して町民の皆さん、どのような感覚を持っておられるのかなというのを率直に投げかけて議論してみたいなというふうに思っているところです。それは、一つに過去からずっと言われています箱物行政という言われ方も一方ではありまして、そういうものにたくさんのお金をかけるということはどうなんだというようなことも恐らくそう思ってられる方もいる、それなりにいるのではないかというふうに思います。そ― 38 ―ういったところの意見も拝聴しながら、かといって、それではまたこのままずっと崩れるまで使っていくべきなのかというと、またそうにもなりませんし、そのことは次の世代にまた宿題を負わせるということにもなります。ですから、どこでどうすべきかというのは、どこかで見極めをしないとならないというふうに思いますけれども、その中で役場の改築なり農協の改築なり、あるいはショッピングセンター、それに組み合わせていくべきなのかどうか、巨大なそういう集合物をつくったらどうだというお話をされる町民の方もおりますけれども、何となくそれでは町並みというのにはならないのではないかなという感じもいたしておりまして、それらをこれから議員の皆さん、それから町民の皆さんともお話し合いを進めながらどういうものをどこにつくっていくかということを議論していきたいと思います。それをやるために先ほど言いました筑波大学の力を借りようかなというふうに思っています。ここに実は今度の号の広報の町長日記に、その辺の経過を載せて、既に原稿は担当課に渡してあるのですけれども、そういうことに相談に乗ってくれるうってつけの先生が筑波大学にいるということですので、10 月にこちらのほうに学生を、大学院生ですけれども連れて、まず津別町を見させてもらうと。その後どういう形で進めていくかという、これはふるさと財団のお金をもらって進めようというふうに考えておりますので、その仕組みづくりを考えて、そして来年以降、特に次の世代の人たちを積極的にそういう会なり協議会なりに入ってもらって、自分たちの 10 年後、20 年後の中でこういう町の形態にしていこうということを議論する場所をつくっていきたいなというふうに思っているところです。それから、そういうショッピングセンターなり、そういう仮称ですけれども、そういう何かできた場合の特産品の扱いについては、今議員もご承知のように特産品の販売につきましては、今当面単品販売だけでなく組み合わせて販売をさんさん館で行っているところです。この組み合わせをして行うというのは、船橋市の今やっている船橋セレクションという市の自慢するいろんな特産品がありますけれども、それを一品一品売るのじゃなくて、それをセットにして、いろんなバリエーションを組んで、そして提供していくというやり方を見せていただいて、これは津別もまねしようということで、さんさん館でそういう対応をとってほしいといいうふうに言ったところ、さ― 39 ―っそく職員がそれに対応して今幾つものバリエーションがつくられておりますけれども、そういうことを当面はしていくことというふうにしています。仮にショッピングセンターをつくった場合におきましても、特産品の販売はそういうところが中心になると思いますけれども、さんさん館も情報発信の役割がありますので、そこでも引き続いて継続していくべきだろうというふうに考えております。ちなみに、今さんさん館で発売しております、扱っています特産品につきましては、個人を含めまして 15 団体、そして 70 品目がさんさん館で取り扱っておりますので、これの数がまた少しずつ増えていけばなと、そのための支援もしてまいりたいというふうに思っております。以上です。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 先ほどさんさん館が、ショッピングセンターができたときにどうなるかという、さんさん館との兼ね合いについてもお答えいただいたのですが、今さんさん館の所で津別の特産品を販売している 15 団体 70 品目ということだったのですが、町長と私何回かいろんな所に視察、ご一緒させていただいて、そうした地元の特産品を売っているお店にもご一緒したことがあると思います。例えば美瑛なんかも2年ぐらい前にご一緒した記憶があるのですが、その時もやはりかなりのスペースを使って、そして地元のものを展開している。そうした場合、やはりさんさん館であれば、もちろん今やっていることは僕は大変有意義なことだと思います。アンテナショップ的な意味合いを果たしていると思いますけれども、やはり本気で販売するとなれれば、ちょっとスペースが足りないのかなと。当然ショッピングセンターのほうにたくさんのものを置いて展開していかなければならないというこ― 40 ―とになると思います。例えば津別牛をさんさん館で売るとすれば、冷凍庫、冷蔵庫が必要ですし、美幌のぽっぽやさんとかもそうですけれども、さっき言った美瑛もそうですけれども、やはり地元産の食材を使ったファストフードのお店がなければ、コーナーがなければ、やっぱりああいう所には人は足しげく立ち寄りしないのです。ですから、そうしたものもそろえるとなると、ちょっとやはりあそこでこれ以上の展開を求めるは無理だということで、やっぱり中心街にそうしたものを整備していかなければならないと思います。かといって、そんな大々的なものをぽんとつくって採算性が合うのかといったら、津別に入ってきている交流人口、観光客等含めてそうした方にそれだけの今現在津別はそれをペイさせるだけの観光客とか交流人口の入り込みがありませんので、赤字のものを経営するということは、これからのことを考えても大変なので、少し知恵を絞らなければいけないのかなというふうに思っております。そこで、北海道の中で大きく成功した事例でよく挙げられる富良野マルシェの西本社長の言葉なのですけれども、富良野マルシェをつくろうとした時に、町の縁側という考え方を持ったというふうに新聞の中で書いてあるのを読みました。津別町でもやはりそうしたショッピングセンター機能を持たすのであれば、ショッピングセンターに特産品販売所の機能を持たせるのであれば、やはり町の縁側的な、要するに町民がひと月のうちに何回も立ち寄ってくれるような、そういった場所にしていかなければ、要するに地元の購買も一緒に取り込まなければ機能しないのではないかなというふうに思います。そうしたことを考えて、ショッピングセンターとさんさん館の展示場所の兼ね合いを十分検討していただきたい。もちろん人ごとじゃなくて私も観光協会長の立場にある以上、一緒に考えていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。あと、もう一つちょっと言い忘れましたが、そうしたやり方の考え方の中には単独で立ち行かないのであれば、例えば地元の商店にショッピングセンターに入っていただいて、そこに特産品コーナーを設けていただいて、地元のスーパーに委託をするというか、経営を幾らかの補助を出して経営してもらうとか、そういうような方法も考えられるのではないかなというふうに思います。負の遺産にならないようにという配慮も必要だとは思いますが、やはり今の規模であそこで拡大をしていくことは難しく、― 41 ―なおかつ、やはりそうしたことをしていこうとすれば、もう少し考えていくべきでないかと思いますので、考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今佐藤議員からも話が出ていました美瑛や富良野というのが私も1回でなく何度か季節を別にして個人的にもちょっと行ったりして見ているわけですけれども、非常にいいなというふうに正直うらやましく思ったりもしています。特に美瑛の美瑛選果というので、JAびえいが経営しているレストランと併せて物販をしている町の特産品がさまざまあるわけですけれども、これは全部美瑛農協がつくられているわけですけれども、どの一つ一つもラッピングを含めてすばらしいですし、そこで何ていうのでしょうか、ちょうどさんさん館でいけば移動式の炊事をする所といいますか、そういうのも兼ね備えて、そこで調理をして食べさせるというようなこともやっておりまして、こういうものができればなというふうに思ったりとか、お隣の富良野に行きましても富良野マルシェがあります。こういうところはやっぱり行政もいろんな形でかかわっているのでしょうけれども、やっぱりいわゆるまちおこしに何かすごく影響力のある人というのがそこそこにいて、その人がかなり中心的な役割をやっているという状況を見ております。津別にもそういう要素を持った人というのはいるだろうというふうに思いますので、先にお話ししました筑波大学との連携の中で大学の持っている専門性機能だとか、そういったものと、私が期待しているのは、やって来る先生もそうですけれども、大学院生とそして地元のそういう四十代以下ぐらいの人たちがいろんな宿題を出しながら議論をして、そして構想を練っていくというようなことがあればなというふうに思っているところです。その中で、例えばショッピングセンターにしても、こういう機能を持たせたほうがいいのではないだろうか、仮につくるとなれば、そういうようなこともいろんな議論の中で出てくることを楽しみにしておりまして、そういう場をぜひ行政として提供していきたいなというふうに思ってます。その中に指導助言ということも含めて経験を持たれている皆さんは助言をするような形で加わっていただければなと。そういう中で少しずつ町をさらに活性化していきたいなというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 次に、中心街の整備の中で先行して建てられているさんさん館の所、総合計画の中には自治会活動の拠点としての機能をまちなかに持たせるとあるのですが、さんさん館が今構想の中の代替えとして検証の中では示されているのですけれども、今後自治会の拠点をあそこに置いていくのか、それとも空き家のようなものを使って、やはり津別町の行政とともに両輪である自治会の活動の拠点場所があるべきだと私は思うのですが、その辺を町長どう考えているのか教えていただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
さんさん館を自治会活動の拠点として持たせてはどうかというお話もございます。自治会活動を支援する拠点センターの整備ということにつきましては、総合計画上は「交流拠点・コミュニティー住民サービスエリアの確保とプロジェクト」というところに「既存施設を活用して整備していきます」というふうにうたっているところでございます。ただ、さんさん館は場所柄からしても拠点となり得る施設ではあるというふうに思いますが、建設の目的からして自治会が占用して使うということにはならないのではないかなというふうに考えておりまして、さんさん館につきましては、他の会館と同様に会議や研修会等で利用していただければなというふうに思っているところです。そういう自治会の方たちが集まる拠点施設ということで、これはあったほうに越したことはないというふうに思いますけれども、今ある施設をどこを使ったらいいのかというようなことも含めて、これは自治会の集まりの中でも、特に連合会の中でもどういう希望が持たれていて、そしてどのような考えでいるのかということをもう少し聞きながら、必要性も含めて話し合いをさせていただきながら、そういう方向をぜひ求めるという強い要望もやっぱり欲しいなというのもありますので、そういうものを受け止めながら検討してまいりたいというふうに思います。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 最後になりますが、さんさん館でまちづくりセンター運営協議会というものがありまして、その中で5つの役割のうちに総合計画の検証というのがあるのですが、ご存知のようにその機能を果たせていなくて、役場の内― 43 ―部で検証作業を進めたわけです、5年間につきましては。今後も運営協議会に検証を任せるのか。もし任せるのであるとすれば、もう少し中間報告というか、私も実は今運営協議会のメンバーなのですけれども、まちづくりの総合計画について、進捗状況に対する報告ですとか説明というものが、まちづくり運営協議会の会議の中で1回もないのです。そうした中でいきなり5年たって検証作業をしろと言われてもやはり難しいところがあると思うのです。そうしたことも折り込んでいただけるように少し考えていただけないかと思いますが、そのことも含めてご答弁をお願いします。
答弁 町長 佐藤多一
まちづくりセンター運営協議会の総合計画の検証作業の関係でございますけれども、これは検証するということを計画策定の基本理念からしまして、これは引き続いてこの協議会が担うべきものというふうに考えているところです。これは総合計画はご承知のとおり 10 年計画ですので、そこに町は舞台ということで、町民が主役ということで、そして1冊の計画書の中に当時の会長さんが書いていた文章がまさしく我々が、我々というのは住民が主体となって参加ではなくて参画していくということで、積極的に加わっていくというのだということが書かれているわけですけれども、その基本からしてこの計画が終了するまでは、この基本理念は変えてはならないのではないかというふう思っています。ご指摘のそういった中で、それじゃあそこだけが全部やればいいのかということになると、やはり持っている情報量というのがありますので、そこをすべてそちらでやってくださいというのは、これもある意味では酷な話であります。そこで、今回は折り返し地点ということもありまして、5年間の後期に向かうにあたって見直しをぜひ協議会の中でもしていただこうということで行政のほうで資料を作成したわけですけれども、本来的にはそういうことも運営協議会のほうでできれば一番いいのですけれども、そうそう簡単な事務量でもありませんので、これは後期に向けては、できるだけ例えば今回5年に一遍みたいな形になってしまいましたけれども、行政改革推進委員会のように年に一度必ず、一度ないし二度集まって途中経過の報告をしておりますけれども、そういったことも参考にしながら今後後期に向かってはすべきであるというふうに考えております。― 44 ―
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 私の話理解していただけたようで、やはりまちづくり運営協議会のメンバーになったときに、総合計画の検証をしなければならないということをしっかり自覚しているメンバーは多分そんなにいないと思います。まちづくり運営協議会自体ができた最初の当初メンバーは、ほとんどが総合計画の策定委員であり深くかかわっていたのですけれども、年を経るごとに、やはりメンバー入れ替わりまして、総合計画にかかわっていない人がもう半数ぐらいになってしまったと。そうした中で、やはりまちづくりセンター運営協議会というのは本来であれば、その施設にかかわったり利用したりする団体、そうしたところの代表者が集まって協議会を運営するのが一番いいと思うのです。そうすれば、だんだん総合計画の策定メンバーという影が薄れてきます。そうであれば、はっきり言ってあんまりよく理解していないものを突然資料を与えられて、これの検証をしろと言われてもなかなか難しいと。ですから今町長おっしゃったように、まさに住民との共同参画でつくり上げた総合計画であり、その計画は実行も検証も行政と町民が一体となってやっていくべきだと思います。そうした意味で検証作業を今後も運営協議会に託すということは私も十分理解しますけれども、やはりそこに運営協議会のメンバーに運営協議会に入っているときから、きちっとそうした自覚を持ってもらえるような、また検証に際してわかるような説明を随時していくことがこれからも必要なのだと思いますので、おっしゃるとおりにしていただければというふうに思います。以上で私の質問を終わります。
答弁 町長 佐藤多一
今の関係につきましては、しっかり受け止めて進めていきたいと思います。第5次の計画が策定されたときに、ある委員の方から、私は前の4次の計画にも携わっていたけれども、それが私の言ったことはどのような形でつながっているのかどうなのかというのが理解できないと。それをつくっただけで終わっているじゃないかというようなことが言われたことがございます。そういうことも含めて、これは引き続いて第5次をつくった方たちがその計画にかかわってもらうということがやっぱり必要だろうということで、こういうことも制度― 45 ―としてつくらせていただいたわけですけれども、そこに今度後押しといいますかバックアップする行政がきちんと情報を伝え切れていないということは、やっぱり遺憾なことでありますので、これは今後に向けて改善させていただきたいというふうに思います。