津別町議会 平成25年第5回定例会 2013年6月20日
宿泊施設について
2013年6月20日、津別町議会の一般質問で、山内彬議員が「宿泊施設について」質問し、教育長 林伸行、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 山内彬 議員
- 答弁者
- 教育長 林伸行、町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 山内彬
〔登壇〕 ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、2項目につきましてご質問をさせていただきたいと思います。最初に、宿泊施設についてお伺いをしたいと思います。この3月から町内の主要な宿泊業者が相次いで休業及び廃業の方向としており、本町の観光及び町内経済及びこれから本番となりますスポーツ合宿等に多大な影響が出てきております。町として今後の対策と考え方についてお伺いをしたいと思います。次に、2項目目でございますが、津別高校の存続問題についてお伺いをいたします。この問題については、3月の定例会において伺ったところでありますが、この春、津別高校への入学者数が 18 名となり、キャンパス校2年目として成果を出せないまま来年以降厳しい状況になると思われます。4月以降の検討経過についてお伺いしたいと思います。次の2点について、津別高校振興対策協議会での協議状況及び津別高校側との対策についての協議経過について、今後生徒確保に向けた対策の内容について、この2点についてお伺いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
〔登壇〕 それでは、先に私の方から2項目目のご質問でございます津別高校の存続問題についてお答えいたします。はじめに、ご質問の1点目、高校や振興対策協議会との議論の状況及び協議経過についてご説明申し上げます。津別高校につきましては、議員ご承知のとおり高校校長、教頭が4月の人事でお二人とも異動されております。高校は道の教育機関ではありますが、地元中学卒業生の30~50%が入学する大切な教育施設であり、喫緊の課題でもあります地元高校を存続― 14 ―させるため、小中高の連携強化は必要という考えの下、教育委員会といたしましては新しく着任された校長、教頭と4月以降、高校の振興・存続についての協議を7回、このうち1回は教育委員会全員で高校視察を行っています。新しく着任された校長、教頭は、学校経営なども自らの使命とともに、町側の思いもしっかり受けとめてくれており、着任早々津別高校は残さなければならないとの強い意志を持って、精力的に取り組まれていることをまずお伝えいたします。振興対策協議会との協議につきましては、高校が窓口、事務局であり、高校からは新たな魅力づくりなどの案を早々にまとめ、7月中には対策協議会と協議する予定というふうにお聞きしています。次に、質問の2点目の生徒確保に向けた対策の内容についてお答えいたします。まず 26 年度入学数を 20 人以上確保することは少しの猶予もない、まさに待ったなしの状況であり、この厳しい課題をクリアするためには、1つは地元中学からの入学をできるだけ多くする取り組み。もう1つは地元だけでは基準数値の確保は厳しいため、近隣から津別高校に来てもらうための取り組み。この2つを同時並行で進めることとしています。そのためには、高校全体として一枚岩で対応する必要があることから、全教職員を対象に 26 年度入学数を確保する取り組み。さらに、新たな魅力づくりや校風づくりへの提案を含めたアンケートを5月に実施し、そのアンケート結果を基に去る6月6日に職員会議を開いて当面の対応について一定の方向性を出されています。その当面の対応策としては、地元及び近隣中学校にこれまで津別高校が取り組んでいる実践結果が見えていないことへの対応で、各種資格検定の取得結果や2年連続進路 100%達成、毎年の国公立大学への入学の実績などをしっかり認識いただけるよう伝えていく。また、中学校の生徒や保護者に、津別高校に対し誤った認識を持たれていることへの対応。例えば、やりたい部活ができない、レベルの高い大学に行けない、生徒指導に手を焼いていることなど、過去のことが今もあるように誤解されているなど、これらを払拭しないと町内外からの学生を確保できないことから、実践結果、現在の姿を見える化を図っていく必要があるということで、高校のホームページをブログ風に変え、いつ何があったなど最新情報を届けるよう早速刷新しています。― 15 ―また、学校の概要を見やすくまとめたリーフレットを 1500 枚作成し、6月 18 日に津別町内、美幌町内への全中学校を校長、教頭が一緒に回って説明したほか、7月上旬までに北見市内への中学校 11 校全てを回る予定。さらに、ポスターを 100 枚作成し津別、北見等の主要施設や商業施設に張るほか、学校案内を7月に作成し中学校訪問、父母説明会において活用する予定と聞いています。小中との連携では、6月 27 日、高校にて中学校の父母等にも案内をいたして進路講話を予定しているほか、7月 19 日には中学校とネットトラブル講演会への合同聴講、そのほか英語・理科・家庭科などの教科について高校教員による小中学校への出前授業も既に打ち合わせを行うなどの取り組みが始まっています。新たな魅力づくりは、何が特効薬となるかはなお検討を要するところですが、地元はもとより町外からの学生確保には学力向上は重要課題であり、既に取り組んでいる学び直しに加えて、中位・上位の成績の生徒の学力を伸ばす取り組みが検討されています。学力向上に向けては、何にどのように取り組むかは授業改善、教員の意識改革など、学校内部の体制も変えていく必要があるため、教職員としっかり詰めて取り組んでいくという考えのほか、経済的な支援策も案としては出ているようです。さらに、町内の中学生が現在取り組んでいる部活も、学年ごとに人数等を調査しており、希望が多い部活の新設も柔軟に考えたい意向であります。教育委員会といたしましては、地元中学生や保護者に理解をしてもらうためには、中高連携は不可欠であるとの考えから、この5月から定例の校長会、教頭会の会議に津別高校の校長、教頭にも出席してもらっており、お互いの情報交換や連携事業、振興対策等の協議を行っています。ただいま申し上げました取り組みの大半は、待ったなしの現状を打破するために、すぐに取り組みが必要な事業が中心となっています。これと並行いたしまして3年先、5年先を見据えた取り組みも当然必要であり、今後に向けての取り組みは高校や振興対策協議会とも連携し、協議してまいりたいと考えておりますので、引き続きご理解、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
〔登壇〕 それでは、私の方から宿泊施設の関係についてお答えしたいというふうに思います。― 16 ―町内にある2軒の宿泊施設におきまして不幸な事故と火災が発生したことから、現在、いずれも営業が休止されており、町の観光はもとより地元商店街など、さまざまな経済活動への影響が懸念されているところです。第5次津別町総合計画を進めていく上におきましてもその影響は大きく、スポーツ合宿事業をはじめ、町内外の各団体や協議会などの交流事業をどのように継続させていくか大変重い状況になっております。この2軒の現在の状況についてでありますが、奥さんが不幸にも旅先で亡くなられたファームステイ「ティエラ」については、売却を前提として、これまで数件の話し合いが行われているようですが、今のところ売却には至っていないと聞いております。今後、話がまとまり、営業が再開されることを期待したいというふうに考えております。もう1軒の、建物の一部が火災となりました冨田旅館については、年齢上のことから修復して営業を再開するという考えはなく、廃業も視野に入れ、町などに対して土地、建物の寄附も考えられているというふうに聞いているところです。商工会、観光協会、スポーツ合宿実行委員会などの団体は、宿泊施設の必要性について一致した考えであり、近く町に対し要請行動があると聞いているところです。こうした要請内容も充分拝聴した上で、町としてできることを検討し、議員の皆さんと協議を重ねながら対応してまいりたいというふうに考えているところでございますが、まずは、受け手を見つけることが先決であり、方法として公募を行い現地説明会により受け手となる方の確保を図るべきではないだろうかというふうにも考えているところでございます。なお、今年度の合宿事業につきましては、既に対策を整えているということでございますので、よろしくお願いいたします。