津別町議会 平成25年第3回定例会 2013年3月18日
商工業やまちづくりの担い手について
2013年3月18日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「商工業やまちづくりの担い手について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤久哉 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 佐藤久哉
〔登壇〕 議長に発言のお許しをいただきましたので、先に通告のとおり一般質問を行います。現在、津別町の高齢化率は、12 月末で 38.79%まで進み、町民の 50%が 60 歳以上となっています。農業や企業の一部では、順調に新陳代謝が進んでいるところも見受けられますが、商工業やまちづくりの担い手については動脈硬化が始まって久しいと感じています。ボランティア、介護、イベント、自治会、保育などさまざまな所で担い手が不足しています。公的な団体や機関においても、また町が委嘱する各種委員においても人材が不足していると認識していますが、町長は今後どのようにしてまちづくりの担い手を育成していくお考えなのかお聞きしたい。次に、現在津別町では第5期の高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画が作成され小規模多機能型居宅介護サービスの事業が実施段階に入っています。私自身、この事業には数年前から切望していた要介護認定者の中間施設として大いに期待をしておりますが、果たしてこの施設を整備するだけで将来においての不安を払拭できるかというと、いささか疑問が残ります。現在でも、特養では 95 名の待機者を抱えており、これからさらに増加すると考えられる要介護認定者のニーズを満たすためには、さらなる施設整備が必要であると考えています。特に、国民年金生活者にとって小規模多機能型住宅は、蓄えを切り崩すか他からの金銭的支援を仰がなければ入居が不可能になることが想定されます。ならば、現行の法制度の中では難しいでしょうが福祉寮を増設し、介護機能を付帯することはできないのでしょうか。このようなことを踏まえた上で、町長は今後どのようにこれらの施設の充実を図っていくのか、お考えをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
〔登壇〕 それでは、佐藤議員から2つほどご質問を受けたのでお答えしてまいりたいというふうに思います。1つ目の津別町の将来の担い手育成の関係でございます。高齢化率が今お話しされたところでございますけれども、津別町でこの高齢化率というのを最初にカウントし― 50 ―たのが平成4年の3月末でありまして、このとき 19.89%だったわけですけれども、今年の2月末では 38.91%と、約2倍になっているところでございます。一方、平成4年と今年の2月の両方の時点で高齢者の数を比較してみますと、平成4年のときには1,549 人であったのが、現在は 2,159 人ということで 610 人増えておりますけれども数は2倍にはなっていない状況です。したがって長寿を全うされている方たちが多いというのが津別町の実情かなというふうに思っているところです。そういった高齢化というのは確かにございまして、ただ、そういう中でも明るい傾向が今津別町にもあるということでございまして、特に農業におきまして、このデフレの時代を反映している部分もあるかというふうに思いますけれども、後継者のUターンが続いております。Uターンして結婚して家庭を持つ農業青年が増えておりまして、これは農業法人化の進展が後押しをしているということも考えられますし、個人農家においても、その傾向が同じように見られるということでございます。これは津別町だけではなくて、ほかの市町村長とお話しをしたときにおっしゃっていましたけれども、それぞれの方が、これは本町のみならず他市町村でも同様の傾向が続いているということですので、こういった農業後継者のUターンというのは、いろんな市や町であるというふうな認識を持っているところです。ただ今後、先日の政府のTPPの参加表明がありましたので、この辺が農業とどのように関わってくるかというのは、きちんと見ていかなくちゃならない部分があるかなというふうに思っているところです。そのほか町内企業におきましても、特に丸玉産業さんや単板協同組合さん、ここがここ数年積極的な採用を進めておりまして、たくさんの方が採用になっております。その中でも若いそういった社員の方たちが、さんさん館などのさまざまなイベントの開催にも開催側として参加してくれるようになっておりまして、これも活性化の一つの要因になっているなというふうに認識しているところです。商工業におきましては一部会社で、ここも後継者のUターンの話を耳にしておりますけれども、近々Uターンされるというお話も聞いておりますけれども、しかし多くは後継者不足が続いておりますので、後継者不在ということがありますので今後、店じまいが懸念されるという状況であるというふうに思います。― 51 ―そこで、町としましては平成 23 年度から、これまでの人づくり研修事業を予算を少し拡大もしまして、人づくり・まちづくり活動支援事業というふうにリニューアルいたしまして制度化したとこでございます。こういった事業を活用していただいて刺激を受ける視察研修に対する支援だとか、あるいは研究や行動を起こす上での資金の支援、こういったものを進めて、ぜひとも活用していただきたいなというふうに思ってこの事業を制定したところでございます。なかなか時代を担う若者の定着を促すための特効薬というのはなかなか見つかりませんけれども、ただ、この間感じているのは、定着には生活環境の向上がやはり必要だというふうに考えておりまして、現在進めています住環境の整備です。これはもとより子育て支援、あるいは教育環境の充実、こういったことも平行して進めていかなければ、なかなか定着というのは難しい状況にあるのかなというふうにも感じているところです。また、活気のあるまちづくりには、どうしてもやはり商店の活性化が必要であるというふうにも認識しておりまして、今後例えばですけれども、今ずっと公営住宅等々建設しておりますけれども、そういう公営住宅に店舗をセットした建物、そういったものもできないかどうか、その可能性について本年度から商工会といろいろ話を進めてみたいなと。できるかできないかも含めて、アイデアを出し合いながら話し合いを進めていきたいなというふうにも考えているところです。さらに、今町にかかわっているいろんな審議会だとか委員会だとかさまざまありますけれども、ここにダブっておられる方もおりますけれども、約 400 名ほどの町民の方が選任されて審議会、委員会に所属されております。400 人という数字はどうなのかというのもありますので、観点としては行革絡みの視点も入れなくてはいけませんけれども、数の見直しとともに構成員にできるだけ若い人材を発掘して、行政にかかわってもらいながら将来の担い手となるよう意識して取り進めていきたいなというふうに感じているところでございます。それから2つ目ですけれども、高齢者福祉施設と介護保険施設の整備の関係です。今、町内の施設の入所状況につきましては、高齢者福祉施設といたしましては、平成22 年度に改修いたしました老人福祉寮、ここも満室の状態になっております。ここは、― 52 ―夏が3万 6,000 円、冬が4万 3,900 円ということで入居されています。それから、平成 13 年に建設いたしましたケアハウスですけれども、ここも満室になっておりまして現在待機者は単身で 29 人、それから夫婦世帯は6世帯というふうになっておりまして、料金につきましては収入に応じて差がありますけれども、150 万円以下ということになりますと夏で6万 6,490 円。これに電気料とか燃料代を加えますとおよそ1か月7万円ぐらい、冬は8万円ぐらいという入居者が中心になっておられます。それから、介護保険施設としましては2つございまして、昭和 58 年に建設した特別養護老人ホームですけれども、これも現在満室であります。今、待機者数は日々変わっておりますけれども 95 人というふうに聞いているところでございます。ここの料金は介護度によって異なりますけれども要介護3でありますと 10 万 3,800 円ぐらい。これに冬期間は 7,350 円の加算があります。このほかまたおむつ代等々の負担がまた出てくるような形。失礼しました、介護保険の自己負担によって異なるけれども、特別養護老人ホームにつきましては5万から6万円ぐらい。今言いましたのは、平成 17 年に建設されましたグループホーム、ここも満室でして待機者は 25 人ということでございます。料金は先ほど言いましたけれども要介護3でいくと 10 万 3,800 円。それから冬期間 7,350 円の加算があって、これにおむつ代等々が入るというようなことになっております。老人福祉寮の入所でございますけれども、ここは自立していることが条件になっているために待機者というのは今おりません。応募もそんなにたくさんないというような状況でございます。ケアハウスについては、介護認定を受けても軽度であればホームヘルパーを利用してある程度の状態まで入所できますけれども、外出も自由で施設的なイメージもないわけですけれども、近隣、例えば北見市などさんと比較しましても料金が少し安いということもあって、待機者が先ほど言いましたように増えているという状況になってございます。それから、町内の施設が満床の状態でありますので、特に要介護状態になって病院退院を勧められまして在宅での介護が困難な高齢者、こういった方たちが北見市などへ転出いたしまして高齢者専用賃貸住宅に入居して、そこで小規模多機能型居宅介護サービスなどを利用するケースが多いというふうに聞いているところでございます。― 53 ―今、第5期の介護保険事業計画では、介護基盤整備として小規模多機能型居宅介護事業所を整備するため、民間事業所開設の公募を行ったところ事業所が決定いたしましたので来年4月に開設が予定されているところでございます。これに高齢者、障がい者が入居できるこの施設に、高齢者あるいは障がい者が入居できる共生型住宅というのが 10 戸併設されることになっておりますので、要介護状態になっても小規模のサービスを利用して生活が可能になるということになります。ただ、経費的には、三食、見守り、相談付きで 10 万円ほど掛かるということですので、小規模利用が要介護2とした場合、これにまた1万 6,325 円増えますので月額 12 万円くらいになってくるだろうというふうに思われます。このほか第5期の計画、今第5期は平成 24 年、25 年、26 年ですけれども、この計画に記載している施設整備につきましては、ケアハウスの増築及び介護付きとなる特定施設入居者生活介護の指定について協議するというふうに記載しているところでございますけれども、社会福祉法人津別福祉会は、一部の特定施設化については、採算面や介護スタッフの確保など課題も多いということを言っておりまして、具体的な協議までにはまだ至っておりませんけれども、引き続きこことも話し合いを行っていきたいというふうに考えております。また、低所得者層向けに福祉寮の整備も検討の一つにこの第5期計画に挙げておりますけれども、何らかのケア付きというふうにした場合、現在のような安価な入居というのは困難になってまいりますので、その部分も考えていく必要があるというふうに思っております。特養の増床につきましては、昨日協定書を結んだところでございますけれども、これは今の第5期計画には増床の部分は入っておりませんので、次の第6期計画は平成 27 年、28 年、29 年ということになります。この第6期計画以降の介護保険事業計画に盛り込みまして、民間移譲後の施設の建て替え時期に合わせて検討することになろうというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 佐藤久哉
町長は、総合計画に沿ってまちづくりを進めていると考えておりますが、どんな立派な施設や制度をつくっても、それを有効に利用する潤滑剤となる人材が育たなければ、まちづくりは進まないと思います。もちろん、制度や施設― 54 ―も大変大切であり、現在住環境の整備等についてずっと懸案でありましたことを町長が積極的に推進していることは、私も大変評価しておりますし、今年度から人づくり事業等にも見直しをかけて予算を増額するという町長の積極的姿勢には私も同感しているところであります。ただ、やはり答弁の中にもございましたけれども、商工業者の衰退が、若しくは後継者が現れないということが、非常にまちづくりの中では痛いところでありまして、なぜかと申しますと、津別町の各種委員等には非常に商工業者の方が今まで貢献されました。その理由が、商工業者というのは比較的昼間の会議に対して時間の融通性がきくこと、町まで非常に会議にも近距離にいるということ、あと商売をしているということで多くの広い層の人とつき合いがあり、広い意見を求めることができるということで、大変便利というか助かる存在だったんですけれども、そうした人たちが高齢化して、また後継者がいないということでまちづくりの各種委員にも大変事欠くようになってしまったということであります。もちろん、津別町にも若い人や新しい人も入ってきているので、そうした中に人材を求めればいいんですけども、例えば農業者であれば平成 20 年に新規就農者が3人、21 年に5人、22 年1人、23 年に4人、24 年に1人と 14 人の方が新しく新規就農しており、また、丸玉産業さんでも5年間で 97名の新入社員を抱えているということで、若い方、新しい方が津別には入って来ています。しかし、距離的な問題や、それから時間を拘束されるという意味では、なかなか各種委員等に登用は難しいところなんですが、そこで私も町長にちょっと提案というかお聞きしたいんですけれども、奨学審査委員会のように他の役所と連携していて日中でなければ難しい会議はもちろんございますが、会議をアフターファイブの時間にだんだん移行させていくことができないかということ。それから先ほど申しませんでしたけれども、ほかにもロマンスさんのようなところでも新しい方が入っていますけれども、そうしたサンマルコさんとか、そうした町内の大手の企業の所に企業の地域貢献という形、社会貢献という形で就業時間内でも、特別まちづくりのためであれば会議に参加することを許してもらえるように、トップ交渉でお願いするようなことができないのか、まずその点を町長にお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
確かに日中の会議に出られる方っていうのは、退職された方だとか商工業の方だとか、どうしてもそうなりがちになってきます。今働いている人たちとなると議員おっしゃるように、なかなか出て行くのには大変かなという状況にある。例えば、農家の人は冬場というなら、また別なことだというふうに思いますけれども、現実には確かにそういうような状態になっておりますので、これは今企業の社会貢献枠というのは、これはちょっと私のほうも頭になかったものですから、これはやってやれないことはないのかなっていうふうに、ただ丸玉さんにしましても、今お名前が出てましたサンマルコさんだとか、それからロマンスさんだとか、どれくらい、どんな時間帯でなら可能なのかということで、これちょっとお話も年に1度は企業回りをすることになっておりますので、そういったところでも話してみたいなというふうに思います。できれば出れる方法としてご検討願えればということでいけば、先ほど1回目の答弁で話しましたように審議会や委員会の中にも若い人たちが入ってこれる可能性も出てくるかというふうに考えますし、それがある程度できて、さらにまた先ほど言われましたアフターファイブ、ここの時間帯も使いながら、これからやっぱり後を続いていく人がいなければ町が続いていきませんので、そういった人たちができるだけ多く入れるような手はずといいますか、そういったものを今後検討していきたいなというふうに思います。
質問 1番 佐藤久哉
まちづくりに関しての後継者に関しては、私も今言ったようなアイデアぐらいしか浮かんでいないんですけども、今後とも皆さんとともに知恵を絞ってなんとか新しい担い手をつくってまいりたいというふうに私も考えております。私、さんさん館の運営協議会に所属しているんですけれども、先日、アイスキャンドル点灯まつりがございまして反省会があったんですけれども、そのときに運営部会それぞれ部長さんがいるんですけれども、その部長さんがそれぞれイベントの担当部長になるんですけれども、夏のビッグイベントであります七夕まつりのときの部長さんがそのまま点灯まつりにスライドしていたんですけれども、私、提案いたしまして、副部長は平均若い方がやっているものですから、やっぱりつないでいくということを考えたら、七夕まつりは部長、副部長でやったときには、アイスキャンドル点灯まつ― 56 ―りのときには、その副部長さんに部長になってもらって、部長さん、経験者というか老齢の方が多いんですけども、その方が副部長になってサポートに回ってもらおうと。要するに、新しい人材に経験を積ましていこうというアイデアで申し上げたんですけれども皆さん賛同していただきまして、やはりそうした機会というか、場も与えていくことも必要だというふうに感じております。今後、町長いろいろな委員会等に若い人を登用していくというふうに答弁なさっていますけれども、ぜひとも、それは私も進めていただきたいなというふうに思っております。それが今まちづくりの担い手についてはいいんですけども、ほかの部分でまだまだ懸念されるところがございます。その一つをちょっと聞いてみたいと思いますが、実は今ボランティアの登録者というのがおります。私、社会福祉協議会に行ってこの前調べてまいりましたが 63 名のボランティア登録者がおります。ただし、この内訳となると 40 代が2名、50 代が3名、60 代以上が 58 名ということで、失礼ですけどもあと10 年もすればボランティアではなくボランティアされる側に回るような年齢構成になっております。やはりこうしたところも、これからの高齢化を考えていくと必要になってくる組織であると思いますけれども、こうしたものにも何とか新しい血が吹き込むようにしていきたいというふうに考えておりますけれども、町長、このボランティア活動等についてどのようにてこ入れをしていったらいいか、何かお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今すぐこのボランティアの登録をアップする、あるいは若返らせていくという方法はなかなかありませんけれども、やはりそういう方たちがどういう形でなら参加できるのかということが、ボランティアセンターの登録等々含めて今福祉の方でも進めているところですので、そういったところの意見も聞きながら、できることはやはり進めていきたいなというふうに思っているところです。ボランティアもそうですし、特に、昨日特養の協定書を結んだわけですけれども、理事長さんもお話ししてましたように、やはり介護職員の確保が非常に難しくなってきていて、なおかつ、看護師さんなんかも全くそのとおりです。そういう中で、僕も初めて知ったんですけどもフィリピンだとかそういう所の、いわゆるこれから移民というのです― 57 ―か、そういうことも必要だろうと言って、その人たちは英語の試験では、むしろ日本の看護師さんよりも高いレベルの資格をパスしているというようなことで、それを妨げている日本の制度というか規制っていうのは少しおかしいんですよねという話もしていましたけども、そんな時代も規制緩和の中でやってくるのかなというふうにも思いますし、そのときに正しい情報というのをしっかり我々も頭に入れながら対応していくということも必要だというふうに思っております。
質問 1番 佐藤久哉
私も実はテレビでフィリピン人とかの介護職の方見たんですけど、まだ法的に難しい問題があるということなんですけれども、私もああいうものが規制緩和になれば、そういう若い人たちを入れていくことも必要なのではないかなというふうに考えております。今のところはまだ見守っているしかないかと思いますけれども、そうはいっても高齢化が進み人材不足が深刻になってまいります。先ほどからのいろいろ討論しておりますけれども、やはり時間がかかることは否めないというふうに考えております。であれば、少し後ろ向きではないと思うんですけれども、津別町にいるのは高齢化というか 60 以上の方は 50%以上いるわけですから、特に企業を退職された 60 歳になったばかりのような方の中には、今までずっと仕事をやってきたけれども才能を生かして新しく起業したいとか、それから中にはボランティア活動をしたいとかまちづくりをやってみたかったんだ、そういう方もいると思うんです。そうした方を発掘する、若い人がいないなら、これだけの高齢化社会になって昔よりも 10 歳以上平均寿命が延びて体力的にも向上しているわけですから、昔の 60 歳とは違って、まだまだ一生懸命頑張れる、やれる、60 歳でまだあと 15 年や 20 年、20 年は無理かもしれませんけれども、やれるということであれば、やはりそうした方を人材発掘していくこともひとつ考えとして持っていただければありがたいなというふうに思います。1回ここで、もし考えがあれば聞かせていただきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
今、若い人もそうですし定年退職になった方たちもいろんな資格を持ったりとか、それぞれ技能持っている方もいるでしょうし、ほんのこれぐらいならやってやれないことはないぞというようなこともあるかと思いますけれども、― 58 ―そんなことをどこで集約していくかっていうのも、またちょっと検討してみたいなというふうに思いますし、いろんな場所があるかというふうに思いますけれども、例えば私が今この間ずっと進めているのはまちづくり懇談会ですので、比較的お年寄りが来る場所になってますけれども、そういった所でも何か今言われたようなことが考えられないかどうかという、こちらのほうからの問題提起みたいなのもしてみたいなというふうに思っているところです。津別の町が非常に人口が減ってきいてるのはご承知のとおりでして、ひところの3分の1になっています。ちょっと統計を見てみますと 23 年度が一番特徴的な年でして平成に入ってから、子どもの数が 18 人しか生まれていなくて、そして亡くなられた方が 92 人ということで、過去最低、最高を記録したわけですけれども、実は 24 年度、もう間もなく今月で終了しますけれども、出生数については前の年は 18 人でしたけど今は 30 人、2月段階で、少し増えておりますけど、死亡者がとうとう三桁になっています。これは平成に入って初めてのことなんですけれども、非常に亡くなられている方が多いんですけれども、もう一つ人口の増減に関係するのは転入・転出なんですけども、転入・転出がいつも大体平均すると 130 人ぐらい年間で減っていくんですけど、平成の平均でいくと。ところが 24 年度、今2月末で見ると昨年の4月からですけど、転入が 151 人で転出が 155 人とほぼ拮抗して、これから3月少し出て行くかというふうにも思いますけれども、また逆に4月から仕事に向けて入って来る人たちもいますので、一番もしかすると今年は転入・転出の差でいけば少ないのかなと。それは何なんだろうということも、ちょっと分析してみる必要があるのかというふうに思います。そういう中で、できるだけそういう方たちがここの町で住んでもらい続けるためには、先ほども言いましたように住環境はもちろんそうですけれども、やはり将来の子どものことだとか教育のことだとかさまざま考えると、やっぱり北見から津別の職場に通って来るほうがいいのかなという方も率直なところおられますし、そういうものを魅力をやっぱり津別の中にもつくり上げていって、そしてその方がまた地域社会の中で何らかの担い手になってもらうということの方向性を検討を進めていきたいなというふうに思っております。
質問 1番 佐藤久哉
私が議会に復帰しまして最初にこの質問を選んだのは、やはりこの問題が簡単に解決することでなく、なお大変重要なことであるということを心の中に持っていたからでございまして、ぜひ町長ともども一緒に頑張って津別のために知恵を絞って、こういった担い手たちを育てていきたいなという思いからご質問いたしました。どうか今後ともよろしくお願いしたいと思います。続きまして、高齢者の福祉施設と介護保険の整備についてでございます。だれもが安心して暮らせる、老いても安心して暮らせる津別町となるためには、高齢者に対してより手厚い包括支援システムのソフトと充実した施設整備であるハードが必要であると考えております。特に後者につきましては、津別の福祉というのは今まで居宅型サービスが多くを占めておりました。逆に言えば施設が足りないということなんですけれども、人的なサポートであるヘルパーの不足というか行き詰まりが非常に懸念されます。そうした中で、やはり現在の施設だけでは少し足りないなというふうに私は考えております。現在、津別町、先ほど町長が答弁の中にありましたけれども、津別町から経済的な理由や該当施設がないために町外で暮らしている方が5名いると聞いております。本人が望んでのことではないと思います。町長と同じように大好きな津別で暮らしたいと考えているのではないでしょうか。もちろんすべてをフォローすることは無理だと私も考えておりますが、やはり津別で暮らしたい、津別で死にたい、その思いはできれば私は叶えてあげたいなというふうに思います。今の施設で足りるのかということであれば、やはり新たにできる小規模多機能ハウス、これは特養のほうにも 95 名の待機者がいるので、もし開業してもあっという間に埋まってしまって、まだそれでも待機者がいるという状態になるのではないかなというふうに私は認識しております。であれば、さらなる施設整備に向けて私は動き出すべきであるというふうに考えております。特に、数年前から介護事業計画にも載っておりますけれども、数年前から検討を進めている特定ケアハウスに関しては、福祉会のほうでも佐呂間町等の視察を積極的に行い、20 床程度の増床、そしてその分については特定を取るという形でやっていけば、やれるんじゃないかという検討に入っていると聞いております。もしそういう考えが上がってきたら、町長のほうで積極的に支援する考えがあるのかどうかその点― 60 ―についてもお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
この施設関係の不足というは、今までもたびたびいろんな議員さんの中からお話がありまして、そういったもの、それから地域の実情担当課も含めて、あるいは社会福祉協議会も見ながら、それぞれ3年を一区切りにした介護保険計画の中に入れながら取り進めてきたところでございまして、今そういったお話を聞きながら、これまで聞きながら今第5期の計画が進んでいるところです。ここで小規模多機能の建設を民間にお願いしようという計画の中に載せたわけですけれども、5期目の1年目で早速それに手を挙げてくれた事業所さんがいて、そしていよいよ今年度、25 年度に建設するという運びになりましたので、非常に順調過ぎるぐらい順調にいったなという認識をしているところです。その先も第5期の計画の中で、ケアハウスだとか老人福祉寮の整備だとかさまざま書いているところがございますけれども、これもどこまでできるかということがありますけれども、該当するところとしっかり話をしながら進めていきたいなというふうに思っているところです。福祉会さんの方でも、特定施設の入居者、これらを検討しているということで私も聞いてはおりますけれども 20 床くらい、介護付きでと。それは、一つの建物にするのかどうなのかというふうなことになると、介護付きと介護付きでない、それと微妙なグレーゾーンの方等々がいて、そこのところどういうふうに整理していくのかというのも何かお話しされているというようなことでありますので、資金面も含めて、そういったこともこれから話が進められていくんだろうというふうに思いますし、それが町にいろんな形で協力要請があるんであれば、またこちらのほうとしても話を一緒に協議の中に入っていこうかなというふうに思っています。
質問 1番 佐藤久哉
津別町今現在 5,500 人ぐらいの町かと思いますが、その中で今現在高齢者の単身世帯が 550 世帯あります。こうした方は、いつこうした高齢者の施設に入っていくかわからない予備軍の方でありまして、近隣の中でも非常に高齢化率の高い当町といたしましては、やはりこの問題は見逃せない問題だなというふうに思っております。足りなくなってから建てるでは間に合わないものであり、なおかつ、― 61 ―先ほど申し上げましたとおりヘルパーに関しても、先日講習会があって新たなヘルパーがかなり資格を取った方がいるとお聞きしましたけれども、実際話を聞いてみると就労意欲のある方はあんまりいなくて、むしろ将来的に親の介護のためにその知識を得たいとか、そういった方が多いということで、先ほど町長のお話にあったように本当に介護畑は非常に人材に、先ほどの担い手の話じゃないですけれども人材が不足しているということであり、そうした人たちの確保も含めて今後施設整備をまた新たなものを進めていただきたいと思います。回答の中に福祉寮については大変安価で、使う方は大変助かっていると思うんですが、これにケア機能を付けると料金が高くなるというお話でしたけれども、全く併設するのではなくて、現在でもやっているデイサービスとかヘルパーによる居宅型の形の介護以外に何か施設を横に、今福祉寮は緑町にあるんですけれども、例えばそうした介護サービスができる施設の横に建ててしまって、すぐ横で通所型のサービスが受けられる。要するに庭先で通所型のサービスが受けられるようなアイデアを考えることはできないのでしょうか。そうしたことにつきまして、ちょっとお聞きしてみたいなというふうに思います。
答弁 町長 佐藤多一
そういうことは、今それをやりますとは言えませんけれども、前々からお話ししているとおり、今ケアハウスのある所、グループホームがある所、そこに今小規模多機能が出来上がりますけれども、あの辺一帯を特養の移設も含めて福祉ゾーンとして考えておりますので、そういった中で順次必要な部分がそこに計画されるようになるだろうというふうに思っています。そのときにどういう型のものがいいのかというのは、施設がどんどんできると当然介護保険料のアップが出てきます。それで負担も皆さんにしていただかなきゃならないものがありますので、やみくもにまた何でもかんでもつくっていくということにもなかなかならないと思います。今全国で一番最も低い介護保険料の町が津別町になっておりますので、そういう意味では注目されていますので、施設が今後たくさんできるということになれば、それにあわせてまた介護保険料もサービスを受けられる方がいっぱい出てくるということは、介護保険料も財源が大変になってきますのでアップが出てくるということにもなります― 62 ―ので、そういったことも頭に入れながら取り進めていく必要があるだろうというふうに思っています。
質問 1番 佐藤久哉
今介護保険料の話が出ましたけれども、全国で3か所最低の介護保険料だということで、私はこの話が出たときに決して誇れることだなというふうには思っておりません。介護保険料が少ないことは確かに生活を圧迫をしないという意味ではいいことかもしれませんけれども、それだけ町の介護施設が充実してでの上でならば私は問題ないと思いますけれども、今まで多くの議員さんが一般質問で介護施設の充実を訴えてきたように、我が町では、まだ 2,157 人、先ほど町長が言った数字だと思いますけれども、程度の高齢者がいるその町で、やはり充実した介護施設を持っている、高齢者の福祉施設を持っているとは言えないというふうに考えております。ですから、もちろん無駄な施設をつくることはありませんけれども、今後十分検討した上で高齢者福祉計画、介護保険事業計画にのっとって施設整備を進めていただきたいと最後にお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 佐藤多一
今、議員おっしゃいましたように介護保険料 2,800 円が誇れるものではないっていうのは、一面全くそのとおりであります。施設が少ない部分があります。つくると介護保険料もやっぱり連動していくという一面があって、そのことが安い今生活をしている人たちにとって、上がるということに拒否反応がこれは必ず出てきますので、それに対してのやっぱり配慮というものもしていく必要があるんじゃないかと。そういうものも含めて考えていかなくてはならないのではないかということでありますので、これは介護保険をつくるときには、そこの委員の皆さんもおりますので、そこにはさまざまな方も入られています。病院の先生ももちろんそうですし、そういった中で専門性の中でいろんな提案を受けながら私自身も考えていきたいなというふうに思っています。