みんなの議会

津別町議会 平成23年第3回定例会 2011年3月16日

高齢者福祉住宅について

2011年3月16日、津別町議会の一般質問で、白馬康進議員が「高齢者福祉住宅について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
白馬康進 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 白馬康進

〔登壇〕 私が先に通告してあるところの2点についてご質問を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。まず、1点目でありますけど、高齢者福祉住宅ということで項目を上げていますが、平成 22 年度の国勢調査でわかるように本町の人口は減少する一方で、同時に高齢者人口が急増していることは実態であります。今後、本町の 10 年先、平成 32 年には人口推計約 4,620 人であり、同時に高齢化率 50%近くに予測されております。特にそれに比例して、ひとり暮らしの高齢者世帯も増加している状況であります。このことを踏まえ、今後高齢者の人たちが住みなれた本町で、より安心して暮らしができるような住まいを供給していく必要性があると思うし、このことを本当に望んでいる人たちが多いのも確かであります。ぜひこのことにこたえてケアつき高齢者集合住宅とか、本町独自のある福祉寮の増築など、政策的に考えていくときではないかと私は思いますが、このことに対して町長として前向きに建設していく意思があるかどうか伺いたいと思います。次に、2点目の財政計画の見通しということでありましたけど、本町の今年度の一般会計 49 億 4,900 万の予算の中では町営住宅、特定公共賃貸住宅の建設、また、エゾシカ柵対策などの大型事業を行うことになっておりますが、現在、国の予算関連法案が不透明な状況でもあり、さらに今回予期せぬ東日本大震災により、いろいろな面で計り知れない影響が出てくるのではないかと受け止めておりますが、この先、大規模事業に対する財源確保とか、また既に 22 年度からの5年間策定した津別町中期財政計画をもとに予算を編成しておりますが、これらを今後進めていく上においても、今後この財政計画自体の見直しを含め、この辺どう判断し、どう見通しを持っているのかこの機会にお伺いしますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

〔登壇〕 それでは、ただいま2点の質問がございましたのでお話させていただきたいというふうに思います。まず、高齢者福祉住宅の関係でございますけれども、津別町の高齢者の状況について先にちょっとお話をしたいというふうに思います。これは平成 23 年、今年の1月末でございますけれども、65 歳以上の方々が 2,139 人ということで、高齢化率が 37.1%というふうになっております。これは人口の問題です。それから、世帯数でいきますと 2,624 世帯でありまして、この中で高齢者のいる世帯というのが 1,539 世帯で 58.7%を占めているところです。この 1,539 世帯のうち、ひとり暮らしの世帯というのが 373世帯ございます。それから、夫婦世帯の方は 539 世帯というふうな状況になっているところです。ですから両方合わせまして 1,539 世帯の高齢者の中の6割がひとり暮らし、あるいは夫婦世帯というふうになっているということでございます。この進み方というのは今後ともさらに団塊の世代の層も含めて増えていくものというふうに予測されているところです。これに対して高齢者の施設の状況なのですけれども、町の中には高齢者の施設については4つございます。一つは緑永福祉寮、これは 22 年度に改築をいたしまして今8室あります。それからケアハウス、これ定員 30 人ということでございます。それから特別養護老人ホーム、これは定員 50 人ということです。それから民間でやっておりますグループホーム、これは定員 18 人というふうになっております。この4つの施設に対する待機者の状況ですけれども、緑永福祉寮はすべて埋まったところでございますけれども、ケアハウス、これは単身者で待機者が 19 人、そして夫婦で4組の方が今空きを待っているという状態です。それから特別養護老人ホームにつきましては、書類上の申し込みですけれども、待機者は 78 名ということになっております。それからグループホームの待機者につきましては、5名というふうに聞いているところでございます。これが町の状況なのですけれども、御承知のように町外にも介護施設さまざまありますけれども、その部分でいきますと、このグループホームというのは住民でなければ入居できませんので、町外の施設に入っている方、転出していくわけです津別から、ですから正確な把握はできておりませんけれども、北見市の高齢者専用賃貸住宅だとか、こういったところも含めると津別からは 10 数名ほど行っているのではない― 40 ―かというふうに推測しているところです。それから住所地特例で津別町が保険者となる介護つき施設に移行したケアハウスだとか、あるいは有料老人ホームの利用者というのは、平成 20 年まではゼロだったのですけれども、現在は5名います。この方は北見市、あるいは札幌市の施設、ここを利用されております。これらは早く入れる町外の施設を利用しているというふうに思われますけれども、特に病院のほうから退院を求められたり、あるいは家族の介護が困難な場合など、空きを待っていられないという人については町外の施設を紹介しているというような状況でございます。これに対しては町の考え方でありますけれども、今 23 年度で第4期の介護保険事業計画が終了いたします。そこで 24 年から 26 年度の第5期高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画、この策定を 23 年度、今年度進めるわけですけれども、策定するにあたって日常生活圏域ニーズ調査、これを行おうということでございまして、この調査は65 歳以上の高齢者 2,135 人、このうち在宅の全部の要介護認定者 176 人おりますけれども、この方と、それからそのほかに無作為に抽出した在宅の高齢者、合わせて 800人にアンケートの協力をお願いするということで、3月2日に発送したところでございます。締め切りが今月の 23 日というふうにしたところでございます。こういうアンケートに対して国からのモデル案が示されているわけですけれども、それを参考にしながら町独自の付加項目をつけました。その中には付加してつけた項目の中に、日常生活の中で困っていることはありますかという問いもつけ加えまして、その中にたくさんの項目があるのですけれども、例えば外出の際の移動手段だとか買い物、日々のごみ出しだとか、そういったことに困っている点に丸をつけてもらうということで追加して出しております。もう一つは介護が必要になった場合の生活について、どのような希望をお持ちですかという項目も立てまして、これに対して具体的に丸をつける項目としての一部を挙げますと、介護サービスを利用し可能な限り自宅で生活したい。それから介護施設に入りたい。高齢者向けのアパートや介護つきの老人ホームに入りたいというようなことも丸印をしていただくように項目をそれぞれつけ加えたところでございます。これは集約が終わりまして、6月頃集計分析が行われることになってございます。具体的な先ほどの第5期の計画案、これは策定委員会を設けてそこで計画を策定していくわけでございますけれども、その策定委員会の協議、検討の中で、― 41 ―高齢者福祉住宅、議員がおっしゃられました部分、今のアンケートの中にも関連して出てまいりますので、これらを検討いたしまして計画の中にはめ込んで、そして実行に移していくという形になろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。なお、国の動きの中でも、今国会に国土交通省と厚生労働省が連携いたしまして、サービスつきの高齢者住宅制度、これを創設するために通称高齢者住まい法という部分の改正案が今提出されているという状況になっておりますので、これも注目していきたいというふうに考えております。それから、財政計画の見通しの関係です。実は、このお答えは、これはどうしても現在の震災前までのことというふうにお受け取り願いたいと思います。今後どのような形になっていくのかということは予測がちょっと今の時点でつきませんので、震災が起きる前の状況ということでお話させていただきたいというふうに思います。国の新年度予算につきましては、御承知のように 92 兆 4,000 億ということで可決されたわけでございます。この総額の中の一般歳出は 54 兆円というふうになっておりますけれども、この 54 兆円のうち、28 兆 7,000 億円、約 53%になりますけれども、これは社会保障関係経費が占めている状況になっております。そして地方交付税は別枠の増額分を含めまして 17 兆 3,000 億円ということで、昨年に比べますと 4,800 億円ほど増えているところです。それから、歳入では税収が2年ぶりに 40 兆円を超える 40兆 9,000 億円というふうになっております。国債の発行については 44 兆 3,000 億円ということで、このうち約6兆円が建設国債という形で国の予算が成立したところでございます。御承知のようにこれを実際に執行する上には、予算の関連法案が可決されなければ物事は進まなくなってくるわけですけれども、私どものほうに一番大きく関連する法案、26 法案今出されていると聞いておりますけれども、幾つか自治体として影響が出てくるという部分で行きますと、一つは公債特例法案です。先ほどの建設国債を省きますと 38 兆 2,000 億、これは赤字国債として発行するわけですけれども、この法案がとおらなければこの赤字国債が発行できませんので、歳入の減になるという歳入の見込みがつかなくなるということでございます。それから所得税法等の改正案が出ています。これがとおらなければ税収の確保ができないということになりますし、それから3つ目には地方交付税法等改正案、これは地域主権改革のために増額分があ― 42 ―りますけれども、こういったものが入らないということになります。それから、日々税金が納付されてくるわけですけども、そういったものと、それから公債費特例だとかそういうのが通過しない場合、国としては短期証券を上限 20 兆円ということで発行できるわけですけれども、これを短期で発行して、それと日々の税収、こういったものをあてがっていっても恐らく7月ぐらいまでしかもたないのではないだろうかというふうに言われている状況です。こういう状況の中で町に対する影響ということですけれども、こういう状況になりますと地方交付税の4月にまず1回目の概算払いが入ってきますけれども、これが減額になるだろうというふうに予測されておりまして、そうしますと地元の銀行から一時借り入れをしてしのいでいくというようなことになってまいります。それから、国の予算が大体4割強ぐらいが関連法案が通過しなければ執行できなくなりますので、当然町の予算にも影響が出てくるということが考えられるところでございます。町の中期財政計画への影響というのは、こういったことからも交付税に 55%以上町が依存しておりますので、ここが蛇口が閉まってくると影響が当然中期財政計画に大きく跳ね返ってくるというのは当然のことでありまして、これはしっかりこれからの状況がどうなっていくのかというふうに見ていかなくてはならないというふうに考えているところです。そうなれば今町が持っている基金、貯金を下ろしながら生活していくという形になってくるかと思います。既に2月の段階から全国町村会でも代表が各党に申し入れを行っているところでございます。そんなような状況でこれまで進んできたわけですけれども、ここにきて御承知のように大震災が起きたという状況で、この間の岡田幹事長のテレビの発言を聞いておりましても、子ども手当の財源を震災復興に充てたいというようなことが出てきたり、さまざまなことがこれから国の段階で復興のためにお金が回っていくのだろうというふうに思います。それがどのようにこういう津別だとかに影響が出てくるかというのは、まだ十分承知できないところがありますので、しっかり情報を聞きながら収集しながら対応を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 6番 白馬康進

まず、1点目の高齢者住宅の関係で町長から答弁をもらいま― 43 ―したけど、今の町の高齢者人口の割合というのですか、65 歳からの人数、それから世帯、それから高齢者がどういうような今状況にいるかということは大体わかりました。特に、注目するのは高齢者 1,539 世帯のうち6割の世帯がひとり含めて、夫婦含めていると。これやはり同じ高齢者でも 65 歳といってもかなり高齢者がいるということで、年齢的には分析していないと思うのですけども、この中で実際に 65 歳が前期高齢者になっていますけども、一体全体この高齢率が今のところ 37.5 ぐらいになっていますけど年齢層が上がっているのです。それで、今実際私たちが目に触れるのはなかなかひとりだとか、2人でも自立して生活、不便、困難、体が不自由といろんな要素を抱えていますから、それでなかなか在宅居住は難しいという実態を見ているわけです。私も最近一番目につくのは、高齢者であっても人口の1人ですから、やはり1人でも先ほど町長が言ったとおり北見のほうに転出するとなれば、やはり私は人口が1人でも減っていくということになりますから、高齢者といえども、やっぱり住み慣れた津別に長く住んでもらいたいということで、やはりこういった住宅政策をすべきだということで、まず自分で思ったわけです。やはりこの頃の傾向の中では町で会いますと、やはり病院だ、介護だ、それから老健施設だと、北見にはいろいろな施設がありますから、通っている人も含めまして津別ではもう住んでいても、ケアハウスにしても先ほど言っていましたけど福祉寮にしても、そして特養にしても、もう限りがあるし、なかなか順番を待っていても大変だということで、今のところ元気なうちに津別から転出してそちらのほうに住まいたいという方が結構増えてきている。だからこれは潜在的に私たちは数はとっていませんけど、そういう声はかなり私は多いのではないかという感じを持っています。それでやはり津別で残るのだったら、やはりできればケアハウスみたいなあんな立派なものでなくてもいいから、それに見合ったような施設、そういったものでもいいし、福祉寮の拡大というか増築を図るなりしてできるだけ津別に残れるような対策はないのかということで聞かれます。私は先ほど高齢者の集合ケアつきといいますけど、先ほど町長が申されたとおり、国の国土省、厚生労働省で打ち出しているのは、さっき町長も言っていましたけど、これは国もサービスつきの高齢者住宅制度の登録制でありますけど創設に踏み出しておりまして、今国会に法案を出してこれがとおれば国の一定の補助をして地域に促進― 44 ―を図りたいという制度であります。これは医療、介護、住宅を一本化に連携して、高齢者が住みなれた地域に少しでも住んでもらえるような住まいの供給をしている法案でありますから、これによって恐らく地域の国が促進を図って、できるだけこういう高齢者を安心してやさしく住めるような地域をつくりなさいということで、国は遅くにして今回この法案を出しているわけです。これは恐らく今国会で成立する運びになっていますから、恐らく 325 億円の計上をして、新築や改良に対して一定のそういうことを促進するために地域に促進を図るための補助金は出しますと言っています。これに対して低所得者に対しては、この辺がちょっと枠がはめられて、なかなか低所得者についてはこの制度は活用できない。そうなれば低所得者に対して私は福祉寮、今安い賃貸料でやっていますから、これはうち独自の福祉寮をやるということ。やっぱりこういうものを私は両方兼ね合わせて今回質問しているわけです。私はやはりこういった国が遅くにしてこういうものを創設して出す以上は、やはり町もこれに乗っかった政策を私はやってしかるべきだなと思って、今回町長にもそういう意思があるかないかということで申し上げています。これ、北見あたりが集中するというのは、高齢者福祉住宅でも今北見は民間によって高齢者専用賃貸住宅ということで施設を民間がどんどん建てています。これは場合によってはケアつきだし、これはなかなかこの辺の田舎ではないですけど、そういったものを高齢者専用の高専住と言っていますけど、これらはたくさんあります。そういうところにもこれから高齢者の人が流れていくと。北見では病院は充実する、介護施設はあります、老健施設はあります、グループホームもある程度ありますと。津別の実態を見ますともう満杯だし、ですと同時に子どものいるそばに行きたいと、そういうことを感じて、これから私は相当動きが出てくるのではないかと思います。町長はいみじくもさっき4期介護計画に今度来年から5期目になります。これ私も3年間の介護政策策定です。策定委員会の中で国からモデル案を示しながら独自の調査をして、実際にこの策定委員の中で検討なり協議を図ってある程度6月まで分析して集約して、それからこの計画を進めていきますということも言っていますけど、私は今回の質問で町長自身のお考えが策定委員会にはもちろんかけていくのだろうと思いますけど、町長自身がこういう実態を見て、私はぜひ前向きにこういうことをやっ― 45 ―ていきたいというその意思があるかないかからまず私は聞いているわけですから、この後のいろんな手順もありますし仕組みもありますけど、まず町長自身、今の実態を聞いて国の動きも聞いて、まずこういうものに当てはめてしっかりやっていくという気持ちがあるかどうか、前向きな答弁をもう一度もらいたいと思います。できれば、私は今まちなか団地に 60 戸、全体で6年という計画で住み替え住宅と言うのですか、建て替え住宅と言ってますけど、この中で組み込めるかわかりませんけど、あれも私は本当に 60 戸必要なのかと思いますけど、もうこの中で組み入れた考えを持って、町の人たちもたくさん住宅つくったのはいいけど、住み替えができればいいけど、じゃあ白馬さん、住み替えできない人は住宅最後にどうなるのですかという心配もないわけではないのです。でも今うちの住宅は目いっぱい老朽化して、万度に老朽化して入れない状況で今一挙に建てていますけど、やっぱりこういうものを組み込んで町長は今の考え、この私の考えにのっとってやるかどうか、その辺も再度お聞きしたいと思います。それと次に、国の財政計画の見通しでありますけど、これは確かに町長の言うとおり、震災前のことしかちょっと今とらえられないと言っていますけど、この関連法案は確かに関連法案の中に特に5つの項目を上げました。これは私は特に特例公債法案と、地方交付税改正法案、それから所得税改正法案、それから税収の関係も短期証券発行の法案とかって、私もこれちょっと認識持って確かにこの法案がとおらなかったら大変なことになるなということで、今この頃の新聞では公明党も何とか今の震災の後でこういう状態ですから、公債特例法案なり地方交付税の改正案は成立せざるを得ないということで、ある程度そういう見通しはつけていますけど、ほかのやつはまだ法案の中でかなりありますけど、これらはまだ不透明です。特に、歳入の中の建設国債を含んだ大きな 44 兆円の 3,000 億ですか、町長も言っていましたけど、ちょっと私は数字は定かでないですけど、これらはやっぱりうちらの今回の住宅やシカ柵だとか、特賃の問題にもかかわってくるのではないかと思って、私はその辺をちょっと心配して申し上げたわけで、ある程度町長からのそういった4月には第 1 回目のあれがあるけど、恐らくそれが延びてずれてくるだろうということで、もともと今の地域計画というのは5年計画でやっていますから、当然 22 年度の決算ベースで積み上げた見積も― 46 ―りが、少しはこの財政の指針が歯車が狂ってくるのではないかと思います。特に私は地方交付税の関係で国の動向によって6割弱がうちの今の依存財源ですから、これがやはり一番 25 年までは確実に財政計画も努力して財政を確保する政策案を出せますけど、恐らく今回の地震、災害で、これも恐らくこのような見積もりはできないのではないかという、私は心配をしています。これはこれからの震災の影響で財政にどういう影響するかわかりませんけど、私は相当な地方財政に影響してきて、ゆとりのある財政は特に地方交付税は減額されていくのではないかと思います。今年の予算を見ますと確かに交付税 3.9%伸びています。これは震災前ですから。ただし 26 年度あたりから来ると 26 年まで計画していますけど、恐らく交付税は相当国の動向によって落ちてくると。そうすると、うちはたまたま基金が今 32 億ぐらい 23 年度の見込みはありますから、その基金も今回は、この予算では 9,000 何百億去年より少なく繰り出していますから、この基金の活用は恐らく相当していかなきゃならないと、そういう感じを私は持っています。それでやっぱり財政計画も早いうちに慎重に見分けして計画を見直した事態の中で私はくくっていってもらいたいなと思っておりますし、特に、私は先の経済地域活性化の国の緊急事業に対する臨時交付金、これ 20 年から 23 年で3年間で約1億 3,000 万、うちの町に入っているのです。一般財源で使い勝手のある、非常に地方にとって使い勝手のある自主財源ですね、特定財源と言いながら一般財源なのです。これがものすごくうちの町では潤っている。どこの町でもそうですけども、うちはこの3年間で大体 13 億ぐらい予期もしない交付金がきているわけです。それによってうちは今日どうなっているかといったら、基金が結局決算で余剰金が決算で全部積み上げてきたから、32 億ぐらいの基金も確保できているということで、これは非常にうちは公共事業なんかの維持管理費に充てましたけど、修繕費に充てましたけど、これは相当いい場面でうちは財政運営に非常に余力が出ていると思います。ですから、そういったことを考えますと、国がこれだけ厳しくなってくると、やはりこれらの財政運営をやっぱり何でもどんどんどんどん仕事がやれるのではなくて、本当に財政当局も有利な財源をいかに獲得するかということで担当者は努力したと思います。これはやっぱりこれからもしていかなければならないだろうし、そして今の基金をどう活用していくかということも、これからやっぱり慎重にしていかなければならないと思― 47 ―いますし、これからまだまだ大型事業が過去にもまだまだありますから、そういったものを踏まえますと町長は財政ゆとりがあるとか言いながらも私たちも多少財政は以前から見たらゆとりは持っていると思いますけども、その辺はやっぱりもう少し慎重にシビアに財政を見直しながらいくのが、今その時期ではないかなと思いますので、その辺もう一度、ひとつ答えていただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

まず高齢者住宅の関係ですけれども、これは私も必要性は十分感じているところです。ただ、どこにどんな形で何戸ぐらいというようなことは、やっぱりしっかりした議論があってつくられるべきだろうというふうに思っているところです。今議員のほうからもお話ありましたように、今回の高齢者住まい法、その中で今まであった3つの制度、バリアフリーだとかいろいろあるのですけども、これ全部、高専住宅の話も出てましたけど、こういうのみんな統合いたしまして、そして簡素化してサービスつきの高齢者住宅ということで一本化していこうという法律の改正案になっておりますので、それが今期待されているところは私も記事等見ていきますと、これは本来町というよりも民間、あるいは医療法人が積極的にこういったものに建設を促すというようなことになっているのだというふうに認識しています。ですから、そこに対しての直接の国からの補助金を出しますよとか、あるいは固定資産の減額、それから不動産取得税の軽減措置をとりますとか、あるいは法人税などの割り増し償却を増やすだとか、そういったことの措置をとっていきますということで、制度面においてもこういうことを民間に促していこうというふうにとられているものだというふうに認識しておりますけれども、ただ、それを津別町の中に当てはめても、じゃあそういうところが本当にあるのかというと、やっぱりどうかなというのもありますよね、そうすると勢い町がということになってしまいます。そうなると今まで順次進めてきた建て替え事業、公営住宅、それはそれとして続けていきますし、それから先ほどお話も出ていました臨時交付金、それで実は津別町もその高齢者向けの住宅として旭町に6戸、そして本町に3戸ということで、これは高齢者が入れるようにということで、特にひとり暮らしの方が入れるような建設を今進めてきたところです。間もなく、もう完成していますから4月から入れるような形になっていくと思います― 48 ―し、そういう対応策はとってきておりますけども。そこで今度ここはケアつきではありませんので、ケアつきというところの必要性はこの後年齢がだんだん高くなっていきますので必要性は感じておりますので、それは設置したいというふうに思っています。あとは、どこにどんなふうにどれぐらいの規模でというようなことも予測調査もしながら、それとほかの事業との関連も含めて検討していかなくちゃなりませんので、ご了解願いたいというふうに思います。それから財政状況の関係ですけれども、これは 22 年に中期財政計画をつくって、今間もなく5年計画の中の1年目が終わろうというふうなところにきているわけです。まだ1年目の決算も出ていない状態ですので、見直しということで早急に今すぐ見直しということにはならないかというふうに思います。ただ何度もお話していますように、今回の地震がどのような影響をもたらしてくるのかと、25 年までは地方交付税は大丈夫だというふうに議員も先ほどおっしゃっていましたけども、それはあくまでも震災前の話のことでして、それはこれからどういうふうになっていくのかというのは国のコメントだとか、そういうものを十分情報を得ながら組み立てていきたいなというふうに考えておりますので、今この時点ではっきりしたことというのはなかなか申し上げられない状態にあるということだけ御承知願いたいというふうに思います。以上です。

質問 6番 白馬康進

高齢者住宅については、町長も必要性があるということで十分理解していただいていると思いましたので、それで私も町長も前向きにその必要性を感じ、どこにどれぐらいのものを建てるとか、他の関連のことも考えてぜひ前向きにやっていきたいということで、その返答でわかりました。それで、この問題は高齢者すべてが共通して抱えている問題ですから、当然我々にもいつか降りかかるのですし、やっぱり町民の声としてはかなり多くの方が希望していると。今民間ができなかったら一挙に町がやるのかということですけど、当然民間に促してもこういう小さな町は町がやるしかないのです、実際に。なかなか民間といったって民間が簡単に北見あたりの大きなところではやれますけど、やっぱり町が主体でやるしかないのです、こういうものは。だから町がやっぱり本気で取り組むか取― 49 ―り組まないかによってこういうものができてくるのですから、町としてはやっぱりこのことをとらえまして、やはりやっていくということでやっぱり十分検討していってほしいなと思います。人口が減るといろんな面で影響してきますし、当然先ほど言ったとおり高齢者の人は住み慣れた津別で、やっぱり最後は津別に残りたいという人はかなりいます。でも限られた施設でこれから仮にこういうものを建設する予定があったって限られているのですけども、それでも気持ちの上で町が高齢者に優しくて安心できるまちづくりを提供するとなったら、やっぱり津別ってすごいなと、そういう感じがするのではないのですか。特に私は行政のバランスもあります、今年特賃の若者の定着 12 人も定着するために特賃住宅も建設予定をしていますけど、やっぱり高齢者が6割もなればやはりウエイトが高齢者対策にもやむを得ないのかなと思いますから、そういった面ではやっぱりそういったほうにも町長はやっぱり少し基金があるのですから、もし国のお金が使えないのであったら、そういうことも十分検討する余地があるのかなと思って聞いたわけですので、この件については特に私は町長が先ほどの答弁の中で津別高齢者保健福祉計画、津別介護保険事業の第4期計画、これは 21 年度からの3年間で来年は4期計画、これらはこの中には盛り込んでないのです。うちでは今要介護認定を受けている人が大体 37%います。これが何で盛り込まれないかといったら、37%が特養だケアハウスだ、グループホームに入所している人たちが国の基準よりも高いから、法定外ですから、この4期までは縛られていて盛り込まれないのです。これが引っかかったらもらえるのです、確かに。全体では介護認定受けている人は 17%しかいませんけど、これが施設に入所している人は大体うちは高齢者の 37%ですから、これ以上になってくるとやっぱり縛られるという法律があるのです。今度第5期目をつくるときは、これは撤去されますから、縛りがなくなりますから、この中できちっと策定の中にうたって、そして本当に本腰を入れてこの計画に乗ってやっぱりやっていくという意思を、ぜひもう一度示していただけることをご答弁いただきたいと思います。それから、国の地震災害の影響というのはこれは計り知れませんから、今後どういう動きかわかりませんけども、恐らく国は今の予算の今年度予算の中で優先度の低いものから削っていって、そして震災のほうに充てるということで、今そういう方向で― 50 ―進んでいるようでございますけど、私はやはり一番この震災前に心配していたのは、特例公債法案は一般会計の総額 92 兆円のうちの 38 兆円の赤字国債ですよね。国と地方の長期債務高が 11 年度末に 891 兆円に達して日本の財政事情はますます悪化するという状況で、国と地方の財政健全を図るために基礎的な財政収支のバランスを 24 年までに黒字化するというプライマリーバランスを目標にしていたのですね、うちは今町としてはプライマリーバランス借りるよりも払うほうに多く使っていますから、早くからうち独自のプライマリーバランスをしています。これが恐らくこの震災によってこれも狂ってくると思います、歯車が。これ自体が恐らくこのプライマリーバランスを目指していること自体に地方交付税が相当私は地方の調整の中で減ってくるという心配をしますけど、これに加えてやはりこの震災によって、余計これがこの国の歯車が狂ってきますから、恐らく地方財政にしわ寄せが私は来ると自分なりにそういう見通しを持っています。やはりそうなりますと今プライマリーバランスでうちの町債残額は大体 21 年度で決算額 48 億円ぐらい減っています。逆に基金は 32 億と。この調整も非常にはうちはうまく財政当局の中で苦労しながらやっていますから、ですからやっぱりこの辺のきちっとした目線を持ちながら財政を運営していくことも私は大事ではないかと自分なりに思っているわけです。ですから、今度はやはりこれからの事業においても場合によっては圧縮しなきゃならないし、見直さなければならないし、今までの予定の事業も多少は慎重に構えていかなければならないことは私は出てくるのではないかと思います。その辺はやっぱり決して甘く見ちゃだめです、町長。やっぱり慎重に見極めていかなかったら私はだめではないかと思います。その辺はもう少し町長のそういった見通しに対して私は甘いかもしれませんけど、私の質問に対してもう一度このことに対して答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

まず、高齢者住宅の関係ですけれども、これは先ほども言いましたように、前向きにもちろん検討してまいります。もう建てざるを得なくなってくるというふうに思います。これ町民の多くが希望しているということですけれども、それをより具体的に把握したいということで独自の項目を今回入れて調査しておりますので、大体こういう感じなのかというものが、こういう感じなのだというのがわか― 51 ―ってきたというふうに思います。それも参考にして計画をつくっていくということになると思いますので、これはある意味でもう動いているのだという認識をしていただいていいのではないかというふうに思っています。特賃住宅も一方でやはり高齢者のことだけではなくて支えてくれる人がいないと高齢者も困ってしまいます。私ども段々高齢になっていきますけれども、そこに支えてくれる人がいなければ大変な状態になってきますので、そういう人たちが住める住環境だとか、そういう環境も同時に進めていかないと片手落ちになってしまいますので、それはそれもバランス感覚を持って進めていくことが絶対に必要だというふうに考えているところでございます。それから、こういう状態で財政状況がどうなっていくというのは非常に不透明ですけれども、国のほうでもいろいろ震災の復興に回していくのだということになっていくと思いますけど、これはある意味では困っているところにお金を回していくというのは、これは普通の考えじゃないのかなというふうに思いますし、そのことによって津別町が少し影響が出てくるということが仮にあったとしても、それはその被災を受けた地域の人たちがそのお金で勇気づけられたりとか、いい状況になっていくのであれば、それはそれで同じ日本人として応援するという認識に立つべきではないのかなというふうに考えているところです。そんなようなことで状況として町の財政にも影響が出てきた場合は、当然見直しというのは、これは当たり前のこととしてやらなくてはならないことですし、それはどこでどんなふうに調整していくかというのは、まずは財政担当のほうで検討しながら、そしてこの事業はこうできるか、ああできるかというようなことも担当課とも協議しながら、また皆さんにお示しするような形になるかというふうに考えておりますので、その時期がもし来るようなことになれば、また協議をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 平成23年第3回定例会 2011年3月16日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる