津別町議会 平成27年第3回定例会 2015年3月11日
森の健康館の運営について
2015年3月11日、津別町議会の一般質問で、白馬康進議員が「森の健康館の運営について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 白馬康進 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 白馬康進
それでは、次の質問に移ります。森の健康館の運営についてお伺いいたします。まず1点目ですが、本来この施設は、多くの町民から親しみやすく利用されていくことを目指していくべきと思うが、現状そのようになっていないように思うが、今後の利用拡大を含めて、この点どう受けとめているか伺います。
答弁 町長 佐藤多一
まず、一つ目でありますけれども、町民から親しみやすい施設となってないのではないかということであります。森の健康館及び山村体験宿泊施設は、設置目的を「森林空間を利用して住民の研修、保健休養及び都市住民との交流を図り、もって住民福祉の向上の資すること」としまして、平成5年のオープン以来多くの町内外の皆さんに利用されているところです。現在運営を行っています株式会社アンビックスにつきましては、平成 22 年度より指定管理者として、スキー場が廃止され冬の誘客が困難な中で、ホテル業のノウハウを生かし、独自のアイデアや事業展開により運営を行っているところです。これまでの実績を見ますと、宿泊人数、売上額については大きな変化はありなせんが、町民が利用する比率の高い日帰り入浴と宴会の利用者が年々減少しているという状況にあります。このことが、親しみやすさをなくしているという見方につながっているものと考えるところです。町としましては、町内の事業所や団体に対し、親しく営業活動等を行うよう要請しているところですが、従業員の確保がままならない状況にあり、十分な体制がとれない事態にあることも理解しながら、多くの町民の方が利用されるよう引き続き現地スタッフと協議を進めてまいりたいと考えているところです。― 79 ―以上です。
質問 2番 白馬康進
〔登壇〕 今町長から、どう受けとめているかということで答弁いただきましたけど、大体町内の実績が少しずつ下回ってきているわけですから、それに対して、なかなか集客層が増えてということで、その辺はたとえ営業努力してもなかなか増えていかないので、あまり町長としても私の言ったことに対しては、よい受けとめ方をしていないということで、しかし最後にもう少し今後利用拡大を図っていきたいということが最後に付け加えてありますので、そのことを考えまして、再度質問したいと思います。現在この施設は、アンビックスの会社によってランプの宿として運営されていることは 22 年からわかっておりますが、しかし、この施設には、地元町民にとって唯一の保養施設であるのです。それだけに本来町民の人たちから利用しやすいように図るべきであり、そのためにも町民向けにもっと宿泊料金の見直しや、それから町民向けの優待券などによる利用拡大を私は思い切って図るようなことが考えられないのかと。町民の声としてもいろいろ私たちも聞いていますけど、実際にはこの施設を利用するというムードにはなってない、雰囲気にならないのです。私も営業活動でないけど宣伝はしますけど、どうも今私が言ったようなことをきちっと思い切ってやらない限りは、そういうふうな利用拡大にはつながっていかないような気がしますけど、このことを聞いて町長お伺いします。
答弁 町長 佐藤多一
これは、以前からずっと何度も議論されてきたところだと思います。この宿泊料金の見直しにつきましては、一たん下げると非常にその層がまた変化してきて、この今の流れで行きますと宿泊料金が大きな変化がないということは、人口が減ってもそういう状態であるということは、客単価がそれなりに高いから、こういうふうなことが保たれているのだろうというふうに思います。町民に対しての、それじゃあ助成券、今風呂に入るときの券は支援していますけれども、その宿泊に対しての助成券、これはやってやれないことはないと思うのですけれども、これはできればホテル側のほうの努力として、例えば冬期間は 3,000 円引きにするだとか 2,000― 80 ―円引きにするだとか、町民の方は、というような努力をお願いできないかということで、これからも話をさせていただければなというふうに思っています。また、利用するにあたって、よく聞かれるのが、カラオケができない等々の話もありますけれども、またああいう施設で、カラオケを実際にやったりしているのですけれども、二階のお客さんから相当クレームが出たりとか、フロントに対してこのゆっくりする所に来て、防音装置がしっかりしておりませんので、ガンガン聞こえてくるということで、何とかしてほしいというようなこともありますので、ここの防音装置をしっかり直して歌うことをさせていくのか、それともこれはもう思い切って取っ払って、静かなホテルというところに特化していくのか、これらも含めて、また今年度が最終年度に、指定管理期間が最終年度になりますので、ホテル側ともいろいろ協議をしていきたいなというふうに思います。
質問 2番 白馬康進
〔登壇〕 町長もよく認識していると思って答えをもらいましたけど、私は町民の人はいろいろ言っていますけど、1人や2人の意見を聞いてそんなことを言っているわけではなくて、町民多数の声としては私が今言ったようなことを望んでいるのかなと思いますし、町長もいみじくも料金だとか、グレードを下げないということは、これは前から聞いています。だから、私は思い切って、そこを改革しない限りは町民は目を向けていかないよと言っているんですから、今後アンビックスともしやるのだったら、その辺も含めて十分アンビックスに努力するように言ってもらわなかったら、私はこの施設においては、さっぱり町民が喜ぶような施設になっていかないと思います。本来この施設は、地域に密着して、魅力ある施設として町民に歓迎されなければならないんですよ、町長。そういうふうになってこそ町民が行くのです。そこにやっぱり私はあるのではないかと思いますから、今を含めたことについてもう一度、再度聞きたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
議員のおっしゃることは、そういう町民の方もおられるのはわかってます。そうでない方たちも積極的に使われている人たちも実際にいますので、― 81 ―ですから、より使いやすくするためには、どこに少しもうちょっと力をいれないとならないのか、あるいは双方で努力しなくちゃならないところがあるのかということを、またアンビックスさんとも協議をさせていただきたいというふうに思います。私自身は、お風呂のほうの助成もしていますし、町のバスも出してます。それから、新しく運営をされるときには、新しい個室の家族風呂ですか、そういったものもつくっていますし、それから入湯税も上げたりということで、かなり助成を拡大しているという、以前に指定管理者から比較すると相当拡大しているというふうに認識しています。ですから、その辺も理解をしていただいて、会社のほうとしてもやれることも、またもう少し検討していただきたいというお話をさせていただこうと思います。
質問 2番 白馬康進
〔登壇〕 今町長の言ったとおり日帰りの住民サービスだとか、いろいろやって町としてもバス料金をかけたり、風呂の割り引きをしたり、これはやっていることは私も認識しています。ただ、これだけでは決まった人が毎日バスに乗って行くだけで、なかなか集客層が広がっていかなわけです。ですから、自治会や老人クラブだとかいろんな所で、例えばあるとなったら、なぜこのうちの施設を使おうという気持ちにならないのかというのが、先ほど私が言ったようなこともあるんだなということで申し上げたので、この点しかと頭に入れておいてアンビックスと協議をしながら、できるだけ地元の保養施設として、町民から喜ばれるような運営をしていってもらいたいというのが私の質問の趣旨でありますので、町長もそのことは十分わかっていると思いますので、そういうことで、このことついてこれ以上やりませんけど、そういうことでひとつご承知願いたいと思います。次に、さっき出ましたけど、この施設は 22 年から株式会社アンビックスさんを指定管理者とするランプの宿森つべつとして運営していますが、27 年度は指定管理期間最終年度となるところで、この先の運営をどのように考えているか伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
この後の施設の関係でありますけれども、現在は、法令等に基づくもの、あるいは安全や快適性などの内容に基づきまして、緊急性を考慮しながら改修等を行っているところでございます。― 82 ―先にも答弁しましたとおり、今後ともこの施設を運営していくという考えでありますので、将来の大がかりな改修等につきましては、利用状況や観光戦略をもとに検討してまいりたいと考えております。
質問 2番 白馬康進
〔登壇〕 恐らく私たちも一番このことに対しては、仮にどこかの会社をやるといっても、なかなか受け入れてくれる会社はいないからアンビックスに託すしかないなということで、町長もそういう考えでいるということでありますので、ひとつそういうことでこの件については承知いたしました。ただ、付け加えて言うならば、先ほど私が町民利用拡大について町長は先に答弁しましたけど、もう少しアンビックスと話し合って 28 年度から町民向けの拡大を図っていくということで、その辺で双方話し合うと言われますけど、私は町は金出して口は出せないということにならないと思います。これは双方でお互いに町の言い分だとか、そういうことは、アンビックスもやっぱりこれから営業するにおいては聞いてくれると思います。ですから今言ったようなことも、アンビックスに伝えて、やっぱり議員さんの中からもそういう声が出ているということは、町民の声ですから、その辺も踏まえまして、よく協議した中で私は来年からアンビックスにしてもらいたいと思いますけど、その辺確認したいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
指定管理期間が今年度で終了するということで、重要な施設であるという認識は観光振興上も考えているところです。それで、アンビックス社による指定管理を今後も結ぶ方向で考えておりますけれども、今議員がおっしゃられたようなことは当然お伝えしようと思いますし、何よりもこれはインターネットで見れますので、ここで議論されたことは社長も、あるいは支配人もしっかり見ることができますので、そういうやりとりをしているのだということを、きちっと伝わるものだというふうに思っています。そんなことで双方とも利用拡大が図られるよう十分な協議をこれから進めていきたいと思います。また、実は、この森の健康館ランプの宿ですけれども、新しい動きも実は出てます。というのは、今議員がおっしゃられているのは、町民の人たちの利用拡大なのですけ― 83 ―れども、観光戦略上のお話をちょっとさせていただきますと、ここ平成 23 年と 24 年では外国人の宿泊客というのが 23 年、これは1月から 12 月までです、23 年の1月から 12 月までだと6人なのです。24 年は1月から 12 月までで7人ということで、ほぼ同じなのですけれども、25 年に入って 102 人に伸びています。これは、一番多いのが香港、そらから次は台湾、そして韓国、中国というような形で、ここがほとんどです。23 年から 26 年の2月までのトータルでいきますと、1番が香港で 67 人の方が泊まられています。それから2番目は台湾で 41 人の方が泊まられていて、中国が3番目で 35人です。韓国が 27 人ということで、特徴的なのはテレビ等でよく言われていますけれども、26 年に入ってタイが伸びてきています、10 人になっております。それからシンガポールも 10 人で入って来たりとか、それから変わった所ではオランダからも入って来ています。あと、インドだとかオーストラリアだとか、フランス、イギリス、アメリカ、そういった所も随時入って来る、この 25 年から大きな特徴として出てきています。こういう方たちをどう引き込んでいくのかだとか、何をもとにして入って来て、どういう要望を持っているのかというようなことも、これから施設改修等を考える上でも必要な要素になってくるのかなというふうにも考えておりますので、参考までにお話しさせていただきました。
質問 2番 白馬康進
〔登壇〕 ただいまの話で私も外国人観光客が、これだけ 23年から宿泊しているということで、これは大変いい傾向でないかと思います。北海道も今観光として外国人をどんどんどんどん引き寄せるということでありますから、その中で津別町のこの宿泊施設もやはりこういうことで、どんどんどんどん客層が増えれば、たとえ外国人であろうと、私はいい傾向ではないかと聞きましたので、この点についても今後注目したいと思います。町長の知っているとおりニセコあたりはすごいあれで、あの辺の道南の施設見ますとほとんどがそれで勝負かけていますから、津別もできれば今言ったようなことで、町長おっしゃったとおり、そういうものにもやっぱり注目したいと思いますので、参考とはいえありがとうございました。わかりました。このことについては終わります。次に、3点目に質問に入りますけど、この施設は平成5年に建設されて今日 22 年経― 84 ―過し、施設自体の老朽化から大変目立ってきているだけに、今後メンテナンスを含め改修費用などがかかってくるのでないかと先行き心配していますが、この点どうお考えになられているか伺います。
答弁 町長 佐藤多一
先ほどちょっと私先走ってお答えしてしまいまして申し訳ありません。先ほども申し上げましたとおり、今法令に基づくもの、これはちゃんと守っていかなくちゃいけませんので、それと安全性、快適性などを調査しまして、緊急性を考慮して改修等今随時行っているところです。この施設、アンビックスに 28 年以降もというふうに現時点では考えておりますので、今言いました観光戦略も含めて、将来大がかりにしていく必要があるかどうか、そういったものも含めてアンビックス社と協議を十分していきたいというふうに思っております。
質問 2番 白馬康進
〔登壇〕 実は、この町長のおっしゃっていることはわかりますけど、この施設は既に平成 22 年からこの5年間で修繕費と改修工事費含めて約3,500 万近くのお金がかけているわけです。この先もこれ以上かけていくということは、町民目線からいってもいかがなものかと思って私は心配して聞いたわけでありますので、今後、大改修もあるのか、小改修があるのかわかりませんけど、できれば大改修に及ばない中で早くに、もしそういう所があるのだったら検討していけることが私はいいのではないかと思いますので、大改修でドカッとお金をかけるということは、これは大変だと思いますから、その辺を含めてお伺いしておきたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
現時点では、これこれと言って大きな改修というのはないというふうに思っていますけれども、やはり建物というのは、つくった瞬間から劣化していきますので、そういう中で必要な補修をしながら進めていくというのが基本になろうというふうに思います。ただ、戦略上大きく必要なものだとか、それからこれは補修不可能だとか、そういったことが、これは専門の所が見て、危険であるだとか、大胆にかえなければ難しい― 85 ―というようなことが出てくれば、それは対応せざるを得ないのではないかなというふうに思います。
質問 2番 白馬康進
〔登壇〕 今言ったことは私もそう思っていますけど、やはり必要最小限度に見直しながら、やっぱり取り組んでいくということが大事でないかと思いますので、早目に検討しまして、やっぱり絶対その大きな金をかけないようにしていかなければということがあるので、私は聞いたわけですので、今のところでは考えていないということで、その件については終わります。それでは、次に最後の質問になりますけど、新年度において 2,000 万円かけてホテルの従業員宿舎を建設する予定でありますが、このことについての経緯と考え方について伺います。
答弁 町長 佐藤多一
新年度で従業員宿舎を建設する経緯と考え方ということであります。これは、今日の時代背景によりまして、従業員の確保が極めて困難な中、昨年 10 月 14 日に、株式会社アンビックスより今後の運営に関する文書の提出があったところです。これにより、同年、昨年、10 月 17 日に平成 26 年第3回議会全員協議会を開催していただきまして、冬期間の休館日・営業時間の変更、労働条件・労働環境に伴う従業員の宿舎建設及び入浴料金の見直しについて協議をさせていただいたところであります。その後、所管の委員会で協議を重ね、新年度予算に計上したものでございます。従業員の宿舎につきましては、特に夏季の、夏の繁忙期において、社内からの派遣や派遣会社への依頼を行っていますが、それら従業員の住宅の確保が困難なこと。また、市街地に住宅を確保しても、通勤の負担が大きいことなどの理由によりまして、敬遠される状態にあるということでした。そこで、従業員の確保が大変厳しい状況になっているということであります。こうしたことから、ホテルの隣接地に簡易ではありますが宿舎を設置して従業員を確保しようとするものであります。結果、そのことによって町民はもとより、町外の方々も含めたすべての利用者に親しまれるホテルとしてのサービスの提供が図られる― 86 ―ものだというふうに考えているところであります。
質問 2番 白馬康進
〔登壇〕 いきさつとそういう考え方で、つくるということで、私は頭から反対するわけじゃないのですけど、ただ 2,000 万をかけるのですから、町民にある程度理解できるようなことにしておかなかったら、ただ、従業員を確保するだけで派遣従業員を確保するということでなくて、このことによって地元雇用の促進につながるだとか、地域振興に反映されてくるとか、この辺の利点もやっぱり町民にある程度理解させていかなかったら、私たち議会で、またあそこに金かかるのかと言われてばっかりで、私が説明してもわからないのですから、町長はよくこの辺はきちっと住民にやっぱり理解できるようにしていかなかったら、私はだめだと思って、これを質問したわけでありますので、再度このことについてお伺いします。
答弁 町長 佐藤多一
やはり一番ベストは、地元の方がここで働いていただけるというのが一番いいことだというふうに思います。そうなれば、あえてこの宿舎もつくらないで済むかというふうに思いますけれども、そういう状態になくて、なおかつ、高校等にも、これは津別高校だけではなくて、管内北見も含めて高校に募集をかけていますけれども応募がないという実情にあります。そこで、やむを得ず、今確か 10 ぐらいのホテルを運営されていますけれども、そういった所の従業員をうまく派遣しながらとか、あるいは派遣会社に頼んでこっちに来てもらうというやりくり、東京から来てもらう、この間は横浜でしたか、来ておりましたけれども、そういう方をつなぎながら経営をされているという人材の確保に非常に困難な状況に今なっているということです。そこに来たときに、ホテルの中で皆さんが泊まられるという状況になると、満室のとき、特に夏、そういうときに支障も起きますし、それから働いている人も、どこがプライベートな時間なのか、どうなのかというのが全く区別がつかないような状況になってきますので、そういう中から全員協議会でもお話しさせていただきましたとおり、やむを得ずつくらざるを得ないかなということで皆さんに協議をさせていただいたところです。― 87 ―そのときにつくるのであれば、まちなかに建てたらどうかというご意見もありましたし、現地のほうがいいかというようなこと等々もありまして、初めはかちっとしたものというふうに思っていましたけれども、アンビックスさんそのものも、そんな立派なものをしっかり建ててもらうということではなくて、移動可能なもので結構だと思うということもあって、この予算措置ということになったということでご理解いただきたいというふうに思います。