みんなの議会

津別町議会 平成22年第7回定例会 2010年9月27日

(1)1期4年間の進捗状況について/(2)人口減少と住宅整備について

2010年9月27日、津別町議会の一般質問で、村田政義議員が「1期4年間の進捗状況について」「人口減少と住宅整備について」について質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
村田政義 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

この議員がこの登壇で質問した件は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。

質問 4番 村田政義

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告どおり2点について質問をさせていただきたいと思います。まず、1点目の1期4年間の進捗状況の関係であります。町長は、1期4年間の中で工藤町政の後を引き継ぎ、継続事業、あるいは新規事業をそれぞれ進める中で、今任期を終えようとしておりますが、この間の進捗状況についてお尋ねをしていきたいというように考えています。まず、町長は、「あいさつをしあう町」を大きな柱として、町民との会話、歩いて暮らせるまちづくりを基本に 19 年度から進めてきました町民との意見交換の場として懇談会の開催、とりわけ住民の意見を多く取り入れた町政の推進が進められてきたと私は感じております。また、22 年度よりスタートされました第5次総合計画、「町が舞台、主役が町民」を基本に総合計画の取り組みはまさに町民を主体に進められること、このことは、私は高く評価されるものと認識をしている一人であります。とりわけ生活に密着している町道の整備問題であります。今まで国、道の助成を受ける、いわゆる道路幅といいますか規格内での整備しか実施されておりませんでしたけれども、まさに町長は規格外、比較的狭い道路、これらの整備に単年度、単年費の中で実施した。さらには地域情報通信基盤整備として、地上デジタル放送の環境整備、さらには町長は就任以来、町長の公用車の廃止、高齢者・母子家庭の福祉灯油の支給、また放課後児童クラブ、保育所、特別支援児童対策など、さらに将来の― 44 ―住民の足の確保に向けた公共交通計画、あるいは地元の資産を活用した学校給食の取り組み、さらに小学校少数学級の実施など、さまざまな取り組みがされてきたというふうに感じております。あわせて、ペレット工場の建設であります。これについても、今まさに問題になっている地球温暖化、これに緩和した形の中で津別としてもこのペレット工場に踏み切ったことや、さらには先ほど言いました町民を多く取り入れた本年度にスタートされた第5次総合計画に基づき、公営住宅、あるいは町営住宅の建設、そして、まちづくりセンター建設など、新たな事業への取り組みが進められてきています。とりわけ雇用問題の中では、Kニット工場、あるいはKニット工場の再開、あるいは森の健康館の再生、こういったところにおいても雇用の拡大などの取り組みを進めてきた。さらに厳しい町財政の中にあっても、国なり道の臨時交付金を活用しながら公営住宅、あるいは町民会館、児童館などの改修整備など、この1期4年間の中で事業が進められたことに対し私個人としては、この取り組みに対して一定程度評価をするものと感じております。しかし、その反面、取り組みの中で欠落していた課題としても何点かあるのではないかと。先ほど山内議員の中でも「あいさつをしあう町」の話がされておりました。私もこのあいさつをしあう町、町長は、私も前段言いましたように、大きなテーマとしてこの4年間進めてきたところであります。私も以前は自治連合会の役員として、これらの課題についても取り組みを進めてきた一人であります。そのことから、私も日常的に意識をしながらあいさつに心がけ、今日に至っているという状況でありますが、しかし、このあいさつをしあうという、この意味合いには、私は大きな意味があるものと感じております。しかし、今日段階で言えることは、このあいさつをしあう町、これに対する取り組みが私は十分でなかったのではないかというふうに感じています。この取り組みに対して、やはり地域住民、あるいは町職員がどうだったのかというところをもう一度振り返りながら、ぜひこれらについても、この後の取り組みに生かしていただければなと、このように感じているところであります。また、年々人口が減少しているという状況であります。町長が就任のときには恐らく 4,000 弱の人口ではなかったのかと思っています。(何事か言う声あり)― 45 ―

質問 4番 村田政義

すみません、6,000 弱だったと思います。しかし、現状の中では約 5,800 人という状況であります。これを見ても、例えば 21 年度の出産状況を見ますと 31 人、亡くなった方が 76 人。あるいは、これは4月、3月の転出が多いと思いますが、転出された方が 237 人、転入者が 114 人という、数字的に見てもやはりこの後、まさに津別町の人口減がだんだん続いていくのではないかというふうに感じています。そういった面で、やはり減少面に歯止めをかけるような取り組みというものを私はやっぱり今後の本町行政の中では重要なものではないかというふうに考えています。あわせて、若い人たちが定住できるような環境整備、こういったところも含めてこれからの行政の中でお願いをしていきたいと、このように考えています。いずれにしましても、私の感じたことについて若干申し上げながら町長の1期4年間の進捗状況についてお聞きをしますので、町長の考えについてお聞きをしていきたいと思います。それから2点目の関係であります。特定公共賃貸住宅についてであります。先ほども若い人たちの環境整備ということも申し上げました。関連はいたします。非常に今、我が町の住宅については老朽化が著しい本町の公営住宅。また、津別町住生活基本計画を平成 21 年度3月に制定されました。この計画に基づき、今年度より営林署跡地にプロポーザル式によるまちなか団地の建設が始まったとこであります。平成 27 年度までに 66 戸建設が計画をされております。しかし、今、我が町の住宅の状況を見ますと、住宅が困窮しているし、町民皆さんに即対応できる状況ではないというふうに感じております。また、公営住宅の入居に際しては、特定公共賃貸住宅と比較するとかなり低い収入上限となっています。また、単身者が入居可能な住宅は、入居できる団地が限られているという状況であります。私も企業主や、あるいは町内の人たちといろいろと住宅問題について話をさせていただきますが、それらの声をひろっていきますと、やはり企業の人たちは雇用したいが地元に住む家がないから、なかなか雇用ができないのだと、こういう悩み。そして、例えば雇用したとしても若者が地元に住みたいけども、その住む家がないと。こういうことがやっぱり多く聞かされています。仮に、入居できる住宅があったとしても、そこに入れる状況でないし、あるいは古い、そして狭いとか、きたないとか、いろいろ言われますけども、要するに、今若い人たちが― 46 ―本当に必要としている住宅というのは、良質な住宅や、あるいは単身者でも入居できる住宅、収入上限が高い住宅が求められていると私は感じています。この住宅は、やはり特定公共賃貸住宅しかないと考えておりますから、ぜひ、これらの部分についてもこの後の取り組みの中でお願いをしていきたいなというふうに考えてます。企業の人材確保、若い就労者の安定等を促進するためにも、早期に特定公共賃貸住宅の建設に着手すべきだと思いますが、町長はどのような認識と計画を持っているのかお尋ねをしていきたいと思いますので、この2点についてよろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

〔登壇〕 それでは、村田議員からご質問がありました2点につきましてお答えしたいと思います。まず、1期4年間の進捗状況でございます。この4年間、これは山内議員さんからもお話がありました「あいさつをしあう町に」ということを町政方針のサブタイトルといたしまして、これまで町政を進めてきたところでございますけれども、きわめて当たり前のことですが、一番大事なことということで、町民の方からも声をかけられてきたところでございます。この間、これに呼応するような形で、学校や、あるいは自治会連合会におきまして、あいさつの重要性が話されておりまして、励行されてきたことにつきまして、お礼を申し上げたいというふうに考えているところです。役場職員のあいさつの仕方につきましては、時折、指摘を受けることがございますけれども、庁議において、庁議というのは管理職会議でございますけれども、管理職に対してあいさつの励行を示達いたしまして、また、講師を招いての接遇マナーの研修なども進めてきたところであり、以前よりは改善されたというふうに感じているところでございます。この職場内のあいさつにつきましては、もう少し付け加えますと、毎年、実は町内の企業回りをしてございます。そのときにいつも感じるのは、特に、サンマルコさんの工場内での従業員のあいさつには、いつも関心させられております。最近では、オホーツク総合振興局長と一緒に工場見学をしたり、あるいはその後で、台湾の札幌分処長がみえられたときも、一緒に見学をしたことがごく最近ございますけれども、このときに、いずれも働いている人たちが作業の手を止めて、必ずあいさつを― 47 ―してくれるというのを何度も見ているわけですけれども、見てますと、会社の方針が非常に徹底されているのだなというふうに思います。役場もずっと回ってみますと、役場も企業の中と比較しますと、そんなに悪いところには位置していないなという実感も受けているところですけれども、なお、役場もこういうサンマルコさんのような環境になるように、今後も気をつけてまいりたいといいますか、取り組みをしてみたいというふうに考えているところです。この「あいさつをしあう町に」ということの意図するところなのですけれども、これは以前にもお話しましたけれども、コミュニケーションの手段ということで位置づけております。挨拶をきっかけにして社会的なつながりや信頼関係が強まって、そして犯罪を防止する効果を期待するというのが意図するところでございます。あいさつから始まる見守り、あるいは助け合いを、町民の皆さんが行う自主的な活動をとおして、さらに実践されていくように希望するところでございます。取り組みの不十分さというのは私も痛感しておりますので、言葉として別なサブタイトルになりますが、「あいさつをしあう町に」というのは、当選させていただきましたら、その後も町政方針の中に組み入れていきたいなというふうに考えているところでございます。それから、「歩いて暮らせるまちづくり」も同時に進めてきたわけでございますけれども、その一つの取り組みといたしまして、御承知のように昨年3月に策定いたしました津別町住生活基本計画、この理念を反映させまして、いよいよ今年から、まちなか団地の建設を開始したところでございます。もちろん住宅の建設だけで歩いて暮らせる町ができるというものではございませんし、他の公共施設の新設、あるいは既存の公共施設の改修利用、こういったものに対しましても、役場と津別病院を中心に、半径 500 メートルの範囲でできる限り行うことを意識いたしまして、商店を含む中心街の活性化が相乗的に図られるように、そういう意図をもって進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。1期目の公約というのは、やや抽象的な言葉が多かったかなというふうに自分で感じているところでございまして、その進捗状況ということは、例えば何%だとかということは、なかなかうまく伝えることはできませんけれども、議員がただいまいろいろおっしゃっていただいたことなどを一つ一つ振り返りますと、自分としましては、かなり進めることができたのではないかなと― 48 ―いうふうに考えているところでございます。また、住宅や交通などのさまざまな計画の策定も終了いたしておりますので、実践を開始したところでございます。こうしたさまざまな町政の推進に際しましては、これまで日夜、頑張り続けた職員はもとより、協力をいただきました議員各位、そして町民の皆さんに深く感謝を申し上げたいというふうに考えているところでございます。それから、特定公共賃貸住宅でございますけれども、これは津別町の住宅事情について申し上げますと、今年たまたま国勢調査がございますけれども、平成 17 年度の国勢調査によりますと、ここから住宅事情を読み取っていきますと、全道平均と比較した数字でございます。津別町は、世帯数に対しまして持ち家世帯の比率が非常に高い町でございます。民間の借家がきわめて少ないということの裏返しの特徴もあるわけですけれども、これは数字で言いますと、全道平均で、全道の世帯数で持ち家の方の世帯、これは 56%というふうになってございます。これが津別町の場合は、世帯数に対しまして 73.2%が持ち家の方ということで、世帯の7割以上が自分の住宅を持っているという状況でございます。ちなみに民間の借家世帯でいきますと、全道平均が26.9%となっておりますけれども、これは津別町の場合は 4.9%ということで、いかに民間の借家世帯が少ないか、そういうアパート等が少ないかということが裏返しされている数字になってございます。民間の借家が少ないということは、当然、必然的に公営の借家の割合が大きくなってまいります。これも全道平均が、公営の借家、公営住宅等に入居されている方たち、これは 7.9%となっておりますけれども、津別町の場合は、この約2倍の 15.4%ということになっておりまして、町の管理戸数は、町営住宅が今 322 戸、特定公共賃貸住宅が 74 戸、そして町有住宅が 52 戸ということで、448戸今管理しているところでございます。今年の7月の入居状況を見ますと、町営住宅に入居されている方が 248 戸で、空きが 74 戸あります。特賃住宅のほうは 74 戸ですけれども、これは空きがありません。だから町有住宅は、入居 44 戸で、空きが8戸というふうになっております。町営住宅と特定公共賃貸住宅の応募状況なのですけれども、今年の4月、6月、それから7月、9月に公営住宅合わせて5戸の募集をいたしましたが、応募された方は1件ということでございます。これに対して、特定公共賃貸住宅につきましては、募集戸数が7戸だったのですが、それに対しての応募は 15 人― 49 ―というふうに倍以上になっております。このことから、優良住宅への入居希望と、それから町営住宅の所得制限等の壁があるというようなことがあるというふうに分析しているところでございます。今津別町住生活基本計画とまちなか団地建設基本計画に基づきまして、老朽化した旭町団地、それから西町団地、緑町団地、高栄団地、こういったところの受け皿といたしまして、今旧営林署跡地と旭町団地に平成 27 年度までに町営住宅 54 戸と特定公共賃貸住宅 12 戸、計 66 戸を建設しようというふうにしているところでございます。また、これ以外に特定公共賃貸住宅の入居希望が非常に多いということもありまして、今般の津別町過疎地域自立促進市町村計画、この中におきまして、同じく平成 27 年度までに 40 戸の建設を計画したところでございます。可能な限りまちなかでの建設を行いたいというふうに考えているところでございます。なお、先ほど申しました津別町住生活基本計画におきまして、公営借家の必要戸数と、今後この計画の最終年は平成 31 年度でございますけれども、このときの人口 4,700 人、世帯数を 2,080 世帯というふうに推計いたしまして、公営借家の必要戸数は 370 戸というふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。

質問 4番 村田政義

今町長のほうから1期4年間の進捗状況についてお話をいただいたところであります。いずれにしましても、19 年度から町長が行政に携わってきて、この中で私の思うところでは 50 以上の新しい事業、また継続事業含めて進めてきたのかな、その中で、とりわけ保健福祉関係についてもプラス面も出ておりますし、また雇用拡大、いろんな部分で成果が得られたのかなというふうに感じていますけども、しかし、まだまだこの我が町にとってはやらなきゃならないこと、あるいは市街地だけの整備だけでなくて、市街地から離れた集落地、こういったところも含めて、この後、ぜひ取り組みを進めて行っていただけたらなと、そのことを申し上げて1点目については終わらせていただきたいと思います。とりわけ2点目の関係について、今 31 年度までの人口減、あるいは住宅の戸数状況も含めて話をいただいたところであります。やはり、町長のほうも言っておりましたが、やはり特定賃貸住宅の入居者というのが本当に多くいるというふうに私自身も感― 50 ―じていますから、そういう人たちに十分対応できるような住宅の確保というのが、やはり津別町の人口減にも大きくつながっていくのかなと、こんなことも含めて考えていますので、ぜひこの後の取り組みに私は期待をしている一人でありますので、そのことを申し上げ、私の質問を終わらせていただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

評価をいただきまして大変ありがたく思っているところでございます。村田議員さんのほうからおっしゃられました、町を中心にお話が中心的になってございましたけれども、もちろん市街地以外の部分につきましても集落が津別は3つございますので、そこも含めて、そこそこの振興計画も総合計画の中で入っております。それは、総合計画は 10 年間の中でということでございますけれども、もちろん、そちらの市街地の部分につきましても、しっかり目を向けて対応していきたいというふうに考えているところでございます。それから、特賃住宅は本当に必要だなというふうに感じておりまして、実は、来年の津別町の職員も5人採用することになっております。土木技術職員は、先だっての試験で採用を1名確保いたしましたけれども、残り、途中、委員会等でもお話しましたように、事務職は3名というふうに広報等でも以前流しておりましたけれども、その後、早期退職希望者、あるいは急遽死亡された方が出たりということもあって、今4名の採用を計画しておりますけれども、この方たちが全部、仮に津別町以外の方だとしますと、5戸住宅が必要になってくるというのもございます。それから農協の組合長からも毎年職員を採用していきたいというお話があって、何とか町のほうで入居できないかというお話もこの間ずっとされております。それから、安愚楽牧場も、今北見から通われている方、独身者のほうで2名、そして恩根のもとの教員住宅等々に入られている方が3名いるということで、そこもちゃんとした住宅ができれば、恐らく入るような希望が出てくると思いますというお話もされているところでございますので、かなりあるなというふうに思っています。将来的にも、例えば私ども役場でいけば 24 年の3月に 10 人以上の方が定年を迎えるわけですけれども、この方たちのほとんどは持ち家でして、職員住宅が空くという状況にはならないわけです。そういったこともありますし、それから、できれば津別に住宅があれば住みたいという方もあ― 51 ―りますので、それらでいけば、過疎計画で出しています特賃 40 戸、これが十分かどうかというのもありますけれども、とりあえずは計画の中で載せましたけれども、対応を進めて行きたいなというふうに思いますし、特に、早めに前倒しをしてつくっていかないと絶対量が今不足しているところですので、そんなことも頭に入れながら取り組みを進めていきたいというふうに思っています。あとは、土地の問題です。うまくできるだけ町の中にと考えておりますので、現在ある町有地も含めて、あるいは、それなりの金額で買収できるところがあるかどうかも含めて進めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 平成22年第7回定例会 2010年9月27日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる