みんなの議会

津別町議会 平成22年第2回定例会 2010年3月17日

人事評価制度と目標管理制度について

2010年3月17日、津別町議会の一般質問で、白馬康進議員が「人事評価制度と目標管理制度について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
白馬康進 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 白馬康進

〔登壇〕 最後になりましたけど、執行姿勢について私3点ばかり通告してありますので、その3点についてお伺いしたいと思います。まず、1点目でございますが、現状の行政組織において、今年度3月をもって管理職を含めベテラン職員がこのさき5年間で33人の大量退職者がいる中で、今後このことによって行政組織力の低下や業務の停滞などにつながっていかないかという一般町民からも懸念があります。このことに対して、既に町としてグループ制を導入し、機構改革をしていることはわかりますが、私はむしろ今後いろいろと想定されている課題のほうが現実問題として心配しております。特に、人事管理の中で今後管理職員としての登用に当たっての役割と任務に備えた人材育成などにどう対処し、取り計っていくのか、また、さらに、このことを踏まえた今後の人事ローテーションを含めた人事体制づくりを将来を見据えてどう備えているのか、町長の考え方をぜひ示していただきたいと思います。次に、2点目の人事評価制度と目標管理制度についてお伺いいたします。職員の人材育成を目的とする人事評価制度の導入においては、さきの地方公務員法の改正により国の方針でも示されているとおり、この先決して欠かせない必要な課題とし、さきの町長の答弁では、できることから取り組んでいきたいと申しておりましたが、具体的な評価制度をつくり、さらなる考えで実行していくのか、その点お伺いしたいと思います。また、一定の住民サービス向上とコスト削減の成果を共通認識に基づく組織としての目標管理制度においても不可欠なことだと、この先検討課題として進めていくことをさきに強調していましたが、現状どう考えているのか再度この機会にお伺いしたいと思います。最後に、3点目といたしまして、アウトソーシングの取り組みについてお伺いいたします。現状、指定管理者制度の活用はしているものの、さらなる外部委託を進める必要があるということで、昨年より担当室長を配置して取り組んできていることはわかりますが、このことにおいては、早期に進められる分と、時間をかけていかなくてはならないと思う分があると思います。この点、どう検討し実行しようとしているのか。特に、現業部門のバス、機動、特養などにおいては民間移譲や民間委託も含めてどのような視点を持って、またどのような考え方に立って進めようとしているのかあ― 59 ―わせてお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

〔登壇〕 それでは、白馬議員のご質問にお答えしたいと思います。町政執行ということで3点のご質問がございました。まず、一つ目の大量ベテラン職員の退職による今後の組織と人事体制についてということでございます。御承知のように2007年問題ということで、団塊の世代が日本中でたくさん大量退職をするということで、そういうことがマスコミで流れていたわけでございます。昨年で日本的なピークというのは過ぎた状況にありますけれども、津別町においては、それより今少し遅れる形で進んでおりまして、大量退職がまさに今から始まってきているということで、議員がおっしゃったとおりこの5年間で33人の職員が退職するということでございます。内容につきましては、この33人の内訳でございますけれども、昨年の12月に早期退職した者もおりまして、その者を含めまして今年度中に6人が退職ということです。それから、22年度には、来年度は3名退職と、そして23年が、ここが一番多いのですけれども11名退職と、そして24年が4名、そして25年が9名という内訳になっておりまして、この5年間で4分の1の職員が定年を迎えるということで、このうち今管理職は20名でございますけれども、この5年間の中で、このうち16名が退職するという内容になってございます。人が入れかわるということ自体は、職員の新陳代謝が進むというプラス要素ももちろんございますけれども、一方でベテラン職員が大量退職するということで、マンパワーが低下していくと、あるいは実務上のノウハウが失われていくということが危惧されているところでございます。このマイナス面をどういうふうに埋めていくのかということで、これまで職員の大量退職を迎える前に、少数制で業務の推進と職員の総戦力化が必要だということで、そういう組織へということの移行がしていくことが必要だということで、平成20年にグループ制を導入したところでございます。また、各職場において、ベテランの職員の在職中に知識やノウハウを次の世代に引き継ぐ体制づくりというのが急務であるということを考えまして、平成20年度より職員の採用を再開してきたところで― 60 ―ございます。しかし、知識やノウハウの継承につきましては、国の集中改革プランによりまして職員削減を今余儀なくされている中でございまして、将来必要な人材を前倒しで採用していくということがなかなかできない状況になっているところです。現実的には、定員管理計画の関連からなかなか理想どおり進んでいかないというのが、そういう状況にあるということでございます。しかし、そうした中にあっても、手を打っていかなくてはなりませんので、採用につきましては、この2年間で即戦力職員ということも含めて林業技術者の採用を行ってきたところございますし、あるいはまた、法令による障害者雇用もありますので、こういったことも進めてきたところでございます。来年度、23年度の採用につきましては、ことしの町村会の採用試験でいけばことし10月にございますので、これまだ私の任期中の仕事でありますので、一般事務職と専門職、それから新卒と即戦力、あるいは男性と女性、こういったことをバランスを考慮しながら採用を来年度に向けて、また、この秋にしていきたいというふうに考えているところでございます。また、この5年間で管理職の8割が退職するということから、人事管理においてポストの交代を行政運営に支障のないように行っていきたいと。そういうことを進めながら次世代のリーダーの養成を進めていきたいというふうに考えているところです。あわせて分権の一層の推進が想定されておりまして、人材育成を軸といたしまして今年度より始まる新行革大綱改革版、これを予定しておりますけれども、この新しい大綱のアクションプランの中で職員研修の充実だとか、人材育成基本方針、これらによって役場の組織機構や危機管理が低下しないように引き続いて精力的に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。それから、人事評価制度と目標管理制度の関係ですけれども、既に国では平成18年の1月から人事評価制度を施行しておりまして、21年度から本格導入に入っているところでございます。これは御承知のように給与構造改革の一つとしまして、勤務実績の給与への反映、いわゆるこれまでの採用年次等を重視した任用だとか、年功序列的な給与処遇、こういった人事管理を職員の能力だとか適正、あるいは志向、実績等、こういったものを重視した人事管理へ転換しまして、これによって業務遂行能力を向上していこうと、高めていこうとするものでございます。津別町におきましては、― 61 ―新行革大綱の中の取り組み項目としまして、グループ制の検討委員会を中心に調査検討を行っております。これまで、20年の2月には管理職を対象に人事評価制度研修会を実施しましたほか、21年度には制度の内容の理解と運用の課題を把握するために全管理職とグループ制検討委員会を対象といたしまして、8月から9月にかけまして人事評価制度のイーラーニングと、それから職場内の研修を実施してきたところでございます。今後、公表されます国家公務員の検証結果、あるいは先進自治体の取り組み、こういったものを参考にしながら実施に向けて取り組みを進めてまいりたいというふうに考えているところです。次に、目標管理の関係でございますけれども、特にグループ制の導入後、組織力の向上、事務の効率化、それから、事務処理ミスの防止などにつきましては、職場内のコミュニケーションが不可欠とされておりますけれども、まだ十分な状態には至ってないというふうに考えておりまして、本年度において目標管理制度についての職員研修を予算化したところでございます。なお、この目標管理も含めまして、さきに申し上げました人事評価制度と連動させまして、組織運営、人事管理上の課題解決につながるほかの制度などにつきましても研究、検討してまいりたいというふうに考えてございます。それから、最後にアウトソーシングの取り組み状況の関係です。これ幾つかこれまで示した方針等々がございますので、いま一度ちょっと振り返ってみたいというふうに思いますけれども、一つは平成18年の3月に策定いたしました津別町新行政改革大綱、ここで民間委託等の推進という項目がございまして、ここにはこのようなことを書いてございます。「住民サービスを効率的、効果的に提供するために、引き続き本町の適正な管理に基づき、行政責任の確保、個人情報の保護や秘守義務の確保を図りながら、可能なものについて積極的に民間委託を推進する」というふうに記載しております。さらに、指定管理者の活用につきましても、公共性、それから公益性の確保をして、住民の福祉を増進するという公の施設の本来の施設の目的を効果的かつ安定的に果たすことを基本にして、指定管理者制度の目的である公の施設におけるサービスの向上と管理経費の削減を図るため導入を検討していない他の施設の検証を行いながら、制度の活用の拡大に取り組みますというふうにしたところでございます。また、― 62 ―同じ平成18年の3月に策定いたしました津別町職員定員管理計画、これの中には定員管理計画の基本的な考えと方向性といたしまして、「これまで行っている退職不補充とこれに伴う職員数の削減は、将来的な展望に立つと限界を迎えつつあることから、すべての職種における今後見込まれる需要等の精査を行いつつ、業務の執行方法の徹底した見直し、新たなアウトソーシングが可能な分野の発掘、施設管理における指定管理者制度の導入等により定員の削減を目指していくものとする」というふうに載せたところでございます。さらにまた、同じ18年の11月には御承知の自主・自立まちづくり推進計画が策定されまして、ここでもさらなる公共サービスの見直しと行政としての方針の確立の中で見直しの基本的な考え方として、これらの公共サービスは前例にとらわれず行政が行うべきことか、時代や要望に則してしるか、他の担い手はいないか、効率的に推進することはできないかなどについて見極めて行うべき事項を選択しなければなりませんというふうにしたところでございます。こうした方向に基づきまして、現状の取り組みについてでございますけれども、ことしの4月から御承知のように指定管理者制度を再開する森の健康館をはじめといたしまして、相生総合交流ターミナル、それから堆肥製造施設、21世紀の森キャンプ場、それからグレステンスキー場、そしてペレット製造施設のこの6施設、これを指定管理者制度を活用しているところでございます。そして、21年度は、行政経営推進室において、指定管理者制度に関する基本方針と民間委託等に関する基本方針を作成いたしまして、積極的に検討を行い対象となる事務事業を洗い出すとともに、近隣市町村の動向の調査、あるいは資料の収集を今行ってきたところでございます。さらに、副町長及び管理職のメンバーによりまして、外部委託検討委員会を設置しております。ここで、特養、デイサービスについて検討いたします介護サービス部会、それから、町営バスの運行と機動業務を検討いたします町営バス機動部会の二つの部会を設置したところでありまして、今年度中、22年度中に方向性をまとめるというふうに進めているところでございます。このほか、社会教育施設だとか、あるいは公衆浴場、それから町営牧野、これらもありますけれども、これらにつきましても今年度中に条例の整備を行いまして、23年度当初から指定管理者制度の導入を図ってまいりたいというふうに準備を進めていきたいというふうに考えているところでございます。― 63 ―よろしくお願いいたします。

質問 6番 白馬康進

執行姿勢の中では、人事の問題についてはこれは町長の裁量権を持ってますから、私どもが側からどうだこうだと言っても町長の考えひとつによってこの方針というのは変わってきますので、先ほど答弁しましたけど私は3つとも答弁聞きまして、町長自身の方針というものが余り私は答弁として聞かされなかったということに対しては、ちょっと私の見解を含めまして再質問ちょっと長くなるかもしれませんけど、ひとつこういう問題は私なりの見解もありますので、町長ぜひひとつこういうことで聞いているということでご容赦願いたいと思います。私は、さっき山内君の町長2期目を目指すのかという発言を聞いたときに、私は目指す目指さないよりも、町長には2期目を目指すつもりでこういう質問をしていますことをまた認識していただきたいと思います。当然、そこにやっていく気持ちがあるかないかも含めて聞いてますから、やめるならやめればいいし、やるのならやればいいし、それは町長が決めることですから、このことを踏まえまして再度質問したいと思いますのでご容赦願いたいと思います。私は、まず、1点目の関係につきましては、数の関係から見まして今回33人の、5年で4分の1の職員がやめていくと。そのうち16人管理職が20名ないし16人の管理職が8割やめていくと。やっぱりこの件について非常に心配している部分で、今後の人事を、組織づくりをどうするのだということでお伺いしています。これ、確かに危惧されていることはわかりますし、また、町長が言うとおり知識やノウハウを引き継いだ継承もしていかなきゃならないということで、これは中身がどうだという― 64 ―のではなくて、当たり前の言葉を聞いてそういうふうにしていかなかったらだめだということで答えをいただきました。また、6年間補充をしないで、20年、21年からグループ制によってこういう二人ずつ補充もしてきたいということで、そのひずみも私はあったことは十分認識しておりますけど、ここにきてこの団塊の世代がうちの場合は一挙に退職者を募ることになったということで、大変きつい段階が来たなという感じで思ってます。そこでお聞きしますけど、よく組織は人なりと申しますが、組織の活力を与えるのは、やっぱり人の動きによって、また人の配置によって組織全体の盛り上がりが上がってくるのではないかと思います。そのためには、何と言っても、やはりまず第一には人材、人を育てることがまず第一だと思います。そこで、今日グループ制をしている現状の中では、なかなか本来のグループリーダーとしての役割とか任務が発揮されていないようにも見えてます。私は常に役場に来ていますけど、形の中で見えるような状態にはなってきてない。特に、管理職としての目配り、気配りが十分いまいち届いていない、要するにチェック機能においては薄れているのではないかという感じもしております。もちろん管理職は一生懸命やってますけど、ですから、今までのように人事処理ミスなどが発生しやすくなる傾向が出てきているのではないかと思います。要するに責任体制づくりの組織づくりができてないのではないかと、この辺が私は重要に思ってます。それと同時に、先ほど町長申しましたけど、管理職としての後継者づくり、指導育成、人材育成、業務の伝承、これらをやはり考えますと、このことにおいても十分やっぱり発揮してないというか、これからこういう道のりを行きますからやるのでしょうが、この辺が具体的に見えてこない。そこが私はもう一度町長に再度聞きたいわけですから、この件について、こういうふうに考えているのだとか、こういうふうにやるのだということぐらいは、再度再質問の中で求めますのでお願いいたします。それから、人事評価制度について、これは私は前にも質問した経過がありまして、今回再度質問したわけでありますけど、町長の答えを聞きますと、研修をし、先進地の事例だとか、今後実施に向けて取り組んでいきたいと。そして、新大綱の取り組み、策定の中でも庁内で十分検討を図りながら今後進めていきたいという。これは一遍どおりの答えでありますので、このことについて私はなぜこれ今こういう質問を進める― 65 ―かということは、確かに難しい点もわかりますが、このことは前任の町長のときから課題でもあり、早く結果を出すことが必要だと思います。特に現状の人事管理の中において職員の昇給だとか、昇格においては客観的な今物差しがないと思っております。この辺は現状は職員の昇格などは、やはりこういう職員の平等性から申しまして、また能力やその資質の向上から見まして、こういう評価制度をもって、やはり昇格をさせるということが今求められているのではないかと思います。ですから、私は、これらも早い段階で試行も含めながらやはり実行してほしいということで再度申し上げております。これらを考えますと、やはり今の状態では、年功序列型の中で閉塞感が職員の中にも出てきます。これは、今までの流れから見ても当然出てきているわけですけれど、この辺は町長、じゃあこれから登用していく人間においても、管理職としてリーダーとして登用していくには、どういうような物差しで昇格をさせているのか、この機会に町長の考え方も聞きたいと思います。それから、3点目のアウトソーシングの問題におきまして、来年からは一応浴場だとか、身近な体育施設においては、とり進めたいということで聞きました。今、6施設町長も言ってましたけど指定管理者制度に載っていることも私は基本的には押さえてますけど、より身近なものについては、先ほど答弁いただきましたけど、それでは、この点について再質問したいと思いますけど、やはりこれらの問題はすべて受け皿に問題があると思いますから、私は簡単に進むものではないと思います。特に、このアウトソーシングの考え方というのは、職員が今までと同じような業務量だとか、同じペースで仕事しているようではだめであると、できるだけやはり今後職員数の削減を下がらないようにするには、これらの業務の効率の上でも早期に外部委託なり民間移譲に進めるべきだということで、これは最初からの考えできたのだと思います。より推進を検討し図るべきだとは思いますけど、今、やはり見ますと職員はいずれ将来87人体制に人事定員管理の中で募っております。これは、単純に蓄積した人数を87って押さえているわけでないです。このアウトソーイングが進むことによった計算も入れて87人と押さえてるのではないですか。ですから、そこをもう少しこういうことが進まないようでは、やはり私はこの人数というのは、この後、大変な問題が出てくると思いますから、その辺はやっぱり積極的に考えていかなきゃならないと思いま― 66 ―す。確かに、今のバス事業だとか、機動、特別養護老人ホーム、これらはやっぱり民間譲渡するとなったら、これこそ受け皿がなかったら簡単にできません。身近に美幌町が4月から民間移譲で特養もやります。つい最近の新聞では、置戸も民営化に24年からやるということで発表しています。町長は、先ほどの答えでは、やるかやらないかということを今検討しているということで、やはり現業部分においても私は状況はわかりますけど、職員の配置問題もありいろいろと進められませんけど、やるかやらないかということだけぐらいは、きょう答弁の中ではっきりしてません。やれないのならやれないと言えばいいし、そんなもの何年もかけてスピード化もしないで、いつまでもこんなのをやっていても私たちも同じことばっかり議会に出て来て言えないのです、はっきり言って。ですから、そのぐらいの答えはきょう出してほしいと思いますので、もう一度ひとつお願いいたします。以上です。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、まず、グループ制をこう今ずっと本来的にはことしの4月から第2弾に入っていこうという考えで、この2年間進めてきたわけですけれども、なかなか思うようにいかないというのが実情でございます。事務処理等のミスというのもこの間幾つか出てますけれども、これは実はできるだけこういうものはオープンにしていこうという態度をとっているものですから、私も長い職員生活の中で、これはかつてもいろいろありました。それは、内部で処理するのではなくて、こういうものが出てしまいまして、こういうふうに対応しますということで、これはこちら側の姿勢として、皆さんにお伝えをしながら改善していこうという態度をとっているということで、ご理解をいただきたいというふうに考えているところです。それから、活性化するためにこういうグループ制、それから職員が定年を迎えていくというようなことなのですけれども、コミュニケーションというのがやっぱり一番大事な話だろうというふうに思ってますので、課のコミュニケーションを深めるためにいろいろ研修をとったりしてますけれども、実はことしの4月にはまた例によって人事異動があるのですけれども、今年度から課長というか管理職の辞令はこちら側でだれだれどこ課長だとか、どこ主幹だとかというのを出すのですけれども、主査職以― 67 ―下につきましては、例えば企画財政課配置だとか、保健福祉課配置だとかということで人数の配置だけをしまして、そこにあとだれがどのセクションにだれをつけてやったほうが一番効率的で、どううまく動いていくのかというのは、そこの担当課長が一番よく知っている状況になりますので、それは課長の権限を持ってやっていただくという方向に今回とりたいというふうに考えています。ただし、そのときにその課長が異動するということもございますので、それは新しくなる課長とそれから別の場所に行く課長と、それまでの課長と十分協議をする、話し合いをする時間も必要だろうというふうに思っています。その後で主査職以下の発令をするというような形になっていくのではないかなというふうに、課長職でしっかり課が有機的に動くような体制づくりを考えていただこうと、そういう方策をとっていこうというふうに考えているところでございます。それから、もう一つ、これからちょっと検討に入ろうと思っていたのですけども、実は二年前に自分はどこで仕事がしたいのかということを、希望調書みたいなのをとったことがあります。大体2割ぐらいの職員からここでやりたい、働いてみたいというのが出てきたわけですけれども、もちろん行き先が随分たくさんの人がダブってしまって、みんな行かせるというわけにはいきませんので、そういうのもありましたけれども、そろそろ2年たってやってみようかなということで考えていたのですけれども、たまたま今南アルプスで、そういう自己申告制度をもって10月ぐらいに大体次の年の4月に異動のために、秋口からそういう自己申告の希望をとるという制度でやっています。そういうせっかく交流をしているものですから、そことのやり方を勉強してみたいなということで、今担当課長のほうでいろいろ詰めているところですけれども、それを津別流に少しアレンジしていく形になるかと思いますけれども、そこではやはり自分の能力はこうで、こういう資格も持っていて、こういう特殊的なものも持っていると、だから自分はここで働きたいのだというようなことを自己申告すると。一番やりたいのはここ、もしそれがだめなら二番目にやりたいところはここと、三番目にやりたいところはここと。あるいは、自分の性格上非常にここにマッチしているので、今しばらくここでやらせてほしいというようなことも含めて、きちっと出してもらって、それをしっかり見て、そしてもちろんそのときもきっとここの第一希望が― 68 ―ある箇所にたくさん集中するということもあり得るのですけれども、それは人事担当も含めて、そして最終的には私のところの判断も含めて配置をしていきたいと。そういう制度もこれから、一回やったのですけどもっと制度を高めたやつ、これをやってみたいなというふうに考えているところです。それから、外部委託の関係ですけども、これやるかやらないかというよりもやる方向で今進んでいまして、ただ、幾つか検討を進めていく上で、今、行政経営推進室というのを21年度の当初から設けたわけですけれども、実際にやる上でいろいろ問題が出てきます。例えば今白馬さんがおっしゃいました、この間新聞で、置戸町さんがこういう格好で特養を民間移譲していきたいということが出てましたけれども、その検討していくというのは、受け皿がどこを想定しているのかというのがあります。新たな法人をつくるのか、それともどこか医療法人にお願いしていくのかだとか、あるいは、現在ある社会福祉協議会のほうに移譲していくのか、そういうやり方としてはさまざまあると思いますので、それを今検討し始めようというふうな考えていると思いますけれども、もう管内でも検討するというのは、もう残っているのが今の置戸町さんも含めてあと津別、それから小清水、それから佐呂間、この4つしかもう残っていなくて、あともう実際に美幌町さんのようにもう移行過程にあると。それから、紋別さんも移行過程にあるということですから、そういう中で、津別も移行を前提にして考えていますので、それを何というのですか壁としてあるのも事実ですので、それを一つ一つクリアしていこうということで今進めているということで、問題はバスにしても、機動にしても、こちらから移すと言ってもやってくれるところがなければこれはできない話なものですから、それは本当にでき得るのかどうかというのも、それはまだいろんなところと協議をしなくちゃならないということで十分まだ説明できないような状態にありますけれども、考え方としてはそういうふうにやるかやらないかと言えば、やる方向で今進んでいるということでご理解をいただきたいと思います。それから、87人というのが、何かこれある種の呪縛みたいになっているのですけれども、これはアウトソーシング等々組み入れて具体的に87というのを想定したものではございませんで、これは何度も申し上げてますように、当時、集中改革プランで職員の定数管理計画をつくったときのこの最終目標87というのは、当時の類似団― 69 ―体の職員数、それと津別町の人口推計が人口問題研究所から出てましたので、それとかみ合わせていくと大体この87というぐらいになるだろうということで出した数字でありますので、一個一個積み上げてやった数字ではありませんので、当然これは見直しが必要になってくると思います。アウトソーシングが進むと、それによって当然数も変わってきますので、とりあえず今前期の5年が今過ぎました。今月で過ぎるわけですけれども、流れとしてはマイナス1で進んでいますので、ほとんど目標どおり前期は進んできたわけですけれども、後期に向かって、これからより具体的に民間委託等々進んでいくだろうというふうに考えてますし、先ほど谷川議員さんのところでもお話ししましたように公社の拡大も含めて考えていくと、そこで新たな公共を受け皿として持っていくということも方法の一つとしてあるだろうというふうに思いますので、それらを含めて、職員のあり方を考えていくということですので、87というのは絶対な数字というふうには思っておりませんので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 6番 白馬康進

ちょっと町長答えてない部分もありますけど、それはそれとして今の答えの中で、ちょっと私もう一回質問させていただきます。最初に、2回目の答弁の中で、職員としてグループ制の中で配置していくには今後課長に権限を少し責任を負わせて、4月からの人事異動で課長職がやはり有機的な、機能的なやっぱり考えできちっと目配り、気配りをしていくような責任体制をとらすということでありますので、そういうことで私は理解しますけど、やはりさっき言ったとおり、なかなか今の管理職の人たちも仕事の量が減らない、そしてグループ制にしたら今度は垣根をとって幅が広い、そしてやっている人間は相変わらず同じことに取り組んでいる。その中で、今までみたく係長制度だったら、その係の中で係長が目配りがいくけど、全体を今度はグループリーダーが全部を仕切るということは、これはなかなか言葉で言うけど私は今の管理職の業務状態を見て、なかなかこういうことにはならないのではないかなという感じもしますけど、一応そういうことを考えていることはそれなりにいいですけど、実際にそういうふうにひとつしていってもらうようにお願いしたいと思います。― 70 ―それから、職員の自己申告制度、俗に言うこれ適材適所の配置みたいなものですけど、これらもやはり一つの人事評価の導入につながるような、一つの形になってくれればいいなと思います。やっぱりこれらも今町長が言ったように申告して、いろいろな持ち分で、やはり資格持ったとかいろいろあるから、そういう面での人事を配置するということでないかと思うのですけど、やはりこれらも十分吟味してやらなかったら、そこに張り付いた人間がいつまでもそこにいて動かない、今の実際のうちの課長職のところにも張り付いたまんま、もうそこに人がその人がいなくなったら全く引き継ぎもできないし、その分野の仕事が伝わっていかないと。だから最後までそこにいるしかない。うちの場合の管理職を見ますと平均年齢が高いですから55ぐらいで管理職になっても、せいぜい4、5年でやめざるを得ないと。で、やっぱりこの下のほうの47ぐらいの平均から管理職になるのがもう60そこそこになってくると、やはり経験したくてもできないと。ですから、町長もいみじくもさっきこれからの職員というものは、やっぱり配置によっていろいろかえていくと言いますけど、やっぱり職員だって心構えがあるのですよね。そこに管理職にすぐ行ったからって、すぐ即戦力になっていくかと。私たちも議会に来て、今いる管理職とはコミュニケーションはとってますけど、これから上がってくる人たちはコミュニケーション不足だし心構えもなかったら、すぐその部分で今言ったような形の中で、目に見えた形の中で役割だとか、任務ができるかというのは、これは非常に難しい問題ですけど、その辺にもう少しやっぱり副町長がいるのですから、やっぱりその辺の考え方を入れて少しやってもらいたいなというのが、私は今回のねらいであります。特に職員については、この前期の5年間で三十何人、10年を通せば60人の退職者、そのうち管理職が20人やめるということは、はっきり数字の上で出ているのです。だから今からこれに対しての道筋というのか、組織運営のためのきちっとした人づくりだとか、そういう体制づくりを構築してほしいということを私は求めているわけです。特に私はちょっと思うのですけど、やはり前から言われているとおり、今行政が担っている仕事が多いのではないかと思います。アウトソーシングもさることながら。やはり、前から言われているように住民サービスの提供は怠っては困るけど、やっぱり私は今の職員の数の中で、これからもだんだん減っていく中で、あんまり役場に頼っているのも悪いかもし― 71 ―れないけど、担い過ぎていると思うのです。ですから、前から言っているとおり地域は地域、住民は住民の役割と。私はさっきのごみの問題どころでない、ごみに限ったことでない。ここをきちっと住民との話し合いの中でやっぱり進めていかなかったら、いつまでも役場頼りだ、いつまでも役場の職員はこういう行政のことを背負っていかなきゃならい。もうこれだけで手いっぱいの仕事しているのですね。そのほかに今度は地方分権で仕事は来ます。ですから、パソコンが来ようが、コンピュータを置こうが全然改善されていないというのが現実でないかと思います。そういうところにやっぱり行政の中身の中で、運営の中でやっぱり少し整理をしながら、そして職員を育てていくのが私は大事なことでないかと思ってますので、ぜひひとつそのことも踏まえて、もう一回答弁してほしいと思います。それから、人事評価においては、今日の行政組織においてはできるだけ、やっぱりさっきも言ったとおり平等でない年功序列型を廃して、能力、成果主義に基づいて幹部職員の登用、そしてそれなりの考慮をしなさいという、そのときのやるときの時期がきているということは、強く国も言っているのですよ。ですから、私は、先ほどの答えだけでなくて、早くぜひ取り進めて実現可能なものにしてくださいということを言っているのですから、これはちょっと私は進まないような気がしますから、この辺は町長も前に言ったとおり、くどいけどやれるものからやると言っているのですから、ぜひひとつそういうことで取り組んでいただきたいなと思ってますので、再度答えを求めたいと思います。人事の件は町長の頭の中でいろいろ考えている構想もありますから、あんまり深く踏み込んでも、町長が今私の言ったことに対しての考え方だけもう一度聞かせていただきます。最後に、私は、大変苦言でありますけど、町長も気苦労しているかもしれませんけれど、私は会社であれば当然町長は社長でありますから、その経営方針においては社長の方針に逆らうことはできないと思うのです、職員も。町長が町のトップとして方針を決定させていく責任があるのではないかと思います。ぜひひとつ先ほど言ったとおり大綱がどうだとか、庁舎内の会議がどうだとか、もう少し町長のリーダーシップの中でこういうものをきちっと発揮して、私は実現のほうに向かっていただけること― 72 ―を期待してきょうの質問をしていますので、ぜひひとつ前向きにもう一度答弁をお願いして、再質問の答弁を終わりたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

グループ制こうやってやって、そこでいろいろ問題点等々十数回にわたって今もこう話し合われているところでございますけれども、議員がおっしゃいましたように係長制度というのも、それはひとつの昔そういう目配せがきいてということも確かにそういうことも話し合いの中で出ています。その報告書なんかも目を通して読んでいるところですけれども、しかし、これから数がもとの数に戻していくというのは不可能な話ですし、以前は200人近い職員がおりましたけれども、それだけいるということは、今議員がおっしゃいましたように、この10年間で60人もやめるのだぞということですけれども、昔でいけばもっとやめているはずなのですよね、同じ10年という単位で見れば。ただ、その中でずっと満遍なく人をとってきたものですから、うまいことつながってきたというのが実情なのですけれども、御承知のように平成14年から19年の間は、採用ゼロが6年間続いたということです。そのしわ寄せが、当時からそれはわかっていたはずなのですよね。わかっていたのですけれども、その時代がなかなか許さなかったというのも、またわかっていた話なのです。そして、ここの時代を迎えたのですけれども、20年からそれに少しでも穴埋めをしていこうということで職員の採用を開始しているところですけれども、それでもその6年間のブランクを埋めるということは相当厳しい状態にあるというのは全くそのとおりでありまして、そこのところが一番頭を痛めているところです。ですから、単なる採用も単純にではなくて、やっぱり年齢構成だとかさまざまなことを考えながら採用してきたつもりですけれども、本当はもうちょっとばらつきがほしいのは事実なのですけれども、受けてくる方が何というのですか決まってますので、その中から選ばざるを得ないというのがありますので、必ずしも思ったとおりの年齢のばらつきを持って採用するとうことはでき得ませんでしたけれども、意識しながらそういうふうに進めてきているという状況でございます。そんなことで、そういうふうにしていくと、これからの体制というのはどうしても数が少なくなっていきますので、課長職がある意味では昔の一時期津別にもありましたけども部長職的な要素になってきて、― 73 ―そして、主幹の方たちがグループリーダーというのか、今国のほうではよく班長という言葉で言っていますけれども、そういうふうにして管理職の人がそのグループグループの係長的なことでまとめていくというようなことも、これは正直第2弾のことしの4月から、その構想は皆さんにも当時議員でおられた方たちには、当時の検討資料だとか、こういうふうになっていくだろうということはお渡ししているから頭に入っているかと思いますけれども、そんなことがちょっと遅れてますけれども、方向性としてはそんなふうになっていくのかなというふうに考えているところです。役場の仕事そのものが本当に多くなってきてまして、議員がおっしゃっていただきましたように役場の職員大変だと、本当にそういう状態になってきています。あれもこれも、あれもこれもという中で大変な状態になっていますので、それで例えば篠原さんのお話のときにも、なるべくそれを全部役場がカバーしてやっていくということは困難な時代になってきていますので、これを一緒にやっていきましょうと。これやってくださいと言うと、あんたの仕事をおれに押しつけるのかということになってしまうものですから、これを一緒にやってもらえませんかということで、少し負担軽減をしながら分担しながら進めていくという、その取り組みは進んできているというふうに認識しておりますので、さらにそれが拡大する方向に持っていければいいというふうに考えているところです。それから、管理職になってもなかなか即戦力にはならないというのは、それは自分も管理職になったときにそうでしたし、やっぱり3年、4年、5年とやっている管理職のかわりに行っても、それは何だか下の人から見れば頼りないなというところがあったかと思うのですけど、それは経験を積む中でやっていくようになりますので、問題は自分が管理職になってそこに行ったときに、そこの課で何をしなくちゃならないのかということがはっきりわかってないと困るものですから、それは例えば、A課長とB課長が引き継ぎをすると、異動になるのでということで。それはお互いに業務として、あるいは主査同士で業務として出しますけれども、それはある意味で個別の情報交換になっているものですから、その課全体の中で一年の仕事をとおして何をしていく課なのかというのを、やっぱり年間スケジュールというものをしっかり書いて、これはいつまでにこうしなくちゃいけない、もうこの辺から取りかからないとだめだ― 74 ―よとか、ことし新たな予算で入ってくるものは、こういう項目があるからもうこの辺から取りかかろうというような、そういうその課の一つのスケジュールというのができ上がっていないと新たに管理職に行っても、あるいは新たに主査職で動いて行ってもやっぱり不安だと思うのです。ですから、そういうことをやっぱりきちっとしていこうということで、行ったら実際にやらないとわからないことありますけれども、イメージとしては大体伝わってくるというような状況もやっぱり確保していく必要があるというふうに思いますので、それも取り組んで進めていきたいなというふうに思ってます。最後に、やっぱり何だかんだ言っても、私がしっかりしていないとだめですので、それはしっかりまたこういうふうにいきたいということ、基本的にはこの町政執行方針になるのですけれども、節目節目の中で職員と話を進めながら、そこが進んでいるか進んでないか、進んでなければなぜ進んでないのかというようなこと。あるいは、よくここまでやったねということは、ちゃんと評価をしながら執行していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 平成22年第2回定例会 2010年3月17日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる