みんなの議会

洞爺湖町議会 平成26年6月会議 2014年6月18日

洞爺湖町の成長戦略について

2014年6月18日、洞爺湖町議会の一般質問で、越前谷邦夫議員が「洞爺湖町の成長戦略について」質問し、企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春が答えました。

聞いた人
越前谷邦夫 議員
答えた人
企画防災課長 鈴木清隆、町長 真屋敏春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

これから一般質問させていただきます。通告順に質問させていただきますが、毎回、申し上げておりますけれども一般質問というのは政策論争の場でありますから、できるだけ理事者からの答弁をお願いしたいなと思っております。そういう質問になるよう、私自身も努力をさせていただきたいと思うわけであります。まず最初に、洞爺湖町の成長戦略について何点かに分けて伺ってまいりたいと思います。現町政が2期目に入ったわけでございまして、まちづくり総合計画を前進をさせるためにどのような行政手法でとっていくのか、理事者の見解を求めるのであります。このまちづくり総合計画はご承知のとおり、平成19年度から28年度までの10カ年計画であるわけであります。3カ年は前町政であったわけでありまして、真屋町政は平成22年から前年度の25年度まで4年間、担当してきたわけであります。残すところ、あと3年間ということになっているわけでありますが、理事者の答弁の前に担当課長のほうからでも結構ですけれども、この総合計画の執行率は大体何%に当たるのか、まず伺っておきたいなと思います。

町の答え 企画防災課長 鈴木清隆(企画防災課長は2017年3月まで)

執行率というお話なのですけれども、まちづくり総合計画の中では数値的な執行率は出していないところでありますが、主要事業、実施事業として主要事業、また重点、その他で350件ほどございます。また、この事業に関しましては、実施計画の中ではほとんど事業に関して取り組んでいるところであります。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

執行率は出ていないということでございますけれども、いろいろと激動する中での町政運営であったかなと思っております。その辺は十分、理解を深めているわけでありますが、何といっても自治体というのはやはりここの町で住んでいる方々の生命であるとか、あるいは財産を守るというのが骨子であるわけでございます。そういう基本理念に基づいて、この地域社会を権勢的に創造するために汗を流しているだろう思いますし、我々三権分立の中で立法府の議会側もしっかりとした行政のチェック機能機関として使命を果たしながら、歩調を合わせながら、この町の主役を目指して努力をしているわけでありますが、まさに理事者はこれからの4年間を執行していくわけでありまして、住民の方々も大変、この真屋町政に期待度を深めているというのが実態であるわけでありますが、どういう行政手法で、どういう課題を特にこの4年間を取り組んでいこうとしているのか、その辺をもう一度、理事者のほうからご答弁をいただきたいなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

洞爺湖町のまちづくり総合計画も平成18年3月に合併いたしまして、平成19年から平成28年まで10カ年計画を立て、計画を立案させていただきました。まずは、先ほど担当課長のほうからも申し述べたとおり主要事業、重点事業、その他事業で350件ほどの項目がありますが、そのほとんどについては何らかの手はつけてきているかなというふうにも思っているところでございます。しかし、財政が厳しい中ではございましたけれども、平成25年度以降、平成28年までの後半部分で町の安定と将来の発展を見据えた政策、施策の展開を行うべき基本計画の修正をさせていただいたところでございます。目的達成に向け重点的に取り組むとして定住力の強化、産業力の強化、地域力の強化などを上げさせていただいたところでございますが、まず私どもの町の特色とも言いましょうか、地域を生かした地域力の強化が何よりも大事というふうに思っているところでございます。私どもの住む町は、活火山を抱え、自然景観豊かな地域でもございます。そのような中、昭和24年、国内で14番目の国立公園の指定を受け、国立公園地内の一画に位置し、さらには2009年世界ジオパーク認定をいただいた洞爺湖有珠山ジオパークを観光産業の中心に位置づけながら、観光、産業、そして豊かな農業、漁業、それを生かす若い力、それらが結集できるような地域力の強化を目指して、各種支援策を含めて、これからもまちづくり、いわゆる未来につなげるまちづくりを基本に推進してまいりたいというふうに考えておりますが、特に今年度は本町地区の洪水対策、さらには防災減災対策の推進、そして洞爺地区の振興策、産業の振興、定住・移住対策にやはり、しっかり取り組んでいかなければならないなというふうに思っているところでございます。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

本来ならば、書面を見ないで生の声の理事者の答弁を聞きたかったわけでありますが、それはさておいて、今回の平成26年度の執行方針を見てもわかりますように、未来につなげるまちづくりということでございます。そして、最終的には町民との連携協働を強化しながらまちづくりを進めていきたいという、これは同感な考え方であるわけでありますが、今、行われているいろいろな政策課題など、実施をしながら、そして先ほど申し上げました、この洞爺湖町という地域社会を形成的に創造していく、飛躍をする、躍動するという、そのためにはこういう住民の方々と連携協働をとるためには、どういう行政手法を使って住民と一体感を持ったまちづくりを進めていくのか、その手法をお聞かせ願えませんか。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今、ちょっと読み上げさせていただいたやつは、一字一句間違ったら困るなと思って私が書いた原稿でございますので、よろしくお願いしたいと思います。今、この町の活性化といいましょうか、まちづくりのためには、私はやはり若い力をかりなければならないなというふうにも思っているところでございます。特に、観光産業、あるいは商工業、そして農業、さらには漁業、こういう方々の若い力、そしてそれを支えるやはり年配の経験豊かな方々の知恵、アイデア、こういうものをかりながら行動するのはやはり若い方に行動していただいたほうがいいのかなというふうにも思っております。幸い、役場職員もまだ60定年に今なっておりまして、若い方が結構いらっしゃいます。そのような中、役所の中もそれぞれのセクション、ポジションがございまして、特に観光面、あるいは産業面、農業面、いろいろなポストがございます。さらには、子育て支援対策の関係では、例えば福祉の関係、あるいは住民課、いろいろなセクションがありますが、我々が企画立案しても、それを実行に移そうと思うときにはやはり地域の皆さんのご協力がなければ、なかなかいいものには完成しないという部分がございます。そのようなことで、我々はこれからも企画立案をさせていただいていきますが、その中には議会議員の皆様と十分、ご論議をさせていただいて、これでよしとなったときにもちろん住民の方々のそこには声も聞かさせていただきますが、やはり協働のまちづくりをつくり上げていかなければならないなというふうに感じております。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

今回の平成26年度の向こう1年間の執行方針が出されました。その大体、1年間どういうまちづくりを進めていくのかなというのがこの執行方針を見ると理解できるわけでありますが、その中で特に理事者に伺いたいのは、大体3番目にうたっているのですが、平成28年3月末をもって閉校する洞爺高等学校がある洞爺地区においては、現在、洞爺地区進行策検討委員会において学校跡地の有効利用を図るための振興策を議論されているという、そういう文言があるわけでございます。私はやはり、これからの洞爺湖町の飛躍、躍動等々を考えてみたときに、もちろん本町地区、洞爺湖温泉地区はもちろんのことでありますが、いろいろと大きな夢を持たせる、希望を持つことができるのは洞爺地区の地域をどのように振興させていくのか、どういう位置づけをもって洞爺地区というものを躍動させるべきなのかというのが、大きなこれからの洞爺湖町のまちづくりにとっては大きな骨格をいる地域ではなかろうかなと思います。したがって、理事者にお伺いいたしますけれども、この洞爺地区で今、振興策検討委員会が議論されておりますけれども、これは町長に答申されるのでしょうか、それともきのうの課長の答弁ではまちづくり審議委員会でもう一度その協議を深めるかのような答弁であったかと思うのですけれども、その辺の今後の取り組み状況というのはどのような推移を持つのかお聞かせ願います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

中間報告につきましては、町に報告を受けているところでございます。町のほうでそれら、また点検をさせていただきながら、私どものほうとしては今度、逆にまちづくり審議会のほうにも、その球を投げまして、また審議会のご意見もいただきながら、さらにはそれをまた振興策検討委員会の中にフィールドバックしていると、そして再度もんでいただくというふうな今、予定を組んでいるところでございます。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

理解できました、その推移は。懸念をされるのは、この洞爺の振興策検討委員会でまとめたものがまちづくり審議会のほうにボールを投げて返ってきたところで変わるとか、あるいはまた変革されるとか、そういう懸念はございませんか。その辺はどうでしょう。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

それぞれの委員会、あるいはそれぞれの審議会はやはりまちづくりをよくしようという1点にやはり集中しているかなというふうにも思っているところでございます。予算的に例えば合わないものがあれば、それはもう一度ご審議をいただくとか、あるいはこういうことをしたときに、またさらにまちづくりの活性化につながる、新しくそれに盛り込むのだと、当然、そういうことは恐らく全部が全部ということではございませんけれども、若干の部分でそういうものは出てこようかなというふうには思っております。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

それでは、これからの理事者が洞爺湖町を飛躍させるために、躍動させるために努力をしていく、汗を流していくという方向性が見えてきております。この執行方針を見て理解しておりますから、この件についてはこの辺で終わらせていただきたいなと思います。2点目の北海道新幹線新函館(仮称)開業まで2年を切り西胆振、洞爺湖観光に新幹線利用客を取り込むには地域ブランドの構築、町民力の向上がかぎと言われているが、全体的に取り組みが私には見えません。したがって、各自治体との連携、あるいはまた協働、官民一体となった取り組みの進捗状況はということで通告をさせていただきました。駅名もいよいよ新函館北斗ということが決まりました。この、やはり今日まで新函館北斗という駅名が延びたのは言うまでもなく、函館は函館なりの、これからのまちづくりにとっても、経済効果にとっても譲れない部分があったでしょう、一方、北斗市のほうも当然、自分の行政管内に駅ができるわけでありますから、その駅を利用した中でのやはり地域経済の活性化等々考えれば、譲れない部分があっただろうという理解をするわけでございます。この新幹線の問題等々については、昨年の6月議会でも取り組んでいるところでありますが、何といっても東京から新函館北斗までは4時間、場合によっては3時間50分とも言われています。この時間帯でも東京から観光客等々が来るという、そういうこの状況下になるわけであります。私は、この新幹線に乗ってくる一編成で観光客は約750名程度だと、それが10編成になるわけでありますから、大体7,500から1万名の方々が北海道の試算からいっても乗りおりするだろうと、こういうことになっております。やはり、この新函館北斗についた場合に、宿泊等々のことでちょっと理事者の見解も伺いたいのは、聞くところによると函館の宿泊施設は大体238ぐらいで、大体2万3,000人が泊まれるのですが、やはり湯の川温泉には約5,000ほどの収容されるということでございます。そういたしますと、例えば1万人来たとすれば、5,000人等々、あるいはまた七、八千人は函館に宿泊したとすれば、あとの2,300人の方々が黙っていると札幌まで行ってしまうという懸念を私は、実は持ちます、したがって、新函館北斗の駅についた利用客をいかに洞爺湖駅等々に結びつけるか、いわゆる交通アクセスのあり方というのが早急に取り組んでいかなければならない課題ではないのかなと思いますけれども、この辺の理事者の見解を伺っておきたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

特に交通アクセス、これは重要な問題だというふうに思っております。JR北海道さんが会社の体質だったのか、いわゆる事故が相次いで、私どもの町にも実は特急が以前は11本走っておりました。ところが、今現在、8本しか走っていない、特にスーパー北斗以外の北斗系列については、車両が一時期3両と、今現在は5両編成になっているようでございますが、非常に少ない車両で送客をしなければならない。この間も室蘭開発期成会で例年ですと室蘭地方は胆振総合振興局、そして室蘭開発建設部に要望陳情し、その後、北海道への陳情となるわけでございますが、その折りに初めて北海道への陳情要望、さらには北海道開発局、そしてJR本社のほうにもお邪魔させていただいてきました。その折りにお話させていただいたのは、函館まで新幹線が来ると、その折り、今現在8本の特急しかこの路線走っていないと、それを何とか早い時期にもとの11本、もしくは特急の到着する便数にあわせた部分を増便していただけないだろうかというご要望をしてまいりました。そのときに、答えはいただけなかったのですが、会社のほうとしても鋭意営業努力をしますというお話はいただきましたが、具体的な内容はいただけませんでした。が、しかし、帰ってきてすぐに、たしか8本の特急が8月1日から9本に変えるということで、少しは安堵いたしましたけれども、まだまだ2本足りない、さらには特急の便がどれだけ函館につくのか、そしてそれからのアクセスということの要望もしてまいったところでございますが、JR北海道さんも今、非常に厳しい状況に置かれているということから、何とか北海道のほうも支援をしていただきながら、それらを安全に輸送していただけないだろうかという、今、要望をしているところでございます。特に、この長万部からこちらのほう、太平洋沿岸におきましては、すぐれた観光地がございます。登別温泉で、昨年度25年度で125万人でしたか、宿泊者があったと、私どもの地域も洞爺湖、あるいは壮瞥、そして北湯沢合わせますと112万の宿泊者があったという報告をいただいておりますので、何とか、函館から、そしてそれ以降の長万部まではまだ開通がないようでございますけれども、そちらのほうからこの太平洋沿岸のほうにお客さまが来ていただいて、北海道の自然豊かな景観を見ていただく、そういうPRをこれからもしていかなければならないかなというふうに思っております。さらに、胆振総合振興局のほうでは、ただいま胆振3大遺産ということで、アイヌ文化伝承、そしてジオパーク、さらには縄文遺跡群、これを何とかPR、もっと強くできないかということでパンフレットの増冊、あるいは観光PRのPRの増加といいましょうか、そういうものをさらに徹底してやっていきたいというお話も聞いておりますので、これには末端市町村ではありますけれども、我々も一緒に協力させていただきながら、PRに努めてまいりたいなというふうに思っております。さらに、町単独ということになりますが、幸いことし1月、洞爺湖温泉に新たな温泉が地熱温泉が誕生したということで、それを有効利活用をしていかなければならないと。この風光明媚な国立公園、さらにはジオパーク、そして自然豊かな景観、これらのものを組み合わせて何とかこの地熱を利用した観光資源に結びつけるようなものをこれから構築して、それを洞爺湖温泉の売りとして、また洞爺湖の売りとして何とか世に出せれないかということで、今、一生懸命関係方面で努力をしていただいているところでございまして、これら相対を称して旅客誘致につなげてまいりたいなというふうに考えております。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

今、理事者も述べておりますように、北斗が列車ですよね、特急、事故等々があって運休している部分もあると、この北斗の1編成で先ほど新幹線で着く方々は一編成でない50名と申し上げました。これの10往復ですから、10倍すると7,500ということでありますけれども、北海道の試算から言えば約1万人ということになっております。北斗の一編成で乗れるのは、大体、今の車両編成でいくと350名なのです。310名。したかがって750名おりるけれども、350名ほど乗れないと、あとの400名ぐらいはどこに行くのだろうなと、どの交通アクセスなのかなという、そこをやはりこれから関係自治体というの真剣に考えてみる必要があるのではないかなと思っております。ちょっと横にそれますけれども、日本のコンサルタント副社長ということで、室蘭出身で、もこの方は日本国有鉄道の出身の方なのですが、何といっても北海道新幹線が開業すれば経済効果が出てくる、あるいは観光地に対する観光客の誘致には非常にプラス思考になると言っておりますけれども、取り組みをしなければ通過でも札幌圏に行ってしまうのではないかと。例えば、何も対策をとらないと札幌圏に観光客が流れ、素通りされるストロー現象が起きかねないという、そこで、この方もおっしゃっているように、先ほど理事者も述べておりますけれども、やはりこの噴火湾全体の自治体が連携を深めて、いかに噴火湾沿岸、あるいは測量山であるとか、文化圏であるとか、あるいはまた洞爺湖町の有珠山ジオパークなどの景観のすばらしさをいかに売り込むかという、そして観光客に来ていただけるような、そういう方策をとるための強化策を1日も早く打ち出して、官民一体となってあれまた周辺の自治体との連携、協働強化した中で取り組んでいかなければならないと、こういう指摘をされているわけであります。もちろん、この会場にいる方は全員そういう思いだろうと思うわけであります。したがって私は、おくれているなと、見えないと言いました。これは、理事者にとっては失礼な質問通告かなと思ったかもわかりませんけれども、私もこの新幹線来ることによって、洞爺湖観光というのがどんどん躍動する、飛躍する、そういう観光地になってほしいという思いで何度も質問するわけでありますけれども、今まで北側ルートで行くのか、南側ルートで行くのかという新幹線来た場合は、その行為というのはもう半世紀、50年前にやったのです。したがって、八雲にせよ、長万部にせよ、50年ほど前から我が町に新幹線の駅をつくっていただきたいと、こういうやはり行動を積極的に官民一体となって取り組んできたわけです。皆様方もご承知のとおり、理事者もご承知のとおり札幌まで延伸がやはり早くなるのではないのか、あるいはまた部分運行ということで長万部までは早く来るのではないかという、そういう新聞報道もされているわけであります。したがって、私は何を申し上げたいのかというと、以前から北側ルートのほう、ニセコ方面、倶知安、小樽等々、観光客が南側ルートで流れないようにするために何とか臨時列車を走らせてくれと、こういう運動もして、実際に臨時列車が夏場だけでありますけれども走らせている、そういう状況下になってきたと、北側ルートですよ。そして、いろいろ地域の担当者の方々やら、ボランティアの方々が列車に乗り込んで、その臨時特急に乗り込んで我が町のよさを売り込む、特産物の名品を売る、あるいはホームについたならば揺るキャラクターあたりが出迎えをするという、そういう取り組みをとっくにやっているのです。ところが、南側ルートのほうは11市町村の自治体と、そして民間の団体で65団体ですか、これで戦略会議等々の組織化を図ったようでありますけれども、全くその11町の動きというのが見えない、見えるのは何なのかというと11町ではなくて、登別と室蘭と伊達市が戦略会議を設けて、それから商工会を巻き込んで、今いろいろな新幹線の開業した地域に行ってどういう地域ブランドを売り込むか、あるいはまた市民力を高めるかということで一生懸命なのです。それからもう1点、この登別と室蘭と伊達市に加えて、白老が今度、閣議決定されましたけれども、オリンピック開催する2020年までアイヌ民族博物館を整備する、このことによって観光客を白老あたりがどんどん呼び込むことができるという、そういうこの思いで一生懸命やっているのです。ところが、理事者には大変失礼かもわかりませんけれども、西胆振のこういう新幹線で来る観光客を誘致するための動きというのは資源が、すばらしい資源があるのだけれど呼び込む、そういう方策はいまいち見えないのです。したがって理事者どうでしょう。洞爺湖観光地を持っている我が町のリーダーとしてどういうその手法で新幹線で函館、新函館北斗まで来た観光客を、この洞爺湖観光に結びつけるその行政手法のあり方というものを明記して、住民一体となって取り組んでいく環境を整えることが重要ではないかなと思いますけれども、その辺の見解をお聞かせ願いたいと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今、北海道新幹線のいわゆる函館までの延伸につきまして、胆振のほうでは今、胆振4市14市町で共に行動をとらさせていただいております。苫小牧を含め、日高のほうも含め、4市14町で取り組まさせていただいておりますが、今、議員おっしゃられるとおり、北周り、あるいは南周りのほうから見ると、ややもすると南周りのほうは今まで取り組みがおくれていたのかなと、これは本当にそうだったなという思いがいたします。しかし、今、もう目の前に北海道新幹線が新函館北斗まで来るというのがありますので、今、私どもは行政のほかに、行政だけでなくて、いわゆる民間でございますけれども、洞爺湖温泉観光協会ではもう既に東北のほうに修学旅行誘致等々で旅客誘致事業を展開しております。やはり、そのパンフレット、あるいはそのPR誌等々の持ち歩き、これも結構なのですが、直接、生の声を、また洞爺湖のすばらしさを訴えるためには観光旅客誘致、これが何よりも必要不可欠かなというふうにも思っているところでございます。今まで洞爺湖温泉がこれまで発展してきた陰には、やはりそれぞれのホテル、旅館さん、さらには旅館組合、そして観光協会等々の並々ならぬご努力があって、今日の洞爺湖温泉がこれまで繁栄してきたのだなというふうに思っているところでございます。行政のほうとしては、それを後押しできるような事業展開、これの支援、これをやはりさらに強化していかなければならないなというふうにも思っております。首都圏だけでなくて、東北のほうからも、たくさんのお客さまが北海道、そして我が町洞爺湖町へ来ていただけるような旅客誘致運動、これを展開していかなければならないなというふうにも思っております。特に、今、首都圏のほうから、これは横浜、それから愛知のほうらしいですけれども、いわゆる修学旅行生が今までの取り組みの成果で我が町にも入ってきていただいているという部分も報告で受けておりますので、しっかりとした旅客誘致運動を展開していかなければならないなと、そのための支援策は講じていかなければならないなというふうに考えております。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

一般の観光客誘致先としては、今、理事者が述べられたとおりであります。それをやはり強化するというのがベターでしょう。ただ、私が言っているのは、新はこだて北斗まで来た観光客をいかに洞爺湖観光に結びつけるのかという、その策を強化すべきだと申し上げているのです。先ほど申し上げました、この噴火湾全域には非常に景勝地もございますし、文化もありますし、やはり洞爺湖町としては、洞爺湖ジオパークというものが大きくあるわけであります。この景観を一つのブランドということで位置づけを図って、それをいかにこの鉄路、今まで鉄路というと昔は普通列車、急行、特急という、大体3段階にあったわけでありますけれども、今は普通列車と特急ということになっております。この鉄路の利用するのも当然でありますけれども、この先ほどの交通アクセスのあり方として、やはり高速道路を使えるようなそういう環境を整えることができなのか、それとも函館砂原のほうから海を来る、そういう交通体系を整えて洞爺湖観光に結びつけることができないのか、それと場合によっては新宿から箱根まで出ているようにロマンスカーみたいなリゾート列車というものを走らせるような努力が考えられないのか、あるいはまた今、北海道でも随分人気のある蒸気機関車をそういう北斗行きあたりから洞爺行きあたりまで走らせるような、そういう思い切った手法をとるのも観光客誘致に大きく結びついてくるのではないか、そういう気運を盛り上げるためには、何といってももっともっと新幹線の観光客の誘致のあり方、あるいはまた洞爺湖観光をこれから飛躍していくためには2年後ですから、有効に、それこそ観光客を呼び込めるような、そういう政策、方策を全面に打ち出して、住民と一体化をもって取り組んでいくという、そういう環境のあり方というものを求めるわけでありますけれども、この辺の理事者の見解をもう一度、伺っておきたいなと思います。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

高速道路の関係でございますが、今、たしか函館から七飯でしたか、そしてトンネルを越えて大沼公園のところまで、大沼公園からまた新たに高速道路が開通しているということでございまして、一部若干、国道が今あると。高速道路のほうにつきましては、これは早くにいわゆる高速道路をもっと大沼公園から先、七飯のほうまで延伸していただきたいと、これはお願いをしているところでございます。さらに、国道37号線等々につきましては、これも室蘭開発期成会を通じまして何とか整備をしてほしいということで要望をしているところでございます。また、今、日胆戦略会議の中で新幹線ともども戦略会議の中では、苫小牧市さんが中心都市になっておりますが、これはちょっと構想が大きすぎて、なかなか先まで難しいのかなと、難しいというよりも取り組んでいかなければならない問題ではございますけれども、フリーゲージトレイン、あるいは全て長万部まで電線化、あるいはこの胆振線、こちらの室蘭本線の全て電線化ということも全て取り上げさせていただいておりますが、ややもすると時間がかかるのかなというふうな思いがいたします。それと、何といいましょうか特色ある電車を何とか通していただけないだろうか、これらにつきましてもいろいろJRさんともお話し合いをさせていただきましたが、ある一定の、いわゆるかなりの金額を各市町村さんで負担していただかなければ開通、汽車をつくって、または開通させるにしても非常に大きなハードルがありますということで、今、話には上っておりますけれども、なかなか財源的に各市町村さんとも厳しい状況だなというふうな今、現状がございます。また、バス路線の中で、民間企業さんのほうで何とか頑張って函館からこの観光地まで定期バスを出していただけないだろうか、これもお話をさせていただいておりますが、結構、高いハードルがございますが、バスのほうについては高速を走らせるとどうしても運転手を2名つけなければならない、あるいは国道を通ってくると時間が余りにもかかり過ぎる、それと走らすことによって費用対効果が生まれてくるのか、やはり民間企業にとっては非常にリスクも多くあるということでお話を伺っておりますが、ただ、そういう要望等については、それぞれの団体のほうに私どもも要望させていただいているところでございまして、特に町独自、または1市3町、あるいは11市町村で、本当に今、言ったようなものができるというか、例えば改造列車みたいなものを走らすことができるのか、何か特色のある列車等を走らすことができるのか、これはなかなか今はまだちょっとハードルが高く、妥協点まではいっていない現状がございます。

議員の質問 10番 越前谷邦夫

今、理事者の答弁を聞いていると、大変、失礼な言い方かもしれませんけれども、随分、努力をされているのだなということがわかります。そういう、この動きを住民の方々にも周知等々することによって、やはり町民力を高めるというのが、やはり観光客を誘致するためには、その地域に住んでいる方々のそういう観光客誘致への意識を高める、いわゆる町民力を高めるというのがやはりそういう誘致のためには重要なことでありますから、そういう策をぜひとも講じていただきたいなと。それから、地域ブランドのあり方ということで、先ほどもちょっと触れているようでありますけれども、私のほうから申し上げると地域ブランドというのは必ずしも産物ではなくて、やはり洞爺湖町のブランド、大きな地域ブランドというのは自然景観です。この自然景観をいかに他の地域に、あるいはまた外国人観光客等々にも売り込むというのが重要なことでありまして、この地域ブランド化を強化を図る、あるいは町民力を高めるという、その行政手法をぜひ理事者の汗を流していただきたいなと思います。まだまだ新幹線は2年先でありますけれども、若干、環境が変わればまた質問させていただきますけれども、ぜひこの他の町に負けない、札幌あたりに素通りされるような、そういうことにはならないような対策をぜひとっていただければなと思って、この質問を終わらせていただきます。

出典:洞爺湖町議会 平成26年6月会議 2014年6月18日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる