みんなの議会

当別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日

(1)一般照明用の蛍光ランプLED化について/(2)自動運転バスの現状と今後の展開

2026年3月11日、当別町議会の一般質問で、山﨑公司議員が「一般照明用の蛍光ランプLED化について」「自動運転バスの現状と今後の展開」について質問し、町長 後藤正洋、経済部参与 吉野裕宜が答弁しました。

質問者
山﨑公司 議員
答弁者
町長 後藤正洋、経済部参与 吉野裕宜

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 山﨑公司

議長の許可をいただき、通告書に基づき本日は2項目について質問いたします。1項目め、一般照明用の蛍光ランプLED化についてです。家庭向けを含む一般照明の蛍光ランプは、来年2027年末までに製造、輸出入が禁止されます。禁止の背景として、水銀に関する水俣条約により水銀を含む蛍光ランプの国際的な廃止が決定、日本政府もこれに合わせ昨年末、2024年12月に政令改正を閣議決定しております。そこで、蛍光ランプ廃止についての町の考え方について質問いたします。1点目、経済産業省は蛍光ランプの計画的なLED照明の切替えを推奨しております。町は、学校を含む公共施設や街路灯など現在設置されている蛍光ランプのLED照明の切替えについて切替えの計画があるのか、コストやCO2削減効果、優先順位についてどのように考えているのか説明を求めます。2点目、当別町での影響とチャンスをどのように捉えているのか。また、住民の不安ポイント、例えばうちの蛍光灯はLEDに交換できるのだろうか、工事が必要なのだろうか、費用はどれぐらいかかるのだろうかと、こうした疑問に答える地域版ガイドを作るなど、どのように解消していくのか伺います。2項目め、自動運転バスの現状と今後の展開についてです。町内で自動運転バスの冬期運行の実証実験に取り組んでおります。昨年10月から今年1月末まで3,000人に近い人が乗車されたということが報道されておりました。現状の課題と今後の運行の実現を期待いたします。4点質問します。1点目、当別町の自動運転バスは冬期を含む長期の実証の継続、ロイズタウン駅周辺での社会実装、さらに町内公共交通の一部として本格導入に着実に前進しております。特に自動運転バスの冬期運行の実証実験が始まったことで全国でも数少ない豪雪地帯での自動運転バス実証モデルとして注目が高まっております。今回の実証での課題について伺います。2点目、実証実験の継続と高度化、レベルフォー相当の自動運転も実施、ロイズタウン駅周辺の社会実装の可能性が高いと認識いたしますが、本格導入に向けた今後の見込みについて伺います。3点目、人口への影響の見立てとして中長期的には定住人口への影響、高齢者の移動不安の軽減、子育て世代への訴求が考えられますが、移住、定住、交流人口の両面でのどのような影響が考えられるのか伺います。4点目、町内の経済や観光への影響をどのように見立てているのか伺います。今回この自動運転バスの現状と今後の展開については、先日の町長の町政執行方針の中で戦略プラン、人を呼び込む町の再生という中で社会実装等の実現に向け、今後方向性を検討するという施政方針を聞いております。改めてこの件について今日は質問させていただきました。1回目の質問を終えます。

答弁 町長 後藤正洋

それでは、一般質問、山﨑議員の質問にお答えをしたいと思いますけれども、その前に今日ちょうど3月の11日でございますので、一般質問の中にも防災に関する質問もありますので、改めて東日本の大震災から15年目を迎えました今日、犠牲となられました方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様はじめ、いまだ避難生活を送られている皆さんに衷心よりお見舞いを申し上げさせていただき、答弁に入りたいと思います。山﨑議員の一般質問にお答えをいたしますが、初めに公共施設のLED化に関する質問でありますが、平成30年度に策定した地球温暖化対策実行計画において目標を設定し、各施設の利用実績に応じたコストを考慮し、優先順位を定め、公共施設のLED化を進めております。また、令和元年度に実施した大規模なLED化事業により、年間320万円の電気代削減効果及び100トンのCO2削減効果がありました。次に、当別町での影響などについてでありますが、蛍光ランプの廃止については数年前より経済産業省をはじめ様々なメディアや電器店などで取り上げられていることから、大きな影響はないというふうに考えております。また、住民の不安につきましてはご家庭ごとに様々な状況がありますので、まずは町内の電器店などに相談していただくなど住民の皆様それぞれで対応を考えていただくことが必要であると考えております。次に、自動運転バスの現状と今後の展開についてのご質問でありますが、初めに今年度の実証での課題についてですが、今年度はロイズタウン駅周辺において冬期間の自動運転技術の可能性について検証をいたしました。その結果、圧雪路面でも問題なく運行できることが実証された一方で、降雪時には車両のセンサーが雪を障害物と認識し、停車してしまうことですとか、低温に起因する不具合が発生するなどの課題が明らかになったところであります。次に、本格導入に向けた今後の見込みについてですが、町政執行方針で述べましたとおり、社会実装に向けてはこれまでの実証の中で生じた課題の解決に向けて引き続き取り組むとともに、運行に必要な財源や自動運転バスの推進に向けた国の動向を注視しつつ今後の方向性を検討してまいりたいと考えております。次に、移住、定住や町内経済などへの影響についてですが、将来的に自動運転バスが公共交通としての役割を担うことができれば運転手不足に左右されず利便性の高い公共交通体系が確立され、その結果として移住、定住の促進にもつながるものと認識をしております。また、これまでの実証運行では延べ1万人ほどが試乗されておりますが、その多くが町外からの来訪者であり、自動運転バスは町に人を呼び込むツールの一つとして交流人口の増加や町の認知度向上に寄与しているものと捉えております。さらに、町内の観光施設を周遊するルートでの運行により、試乗された方々が道の駅などに立ち寄られるなど町内の経済効果へもつながっているものと考えております。以上、山﨑議員の一般質問に対する答弁といたします。

質問 9番 山﨑公司

1項目めの蛍光ランプの点で答弁をいただいております。1点目で元年度から電気代も320万削減されたとかっていろいろとなっていますが、私の質問の中で学校を含む公共施設や街路灯、その辺のところが具体的に説明がなかったように思いますけれども、その辺の状況はいかがなのですか。

答弁 町長 後藤正洋

先ほどの答弁で各施設の利用実績に応じたコストを考慮し、優先順位を定め、公共施設のLED化を進めておりますということで、個別に幾らということではありませんけれども、トータルで年間320万円というふうに答えたというふうに私は理解しております。

質問 9番 山﨑公司

そういたしますと、現状はほぼ十二分に切り替えているというか、そういう作業は学校及び公共施設、その辺のところは終えている、あるいはこの庁舎についてもやはりどういう現状になっているのかというのはちょっと知りたくてそういう質問をしたのですが、この庁舎も四、五年は継続して使うわけですけれども、今後在庫を踏まえていろいろとなさっているということですが、それが具体的にどの程度今進んでいるのか、それをちょっとお聞きしたかったのですが。

答弁 経済部参与 吉野裕宜

ただいまの質問にお答えします。各施設の在庫の関係というご質問だと思うのですけれども、当然各施設在庫を抱えておりまして、大体目安としては5年間以上の在庫を抱えております。また、学校施設の関係は来年度予算を計上しておりますし、それで在庫がまたLED化になれば少し増えるというような状況になります。あと、役場庁舎につきましてもほぼ点灯時間の長いところは切替えを終了していまして、こちらの議場とか一部残っているところはあるのですけれども、こちらについても在庫を抱えておりますので、これからは在庫をうまく使いながら、その後を見据えながら交換を進めていくということになると思います。以上です。

質問 9番 山﨑公司

1点目については理解いたしました。2点目の中で、住民もやっぱり詳しく分からないものですから、ただ先ほどの答弁では電器店に相談すればいいのだという説明だったと思いますが、先ほど言いましたように自分たちがこの交換できるのだろうかとか、実際工事が必要で、自分たちが勝手にできない場合もありますし、どれぐらい費用がかかるのだろうという素朴な質問があると思います。先ほども私質問で申しましたが、行政としても何らかの形で世の中がこういうふうになっていて、こういうふうにしなさいというガイドというか、アドバイスというか、そういったことが必要ではなかろうかと思いますが、いかがですか。

答弁 町長 後藤正洋

山﨑議員の再質問にお答えをしますけれども、先ほども申し上げましたとおり、それぞれの家庭での電気設備の状況というのは様々だというふうに理解をしておりまして、そういった点では個別のことでありますので、具体的にやはり専門家に聞いていただいて対応いただくということが肝要かというふうに思っておりまして、そのように先ほど答弁した状況でございます。

質問 9番 山﨑公司

分かりました。そうしましたら、2点目の質問に入らせていただきます。4点質問の中で1点目については分かりました。どういう課題があったかということが分かりました。ただ、非常に今人数多い人が乗車されて、さらに冬、こういう豪雪地帯でやっているということを私はもっといろんな形でPRすることによって、この当別町がこういう新たな運転バス、また公共施設に代わるもの、あるいはいろんな観光だとか、あるいは実際のバスの代替という形でやっているのだということについて注目もあると思うのですが、この辺の実証のところの1点目の質問の中で、いろんな課題もありますけれども、それについてもうちょっと公に発表するというか、宣伝するというか、その辺は町長はお考えにはなっておりませんですか。

質問 9番 山﨑公司

1点目の実証の課題が出てきました、先ほどの説明。そういったことを踏まえて、もうちょっとこの自動運転バスの現状、その辺をPRすることが非常に行政にとっても、この当別町にとって私プラスになるのではないかという意味合いで、1点目の中で課題も言われましたけれども、非常にこの注目が高まっているだけに何か違う形でPRするというか、その辺のところは考えてはいないのかなと思って1点目のところで質問します。

答弁 町長 後藤正洋

山﨑議員の再質問にお答えをします。今山﨑議員が申されました実装に向けての実証を行っているということにつきましては、これまでもいろいろとPRもさせていただいておりますし、実際に乗られた方が道内のいろいろな場所から来ていただいて、当別町でそのことが実証に向けてされているという、取組をしているということはPRができているというふうには思っております。ただ、今先ほど述べました技術的な課題ですとか、そういったものにつきましては町からそれをアピールするということではなくて、取り組んでいる事業者が課題としてこれから技術的に克服をしていっていただくということかなというふうに思っておりますので、町がそのことについてPRをするということは避けたほうがいいのではないかなというふうには思っております。

質問 9番 山﨑公司

3点目の中で人口の影響ということで、いろいろと移住、定住、交流人口の面で影響があるというふうに質問して、それに対してお答えいただいておるのですが、実際この自動運転バスというのによってやっぱり定住人口にかなりいろんなプラスの影響が私はあると思っております。それから、高齢者、これ移動の不安の軽減ということで、高齢になると免許返納なんかはしますけれども、非常に暮らしやすい町になるだろうというふうに思っております。それと、子育て世代に対しても、未来技術というか、通常のバスと違いますから、そういうことに触れられるということで非常に教育環境にプラスになるだろうというふうに私は思っております。4点目のところで質問です。町内の経済や観光への影響はどのようにということで質問させていただきました。この町内の経済、観光ということで、今後実装に向けて来年度以降もいろいろとなさると思うのですが、やはりロイズタウン駅周辺というのは非常に観光、雇用の拠点化が進んでおりまして、駅、工場、また道の駅の実際回っている工場というのは非常に私町の経済対策に直結していると思います。同時に観光とか産業振興の移動体験として活用することによって自動運転バスはただの移動手段ではなく、先ほど言いましたように観光コンテンツにもなり得ると。昨年あたり見ていると、非常に道の駅のほうにも行っていまして、それも非常に私は成果が出ていると思いますが、さらに私も最近思うのですが、この観光戦略の中でほかからいろんな方が研修に来ております。ですから、教育の研修ですね、企業の研修。その辺のところをもっと取り組むと視察、研修で訪れられる町という形でこの観光戦略の中で私はプラスになっていくのではないかと思うのですが、同時にロイズタウン駅かいわいが、今年はたしか駅ができて4年たちます。来週の15日も特別列車が走るという非常にPRもやっておるのですが、さらに町長として、この移動バスというか、こういったもので観光戦略をさらに新たにこういう形でやったらどうかという何かアイデアはございませんか。

答弁 町長 後藤正洋

山﨑議員の再質問にお答えをします。今自動運転バスを観光施設を周遊するですとか、そういったコンテンツに利活用できないかという趣旨のご質問かというふうに思います。そういった意味では、これまでいろんな課題を克服するために検証をさせていただいておりますけれども、やはり一番は安全性と、それから経済面でしっかり担保されているかということが大事かなというふうに思っております。そういった点では、これまでも国の支援ですとか、あるいは企業の支援ですとか、そういったものもいただきながら進めてまいりましたので、そういったものを総合的に判断をさせていただきながら費用対効果ですとか、あるいは安全性ですとか、そういったものを基本にしながら、どういったことで具体的に活用できるかということはそういったことも踏まえながら考えていきたいというふうに思っております。

質問 9番 山﨑公司

先ほどの町長の答弁の中でもやっぱり今後の展開ということを皆さんあるいは町民が期待しておるわけです。たしかあのバスも国内産ではなくて輸入でしたよね、たしか。ですから、国とのいろんな接触、交渉、その辺がこれから非常に実現に向かって大切になっていくと思います。ぜひ実現する方向で行政も全力を尽くしていただいて、この当別の自動運転バスによって観光においても、あるいはいろんな面でプラスになっていくことを期待して私の質問を終えます。

出典:当別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる