当別町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月18日
(1)プレコンセプションケアについて/(2)HPVワクチンについて
2025年6月18日、当別町議会の一般質問で、佐々木常子議員が「プレコンセプションケアについて」「HPVワクチンについて」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木常子 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 佐々木常子
おはようございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。4月2日、こども家庭庁は、若い男女に性や妊娠の正しい知識を身につけてもらい、健康管理を促すため、今後5年間の計画案を有識者検討会に示しました。学校での出前講座や企業の研修などを通じて助言する人材の育成が柱で、5万人以上の養成を目指すと発表いたしました。これは、2023年3月22日閣議決定された生育医療等の提供に関する基本的な方針において、男女ともに性や妊娠に関する正しい知識を身につけ、健康管理を行うよう促すプレコンセプションケアを推進するとされた。この方針にのっとった取組を進めています。さらに、2024年6月21日閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針においては、相談支援等を受けられるケア体制の構築等、プレコンセプションケアについて5か年戦略を策定した上で、着実に推進する旨が盛り込まれました。こうした経緯を踏まえ、有識者の参集を得て検討会が設置され、5か年の計画案が示されたものです。こども家庭庁によると、過度なダイエットによる若い女性に痩せや低栄養、高齢出産の増加でリスクの高い妊娠や出産が増えている。こうしたリスクを軽減するため、若い世代がもっと早い段階から正しい知識や適切な健康管理を実践するプレコンの普及が大切だとしています。国は、産婦人科の医師らと連携し、若者向けに妊娠に関する正しい知識や相談窓口を紹介するサイトを開設しているほか、全ての都道府県で相談支援体制が整備されています。検討会では、20代の大学院生の女性が妊娠、出産について具体的な準備や対策の方法を知りたいが、男性と女性で意識が差があると感じるので、男女問わず関心を高めたり、身近に感じたりする施策が必要だなどの意見が出たそうです。厚労省が行った国民健康栄養調査では、痩せ、BMI18.5未満の状態にある女性は20代から30代で20.2%と高い水準になっています。若い女性の痩せは、貧困や骨密度や筋力の低下などを引き起こすほか、月経不順や不妊、低出生体重児の原因になるなど、将来の妊娠や出産に影響するとされています。35歳以上で第1子を出産する高齢出産の割合も増加しています。2005年には1割を超え、2023年には21.6%を占めています。高齢での妊娠、出産は、妊娠高血圧症候群をはじめ、妊娠糖尿病などの合併症や流産のリスクが高まると指摘されています。国立成育医療研究センターでは、10年ほど前からプレコンセプションケア専門の外来を設置しており、男性の健康状態も重要だとして、カップルでの診察も行っております。将来の妊娠、出産に備えて健康管理をするプレコンセプションケアですが、プレコンを一生涯の健康づくりの基礎として位置づけ、未就学期、児童生徒期、成人期に分けて切れ目のない支援と適切な知識を身につけられる仕組みが必要ではないでしょうか。プレコンは若い男女が生活の質を高めることで、不妊や早産のリスクなどを減らすことを目指し、また妊娠を望まない人にも適切な知識を身につけてもらい、健康的な生活ができるようにしていくこと、未就学期の対策では、子どもたちへの教育とともに、こども園に通う保護者を対象に子どもに問われたときどう正しく伝えるのかなどを学ぶ研修会なども大切であるというふうに思います。未就学期、児童生徒期においては、包括的性教育が必要ではないでしょうか。小さいときから他人に触れられるときは同意が必要であると学ぶ、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツを自分事として考え、自分も相手も大事にすることの実践が性的同意につながっていきます。また、子どもたちはネットで性に関する情報を目にどんどん吸収していますが、必ずしも正しい情報であるとは言えません。早い段階で正しい知識を伝えることが大事であるというふうに考えています。厚生労働省の衛生行政報告例によると、2023年度の道内の人工妊娠中絶件数は5,024件で、10代は483件と1割近くを占めています。人口1,000人当たりの実施率は、全国平均より高めに推移しています。知識が不十分なまま10代で妊娠、中絶を経験し、心に傷を負う例もあります。学習指導要綱には、妊娠の過程は取り扱わないとの歯止め規定があるため、日本の性教育は遅れているのではないかという声が聞こえたりもしています。世界の国々では、包括的性教育が積極的に進められています。避妊や性感染症、過度なダイエットによるリスクについて正しい知識もなく、相談先も知らない若者は多いのではないかとの指摘もあります。計画案では、学校での出前講座や企業の研修などを通じて助言する人材の育成が柱とありました。また、計画案によると食事や睡眠などの生活習慣に関する指針や健康な妊娠、出産の知識を若者に普及させる。SNSやイベントの開催を通じて若い世代のプレコンセプションケアの認知度を5年後に80%にすることを目指す。学校や企業、自治体での取組も強化し、助言する人材を育成する。一定の研修を修了した保健師や企業の人事担当者、教育委員会なども想定しているとありました。5点質問いたします。1点目、プレコンセプションケアについての認識を伺いたい。2点目、当別町としての取組はどのようなものがあるのでしょうか。3点目、こども園において包括的性教育を行うのか。また、保護者への研修会などを実施するのか。4点目、小中学校において包括的性教育を行うのか。5点目、小中学校において出前講座を行っていくのか。以上、5点についてお願いいたします。次につながる話ですが、HPV、ヒトパピローマウイルスは子宮頸がんだけでなく、咽頭、外陰部、膣、陰茎、肛門にできるがんの原因となることが知られています。咽頭がんの中で中咽頭がんは、圧倒的に男性にできやすいと言われています。HPVワクチンは、日本では女性のみ定期接種となっております。ウイルスの多くは性的な接触でうつりますので、そのような接触が始まる前、学童の時期に接種していくことが大きな予防効果を発揮します。男の子に接種すると自身の将来のがんや感染症の予防だけでなく、将来のパートナーに感染させないことにもつながっていきます。世界的には、男性への接種も当たり前となっている国が多い現状のようです。日本でも2020年12月に男性への接種も可能となりました。包括的性教育では、このような内容も学んでいけると思います。質問いたします。1番目、男性への接種が可能であることと意義の周知が必要ではないでしょうか。2番目、負担が大きいため接種の助成が必要ではないか。この2点についてお願いいたします。以上で1回目の質問を終わります。
答弁 町長 後藤正洋
佐々木議員の一般質問にお答えをいたします。まず、プレコンセプションケア、ちょっと言いづらいのですけれども、についてなのですけれども、こども家庭庁でのプレコンセプションケアの推進に向けて、今後5年間を集中的に取り組む期間として対策をまとめ、5月22日に公表したということは理解をしています。ただ、私としてはもう既に4年前から北大の先生ともちょっといろいろと研究をさせていただいていまして、この取組について勉強させていただいておりました。このプレコンセプションケアの概念としましては、単に性教育ですとか妊娠前のケアだけではなくて、性別を問わず適切な時期に性や健康に関する正しい知識を持っていただき、妊娠、出産を含めたライフデザインですとか、将来の健康を考えて管理を行うこととされており、生涯にわたり身体的、精神的、社会的に健康な状態であるための取組として重要であると私も認識をしているところでございます。町といたしましては、子宮頸がん検診ですとかHPVワクチンの予防接種のほかにも18歳から39歳の方を対象としたフレッシュ健診や当別高校の生徒を対象といたしました保健師による性の講話などを実施し、性や健康に対する取組や知識の啓発に努めているところでもあります。また、こども園での包括的性教育、または保護者への研修会につきましては、町内2か所の認定こども園におきまして園児への性教育、またはそれに関連する保護者への研修会等は現在のところ行われていないというふうに伺っておりますが、こども園での性教育につきましては、令和5年12月定例会で佐々木議員からの一般質問で教育長からも答弁しておりましたけれども、各家庭での教育が大切であると私も思っておりますので、保護者への啓発も含め検討してまいりたいというふうに思っております。次に、HPVワクチンについてのご質問でありましたけれども、HPV、ヒトパピローマウイルスワクチンの予防接種につきましては、女性を対象として3種類のワクチンが薬事承認されており、現在小学校6年生から高校1年生を対象に定期接種を行っております。HPVワクチンの男性への接種につきましては、厚生労働省の専門部会であります厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会において、男性の肛門がんなどの疾患に対し有効性や安全性は一定程度認められているものの、費用対効果には課題があるとの評価結果が出ております。一方で、様々なデータが新たに得られるなど前提条件が変われば、さらに議論を行う必要があるとされているところであるというふうに伺っておりますので、町といたしましては知見を確認した上で、今後必要な対応を行ってまいりたいと考えております。また、男性の任意接種への補助につきましては、国や他の自治体の動向を注視し、他の福祉施設全体の優先度を考慮した上で在り方を判断してまいりたいと考えております。以上、佐々木議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
それでは、佐々木議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、小中学校において包括的性教育を行うのかとのご質問でございますが、現在学校では現行の学習指導要領に基づき性教育を実施しております。性情報への対処、エイズや感染症の予防についても取り上げながら、性被害防止、薬物乱用防止、人権尊重など発達段階に応じた学習を行い、正しい知識だけではなく、性に関する思考力、判断力、表現力の育成に取り組んでいるところであり、それ以外については各家庭での教育が大切であると考えています。次に、小中学校において出前講座を行うのかについてのご質問でございますが、専門的な外部講師により児童生徒に向けては性の多様性についての講座を、教職員に向けては性的マイノリティーに関する指導力向上を図るための講座を行っております。今後も各学校長と協議を行い、各種の専門的な知識を有する外部講師による講座を実施してまいりたいと考えております。以上、佐々木議員の一般質問に対する答弁といたします。
質問 5番 佐々木常子
ありがとうございました。プレコンのサポーターの研修のお話がありましたけれども、保健師、学校医、養護教諭、教育委員会というふうに発表もされておりましたが、これを研修を受けさせていくという考えはありますでしょうか。
答弁 町長 後藤正洋
再質問ありがとうございます。先ほど申しましたように、プレコンセプションケアにつきましては、議員ご指摘のように、いわゆる妊娠期前からヘルスケアを行うということなのですけれども、やはり幼児期から成人期まで成長段階に合わせて心と体の健康ですとか、あるいは家族ですとか、ウェルビーイングといいますか、生活の豊かさですとか、あるいはパートナーを得る、あるいは子どもを得る、あるいはそれぞれの生き方を実践をしていくという尊厳を守っていくということは大事だというふうに思っていまして、それを実践していく上でのいろいろな知識をこのプレコンセプションケアの中で得ていくということが必要なのだろうというふうに思っています。そういった意味では、今議員がご指摘をいただいたように、講習会ですとか、そういった場を通じて知っていただくということも大事だというふうに思いますけれども、冒頭申しましたように、北大のある先生といろんな議論を今私重ねておりますけれども、そういった中では世界的には5歳からもうこのプレコンセプションケアが始まっているというふうに言われていまして、それぞれのやっぱり発育段階に合わせて体がどう変わっていくのかですとか、そういったことも含めながら自分の人生設計がどうあったらいいかというようなことを考える機会をつくっていただく、そういった知識をそれぞれの発育段階で持っていただくということが大事だと思っていますので、そういった点では、今北大と私のほうで進めさせていただいているのは、例えば学校現場がいいかどうかちょっと分かりませんけれども、5歳から始まるということですので、それぞれの年代に合わせた、それぞれの発育段階に合わせた正しい知識を行政なり、いろんな団体が提供していく。本来ですと、そこをこども家庭庁の皆さんが全国的にやっていただけるということに私は期待をさせていただいているのですけれども、なかなかそうならない場合もありますので、そういった点では地域が少子化を克服していく、そのための一つの手段としてそれぞれの地域に関わっている男性も女性も含めてそういった正しい知識をしっかりと知った上で、自分の人生設計をしっかりとできるような、そういう知見を伝えていく、そのことが大事かなというふうに思っています。そういった意味では、その中の一つの方法として講習会ですとか、そういったことができるということがあれば、それはさせていただければというふうに思っています。今北大が実践をしていますのは、例えば企業ですとか、あるいは地域、あるいは行政に対してそういった場を通じてそれぞれの年代に合わせた正しい知識を提供するということは実践をしてきておりますので、そういったことが当別町内で今後できるような体制づくり、仕組みづくりをしていきたいというふうに個人的には思っております。以上です。
質問 5番 佐々木常子
すみません。1の2の取組について質問しました。ちょっとすみません。今の続きなのですけれども、いろいろ講座とかやっていくということでしたけれども、今回発表されたこども家庭庁のやつでは、5年の計画で出前講座や研修などを通じ助言する人材の育成が柱ということなのです。5万人以上を養成していく。その中で自治体の職員であるとか、保健師であるとか、教育委員会であるとか、企業においては企業のドクターであるとか、そういうのが発表されているのですけれども、そこに参加するのでしょうか、人材育成、こども家庭庁でやっていく。この研修の、人材育成のための研修に当別町としても例えば保健師にその研修を受けさせるとか、サポーターとしての認知されるわけですけれども、そこに参加するのでしょうかという質問です。
答弁 町長 後藤正洋
まだ多分担当のほうで具体的なことが下りてきていないという状況なのかなというふうに理解をしていまして、そういった意味ではその辺町がどう関わるかですとかということも含めて検証をさせていただく中で、内容もできましたら吟味をしていきたいというふうには思っております。先ほどプレコンセプションケアということでお話をしましたけれども、やはり正しい知識をしっかりと知っていただく、年代ごとに。そのことが、今の現状でいくと晩婚化が未婚化につながっていっているですとか、いろんなことがあると思っていますので、そういったことの誤解を解けるような取組というのを私はこども家庭庁に期待しているのですけれども、そういった実質的に少子化を克服できるような取組をこども家庭庁がやれる、できるような、あるいは地方としてもそれをしっかりと実践できるような取組に対して参画をしていきたいというふうに私は思っております。
質問 5番 佐々木常子
すみません。これ最後でしたっけ。同じところです。
質問 5番 佐々木常子
分かりました。このプレコンの取組というのは、とても大事なことだというふうに思っていて、当別町では進学とか就職とかで若者がどうしても出ていくという場面は多いかと思うのですけれども、ここが充実してくると一回出ていっても戻ってくる、子育てにはすばらしい町だというふうに私自身も感じていますし、それをまたここを充実させていくことは、とてもそこに大きな意義があるのではないかというふうに思っています。すみません。質問ですけれども、先ほど当別高校で行われているってありましたけれども、ぜひ私も見に行きたいなと思っているのですけれども、それが可能であるのだろうかというのと町長ご自身とかは見に行くようなお考えはありますでしょうか。
答弁 町長 後藤正洋
佐々木議員の高校の出前講座の関係の再質問でありますけれども、再々質問かな。それで、それにつきましては高校から依頼があって保健師を派遣していまして、学校が公開講座にしているわけではありませんので、そういった意味では学校のほうで許可があればそれは受けれるということがあるかもしれません。ただ、同じような講座を別なときに一定の聴衆のところでお願いをしていただければ、それは同じような講座を開くということは可能かというふうに思っています。ただ、私としては、先ほどから申しましているように、このプレコンセプションケアの幅広い人材というか、人生の中で、世界的には5歳から始まっているというふうに言われていますので、そういった5歳から成人期を迎えて、そういった人たちに例えば体の仕組みですとか、いろんな正しい知識を得た上で自分の人生設計をしっかりとかなえていくための知識を持っていただく、そのための努力を行政なり、こども家庭庁がすべきだというふうに思っていますので、あと判断をされるのはそれぞれの個々人がどうするかということ判断されればいいと思いますので、そういったことがやはりこれから、これまでの日本の常識が全て正しいということはないと私は思っていますので、そういった間違ったことについてもしっかりと教えていくということは必要かなというふうに思っていますので、そういった教育がされることによって少子化を一部でも克服できるような、そういうこども家庭庁の取組になってほしいなというふうに期待をさせていただいているところでございます。以上です。
質問 5番 佐々木常子
ありがとうございました。1の3番なのですけれども、町長先ほども検討してくださるという答えでしたのですけれども、もう少し、すみません、それでそうなのだなって納得している部分ではあるのですが、以前こども園の園長先生と話したときには、性教育は行っていないのだけれども、嫌なことをされたときには必ず嫌だというふうに声をかけて指導しているのだというお話でした。だから、そこが本当にまさに包括的性教育で人権の部分と、だからそこ本当にもう少し進めていただけたらなというふうに思っています。先日の石狩の事件がありましたけれども、児童の虐待死、こども家庭庁の第19次検証結果が発表されています。令和3年の分です。死亡が74名、うち心中以外が50名で、ゼロ歳が24名なのです。ゼロ歳のうちその日、ゼロ日というのが6名、一番多いのですけれども、本当に何かまさにこの石狩の事件そのものだなと思うのですけれども、やはり性教育の大事さというのを感じないではいられない。本当に今町長がおっしゃっていたとおり、小さいときから始めるのが、身についていきます、そういうことって。さっきも言ったように、体には勝手に触れないとか、そういうことが本当に大人になっていく過程の中でとても大事だというふうに思うので、ぜひ先ほどの検討の部分を強く望みます。すみません。これ質問ではないですね。検討するってお答えしてくださっているので、それ以上は何かないのかなとも思いましたけれども、もし何かあればお願いします。
答弁 町長 後藤正洋
今ご質問があったことを社会的に解決をしていこうとすると、恐らく性教育の分野だけでは難しいのだろうというふうに思っています。そういった点では、やはり子どもたちにその認識をしてもらうことも大事ですけれども、子どもを育てている家庭、親御さん、そういった人たちに押しつけるわけではないですけれども、大切な価値観というのは何かですとか、いろんなことをもう一度考えていただくという必要が僕はあるのではないかなというふうに思っています。今回も禁錮刑が拘禁刑になったというようなお話がありましたけれども、いろいろと社会が変わっていく中で変化というのは必要なことだと思いますけれども、特に子育てとか家庭を守っていくという中では変化しなければならない部分とそうでない部分等がやっぱりあるのだろうと思いますので、そこのところをしっかりと守っていくということがないとなかなか、いろんな対応、多様な対応をしなければならなくなりますので、社会的なまとまりがなくなっていったりですとか、人に対する尊厳の価値が変わってしまったりですとか、そうなってくると何かを守ろうとしても守れないという状況が起きてくるのかなというふうにちょっと私は危惧しています。そういった意味で、当事者の皆さんにそのことを気づいていただくということも当然そうですし、その周りの人たちに対しても同じように気づいていただき、一緒に子どもを守っていくですとか、あるいはそれが広がって、社会が子どもたちを守っていくですとか、そういった社会づくりをしていかなければならないのではないかなというふうに思っています。そういった意味で、今日ご指摘をいただいたプレコンセプションケアについては基本をしっかり学んでいくということが大事だと思っていますので、表面的なことばかりを教えるということでなくて、そこは生命がどう誕生したかというところまでやっぱり遡るのだと私は思っています。ですから、そういったところも含めて命の大切さを学校で教えていますけれども、本当の意味での大切さというものをもっともっとかみ砕いて教えていく必要があるのではないかなということを今日の佐々木さんの一般質問を聞いて私は強く感じたところでございます。答えになったかどうか分かりませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 佐々木常子
ありがとうございました。次、1の4というか、教育長にお伺いしたいのですけれども、いろいろ今までも取り組んでくださっているということだったのですけれども、先ほど町長のほうにも質問したのですけれども、さっきのプレコンのサポーターの人材育成の話で、教育委員会の職員という話も明確に出されているのですけれども、その辺については参加していくという考えはおありでしょうか。
答弁 教育長 三澤吏佐子
ただいまのところ詳しい情報が私どものほうにはございません、正直申し上げて。そういうことでございますので、これがだんだん情報が入ってくる中で国や道の状況、動向を踏まえて対応をしてまいりたいというふうに思います。
質問 5番 佐々木常子
そのまま続きなのですけれども、今回保健師で性的マイノリティーとか、そういうのをやったという話でしたけれども、私もまだ当別高校でやっている性教育のは実際に見ていませんから、どういう内容かというところまではちょっと分かりかねますが、そういう出前講座というのでしょうか、そういうのはやっぱり小中学校でも希望としては非常に取り入れてほしいと。少しずつ今入れてくださっているし、今言いましたけれども、石狩の件とか見てもやっぱりそれだけで全てが解決するなんていうことはないですけれども、でも大きな大事な点でもあるというふうに思うのです。ぜひ本当にこの部分を、ましてそれを、性教育を専門としてやっている保健師のグループみたいなのもあるのですけれども、前回質問したのはそういうのを想定していたのですけれども、今回当別高校でうちの保健師がやっているというのを聞きまして、そういう部分であれば非常に身近ですし、ぜひそこら辺を取り入れてほしいなというのが私の希望なのですけれども、どうでしょうか。
答弁 教育長 三澤吏佐子
様々な研修の中で講師としていろいろな方々に学校では関わっていただいております。そういう中で、子どもたちに最も適した講師がどんなお話をしていただくかというところについて情報をまずはたくさん集めて、そしてそれを学校にお伝えする。そういう中で、校長と協議をしながら適切な年代に合わせた講師の講義を学校の中で子どもたちに向けて展開していくということ、これは必要と思っております。