当別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日
(1)当別高校との教育連携について/(2)アフターコロナにおける公園遊具の取り扱いについて/(3)現庁舎の継続使用における課題について/(4)災害時の通信インフラ確保について
2024年3月12日、当別町議会の一般質問で、角田広佑議員が「当別高校との教育連携について」「アフターコロナにおける公園遊具の取り扱いについて」「現庁舎の継続使用における課題について」「災害時の通信インフラ確保について」について質問し、町長 後藤正洋、総務部長 長谷川明が答弁しました。
- 質問者
- 角田広佑 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、総務部長 長谷川明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 角田広佑
議長より許可をいただきましたので、発言をさせていただきます。質問の前に、1月1日に発生いたしました令和6年能登半島地震並びに2日に発生しました日本航空と海上保安庁の航空事故におきまして犠牲となられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、現在も避難生活を強いられて余儀なくされております被災者の方々に心からお見舞いを申し上げたいと思います。また、本日通告しておりました質問のうち通告の1番目におきましては、より一層の調査を要すると判断したことから、本会においての質問は時期尚早と判断しまして、通告を取下げさせていただきます。関係者の方々にご迷惑をおかけいたしましたこと、ここにおわび申し上げます。それでは、その他の通告に従いまして3項目、5点について一般質問を始めます。まず、アフターコロナにおける公園遊具の取扱いについて質問をいたします。新型コロナウイルスの感染対策が第5類へ移行し、インバウンドを含め町内への来訪者が増加していることは、昨年の令和5年第4回定例会の一般質問において私からも説明をしたところであります。町民の皆様も自粛が明けて外出が増加し、先月阿蘇公園で行われたあそ雪の広場など、イベントなどで公共施設や公園にて遊ぶ親子の姿も多数拝見しているところであります。しかしながら、町政執行方針に対する公明の代表質問にもありましたように、阿蘇公園をはじめとした公園遊具は現在も修繕がなされていないまま危険な状態でとどめ置かれている状態が散見されております。コロナウイルス感染対策により3密を避け、外出自粛が浸透したことで遊具自体を使用することもなく修繕が進まなかった現状もあったかと思われます。来年度の一般会計予算におきましては、阿蘇公園の修繕を計上しているところであり、また公明の代表質問に対する町長の答弁においては令和7年度に当別町公園施設長寿命化計画の計画変更を示しておりましたが、現状における遊具の破損状況を鑑みると危険性が高く、早急に修繕更新等、整備するべきと考えます。町長にお伺いをいたします。阿蘇公園以外の公園遊具の修繕、更新について現段階での計画やお考えはあるかを改めてお伺いをいたします。また、佐藤立議員の一般質問にもありましたように、その修繕更新においては年齢や障がいのあるなしにかかわらず全ての子どもたちが安全、安心に遊べるインクルーシブ遊具の導入が望ましいと考えます。さらに、公園には大規模災害が発生した際の一時避難場所として指定され、その機能を有しておりますが、災害対策の資機材や飲食料の備蓄、貯水槽、こんろに転換できるベンチなどを整備した防災公園としての機能も併せ持つことが望ましいと考えます。町長にお伺いいたします。インクルーシブ遊具と防災機能を兼備した公園の整備についてそのお考えはあるか、繰り返しになりますが、お伺いいたします。次に、現庁舎の継続使用における課題についてお伺いをいたします。当別町では老朽化した庁舎の新築移転を検討委員会を組織して継続検討してきたところでありますが、令和6年2月に当別町新庁舎建設検討委員会検討報告書においてその基本方針が示されました。ここで添付資料を用意いたしました。資料1に基づいて説明をいたします。その内容として、まず新築を基本方針としつつ、現庁舎の耐震化に向けた検討状況による耐震補強の方向性を踏まえ、今後も継続した検討が必要であるとし、その整備方針の3項目めに新築までの期間は現庁舎の耐震性の確保が優先事項となるため早急に調査を行い、耐震補強に向けた検討を進めることが必要と考えると示されました。基本方針を採用することとなると、この現行庁舎を補修して継続使用することとなるわけですが、耐震補強だけではなく庁舎内の環境改善も同時並行で行う必要があると考えます。さて、町長の年頭挨拶においては、労働環境の改善やトイレの改修などについて言及され、町政執行方針において現庁舎の耐震化の検討を示し、令和6年度一般会計予算において修繕費として766万5,000円が計上されておりますが、私が令和5年3月の当別町議会定例会一般質問で質問した冷房設備の設置もその必要性、優先度は高いと考えます。また、冬期の寒冷環境も同様、職場環境を苛酷なものにしていることは言うまでもありません。町長にお伺いいたします。今後も現庁舎での勤務を続ける職員に対する労働環境の改善は急務であると考えます。施設の全般的な環境整備の方針について町長のお考えをお伺いいたします。次に、災害時の通信インフラ確保についてお伺いをいたします。元旦に発生した令和6年能登半島地震では、家屋倒壊、津波、土砂崩れ、地震に起因する火災など、能登半島を中心に甚大な被害が生じました。同2月28日現在、死者241人、負傷者1,249人、家屋の倒壊や損壊は4万6,568棟に上り、本当に甚大な被害だったことを示しています。現在も1万人を超える被災者が避難生活を強いられている状況です。本件は半島という特有の地形が復旧に時間を要したこともありますが、特徴的なものとして通信インフラの寸断による影響が挙げられます。土砂崩れによる通信回線ケーブルの破断や停電による電力喪失で携帯電話中継基地局の電波が送波できなかったことなどにより現地情報の収集、集約が遅れ、被害の把握に時間を要したことも被害の全容把握に時間を要した要因となっています。同2月28日時点でも固定電話や光電話、携帯電話の電波については一部不通や制限がかかっている状態が続いております。電力や通信インフラについては、基本的に設置企業により復旧を目指すものでありますが、復旧に時間を要することは容易に想像できるわけで、通信インフラの確保は自治体としてもサブシステムを整備することが重要であると考えます。町長にお伺いいたします。もし当別で災害により通信インフラの障害が発生した場合、その確保についてどのような対策を講じているか伺います。次に、添付した資料を基に質問いたします。まず、資料2、2ページを御覧ください。写真は今年1月18日、JR太美駅前の電話ボックスを撮影したものです。御覧のとおり雪に埋もれ、電話ボックスにたどり着くことすら困難な状況でした。この状況を鑑み、同20日、町内14か所の電話ボックス、全電話ボックスを調査いたしました。一部抜粋ではありますが、そのほかの地点の写真も掲載をしておりますので、御覧ください。この中で太美駅前同様、雪で埋もれ利用困難となっていた電話ボックスはJR当別駅前の電話ボックス、5ページに参照しておりますが、太美駅前の電話ボックスでした。調査の結果、全14か所ある電話ボックスで使用が困難と確認された箇所は以上2か所のみでした。その他は除雪がなされ、入室できる状態となっていました。この状況を踏まえまして、設置者であるNTTに除雪の取扱いについて問合せをしています。メールにて回答をいただいており、その中では連絡をいただければ除排雪作業は行うとのことでした。その結果、資料3のとおり同20日には太美駅前の電話ボックスの除雪が履行されたような状況であります。町長にお伺いいたします。緑風会の代表質問に対し町長も答弁しておられましたが、デジタル田園都市構想を掲げる当別町としては、5G整備などデジタル強靱化をしているところでありますが、それらの通信手段が不能となった際にいざというときには公衆電話の使用も視野に入れておく必要があると考えます。災害時の通信インフラの確保の観点から冬期における電話ボックスの除排雪方針について町長のお考えを伺います。以上、一般質問1回目になります。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
角田議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、阿蘇公園以外の都市公園の遊具の補修、更新についてのご質問でありますが、会派公明、佐々木議員の代表質問にもお答えしたとおり、町では国の補助制度を活用すべく平成27年に遊具等の劣化の状況ですとか、耐用年数を考慮し、長寿命化計画を策定をいたしました。本計画は当初計画より10年が経過することから令和7年度に改めて点検をし、計画変更を行う予定としております。また、長寿命化計画に基づかない都市公園等の施設につきましては、引き続き地域の声を聞きながら計画的に進めてまいります。次に、インクルーシブ遊具についてでありますが、佐藤議員の一般質問でも答弁したとおり、町といたしましては多様なユーザーのニーズを尊重した施設、遊具の整備は必要なものであると考えておりますので、今後の公園整備においては誰もが安心、安全に集える環境づくりを地域の意向に配慮して進めてまいりたいと考えております。また、防災機能を兼備した公園についてでありますが、当別町地域防災計画と整合を図り、有効性や実用性を十分考慮して検討してまいりたいと考えております。次に、現庁舎の継続使用における課題についてのご質問でありますけれども、現庁舎の耐震化の検討につきましては代表質問等で既に答弁しておりますが、令和6年度に実施する調査と手法、検討を基に判断を行うものとなります。現庁舎の活用中においては新庁舎の建設を見据えた中でも職員の労働環境に最大限配慮するため、簡易的な冷暖房機器等を使用するなど過大な二重投資とならないよう工夫を講じてまいりたいと考えております。次に、災害時の通信インフラの確保についてのご質問でありますけれども、どのような対策を準備しているのかとのご質問でありましたが、災害により通信障害が発生した場合は町が所有する衛星電話を利用して、町から北海道総合通信局へ移動通信機器や移動電源車などを借り受けるとともに、通信手段確保のための各種支援を関係機関に要請することとしております。次に、電話ボックスの除排雪方針についてでありますが、議員ご指摘のとおり電話ボックスの除雪はNTTが管理していると承知しておりますので、町としての対応は特段考えてはおりません。今後もNTTが状況に応じて管理していただけると思っております。以上、角田議員の一般質問に対するお答えといたします。
質問 1番 角田広佑
ご答弁ありがとうございました。まず、公園遊具については分かりました。子どもたちが待ち望んでいますので、何とぞよろしくお願いしたいと思います。現庁舎の継続使用につきましても、質問につきましてですが、そちらのほうも現状二重計上にならないというところの配慮をするというところで話は以前からも伺っております。その点についても、この点につきましては常にこちらのほうでも見ていきながら、監視したいと思いますので、ぜひ進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。それで、災害インフラに関しての質問ですが、まず1個目のその通信インフラ確保についての再質問をさせていただきます。災害時の通信インフラですが、現行の当別町第6次総合計画におきましても災害に強いまちづくりプロジェクトにおいて最適なICTなど多様な情報環境を活用した災害時等における迅速な情報伝達手段拡充の検討が示されているところでありまして、災害時における情報手段の確保についても防災における重要な視点の一つであるということで町長も認識されているということを分かりました。ただ、先ほど述べたとおり通信手段の寸断、ブラックアウトが発生するとその手段も形骸化するおそれがありますし、そのためにも実はネット通信によらないサブシステムの確立は行政だけでなく、自助の段階から住民一人一人の意識の醸成が必要であると私は考えます。一例を申しますと、先日とあるイベントで防災のトークセッションがありまして、疾患を抱えた方の服薬に関する話がありました。その中でお薬手帳の情報の多元化という点を提案されていました。内容としては、お薬手帳の内容をコピーして財布に入れておく、もしくはスマホに写真を撮ってデータを保存するというやり方を提唱していました。昨今お薬手帳って今アプリで管理している方もいらっしゃるのですが、あれデータ管理はクラウドなものですから、電波通じないと意味がないのです。電源がなくなるともちろんそうですし。要はデジタルとアナログのハイブリッドで備えが必要であるという提言がありました。これは非常に大変有用だと私は考えております。ここで町長に再質問いたします。来年度、地域での防災訓練等を随時開催するということで委員会等でも伺っておりますが、ブラックアウトを経験している北海道だからこそ通信障害も加味したハイブリッドの災害対策を広く町民の皆様にも認識していただく必要があると考えます。町長のお考え、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 後藤正洋
お時間をいただきまして、ありがとうございます。角田議員の再質問にお答えをさせていただきます。災害時の通信インフラの確保という点でありまして、今ほどお話がありましたようにネット通信ですとか、あるいはいわゆるハイブリッドといいますか、デジタルとアナログを融合させて、お薬手帳の話もされましたけれども、それをデジタルでいわゆる写メに撮っておいて保存しておくと。そのためにはバッテリーがなくなってしまっては困りますので、そういった点では非常用の電源を備えているところに避難をしていただくですとか、そういったことは考えておりますし、また一頃は公明党さんのほうからも冷蔵庫の中に自分の今までの問診ですとか、投薬のあれですとか、そういったものを入れておいて救急車を呼んだときに出すですとか、あるいは非常のときにそれを持っていくですとか、そういったこともありましたが、そういったアナログとデジタルを組み合わせるような形で対応するということは重要な視点だというふうに私も思っております。そこで、町としてどう対応するかという点については具体的に部長のほうから答弁させますので、よろしくお願いいたします。
答弁 総務部長 長谷川明
ただいまの角田議員の再質問に対するご答弁を申し上げます。ただいまのご質問は、例えばということで恐らくアナログとデジタルのハイブリッドの例としてお薬手帳というようなお話をされたかと思います。あくまでも自助に関する部分の普及啓発というような趣旨だと捉えてご答弁を申し上げますが、これまでも当別町におきましては地域に出向きまして出前講座を各所で開催をさせていただいてきてございます。コロナの間にこれが幾分ちょっと足が止まったところがございましたが、次年度からは改めてここを強く発信をしていきたいというところで捉えてございました。これまでも自助に関する情報共有、万が一のときに備える心構えといったことを地域に出向きましてるる説明もさせていただき、またご質問もいただき、お話を深めてきたところでございますが、ただいま角田議員が事例として出されたことに関しましては、今までの、今お時間をいただいていた間に担当に確認をいたしましたけれども、こういった部分に触れてきたことはなかったというようなことでございましたので、今後研究を進めて、より実のある講座となっていくように地域に展開をしていきたいと考えているところでございます。
質問 1番 角田広佑
丁寧なご答弁ありがとうございます。先ほどの冷蔵庫に入れるというのは、ケアマネジャーが担当の高齢者にやったりというのは私も実は経験があって、いろんな保険証だとか、お薬手帳だとか、そういったものを全部入れて冷蔵庫に、分かるところに置いておいてねというのはやったことがありますので、ああいった手段というのは非常に。ただ、冷蔵庫が開かなくなることもあるので、いろいろ手段というのは研究が必要かなとは思います。ありがとうございます。今回能登半島地震でいろいろ今までの災害対策、防災のセオリーが通じないものがいっぱいありましたので、新しい知見の防災対策は必要だと思っております。町としてもその辺りしっかりと取り組んでいただきたいと思います。質問は以上になります。最後に、12月定例会におきまして町長へもっと元気な当別を発信してほしいと質問をしたのですけれども、当別町の観光協会のインスタグラムで2月のあそ雪の広場のPRを町長自らの声で発信してくださいました。ちょっと表情硬かったかなとは思うのですが、そういったところで大変うれしく思っております。今月23日にも団体臨時列車、ロイズ2周年の列車がやってまいります。これからも町の魅力発信であったり、町長自ら積極的にPRしていただきたいと思います。私もそれらをシェアしながら、自らも様々な情報発信をし、元気な当別をPRしてまいりたいと思います。それをお誓い申し上げて、私からの一般質問以上とさせていただきます。どうもありがとうございました。