当別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日
(1)ふれあいバスのバス停留所移設について/(2)福祉と教育との連携について
2023年6月22日、当別町議会の一般質問で、五十嵐信子議員が「ふれあいバスのバス停留所移設について」「福祉と教育との連携について」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子、企画部長 三上晶が答弁しました。
- 質問者
- 五十嵐信子 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子、企画部長 三上晶
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 五十嵐信子
ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして2項目、1つ目はふれあいバスのバス停留所移設について、2つ目は福祉と教育の連携について質問させていただきます。初めに、ふれあいバスのバス停留所の移設についてお伺いいたします。公共交通の利便性については、町民のお声から何度も質問をさせていただきました。令和4年3月定例会においての答弁では、公共交通の充実、確保は生活の質の向上だけではなく、定住人口の増加の要因となるなど持続可能な町の構築に不可欠、さらなる利便性向上を目指すとのことでした。今年4月には新たな地域公共交通計画、公共交通マスタープランが策定されました。当別町の公共交通の現状、問題点、そして課題の克服に向けて町民の皆さんのご意見と協力を得ながら、持続可能でさらに親しまれる地域の公共交通になるよう期待しております。質問の1点目は、以前よりあいの里の住宅街にふれあいバスのバス停が設置されているが、乗り降りされる方をあまり見たことがなく、利用される方は少ないのでは。実際はどのようになっているのかとの意見が寄せられております。その一方で西当別地区に開業されたスウェーデンヒルズ耳鼻咽喉科前にはバス停が増設され、便利になり、とても助かるとのお声も聞かれます。自動車免許を返納された方も移動にはなくてはならないふれあいバスです。バス利用者が増加していかなければ、持続が難しくなってくるのではとの心配の声も聞かれます。利用増加を目指して、実際の利用状況などのデータを取り、利便性が高まる可能性のあるJRあいの里公園駅前や病院付近などへ移設してはどうかと考えるが、お伺いいたします。質問の2点目は、現在設置している札幌市において当別町のバス停移設に伴う問題や課題はどのようなことが考えられるのかお伺いいたします。2つ目は、福祉と教育の連携についてお伺いいたします。こちらは、幼児、児童生徒において発達障がいや障がいのある子どもたちへの支援や不登校、ヤングケアラーへの支援も特定の担当部署だけではなく、切れ目のない連携、そして当事者と心が通い合う相談支援体制が重要であることから、子育て世代包括支援センターや通級指導教室を含む教育現場、子ども発達支援センター、放課後等デイサービスなどとのさらなる連携強化を目指して質問させていただきます。質問の1点目は、家庭と教育と福祉の連携として、平成30年に文科省、厚生労働省より各自治体へ教育と福祉の一層の連携等の推進についてとの通知がなされていると聞いておりますが、町の見解と現在までの取組状況をお伺いいたします。2点目ですが、小中高等学校の不登校の児童生徒数が急増し、約30万人となる中、文部科学省は令和5年3月31日に誰一人取り残されない学びの保障を社会全体で実現していこうとCOCOLOプランを発表いたしました。それを受けて、今回のCOCOLOプランではスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが関係機関等と連携して保護者を支援すると明記されておりました。当別町においても今年度よりスクールソーシャルワーカーの配置が実現し、活躍を期待しているところでございます。初年度はどのような課題を持って取り組まれているのかお伺いいたします。3点目ですが、令和3年度、道の調査によりますと公立小中学校における不登校児童生徒数は、前年度に比べ小学校で525人、中学校で1,066人、全体で1,591人と増加しているとのことでした。長引く新型コロナウイルスの影響とも言われておりますが、果たしてそれだけの理由でしょうか。勉強についていけない、またからかいやいじめにより登校できなくなる場合も少なくありません。不登校となっている子どもたちも学校に行きたいが、教室に入れない。保護者も行かせてあげたいが、行けないと、様々心に不安や悩みを抱えていらっしゃるのではないかと思います。COCOLOプランの中にも自分のクラスに入りづらい児童生徒が落ち着いた空間の中で自分に合ったペースで学習、生活できる環境を学校内に、校内教育支援センター、スペシャルサポートルーム等の設置を促進とありました。不安を抱えていらっしゃる保護者、そして心に葛藤を抱え過ごしている子どもたちが教室以外で安心して過ごせる居場所が必要と考えますが、当別町においてはどのようなことが考えられるのかお伺いいたします。また、気持ちに変化が現れ、学校に行けるようになったとしても、長期間のブランクに勉強が分からず不安になるそうです。せめて学習面においては1人1台のタブレットを有効活用し、自宅をはじめとする多様な場と教壇をズームでつなぎ、授業を受けられる方法なども考えてはどうか見解をお伺いいたします。以上で1回目の質問を終わります。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
五十嵐議員の一般質問にお答えをさせていただきます。初めに、ふれあいバスのバス停留所移設についてのご質問でありますけれども、まずバス停留所についてより利便性が高まる場所へ移設すべきとのご提案につきましては、全く私も同感でございます。昨年度地域公共交通計画策定の際に調査員がバスに同乗し、属性ですとか、あるいは利用状況の調査を行っておりますので、その結果を基に議員ご提案のあいの里エリアを含め、よりふれあいバスの利便性向上につながるよう当別町地域公共交通活性化協議会に対しまして停留所の移設とそれに伴う路線変更の検討を促してまいりたいと思っております。次に、バス停留所移設に伴う問題や課題について何が考えられるのかというご質問でございますけれども、新たなバス停留所につきましては、道路管理者ですとか、あるいは交通管理者と協議の上、道路交通法などで定められた規定に沿って設置することとなるほか、住宅が並ぶ地域の歩道へ設置する場合は近隣住民との協議ですとか十分な配慮の下に、地域の理解を得た上での設置となると考えております。なお、これらは町内外問わずに必要となる手続でありますので、議員ご質問の札幌市においての課題は特にないものと考えております。以上、五十嵐議員の一般質問に対する私からの答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
それでは、五十嵐議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、教育と福祉の連携についてのご質問ですが、現在の取組状況としましては、必要に応じて子ども発達支援センターと各学校、認定こども園などが意見交換を行っておりますし、いわゆる1年生ギャップをなくすための幼保小接続プログラム推進会議においても地区ごとの学校と認定こども園が意見交換する場を設けています。また、保健福祉課が所管する子育て支援連絡会では、子育て支援センター、子ども発達支援センターの各担当職員が参加し、意見交換を行うなど、各関係機関と連携し、情報共有を図っているところです。なお、情報共有を行う際には、ご本人及び保護者にとって大変デリケートな部分でありますので、十分配慮した上で行っております。今後においても関係機関との連携を図りつつ保護者にとって相談しやすい環境を整え、家族に寄り添った体制づくりに努めてまいる所存でございます。次に、スクールソーシャルワーカーの初年度の取組についてのご質問ですが、子どもたちを取り巻く環境や問題が多様化、複雑化する中、子どもたちの心と悩みに加え、家庭や友人関係を含めた環境へのアプローチが課題であると考えております。初年度はスクールソーシャルワーカーの役割を周知し、困り感を抱えている子どもたちの現状やニーズの把握に努めながら、家族に寄り添い、定期的な家庭訪問や教育相談、保護者と教職員との橋渡しを行うなど支援の充実に努めております。次に、不登校等の対応に関わるご質問ですが、議員ご指摘のとおり、学校内において教室以外でも子どもたちが安心して過ごすことのできる居場所は必要であると考えております。今年度学校とも協議を開始し、校内の別室を活用した支援について、人の配置や場所などの課題も含めた検討を行っているところです。また、1人1台を活用した授業配信については、子どもの支援ニーズに応じて既に学校と連携を図りながら実施をしているところです。今後導入されるAIドリルなど、ICTも含めた支援の充実に努めていく考えです。以上、五十嵐議員の一般質問に対する答弁といたします。
質問 8番 五十嵐信子
前向きな答弁ありがとうございます。町長からバスの停留所の移設について全く同感であるという心強いお話をいただきました。2点目の質問なのですけれども、特に札幌市において問題はないということで、これは実現が可能になることなのかなというふうに思いましたけれども、これは時期的なものとか、そういうものは考えられているという、分かる範囲で答えられればよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 後藤正洋
五十嵐議員の再質問にお答えをいたします。札幌地区の停留所等々については、利用状況ですとか、そういったニーズに合わせた形で変更をするということは必要なことだというふうに思っておりますので、先ほど答弁したとおりでございます。ただ、それをするためのいろいろな手続がありますので、その手順に沿って行っていくということになりますので、今すぐ路線変更するということはかないません。ただ、その手続については、具体的に事務方のほうで、恐らく来年の春以降となると思いますけれども、その手続等々の手順についても今事務方のほうから具体的に説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
答弁 企画部長 三上晶(企画部長は2023年12月まで)
五十嵐議員さんの再質問にお答えいたします。ただいま町長のほうから先に来年の春頃というお話でございましたけれども、まず地域公共交通活性化協議会でそれぞれ全体のバス停ですとか、今議員さんからお話のあった部分も含めて検討、検証させていただきます。あと、町長の答弁にもありましたけれども、警察ですとか地元の協議ですとか、最終的に協議会のほうからバス停を移設するということになりますと時刻表、バスのそれぞれの動きが時間が変わってきますので、そういった作業を踏まえますと多分通常でいきますと時刻表の改正、先ほど町長のお話もありましたけれども、大体年度替わり、春頃にそれぞれ時刻表と併せてバス停を移設するという形が今考えられる順調にいった場合のスケジュールかなということで現段階では想定しております。以上です。
質問 8番 五十嵐信子
ありがとうございます。春に向けて検討していただけるということで、本当に期待しております。あいの里の東光ストアの前からも、バス停が変わって東光ストアからも乗れるようになりましたけれども、協議会で検討するというお話でしたので、ひとつお話ししたいのですけれども、あいの里教育大の駅前にも前あったことで、向こうの東光ストアのほうに移設されたときにそれがちょっとよく分からなくて、駅前で待っていて乗れなかったというお声もありましたので、移設に関してそういうことがありましたら、何かバス停に案内をするとか、皆さんに分かるような丁寧な周知のほうよろしくお願いしたいと思います。次に、教育のほうで質問させていただきます。教育長のほうから質問の1点目で連携について意見交換の場とかも設けていらっしゃるということでお聞きしました。私のほうもそういう場があるということはお聞きしていますけれども、連携というところで、発達支援センターで相談に行って、次自分の子どもがどういう特性があるのかということで病院に行ったりだとかしてそういうのを認定されたときに、例えば幼稚園に行ったりだとか、小学校に上がったりだとかしたときに、その特性が先生たちのほうに十分に理解されているのかというところで、お母さんたちが1か所1か所にもう一度説明をしなければいけなくて、そういうことがあるということはお聞きしていたので、先生たちもお仕事のほうもすごく大変なのも理解しておりますけれども、やはり福祉との連携も含めて、生まれたときから、お子さんの出生のときから福祉部で関わっていて、健診のときに異常がもし認められたときに不安になっているお母さんたちの相談を受けるわけで、そこから今度教育のほうに、発達支援センター行くわけです。そのときの連携だとか、そういう部分もしっかり行っていただくと、されているとは思いますけれども、十分にそこのところを、お母さんたちやっぱり日常で子どもを育てるのに目いっぱいになっていることもありますので、そういう不安をしっかりと解消していただくために、さらなる連携の強化をよろしくお願いしたいと思います。その点もう一回答弁お願いいたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
今お話しをいただきました学校就学前の聞き取りのところと、それから学校へ入ってからの聞き取りの部分で同じことを何度もお聞きするようなことがあるということ、それに対するご不便を感じていらっしゃるということよく分かるのですけれども、実は学校は教育という部分で先生がお聞きしたい部分について、細部について求めるものが多少違ったり、それからプライバシーのことがありますので、1回お聞きしたことをこちらサイドの都合によって共有していいものと、それからもう一度保護者からお聞き取りをしなければならない部分とあるというふうに受け止めております。いずれにしましても、利用者の方々がなるべくご負担なく、そしてご不安が解消されやすいような受け止めのできる連携を図ってまいりたいというふうに思いますので、どうぞご理解をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いをいたします。
質問 8番 五十嵐信子
ありがとうございます。2つ目の質問でソーシャルワーカーの件なのですけれども、ここは橋渡しということで、利用者のニーズに寄り添いながら橋渡しを務めていくということで、本当にお母さんたちからしてみたらすごく心強いと思います。コーディネーターとしての役割ということで、例えば何か相談のときにそのコーディネーターさんというか、ソーシャルワーカーさんが中に入って両方の聞き取りをしていると思います。なので、そこに一緒に入って相談を受けたりだとか、そういう個々のプライバシーもありますので、なかなか言えることと言いたいけれども、言えないとか、様々な気持ちというのがあると思うのですけれども、その仲介役といいますか、そういうふうな形で入っていただいて、このスクールソーシャルワーカーにしっかり相談できるという体制になっていくのかなというふうに思うのですけれども、その点はそういうふうな認識でいてもよろしいでしょうか。もう一度答弁よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
ただいまご質問のありましたとおり、スクールソーシャルワーカーには非常に多岐にわたる機能がございます。そして、専門的な知識を持っておりますので、そういう中でそれぞれの関係機関とつなぐ役割、これは大事なところだというふうに思っております。
質問 8番 五十嵐信子
教育長もそういう認識であるということですので、ぜひこれからも応援団としてよろしくお願いしたいと思います。それと、3点目なのですけれども、ニーズに応じて1人1台のタブレットということで、実施しているということでありましたけれども、どのような場面で使われているかということと、これは教壇とズームとかはつなげていらっしゃるのかということをもう一度お話よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
これは、学校から必ず一方的に配信しているということではございませんで、ご家庭の環境だったり、それからお子さんの状況だったり、希望だったり、そういうことに合わせまして学校と協議をした中で、学校が最善の方法としてそういう形が望ましいということであれば対応していくという形を取っております。
質問 8番 五十嵐信子
一人一人に寄り添って、そういうことをされているということ分かりましたので、これからもよろしくお願いいたします。最後に、やはり保護者の方は障がいが分かったり、またグレーでどっちつかずですごく悩まれている方は心に秘めていらっしゃると思います。ですので、本当にこういう連携というか、特性をしっかり理解して、教育と福祉でなかなか難しい部分は私は理解しておりますけれども、人として関わりというか、寄り添いというか、そういうことにいま一度努めていただけるといい関係がつくれていくのかなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上で終わります。