みんなの議会

当別町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月20日

(1)3歳児健診屈折検査について/(2)リトルベビーハンドブックについて/(3)スクールバスの通年利用について

2022年6月20日、当別町議会の一般質問で、佐々木常子議員が「3歳児健診屈折検査について」「リトルベビーハンドブックについて」「スクールバスの通年利用について」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 本庄幸賢が答弁しました。

質問者
佐々木常子 議員
答弁者
町長 後藤正洋、教育長 本庄幸賢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 佐々木常子

おはようございます。議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。初めに、3歳児健診における屈折検査についてです。当別町においては3歳児健診の視覚検査において今まで問題はなかったとお聞きしていましたが、しかし保護者の方たちのお話をお聞きしたところ、健診では擦り抜けてしまったが、親戚の方の指摘により病院に行ったところ異常が見つかり治療を始めた方や、友人や自身の気づきで病院に行った方、就学してから病院に行き、もっと早く来てくれればと言われた方もおられました。また、小さなお子さんのいる方たちからも、そのような検査があるのであればぜひ導入してほしいとの声も多く聞こえてきています。屈折検査機器は高額でありますが、厚生労働省では乳幼児の弱視等は早期発見することで治療が可能であり、屈折検査は重症化しやすい片眼性の弱視等を検出するのに優良であるとのことから、令和4年度、市町村が屈折検査機器の導入をする際、機器の購入費を半額補助する事業を創設しております。3月の参院予算委員会で後藤茂之厚労相は、屈折検査機器の導入をしっかり促していきたいと答弁されておりました。3歳児健診の視覚検査では事前に各家庭で視力を調べ、問題があれば健診会場で医師らが検査することが多い。しかし、子どもでは自分の目の状態を正確に説明できなかったり、保護者が見逃したりする例があり、日本眼科医会が屈折検査の必要性を訴えておりました。近隣では江別市、千歳市、石狩市が既に導入しております。他の市町村でも前向きに検討しているところもあるようです。当別町においてもぜひ子どもたちのために導入をしていただきたいと思います。お考えを伺います。次に、リトルベビーハンドブックについて。早産などで2,500グラム未満で生まれた子どもは低出生体重児と言われております。さらに、1,500グラム未満で生まれた子どもは極低出生体重児と呼ばれています。一般的な母子手帳では、低出生体重児らへの配慮がありません。発育曲線のグラフの体重は1キログラム、身長は40センチからです。保護者の記録なども、寝返りをしますかなどの欄もいいえが続いてしまい、記入が苦痛になってしまう場合もあります。月齢ごとの発達の目安や成長過程が違うため、記録できず精神的負担になる場合もあるようです。手帳に記載されている平均的な身長、体重などよりも自身の子どもの成長が遅れるため、不安で落ち込んでしまうこともあるようです。心配で思い悩む日々だったとおっしゃられるお母さんの声もお聞きしました。そのお母さんたちの心に寄り添い、低出生体重児の発育曲線や先輩ママからの成長のペースを人と比べる必要はないなどとの助言が載った冊子を用意することは必要だと思います。小さく生まれた赤ちゃんの育児に悩んだり、つらい思いをしている親の思いを冊子を通して支援していく。リトルベビーハンドブックは赤ちゃんもママも一人にさせないというツールであります。産後ケア事業も本年から始まりましたが、このような冊子も大切で重要だと思います。お考えを伺います。スクールバスの通年利用について。4月にとうべつ学園が開校して誠にうれしく思っています。子どもたちの喜んで通っている姿に保護者の方たちも、地域の方たちも喜んでおられると思います。子どもたちは、それぞれの環境や状況によって徒歩通学、自転車通学、スクールバスでの通学などをしています。今までより通学距離が長くなった子どもたちや、保護者の方たちは心配も増えた方もおられるようです。スクールバスですが、現在通学距離が2キロ以上の1、2年生は利用できますが、3年生以上は冬期間のみということになっています。また、3年生以上でも自転車の扱いが心もとない子どももいるようです。2キロ歩けば40分以上かかってしまうので、無理をして自転車で通うという子もいるようです。保護者の方は非常に心配しております。文科省の平成31年度「少子化・人口減少社会に対応した活力ある学校教育推進事業」を受託した東京藝術大学の研究調査によりますと、スクールバスで通学している小学生は、睡眠時間が8時間から9時間と徒歩通学や自転車通学の子どもより長いと報告されています。また、朝学校に行きたくないと思う回数もスクールバス通学の子どものほうが少ないと報告されております。また、登下校時に怖いと思う頻度もスクールバス通学の子どものほうが少ないと報告されております。文科省のスクールバス導入の理由には遠距離の登下校と安全、安心の確保とありました。冬期間と同様に6年生までは通年スクールバスを利用できるようにしていただきたいと思います。ぜひ保護者の方たちの心配の声を受け止めていただきたいと思います。お考えを伺います。以上で1回目の質問を終わります。

答弁 町長 後藤正洋

大変失礼しました。それでは、佐々木議員の一般質問にお答えをさせていただきます。初めに、3歳児健診での屈折検査についてのご質問でありますが、これまで町において屈折検査についての情報収集に努めてまいりました。その結果、他自治体の導入実績から早期治療につながる成果が確認されており、屈折検査の有効性が高いと認識をしております。よって、屈折検査導入による3歳児健診での視覚検査の精度を上げることは、子どもたちの健康を重視した子育て施策の充実につながるものと考えますので、国の補助要綱の動向も見定めながら、導入や視覚検査の実施方法の見直し等について検討をしてまいりたいというふうに思います。また、ベビーハンドブックについても今回佐々木議員のほうからは子育て支援という形でいろいろとご質問をいただきました。私も就任当初、所信表明の中で子育て支援をしながら少子化対策を進めて、そして人口減少に何とか歯止めをかけたいということを掲げさせていただいておりますので、このことにつきましては前向きに、積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っております。ただ、後ほども申し上げますけれども、大問題であります人口減少を止めるための施策の中で少子化対策というのは重要であるというふうに思っておりまして、ただ少子化というのは子育て支援だけすれば解消できるというふうには思っておりませんので、そういった点では対処療法的なことはいろいろと施策として行っていきますけれども、根本療法としての少子化対策あるいは人口減対策というものを視野に入れながら今後対応をしてまいりたいというふうに思っております。それで、リトルベビーハンドブックについて答弁をさせていただきますけれども、早産等により生まれた低出生体重児、2,500グラム以下というお話もありましたけれども、保護者が心配や不安から育児上の悩みを抱えやすい傾向にありますので、町としては保健師による家庭訪問ですとか、あるいは医療機関との連絡など必要に応じたきめ細やかな対応を実施しているところでもあります。佐々木議員ご発議のリトルベビーハンドブックの活用につきましては、不安を抱える保護者にとって心の支えとなるツールの一つと考えますが、低出生体重児は発達や健康に関するリスクが高く、産科、小児科などの医療機関や療育機関など入院から退院後を含め関係機関の連携した支援が必要となります。そのためハンドブックにつきましては、町独自で作成をするというよりも、広域の医療機関等で活用できるよう統一されたものが必要であるというふうにも考えております。実際に当事者であられます保護者の方が北海道に要望したという報道もありますので、町としても道に対して要望をしていくということを心がけていきたいというふうに思っております。以上、私からの佐々木議員の一般質問に対する答弁といたします。

答弁 教育長 本庄幸賢(教育長は2022年9月まで)

佐々木議員の一般質問にお答えいたします。スクールバスの通年利用についてのご質問でありますが、当別町のスクールバスはご承知のとおりスクールバス管理運営規則により運営されております。この規則は国の定めに準じてつくられており、距離にあっては徒歩通学基準の小学生おおむね4キロ、中学生おおむね6キロを採用しています。しかしながら、国は豪雪地帯地域の特例、これは降雪期のみ距離を2分の1とするというものでございます。それと、小学校1、2年生の特例という2つの特例を設けておりまして、当別町もこれにより冬期間中のみ小学生で2キロ、中学生で3キロというふうに定めていますし、小学校1、2年生は通年乗車を認めているというところでございます。議員ご発議のような通年での利用を認めた場合、国の基準を超えることになり、それによって国からの支援が受けられなくなるということにもなります。また、それ以上に通年利用ということになりますと、子どもの体力低下につながるおそれもありますし、自らの安全は自らが守るという人としての基本的な能力も育ちにくいのではないかなというふうに思います。さらには、成長過程で貴重な経験となります登下校時の友達や地域の人たち、自然との触れ合いも多くの子どもに味わってほしいと私は強く思っています。したがいまして、子どもたちの成長の面からも、スクールバス運行につきましてはこれまでどおりといたしたいというふうに考えております。なお、特別な事情がある場合はこれまでも保護者や医師、学校などの意見を踏まえて対応してきておりますので、ご承知ください。以上、佐々木議員の一般質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

質問 2番 佐々木常子

教育長にスクールバスの件なのですけれども、確かに補助とかの条件があるというふうには伺っています。町所有でも1台所有しているということで、これを購入するときには半額の補助が受けられなくなるのだというふうには伺いました。ここでこれは本当にどうしようもない部分であって、非常に残念で、ぜひ国のほうに改善していってほしいなと私自身も思っています。去年全員スクールバスでというような要望が、事故がたくさんあったときに当時の萩生田文科相が全員乗せていくというのは無理だけれども、地域に合わせてやっていきたいというふうに答弁されておりました。先日私自身が丁字路で下校途中の自転車通学の子どもと出会いました。曲がってきて、右に左にと揺れて運転しておりました。やはりすごく危険だなというふうに感じました。本当にやっぱりこういう部分であると、さっきの体力の話がありましたけれども、体力よりもやっぱりほかのいろんな調査のことのほうがすごく勝っているのではないかなというふうに思いますし、万が一を防ぐためにももうちょっと、せめて3年生までとか、4年生までとかという、そういうような発想にはならないでしょうか。少しまたちょっとご検討願いたいなというふうに思うのですが、よろしくお願いします。

答弁 教育長 本庄幸賢(教育長は2022年9月まで)

再質問ありがとうございます。通年での利用ということの質問にお答えしましたが、国からの支援が受けられなくなるからということも実際あるのですけれども、それ以上に先ほど申し上げた私の考えが大きいということで考えております。義務教育って御存じのとおり人としての基本をつくるところでありますので、危険の中にぼんと放り込むという、そんなようなことではないのですけれども、自分でそういった危機も回避していくということについては徐々につけていってあげないと、子どもたちっていずれ社会に出ていくことになりますよね。そういう状況のときにあんまりオブラートに包まれたような形で教育されると、あまりいい成果は出ないのではないかなというふうに思いますので、危険なということですとか、あるいは豪雪だということについてはその都度対応もしておりますので、特にその考えを変えるつもりは今のところ私はありません。以上です。

質問 2番 佐々木常子

分かりました。教育長のお考えは分かったのですけれども、ただやっぱり私はすごく出会った子どもとかを見ていて、非常に危険だというほうがすごく自分の中では大きいのですけれども、ぜひ父兄の方たちとそういうような、別にアンケートという形ではなくてもいいと思うのですけれども、皆さんがどういう、お母さんたちが実は物すごく不安な人たちが多かったらまた少し考える余地もあるのではないだろうかというふうに私自身は思うのですけれども、ぜひ何かこの保護者の方たちの気持ちを分かるところ、話し合う、アンケート、どの形でもいいのですけれども、何かそういうようなこともしていただけたらなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 本庄幸賢(教育長は2022年9月まで)

ただいまの再々質問ですか、にお答えいたします。私どもの門戸は開いておりますので、何か不便だとか、せっぱ詰まっているとか、そんなようなことがあればぜひ来ていただきたいなと思います。学校のほうにもそういった窓口もありますし、いろんなところで窓口を開いておりますので、これをしなければ意見を言えないなんていうことには全くなっていないはずですから、ぜひ主体的にお考えいただければなというふうに思います。以上です。

出典:当別町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月20日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる