みんなの議会

当別町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月24日

(1)町営住宅保証人について/(2)冬期間における除排雪について/(3)防災減災対策について

2021年9月24日、当別町議会の一般質問で、佐々木常子議員が「町営住宅保証人について」「冬期間における除排雪について」「防災減災対策について」について質問し、町長 後藤正洋が答弁しました。

質問者
佐々木常子 議員
答弁者
町長 後藤正洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 佐々木常子

おはようございます。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。初めに、町営住宅の保証人についてです。国土交通省では、公営住宅への入居に際しての取扱いについて2018年3月30日の通知において、保証人の確保を入居の前提とすることから転換するべきとしており、住宅に困窮する低所得者に住宅を提供するといった公営住宅の目的を踏まえると、保証人の確保が困難であることを理由に入居できないといった事態が生じないようにしていくことが必要であると発表されました。当別町においては、入居の条件に保証人が必要となっておりますが、私のほうにも五十嵐議員のほうにも保証人がいなくて困っているというご相談がありました。町としては、保証協会のご案内をしているようですが、契約時に1万5,000円、更新時1万円費用がかかります。年金生活であるなど結構な負担となります。住宅に困窮する低所得者に低廉な家賃で賃貸という公営住宅の目的が果たせていないことになるのではないでしょうか。当別町においても保証人の確保を町営住宅の入居の前提にすることから転換するべきと考えますが、いかがでしょうか。本年4月1日時点の国土交通省の調べでは、保証人を求めない自治体は23%、免除する場合がある自治体は62.1%、免除することはない自治体は24.9%となっておりましたが、この検討状況反映後、保証人を求めない自治体は23%から25.4%に増え、免除しない自治体は24.9%から21.9%に減少しました。どうしても現段階では保証人を外せないということであったとしても、高齢者、障がい者、DV被害者、生活保護者、病気罹患者、被災者など本人の努力にもかかわらず保証人を確保することが困難なときは免除をする、緊急連絡先の登録をもって入居を認めるなど配慮が必要であると思います。長い年月町営住宅に居住され、既に保証人が健在ではない場合も推測され、形骸化している場合も考えられます。また、経済的事情や障がいなど福祉の担当の方たちと連携を取ることにより、住宅困難者の問題も解決できる場合もあると思います。要配慮世帯、要配慮者に対しての在り方を検討、改善していただきたい。お考えを伺います。次に、除排雪についてお伺いいたします。前年度の大雪により大変な状況に見舞われた当別町でございましたが、新しい体制をもって取り組んでいくということで大変期待しております。豪雪地帯の当別町に住み続けていくには、除排雪の体制が非常に大事であると思います。前年度排雪がうまくいかず、変則的に道路1本のみ入ったことがありました。それにより有料で毎週行っている排雪が入れなくなりました。次の週もどうなるのか分からないということで、業者の方にお願いし、町の排雪業者と連携を取っていただき、排雪していただくことができました。先日の代表質問の答弁では、提案も要望も取り入れていただいており、大変うれしく思いました。委員会での質疑もあり、これから見直しや調整もあると思いますが、業者を増やしていくというお話がありましたが、何社を見込んでいるのか。また、増員する人員の確保は予定のうち何人くらい決まっているのか、雪堆積場を増やす場所は確保できたのか、できるだけ具体的にお願いいたします。この冬がどのような雪になるか分かりませんが、町民が安心、安全に暮らしていくための新しい体制への進捗状況をお聞かせください。また、大雪のとき、急病やけが、人工透析など定期通院等、緊急時の不安や苦情が多く寄せられました。その対応についてですが、今年度試行的に3町内会に除雪機が貸し出されるとのことですが、保管場所、使う人、保険、使う場所までの移動方法など決めなければならないことがたくさんありますが、まさに危機対策と考えれば、町民、自治会、行政とうまく連携が取れていけば安心を増やしていけるのではないかとも思いました。町長のお考えを伺います。次に、防災、減災対策、防災備蓄についてお伺いいたします。九州、四国地方では10年に1度の雨が毎年降り続き、当別町においても昨年度の大雪、そして今夏の高温と雨不足、異常気象が頻発しております。当別町の大きくて見やすい防災マップができ、大変うれしく思っております。しかし、現在残念ながらコロナ禍によりこれを活用しての研修や訓練などできない状況でありました。一昨年、乳児用液体ミルクを防災備蓄として備えていただきましたが、やはり同じように紙おむつも必要です。また、女性の生理用品や大人用紙おむつも必需品です。トイレットペーパーと同じぐらいの必需品だと思います。もちろん自身でしっかり用意をしていくものであります。しかし、いつ起きるか分からない災害に対してすぐさまないと困る必需品については、備蓄していくべきと考えます。お考えを伺います。以上で1回目の質問を終わります。

答弁 町長 後藤正洋

それでは、佐々木議員の一般質問にお答えをさせていただきます。初めに、町営住宅の保証人についてのご質問でありますが、2点の項目についてご質問をいただいておりますが、ともに保証人についてのご質問でありますので、併せて答弁をさせていただきます。町営住宅の保証人の取扱いにつきましては、各自治体の判断に委ねられており、本町においてはこれまで議会においても議論されてきておりましたが、町営住宅に入居する際には保証人を求めてきております。また、令和2年度からは、保証人が見つからない場合の対策として、法人による保証制度を設け、町営住宅に入居しやすい環境づくりに努めてきたところです。しかしながら、今後町営住宅に入居する際の条件となる保証人の対応に困難な方がさらに増加することも想定されますので、これからの保証人制度の在り方について根本的にどのような形が公平かつ適切なのか研究を進めてまいります。次に、冬期間における除排雪についてのご質問でありますが、会派清新、山田議員、会派爽新、古谷議員、会派緑風会、秋場議員の代表質問で答弁しましたとおりであります。全町内会が参画しております当別町除排雪連絡協議会において多くの意見、要望をいただいた中で、繰り返しとなりますが、住民との新しい協働の取組として、小型除雪機の町内会への貸出し、大雪時における夜間の排雪作業の試行的取組、太美地区の除雪班、排雪班の再構築や排雪のローテーションの見直しをはじめ、町のホームページによる除排雪情報の発信、雪堆積場の拡大、公園の一時堆積場としての利用などに取り組みます。その中で業者や人員の確保についてですが、業者数が増えるということではなく、現在の除排雪組合内で担当エリアや人員の配置数の再編を行い、円滑化、効率化を図ることといたしております。また、雪堆積場の確保につきましては、下川堆積場、当別太堆積場、上当別堆積場の拡大をするべく進めております。小型除雪機械の貸与の試行については、協議会で多くの声があった置き雪などの除排雪対策として今年度試行的に実施するものであり、町が除雪機械を貸与し、地域の課題解決に向けて活用していただくといった新たな協働の取組となるものであります。いずれにしましても、地域と十分連携し、課題に寄り添い、佐々木議員が言われる安心を増やしてまいります。除排雪業務は自然相手であり、様々な条件が重なり、全て同じ状態、状況ではありません。これから本格的なシーズンに入ってまいりますが、シーズン中においても連絡協議会をはじめとした各関係機関との連携を密にし、早めの判断と対応を行い、安心、安全な冬の道路管理を進め、冬期間の住みやすさ、クオリティーを向上させるよう努力してまいりたいと考えます。次に、紙おむつや生理用品等の備蓄についてのご質問ですが、災害に備えた生活必需品の備蓄につきましては、これまでも日頃から使い慣れたものを各自で備えていただくよう町民の皆さんに啓発しているところです。しかしながら、地震や集中豪雨など突発的な災害により命からがら、着のみ着のまま避難される方も想定されますので、生活必需品である紙おむつや生理用品などは、その品目や数量について計画的に備蓄するよう女性の視点を大切に進めてまいります。以上、佐々木議員の一般質問に対する答弁といたします。

質問 2番 佐々木常子

除排雪の中の最後の緊急時の話なのですけれども、先ほど述べたように私もいろいろ相談しながら進めていくことがとても大切だというふうに思っておりますが、例えば人工透析の方とかもう事前に分かっていますよね。どの方が行くというのもあるし、1日置きとかに行かなければならないということも分かっているので、そういうことを把握、個人情報の問題もあるのですけれども、そういうことも分かっておくことも大切かなというふうに思いますが、まず1つ、人工透析の方の情報とかも例えば自治会とかも協力し合うという中でも、全然知らないでいきなりよりは分かっている部分に関しては掌握していたほうがいいのではないかというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

今佐々木議員からの再質問でありますけれども、個別の案件としてそういったことも想定されると思います。ただ、町として例えば行政推進員さんですとか各町内会の福祉委員さんですとか、あるいはそれぞれ個々の当該の方がその情報を告知している、していないの状況によってどう対応できるかというのは変わってくるのかなというふうには思っています。ただ、全体として緊急時に、例えば吹雪で除排雪ができないときにその方がそこにおられるからといって町が全て対応ができるかというと、なかなか難しい部分はあるのかというふうには思います。ですから、そういった点ではあらかじめ例えば福祉の除雪サービスについてお願いをするとかということも想定はされるのですが、ただ吹雪あるいは降雪の状況によっては、それがすぐさま可能だということにはなり得ないのかなというふうには思います。なかなかそこを寄り添うということが現状では難しい部分もあるのかなというふうには思いますが、ただそういった方々に対して町がどうできるかという点では、今後協議、検討をしていくということは必要なのかなと思います。ただ、町ができることとしては限られているのかなというふうにも思っています。いずれにしましても、そういった状況ができるだけないような除排雪体制を組んでいくということが肝要かというふうに思いますので、そういった点につきましても議員がご指摘いただいた部分も含めて協議会のほうと検討をさせていただきたいというふうに思います。

質問 2番 佐々木常子

今の件は分かりました。除雪機を貸与するのも3町内会ですので、今年度に関しては本当にそこは一部分でしかなくて、ただ全体としてはそれに応じてできるだけのことをするというような、そういうような感じでいいのでしょうか。やっぱり不安を抱えている人たちは結構多いので、もちろん言ったら全部できると、そんなことは難しいというふうには思うのですけれども、いろんな場合に応じて、いろいろ相談しながら対応していくというような体制でいいのでしょうか。そういうことでいいのでしょうか、今年度。

質問 2番 佐々木常子

すみません。新たではなくて続いていました。すみません。これからいろいろ相談してくださるということはよく分かりました。ただ、今年度は、例えば今の言ったところも3町内会だけですし、今不安を抱えている方には、全部するとかいうわけにはいかないけれども、そういう不安な人たちには緊急時の場合はできるだけのことをしたいというような受け止め方でいいのでしょうかという。

答弁 町長 後藤正洋

佐々木議員のご質問にお答えしますが、議員今ご質問の中でも想定されている部分がいろんなケースが想定されるというようなこともありまして、一言で答弁するというのはちょっと私としても難しいのかなという認識はございます。今回小型除雪機の貸与につきましてあらかじめ各町内会に要望を取りましたところ、結果として3町内会だったということで、試行的に行うという答弁をさせていただいております。そういった中で、その3町内会がどのような使い方をするのかということも町としては今回見極めたいなというふうにも思っています。今議員がご心配されていますそういったことを抱えておられる個人あるいは家庭に対して、例えば町内会としてどういうような対応ができるのかということ、あるいはまた除雪そのものとして何ができるかということも総合的に協議をしていかなければならないのかなというふうには思いますが、個々の案件に対して全体の除排雪体制の中からそこだけ、吹雪ですとか雪の状況にもよりますけれども、そこだけ取り上げてするということはなかなか難しいのかなと。そういった点では、先ほど申し上げましたように、状況にもよりますが、福祉の面ですとか、あるいは町内会の方たちがどう対応されるかですとか、そういったことも含めて今後協議をしていかなければならないのかなというふうには思います。

質問 2番 佐々木常子

除排雪の件は分かりました。ありがとうございました。すみません。ちょっと戻りますけれども、1番目の質問で、町営住宅の保証人の話ですけれども、今後どういう体制にするかこれから相談していくということでしたけれども、免除を行うということもその中の可能性には入っているというふうに考えていいでしょうか。

答弁 町長 後藤正洋

今保証人に対する今後の取組の中で免除という選択肢はあるのかというお話でございました。先ほども申し上げましたけれども、入居する際の条件となる保証人の対応に困難な方がさらに増加するという前提で検討を進めていくというふうに申し上げました。そういった点では、そういったことも含めて検討をしてまいりたいというふうに思います。ただ、前段で申し上げました議会のこれまでのいろいろな議論もありますので、そういった点も踏まえながら、時代の変化に伴って、先ほどいろいろなケースを言われましたので、そういったことも視野に入れながら、総合的に検討してまいりたいと思います。

出典:当別町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月24日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる